32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヨーランダが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ミッシェル、ベネット、ドナルド、ソフィア、ヴェラ、ミケ、テッド、カリュクス、ラルフ、サイラス、カルヴィン、トニーの12名。
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―何かが起きる前:時計塔頂上―
――……霧の深夜の大観覧車<<ミスティブラック・カーニバル>>
["黒"のトランプ。が宙に舞う。風に乗る者>>363に、時計塔に。 向かってくる異形、その全てに向かって行き。
ずぶり。
切り裂くでなく、その身体へと入り込む。]
"――…… 暴 れ ま わ れ"
[カード<<クロ>>に命じる。異形の身の内、侵入したカード。 その中を食い尽くすかのように、 切り裂き、暴れまわる。
ばたり、ばたりと。 自身と"お嬢さん"に向かっていた"異形"達は、 のたうち苦しみながら、その動きを止めていった。]
(0) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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[>>1:367 案の定手を引いてはくれなかったので、そのままひょいっと立ち上がる]
いーよ。 やっちゃって。 破滅の兆し《トルメンタ・アルシオン》なら、とうに超えたって、わかってんだろ?
へえ、ベネットでもボランティア《慈善活動》すんだ。 つい先刻、オイタしたのも叱らないんだな?
[ふふ、と笑いながら、>>1:368 ベネットの闇《混沌》の腕が空間を裂くのを眺めていた
ビギィぃ バギ ミジミジ バリ ズガシャア
無理にこじ開けられた空間は、周囲に時空の歪を振りまき。 時計台周囲。左右上下の法則が壊れ、ワームホールや、いるはずのないモノたちの蔓延る無法地帯と化す
それに構わず、ベネットの手を引き大時計《グランド・クロノス》の中へと軽い足取りで進んだ。 中へと入ると手を離し、一人予言者《ヨーランダ》の傍へ]
(1) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時頃
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―時計塔―
[映像《VISION》が呼び出す異形。 その意味を知らない己はその疎ましさに地面を踏む。]
______......うぜぇ。
[そのまま水柱は空へと昇り、時計塔のへ近づこうと。 直後、違和感に気付いて近くの民家の屋根に飛び移った。]
____...なんだ??
[空を見上げて、それから息を飲む。 時空が不安定なことには気付いていたが。 それ以外の何か別の干渉。 大時計《グランド・クロノス》の針が歪むのが見える。]
これ____...マズくねぇか...?
[遠くに見える船の姿。]
(2) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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――!
[歪曲する空間《ラ・ディストリク・エスパシオ》
飛び出る異形に一瞬たじろぐが先程の猫を彷彿とさせる奇術師が現れ、そしてその術で異形を内から斬り裂いて行く]
……ありがとう、と言うべきなのかしら、ね。これは。
(3) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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―→骨董屋付近―
[ばらばらと零れるようにやってくる異形をなぎ倒す。 しかし振る腕の力は、数刻前よりは弱い。 それはヒビの入ったコアが神経を繋ぐのに時間がかかっていることの現れに他ならない。]
ちっ…これで飛んだら負担かけちまいそうだな。 しばらくは、地に足つけてやるしかないな。
[異形の湧く場所へと一歩一歩近づけば感じる力が大きくなっていく。 他に、誰かが力を使っているのだということは容易に知れる。]
へ、お手並拝見といこうじゃねえの。
[へへ、と薄笑いをしつつそこへ近づいて物陰に身を潜めた。 骨董屋の傍で対峙している者達に端末を向け、 データがあればと覗きこむ。]
(4) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時頃
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[ ≪checking surge…… Clear:3 Unlnown:1≫
解析の結果に顔を顰める。Unknownってどういうことだ、と。 存在が明らかになったのは、未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》と希望の魂を抱くもの<<エスペランサ・アニムス>>、それから―]
不死者の始祖…か。どいつもこいつも厄介だが。 あのお邪魔ムシ2号はなにもんだ?
[視線はUnknownと示された青年へと。 見たところ、彼が異形を放つ元であるのはま違いないようだが。]
ったく、厄介もんが雁首揃えてどうしてあれを止めない―?
[一体どういうことだ?と物陰から様子を窺う。]
(5) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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―雑貨屋ベネット―
[空間を引き裂く気配。 『ベネット』の残滓の濃い店内にもその気配は伝わる。]
紅茶でいいかな? 砂糖とミルクは?
["店番"はそんな事、気にせぬ風。 こん、とパイプで机を叩けば。 すぐに可憐なアンティークドールがティーセットを持ってくる。]
(6) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
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冗談キツイぜ_____...ッ、おい引き返せッ!!!!!
[こちらへ向かう船。 それは己たちの愛船『マリアントジョイフル号』。 海を滑る姿は人魚のように美しいとも言われた船。 舵がきかないのかその航路は不安定だ。]
___ッ!!!!!な、なんだッ?!
[不安定な次元がさらに歪み。 上下、左右、方向という法則≪ルール≫が破壊されていく。 突如表れたる黒海≪ワームホール≫に船は飲まれていく。]
おいッ!!!! ざいけんなッ、テメェらきばれっ、そっち行くから!!
[けれど、船を飲み込む黒い渦は。 その勢いを弱めることはなかった。]
(7) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
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―街道―
[男を包む無《/dev/null》は、誤解を恐れずに喩えるならばゴミ箱である。 従って、投げられた剣>>1:362は、無《/dev/null》にそのまま飲み込まれたのか、端末《ナユ》が弾いたのか定かではないが、男には届かない]
――て る…
殺
いやだ 殺したく でも殺し
[端末《ナユ》が映すのは絶望。男が見た、景色《記憶》]
(8) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
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閉め出すなんて、ひでぇな、ヨーランダ。
…わりぃ。アタシ、お前の期待には添えねぇわ。 記憶操作されながらだったけどさ。 お前と学校通ったの、あれはあれで、楽しかったんだぜ。
[ヨーランダの傍に歩み寄り、先ほどと同じように手をとり、耳元で囁く]
アタシには。 アンタやあのコみたいに、研究所《ドック》の連中が喜ぶような力は、何もなかった。アタシにあるのは―――毀す力だけ。 だから―――アタシはアタシなりのやり方で。 この世界にケリをつけてやる。
[ヨーランダの頬に接吻をひとつ落とすと。
ブチッ ブチブチブチブチブチッ
彼女の命を繋いでいた、生命維持装置の管を全て引きちぎった]
(9) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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殺し 憎い 殺して 一緒に死
[昨日出会った人間《もの》が、今日物言わぬ死体《もの》になっている絶望。 家族と呼べる者の顔を知らぬ絶望。 10分先に自分が死んでいるかもしれない絶望。 少しでもまともな身体と思考が残っているうちに死に方を考え、実行する絶望。
それは、闇。憎み、疎み、蔑み、怒ることでしか紛らわせない、悪夢。 仕方ないと受け入れるにはあまりに理不尽な現実《REAL》]
(10) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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― 骨董屋『ベネット』 ―
ソフィア…、やっぱりしらない。
[ソフィアがソファに腰掛けると、トニーはソファの隅に寄って様子を伺う。 くんくん、匂いを探るとふわりといい匂いがした。]
ベネットともだち、…わるいやつ、ちがうのか。
[少しだけ警戒を緩める。 『ベネット』が彼女を”許可”した事は事実。 しかし、トニーにとって害があるかどうかはまた別の話。 完全に警戒は解かない。]
(11) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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マリア_____ッ!!!!! (マリア―――――ッ!!!!!)
[船の名前を叫ぶ。 それと同時に思い浮かぶのは船員≪クルー≫たちの顔。 唇が切れそうなくらい噛みながらボウガンの矢を放つがそれは届かない。 そのまま、船は時空の彼方へ消え去った。]
_________ッ!!!!!!!!! なに、やってんだ......、なに、っ、してっ...。
[また違う種類の異形が。 空から、地から堕ちてくる。
唇を噛み、そして拳を強く握る。 その手に血が滲むのに*気付かないぐらい。*]
(12) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[もう一方の剣>>1:362は異形を貫くことなく、反対側の壁に突き刺さる。 異形そのものは、剣が到達する前に波動によって崩れ去ったようだった。>>1:364]
…剣を無駄に手放しただけだったか…。
[余計な真似をした、と言わんばかりに苦笑するが、 すぐに、もう一人の青年の方へと視線を移した。>>328]
物理無効の防壁か…それもかなり強力な…。 今の私では力ずくでは無理か…。 魔力の塊をぶつけて気を失わせてみるか…?
[小さな溜息を加えて、そちらを観察しながら、視線をカリュクスたちへ]
カリュクス、それから、そっちのHelの子、無事か? たいしたもんだな、娘さんよ。
(13) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
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はぁ……ぁ、は、ぅ……
[強いチカラを使った反動を受け、その場に座り込む。 肩で息を繰り返す中、腕の中の赤子の様子を見る。
庇ったつもりだが、強い反動は受けていないだろうか。 無意識の内にかなりのチカラを引き出したが 彼自身が使うよりはかなり楽とはいえ大丈夫だろうか。]
ぬし、さま…大丈夫……です、か…?
[問い掛けも、力ない様子で。 嗚呼、先ほど誰かに、呼ばれたような…?]
(だれ…)
[>>1:362 音の方向を見やり、居たのは。]
やみの、おう……――
(14) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[呼吸器をはずす。 預言者―――否、神造人間として生み出された、ミッシェルの姉ヨーランダは、薄らと目を開け、生気を失いしわがれた唇を僅かにうごかす。
” ”―――…]
………。 ねえ、さん。
―――…さようなら。
[遺言に応える事無く。 別れのみを返す。
事切れ、だらりと折れそうに細い腕が力を失うのを見届けると、両手をその華奢な屍に翳した]
…凍柱華葬《セルクレイル・デラ・グラス》
[手から迸る冷気が、ヨーランダの死体を凍りつかせていく]
(15) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[>>13 思考が鈍っていたところにかけられた声に ハッと意識を戻す。 軽く震える足を叱咤して立ち上がり。]
っ…平気。 それより、問題は…アレ。
[気力で立ち上がったことは見えているかもしれないが 虚勢を張る。
そして、より問題であるのがアレ…テッドであることは 真実であって。 物理無効の球の先に、先ほどの波動は届いただろうか?]
(16) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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―――…!
[空間を引き裂く気配に、トニーはぶるりと身震いした。 警戒を帯びていた表情は心配そうな顔に戻り、そわそわし始める。 そして、お客のオーダーを聞くベネと窓の間を視線が往復。 わかりやすい心配の先は、先ほど助けてくれと頼んだ彼の事だった。]
(17) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[この時、トニーはまだ知らなかった。 人の心配をしている場合では無い事を。 破滅へのCOUNT DOWNは、トニーが思うより限りなく0に近い状態だという事を。
かち かち
透明な音は身体の奥で密やかに奏でられ続ける。 覚醒《崩壊》の刻まで、あと――――*]
(18) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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―side 『ベネット』 歪み生じる大時計《グランド・クロノス》―
『破滅の兆し《トルメンタ・アルシオン》をまさか我に起させるとは。 誇れ、女。
オイタ? ……記憶に無いな。』
[『ベネット』は忘れたのではない。 過ぎ去ってしまえば『オイタ』とすら認識しなくなる。
異形なる爬虫類の咆哮。 太古の巨大な昆虫の羽音。 歩く途中から上下逆さになる道に混乱の悲鳴。
手を引かれ進むにつれ。 灰色の泡が膨れては弾ける。]
(19) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[ パリ … パリンッ
完全に凍りついたヨーランダの遺体は、液体窒素で固めた薔薇が衝撃を受けて崩れ去るように、氷の欠片となって砕け散った]
お疲れ様。 ゆっくり休んでくれ。
[自らの手で誘った姉妹の死に、女は涙ひとつ零さない。 僅か、唇を噛んだのみ。
そして、大時計《グランド・クロノス》の『要』の歯車たるヨーランダの”身体”が滅した時。
―――時計塔《グランド・ソロール》は、崩壊を始めた]
(20) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[ミッシェルが預言者Yolandaの生命維持装置の管を引きちぎる。
ごぷり 『ベネット』に別離への興味は無く。 忌まわしい泡立つ音を立て。]
『……時期に此処『Skuld《未来》』も崩れる。 あの人間の望み通りとなるとは。 面白い。』
[密やかに哂う。]
(21) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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― 骨董屋店内 ― [空間を引き裂く気配に一瞬、呼吸が止まる。 身体の中に生まれた激痛にふるりと震え、頭を振った]
…あ、紅茶で構わないよ。 ミルクたっぷりで。
[息をそっと吐くと『店番』に向かって微笑む。 トニーがソファの近くにやって来れば(>>11)、手を伸ばしてくしゃりと髪を撫でた**]
(22) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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―回想 side:Judah 不吉なる始祖との契約―
[ ぞり…――
銀のナイフで切り裂いた両手首。 止め処無く滴り落ちる赤は円陣を描き。 其の中央。
闇《混沌》は其処に喚ばれ出でた。]
(23) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
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『人間如きが我の安らかなる眠りを妨げ何用だ。』
[空間自体を揺らがす其れの"声"。 一瞬の後に周囲は其れの領域を化し、周囲を覆う闇が濃くなる。 圧倒的な気配《プレッシャー》を前に、其れの召喚者Judah《ユダ》は血を失い真っ白になりつつある拳を握る。]
私の望みは――…。 来たるべき緩やかなる破滅《ミライ》の回避。
停滞し、真綿で縊られる様に世界が破滅《ミライ》を迎えるくらいならば。 一度、世界を無へと。 私は盲目の世界《アンダカ》の向こうの完全なる世界を目指す。
その為に、私は――友《Michelle》の"死"を願う。
(24) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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『成る程。どうでもいいな。 だが丁度我は"新しい試み"をしたいと思っていた。 手は貸してやろう。ただしお前の全てを引き換えに。 なれば我が子、人工魂《メタソウル》の十二番目をやる。
承知ならば名乗れ。人間。』
[闇奥より現れるのは甘い腐敗臭纏う。 左の瞳に『XII』文字を持つ人形―――。
其れと闇とを見据え、Judah《ユダ》は迷い無く名を口にした。]
(25) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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私は機関《イデア》所属、CodeName『裏切り者《Judah》』――…
χρόνος = κορι νε ・ καιρός クロノス = コリーネ ・ カイロス
(26) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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―――十三番目の時の御子にて魔術師たる私は 崩壊《0》を選択する――!
