人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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視点:


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。

非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。


現在の生存者は、ヴェスパタイン、ミッシェル、ヤニク、ペラジー、ベネット、フィリップ、バーナバス、ムパムピス、ソフィア、オスカー、イアン、ローズマリーの12名


【人】 修道士 ムパムピス

[とは言え、食堂は戦場だ!>>217
 などという事になっているなど思いもよらない。
 食堂に向かうバーナードに、何となく歩調を合わす>>225

 描きたいものを描く、ですか。
 今はどのようなものを?

[同時、絵の事が多少ということは、他の考え事……
 多分、戦の近い事に関してもあるのだろうか、と思う]

(0) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

天のお告げ (村建て人)

/*
さいころーん!

ベネット[[who]]
ムパムピス[[who]] 予備ローズマリー[[who]]ローズマリー[[who]]ヤニク[[who]](左から順に採ります)

(#0) 2011/07/01(Fri) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[パーティの計画に楽しそうに笑い]

 ミッシェルさんとペラジーさんの手料理、楽しみです。

[ペラジーを見送り、ミッシェルがオスカーを追う背に]

 気をつけて!

[そう声をかけ、自分は残った馬の様子を見ていた]

(1) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 00時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ―――5回だ!!

[反省している様子など全く伺えないヤニク>>228に、眉間の谷はさらに深くなっていく。
廊下まで響く鋭い声で怒鳴りつけた後。]

 ……ああ、漸く、だ。
 そして、我が騎士団は同じ轍を踏まないようにしたいと考えている。

[思い出したのは本題。
適当っぷりではこの男といい勝負、もしかしたら上かもしれない「あの」レッドフィールドでさえ、騎士団長となって真面目に赤の騎士団を背負って行こうとしているのだ。

 ―――そんなことを自分に言い聞かせて]

(2) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 00時半頃


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 00時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[攻め手を、と言った参謀>>235に向き直り]

 カテーリングラード参謀、我々も手を打つべきだと思ってな。

 私とディラック団長が何らかの理由で離脱した場合のことなんだが、
 今、この男に指揮権限を預けたいと考えている。
 ……貴女はどう思うだろうか。

[眼をすうと細め、ソフィアをじっと見つめた。
敢えて背後のヤニクの様子は伺わない]

(3) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

――墓地の一角――

[ともすれば見落としそうな一角に、小さな塚
暗くなって見えにくいが、ランプの光に浮かび上がる
フィリップが作った、鳥の墓標
それは墓とすら思えなかったのは、彼女は人間以外の生き物に触れる機会が殆ど無かったから]

こんな所で……砂遊び?

[彼女は、人間の上に立つ者
それはとても軽薄な心で軽薄な言葉であり
しかし逆に言えば、人間に対しては、誠実で]

明日には、開戦ですわ
どうなるのか、どう転ぶのか

わたくしの幸せは、もう、無くなってしまったのですけれども

[曖昧に、ただ曖昧に、ふ……と、微笑んだ
足はそのまま、砦の中へと戻った]

(4) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 平原 ―

[何も考えずオスカーを追いかけた。
久しぶりの愛馬の背中。風が髪を靡かせ宙を舞う。
目的地まではそう時間はかからなかった。]

 オスカー。

[愛馬から降り、佇むオスカーに静かに声をかけた。]

(5) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 回想 ―

 少しはな。ペラジーと料理は楽しみだな。
 だが私はお菓子は作れない。だからお菓子はペラジー担当な。

[微笑み顔でお互いを見やり楽しそうに笑った。]

(6) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[続いた言葉に、やはり、と思う。>>1:233
 バーナードは戦闘の部隊にも配備されているのだったか、
 と少し考えを巡らせた]

 不安になるな、と言う方が無理なことでしょうが、
 どうかお気を強く持って下さい。
 騎士団の方々が守ってくださいますし、
 絶望の淵なんてことはありませんから。

(7) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 00時半頃


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 00時半頃


【人】 御者 バーナバス

[描きたいものといえばー直ぐに浮かぶ一つ。]

 >>0この砦のことを描きたいと思ってるんですよ。
 
 例えばこの場所とか、騎士殿とか―その辺りはサイズは小さいしへったくそですが少しは描けているんです。

 なんていうんですかね。
 残したいというか、思い出というかそういうやつ。
 意外ではあるとは思うかもしれませんが…。

 でも何かこう。
 一つ足りないものがあるというか…。

(8) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


【人】 御者 バーナバス

[直接戦うわけではないものの、補給のために全線近くまで行くこともあるだろう。]

 >>7ずっと砦で後方支援として残れるのなら、とてもありがたいのですけどね…こればっかりは。

 外に出ようが砦まで侵入されようが、この砦に居る勇敢な騎士殿の皆々方を、信じるしかありませんねえ。

[自身、石を投げれば誰かの何処かに当たるかも、位の戦闘能力である。守ってもらうことを祈るしかないのだろうと、小さく頷いた。]

(9) 2011/07/01(Fri) 01時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


【人】 双生児 オスカー

 なん―――…っ!?

[ミッシェルの方へと目を向けようとした瞬間に、近くの繁みの蔭から男が突進してくる姿をとらえて。
ぎらり、と手にした短剣が月明かりを反射して、怪しく光る。]

 …っ!

[咄嗟に自身の短剣を抜き放って男の攻撃を受け止めると流れるような動きで男の背後に周り、首を締めあげた。]

(10) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 店番 ソフィア

[それは唐突といえば唐突だった>>3]

…また唐突じゃなヴェスパタイン副団長。
あまり前夜に不吉な想像を巡らせないで欲しいと何度も言っておるであろ。

[それが生真面目さから来る、必要な危機管理意識の現われで在る事は知っている。だから苦笑しか出ないのだが]

…団長の意向はどうじゃった? まだ伺っておらぬかや。

[彼女の視界からは、ヤニクの表情は見えていただろうか]

(11) 2011/07/01(Fri) 01時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[鋭い声で怒鳴りつけられ>>2、耳を指で塞ぐ。]

 副団長。俺、そこまで耳遠くないんだが。

[怒鳴られたところで反省の色が浮かぶことなどなく、副団長の眉間の皺は赤の参謀と良い勝負だな、等とぼんやり思う。]

 同じ轍?
 あぁ。
 ま、この状態ならそれも必要だしな。

[誰がなるのだろうと、他人事に思っていれば、続いた言葉>>3に思わずヴェスパタインの顔を凝視した。]

(12) 2011/07/01(Fri) 01時頃

ソフィアは、まさか団長側からの発案とは想像できていない>>1:145

2011/07/01(Fri) 01時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

 ―――!?

[一瞬の出来事だった。茂みから襲ってきた男をオスカーは手早く仕留めた。]

 大丈夫か?!

[腰に差した剣の抜き差し、慌てて駆け寄った。
これが戦の合図とでも言うのだろうか]

(13) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 水商売 ローズマリー

――食堂――

[色々と懸念が解消されていったせいか、空腹を覚えた

公女であるローズマリーが、一般人と一緒に食堂で食事を取る事は無い
しかし食堂は人の集まる場所
慰安という目的では、行って声を掛けるのも有りだろう

開戦の為に

それは、自らの命を犠牲にして
公女に、ひいては国に尽くせという
無言の圧力にも他ならないのかもしれない

そう捉えられても、おかしくは、ない]

開戦は、近いですわ
気力を蓄えて、頑張ってくださいね

[危機感の感じられない声は、どう見えるのだろう]

(14) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

 偵察御苦労さんだな?

[短剣を男の喉元に付き付けながら、男の耳元でそう囁いて。]

 昼間に此処で何かやってくれたのもお前かな?
 
[ぎりぎりと男の首を締めあげるその口は、僅かに笑んでいたかもしれない。
彼女は、今、完全にオスカーだった。]

(15) 2011/07/01(Fri) 01時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク


 いやいやいやいや。
 待て待て待て待て。

[聞き間違えたと思いソフィアへ確認するように視線を送るが、彼女にも聞こえていたようで。>>11]

 無理だ。落ち着け。
 俺には小隊まとめるくらいが丁度良い。

[戦前だから血迷ったのか、と失礼なことを思う。]

(16) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―食堂へ続く廊下―

[うん、約束!と笑って、ミッシェルとは別れ。>>6
厩舎から、食堂へと続く廊下を駆けるように早歩きで。]

バナさん、ムパさん、こんばんは!
そして行ってきまーす!

[背後から、早歩きでバーナードとムパムピスを追い越して。食事の手伝いの為に、厨房を目指す。特に呼び止められなければ。]

(17) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[背後から聞こえてきた他人事のような声>>12が止まり、驚いているのであろうことを察する。
参謀の返答には確かに不吉だ、と内心自嘲したが]

 残念ながら今回の話は団長の意向だ。

 あの方も思う所あったんじゃないか。
 私自身、今回の混乱を見るに、遅すぎるぐらいだと思っている。

[団長に問われてヤニクの名前を出したのは自分だが、その点は伏せておく]

(18) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[後ろのヤニクが騒ぎ出した所で漸く振り返った]

 ……私は至って落ち着いているが。

[その表情はいつも通りの、真面目くさった厳しい顔。]

(19) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 修道士 ムパムピス

 思い出……ああ、そうなんですか。
 いえ、意外とは思いませんよ。
 ですが、形のないものを描くのは、成程難しそうです。

[戦中でなければ、商いと趣味の絵に専念できたろうか。
 バーナードの話を聞いて思う。>>8>>9
 後方支援として砦に残れれば、という言葉には、
 申し訳ない気持ちを内心に押し隠した。

 そうこうしている内に食堂に着くだろうか。]

(20) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ペラジーから貰った衛生用品をすぐに取り出せる所に仕舞う。
 騎馬は興奮の兆しは見えたが、戦闘用に訓練されているため取り乱すような馬は居ない。
 たくましい馬体をそっと撫でた]

 ……どれだけが、無事に帰ってこれるんだろうな。

[人も、馬も。
これ程に規模の大きな衝突は、少年が此処にきてからは初めてだった。]

 頼むよ、お前たち。
 僕たちの国を、守ってくれ。

(21) 2011/07/01(Fri) 01時頃

ムパムピスは、ペラジーが元気に走っていく様>>17に、挨拶を返して見送った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[そうだった。
この男は、こういう冗談をいう相手ではなかった。

常と変わらない表情のヴェスパタイン>>19を見て、額に手を当て小さく息を吐く。]

 ……あのおっさん、とうとうボケたか。

[団長に対して酷い言いようだが、団長の意向だと聞けば思わず愚痴りたくなる。>>18]

(22) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[オスカーの言葉は紛れもなく戦の合図。]

 こいつが…?

[男の顔とオスカーを交互に見やる。心なしかオスカーが微笑んでいるようにも見えた。]

 で、こんな夜に一体何の用だ?

(23) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

 今ここでお前を殺してもいいが…
 やっぱり捕虜は居たほうがいいかな?

[せせら笑う様に、其の腕に徐々に力を込めてゆく。
男が完全に落ちた時と、ミッシェルが駆けよってきた時はほぼ同時だっただろうか。]

 大丈夫だ。
 何しに来たんだお前。

[気を失った男を地面へと寝かせ、馬を呼ぼうと。]

(24) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[少年はそのまま砦内に宛がわれた複数人の相部屋へと向かい、簡素なベッドに身を横たえる。
 目を伏せても、中々眠れなかったが、無理にでも眠ろうとじっとしていた。
 しかし]

 だめだ、やっぱ眠れない。

[結局、厩舎に戻って動物たちの傍、飼葉の上に仰向けに転がり、夜空を見上げ、目を伏せた。]

(25) 2011/07/01(Fri) 01時頃

【人】 店番 ソフィア

団長が…じゃと?!