(27) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
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とても平気そうには見えんが…。 …アレは放っておいても先にばてそうだがな…。
[波動が通じたかは知らないが、視線を感じて、そちらを軽くにらみつけた>>5]
何のつもりか知らんが…物陰でこそこそされるのはあまり気分は良くないな…。
[そちらに向けていうわけではなく、独り言をぼそりと呟いた。]
……思っていたより早い崩壊だったな…。
[続けて呟く言葉は、崩壊を始める時計塔《グランド・ソロール》を眺めながら]
…………。
(28) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 01時頃
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[>>19 全てを終え、誇れ、という始祖に、振りむき、眉根を寄せて笑う]
ふぅん。 なんでお前、そんなにアタシのこと気に入ってんだか? ―――何にでも無関心なくせに。
[言いながら、ベネットへと再び歩み寄る]
さってと。 このままだと、流石にアタシでも崩壊に巻きこまれて消滅しちゃうんだわ。 さっきの用件には含まれてないけど、此処から連れ出してくんない?
おうちに帰るまでが、デートなんだぜ?
[こぽこぽと灰色の陰から泡立つ異形を踏みつけながら。 女はにこやかに、ベネットの手を取って言った]
(29) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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[法則無視>>1:323 と異形の衝撃>>1:359 引き出された力>>1:364 あまりにも悪すぎたタイミング。 ぎしり…ぎしり… 嫌な音、聞きたくない体のきしむ音…。
部下の放った力>>1:346 は届いただろか…? 届いていても届いていなくとも心配をかける訳にはいかない、どうにかごまかしておかなければ…。]
(天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》 緩やかに 穏やかに『命』の力、我が身の内で密やかに発動せよ 執行時間43秒) カリュクスのおかげで余は大事ないぞ。
………無理をするなと、申したのに…。
[天鎖の祝福<< ギフトライン>>に一切の力を流さないよう調節し、大丈夫と伝えるよう笑うが、ひどく疲労している部下にそうっと手を伸ばし申し訳なさそうな泣きそうな顔になる。]
(30) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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[カリュクスの波動は、《/dev/null》のほんの僅かな死角――男が脚をつけている地面を通じて男に当たったようだ]
告げるだけで何もしない傍観者が憎い。破壊の限りを尽くす神が憎い。絶望しか見えない未来が憎い。世界に毒を撒き散らす風が憎い。人の力を越えて驕る科学が憎い。真実を隠すまやかしが憎い。何も救えない無力な自分が憎い。視野の閉じた盲目が憎い。他者の宝を強奪う暴力が憎い。罪深き物を産み出した狂気が憎い。人間の絶望すら肴にする化物が憎い。憎い憎い殺してやる、殺して、殺して、殺して、一緒に死、約束、俺より先、置いて、嘘つき、嘘つき、嘘つき、嘘つき、俺を置いて、どうして殺して、どうして殺してくれなかっ、嫌だ、一人は嫌だ、一緒に、約束、ナユ、嘘つき、嘘つき、嘘つき、嘘つき、嘘つき、一緒に死、生きて、生きてる、死、違う、生きて、ナユ、生きて、心臓もうないけど、嘘つき、死なせない、嫌い、俺が殺す、ナユ――
[呪詛を吐く体力も尽き、端末《ナユ》も紅い画面の警告を発して消えた。 《/dev/null》も、映し出されていた映像も消え、男はその場に*倒れた*]
(31) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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[ゾクリ、と身体が震えた。 それは、向けられた不死の始祖の視線>>28ではなくて、 時計塔の方から感じる気配。時空が歪み、裂けた―こと。
そして振り返る先、黒海《ワームホール》へと飲まれる船尾と、 崩壊が始まる時計塔を視界におさめた。]
一体、どうなってやがる…どっちもこっちも!
[わけがわからない、けれど。 とにかくのっぴきならない事態であるのは確実で。]
……―――。
[両手を開いて肩をすくめながら物陰から一歩、通りへ出て、]
うらぁっと!
[構えた大鎌で、異形を数体ふっ飛ばした。 やがては異形が湧く勢いもなくなっていくのだろう。]
(32) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 01時頃
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[そうして、もう一度テッドの方を見た。 様子を窺い気を失ったのを確認すれば、そちらに近づき]
……この小僧、まともに自分の力も使いこなせないのか? 開眼せよ、呪縛の魔眼。縛り付けろ、我が魔眼…。
[強制的に彼に呪縛を与える。それは監視を含めた魔眼の力。]
…とりあえず、暴走小僧はこれでいいとして…。 …なにがあった?
[溜息を一つ零し、満身創痍な二人に問いかけた。]
(33) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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[邪魔者2号が倒れたのを見て、大鎌を担いだままつかつかと歩み寄る。]
……――悪いな、邪魔するよ。
[ドナルドとカリュクス、カルヴィンを見て、それから倒れた男の横へと座る。 何か正体の手掛かりになるものはないかと思ったからだ。]
(34) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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―side 『ベネット』―
[異形の叫びを人々の悲鳴を掻き消す破壊の音。 大時計《グランド・クロノス》の止まらぬ針は砕け。 奏で続けた時の音はもう聞こえない。]
『気に入りの理由か。 その物怖じせぬ態度もだが。 まずはその完璧なる肢体がだな……』
[ぞわり… 騒ぐ闇《ベネット》は哂い、今度は手を差し出し。 時計塔の崩壊から離れた場所へとミッシェルをエスコートすれば。 特に未練も無く自らの骨董屋《テリトリー》へと還る。*]
(35) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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|
さっき…
[大鎌を担いだ男がやってきて、座り込む。 その男に視線を向けた。]
先程、こそこそこちらを探ってたのはお前だな。 何者だ?
[尋ねながら、両手のひらを開く。 別々に投げた二本の剣は、再び彼の手に戻り、それを握り締めた。]
(36) 2010/09/17(Fri) 01時頃
|
|
―崩壊する時計塔《グランド・ソロール》から離れた場所― [ベネットのエスコートに任せ、空間を渡ると、其処は崩壊の影響を受けぬだけの距離をとった場所]
肢体だぁ? お前がそういうのキョーミあるとかすげー意外なんだが。
まぁいいや。 サンキュ、助かった。ありがと!
[眉をぴんっと跳ねあげつつ。 帰っていくベネットには、ひらりと手を振って、自身は其処から崩壊する時計塔を*眺めた*]
(37) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 01時半頃
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[《ドック》のデータでも解析できない存在とはなんなのか。 男に近づいたのはただの興味と―それから、ターゲットに近づけても大丈夫な人物なのかを探るため。]
俺様の獲物に万が一のことがあったら―
[本当は自分がついているのが一番なのだが、 肝心のターゲットに激しく嫌われているわけで。 だから敢えて距離を置くしか今は方法がない。]
どこのどいつ様なんだ、お前…ん、あ?
[何者だ、と聞こえて顔をあげる。 カルヴィンがこちらを見ているのにニヤリと笑って。]
ケッタイな研究所の小間使いでございます。 不死者の始祖様に名乗るほどのものじゃございませんよ。 [言葉とは裏腹に態度はふてぶてしい。]
(38) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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|
……研究所…?
[こちらの情報を持ちえて、なお自分の情報は出さない。 そんな様子に少々呆れながらも]
この時代のことは良く分からんが…。 300年以上眠っていた私のことを知っていると言うことは、その研究所がHelを好きなようにしてくれた連中か。
[面倒なことを、と思いながらも、本人は満足そうだった様子に、そのことを気にかけるのはやめた。]
私のことは歴史に残っているとも思えんしな。
(39) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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|
―骨董屋『ベネット』前―
[店から出るとちょうど黒海《ワームホール》に飲み込まれるところで。]
あーあ。 もう帰ってこれないね。
[『ベネット』がした事であると知っているので驚く事もなく。 "店番"口調は常通りに暢気。 すたすたと倒れるテッドの傍まで歩いて行き。]
ねえ、この人、こっちに渡してくれない? 僕は喧嘩強くないから乱暴したくないけど。 トニー様がね、 助けてって言うんだ。
[ばらりりり 白紙の魔道書《The book of zero》が何時でも記述できるよう高速で捲れる。 もし攻撃されたなら、自らよりも優先してテッドを守るであろう。**]
(40) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
|
|
余は無事だ、カリュクスがいるのでな。
[闇の王>>13 にちらりと視線を向け、すぐに崩壊を始めた時計塔《グランド・ソロール》>>20 をぼんやりと見やる。]
(兆し《トルメンタ・アルシオン》が… あれは起こるもで起こすものではないというのに…! しかも調和《バランス》を崩す者がまだ存在しているというのに――
これが引き金にならねばよいのだが……。)
(41) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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[問いかけてくる闇の王>>33 に部下のことを気に掛けながらも口を開く。]
うむ……。
あの輩は調和《バランス》を崩す者だ。 余を殺し世界を壊したいらしい、それで余たちと敵対していた。
敵対中おかしくなって暴走して>>1:311 今力尽きて>>31 倒れておる。
[片一方から見たことをやや考えまとめると簡潔に答えた。]
(42) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 01時半頃
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《Hel》? ああ、それなら俺様が連れて返ったよ。 もっともそん時にはもう弱りきっていたがな。
["マレリウスの夜"のことを思い出し、隠す事もなく答える。]
…――、ヴェラ・ゴットフリードだ。 あんたのことは知らないが、同じ気配がしたものでね。 ―…《Hel》と。
[倒れた男の身辺を探る手は止めない。 果たして手掛かりになるものは見つかっただろうか?]
(43) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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二人とも無事ならばそれで構わんが…。
[そのまま、彼から事情を聞くと>>42]
そういう話か…。それなら、もう無理して闘うこともなかろう。 とりあえず、こちらの小僧からも事情を聞くことにして…。
[そこまで言って、やってきた人形をちらりと見た>>40]
…既に呪縛はかけた。我が魔眼、いかに従来の力がないとは言え、ベネットにもやすやすとは解けんだろう…。
[そこまで言って、カリュクスとドナルドを見る。 傍観していた自分には引き渡す、渡さないの決定権はない。]
そこの二人に聞くがいい。
(44) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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――…。 見つかってもわからんと思うぞ?
[倒れた敵を探る敵ともまだ判断がつかないおかしな、人間とは違ったような気配を発する男の様子に思わず言葉がこぼれる。]
(45) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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そうか…。
[>>43ヴェラと名乗る男にもう一度視線を送る。 既に身動きが取れぬテッドの身辺を漁る様子を怪訝な顔で見つめた。]
あれは、それで満足しているようだった。 ならば私も、何も言うまい…。
[弱りきっていた。の一言には何か違和感を感じたが、気のせいと割り切ることにした。]
(46) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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[そして近づく気配>>40に、抱えた大鎌の先を向ける。]
あいつ《獲物》は無事なんだろうな?
[倒れた男を渡せと言う骨董屋の前で襲ってきた男へ顔を向けずに問いかる。 カルヴィンが答えているのを聞き、ふ、と男を見上げ]
なあ、テメエはこいつのことを知っているのか? こいつは何もんだ?この世界の者か?
[オッドアイの男に問いかけ、パラパラと頁がめくれる音に舌打ちをする。 己の状態で攻撃を仕掛けたとしても十分には立ち回れないことはわかっていたから。]
(47) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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…―、え?
[見つかってもわからないと聞こえた声>>45にそちらを見る。 どう見ても赤子なのに喋っているな、と今まで引っかかりながらもスルーしていたことを再認識して]
なんだ、離乳食はもう終わったのか? わからんとは、どういうことだ?
[憮然とした表情を向ける。]
(48) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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骨董屋、よくもおめおめと余の前に姿を現せたな!! そなたは何があろうとそういう輩だと嫌になるぐらいわかってはおるが、
1つぐらい当たっておけ!!!
[怒りにまかせ水泡を(04)個ほど浮かべると骨董屋に向かって投げつけておいた。]
…トニー様だと? そやつが誰だかは知らぬがこやつ(テッド)は余の敵、殺さねばならぬ相手だ
が、今のこの状態でそなたとやりあうほど余は無謀ではないわ!
[視線で人を殺すことができたならば殺しているのにといわんばかりの目つきで骨董屋を睨む。]
(49) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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[《Hel》が満足している様子だったと聞いて>>46首を傾げる。]
あんた、《Hel》に会ったのか? どっちに会ったかは知らないが、満足、ねェ…。
[だとすれば研究所に運ばれる前のことだろうか。 少なくとも運ばれて以降は満足できるような要素はなかったはずだ。 ―傍目で見ている限りは、の話ではあるが。]
俺様は不満だよ。 せっかく本気でぶっ飛ばせると思ったのにな。
[踏み込んだあの時。滲む赤色は覚えている。 そして、力ない身体も。]
(50) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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ヴェラは、ドナルドが水泡を投げつけるのを見て、だダをこねているとしか見えずにふきだした。
2010/09/17(Fri) 02時頃
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と…いうことらしい…。 好きにすればいい…。
[テッドについては、そう結論し、暫く考えてその場を立ち上がる。]
さて、子ども、カリュクス、貴様らこの後はどうするつもりだ? その満身創痍の姿でこの辺りをうろつく気か?
[死ぬつもりなら止める気はないが。と付け加え、]
…私の世話になりたくない…というのならば好きにしろ。 もし、庇護を受けたいのなら、私は自らの領域《テリトリー》に戻るつもりだが…。
[立ち上がったまま、その場にいる二人に問いかけた。]
(51) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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まだ離乳食だ。
……ではなく!そやつは別の時空の者だ、ゆえにこの時空ではなにもわからん。
[思わずどうでもいいことを答えてしまったがぷるぷると頭を軽く振って気を取り直し知っていたことを教える。]
(52) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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[>>50会ったか?と尋ねられれば、頷き]
一応な。 会ったのはHelだとは思うが…。
[そこまで言って、不満そうな様子に、静かに笑う。]
…"助かった"とは思わぬのか? 相手は不老不死の始祖の一人だぞ?
[くつくつと笑う姿は変わらず。]
出来ることならば、始祖二人、いや正確に言えば始祖と始祖の力を持つ者か…。 少なくとも、今は同時に敵には回したくないな…。
[崩れた時計塔《グランド・ソロール》を見て呟いた。]
(53) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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そうか、ミルクの飲みすぎには気をつけろよ? ポンポン壊しちゃうからな?
[ぷるぷると首を振る赤子>>52にケラケラと笑いながら言うが、]
別の時空?
[倒れている男のことを聞いて怪訝そうな顔をした。 しかしそうでもなければ《ドック》の端末が反応しない理由がないわけで。]
なるほどな。だからこいつが反応しないわけだ。 すまないな、未来与えし子《アーシストチャイルド》。
[へへ、と薄笑いを向け、礼を返した。]
(54) 2010/09/17(Fri) 02時半頃
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む?闇の王はともかくそなたも《Hel》をしっておるのか?
[骨董屋の登場でうっかり聞き逃していたがなにやら己の母なる存在について話していることに気づき首を傾げながらもふきだしたことに文句を言うように睨んでおいた。]
……死ぬつもりなど毛頭ないわ!
カリュクスとて死なすつもりもない。
[今何か戦いに巻き込まれればおそらく… 悩みながらも力を酷使しすぎている部下の姿に心を決めた。]
闇の王よ、余とカリュクス 力が回復するまででよい、そなたの庇護を受けさせてほしい。
(55) 2010/09/17(Fri) 02時半頃
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じゃあ、会ったのは覚醒した後か。
[《Hel》だと思う、と聞いて>>53どちらと会ったのかを察した。]
そうだな、真っ向やりあったら俺様は死んでいたかもしれん。 だから、残念だと言ったんだよ。
[くつくつと笑う不死者の始祖に答えるは、まるで己が死を望んでいるかのような言葉。 だが、そこまで絶やさなかった薄笑いも、 これから始祖クラス2人と同時に対峙しなければいけないことに気付いた時、ふと消えた。]
…―、《預言者》は、何を思っているんだろうなァ。 どういう世界《ミライ》を望んでいたんだろう。
[つられるように崩れた時計塔を見た。 あそこに閉じこもっていた《預言者》はもう―。 それは魂を刈る者の直感が告げていた。]
(56) 2010/09/17(Fri) 02時半頃
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(こやつもあれら(骨董屋・プリシラ)と同類か…?) 別の時空といってもこの世界《ル・モンド》のまま進んだ未来… 知っていてその態度か、知れ者め!!
[あきらかに礼を言っている態度>>54 でないことと新たな己をからかう存在ということに癇癪を起し声を荒げた。]
(57) 2010/09/17(Fri) 02時半頃
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知らないか知っているかと言えば、知っているんだろうな。
[睨まれて小さく肩をすくめる。 不遜な笑みは消えることはなかったけれど。]
俺様が捕まえたんだよ。
[それがこの赤子―未来与えし子《アーシストチャイルド》の 母たる者とは知らないけれど。]
(58) 2010/09/17(Fri) 02時半頃
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そうか…。 素直な人間は長生きができるものだ。 …始祖…クラスさえ来なければ、命の保障はしてやろう。
[変に遠慮なく庇護をというドナルドに緩く笑みを浮かべた。 そのまま、一度翼を広げようとしたが、二人の様子を見て、躊躇う。 仕方なく、魔眼の力を使うため眼を開いた。]
開眼を許可する。転移の魔眼…! …ついてこい…領域《テリトリー》で傷を癒せ。
[二人にそう言って、もう一人の男《ヴェラ》に視線を送る。]
死にたいのなら…この後いくらでも死を味わえるだろう?
[それは、これから相手にしなければならない相手のこと。]
(私も覚悟が必要か…。命を捨てれば…従来の力を一瞬でもくらいは…。)
[無駄死にになる確率のほうが高そうだ、と、度溜息を*ついた*]
(59) 2010/09/17(Fri) 02時半頃
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あーはいはい、怒っちゃイヤでちゅよぉー
[癇癪を起こした赤子にくつくつと笑い、 いないないばぁよろしく顔を両手で隠した。]
俺様は研究対象を刈る役目なんでね、 フツウの人間よりは敏感なのさ。
[ふてぶてしいのは生まれつきでね、などと軽口を叩いて立ち上がった。]
(60) 2010/09/17(Fri) 03時頃
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カルヴィンは、二人が満足に動けなければ、背負って、連れて行くつもり**
2010/09/17(Fri) 03時頃
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……………そなたが?
[どう見ても母なる存在より弱いとしか見えない相手>>58 に疑惑の眼差しを向ける。]
余をからかう存在などこれ以上いらぬわーーっ!!
[先程骨董屋に放ったよう>>49 に水泡を(07)個ほど勢いに任せ放ってみる。]
(61) 2010/09/17(Fri) 03時頃
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ええ、私めが。 いや、そん時はもう…。
[覚えているのは、覚悟して向かったのに肩透かしを食らった。 そのほうが大きくて、生きていたのか死を迎えていたのかは定かではない。]
あいたたた。 はいはい、ちゅいまちぇんねえ。
[放たれた水泡を身体を振って避けるが{4}個くらいは当たるか。]
(62) 2010/09/17(Fri) 03時頃
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[そして、どこかへ行こうとする彼等>>59を一瞥し、]
死なんてのは、一回経験すれば十分だよ。 何度も死にたいなんて思うほど、俺様はイカレてない。
[舌打ちをしながら言葉を向ける。 もっとも相手の口ぶりから、不死者の始祖とて状況は易くはなさそうだなとは感じていた。]
さて、俺様も一休みするかな。 おい、そこの店番。 トニーに…俺様の獲物になんかあったら、タダじゃ済まさないぞ、いいな。
[足先で倒れたままの未来人を突いてころがし、仰向けにして顔を見る。]
ここで転がってるこいつにもちゃんと伝えておけ。
[骨董屋の店番へ言い残し、大鎌を一振りして手から消す。 それから、ゆったりとした足取りで通りの向こうへと。]
(63) 2010/09/17(Fri) 03時頃
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―建築中のタワー―
[しばしの後、崩れた時計塔を見下ろして、建築中のタワーの上へ。 ごろんと横になって間を閉じた。
空っぽの身体が、*充たされるまでは、と*]
(64) 2010/09/17(Fri) 03時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 03時半頃
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そなたにはもう何も教えてやらん!!
[捨て台詞のような言葉を癇癪を起したまま去っていく男>>63 に言い、ぷいと視界から男の姿を外した。]
む、すまぬな。 ……カリュクスは背に、余のことは抱えてもらえぬか…?
[魔眼での移動に切り替えてくれた闇の王にぺこりと小さく頭を下げる。 カリュクスに抱えらもらうのは無理そうだと判断をし闇の王に提案、というかお願いをしてみるが無理そうならば必死に背にしがみつくだろう。**]
(65) 2010/09/17(Fri) 03時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 07時半頃
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[>>30 主の事は大体天鎖の祝福から伝わる。 そのラインを意図的に止められているのもあり 自身の疲労もあり、恩恵による補強された"無事"には気づけない。]
よか、た……です。
[にこりと微笑んで。 >>31 倒れた敵の姿を認めた。]
(嗚呼…)
ころさなきゃ。 ちゃんと、壊して<<コロシテ>>潰して<<コロシテ>>砕いて<<コロシテ>>千切って<<コロシテ>>刻んで<<コロシテ>>捌いて<<コロシテ>>…
っは…
[かくり。 近寄ろうとした膝が崩れた。]
(66) 2010/09/17(Fri) 09時頃
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[事情の説明は主に委せ、兎も角も息を整える。 時計塔の崩壊する衝撃が、震える大気からも伝わってきた。 そこへ現れた大鎌の男に、神経を尖らせ。]
(近くに、居たのか…気づけなかった…!)
[始祖とのやりとりで何者かはわかったが―もちろん、嘘かもしれないが―敵でない保証はどこにもない。 >>40更に店番も現れ、テッドを護るなどと。]
はやく…壊<<コロ>>さないといけないのに… ぬしさまの周りは、綺麗に掃除しなきゃ…
[呟く様子は、常とはかけ離れて。]
(67) 2010/09/17(Fri) 09時頃
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ヴェラ……僕は、カリュクス。
[名乗りには名乗りを。 男の不遜な笑みを見て]
(どこかで…一度、見た……逢ったことが、ある…?)
[記憶を刺激されるも]
…こら、お前。 ぬしさまを舐めた態度もいい加減にしろ。
[過去よりも先に目の前の不敬だった。 片手を主と男の間でぶんぶん振って、遮る。 プリシラは部下だったが、骨董屋に続き また主を煩わせるやつなのか!]
(68) 2010/09/17(Fri) 09時頃
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[カルヴィンに庇護を受けることとなり許可が出るなら 其の背に身を預ける。 残念ながら、身体が悲鳴を上げているのも事実だった。
場を去ろうという時に聞こえた、名前。]
(トニー…)
[誰のことだろうか。 知らない名前であり、知らない相手だろうに "どこかで聞いた"名前だった。]
(何処だ…何時、だ…?)
[今や自分の頭も役に立たないらしい。 主を護らなければ、と張り詰めていた気が緩んだのか 背の温もりに、いつしか意識は落ちていた。*]
(69) 2010/09/17(Fri) 09時頃
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[転移の魔眼で開いたゲートを潜ろうとした所を動けない様子に苦笑した。>>65]
ゲートを開くんでなく、抱えてテレポートの方が楽だったな。まあいい。
[そうぼやくと、とりあえずカリュクスを背に抱えた。 少し考えて、ドナルドを右手で抱え、カリュクスを左で背負った。]
重くはないが、バランスが悪いな…。 きちんと捕まっておけ…。
[そのままゲートを潜り抜ければ、塒にする倉庫へと出た。 右手に抱えていたドナルドを適当な場所に座らせた。]
そこにいろ…。こっちはすっかり気を失っているな。何か……。
[辺りを見回して、新品のソファーを見つけ、そこへと寝かせた。]
さすがに被せるものはないか…。仕方ない。
[黒いコートを脱ぐと、それをカリュクスに被せた。]
(70) 2010/09/17(Fri) 10時半頃
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[眠りについている彼女の頭を一度撫ぜた。]
……"コロシテ"…か…。 随分と物騒なことを言うようになってしまったのだな。
[ふと思い出すのは、彼女が呟いていた言葉>>66]
そんなにも主が大切か。主も冥利に尽きるな。
[穏やかな笑みを浮かべながら、もう一度撫ぜた。]
安心しろ、これからは私がお前達を守ってやる。 今はゆっくり休め…。
[もう一度ドナルドの様子を窺い]
何かあれば呼べ。ここは亀裂を塞いでいる。 先程の異形が沸いてくるようなこともないだろう。
[そう告げて、出入り口の前に椅子を持ち出し座り込んだ。]
(71) 2010/09/17(Fri) 10時半頃
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[もう一度、手帳を開いて、ある禁呪のページを開く。]
……今…始祖が敵である今…私がこの世界のために出来ることは…。
[細いペンに小さな魔力を篭めて刃にする。 それを左腕に当てて、肉を切り裂き文字を書き始める。]
死の果て、命を狂わせ、万物を流転する。 魂は乱れ、苦痛を快楽に、その身を滅する。 願うのは、既に喪われた、古き時代の栄光…。
[最後の文字を描くと、傷跡は鈍く黒い輝きを放つ。]
……これは切り札だ。命を放棄する、最後の一手。
[それは僅か数分の間、戦闘能力が最も優れた時へとその身体を変化させる業。 *代償は…己の命…。*]
(72) 2010/09/17(Fri) 10時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 11時頃
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―回想・骨董屋傍―
[《アーシストチャイルド》の傍に居た部下の様子が変だということは 普段の様子を知らないのでわからないが、 彼女が名乗るのを聞いてそちらを見た。]
ふうん、カリュクス…ねえ。 ………―――、?
[カリュクスを見る視線は一瞬鋭くなった。 同時に、己の記憶を探るが見たままの姿のものはない。 しかし、かつて見逃した闇の力を繰る少女に似ている、とは思った。]
似てるな、お前。
[それだけ言って、ニタリと口元をゆがめた。 それは見逃したあの時に見せたものと、同じ表情(カオ)]
(73) 2010/09/17(Fri) 11時半頃
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舐めた真似だァ?俺様のどこがこのオチビ様を舐めてるっていうんだ?
[《アーシストチャイルド》を庇うように手を振るカリュクスをちらと見て、鼻で笑う。]
それよりもお前さん、さっきから壊《コロ》すだの潰《コロ》すだの砕《コロ》すだの そっちの方がヤベエと思うんだけど。
なあ、アンタの部下大丈夫かよ、イっちゃってんじゃねえの?
[ちらりと《アーシストチャイルド》へ目をむけ、己の頭のところで指をくるくるとさせた。 が、たいした興味はないとばかりにすぐに止め、踵を返す。]
アンタらも、覚えとけよ。 俺様の獲物に手ェ出したら、タダじゃ置かないぜ。
[敵―とまでは行かぬ者達へも忠告をし、立ち去った]
―回想・終了―
(74) 2010/09/17(Fri) 11時半頃
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―時計塔周辺― [船がなくなった事実が何よりも重くのしかかる。 屋根の上に血が一滴落ちて円を広げると、時空の歪みに雨が降る。 それが周辺の異形の力を少しずつ奪っていった。]
なんで関係ねぇ奴まで........。 これ誰だ...........。 これが神の仕業だとしたら、なんでほっておいてくれねぇんだ!
[街《ノルン》に響く悲しみの声は先程と比べ物にならない。 時計塔が崩れ落ちるのが見えた。 いやにスローモーションに映る光景。 その髪はだんだんと赤く染まっていく。]
泣くなよ――…ラルフ。
[赤い髪の女の左目から流れる涙。 それを拭えば雨は上がり周辺に炎が昇った。]
(75) 2010/09/17(Fri) 11時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 11時半頃
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[弱った異形が浄化されるように消えていく。 もっとも、この歪みに居続ける限りキリはないが。]
―――……マリアは、時空の彼方から必ず戻ってくる。 アタシたちの船だからな。 ―――……海賊を………人間ナメんなよ、っての証明しねぇとな。
[間違いは正されるべきだとは言えなかった。 己の存在がそもそも異質なのだから。]
―――………。 ラルフ頑張れよ。 アタシはちょっと休憩な。
[*赤い髪はまた海へと――――…。*]
(76) 2010/09/17(Fri) 11時半頃
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―回想:骨董屋前―
ふふ。 ごめんね、ドナちゃん、カリュクスさん。 そんなに怒らないで。
[ばらり ばらり 捲れる本は、警戒の証。 けれど、"店番"が示すのは絶えぬ笑顔の一見友好的な態度。]
『ベネット』も僕も、君達に敵意も悪意も"何も"無いんだよ。
お気に入りに頼まれたとか。 持ち主に助けてって命令を受けたとか。 天秤が気紛れに揺らぐ様に、どちらかに傾く事はあっても――。
あくまでも"中立"―――。
[崩壊する時計塔を眺め上げ、口許を緩める。 揺らぐ天秤《中立》 其れが不純物《クロノス》により一方へと傾き過ぎている事に"店番"は気がつかない。気にしない。]
(77) 2010/09/17(Fri) 13時半頃
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トニー様なら無事だよ。 少し疲れているみたいだったけど。
[向けられる大鎌の切っ先>>47に、先程自分の出てきた骨董屋の方を振り返り答える。]
彼《テッド》はね、未来《セカイ》の為に戦うんだって。 まあ、命令で助けるけれど。 リシェント閣下の呪縛、それまで解いてあげる理由はない、って位の関係かな。 『ベネット』もその気は無いだろうし。
…それで、渡してくれる?