[色々な意味で予想外であった]

…明日、嵐が来なければ良いが。

[袖口から取り出した扇子を、開いては閉じ、開いては閉じる。慌てた風なヤニクの姿も見据えた上で>>16]

――人選としては、妥当じゃろうな、とわっちも思いんす。

[ついに彼女からも肯定の言葉が出たとき、ヤニクはどう反応しただろうか]

(26) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

フィリップは、誰も来なければそのまま眠りに落ちるだろう**

2011/07/01(Fri) 01時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

―食堂―

うわ、何これ!?
……緑騎士団の、休息命令が出た?
わー…これは、ミッシェルとオスカーの分の夜食を作るので精一杯かな…

[食堂は騎士達でごった返していた。近くにいた騎士に事情を聞く。それは、戦が近いということ。
さらに、激励に来ているらしい公女で、いつも以上に興奮状態にあるようだ。>>14
その姿をちらりと遠目に見てから、厨房へと駆け込む]

ごめんなさい、遅くなりました!

[食堂担当のマリーに声をかけ、手を洗ってエプロンをつける。戦が近いとはいえ、まずは目の前の戦場を何とかしなければならない。]

(27) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 御者 バーナバス

― 食堂 ―

 >>20形無いものはイメージで作る。
 自分の戦う相手をイメージする事があるって、ある騎士殿に聞いたことがありますんで。

[と、神父殿と連れ立てばいつの間にか食堂にやってきていた。]

 やっててよかった食堂。
 腹のすいた体にはとてもありがたいこってす。
 …昼寝してて昼飯食ってなかったでしたねそういえば。

[思い出したら空腹感が加速度的に上昇して。
早速注文をしに食堂に入っていった。]

(28) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[男が落ちるまでの時間は僅かなものだった。
一連の流れに見とれてしまった自分がいたこともまた事実。]

 いや…ちょっと話しておきたくてな。
 戦が始まったら話す機会もないと思って。

[戸惑いながら言葉を探す様子はどのように映っただろうか。]

(29) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 目上の者に何を言うか。

[団長をボケ扱いしたヤニクを叱りつける。
心の底では案外ヤニクの反応を楽しんでいる向きも無くは無いが、未だ「騎士団員」であり「部下」である相手に対してそのような面を見せるはずもなく]

 それに、ボケと言うよりは……。

[「本能で察しているのだろう」、と。
驚いた様子の参謀>>26をちらりと見遣り、思う。
しかし、それこそ「不吉」にも程がある内容は口には出さない]

(30) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 おいおいおいおい。参謀殿までどうした。
 戦前でどっか飛んだのか?

[ソフィアの口から出た言葉>>26に、驚いて零す。]

 いや、あのな。
 参謀殿の考える作戦や布陣は凄いと思う。
 今までそれが間違っているなんて思わなかったしな。

 だが、今回は別だ。
 それは戦略として間違っていると思うが。

[作戦を確認しに来ただけなのに、何故こんな話になっているのか分からない。
上の人間たちは色々考えすぎて、まともに考えられなくなったのではないか。]

(31) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[食堂のごった返しっぷりは、正に戦場だった
とは言え、その賑やかさを支える裏の給士の苦労は、知らない]

人が多い…まるでパーティですわね
戦前の、打ち上げとでも言うのかしら?

[場違いな言葉を口走りつつ、目の前に置かれていた食べ物を、ひょいと摘む
途端、その秀麗な顔がくしゃりと歪む]

美味しくない……

[城の豪勢な食事に比べれば、味気が薄いのは当然
もちろんこの砦に来た後も、ローズマリーの食事だけは別口として贅沢に作ってあった
従軍騎士達の食事との差が有るのは、当然

しかし、そんな気遣いを公女が知る由もなく]

こんな不味い料理を出すなんて、騎士達に申し訳ないと思わないのですか!

[凛と通る声を、厨房の中へと放った**]

(32) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時半頃


【人】 記者 イアン

― 赤騎士団執務室→墓場 ―

[ベネットの制止の声も聞かず。
逃げるように飛び出して、行き着く先は墓場だった。
決して闇雲に走っていたわけじゃない。

ファーレンハイトの墓石の前まで来ると、
大きく息を吐きだした。]


……っはー、 …団長。

[どすんと腰を地面へと降ろして、墓石と向かい合う。
彼が死んでから、まだ此処へ来たことはなかった。
それは質素な、ただ名前が彫ってあるだけのものだったが、
見ていると、生前の顔が思い出されてくるようで。]

(33) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時半頃


【人】 双生児 オスカー

 そうか、何の話だ…?
 っと、ちょっとコイツ乗せるの手伝ってくれるか?

[愛馬を近くまで呼ぶと、その背に男を乗せようと。
オスカーの動きは、今さっきまで命のやり取りをしたとは思えないほど淡々としたものだった。]

(34) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

―食堂―

 イメージですか。
 ……ああ、お昼抜きだったのですか。
 それは、さぞかしお腹がお空きでしょうね。

[敵のイメージと言われれば、朧げながら想像できる。>>28
 食堂に入れば、混雑ぶりに目を瞠った。
 食事を取る兵達に声を掛ける公女の姿もあったか。>>14

(35) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 記者 イアン

[ぽつり、ぽつりと口を開く。]

…なあ、俺がアンタの後継なんだって。
信じられねーよな。
いつも訓練サボってた、不真面目な俺がだぜ?

アンタの息子も、副団長になってくれた。
…ちっと、しっかりしすぎで怖いけどな。誰に似たんだか。

[翠の目を思い出して、くすりと笑った。]

ああ、そういえば …オスカーが女だって事知ってたんだよな。
何で言ってくれなかったんだよ。
顔に傷つけちまったじゃねーか、後味わりい。

[話されるのは、報告と、他愛のない日常の会話。
まるでそこに本人がいるかのように、話し続けた。]

(36) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[厨房で大量に野菜を切りながら、ミッシェルとオスカーにはサンドイッチかホットドッグでも作れたらいい方かな…と考えていると、公女の声が飛んだ>>32

『こ、公女様……大変申し訳ございません!
それらは公女様のお口にはあわないかと……』

[恐縮して縮こまってしまうマリー。

その姿を見て、厨房の奥で顔を顰めた。
一つ溜息をつく。ああ――面倒だ。]

(37) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[「間違っている」と言われ、眉間の皺を深めたのに気づくだろうか]

 確かに我ながら血迷ったとは思うが、適任だと思うのも事実だ。
 お前には人望も腕もある。
 冷静な判断力と、上の者に異を唱える力。
 こうして参謀を訪ねる行動力も。

[こうやって長所を連ねるのは内心酷く癪だったが。]

 ―――― ヤニク・ヴァロキエ。

 本当に無理か。

[じっと、その瞳を覗き込む。]

(38) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 あぁ。

[オスカーと共に男を馬の背中へと運ぶ。
人が二人もいれば相手が気を失った男でも手間はかからない。
乗せ終わると女はオスカーを見つめ呟いた。]

 オスカー…お前女だろ?

(39) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 店番 ソフィア

[ヴェスパタインがちらりとこちらを見遣った所を見て>>30]

(…おそらくは、同じ事を考えておるか)

[少し表情を真面目に戻して、ヤニクに語る>>31]

そうでもありんせん。人選としては間違っておらぬよ。ぬし、自分の戦果がどれほど良いものか、多少は自覚あるであろ。

[それは、ヴェスパタインの言を後押しするものでもあった>>38]

(40) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

…あの、あまり贅沢はできないのです。
戦が始まれば、食料が足りなくなる恐れもありますので。
栄養面は、考慮されています。どうか、ご容赦を…

[ただでさえ忙しく、戦前で苛立つ者もおり。それでも、戦が迫る恐怖を堪えて、少しでも精のつく物を美味しく食べさせたい、とたくさんの食事を作っているマリアンヌ。その彼女を思えば、何かを言わなければ気がすまなかったのだ。

――それは贅を尽くした者からすれば不味いに違いない、庶民とは違う物を食べているのだから。それを知っているからこそ、余計に苛立ちは募る。

それらを心の奥にしまい込んで、なるべく失礼にならない態度で*接した*]

(41) 2011/07/01(Fri) 02時頃

【人】 御者 バーナバス

 おっし。
 神父殿はどうしますか?

[すすすと足を前により注文をし、素早く回収し、神父殿が立っている座っている関らず、彼の近くにある椅子にとりあえず座った。]

 >>35いや色々なことに集中してましてね。
 おなかが減っちまったこと忘れてましたははは。

[寝坊して叱られた事など忘れ、いけしゃあしゃあと言う。]

(42) 2011/07/01(Fri) 02時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 02時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 02時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[咄嗟に頭が回らず、かなり酷いことを考えてしまったが仕方ない。]

 ……ボケてたら大変だろう。
 つーか、ボケてるだろ。
 副団長なら、そこら辺気付いて注意してくれ……。

[叱られても>>30、やはり気にしないままヴェスパタインの顔を見る。]

(43) 2011/07/01(Fri) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

 何言ってんだお前。

[男を馬に乗せ終わった後。
緋の眼を見つめられて放たれた言葉に、オスカーは全く動揺を見せること無く、いつもの表情を崩さない。]

 話ってのは、それだけか?

[きょろり、他にも斥候が居ないかどうか確認しつつ。
敵は近い位置まで迫っているから早々に退散しようと馬に跨った。]

(44) 2011/07/01(Fri) 02時頃

【人】 記者 イアン

[その時、背後から誰かが近づいてくる気配がして。
咄嗟に後ろを振り向けば]

…ヨーラ。

[見慣れた姿にほっと息を吐けば
そのままごろんと、草の上に身を転がせて。
彼女が墓守だということを思い出せば]

なあ、団長は、何か言ってるかー?