[赤子と何事か物騒に呟くその部下に首を傾げる。]
(78) 2010/09/17(Fri) 13時半頃
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[ぱしゃり 水泡の一つ>>49が当たり、茶黒の髪に水が滴る。 驚いたように瞬く異眼《オッドアイ》の硝子は僅か曇り。]
…ありがとう。 テッドさんを渡してくれるなら僕は戦ったりしないよ。
[ぷにぷに ぱたんと捲れる本を閉じ。 部下《カリュクス》がまともに動けぬのをいい事に赤子のほっぺを突き、その手は眼帯へと伸ばされる。]
……あ、そうそう、ドナちゃん。 その義眼だけどね、そろそろ交換の時期なんだ。 迷惑掛けたサービスで換えてあげる。
[指先は赤子の片目《義眼》を素早く取り出し、ポケットから出した新たな眼をまた嵌め直す。 その動作は一瞬。 取り出した義眼は"店番"の手の中、妖しく虹色に煌く。]
(79) 2010/09/17(Fri) 13時半頃
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[始祖《カルヴィン》の世話となり、赤子とその部下はこの場を去り。 ヴェラと名乗る男もまた忠告を残し去っていった。 "店番"はそれぞれに、ひらひらと手を振り見送る。]
…ふふ。 第零奇石恵彗瞳《ザ・ゼロス・アイ・ジュエル》程の力は無いけど。 ちゃんと天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》の力を吸収している。
[ころりと掌の中で人工の宝石《瞳》を転がす。 それはポケットの中へとしまい。 倒れたままのテッドを担ぎ上げ、骨董店へと戻りかけ。 ふと、赤子達の消えた場所を振り返る。]
(80) 2010/09/17(Fri) 13時半頃
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[どろり 濁るRedの瞳。 明滅する『XIII』の文字はぐにゃりと歪み。 『0』へと変化し、不純物《クロノス》の力を発現する。]
…可哀想なドナちゃん。 君がどんなに正しくたって。 歴史《Skuld》は君を悪とする。 未来《セカイ》知る君の葬儀屋《テッド》がその証明。
最も――… これから辿るのが崩壊《0》の歴史でなく、継続《13》の歴史でも其れは変わらないだろうけどね。
[一人ごち、"店番"はテッドを連れ骨董屋へと戻る。 お客に許しを得てソファに彼を寝かす頃には。 Redに浮かぶのは常の*忌み数。*]
(81) 2010/09/17(Fri) 13時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 14時頃
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[時計塔《グランド・ソロール》が崩壊し、歪んだ時空に島のように塔の破片が浮くのを眺める。 しかし、すぐに口許を押さえて蹲った]
うぐっ…かはっ
[赤に染まる左手。自重気味に笑う]
…過負荷か。はっ。 アタシ自身は何の力も無い゛器゛にすぎねーってことか。素の能力は人間とかわらねぇ。
[智に優れるわけでも、呪術を行使できるわけでもない。]
あー、しんど…。
[そのまま建物の陰に移動すると、冷たい壁に寄り掛かって身を休める。片手で顔を伏せ、はらはらと零れる涙を押さえる]
ひでぇ約束させやがって…解ってたんだな、ヨーラ
[同胞を失うのには、何時までも慣れなくて。 心細さと寂しさを壁に預け、こんな時誰かを呼べるほど器用でもなく―――そのまま、少しだけ、泣いた**]
(82) 2010/09/17(Fri) 16時半頃
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―未完のタワー ―
[水泡の攻撃をぱちゃぱちゃと浴びたので服がぺたりと濡れていた。 肌につくのが気持ち悪いとでも言いたげな顔で座り込む。]
マレリウスの夜、なんて言われてるけどタダの襲撃事件だ。 似たようなことなんて他にも山ほどあんのになあ。
[つい先ほど《Hel》捕獲時のことを思い出そうとしたせいだろうかそんなことを呟いて。 その前に襲った村のことも一緒に思い出した。
ひっそりと、何かを隠すように暮らしていた村人達の秘密を知り、奪うために襲った。 狙いは、村人達がひた隠しにしていた少女。 抵抗する村人達を斬り捨て、閉じ込められた少女の前に立ったとき、二つの考えが浮かんだ。 一つは、このまま少女を捕えて研究所《ドック》へ戻ること。 二つめは、少女を捕らえずに、さらに力を持つモノを刈る口実とすること。
迷うことはなかった。 刈りを繰り返しながら進化する己の限界を見たかった。 飽くなき力への欲求に突き動かされていた、そんな頃だったのだ。]
(83) 2010/09/17(Fri) 17時半頃
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本当はオマエを捕らえに来たんだが、気が変わった。好きにしろ。
[少女が自由に動けるように鍵を壊し、ニタリと笑いかける。 村人の血に染まった笑みは少女にはどう映ったのか―そんなことは気にするはずもなく、立ち去った。]
自分で言うのもなんだが、飢えてたもんだ。 仕方ねえか、この力が面白くて仕方なかったからなァ。
[くつくつと笑う。 たまたま捕食した魂が"コア"に作用して得た力。大鎌を振るうようになったのはこの頃からだった。 少女を連れ帰らなかった結果、さらに強い力を持つモノを捕えろとの命令が下り起きたのがマレリウスの夜。 しかしそれは己の渇望を満たすことはなかった。 いや、始祖に続くレベルを相手にすれば自然と笑みがこぼれるくらいの快感はあったけれど。]
あんとき待っていたチャンスが今巡ってきたってのになァ。 ……――、もう、おせえんだよ。
[始祖と対峙出来るであろう機会が巡ってきたのに、全力を出すことが出来ない。 ひびの入った"コア"は、力を放出し続けると割れてしまうだろうから。 心臓に楔を打ち込まれた状態で果たしてどこまで太刀打ちできるのか、己にもわからない。]
(84) 2010/09/17(Fri) 17時半頃
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ヴェラは、今は、己の目的を優先させるべきかと、僅かな休息に目を閉じた。**
2010/09/17(Fri) 17時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 17時半頃
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→骨董屋『ベネット』―
[店番に運ばれてソファに横たえられても呻き声一つあげずに深く眠り続ける。 先程まで怨嗟の言葉を吐き続けていたとは思えないくらいにその寝顔は穏やかだった]
…………。
[男の持つ羅針盤はぐるぐる、ふわふわとその針の向きを変える。 不安定で、定まらない。
宙にふわりと浮く、手のひらサイズにまで小さくなった端末は、赤く弱々しく《LOW BATTERY》の警告を発し続けていた**]
(85) 2010/09/17(Fri) 17時半頃
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カルヴィンは、ヴェラの命知らずさに、昔の自分を思い出していた。
2010/09/17(Fri) 17時半頃
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―骨董屋『ベネット』―
[こぷり 響く水音。香る煙。 穏やかに眠るテッドの傍、紅茶と小さなケーキのささやかなる状況にそぐわぬお茶会。]
…ねえ、風《ソフィア》さん。 あの金時計『Uror《過去》』は元気?
姉妹の『Skuld《未来》』は時計塔《グランド・ソロール》と共に壊れちゃって。 そのせいで、空間は砕けて、時も狂っているけど。
『Uror《過去》』は崩壊前の正確な時空を記憶して。 『Veroandi《現在》』は今も正しい時を刻み示し続けてる。
…ふふ。どう使うかは君達次第だよ。 大事にしてね。
[甘い、あまい腐敗臭を纏わせ口端を上げる。 それば店番゙いわく中立の立場からの言葉。]
(86) 2010/09/17(Fri) 18時頃
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ベネットは、テッドの羅針盤の針が定まらぬのに゙領域゙に入っているなあ、と呟く。**
2010/09/17(Fri) 18時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 18時頃
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― 倉庫・カルヴィンの領域 ―
[腕に禁呪を彫り終えると、溜息を一つ。 人が来る気配もなく、座ったまま手帳を開いた。]
―――…………。
[しばらく、中身を思い出すように、その手帳を読み続けた。]
(87) 2010/09/17(Fri) 19時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 19時半頃
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― 骨董屋『ベネット』 ―
[骨董屋の中、ソファの上でミルクたっぷりの紅茶にくちづけながら、少女は時計塔が崩壊する(>>20)音を、聞いた。 カップをテーブルに置き、首から下げた懐中時計をそっと開く。崩壊した"未来"の、姉妹時計であるそれは、一瞬ドクリと生命あるもののように蠢いて、声無き声で少女に語りかけた]
これは…時計塔《グランド・ソロール》の中に閉じ込めた、記憶《Memory》。
過去は未来に、未来は過去に。 全ては完全なる円環の中へ。 そう。それはこの世界を創る時、"あたしが決めた"世界の法則――だった。 [しばらく時計か語る記憶《Uror》に耳を傾けていたが、やがて完全に動かなくなった時計の蓋を閉じた。
外へ出ていた"店番"が帰って来て、抱えていた青年をソフィアが座るベッドに寝かせていいかを尋ねれば(>>81)笑顔で承諾して。 紅茶のおかわりと、小さなケーキを頬張る。 ふいに"店番"が時計について口にすれば(>>86)愉しそうな微笑を浮かべ]
…時計は…止まっちゃった。 過去は過去《Uror》。 むかしのセカイには、もう戻らないみたい。
(88) 2010/09/17(Fri) 20時頃
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ふふ。でも――大事にするよ。ありがとう。
[少女は店番に笑いかけた。 "記憶《Memory》"を吐き出した懐中時計は、こんどこそ本当にただの"過去の思い出《Memory》"になってしまったけれど]
(89) 2010/09/17(Fri) 20時頃
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――思い出したよ。
[誰にも聞こえない声を、風に乗せた]
(90) 2010/09/17(Fri) 20時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 20時頃
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ここはあたしが君から奪った『未来』。君を大時計《グランド・クロノス》に閉じ込めて、十二の輪廻《このセカイ》が完成した世界《ミライ》。
君は君の、あたしから奪った『未来』から来たんだね。あたしを殺して、十三の先に継続した世界《ミライ》から。
本来は干渉できない並行世界《パラレルワールド》。…だのにまったく君はいつだって無茶をする。そんなにも君の世界《ミライ》をやり直したい?
…ああでも、あたしが永い間、この世界の"始まり"を思い出せなかったように。 君はそれを思い出さないかもしれない。
別の世界で生きた君がここに来たのは、あたしを殺す為なんかじゃないみたいだから。
(91) 2010/09/17(Fri) 20時頃
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もう――こんなに平和な寝顔をして。
[少女は笑いながら安らかな表情で眠るテッドの頬をぷにぷにとつつき]
いいよ、思い出さなくても。 また殺し合《たたか》おう? …ねえ、葬儀屋《アンダーテイカー》さん? あたし《Uror》を殺して、また奪ってみたらいい。…世界《Skuld》を。
もっとも…その時までこの世界が無事だったら、の話だけれども。
[そっと呟くと、彼の額にそっと左手の指先で触れ]
祝福《のろい》のキス…といきたいところだけど。 それじゃあ怒られちゃいそうだから。
[呪を、その額に落とした。 それは小さな∞《メビウス》の印となり、額に刻まれる 彼女の左手の甲にも、同じ印が浮かんでいた**]
(92) 2010/09/17(Fri) 20時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 20時半頃
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―微睡みの中―
[>>73 歪んだ笑みの表情が、記憶を刺激し。 昔の檻<<居場所>>を夢に見る。]
『本当はオマエを捕らえに来たんだが、気が変わった。 好きにしろ。』
[真っ赤な悪魔は、そう言って嗤った。 あの日。 それまでの、乾いた日々が終わった日。 自分はなんと応えたかも、もう思い出せないが。
気がつけば、屍の転がる村に一人立っていた。]
(嗚呼、何故)
[当時恐怖の象徴であった自分を遙かに超える 恐怖の形を、忘れていたのだろう。 再び現れたアレが今狙っているのは、トニーという人間。]
(93) 2010/09/17(Fri) 20時半頃
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(だめだ)
[トニーに何かあったら、またあの子が泣いてしまう。]
(あの子って、誰? トニーって誰かも、知らない、のに)
[混濁する記憶。 その理由もわからないままに アレが嗤ったまま、その大鎌を○○○に向けて――]
(94) 2010/09/17(Fri) 20時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 20時半頃
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―倉庫・カルヴィンの領域―
――だめだ!
[がばり、身を起こす。 荒い息をつき、気づくのは]
……ゆ、め…?
[嗚呼、只魘されていたのか。 見渡した其処は、見知らぬ倉庫のような場所。 主は傍に居るだろうかを真っ先に確認。 発見できれば安堵の微笑みを得るだろう。
すぐに身体に掛けられていた黒いコートと、 出入り口に座っていた始祖にも気づいた。]
え、っと…?
[ぼんやり残っている最後の記憶は、彼の背に…]
(95) 2010/09/17(Fri) 20時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 20時半頃
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…あ…
[パッと頬が朱に染まった。 世話になるとはいえ、完全に無防備な姿を見せるなんて。 べち、と自分で頬を叩いて気合いを入れる。 そしてカルヴィンに向き直って、事態の把握に努めた。 白い肌だ、頬は更に紅くなっているかもしれないが。]
闇の王…ここは、貴方の領域…? あの後、何かあった…?
あ、あと…運んでくれたのと、コート。 ありが、とう。
[感謝の意を、笑顔にも込めて告げた。]
(96) 2010/09/17(Fri) 20時半頃
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――………目が覚めたか?