[冗談混じりに、目を閉じたまま、尋ねる。]

(45) 2011/07/01(Fri) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[眉間の皺が更に深くなった>>38ことに気付くと、物差しで測ったら一体どれ位の数字なのだろうと現実から逃避するように、つらつらと失礼なことを考えていたが。
ソフィアからも後押しするように言われれば>>40、ぐっと言葉が詰まる。]

 ……まぁ、な。
 団内、いや、この砦にいる奴らに弓で負けるとは思っていないが。
 俺はせいぜい数十人纏めて好きなように動かさせて貰う方が団の為とも思ってるしな。

 それは俺への評価としてありがたく頂戴するが。

 そんなことにならなければ良いんだ。
 その為に、参謀殿がすごい作戦を立てたら良い。

[誤魔化すように返す。]

(46) 2011/07/01(Fri) 02時頃

【人】 記者 イアン


『そんなの、私が教えなくても 分かってるくせに』


[彼女から返ってきたのは、意地悪な答えで。
思わず体を起こして、彼女に向き直る。]

いやいや、わかんねっつの。
…せめて俺が団長で良いのかどうかくらい、教えてくれよ。

[しかし彼女は、秘密、というように口に手を当てて。
静かにくるりと踵を返して、小屋へと帰って行く。
その途中で、ふとこちらを振り向いたかと思えば
にこ、と笑みをひとつ投げていった。]


ちぇー… 卑怯だっての。

[小屋に入っていく彼女を見送ると、再びごろんと寝転がり、空を見上げた。浮かぶ星々は、こんな時でも変わらず輝いていて**]

(47) 2011/07/01(Fri) 02時頃

【人】 修道士 ムパムピス

 寝食を忘れるほど熱中できることがあるのは良いですね。
 あはは、でも食事はきちんと摂られた方が良いですよ。
 私も休む前に少し頂いていきます。

[ちゃっかり素早く夕食を手にするバーナードの手際に、
 いっそ感心しつつ、こちらは混雑に少し手間取って、
 彼に席取りだけお願いして注文に向かった。>>42

 賑やかな食堂に、鋭い叱責が飛んで首を竦める。>>32
 見遣れば、公女殿下が厨房に向けた声だったらしい。
 周囲の者達が何事かと注目を集めており、
 マリーが縮こまって応対していた>>37

(48) 2011/07/01(Fri) 02時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 02時頃


【人】 店番 ソフィア

[ヤニクの言葉にふ、と笑って>>46]

そうじゃな。その通りにならないのがわっちとしても良い。
じゃが、頭の片隅には覚えておいてくりゃれ。そういったこともあるかもしれぬという覚悟は、あって悪いものではない。

…そろそろわっちも頭を休めねばな。二人もそろそろ休んだ方がいいと思いんす。

[そう言って、この場は散会を促した**]

(49) 2011/07/01(Fri) 02時頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 02時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ……まあいい、責任を押し付けるつもりは無い。

[誤魔化してはいられない状況であることを分かってないわけではあるまいに、と思うが、これ以上言えば押し付けになってしまう。それは赤騎士団の二の舞だ。]

 丸きり否定せずに、そういった道もあるということ。
 考えておいて欲しい。それだけだ。

[ふいと視線を逸らし、ソフィアに向き直る]
 
 そうだな……参謀、邪魔をした。
 働き詰めにさせてしまい申し訳ない。
 貴女もたまには外の空気でも吸ってきたらどうだ。

[穏やかな声色で語りかける。
戸口に立って敬礼を向け、参謀室を辞した]

(50) 2011/07/01(Fri) 02時頃

【人】 御者 バーナバス

[>>48神父殿も食べるというので、席だけ確保していると。]

 >>32あー、なんだありゃ…。

[罵声だの怒声を浴びせる声に、周囲と同様に視線が向く。遠めの先には、場違いな服を着た女性の姿。]。

 ああ、昼間見た人だ。
 つかこんな光景、どっかで見た気がするが。

[じろじろ見るのもあれだとばかり、彼女にまずいと言われたものを食べ始める。]

(51) 2011/07/01(Fri) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 わかるよ。まかりなりにも私達は戦で戦えるように訓練されてるんだ。
 同性は一度でもそのスタイルを見ればわかる。
 あの身のこなしは男には出来ん。

[前から感じていたことを正直に話す。相手の態度は変わらずとも視線は外さなかった]
 
 こんな時でもなければ聞けないからな。こんな話は皆の前ではされたくないだろう?

[意地悪そうに微笑み、提案をしたがその場の空気は緊張が走っていた。]

(52) 2011/07/01(Fri) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[今にもその場から立ち去ろうとするオスカーに一言。]

 行くのか?まぁお前が認めずとも先程の動きで確信を得た。
 なぁ…無理はするなよ?

[最後の言葉の先は何が込められているのだろう。オスカーがその場から立ち去れば黙って後ろ姿を見送っただろう**]

(53) 2011/07/01(Fri) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[二人の返事>>49>>50に、大きく息を吐くいて頷く。]

 ……例え此処で俺が頷いても、反対意見が多数出てくる場合だってあるんだ。
 その場合の候補を考えておいた方が良いしな。

[そして、団長や副団長よりも先に、自分が……という可能性だってある。
しかしそれは言わない。]

 まぁ、今からそういうことも考えることが必要なのかもしれないが、それよりもそうならないように考えた方がより良いと思うが。
 悪いことを考え過ぎると、それが実現しちまう場合もある。

[散会を告げられると、さっさと逃げるようにその場から立ち去った。]

(54) 2011/07/01(Fri) 02時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 02時頃


【人】 修道士 ムパムピス

[説明しているペラジーの様子が更に心配だった。>>41
 普段の彼女を見慣れていなければ、分からない違いだが、
 神父からは苛立っているのが見て取れたのだ。
 そして今、厨房は戦場だ。
 手を止めた分だけ、騎士達の食事の手配は滞ってしまう]

 あの、失礼いたします、公女殿下……
 今の厨房はこれだけの多人数の食事を用意しております。
 手を止めては、それこそ騎士達の夕食がままなりませんし、
 彼女の言う通り、食料を温存する必要もあるのです。

 どうか、今は騎士達が心安くひとときを過ごせるよう、
 お気を静めては頂けませんか?
 公女殿下がそのように声を荒げられては、
 彼らにも気がかりになってしまいます。

(55) 2011/07/01(Fri) 02時半頃

【人】 御者 バーナバス

[食べて見れば、矢張り自身にとって平均的な味だった。食料事情は仕事上の数値や、各担当から耳に入る話でなんと無しに把握できる。]

 なんだかんだいっても、うまくやりくりしているんだろうけどねえ…。

[自分の呟きは周囲のざわめきに紛れさせた。]

(56) 2011/07/01(Fri) 02時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[注目が集まって、食堂内が変にざわついてしまった。
 これでは食事をする者達も落ち着けないのではないか。

 そう思って、公女殿下に一旦退室して頂けるように、
 なるべく丁寧に促して、共に食堂を出ようとした。

 途中、席を取っていてくれたバーナードに、
 申し訳なさそうに会釈をしたのだった>>51

(57) 2011/07/01(Fri) 02時半頃

ムパムピスは、ペラジーの顔を、気遣わしげに振り返った**

2011/07/01(Fri) 02時半頃


【人】 御者 バーナバス

 公女殿下…へえあれが。

[恫喝した女性の後から聞こえた声に>>41>>55、神父殿のものがあった。彼女がどのような人物か、漸く顔と名前が一致できた。

食糧管理の帳簿に別枠―お偉方一人だかの専用―確保された分があった。使い切る日数と中身を見れば、量も内容も遥かに上だったのを覚えている。それが、彼女の腹に入ると言う事だろうと。]

 公女殿下ならば、晩飯くらい鱈腹食べてるだろーになあ。あんだけの量をあの日数で使うっていうんだろーから、更に態々ここで食わんでもいいだろうに。

[相手が相手ゆえ、言葉には出さない。

神父殿は殿下と外に出る素振りを見せているようで>>57、自身に向けられた会釈に対し此方も会釈を返した。]**

(58) 2011/07/01(Fri) 02時半頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 02時半頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 02時半頃


【人】 双生児 オスカー

 無理…?

[ミッシェルの言葉を背中で聞きながら。
馬の首を砦の方へと向けさせて、帰ろうとした背中に掛けられた言葉に首を傾げて。]

 俺はお前が何を言いたいのかさっぱりわからんな。

[唐突にお前は女だろう、無理はするな、と自分の価値観を押し付けられてものを言われてもわかる訳もなく。
そもそも、自分の性別などどうでもいいと思っている。
元団長と現団長には、忠誠の証として本名を名乗ったから性別がバレてしまったけれど。
それでも、オスカーがオスカーであるためには、オスカーが女である事を知られてはならないのだ。
ただ、其れだけの事。
女だからどうのこうの、だとかは全く思ってもみない。
だから、ミッシェルが何を言いたいのかも理解できないし、理解する気も無かった。]

(59) 2011/07/01(Fri) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 砦:地下牢 ―

 しばらくそこで寝てろ。
 起きたら、何か面白い事でも話してくれればいいがな。

[平原で捕まえた捕虜を放りこんで。]

 あぁ、書類にも目を通さないといけないんだったな。

[ふわぁ、と一つ欠伸をして。
赤騎士団の執務室へと、足を向けた。**]

(60) 2011/07/01(Fri) 03時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 03時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 深夜・自室 ―

[仮眠から戻ってきた団長に引き継いで、執務室を出たのは夜半。
湯浴みを済ませた後、眠っている団員たちを起こさないように自分の部屋に戻った。

布団に入り、眼を閉じる。]

(61) 2011/07/01(Fri) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[夢を見た。]

   木々が燃えている。
   こどもが泣き叫ぶ声が聞こえる。

   公国の大地に伏すのは、
   魂を失った骸と、 ――――あかい、

[幼い頃から幾度となく繰り返し見た風景。
それは、「絶望」によく似た―――紅い夢。**]

(62) 2011/07/01(Fri) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[参謀室から出、向かったのは弓の訓練所。
食堂はおそらく自騎士団の者たちで混んでいるだろう。
ならば先に風呂にでも入ろうとしたが、その前に軽く自主訓練をしようと足を向けたのだ。

直径8cm程の小さな的を用意し、いつもと同じように弓にキスをしてから矢を番える。]

 集団を纏めたいとか、名誉が欲しいとか。
 そんなんで入ったわけじゃないからな……。

[守りたいと思って入団した。
今よりも上の立場に行けば、より守ることが出来るのだろうか。]

(63) 2011/07/01(Fri) 03時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 03時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[悩みを断ち切るように、集中して矢を放した。
明かりが少ない中でも的の下の方に中る。
もう一本、矢を番えた。]

 ……先ずは目の前の敵だ。

[呟き、同じように集中して放した矢は、先に当たっていた矢の真横に突き刺さる。
段々と考えは目の前の的に集中し。

30本ほどの矢を射終えた時は、全ての矢がその的に刺さっていた。**]

(64) 2011/07/01(Fri) 03時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 03時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 04時半頃


【人】 本屋 ベネット




  ―― イアアァァアァアァアアンンッ!!!!!!



[夜の内、赤騎士団の執務室から怒りに満ちた咆哮が響く。
 尤も、この様な怒髪天を突く怒り声に、騎士団は誰の物かと把握しかねたろうが。

 身近になって、今漸く本当の意味で理解した、「あの」新団長の、騎士団随一の適当ぷりに頭痛を覚えながらも。
 やがて書類を確認する為にオスカーが足を踏み入れる頃には、青年は一人で書類を纏め終えていただろう]

(65) 2011/07/01(Fri) 05時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[物言いはおとなしいが、威圧感の有る覇気と声
周囲の騎士からの注目も、今は全く考えられていない

縮こまるマリアンヌ>>37に、眉をしかめ
彼女を庇うペラジー>>41に、しかし強い口調で更に言葉を加えた]

それでも、苦労している騎士達にこんな不味い食事なんて…!
士気が下がってはどうするのです!?

[ムパスピスの静止の言葉>>55に、一旦言葉を止める
しかしその瞳はペラジーを睨んだまま]

わたくしは騎士達を思って――!

[空回っているとは、露ほども思わずに]

(66) 2011/07/01(Fri) 06時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[更にムパスピスにやんわりと抑えられれば>>57、諦めたのか口をつぐむ
促されるままにその場に背を向けようとするが、思い出したように再度ペラジーに向き直った]

貴女、名前は何と仰るの?

[ペラジーがどう答えたか
立ち去りつつも、騒ぎを聞きつけてやってきたノーリーンに言い付ける]

彼女の料理なんて、食べたくありませんわ
今後絶対にわたくしの料理を担当しないようにしてください

[ムパスピスの付き添い>>57もぴしゃりとはね退け、苛々とした感情を持て余したまま、部屋へ戻った
あまりにも余裕の無いその姿は、誰の目にも明らかだったろう]

彼女は、全く何を考えていらっしゃるの?
動物用の包帯を作るよりも、やる事が有るでしょう…?

[的外れな苛々を持て余したまま、ベッドに突っ伏した**]

(67) 2011/07/01(Fri) 06時頃

ローズマリーは、深夜の謎の咆哮に一度目を覚ましたが、すぐにまた眠りに落ちた**

2011/07/01(Fri) 06時頃


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 06時頃


【人】 本屋 ベネット

― 暁直前・砦前平原 ―

[悔いの無い様に告げるべき言葉は告げた。
 心を迷わせる物はもう何も無く、青年は鋭くも毅然とした眼差しで今にも暁を登らせる地平線を見据える]

 ……イアン、鼓舞はお願い。
 こう言うのは君の方が得意そうでしょう?

[赤騎士団副団長として、愛馬に跨る青年の装いは、凡そ『騎士』とは呼べない。
 鎧ですら無い、薄すぎる軽防具は、内に着込んだ、副団長としての真紅の軍服が露出している。
 騎士の長剣も、携えすらしていない。包丁より少し長い程度の短剣が両腰に二本、馬の身体に更に短い短刀が十本程度のみ。

 だがその姿は、『騎士』で無くとも、『狼』と呼ばせるには相応しい様相だった]

(68) 2011/07/01(Fri) 07時半頃

【人】 本屋 ベネット


 ――来る……!

[そしてやがて昇る暁こそが、開戦の合図**]

(69) 2011/07/01(Fri) 07時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 07時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 07時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

―昨晩 食堂―

[やんわりと申し出た付き添いは公女殿下に断られ、>>67
 苛立ちも露わに立ち去る背中をはらはらして見ていた。

 わざわざ彼女に声をかけに行ったのは、
 前に会った時の、会いたい、と聞こえた呟きについて
 話をしたかったからもあるのだが、望むべくもなかった。

 少しの間しょんぼりとしたが、気を取り直して]

 ……すみません、マリアンヌさん、ペラジーさん。
 夕飯を頂けますか? 量を軽くして頂けると嬉しいです。

[それから、バーナードが取ってくれた席で残さず食べて、
 ご馳走さまでした、おいしかったです。
 厨房にそう告げて、食堂を後にした]

(70) 2011/07/01(Fri) 08時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 08時頃


ローズマリーは、朝早くから目覚めれば、赤騎士団員の鼓舞に当たるだろう

2011/07/01(Fri) 08時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

―薄明 出陣前―

[砦より出陣の準備を整えた両騎士団に挨拶をしに訪れた。
 緑騎士団のダニエルとセドリックの間には長年の、
 赤騎士団のイアンとベネットの間には新たな、
 それぞれの信頼が見え、頼もしく感じて目を細めた]

 両騎士団に神のご加護を。
 ご武運をお祈り申し上げます。

 ……どうか、皆さまご無事で。

[形式の辞と心からの心配を述べると、出陣を見送った]

(71) 2011/07/01(Fri) 08時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 08時半頃


【人】 水商売 ローズマリー

――朝一番・礼拝堂――

[騎士団の出発を、見届けた
平原の向こう、そこに布陣を敷くのは
装いも新たにした真紅の狼達と
深みを増した深緑の刃達
気高く、猛々しく、鮮やかな色を纏い、彼らは進む

これは、戦争なのだ
暁の刻と共に、彼らは平原に血を刻み付ける
狼達の翻る赤と、彼らの身体の中の赤と、まばゆいばかりの真紅を広げるのだ
そして枯れ果てた地にも、いつかは深緑の刃のような新たな生命が見えるのだ
繰り返す、繰り返す、命の巡り

皆が無事では、ないだろう
誰も死なない戦争など無いのだから

だから、祈る
狼と弓達の無事を]

(72) 2011/07/01(Fri) 09時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[それに合わせて
むしろそれより強く祈るのは

セシルの、無事――]

(裏切り、ですわ)

[ぎり、と唇を噛みながら**]

(73) 2011/07/01(Fri) 09時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 09時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[自主訓練を終えると、そのまま風呂へと向かい汗を流す。
頭から水を被れば、更に余計なことを考えずに済んだ。

そしてその後、半乾きの髪のまま食堂に入ればざわついている空気に首を傾げる。
公女殿下は既に居なかったが、只でさえ殺気立っている空気がおかしい。
マリアンヌに理由を聞けば、あちゃーと苦笑いを浮かべた。
ペラジーもそこに居れば、気にするなと声を掛ける。]

 お姫様はいつも良いもん食ってるんだろうな。

 好みってのは人それぞれだ、気にしてたら動けなくなる。
 俺は旨いと思うしな。

[だから大盛りにしてくれ、と付け足して笑う。

食事が終われば自室に戻り、弓の手入れをしてから横になった。**]

(74) 2011/07/01(Fri) 10時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 10時頃


【人】 流浪者 ペラジー

―回想:食堂にて―

…申し訳ありません。なるべく改善の努力は致しますので。

[視線を床に落とし、軽く俯く。>>66
それは落ち込んでいるからではなく、押し付けの善意って迷惑だねー、と言いたくなるのを堪える為で。名を尋ねられれば、顔を上げて]

ペラジー・コロンと申します。

[そう告げて、自分の作る料理を食べたくないというローズマリーを、冷ややかな目で見送った。>>67

……やれやれ。
お姫様に名前を覚えてもらえるなんて、光栄だねー。

[ようやく作業が再開できると、肩を軽く竦め]

(75) 2011/07/01(Fri) 12時頃

【人】 流浪者 ペラジー

さ、早くやっちゃおうか。
あ、本当に不味かったら、ちゃんと言ってね?
食べる人の意見は聞くからー!

[苛々しているオーラを消して、いつものように食堂へ笑いかければ、少しは空気も和らいだか。しょんぼりしているムパムピスに話しかけられれば]

はーい。…ごめんなさい、心配かけて。

[ムパムピスに苦笑を見せると、再び厨房の奥に引っ込む>>70

(76) 2011/07/01(Fri) 12時頃

【人】 流浪者 ペラジー

まーったく。文句あるなら、自分の分くらい自分で作りなさいよね。
私の料理食べたくない?こっちから願い下げよ。

[苛立つままにざっくりと野菜を割りながら愚痴っていると、ヤニクに話しかけられ>>74

ほんとねー。豪華な物食べ過ぎて、舌がかえっておかしくなってるんじゃない?一回山の中に捨てたら、ちょっとはましになるかもね。

[冗談に毒を混ぜてヤニクに返す。彼が公女を信仰しているのは普段の態度から見て取れていたが、それを気遣えないくらいには腹が立っていた。]

うん。しっかり食べていって。いざという時、力が出せなかったら困るもの。
もし本当に不味くても、ヤニクには全部食べてもらうつもりだけどー。

[くすりと笑い、それから。ありがとうね、とつけたした。

やがて、晩御飯を食べ損ねることのないよう、ミッシェルとオスカーの為にサンドイッチを作り、マリアンヌに言付けると、厨房を後にした]

(77) 2011/07/01(Fri) 12時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 12時半頃


【人】 御者 バーナバス

― 食堂 ―

 おお、こわいこわい。

[>>67殿下が居なくなるなり、周囲の空気がまた変わった。

何しに来たんだ、煩いな、始まったよ、愚痴も幾つか聞こえてきた。]

 …健康的ですねぇ。

[近くの人に感想を問われれば、言葉を選んだつもりで返す。

>>71自身が居る間に神父殿が戻って来れば二三言会話をしただろうか。

食器を下げる際、明日もよろしくお願いしますと厨房に一言投げ掛け帰路に着いた。]

(78) 2011/07/01(Fri) 12時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

―回想 昨晩食堂―

[公女殿下を見送るペラジーの視線が余りに冷ややかで、
 こちらもはらはらしてしまったが、彼女はすぐに
 ほとんど普段通りの様子を取り戻していた>>75>>76

 いいんですよ、謝らなくて。
 一生懸命作って下さったものをああして言われて、
 何とも思わない方はいません。

[しかしながら、このペラジーの冷淡な苛立ちといい、
 公女殿下の厳しく威圧的な物言いといい、
 男を目の敵にしているかのようなミッシェルといい、
 女というものは時に恐ろしく強い存在だと思った]

(79) 2011/07/01(Fri) 12時半頃

ムパムピスは、バーナバス>>78には、困ったように笑み、料理の感想について2、3言葉を交わしていた。

2011/07/01(Fri) 13時頃


【人】 修道士 ムパムピス

―朝 礼拝堂―

[掃除を済ませた聖堂に現れたのは、公女殿下の姿。>>72>>73
 しかし、祈る姿がどこか苦悶しているようにも見え、
 昨日の今日で、少々おっかなびっくり声を掛けた]

 お祈りの途中、失礼いたします。
 ご気分が優れないように見受けられますが、
 何かお悩みのことが、ありはしませんか。

 ……その、先頃お目通りした時に、
 どなたかに会いたいと仰ったように聞こえましたので。
 砦にいらした事と、関わりがあるのではと。

[例えば、都に帰り家族に会いたい、とか。]

 聞き違いでしたら申し訳ありません。
 ですが、人に話して少しでも気が楽になることでしたら、
 お伺いいたしますよ。
 この隣の部屋なら、お人払いも出来ますから。

(80) 2011/07/01(Fri) 13時頃

ムパムピスは、ローズマリーに告げると、静かに首を傾げた**

2011/07/01(Fri) 13時頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 13時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 薄明 出陣前 ―

[出陣の時を見計らっている所に現れた神父には、思わず苦笑を浮かべる。
戦場において、「無事」は殆ど荒唐無稽な願いに等しい。
それでもまだ無事を願う彼の存在が、夜明け前の薄闇に眩しく見えて]

 有難うございます、神父様。

 貴方様の祈りと神のご加護ある限り、けして敗北など有り得ない。
 この砦を、そしてノルドハイムの地を。
 必ずや、護りきることをここに誓います。

[甲冑の胸に手を当てて、誓いの言葉を述べる。
例えこの身が犠牲になろうとも、この祖国を護り抜く、と]

(81) 2011/07/01(Fri) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[やがて夜明けは近づき。
緑の騎士達を鼓舞するのは、騎士団長の勇猛なる演説。
その後を引き継ぎ、騎士は己が団員たちに問うた]

 今、ノルドハイム公国緑騎士団の、誇り高き緑の騎士たちに問う。

 我等の獲物は何ぞ。
 我等が射抜くべき、ただ一つの獲物は何ぞ。


 それは―――――――、≪ 勝利 ≫!

 我等が公国の、≪ 勝利 ≫!!


[薄闇を切り裂く声に、騎士達の声は高まるだろうか。]

(82) 2011/07/01(Fri) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[砦の反対に構えているはずの赤騎士団を思う。
就任したばかりの騎士団長と副騎士団長。
彼等は今頃、同じように声を張り上げているのだろうか]


 我等が身体に流るるは、狩人の血潮!