[背を向けたまま、その気配に問いかける。]
自分の許容を超える力を使いすぎだ。 暫く休んでいるんだな。
[パタン――手帳を閉じて立ち上がり、彼女の方を見た。]
お前の体力と魔力が戻るまで、私が面倒を見る。 もう暫く寝ていろ。 ここなら、とりあえず敵もいない。 直接干渉されなければ、異形も現れることはないだろう。
[近くにしゃがみ込むと、顔を覗くように様子を窺った。]
(97) 2010/09/17(Fri) 20時半頃
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[自らの左手を満足に眺めて微笑む] まあ……君の望む未来《Skuld》にとっては、あたしは勿論、未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》も邪魔なのは間違いないね。
あの子はあたしの後継者になる子。 順当にあたしの寿命が来れば、次の世界《ヴェルド》を創るのはあの子になるはずだったから。 尤も……輪廻の中でその時が来たかはわからないけれど
[その呟きは風に溶けて消えた]
(98) 2010/09/17(Fri) 21時頃
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―骨董屋『ベネット』―
[甘い、あまい煙を吸う"店番"は紅茶に手をつけることなく。 ソフィアの言葉に耳を傾ける。]
…そう。 昔《Uror》に戻る事は望まないんだね。 平和に穏やかに腐れ落ちる輪《セカイ》には。
ならば未来《Skuld》の為に今《Veroandi》を紡がないと。
[にこりと風《ソフィア》に笑い返す。 その後、眠るテッドの頬を突き、その額に∞《メビウス》の印を落すのを黙って見ていた。]
(99) 2010/09/17(Fri) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 21時頃
カリュクスは、カルヴィンの気遣いに困惑している。
2010/09/17(Fri) 21時頃
カリュクスは、ベネットのサービスという言葉はうさんくさいと思っている。
2010/09/17(Fri) 21時頃
カリュクスは、ヴェラの笑みを思い出し、背筋を震わせた。
2010/09/17(Fri) 21時半頃
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[すっと立ち上がる。 その姿に、先ほどまでの気弱さは無い。 研究所から持ち出した品のひとつに、黒のレザーの戦闘服があった。手早くそれに着替える。金時計『Veroandi』は落とさぬよう懐に仕舞い]
まだ。まだだ。まだ足りない。 もっと力が必要だ。
もう一柱、始祖レベルのものを取り込むことができれば…
[ミシッ… 身体《器》は、すでに悲鳴を上げはじめていたけれど]
特売のジャガイモだって、無茶すりゃどーにか詰まるもんだ。 ビニール袋に出来てアタシにできないわけねーだろ? な、《Hel》
(100) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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[己の中の死と氷華の女王の気配が哂った]
吸血鬼の始祖。 アタシたちの明るーい素晴らしー未来のためにアレを―――頂く。 場所は―――”其処”か、リシェント!
[主軸となっている始祖《Hel》の力を高め意識を集中し、吸血鬼の始祖たるカルヴィンの現在地《領域》を特定する。翡翠の瞳は薄氷色へと変貌していった。]
(101) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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[二人の様子を見ながら]
……腹は減っていないか? 魔力はどのくらい戻っている?
[彼女の様子を見ながら、回復の様子を窺う。]
何の倉庫だか知らないが、缶詰もその辺にある。 緊急事態だ、勝手に食しても文句は言われなかろう。
[そのまま、木箱を開けて、缶詰を取り出した。 懐から小さなナイフを取り出すと、それを使って開く。]
食べておけ。私のように、食事をしないでも平気と言うわけではなかろう?
[呑気にそれを彼女に渡した。]
(102) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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ずっとおんなじ所をぐるぐるするのは、流石にちょっと飽きちゃったから。
[店番の言葉(>>99)に微笑んで肩を竦めた]
さてと。 テッド君が目が覚めるのはまだかかりそうかな。ここで殺りあうと…『べネット』が怒りそうだし。 ちょっと散歩でもしてくるよ。 [そういうと立ち上がると、トニーの頭を撫でて、扉の外へ]
(103) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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―――……―――っ!?
[ぞくり、背筋が凍るように冷え切った。]
やはり私の領域《テリトリー》は他の連中に比べると弱すぎるな。 小細工は私向きではない分仕方がないが…。
[見つかった。その気配は確実にこちらを察知していた。 剣を二本、取り出すと、そのうち一方をカリュクスへと放った。]
約束はお前の体力が癒えるまでだったが…。 それは反故にしてしまいそうだ。すまない。 裏に転移ゲートを開いてある。 その剣を持って逃げよ…。それを持っていれば、少しはまともに連中とやりあえるだろう。
[彼女に放ったのは世界に一つだけの不死殺しの魔剣。 その剣の傷口は、何によっても癒えることなく、不死者を殺せる伝説の魔剣。]
(104) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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[>>97 気遣いを向けられれば、困惑。]
(此程気遣われるような何かを、僕はしたっけ…?)
[記憶にあるのは精々手を出して返り討ちにあった事だけだが。 それでも、有り難いことは確か。 覗き込まれれば、何故だか頬の熱が上がり。 紅くなる其の様子には、気を失う前に見せた狂気は 何処にも見つからなかった。
>>102 問い掛けられて初めて、空腹に気付き 差し出されるものを反射的に受け取った。 魔力。 ざっと自分の調子を確認してみるが、大きな力を振るった割に そう疲れや軋みは残っておらず。]
(105) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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― 倉庫・カルヴィンの領域 ―
(余の部下《契約者》にしてもしもの時余の力を受け継ぐことのできる希望の魂を抱くもの《エスペランサ・アニムス》カリュクス―― 余の体、このような事態になってしまった今もう持たないものと考えていいだろう。 今からでもカリュクスに天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》の受け継ぎを開始しておいた方がいいの、だろうが…。)
[気を失いソファーに横になっている部下>>70 を心配そうに不安そうに見つめ、ぼそりと震える声で呟く。]
余がいなくなっても、大丈夫であろうか……?
(106) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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(実のところ一番の心配はカリュクスだが、他の部下《契約者》もだいぶ……… いや、かなり心配だ。 余の亡き後、暴走してしまわぬとよいのだがな。
……暴走してしまったとしても余は、部下たちのことが心配だ。他の部下たちにも多少なりとも力を送っておくかの。)
[己が呟いてしまった言葉に気づくことカリュクスが目覚めるまで天鎖の祝福<<ギフトライン>>を通してカリュクスや他の部下たちに力を送っておくことにした。]
(107) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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(ううむ、それにしてもこの義眼余の力を…。おのれ骨董屋!何に使うか知らぬが… 何にも使わぬかもしれぬが、まんまと余の力を手に入れおって!!
力を吸い溜めることができるらしいこの義眼、使えるの…。)
[力が弱っている今だからこそ骨董屋からの義眼>>79 が天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》の力を吸収するものだと気づくことができた。 そのことについては腹立たしいことこの上ないがこの義眼自体は使えるだろうと判断を下し、多少てこずりながらも義眼を取り出せた。]
天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》 影を集め 夜を呼び 闇に変われ 宿れ 宿れ 力の一部よ 留まれ 留まれ 天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》
[取り出した義眼に天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》の力をできうる限り籠めてゆく。]
(108) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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[ぼんやりと闇色に光る義眼に満足そうに笑う。]
む、そうすると…
天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》 天鎖の祝福<<ギフトライン>>に伝わることなく発動し続けよ 『幻』よ、余の瞳の代わりを努めよ
[空ろとなった場所に幻の力をよういて瞳がそこにあるように偽った。]
闇の王よ 忙しいか? その義眼は余の力を込めたものなのだが、できれば受け取ってもらえぬか?
[手帳を読んでいる闇の王>>87 の目の前にたった今力を込めたばかりの義眼を浮かべ訊ねた。]
(109) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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さて―――。
[溜息と共に煙を吐き出し、立ち上がる。 とろりと異色の目は眠たげに。]
僕も、ちょっとお散歩に行って来ようかな。
…ああ、そういえば。トニー様。 Зоя(封印)だいぶ弱っているよ。 気をつけてね。
[ソフィアに続いてトニーの茜色の髪を撫で。]
(110) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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[テッドの持つ羅針盤を指先でこんっと叩く。 ぐらぐらと揺れ動く針はピタリとある方向を示す。]
…"領域"を探せばいいんだもんね。 そこから出たならまた普通に追いかけるし。 じゃあ、次こそ頑張ってね。 テッドさん。
[くすりと笑んで、店を出る。]
(111) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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― 少し前・回想 ― [カリュクスが目覚める前、ドナルドの言葉にそちらを振り向いた。]
……忙しくはない。 暫く使っていなかったモノを引っ張り出す準備が必要だった。 その準備をしていただけだ…。
[一度、その手帳を閉じると、彼の方を見た。]
……お前の力を篭めた物…? …すまないが、断る。それは大切なものだろう? 信頼できるか否か、不明な人間にそんなものを預けるな。 それに………。
[一度、言葉を切り、それからもう一度口を開いた。]
私は近いうちに死ぬ。その時に、それを持っていれば…。 どうなるか分かるだろう?
[隠すつもりはなく、さらりとそう告げた。]
(112) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 21時半頃
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― 少し前から・骨董屋『ベネット』 ―
[ベネが出て行った後、トニーはソフィアと二人きりの空間にどうしていいかわからず、再度ソファの隅に寄ってソフィアと窓の外を交互に見て。 暫くしてベネがテッドを抱えて戻ってくると、トニーの顔は安堵と不安を順に示し、お茶とケーキには手をつけずにソファの傍でテッドをずっと見ていた。]
…しんでない、よかった。 ベネ、ありがとう。
[感謝の気持ちを述べ、頭を垂れる。 その後もお茶に手をつける様子は無く、何処かぼんやりとテッドを眺めていたが、ふわり、降るいい匂いにソフィアを見る。 テッドを突付く綺麗な指先。 その動作と裏腹な不穏な言葉に、尖った耳がぴくりと動いた。]
(113) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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―未完のタワー ―
[端末に送られる映像を、黙って見ていた。 それは研究所《ドック》が襲撃された時のもの。 警備機能として各所に置かれたカメラが撮った物を繋げたものだ。]
ずいぶん派手にやってくれたじゃないか。 試作品が無茶しやがって。ぶっ壊れちまうぞ。
……誰だこのネコミミ?
[ミシェルと共にいる襲撃者の姿に表情を歪ませた。]
(114) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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[主の力に改めて感謝しつつ、更に活力を得るため 渡された缶詰を、手早く空の腹に収めた。]
…!?
[>>104 カルヴィンの変化が空気を通して伝わる。 続く言葉から、敵が近付いていることを読み取った。]
逃げろって…?
[咄嗟に反発しそうになったが、しかし自分の最優先は傍の主。 其の安全の為には、感情で判断するわけにはいかない。 放られた剣を手に。 自身の手には余る大きさかと思えば、その実重みはなく。 確かに、魔剣。]
ぬしさま。 …どう、する?…します、か?
[剣を握り、意向を伺った。]
(115) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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今、何した。 こいつ、傷つける、おれ、ゆるさない。
[茜色の髪がざわざわと揺れた。 ソフィアは気に留めたか気に留めなかったか。 その後、散歩をすると立ち上がるソフィアに咄嗟に身構えたが、与えられたのは優しい手。 姿が見えなくなるまでトニーは難しい顔で扉の方を見ていた。
傍らでベネも立ち上がると、今度は視線を其方へ。 Зоя(封印)が弱ってると言われると、表情が曇る。]
……わかってる。
[ぼそりとそれだけ返して、黙って頭を撫でられる。 羅針盤を小突く動作の意味はわからなかったが、店を出るベネの背に。]
ベネ、おまえも、気をつけろ。
[一声かけて、見送った。**]
(116) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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― 吸血鬼の始祖が領域《テリトリー》と定めし倉庫―
[ ギャギャギャギャギャギャギャッ
《Garm》を擬態(トランスフォーム)させた大型二輪車のブレーキを手荒くかけると、倉庫の前に降り立つ。 同時に、乗っていた其れは青白い猟犬の姿へと変じ、傍へと擦り寄る。
領域《テリトリー》に無遠慮に踏み込み、人並み外れた力で扉を抉じ開けると、黒い衣装をまとった金糸の女は3人の前へとゆるり歩む。 一度だけドナルドを見て目を細めたが、すぐにカルヴィンを見据えた]
や、裏路地…いや、大時計以来だっけ? 《Hel》が話したいっつーから変わるな。
『良く会うな、カルヴィン=リシェント。 お前は妾(あたし)が今この現状に不満がないのが不可解なようだが 妾(あたし)にしてみれば、闇夜の恐怖そのものとして恐れられたお前が、随分と情に厚くなったものだ 面白いと思うがね、其れも』
[ぶらり、下げたままの両手は無防備に何も持っていない。 だが、歩む一歩一歩が足元を凍てつかせ、パリ、パリパリと倉庫を冷気が侵食していく]
(117) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 22時頃
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……やれやれ、強引なことだ。 そうだったな、大して前のことでもないが…。
[余裕の風体は決して崩さず、笑みすらも浮かべる。 その様子が、Helへと変わるのを見つめ]
そうだな、300年前はそんな姿ではなかったがな。 別に情に厚いつもりもないが…なに、ただの気紛れだ。
[彼女が歩み寄る様子にも、淡々と]
で、今日は茶でも飲みに来たか?
(118) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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― 回想 ―
大切といえば大切だな。 だが、これは庇護してもらった礼代わりのようなもの。 それにこれからも戦闘があるだろう?多少はたしになる。
それに一度込めた力を再度余に戻すのは面倒だ! ゆえに受け取れ。
[先程の訊ねは何だったのかと疑問に思うほどきっぱりと言い切り闇の王の方へと力のこもった義眼を寄せる。]
第一寿命うんぬんを言うならば余とてもう無くなってしまうわ! 余の力は色々とすでに分散しておるし、一気に籠った力を使えばその義眼は砕けるので問題などない!
[闇の王のカミングアウト>>112 に堂々とした態度で言い返す。]
(119) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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―骨董屋『ベネット』店を出る前―
…うん。気をつけるよ。 僕は誰かと争う気はないけど。
争いの……気配がするね。 テッドさんとどっちが早いかな。
[後半は独り言。 店を出る前に一度、トニーへ振り返るその異色《オッドアイ》のRedに浮かぶ『XIII』は濁り歪んでいた。]
(120) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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― 回想 ―
[大切なものを礼と言って渡す様子に>>119半ば呆れながらも]
……庇護は私の気紛れだ。礼だと言うなら必要はない。 戦闘も同じだ…私が今の力で勝ち目がないのはHelの力を持ったあの娘と、ベネットくらいなもの。 まともな足しになるとも思えんが…?
[そうは言いつつも、強引にこちらに渡す様子に深く溜息をついた。]
そういうところはあの女とそっくりだな。 ……どちらでもいい、私が全力で戦うことになりそうであれば、迷うことなく砕け…。
[言い出したら聞かぬ様子に、仕方なしにその義眼を受け取った。]
(121) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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[茶でも、というのにはふふと笑って]
『リシェント閣下のお茶会にお招き頂ける光栄に浴するのは魅力的ではあるが
―――…残念ながら、今回はあまり時間がなくてね
妾(あたし)はどうでもよいのだけれど』
”アタシ”ね、ちょっと力が必要なんだわ。 だから
あんたのその力、呉れねーか?
[《Hel》の声は途切れ、ミッシェルが先を継ぐと。 右手に焔、左手に凍気を灯し、その両手を合わせながら、首を傾げてからりと人好きのする笑みを向けて言った]
(122) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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カルヴィンは、ドナルドの強引さに溜息をつきつつ。
2010/09/17(Fri) 22時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 22時頃
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― 骨董屋を出る前 ― [こちらを見て茜色の髪を逆立てる少年(>>116)に、少女はやはりふわりと笑う]
傷つけてはないよ。ちょっと目印をつけただけ。 このまま殺しちゃうこともできるけど、寝込みを襲うなんてフェアじゃないもの。
――Антоний君はこの子の事、好きなんだね。 もしかしたら、敵になっちゃうかな。 その時は、よろしくね?