 我等が魂に宿せしは、狩人の誇り!


[闘志の炎燃やす狼と相反する、
緑萌ゆる大地に愛された狩人の旗が揺れる]


 緑の狩人達よ、さあ、祖国に迫る黒き獣を打ち倒せ。

 我等が祖国が為、己が力を揮え。
 

(83) 2011/07/01(Fri) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ―――――今、勝利を我等が手に!!!



[やがて、砦中に大きな笛の音が鳴り響くだろう。
それが――――出撃の、*合図*。]

(84) 2011/07/01(Fri) 15時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 16時頃


ヴェスパタインは、ムパムピスの祈りを胸に抱きながら―――**

2011/07/01(Fri) 16時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 16時半頃


【人】 水商売 ローズマリー

[背後からの声>>80に、驚いたようにはっと振り返った
神父の姿。昨晩の食堂での事が思い出され、少しイラつきが蘇る]

き、聞いていらしたのですか!?

[会いたい、という呟きが聞かれていた事に、衝撃を受けた
祖国に対する裏切りの言葉を表立って喋っているつもりは無く

しかし、柔和な神父の笑顔を見ていると、その口から、言葉は溢れる]

私は、この国を愛しておりますわ
しかし、狼が、弓が、力を発揮すればする程
私はとても、苦しくなってしまうのです

[誰が聞いているとも分からない、裏切りの言葉
矛盾に満ちた言葉]

ここが、一番、彼に近い場所なのです
だからわたくしは、ここへ来ました
この戦いが終われば、わたくしは、どんな手段を用いても、彼の元へと行きますわ――

(85) 2011/07/01(Fri) 17時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 17時頃


【人】 鳥使い フィリップ

ー翌朝ー
[騎士と馬たちを送り出した少年は、緑騎士団の陣営にいた。
僅かばかり気の立っている馬を宥めて引いているうち、成り行きそうなった。
制服は赤でも緑でもない、厩舎員に支給される作業服にも似たブルーカラー。
ヴェスパタインの演説に耳を傾ければ、自分のような非戦闘員でも気持ちが高ぶるようだった。
有事の際にと、帯刀させられているせいもあるだろう]

 …勝利を。

[少年は呟く。
故郷を、大切なものを守るために、この砦に来たのだ。
いざとなれば、剣を抜く覚悟は出来ていた。
傍らの引いた馬を、ゆるく
なでる。
すぐに、主が来てこの馬も戦場を駆けるのだろう。]

(86) 2011/07/01(Fri) 17時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 回想 ―

[怪訝な顔をされるのも無理はない。理解をしてくれようとも思ってはいない。
ふいに出た言葉だった。考え事をする仕草。暫しの沈黙の後に出た言葉。]

 さぁ?私は何が言いたいんだろうな。
 まぁ気にするな。悪かったな。すまないが忘れてくれ。

[そんなこと言わなくてもオスカーが気にすることは思っていないが。
小さくなるその背中を見つめ、ため息をついた。]

(87) 2011/07/01(Fri) 18時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 暁直前・砦前平原 ―

[オスカーと別れたあの後、すぐに号令がかかった。
騎士が
  馬が
   群れを成して静かに平原へと姿を現す。
団長・副団長の言葉を耳に女はまだ見ぬ姿の敵陣へと目をやった。
徐々に昇る暁は暗闇だった世界を明るく照らし始める。

遠距離戦闘が得意な幼馴染とは違い、近距離戦闘の方が得意な女の布陣は前衛。
興奮気味の愛馬に落ち着くように優しく顔に触れると、女は腰に収めた剣の鞘を抜いた。]

(88) 2011/07/01(Fri) 18時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[団長からの鼓舞が聞こえれば、剣を持った右手を高らかに挙げて応えてみせた。
怒濤のように湧き上がる歓声。皆の共通の敵は―――セシル。
威勢のよい号令がかかると愛馬に鞭打ち、走り出す。]

 ――――行くぞっ!!

[女は声と共に敵陣へと*乗り込んだ。*]

(89) 2011/07/01(Fri) 18時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―夜明前:砦―

[二つの騎士団の後方には、それぞれ衛生兵たちが控えている。戦況によって、駆けつける場所は臨機応変に変わる。

戦場を駆けて負傷者を後方に運ぶ者、砦に待機して治療にあたる者。自分は前者をよく希望している。それは恐らく、同じように衛生兵であり、戦地で命を落とした父の影響だろう。]

…………。

[ぎゅっと救急鞄の紐を握る。救命用具が詰められた鞄には、武器は入っていない。護身用のナイフが一本、腰に携えられているだけ。]

…勝利を。
そして、できるだけ多くの人が戻って来れますよう…

[願いは、朝焼けの中に消えていく**]

(90) 2011/07/01(Fri) 18時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 19時頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 19時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 19時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

 は、はい……申し訳ありません。
 忘れおくべきかとも思いはしたのですが。

[鋭く聞き返されて、思わず少し身を退く。>>85
 堰を切ったように出て来る言葉を聞きながら、
 無人の礼拝堂、鍵を掛けるべきか迷う]

 ……それは、一体どういうことなのですか?
 騎士団のことですよね、それが力を揮うことと、
 その仰る方と、どのような関わりが……

[とても、人に聞かれてはならないような予感がした]

(91) 2011/07/01(Fri) 19時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 19時半頃


【人】 記者 イアン

―薄明 出陣前―

[出陣前、姿を見せた神父に目を向けた>>71
元々神を崇めるような思考で無かっただけに、
普段から、彼を困らせてばかりいた気がする。]


…神様とやらが、こっちの味方である事を祈るよ。

[飛び出たのは、やっぱり皮肉だったけれど。
最後にしっかりと胸に手を当てて、頭を下げながら
激励への感謝の言葉を、神父に放っていった。]

(92) 2011/07/01(Fri) 20時頃

【人】 記者 イアン

― 暁直前・砦前平原 ―

[甲冑を身に纏い、いつも腰に携えている剣の
感触を確かめるように、手に取る。
傍に居るベネットの声が聞こえれば>>68]


…ま、書類整理よりはな。

[平原に、今まさに昇らんとする光を見つめ、静かに息を吐く。
かつては自分もその中にいたであろう、
赤の旗の下に群がる騎士達を見わたして

――――…鳴く。]

(93) 2011/07/01(Fri) 20時半頃

【人】 記者 イアン

赤き旗を背負いし戦士達よ。
今、戦いの時が来た。

[其の声は、次第に大きさを、激しさを増していく。]


身体を流れる赤の如く、
       内に秘める闘志を燃やせ―――!

鋭き牙を持つ狼の如く、
       我等を阻む敵を引き裂け―――!!


[高まる士気は、狼達の咆哮に似て
赤い太陽が昇る平原に、響き渡る。]

(94) 2011/07/01(Fri) 20時半頃

【人】 記者 イアン

[緑萌ゆる大地に愛された狩人と相反する、
闘志の炎燃やす狼の旗が揺れる。]


――…さあ、我が同胞、赤狼。

その牙を持て、己が力を見せ付けろ。


[剣を、高らかに空へと掲げて]

(95) 2011/07/01(Fri) 20時半頃

【人】 記者 イアン

―――――今、勝利を我等が手に!!!


[砦中に響くであろう、笛の音に想いを馳せながら**]

(96) 2011/07/01(Fri) 20時半頃

ムパムピスは、ヴェスパタインらの返礼を思い出し、再び無事を祈る。

2011/07/01(Fri) 21時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[ムパスピスの怪訝そうな物言い>>91に、やっと自身が大変な事を口走った事に気付く
思わずいつもの対外用の笑顔が浮かんだ]

いいえ。叶わぬ、昔の恋の話ですわ…

[誤魔化しともつかない、曖昧な言葉で明言を避ける
礼拝堂の鍵には気付いていない
聞かれていても、おかしくはないだろうか]

ねえ、神父様?
どうして、戦争が起きてしまうのです?
どうして皆、幸せになれないのです?


神父様は、愛しい方はいらっしゃいますの?
憎い方はいらっしゃいますの?

どうすれば、衝突を避けられるのかしら…

[自身の昨晩の事件。それこそが、衝突の始まりだと気付いていないままに]

(97) 2011/07/01(Fri) 21時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 21時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 21時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 21時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[ペラジーから受け取った動物用の包帯や薬品を詰めた鞄を下げ、主を迎えた馬を見送る。
馬は貴重な戦力だ。
仮に主を失えど馬が生きていたなら、連れ帰らねばならない。
少年は、自分の役割をよく理解している]

 …負けるはずがないさ。
 緑にはヴェスパタインさんや弓の名手のヤニクさんがいる。
 赤には、イアンさんとベネットさんが手を取り合ったんだ。

 生きて、帰るんだ。

[少年は、言い聞かせるように強く呟き、敵軍がいるはずの方角を見つめた]

(98) 2011/07/01(Fri) 21時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[思いの丈は、彼女の胸中にだけ仕舞われてしまった。>>97
 よそ行きの笑顔を見てそう思った。返答に窮する]

 私は……神様に仕える身分ですので。
 でも、私によくして下さる隣人を愛おしく思いますし、
 心ない振る舞いに憤る事もございます。

 公女殿下は、皆に幸せになって欲しいのですね。
 不幸な衝突を避けたいとお思いなのですね?
 もしそうお考えなら、相手の心に立って考えなければ。
 殿下が幸せにしたいと思う方の真心がどこにあるのか、
 それを考えなければなりません。

(99) 2011/07/01(Fri) 21時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

 ……この戦をお止めになりたいのですね。
 戦は始まってしまいました――でも、始まりです。
 まだ終わってはいません。

 どうか絶望しないで下さい。
 子らが心を偽って生きる事を、神様は哀れまれます。

[ポケットから礼拝堂の鍵を出し、彼女の手に握らせる]

 こちらの鍵です。
 誰にも話せない事なら、どうぞ神様に明かして下さい。
 公女殿下のお心に、きっと耳を傾けて下さいますよ。

(100) 2011/07/01(Fri) 22時頃

ムパムピスは、引き留められなければ、一礼して礼拝堂を後にするつもり。

2011/07/01(Fri) 22時頃


フィリップは、ムパムピスに話の続きを促した。

2011/07/01(Fri) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

― 薄明:出陣前 ―

[オスカーは、戦場に出る時も甲冑を身につけたりする事は無い。
何時もの様に、黒い服を身に纏っている。
流石にマフラーはしてはいないが。

其れは、主が戦場で自分を見つけやすい様に。]

(101) 2011/07/01(Fri) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

[やってきた神父の言葉を、イアンの数歩後ろに控えながら受けて。]

 ……。

[彼に対して言葉をかける事は、無かったけれど。
主が神父に対して頭を下げれば、オスカーもそれに従い、頭を下げた。]

(102) 2011/07/01(Fri) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 暁直前:砦前平原 ―
 
 でかい声だな…。

[自分の斜め前、赤狼達を前に咆哮をあげる彼の大柄な後ろ姿を眺めながら思わず苦笑して。
自分と同列に並ぶベネットの横顔にも、ちらりとその緋をやっただろうか。]

(103) 2011/07/01(Fri) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

―薄明 出陣前―

[出陣の前に、姿を見せた神父>>71
青年もこれと言って敬虔な信仰も無かったが、心からの激励は純粋に嬉しく]

 ありがとうございます。
 必ず、無事に帰ってきますから。

[心配そうな神父を安心させる様に薄く微笑み、皆と共に出陣するのを見送られただろう]

(104) 2011/07/01(Fri) 22時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 22時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

[出陣を報せる笛が響いてから幾時か経っただろうか。
 遠い平原では狼と狩人がその力を揮っている頃だろう。

 公女殿下から引き留められることはなかったようだ。
 廊下に出て、所在なく歩き回っている。

 やがて、負傷した兵や馬を運び込むために門が開かれ、
 嵐の前の静けさだった砦の中も一挙に慌しくなった。
 平和への願いとはとても裏腹に]

(105) 2011/07/01(Fri) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[やがて敵軍が見える。
先頭に立つ将は、長い黒髪を束ねた、長身の緑眼の男。
整った面差しに反して、その猛将ぶりは少年でも聞き及ぶ程だった]

ガイル・カロッサ……

[少年は、禍々しいものでも口にするようにその名を呟いた。
黒い馬が、嘶く。
彼の剣が鞘から抜き取られ、天へと翳される。

それが、此方側の敵軍の攻撃開始の合図だった。]

(106) 2011/07/01(Fri) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

[高く咆哮をあげる同胞達に呼応する様にすらり、と剣を抜き放ち。

ベネットが発した言葉に、その緋の目を細めた。**]

(107) 2011/07/01(Fri) 22時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 22時半頃


【人】 本屋 ベネット

― 暁直前:砦前平原 ―


  『 ―――――今、勝利を我等が手に!!! 』


[闘志の炎燃やす狼達が一斉に雄叫びを上げる。
 高らかに天へ翳された牙は空を突き破りそうに。

 火蓋が切り落とされる]

(108) 2011/07/01(Fri) 22時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時頃


【人】 本屋 ベネット

[平原の向こうに対する敵軍。
 黒髪を束ね、嘶く黒い馬に跨る姿は死神の様に。

 睨み合いはほんのわずか一瞬。
 天へ翳された剣と共に、敵軍と言うひとつの巨大な獣は唸りをあげる]

(109) 2011/07/01(Fri) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時頃


【人】 本屋 ベネット

 ――― 行くぞっ!!


[鋭い赤狼の咆哮が鬨の声をあげる。
 砦の前に広がる数多の軍馬が嘶き、馬蹄で地震を引き起こす様に駆け出す。

 真直ぐに進み、待ち受けるのは、激突]

(110) 2011/07/01(Fri) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

[厩舎の方を回って、フィリップも出陣した事を知る。
 日の出前に騎馬達を引き出していた姿を覚えていた。
 我知らず、胸の十字を握り締める]

 ……神様、どうかあの子を無事に戻して下さい。
 フィリップ君はまだ二十歳にもなりません。

 死して後の、来世の幸せなど願わず、
 今生きている幸せを求めてよい歳なのです。

(111) 2011/07/01(Fri) 23時頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 平原 ―

[赤と緑。
二色の集団が別々の方向に一斉に蠢き始める。]

 奴は…ガイル・カロッサ?

[ブルーの服に身を包み、敵陣を見つめる少年に女は声をかけた>>106。赤騎士団のはずの女が何故ここにいるのだろうか。
女は真っ直ぐに名を呟かれた男を見つめた。]

(112) 2011/07/01(Fri) 23時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時頃


フィリップは、ミッシェルに頷いた。

2011/07/01(Fri) 23時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[敵軍の攻撃は激しく、やがて敵味方入り乱れての混戦となった。]

 …ッ

[鋼のぶつかり合う音と、大砲の放つ硝煙の臭いの中を、駆ける。
主を失い暴れまわる馬を引きもどすために。
ふいに、ヒュっと振るわれた剣が、肩口を裂き、血が噴きだした]

 ぐっ…!

『お前、騎士ではないな。
 だが ――― 戦場において命の重さは等価だ』

[何時の間にか自分が自陣から離れ過ぎていたのか、相手が切り込んできているのか。
無造作とも言えるような流麗さで剣を振るい、少年の肩を裂いたのは敵将ガイル・カロッサその人だった。

剣を抜くか、逃げるか。
血の噴きだす肩を押さえて下した判断は一瞬。
傍らの馬の手綱を無事な手で引くと主を失った馬へと乗り、全力で引く。]

(113) 2011/07/01(Fri) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

『逃げるか。
 敵わぬと思うならば、撤退もまた勇気』

[翡翠を細め、黒い馬を駆る男は少年を深追いすることはなかった。
振り返れば、自軍の騎士と切り結んで、切り捨てているのが見えた。
将でありながら先陣きって戦うことを好む男は、返り血により更に禍々しく見えた]

(114) 2011/07/01(Fri) 23時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時頃


【人】 流浪者 ペラジー

―平原:赤騎士団側―

[両軍が正面から激突すれば、たちまち土煙があがる。人と馬が入り乱れ、矢が飛び交い、剣と剣がぶつかり、怒号が聞こえる。

そんな最前線よりもやや後ろに配置されているのは、やはり女だから。それでも、危険な事には変わりはない。]

OK、足は止血できた。他に痛い所は?歩ける?

[片足を負傷し、手当てをした騎士に肩を貸し、砦へと引き返す。負傷者を送り届ければ、再び負傷者がいないかを探す為に戦場へ。何度も、往復する]

(115) 2011/07/01(Fri) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

―砦内 地下牢付近―

[それは、晩にオスカーが捕らえた捕虜だ。>>60
 開戦の混迷の中、一瞬の隙をじっと伺っていた。
 そして見張りの油断を逃さずに討ち伏せて、
 脱走すべく牢を抜け出して――

 幸か不幸か、それを見止めたのは丸腰の神父]

 えっ……貴方、こちらの騎士団の方では……

 ……――っ!?

[騎士団の衣と違うものを身に着けた見知らぬ青年、
 その手に握られた赤と銀に光る刃に声が引き攣る。

 瞬間、どん、と突き飛ばされる衝撃と、
 腹部に焼けるような痛みを感じた]

(116) 2011/07/01(Fri) 23時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[まずは、この馬を連れ帰らねばならない。
それが少年の仕事だからだ。
どくどくと脈打つ傷から止めどなく血が流れるのを押さえ、どうにか馬を御すと砦へと向かった]

 …っ僕には、僕の戦いがある。

[剣を交えて戦うことではない。
少年や、厩舎で馬の世話をする仲間たちでしかできないことがある。
血の気を失って青くなりながら、少年は本日何頭目かの馬を、砦に連れ帰るべく駆った]

(117) 2011/07/01(Fri) 23時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 出陣前 ―

[演説を終え、共に戦場に向かう愛馬を引き取りに向かう。
その手綱を引く厩舎の少年>>86には見覚えがあった。厩舎で、時には伝書鳥の手紙を受け取る形で、言葉を交わしたこともあっただろうか]

 これまでダスクを有難う。
 馬たちを―――宜しく頼む。

[手綱を受け取り、向けるのは凛とした敬礼。]

(118) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 御者 バーナバス

― 暁・開戦前・平原が見える砦内 ―

[戦術の知識や戦闘能力の無い自分は、どちらかと言うと砦にて後方支援の役割を背負っている。しかし、状況に応じて人手として前線近くに出ることもあると通達はされていた。]

 はー、こりゃすげえ眺めだな。
 一糸乱れぬってやつだろう。
 
 凱旋か出征か、ともあれ歩いてるのしか見たことねーからな。
 
[砦から、眼下に広がる紅と碧を、外側から遠巻きに見つめる。鎧を着込んだ騎士達が直立し並ぶ姿は思わず息を呑んだ。

一般市民の自分には、騎士の軍団が城下や街道を行進する姿しか見たことが無かった。]

(119) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 御者 バーナバス

 なりたかったんだよな。あれに。
 ずっとな。あの中に入りたいってさ。
 何時だって、今だって…。

[視界が水に入ったように潤んでいて、よく見えない。
想いが一つ、ぽた、と零れて落ちた。]

幼少の頃はその闊歩する姿に憧れていたこともあった。子供仲間と騎士になろうと言い合った事だってざらであった。凱旋する騎士に、握手してもらったことすらあった。その時の一瞬は今も覚えていて、生涯忘れないと誓っている。]

(120) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 御者 バーナバス

 僕は、持たざる者なんだ―。

[しかし自身には、騎士としての家柄も無ければ、登用されるだけの膂力も無かった。

年をとり現実を直視し、諦観の境地に至った今でも涙を流している。]

 愚痴を言い合った騎士殿達、裏取引をお目零してしてくれた緑の団長、規律に厳しい緑の副団長、見張り台で涙を流した騎士殿、なにやら殺気を張っていた騎士殿方、見張り台に登る理由を教えてくれた騎士殿…。
 
 お願いだぁ、勝利を。
 そして出来るだけ生きて還ってくだせぇ…。

[自身の戦場入り―それを今は忘れ、唯唯不恰好な祈りをささげ続けた。]

(121) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 やはりお前は現れたな。

[ガイルと呼ばれる男に向かい、誰にも聞こえぬ声で呟いた。]

 フィリップ!!!

[瞬く間に少年の肩口から血が噴き出し、一心不乱に愛馬と共に男に目掛けて賭けだした。]

(122) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 お前の相手は私だ!!!!
 フィリップ、お前はこのまま馬を連れて下がれ!!

[鈍い剣の音が響く、片手では相手に出来そうな相手ではない。
女は両手で握り締め、男と剣を交わらせた。
男は楽しそうに女の表情を見つめ不気味に笑う。]

(123) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[白馬の手入れされた毛並みを撫ぜ、その上に跨った。
続く団員達を振り返る。
黒い軍勢を見つめる騎士達。その中には、赤騎士団から派兵されてきたミッシェル・クロウの姿もあっただろうか]

 恐怖心のその先を見ろ。
 決して慄くな。

 ――――行くぞ、いざ、戦場へ!!

(124) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―砦内 地下牢付近―
[地下牢の出口は、厩舎と近い。
馬を繋いだ後、傷の手当てをすべく歩いていると、倒れ伏すムパムピスを見つけた。
そして、その傍らに立つ、赤く染まった凶器をもった者も]

 ムパ兄!?
 おまっ、真坂

[オスカーから捕虜を捉えたことは聞いていた。
まさか自分と同じ程度の年頃とは思わなかったが。
しかし、少年が皆までいうことは許されず、すばやく動いた敵兵に、ムパムピスと同じようにナイフを突き立てられた。]

 なん、でっ!

[戦争になんでもなにもあるものか。
そう言いたげな敵兵は、肺から溢れた血を口からごぼりと零した少年を顧みることなく走り去っていく。]

 ムパ兄…ムパ兄…!
 しっかり、しろよ…帰るって言っただろ

(125) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ……くそ…誰か、ごほ、ムパ兄に手当を…

[地に地だまりを作りながら倒れ伏した少年は、這うように、ムパムピスへと近づこうとする。
しかし、遅々としてに距離は縮まない]

(126) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

[両軍が平原の中央で激突する。
 最初の激突こそが最も剣戟激しく、一瞬にして大勢の死者が出る瞬間。
 槍に、剣に貫かれ、馬に跳ね飛ばされ、硝煙の香りが立ち込める。
 その首筋に突き付けられた刃を物ともせず、誰もが、敵陣深くの喉元にまで食い込もうとする]


 ――イアンッ!!