[口調だけは穏やかに、剣呑なことを口にした]
(123) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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[当然のように茶を断る様子に、もう一度軽く笑った。]
まあそうだろうな。 断られて私は悲しい…。
[滑稽そうに笑い続け、切り替わり続く言葉に]
断る…といえば、私は攻撃されてしまうのかな…? だが、いかに始祖と使途の力を宿すと言えど、私は最強の始祖だ。 ましてや、ここは私の領域…死の覚悟が必要だと思うが…?正気か?
[本来の力がない今、勝機は皆無。 戦闘を回避する為に、言葉を続けてはみるが…。]
(恐らく気付かれているだろうな…。昔の力が全くないことに…。)
(124) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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(危険でいて懐かしい気配、ははうえ…?>>101)
カリュクス、危険ではあるが
――― 少し遅かったようだ。
[漂う不穏な気配と部下の問い>>115 に答えようとした時侵入者が倉庫に現れていた。>>117]
ううむ、カリュクス調子は?裏まで行けそうか?
[始祖の力がぶつかり合いそうな危険な場所にいて無事ではいられまい、そう判断するとててて と、カリュクスの側までハイハイで近づき抱き上げてほしいというよう両手を上げた。]
(125) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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目的は、力《ソウル》だったのか。 こいつ、戦神・ヴァルキュリア《valkyrija》を喰らって何を―
[そこではっとして今や瓦礫と化した時計塔《グランド・ソロール》を見下ろす。]
あの怪力なら、やりかねんな。 閉じこもった《預言者》までたどり着いたのか。
[目的はわからぬままの上に、他の始祖の助力が在ったことは知りもしない。]
(126) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 22時半頃
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十二の輪廻、完全なる輪《エターナルチェイン》が壊れて 調和《バランス》が崩れて今じゃ時空まで歪み始めた。 あの未来人がやって来たことも無関係じゃないだろうが… それだけでここまで大事になるもんかねェ。
[煙草に火をつけた時、大きな気配を感じて立ち上がった。]
これは…《Hel》、いや、ミシェル? 一体何をする気だ。
(127) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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ヴェラは、カルヴィンがその気配の主と対峙しているとは勘付いていない。
2010/09/17(Fri) 22時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 22時半頃
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…そうみたい、だね。……ですね。
[>>125 主の返答を得る少し前に、接近する敵意。 現れた侵入者は]
ミッシェル…
[女神の器を目にしたそのとき 此の状況にも関わらず無意識に
口の端には笑みが浮かんでいた。]
…うん。大丈夫。 裏へ、移動だね。…ですね。
[自分からも近付いて、主を抱き上げる。 落ちぬよう服についたベルトで軽く止め 剣を片手に対峙する二人の始祖から距離をとった。]
(128) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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― 回想 ―
うむ、それでよい! 気紛れだろうと余は助かった。ゆえの礼だ、おかしくなかろう?
[受け取らせたということに満足そうに笑う。]
そなた、天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》の力を見誤っておるのか? この力、そんな簡単なものでも、軽いものでもないぞ。 そなたが闇の王、始祖とてちゃあんと闇の力、回復させるられるぞ。
まあ、一度受けっとったからには返品はきかぬがな。
[無邪気に笑いながら両腕を顔の前で交差させ×を作った。]
(129) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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―吸血鬼の始祖が領域《テリトリー》と定めし倉庫近く―
[次元と次元を繋げる鍵。 その力を使い、倉庫近くの民家の扉から現れる。]
気配を追ったらこんな所に来ちゃった。 テッドさんも連れてきてあげたほうが良かったかな。
[気配は倉庫の中であるが、流石に始祖の"領域"へ直接侵入するだけの力は無い。 戦闘の始まる気配はひしひしと感じながらも、ぼんやりとした表情に緊張感は無く。 アタッシュケース片手に歩き出す。]
(130) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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[>>124 笑い続ける始祖に、肩を竦め]
そうだなあ。 アタシも、手荒なことはあんまりしたくないんだけど。 最強の夜闇《ナイトメア》と、その領域《テリトリー》で戦うなんて、そんなおっかない事したくないんだぜ?
[今、目の前の始祖が本来の力が戻っていないことには気がついていた。 しかし、ミシェル自身も―――立て続く大きな力の行使に、身体《器》は確実に疲弊している 其れが始祖本来の身体でない己の身体の限界。 其れを鑑みれば、条件は五分、此処が相手の領域だということを考えれば楽に己に大きなダメージなくしては勝利は無いだろう]
―――アタシだって命は惜しいし? でも、やらなきゃ前に進めないんじゃ―――しゃーないよな
[態とらしいくらい哀しげに言って見せ。ふふ、とすぐに眉根を寄せて笑った。 離れる両手の間に、パリパリと凍てつく焔が現れる ジリジリと詰まる距離。]
(131) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 22時半頃
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― 回想 ―
[小さな溜息、そのままそれを眺めて]
……だが…闇の力…回復させたくない理由もある。 これ以上…あれが強くなっても困るしな…。
[瞳を閉じて、それをポケットにつっこんだ。]
返品は効かぬ…か…。 やれやれ、面倒な子どもを拾ったものだ…。
[小さく笑みを零し、再び手帳を開き手帳を読み始めた。]
(132) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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百聞は―なんと、やら、か。 なんで俺様がこんな面倒にまきこまれにゃならん…
[文句を言いながら、トン、とかるく鉄骨が剥き出しの床を蹴った。 ふわと浮いた身体は過ぎて行った気配をゆっくりと追う。]
(133) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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[>>128 名を呟くカリュクスに、意識はカルヴィンに向けたまま、一瞬だけ目配せと口の端を上げる笑みを向ける]
……へぇ ドナルドを、頼むよ
[その手の中の剣を見て。 少し笑って、再び視線を闇の王へと戻した。]
(134) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 23時頃
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…そうか。やるというならば、仕方がない…。
[ポケットに入れた、少年の瞳を握る。 しかし、それを握って一度だけ首を振る。]
わかった。 ならば来るが良い。貴様が相対するのは闇の王…これより先、言葉は要らぬ!
[左手に闇の魔力をこめると、巨大な球体となって拳を包んだ。 横目で一度、二人を見ると、そこから逃げ出す様子に呟く。]
…此方の約束…守れずにすまない。 だが、あれは…敵の手に落ちる前に砕け…。
[そう告げて、視線をミッシェルに向けた。]
(135) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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―崩壊前:時計塔頂上―
お礼なんて言う前に、逃げた方が良いよ。 ――……ココ、じきに、壊れる。
[どくん。心臓が脈打つ。
>>3此方に近付いていたか、Silasの声は聞こえていた。 軽くかけた言葉は、"彼女"に届いたかどうか。]
[ぴしり。銀猫の足元に走る亀裂。]
[時計塔《グランド・ソロール》は、 崩壊願う者の声に応えるかのように。
悲鳴に似た軋みをあげて、崩れ落ちる。]
(136) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 23時頃
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―倉庫裏口―
あらら。もう始まっちゃってる。 "プレゼント"渡そうと思ったのになあ。
["領域"の少し外。 倉庫裏口から中の様子を伺って、困った顔をする。]
(137) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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―不死者の始祖の領域《テリトリー》たる倉庫の傍―
[気配は下の倉庫から。 そこからはミシェルだけではなく、不死者の始祖の気配も感じていて眉を寄せた。 他にも、記憶に新しい気配も感じてふうんと腕を組む。]
始祖と始祖。 それに《アーシストチャイルド》とそのお供…か。 ただ事じゃなさそうだが。
[言いながら下には降りずに宙に留まったまま。]
(138) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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―骨董屋『ベネット』:回想―
[男の眠りは深い。 ソフィアに頬をつつかれたこと>>92も、∞《メビウス》を刻まれたことも気づかぬまま。
ただ、深い記憶《ユメ》の中に沈む。
未来は常に過去から作られる。 男が殺さねばならぬ過去は何も、未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》だけではない。 もっと直接的に殺さねばならぬ相手《Uror》もいる]
(139) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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[――不幸にも、男はまだその事実を知らない。 思い出せもしない。
"この"男の人生は、幸福なのか。それとも不幸なのか。 過去をやり直して、それで望む世界は得られるのか。
――男には、それは解らない。 しくじれば、男の存在自体が十二の輪廻《セカイ》に囚われて喪われることも、まだ**]
(140) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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ヴェラは、ミッシェルは何をする気なんだろうと、倉庫をじっと見下ろしている。
2010/09/17(Fri) 23時頃
ベネットは、ヴェラの姿を上空に見つけ、ひらひら手を振った。
2010/09/17(Fri) 23時頃
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― 骨董屋『ベネット』 ―
―――――…。
[ソファの傍ら、床に腰を降ろして未だ眠りに落ちたままのテッドを見る。 しかし、焔の映らない瞳は何処か遠くを見ていて。 それは、此処では無い次元《どこか》のよう。]
…―――― ”新しい世界”。
[無機質な声で呟く。 キィイイ…と耳飾が小さく啼いた。 虚ろな瞳に灯るのは、紅ではなく青白い焔。 トニーはゆっくりと立ち上がると、操り人形のように歩き始めた。 静かに扉を開けて、その足が向かうのは―――*]
(141) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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闇の王―――…お前の力、奪わせて貰うッ!
氷天ノ塵《アンジェラ・グレイラ》ッ!
[場所柄、大技は不向き。 無数の鋭い硝子片のような氷がカルヴィンめがけて飛びかかる!
其れを弾幕に距離を詰めると、始祖の左手を警戒しながら、左拳に溜めた始祖をも凍えさす凍気を、鳩尾めがけて打ち込もうと試みる。]
同じ左利き《サウスポー》?闘りにくいなぁ
(142) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[――このとき。
育った環境から "真っ直ぐに間違った方向へ"育まれていた少女の精神は 様々なモノにぶつかって既に、かなりの罅を抱えていて。 戦い、激情の度にそれは、激しく揺さぶられ ………割れて。
本人の自覚がないままに、いくつもに分離していた。
そしてソレは、感情の揺れにより簡単に転がり 違った面を見せる――]
(143) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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―――……?
[倉庫の傍に何かひらひらするものが見えたと思えば骨董屋の店番だった。]
そこで何をしているんだ? さっきの未来人はどうした?
[少しだけ、下に寄って問いかけた。]
(144) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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あぁ、奪えるものなら奪ってみるがよい。 だが、この餌…安くはないぞ!
[細かい氷の弾丸を確認する。 右手に構えた剣を振るい、氷を弾くが、剣も共に弾かれた。]
……思っていた以上に…
[力が落ちた。その一瞬の隙、否、隙は見せたつもりはなかった。 一度目の一撃くらいは流せるはずだった。しかし…――]
ぐっ――……
[魔術で払う訳でもなく、凍気を篭めた拳は、その身に刺さり、後方へと吹き飛んだ。 気が抜ければ、闇の魔力も打ち消えてしまい。]
………くっ…くっ…はっはっはっはっはっ…
[あまりの自らの力の落ち方に思わず笑いが零れた。]
(145) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[>>134 頼む、という言葉は]
ん。
[するりと入り込み、頷きを返す。]
(ぬしさまを護るのは、僕の存在意義<<役目>>)
[間近、高まる戦いの濃厚な気配に ざわり ざわり 躯影の内側が、歓喜にざわめいた。 ソレを無視か気付いていなのか、まずはこの場からの離脱。 カルヴィンが用意したというゲートへ向かうのだが "外への境界"に近付くとわかる、外には他にも気配があり。 此は]
骨董屋と…ヴェラ……?
(146) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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(闇の王… ははうえ… 余の、役目…。)
[対峙する二人>>122 >>124 をじっと見つめる。]
――…。 カリュクス、先へ 巻き込まれぬうちに。
[カリュクスの力は大丈夫そうだ>>128 と安堵の色を浮かべながら進むことを促した。]
(147) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[>>145 左手の魔力を使うでもなく、その身に拳を受けて吹き飛ぶ闇の王に、目を細めて、逆に警戒して構えたままにじりと距離をとる]
……ふざけているんだったら テキトーなとこで本気出しといたほうがいいよ?
この力、加減なんてできねーんだから。
[ミシ ミシリ
軋む身体。痛みに耐える身体の額からは、じわりと汗が零れる 技を繰り出す度に、自らダメージを負っていることは、闇の王にも知れることだろう]
(148) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 23時半頃
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…ミッシェルさんにね、プレゼントあげようと思ったんだけど。 取り込み中みたい。
[少しだけ近寄ってきたヴェラに倉庫の中を指差し、にっこりと。]
テッドさんなら起きないから、お店に置いて来たよ。 でも、すぐ来るんじゃないかな。 だって――…。
[倉庫内の戦闘から退避しようとする赤子と部下の気配。 それが外へと近づいてくるのを感じる。 そして、その赤子はテッドが狙う相手。
細めた何も映さぬ筈の硝子の眼は、僅かに笑みを浮かべる。]
(149) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 23時半頃
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―骨董屋『ベネット』―
[ソフィアが去り、店番が去り、トニーが去った店内に、不意にあのオルゴール>>1:217の音が鳴り響く。
その音は男を眠りから引き上げた。 不快そうに眉を寄せ、寝ぼけ眼でオルゴールを探す。 やがてそれを見つけて、床に叩きつける。 オルゴールは破片を床に撒き散らして壊れ、音が止まった]
――……ああ…?
……ああ…。 そうだ殺さなきゃ…。
(150) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[誰を殺さなければいけないのか。 何のために殺さなければいけないのか。 目的が朧になる。 ただ分かることは、殺せばいいということだけ]
端末《ナユ》――…電源切れか。 なんか、ねーかな。
[誰もいないのをいいことに、その辺りにある商品を探る。 充電に使えそうなものを見つければ、それを勝手に端末に繋いで。
充電の間に、冷めた食事>>1:217を口に運んだ]
殺してやる……。 殺してくれ……。
[矛盾するような言葉は、男の中では*矛盾しない*]
(151) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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ベネットは、テッドがオルゴールを破壊するのに、店内は怒りを含みざわめく。
2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[警戒し、追い討ちをかける様子もなく 自らは、ひとしきり笑い終えると、小さく息を整えた。]
すまないな…。ふざけるつもりは全くなかったんだ。 今現状の本気を…これでも出していたつもりだったんだが…。
…加減する必要はない。 Helの力を持つもの相手に、今の私で戦おうなどと考えた私が愚かであった…。 その力…使いこなせないならば、退く事を薦める…。
そうでなければ、今追い討ちを…止めを刺さなかったことを後悔する事となる。
[左腕の袖を引きちぎる。 その腕に浮かぶ禁呪の陣が闇色に暗く輝く。]
…全盛期時代の闇の王の力…これを使う羽目になるとは思わなかった。
[ぶつぶつと、呪文を唱え始めた。]
(152) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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ミッシェルは、カルヴィンに話の続きを促した。
2010/09/17(Fri) 23時半頃
ミッシェルは、ベネットに話の続きを促した。
2010/09/17(Fri) 23時半頃
テッドは、口から溢れる言葉とは裏腹に、端末《ナユ》も己の身体もまだ本調子ではないようだ。
2010/09/17(Fri) 23時半頃
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約束のことはよい。 あれを回復に使わぬのなら攻撃にでも使えばよい! どっちに使っても砕ける!