[そして彼よりも更に戦闘切って突撃を仕掛ける青年も又。
 抜き放った両手の短剣を強く強く構えて……

 乗り捨てる様に愛馬から飛び降りる]

(127) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

[馬から飛び降りた青年は、自身の足で戦場を駆け抜ける。

 軍馬の突撃を――躱す。
 騎士の長剣の斬撃を――躱す]

 ―――っ……!

[そして静かなる咆哮を上げる狼は、その牙を振り翳す]

(128) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

[一瞬の交差に、数名の敵騎士が纏めて絶命する。

 その力で甲冑を打ち砕くでも無い。
 その力で盾を叩き割るでも無い。


 その狼の如き素早さを以て、片手で肩を叩く。
 そしてその手には、一振りの短剣が、兜に覆われない首を掠める。
 ただそれだけで、人は軽く絶命してしまえる。

 それが、力強さに恵まれず、騎士剣を持てなかった青年の戦い方]

(129) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[赤と緑が、平原へと散らばって行く。
向かい来るのは、唸りを上げた敵軍。

愛馬の手綱を引いていれば、思い出されるのは
馬の世話を欠かさずしていた少年の姿。
彼が今、負傷をしているなどとは思いもしない。]


…ッああああ!!

[ただ、咆哮と共に敵軍へと切り込んでいく。]

(130) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時半頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時半頃


【人】 記者 イアン


――― ベネット!!


[馬から飛び降りて、地へと降り立った青年の名を呼んだ。
剣や矢、はたまた馬の猛攻が飛び交う中、
地に足を着いて戦うのは、危険だった。 けれど]

(131) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

[この分野では最強と言えるオスカー程では無い。
 人体の急所等青年は全て押さえても居ない。

 然し、地を駆ける狼の足は疾風を求める様に素早い。
 既に軍馬に道を塞き止められそれ以上を斬り込めずに乱戦の最中斬り合う騎士達を後方へ。
 馬に乗らず、己が身一つで剣を振り翳す騎士達は、只一人突出してきた狼を狩り尽くそうとその長剣を突きだすが。


 ―当たらない。
 ――当たらない。
 ―――当たらない。 ]

(132) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―回想:開戦前>>118
[ダスクと名づけられた白馬を引き取りにきた緑騎士団副団長へと敬礼をして、手綱を引き渡す。]

 ―――はい。
 どうか、ダスクと共にご無事の帰還を。
 待って、います。

[一度、馬と顔を合わせ、頼んだぞ、とでも言うようにして、悠然と歩くその後ろ姿を見送った。*]

(133) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[砦にいるほとんどの看護士たちは、戦場からの負傷者の手当てに追われている。

まして、治療に使われているホールや中庭は、地下牢からは、やや遠い。

そして、戦場を往復している女衛生兵は、まさか砦の中にいるムパムピスや、フィリップが負傷しているなどとは露ほども思っていなかった]

(134) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―回想:撤退直前>>123
[駆けつけてきたミッシェルに叫ぶ]

 駄目だ、ミッシェルさん、一人で敵う相手じゃない!!

[しかし、走りだした馬は、無情にもその場から彼を遠ざけて行く。
声は、届いただろうか。*]

(135) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

[オスカーが馬を走らせるは、己が主の斜め後ろ。
主の背後に守られる様に、馬上で手にした長弓を番える。]

 …っ!

[ヒュッ、と鋭い音と共に弓を放てば、狙う先は今にも衝突しようとしている敵軍の先頭の馬。
激しい嘶きをあげ、大きな音をたてて崩れ落ちる馬に連鎖され、次々に倒れてゆく馬達。
そこに切り込んでゆけば、かなりの敵兵を蹴散らす事が出来ただろうか。]

(136) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

 …………ぐ

[視界が明滅して音が遠退いていた。
 いつの間にか床がすぐ目の前にあって、体は動かない]

 ――ィ、っ

[夥しい赤に染まる床の向こう、同郷の少年が見えた。>>126
 どうして彼はあんな風に這いずっているのか。

 ……離れてください。ここは危険です。

 ただの一言が出ずに、濁った嗚咽が漏れる。
 痛む腹を、震える手で押さえると、ぬるりと滑った気がした]

(137) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 御者 バーナバス

 ― 砦内 ―

 追加食料は7,8番倉庫においてありますが。
 …わかりあした直ぐ持ってきま―、一人来てくださーい!

 負傷兵が見えたそうでーす!
 薬が足りなくなりそうだったら直ぐ言って下さいー!

[戦場の後方もまたひとつの戦場を擁していた。
伝言、物資の運搬、補助。
何にでも限り対応することが自身の戦となっている。]

(138) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

[傍には、命を棄てたとしか思えない特攻。
 然しその数多の剣に斃れず、その数だけの敵軍の喉笛を噛み切る。
 敵陣も敵陣。既に周りには敵しか居ない『副団長』のその勇姿に、赤狼達はきっと勢い付けられるだろう]


 ―― 食い千切れっ! 赤狼達っ!!

[活気付いた士気は、未だ高まる]

(139) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[一太刀、二太刀とガイルに浴びせる。
同時に鋭い刃が自らの躯を掠めた。じわりと滲む赤い染み。]

 いい加減にその馬から降りろ。
 そこから殺り合うよりお前は地面に足をついて殺り合う方が得意だろう?

[男の何を知っているのか、女はガイルに向かって至近距離から話かけた。]

(140) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 現在・戦場 ―

[乱戦の中、剣の切っ先を向け、冷徹に軍勢を突き倒し進む。
甲冑を叩き割れば骸が転がり落ち、白馬は返り血に染まる]

 第二隊は一時退却!
 第三隊は南方へと進撃せよ!

[戦場を駆け回り、指示を出し続ける。
同時に、探すのは敵将。ガイル・カロッサの黒き姿を討てば、混乱の内に瓦解することを見越して。

将の姿を求め――――。]

(141) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[一瞬、一瞬気を取られただけでも、
次の瞬間、目の前に剣や槍が有る。
片手でそれらを受け止めれば、首目掛けて一撃を放つ]


…上等だ、ッつーの!

[翠の瞳を思い出しながらも、咆える。
背後では、オスカーが弓を持って援護をしていた。
そうしてひらけた視界へ、またしても突撃していく。]

(142) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 薄明:出陣前 ―
[愛用の弓は左手に。
団長と副団長の鼓舞する声を聞く。

集まる前、ペラジーが用意してくれたであろう軽食を取った。
不味くても、と彼女は言っていた>>77が、用意されていた物は旨かった。
これから戦場への力となるべく残さず食べて、行って来る、と声を掛けただろう。]

(143) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[提案は受け入れられた。間合いを取って、馬から降りる二人の騎士。二人の空間に入ってくる兵はいなかった。]

 『お前。俺の何を知っている。』

[低い声で尋ねられれば女は高らかに笑った。]

 やっぱり何も覚えてないんだな。
 お前が5年前の戦で殺した男の娘だ。
 やっと逢えたね。

[女は男を憎しみの視線を送り続け、最後の言葉は笑ってみせた。]

(144) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ――勝利を我等が手に!

[声を上げる。
弓を握り締め、鋭く敵が居る方へと視線を向けた。]

(145) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

[――だが、殺気の渦巻く戦場の中で。

 更に奥深くから感じる、一直線の殺気に、青年の背筋は身震いする。
 青年は狙われて居ない。それよりも後方、乱戦を繰り広げる赤騎士団へと]


 まずい……

[血の気と殺気に中てられて気付かなかった。
 咄嗟に踵を返す様に、仲間達が戦う場所を塞ぐ敵兵に両手の牙を突きつけながら]

(146) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ムパムピスの発する濁った嗚咽。
そして少年の視界も、最早霞んで全てが二重に見えた]

 ……こんな、死、

 ………ゴボッ

[這いずる。
手を伸ばす指先は、震えていた。
もう少しで、届く。
そうしたら、彼の肩を揺すって、しっかりしろ、傷は浅いと言わなくては。

だが、指先はほんの数センチの処で、届かぬまま崩れ落ちる。
まるで叶わぬ片思いにも似た、切実さで。

ダスク、ヴラズィ、アモネス…戦場に居る馬たちのことを思う。
もう鬣を梳いてやれないことに、胸中でごめん、と呟いた]

(147) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 記者 イアン

ばっか、アイツ何で陣形崩してんだ…ッ

[ひらけた視界へと切り込めば、見えたのは
黒い影と対峙するミッシェルの姿>>140
明らかに緑騎士団が配置する場所にいて。

対峙しているのが敵将と分かれば、
彼女一人では倒せないと思い、そちらへ馬を向けようと]


…ッ !

[しかし、敵の大軍に阻まれてしまい、叶わなかった。]

(148) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

大丈夫、大丈夫だよ。
イアンさんもベネットさんも、すごく強いから。
一人で、何十人分もの活躍してるよ?

だから今は、自分のことを考えて…!

[きつくなりすぎない程度に包帯を巻き、止血する。砦まで運ぶ余裕も段々となくなり、その場にいる負傷者に、応急処置を次々と施していく。時々、もう助からないとわかる者もいるが…それでも、声をかけ、手当てを施す。見捨てられるのは辛いから。

血と、土のにおいが鼻をつく。]

(149) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[しかし、敵とて考えることは同じ。
白馬に騎乗し、弓の紋章の入りし甲冑を着込む副将。その名は敵にも伝わっているのだろう。
男を墜とすべく、浴びせられる無数の刃。
その一つ一つを受け、撥ね返しながら。]

 ―――ミッシェル・クロウ!!

[軍勢の彼方、黒き影と対峙する姿>>144を見、鋭い声を上げた]

(150) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 御者 バーナバス

 ― 砦内・地下牢近く ―

 な、なんだ――!?
 誰かが…たおれて…!

[庶務の最中通りかかった地下牢の近く。
>>137>>147倒れた人影に、慌てて駆け寄った。]

 ちょっと、あんた、しっかりしろ!

(151) 2011/07/02(Sat) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 00時頃


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 00時頃


【人】 双生児 オスカー

 …放っておけ。

[イアンの声を受けて目線をそちらへと向ければ、ミッシェルの姿が目に入るが。]

 行かせんぞ。
 お前を、危険な目にあわせるわけにはいかん。

[いいながらもひらり、愛馬を飛び下りれば、剣を抜き放ち、周囲の騎兵を狙い。
馬の足に踏まれぬ様に気を配りながら、狙うは兵では無く、馬。
斬りつけられ暴れる馬から振り落とされる兵の首筋にを容赦なく貫いてゆく。]

(152) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 お前がここを攻めるって噂を聞いた。
 無断で来てしまったから後でお咎めがあるだろうが…
 それよりも私はお前に用がある。

[視線を外さず、静かに答えるその姿。
後のお咎めの恐怖より、今は目の前の敵にしか頭にない。]

 無駄口叩いてる暇もないだろう。
 私はここでお前を殺めるんだ。

[剣の切っ先を男に向けて言い放つ。この言葉を訊けば相手は鼻で笑うだろう。]

(153) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

[一直線に走る殺気。
 ……これは『弓』だ。それも、数え切れない『敵騎士』を射る為の物じゃない。
 『将』を射んとする、只一人だけを殺さんとする弓]


 ――っ………!


[狼達は誰も気付かない。
 血気に逸り、獰猛な本能を剥き出しに、冷静さを保てない戦場の中で。

 『彼』を狙う一矢に誰も気付いて居ない]

(154) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

 どけえぇっ!!


[初めて脇腹を斬らせ、赤い飛沫と激痛が走る。
 剣を躱す一瞬すら惜しかったのだ。

 最前線で敵軍に囲まれ、『彼』は気付けて居ない。
 早く、速くしないと、殺気が放たれ――]

(155) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

[痛切な咆哮が、イアンの名を呼んだと同時に。
 心臓深く目掛けて放っただろう一発の矢が放たれた事を感じる。

 ――遅い。
 切り結ぶ剣に動きを止められ、彼を護り切れるオスカーが生み出してしまったほんの一瞬の隙が重なる。
 そんな最高過ぎる機を狙い放たれたその矢は、間違いなくイアンの命を穿つ。


 だから責めて間に合えと、最後の一歩、高く跳躍して――――]

(156) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 神は我等と共にあり!

[出陣前、姿を見せた神父は砦で祈ってくれているであろう。
率いる小隊へ声を張り上げ、男も絶えず弓矢の雨を降らせる。
出来るだけ敵の進行を防ぎ、味方が押し上げる機会を得る為に。]

 矢は決して後ろへは飛ばない!
 引くな!
 我ら緑の騎士は前にしか進まない!

[番えては放し、放しては番える。
もう何本の矢を射ったのか覚えていない。]

(157) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

 [ 背中に感じた衝撃に 一瞬穿たれた意識 ]

(158) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[>>151 しっかりしろ、そうかけられる声には聞き覚えがあった。
確か、そう、物資を頼む際によく聞いた]

 ……

[薄く唇を動かしたが、言葉を紡ぐことはできなかった。
代わりに、再びごぽりと肺から溢れた赤が、口から零れた]

(159) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

[手が、多分フィリップの手が、赤い床に落ちた。>>147
 今にも肩に届きそうな近さで。

 神父の周囲は今や夥しい血溜まりになっている。
 また別の、もっとしっかりした声が聞こえた。>>151
 伝えなければ。助けなくては]

 ぉ……ねが、しま
   フィ……くん、たすけ

[視線を彷徨わせ、声の主を探す]

(160) 2011/07/02(Sat) 00時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 00時頃


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 00時頃


【人】 記者 イアン

…ッ

[オスカーの声を聞くまでも無く、
行く手は阻まれて、再び牙が交わる音が手元で響く。]


っは、頼もしーなッ…!

[愛馬を飛び降りるオスカーを横目で見て、言う。


もちろん、自分を狙う「殺気」などに、
興奮の中心に居る彼が気付くはずも無く。]

(161) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 御者 バーナバス

 >>160あっ!ああ、神父殿、神父殿じゃ―
 いや、んな、血が、血が…

[少し動いたもう片方が神父殿と分ると同時に。
見たことの無い量のそれに、言葉を瞬間失って。
そして彼の言葉は届いて―]

 衛生兵、衛せい兵、えい生へい!
 誰か、誰か来てくれええぇ!

[ただ、本能のままに、叫んだ。]

(162) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

[中空で硬直する身体。

 心臓の裏には鏃が埋まるほど深々と突き刺さった矢。

 眼前の彼の名前が小さく鳴かれ、青年の身体は音も無く堕ちる]

(163) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 御者 バーナバス

 はぁ、はぁ、はぁ。
 あぁあ、>>159君は馬の世話の…

[フィリップの姿は補充の飼葉の依頼や、それを届ける際―取りに来た際―見たことが。]

(164) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 記者 イアン





――――― … っ


[止まるはずだった心臓は、まだ動いていた。

そう、自分の目の前で崩れ去る 『彼』のお陰で。]

(165) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[遠くから声が聞こえる。
視線を僅かにずらすと先日、一喝されたヴェスパタインの姿。>>150
しかし女は再び視線を戻し、目の前で笑う憎き仇に刃を向けて走り出す。]

 ほらっ!!どうした!
 以前のように刀を振るえよ!!
 私の父親を殺した時のように笑いながらさぁ!

(166) 2011/07/02(Sat) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[鳴き声を、発した彼の姿を追い、視線を方々へ向ける。
モザイクがかっても見える世界の中で、鳴き声のした方へ、懸命に緋色を凝らす。

きらり、鋭く光る、何か――― ]

(167) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 店番 ソフィア

[戦況の開始は予想通りだった。最も、そこに至るまでに赤騎士団の方で斥候を捕縛したなど、いくつかの新しい情報の処理にも追われてはいたが]

……ここまでは、じゃが。

[勝利を我らが手に、と号令をかけた副団長の言葉、笛の音を思い出す>>84]

個々の戦に勝つのは、可能じゃろうが、さて、『終わり』の勝利までの道がまだ…見えぬでありんす。

[戦場を見渡せる位置に、赤と緑の参謀は並び立っている。その言葉に、赤の参謀は頷いただろうか]

(168) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[5年前、目の前で父親が通り魔に殺された。ただの市民だった父親は戦闘能力は皆無。女は目の前で崩れる父親に為す術がなかった。]

『嫌だ!!嫌だぁああぁああぁ。
死んだら嫌だ!!お父さん!!!』

[自分は泣くことしか出来なかった。無力だった。

そしてしばらくして幼馴染みの騎士団入団の話を聞いた。
いつも近くにいた彼がいなくなるという理由が一番大きかったが、この事件がきっかけというのも入団理由の一つだった。]

(169) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 うあぁぁぁぁぁ!!!

[嫌な予感に矢を番えて僅か固まったが、それを払拭すべく声を上げ更に矢を射る。]

 手を休めるな!
 勝利の為に!
 お前たちが守るべきものの為に!
 矢の雨を持って、奴らの血の雨を降らすんだ!!

[仲間を、何より己自身を鼓舞する為声を更に張り上げた。]

(170) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 まさかあんたが兵になってるとは思わなかったけど。
 なんでなってんの?

[冷徹に言葉を吐き出す女にはもう憎しみの表情でしかなかった。

鈍い剣の音は続く。相手に傷を負わすことは出来ても決定的な一打は打てることは出来ずにいた。]

(171) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[既に血を失い過ぎた身体は、
目は光を失い、外界の音すら拾うことができない。
バーナードが衛生兵を呼ぶ声も

蒼褪めて土と血に塗れた顔、薄く開かれていた瞼は重く落ち。
痙攣するように震えていた身体が、完全に沈黙した。]

(172) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 記者 イアン



…       ―――


  

(173) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―砦内―

『何か、ありましたか…ひっ、何で…!?』

[バーナバスの大声に、たまたま近くを通りかかった女性が現場を確認にきて。その凄惨な光景に絶句する。>>162]

『た、大変だ…!すぐ看護士を呼んできますから…!
あなたは、傍についていてあげてください!』

[運ばない方がいいと判断したのか、女性は踵を返して、その場を後にしようとする。]

(174) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

おい、お前馬から降りろ!

[騎兵は、弓に弱い。
弓が、また番えられる。主に言うのが早かったか。
それとも、オスカーが懐に仕舞った短剣を投げたのが先だったか。

どちらにしろ、地面へ倒れたベネットの元へ向かおうと、次の瞬間には、血で赤く染まった大地を蹴っていた。]

(175) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 00時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 00時半頃


【人】 本屋 ベネット

[穿たれた意識が、ほんの一瞬の覚醒を促す]

 ……   ――

[死の直前を思わせる様な、あまりにか細い狼の鳴き声が小さく]

(176) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[敵兵に阻まれながら、捉えるのは敵将の黒き姿……そして、刃を向ける女騎士の姿。
その翡翠が一時こちらを向いて、無謀にも再び走り出す>>166]

 下がれ、クロウ。命令だ!!

[自らに向かってくる剣を受け、落としながら声を張り上げる。
見遣れば、敵の弓兵が彼女向け矢を番えるのを捉え]


 ――――……下がれええええっ!!!

(177) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[激しい攻防は続いた。女はそれなりに体力もあったのだが大の男と比べては敵うわけもなく]

 「キン―――」

[両手で握られた剣は男の手によって弾かれた。]

 ―――っ!?

[慌てて近くに倒れた兵の弓矢に手をかけるも、果たしてそれは間に合うのだろうか。]

(178) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―ガイル・カノッサ>>171
[自分を誰かと勘違いしている様子の女騎士に、面白くもなさそうな冷やかな視線を投げた。
通り魔などと言う、事実は彼にはなく、彼女にも見覚えは無い。
一頻り剣の相手をしたが、機を見て打ち込むと、剣を払うように突っぱねる]

『…下らん人違いだ』

[再び騎乗すると、その場を立ち去る。
しかし、ヴェスパタインの姿が見えれば、翡翠を細めて、そちらへと駆けた]

(179) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[もう何人目か、数える気にもなれないくらいの処置を施し。そろそろ、薬品の補充も兼ねて戻るべきかと、息を吐いて。

負傷者がいないか、辺りを見て……]

………え。

[思わず、声が漏れた。ほんの少し、目を離しただけだったのに。

イアンのそばに倒れているのは――。
少し距離があったから、最初は見まちがいだと、思った]

(180) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[ままならぬ視界は、探すものの姿を一つも映さない。
 ただ、ふっと傍で、何かが途切れたような、
 音が聞こえたような感覚があった。>>172

 ……か、みさま

 どうして

[振り絞った声が、 最期。]

(181) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 00時半頃


【人】 店番 ソフィア

未来を知ることでもできれば、楽なのじゃろうな…。

[ふ、と笑う。それが――とても皮肉な意味を持つことに、まだ彼女は知らない]

――敵は、カロッサが出てきておるかや。……将を討てるか――?
奴ならば、後方に隠れ潜むタイプではないはず…。

[戦闘が始まれば――最も、情報が遅くなる部署、それが参謀だ。どれほどに斥候の網を張り巡らせようと、『現場で起きている』事には追いつけようもない]

――この時が、最も歯がゆいの。信じて祈ることの、なんとつらい事か――。

[戦闘は、続いている。そして――砦内の混乱も、いずれ彼女へ情報が届くのだろう]

(182) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 御者 バーナバス

 >>174はやく、はやく来てくれ!
 え、違う、早くつれてきてくれ!

[女性に必死にお願いをしつつ。
しかし>>172体の動きが鈍くなるのが目に見えて。]

 おい、やめよう。
 しっかりしろ…しっかりしてくれ。
 あああ、おい…。

[フィリップ消え行く命の灯火に、ただ涙を流す事しか出来ない。]

 神父殿は…?

(183) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 00時半頃


【人】 御者 バーナバス

[振り向いた、その先。]

 >>181あ…

 神父殿―?

(184) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ か細い声で囁いたのは、夢。

 もしくは約束 ]

(185) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

 [それを伝え  狼は眠る様に 事切れた** ]

(186) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

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オスカー
28回 注目
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25回 注目

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0回 (2d)
フィリップ
18回 (3d) 注目
ムパムピス
15回 (3d) 注目
ヴェスパタイン
32回 (4d) 注目
ソフィア
15回 (5d) 注目
ヤニク
24回 (6d) 注目

処刑者 (4人)

ベネット
35回 (3d) 注目
ペラジー
31回 (4d) 注目
バーナバス
14回 (5d) 注目
ローズマリー
0回 (6d) 注目

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