それはそなたのもの!そなたが使い砕け!!
[裏へ向かう際聞こえた言葉>>135 に大声で返しはしたが、闇の王に届いただろうか。]
(153) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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―時計塔周辺の民家の上― [赤から青へ再び戻った姿。 激流が異形を押し流しそしてボウガンを男に握らせた。]
関わりたくなかったが、仕方ねぇ。 船に世界に賭ける宝がデカすぎる。
[過去、預言者に告げられた宝石≪瞳≫の奪取。 未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》が持つと世界を滅ぼしかねない、とそう聞いている。 彼がそんな選択をするのか分からなかったが。 けれど、過去に闇に愛された娘に手を差し出したあの時から。
彼を信用できなくなった。 主として―――。 そして、救世主として―――。]
(154) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[宝石≪瞳≫。
神が人に与えた力。 もしくは、神が己のために用意した力。 そう言われている。
素に力は宿り、また力は素に宿る。 刻む歴史は刻々と積み重なり。 また素に力を与える。 数はまた素に還り、そして力となる。]
エモノは全部で7つ。ドナルドの力がねぇとアウトなら全部探すしかないか。 えー、なんだっけ。
[胸元から1枚の古ぼけた紙を出す。]
(155) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[男が唱えるのは古の呪。]
我が欲すは宝≪力≫ 地が記す記憶の先 礫が志となす地平の果て 望む希をここに
[紙にかすかに光が灯るとそれは1枚の大きな地図になる。]
どれどれ.........。 全部集まってんのかよ...そりゃ不穏だな。
[屋根の上に地図を置いて、ボウガンの矢で標的のいる場所を確認した。]
(156) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[求める宝、その3つは今の自分のいるポイント。]
第零奇石恵彗瞳《ザ・ゼロス・アイ・ジュエル》 第三奇石絶嬰瞳《ザ・サードアイ・ジュエル》 第七奇石謳堵瞳《ザ・セブンス・アイ・ジュエル》
この3つはオレが持ってる。
[続いて撃つボウガンは。]
第伍奇石翡粋瞳《ザ・フィフス・アイ・ジュエル》
これ倉庫か?
[2つの矢が地図に刺さる。]
第十一奇石獅魂瞳《ザ・イレブン・アイ・ジュエル》 第十三奇石渠夢瞳《ザ・サーティー・アイ・ジュエル》
[ボウガンがまた別のポイントに刺さる。]
(157) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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プレゼント?
[ミシェルにプレゼントと聞いて怪訝そうな表情をした。 なにを呑気な…と思ったのだ。]
ふん、できればしばらく寝ていてもらいたいものだがな。 物騒なヤツは1人でも少ない方がいい。
[だって―と店番が言葉を濁して倉庫の方へ意識を向けたのを見て、己も向ける。 《アーシストチャイルド》とカリュクスの気配が近づいていた。]
……止めねえと、マズイな。
[倉庫の中から感じる気配は次第に闘気を増している。 顔を顰めて呟いた。]
(158) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[その場所には確か。]
骨董屋...だったか...。 確かあったはずだ。 ここ2つなら狙い目だな。
[そして最後の1つ。]
第弐奇石雹蕨瞳《ザ・セカンド・アイ・ジュエル》
は時計塔、ね。
[崩壊すべき運命となった時計塔を見上げる。 時空は相変わらず歪んだまま。]
(159) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[>>152 引きちぎられた左腕の袖。 そこに刻まれた禁じられた呪いに目を見張る。軽く舌打ちと共に、険しい表情]
…今から退いて間に合うようなシロモノじゃねーだろーが。
けどな。 アタシは、まだ死ぬわけにはいかないんでね!
[判断は一瞬。 竦む足を叱咤し、防御壁を準備しながら詠唱を始めるカルヴィンへと追撃をかける。 繰り出す氷刃は詠唱を終える前に間にあったか 間にあったのなら、完全なる発動は避けられるだろうが、 そうでなければただでは済まない]
(160) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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[地図を睨みつけたままボウガンを構える。]
.........全部、奪ってやるよ。 力が足んねぇから仕方ない。
その前にオレが死ぬかもしれねぇが。
[この宝石《瞳》が。 集まったところで力を発揮するかも分からないが。]
オレたちは海賊だ。 オレたちなりの流儀で世界救ってやるよ。
[さて、どこから向かうか。]
(161) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 00時頃
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貴様は今…判断を間違えた。
[攻撃に打って出た彼女。氷刃は届く間際の刹那。 呪文は完成し、…――彼の命を吸った。
瞬間、辺りを漆黒の闇が包み、それが晴れた時、 少年は青年の姿でそこに立つ。]
平伏せ…貴様の前に存在するのは…真なる闇の王。
[かつての闇の力。存在する時間は僅か{3}分。 ――…その時間だけ、彼は本来の姿、力を取り戻す。
氷刃は、闇によって留められ、彼が片手で上げると、 反抗するように彼女の元へと向かう。]
(162) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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喜んでくれると思ったんだけどなあ。
[天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》義眼。 ポケットの中でころりと揺れる。]
…物騒だなんて。 未来《セカイ》の為になる事をしてくれようとしているのに。
[くすりと笑い。 それから首を傾げる。]
止めるなら、手伝おうか?
[緊張感の無いその表情は本気とも冗談とも取れない。]
(163) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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――……くっ!
[倉庫から感じるエネルギーに顔をさらに顰める。 骨董屋の店番を一瞥して、倉庫の裏口へと向かう。]
手伝い?好きにすればいい!
[裏口に向かって足を出す。 宙から降りざまのそれは勢いのついた蹴りとなり、扉を蹴破った。]
やめろ、ミシェル!! オマエにはそれ以上の力を許容できはしない!!
[飛び込んで大声を上げる。 不死者の始祖の呪が完成したとは知らず、止めようと。]
(164) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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……っ! はは、これは、確かに、間違ったかも?
[ビリビリと重圧《プレッシャー》が氷華の護りを通し尚肌を粟立たせる。 返る刃に一瞬反応が遅れ、それは己の頬を掠めて赤い筋をひとつ作った
…己の体に、生身の血が通っている証]
―――…嗚呼、その力。 その力が、あれば。
[目を細める。完全に分が悪い。 勝機どころか、逃げ果せるにも無事では済まないだろう]
ぅぐ、んッ…はっ …このポンコツめ、こんな、時に…
[ごぽり。こみ上げる赤が、口に溜まった。 それを吐き捨て、口許をぬぐう。 真なる闇の王のプレッシャーに耐える、それは始祖たる《Hel》の力を最大限に引き出さざるをえず、身体の負荷は増すばかり]
(165) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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……ああ、これは無理だ。
[倉庫から感じる凄まじい重圧《エネルギー》 始祖《カルヴィン》の呪の完成を知る。 ぽつりと零した時にはヴェラの蹴りが扉を蹴り破っている。] ―――……。
[その後を追い倉庫の中へ。 瞳の『XIII』は滲み、形を変え――…。]
(166) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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さてと。
[地図を胸元にしまって向かう方向を一瞥する。]
骨董屋か倉庫か。 とりあえず、倉庫でも行ってみるか。 置いてあるだけだったら案外簡単だろ。
[時計塔を振り返って一度見る。 それに唇を噛んだ後、屋根から降りて走り出した。]
→倉庫
(167) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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どうした?ひるんだか?
[頬に一筋の血を流す彼女を見る。]
…人間の身で、我らが始祖の力を扱おうなどとは、傲慢にも程がある。 もっとも…それを使いこなせていたとしても、貴様に勝ち目はないがな。
[身体を傷めている。その姿にも躊躇はなく。]
闇夜の前奏曲《ダークネス・プレリュード》
[周囲を包む闇の気配はいっそう濃くなり、彼女を蝕む為、周囲を囲むように]
時間がないんだ。さっさと死ね。
[闇の霧に紛れて、闇の刃を放った。]
(168) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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[裏口の扉が破られ、現れた二人]
お前、ら!? 馬鹿!!何しに来た!わかってんのかこの状況!? 滅されたいのかッ!?
[未だ吐血の名残で血の味のする唇は、 二人の姿に叫んだ]
(169) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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―時計塔<<グランド・クロノス>>―
――……っ、は。あはは。 破滅の兆し《トルメンタ・アルシオン》、ね。 嗚呼。――……素晴らしいShow<<破滅への道程>>だ。
[忠告は、彼女の耳に届いたか。 時計塔<<グランド・クロノス>>の崩壊に巻き込まれ、 時空の狭間に取り込まれながら
沸き起こるのは乾いた笑い声。]
(170) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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っはは、あは。
あはははははは!
(171) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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あ は は は は は は は
は は
は は は は は
は は
は は
は は
は
は!
(172) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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―倉庫近くの屋根の上―
あー、これ、ダメなやつだろー。 これ乱入したらオレ死んじゃうぜー、多分。
[倉庫から感じる気配に舌打ちをした。 困ったように頭を抱えた後、溜息をついた。]
ホント...ヤになる。 仕方ねぇ。 こっから狙う。
[ボウガンを倉庫へ向けた。 倉庫というよりも、闇へと。]
(173) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[響く哂いの後。]
[しん、と。崩壊を終えた塔は、銀猫も飲み込んだまま 暫しの間、静まり返る。]
[そうして、それからどの位経ったか。]
(174) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[途端、倉庫を破り入ってくる二つの影。 そこを見て、小さく舌打ち。]
……ベネットか…。 (残りの時間で始祖二人。ぎりぎり時間が足りない…。 せめて、半刻でももってくれれば…)
[ポケットの義眼…しかしそれには触れない。 これは今使うべきでないと把握しているから。]
(これを使うべきは私じゃない…。彼…そう、力を取り戻して確信した…。 彼は今この時代に生きているのだから…。)
邪魔をするな。今は男女の密会中だぞ? 発動せよ、呪縛の魔眼…――
[視線を入ってきた二人に向けた。]
(175) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[もぞり。瓦礫が蠢きだす。]
(176) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
|
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[Redに浮かぶ文字は『0』]
変質せよ 歪め 発現せよ 其の名は 地の恩恵《アールデ・パダーラク》
その属性は『命』 神魔の力持つ女の命よ補強せよ。
[握る手の中、天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》の力を吸った義眼を発動する。 ぴしりと割れるその力は間に合うかどうか。]
(177) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[しゅるり、と。時計塔<<グランド・クロノス>>の瓦礫の間。 "時の残骸"が触手を伸ばす。
ぞ ぞ ぞ。
何か引きずるような音をたて。 "それ"は、崩壊を拒むように。 人・物・異形の区別無く、取り込もうと、蠢きざわめく。]
(178) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[瓦礫を、人を取り込みながら、 "残骸"達は取り込めるもの全てを取り込み 銀猫の心臓<<聖痕>>から芽吹くように ヨーランダ<<預言者>>の破片>>20も養分として。
絡まり合い、重なり合い、 天<<ソラ>>へ向かって伸びていく。
まるで、"時の塔<<グランド・クロノス>>"の影を追うように。]
(179) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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――……破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》……――
[脈打つソレは、歪な三角形。 世界時計《フェイト・ウォッチ》が現す三つを象徴するような。
時空の歪みすらその身の内に飲み込んで。 破滅の兆し《トルメンタ・アルシオン》そのものを現し、 "新たな世界《ヴェルト》"を拒む象徴。]
(180) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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……!!!
[>>162 真の王の顕現。 ざわ、と肌が粟立った。]
…っ、ぁ……?
[ ぱきり ぱきり 少女の欠片が、裡<<ナカ>>で音を立てて揺れ動く。 力だ。 チカラだ。 強い、強いチカラ。 ――…ほしい。]
(だって、ぬしさまを護るのに、必要でしょう?)
[ぐるりと何かが裏返り。 ゆらり。 ゲートから脱出しようとしていた身を、緩やかに翻し 手の剣を見て、薄く笑って。 二人の乱入者のある戦場へ、引き返した。]
(181) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 00時半頃
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やめろ!その刃を引け!!
[後ろからついてきた店番を振り返る余裕もなく、不死者の始祖が放つ闇の刃に大鎌の刃を向ける。]
うるせえ、馬鹿に馬鹿とは言われたくねえよ。 無茶苦茶してるんじゃねえよ、キャパもねえのに。
[いくら身に埋め込まれた存在が目覚めたとしても、生身である以上受け止めきれるものではない―。]
所詮、オマエは試作品だ…過ぎた事をすればぶっ壊れるのはてめえだぞ!
[怒声を放ち、不死者の始祖を見据える。]
絶撃・死神の舞踏《レイシーダンス》!
[大鎌を振り抜くのと、不死者の始祖による呪縛と、どちらが早いか―。]
(182) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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…? カリュクス??
[急に身を翻した部下>>181 に不安そうな顔をする。]
そちらは始祖、その他がおり危険だぞ? カリュクス。
―――――――カリュクス…?
(183) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[向けられる魔眼。 それに囚われる直前、『0』の眼は哂い。]
瞬神《QuickTime》
[周囲に纏う時の速度を上昇。 その身体は瞬時に倉庫の反対側へと移動し、カクリと操り人形の糸が切れたように膝を付く。]
(184) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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ベネットは、きょとんと『XIII』の目を瞬いている。
2010/09/18(Sat) 00時半頃
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…残念だが……。
[大鎌を止めるために右腕を差し出す。]
…弱者よ…退かねば死ぬぞ…。
[その強い視線で割り込んできた彼>>182を睨む。 そのまま、彼の腹めがけて蹴りを繰り出す。]
(185) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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うぁ...趣味わる!
[けれど、その塔が引き込むのに。 人の姿も見えればまた唇を噛んだ。]
......ざけんな...。 なんで関係ねぇのまで巻き込む...。
[街はもはや機能していない。 泣き声や絶望や、そんな声で溢れている。]
こんなこと、許されるはずねぇだろっ!!!!!!
[倉庫へと向けられていたボウガンは時計塔へと。]
(186) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[>>168 闇夜の前奏曲《ダークネス・プレリュード》を受け、闇の籠に捕われ、刃に身を刻まれる]
く、ぅああああああああああああああああッ
[ミシ ミシミシミシッ 絶叫。内部の軋轢と、外部からの攻撃は、容赦なく身体《器》を蝕む
その中で、突如流れ込んだ膨大な生命エネルギー>>177 其れは、闇の刃を阻み、酷使で疲弊した身体《器》を癒す。]
う…うう… 此れは…っ
[癒しを受け、渾身の力を振り絞ってどうにか闇の籠からその身を這い出せば、体力尽きてその場にかっくりと膝と手を着く。 >>182怒声と共に闇の王へと攻撃を繰り出す男の姿を呆然と眺め]
お前らッ…何考えて…!
(187) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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ё=水・撃・刃《ウォータ・ディズ・アロー》
[水を伴った矢は激流となり。 そのまま塔へと突き進む。]
うらぁあああああああああっ!!!!!
[突き出した右手から水が溢れる。 それは先行する矢を援護するかのように渦となる。
けれど、その力すら。 破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》は吸収してしまった。]
ちっ________く____、しょ......。
[自分の力の弱さにまた拳を握る。]
(188) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[>>183 主の声は耳に入っている筈なのだが 薄い笑みは小揺るぎもせず。]
大丈夫。…です。 僕、強くなる。…り、ます。 だから、ぬしさまは大丈夫。
[答えにならない答えを返しながら、あやすように頭を撫で。 するすると来た道を引き返してゆく。
物陰から覗き込めば、其処には4人の人影と ―焦がれた、濃厚なチカラの気配。 にっこりと、目を弓に。]
…ふふ。
[心底嬉しそうに笑い、剣を構え。 此方に向けられた"闇の王の背"を目掛け、突き出した。]
(189) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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["塔"の再生。 銀猫の心臓を使ったそれは、 ――……銀猫の"瞳"を通じて、ラルフに埋め込まれた 第三奇石絶嬰瞳《ザ・サードアイ・ジュエル》にも 何らかの影響を及ぼしただろうか。
その、塔の内部。道があるようで無い。 そんな、塔の内部。 立っているようで、たゆたっているような 不思議な感覚。
右の手の甲、"Hel"の力の波動が響く。 呼ばれている訳では、無いようだけれど。]
――……。
(190) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[疼き収まり、手をあける。その中には、一つの宝石。
"第弐奇石雹蕨瞳《ザ・セカンド・アイ・ジュエル》"
恐らく、ヨーランダ<<預言者>>の元にあったもの。 破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》から与えられたかのように、 銀猫の手の中に。]
(191) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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退け、ミシェル!
[顔を向けずに言う。 視界から店番の姿が消える>>184のを認識したがどこへと追う暇もなく。]
誰が、弱者だ…ッ!
[睨みつける視線>>185を睨み返して大鎌を振り上げる。 ぴきり。"コア"のひびがぴしりと大きくなったのが伝わってかくんと身体が落ちた時―。]
ぐっ…ふ…うぅ。 て、めえ…。
[繰り出された蹴りが腹にめり込んだ。]
(192) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[その身は姿を消し、更に一歩後ろへ。]
(…時間がもう残り少ない…。終わらせなければ…。)
さぁ、全員まとめて死を迎えるがいい…。 闇夜の鎮魂歌《ナイト・レクイエム》
[先程の闇の刃を、部屋全体に散りばめる。 それは、周囲のありとあらゆるものを巻き込み切り刻む。 しかし、出て行ったはずのカリュクスの気配を背に感じ、術の発動を止めた。]
カリュクス…何をしに来た。 ここにいると貴様も巻き込まれ……っ!?
[その怪しい気配に、逃げようとするが…――
―――…時間…切れ――…
力を喪い、背中から心臓へ、深々と突き刺さる魔剣。]
(193) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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―――…困ったなあ。
[やはり緊張感無くこてりと首を傾け。 膝を付くミッシェルの傍へと歩む。 途中で今度こそ魔眼の呪縛に囚われたかもしれないが。]
閣下死んじゃうし。 助けてあげようかな、って……たぶん。
それと、プレゼント。
[暢気に差し出すのは罅割れた義眼。 まだ僅かに残る力はミッシェルの身体を癒すだろう。]
(194) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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――……煩いなぁ。
[ず、と。入り口も出口も無い塔の"壁"から、 その姿が滲み出る。 >>186>>188"塔"に攻撃し、吸収され、拳握る様子に。]
……関係ない?そんな事あるわけないじゃないか。 "世界"に暮らす"人々"が――…… "世界"の行く末に関わらないなんて。 そんな事、在る筈無いだろう?
[薄く、哂いながら。青年の元へ歩み寄る。 "第弐奇石雹蕨瞳《ザ・セカンド・アイ・ジュエル》"は、 すでにその手には無く。
けれど、確かに銀猫が所持していた。]
(195) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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ぐっ…がっ……―――
[いずれにせよ、その命は喪われる命。 しかし、せめて倒すべきをと願っていたが、力は途切れた。 一瞬で察した彼女の行為。闇に飲まれた心。]
……そ…うか…そんなにも…力が…欲しかったか…。 …全て、自業自得だな…。
[ふらりと剣から離れる。 そのまま、彼女を抱き寄せると…静かに瞳を閉じた。]
闇の祝福よ…飲まれることなく、彼女の力に…。
[残った全ての闇の力を、迷うことなく彼女に捧げる。]
欲しければ…こんな残りカスで良ければ、持って行け。 それでも今の倍以上は強くなれるだろうさ。
[そのまま力尽きて、地に伏した。]
(196) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 01時頃
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[>>193 ずぶ、と。 始祖の身に、深々と魔剣を埋める。 予想していたよりも遙かに抵抗が少ないのは、剣の性能か。 笑顔が、歪に深まって。]
ちょうだい。 其のチカラ、ちょうだい。
ぬしさまを護るのに、僕、チカラが要るんだ。
(ほら、だから、当たり前のこと)
[割れた内面が囁き合うようにざわめく。 ぎゅうと、魔剣を握る手にチカラを込めて。
魔剣。そして、与えられていた"闇の加護"の絆。 其の双つを共鳴させて。 ―――カルヴィンに残されたチカラを、吸い上げ始めた。]
(197) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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(転移の…魔眼…これを…彼の元へ…)
[地に伏し瞳を閉じる。 ドナルドから預かった義眼は、空間を切り裂き、彼が信頼するある少年の下へ。 そのポケットには既に義眼は無く…。]
(…ソフィア…すまん、空間を…裂かぬようにする余力は…無か…った…)
(198) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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[よたり、腹を押さえて下がる。 同じように下がった相手が次の攻撃を仕掛けるのに間合いを取って構える。 魔眼の呪縛を受けているせいで身体が上手く動かない。 散った刃からの攻撃を大鎌で弾きながらミシェルの方を窺う。 店番が傍に居るのをみるが、何を話しているかはわからない。]
もう、いいだろう…止せ…。
[不死者の始祖へと視線を向けた時、攻撃の手が止まる。 何事だと辺りを見回し、再び前を―不死者の始祖を見て唖然とした。]
おい…おい!
[魔剣に貫かれたのを目の前にして、呆然とする。]
(199) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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"世界"の行く末なんて知るか!! ただ、大切なものとか!!!!
[胸の辺りを強く掴む。]
大切な時間を生きてるだけじゃねぇか!!
[ボウガンをまた構える。]
テメェがしでかしたことが運命とか言うなら。 オレはそれを覆してやる、_____ぅ!!
[鎖骨の辺りが傷んだ気がして顔を歪めて、抑えるも。 痛みは少ししたらやんだ。]
(200) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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[>>192 退け、と言われても、闇から脱出するのに使い果たして身体は言う事を聞かなかった。 殆ど倒れ込むような体で、へたり込んでいるわけで。
>>189そして、戻ってくる白い乙女 その手に携えた刃は―――背後から、闇の王の心の臓を、正確に貫いた >>193中断される詠唱。ちりばめられていた闇の刃が、消失していく]
……カリュ 結局、自分でやらせちまったか…情けねーな、アタシってば
[ぽつり、零して。 限界のこの身に宿すではなく、彼女の為に欲した力]
プレゼントだぁ? 『ベネット』から?それともお前から?―――それとも、『クロノス』?
[>>194ころりと手の中に罅割れた義眼を渡されれば。 その癒しの力に身を委ねながら、そう問いかけた]
(201) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 01時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 01時頃
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―――……。
[下がる始祖《カルヴィン》が新たな攻撃を仕掛けようとするのに、すっとミッシェルとの間に立ち。 始祖の胸に剣の切っ先が生える。 戻ってきたカリュクスが持つ魔剣は始祖《カルヴィン》の胸を正確に貫き。 衝撃的な光景に異眼《オッドアイ》を丸く見開いて。]
――…『ベネット』
[主の名を呼ぶ。 GreenとRedは漆黒《混沌》に染まり。]
『……ふうん。残念だ。』
[ただ一言。 『ベネット』は同じ始祖だった存在に呟き。 傍のミッシェルに哂うと、興味を失い去る。]
(202) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 01時頃
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希望の魂を抱くもの《エスペランサ・アニムス》!!
止めよ、カリュクス!!! そなたは余の部下であろう?余に答えよ!
[聞こえていて、聞こえていない状況の部下>>189 に焦りをみせ天鎖の祝福<< ギフトライン>>を通じ力とともに呼びかける。]
(203) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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[『ベネット』が去った異眼《オッドアイ》はへたりこむミッシェルを見下ろして。]
……僕からだよ。 望んだのはたぶん『クロノス』の意思《ココロ》だけど。
混ざりきれて居ないけれど"僕"。
[感情浮かばない目で微笑み。 ミッシェルへと手を差し伸べた。]
(204) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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― 西大陸《ウエスティ》 ―
[その大陸のとある街の小さな酒場。]
『おい、カルヴィン!ちょっとこっち持っていってくれ。』
あ、はい、今運びます!
[酒場で働くカルヴィンと呼ばれた少年。 その姿は、闇の王とよく似ていた。 黒に染まった髪と、赤色に光る眼だけが彼とは違っていた。]
えっと、これはどのテーブルですか?
[コツン…と頭に当たる小さな物体。]
ん…これ…なんだろ?小さな…石? 丸い球体………?
[不思議そうな顔をしながら、それをポケットにしまうと、仕事に戻る。]
(205) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 01時半頃
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[背後の気配に気付いてか振り返る。 自分のものは既に切れてしまったが。 それでも力の余波ぐらいは分かる。>>203]
なにやってんだ____...あのアホん坊は!! 全然、なんともなってねぇじゃねぇか!!
[破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》は今の力では太刀打ちできない。 己が求める第弐奇石雹蕨瞳《ザ・セカンド・アイ・ジュエル》もあの中だろう。 あれは後回しにするしかない。]
あーもう!!! 死んだ、オレ、ぜってぇ、死んだし!!
[屋根から降りて倉庫へと走る。]
(206) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 01時半頃
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―破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》前―
["大切なもの"。その言葉に、一瞬ぴくりと表情動くが。]
――……大切なら、護れば良い。 大切なものを巻き込む"世界の行く末"。
それを"知らない"と切り捨てたままで。 本当に、大切なものを、時間を、護れるのだろうかな。
――……時空の塔<<グランド・クロノス>>は。 もう、壊れてしまったよ。
[そこまで言うか言わないかの内に駆け出す背中>>206。 そのまま見送る。]
(207) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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覆せるなら、覆してみれば良いさ。 それもまた、愉しいShow<<運命>>だ。
[べ、と。舌を出す。その上には、 "第弐奇石雹蕨瞳《ザ・セカンド・アイ・ジュエル》" 駆け出すラルフに、それは見えないだろう。 気配を感じられるかどうかは知らない。]
――……ん。
[暫く舌先で転がした後、ごくり。飲み込んだ。]
(208) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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― side:西大陸《ウエスティ》 ― [最後の仕事を終えると、給金を受け取った。]
あ、今までありがとうございました。
『本当にこの大陸を出ちまうのか?』
はい、寝坊している主人を起こしに行かないといけないので…。かれこれ、300年近く眠っていますからね!
『そりゃ、かなりの寝坊助だな。血のストックは大丈夫かい?』
はい。皆さんが少しずつ分けてくれたので、大丈夫です。今日、この後の船で行くので、失礼しますね。
[ぺこりと、一度頭を下げ、酒場を後にした。 船着場まで辿り着けば、もう一度先程の石を取り出した。]
……これ…魔力が篭っている。マスターが多分送ってきたんだ。 さっき大きな力になって、その後消えてしまった。何があったんだろう…。
[不安げにマスターから送られてきたであろう物を眺めながら、船を待った]
(209) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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[>>196 カリュクスを抱き、彼女へと力を与えて崩れ落ちる闇の王。
ぞわ ぞわぞわ
>>197闇の王の力を求め、吸い上げる白き乙女の姿に、目を細める]
カリュ…ゆっくり馴染ませた方がいい 副作用に気をつけて
[一気にヴァルキリアを取り込んで苦痛にのた打ち回った自分のことは棚上げして、そう声をかける >>199呆然とするヴェラが蹴りから受けたダメージがそう大きくないことを、さっと確認する]
…混ざりきると、どーなんの? ……いや、ちょっと今立てないんだわ。足が馬鹿んなってて
[>>204差し伸べられる手に、眉根を寄せて笑った]
(210) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 01時半頃
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[始祖を貫いたのは、《アーシストチャイルド》の部下。 ならばそれがあの赤子の指図なのかと、そちらへ目を向ける。]
力を欲していたのは…オマエじゃねえのか。
[ミシェルに向かってぽつりと。 そして、店番に『クロノス』と呼びかけるのに首を傾げた。]
『クロノス』……そんな名前のヤツが《イデア》にいたような…。
[壁に身を預けて呟く。 《イデア》に、かつて髪が銀色の男が居た…と思ったが。]
まあ、どうでもいい話だな。
[そして不死者の始祖へと視線を戻し、]
…おい、もう、やめろ。
[カリュクスがまだ魔剣に手を触れて居るようなら、大鎌を向け、どけ、と示す。]
(211) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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――……"大切"か。 それは、どんな感覚だったかな。
もう、忘れてしまったよ。
[歪に蠢く塔の前。 悲鳴溢れる中で、ぽつり。呟いた。]
(212) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 02時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 02時頃
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[>>196 王自らの意志で贈られる闇は、躯に染み込み。]
ふふ、ふ……ありがとう。 いろいろ、ありがとう…闇の王様。
[満面の笑みで、其れを受ける。 >>201 へたり込んでいるミッシェルにも、笑いかけ。]
ミシェ。 ふふ、やっと、ちゃんと、逢えた。 情けなくなんか、ない、よ?
[首をかしげて見せた。 >>203 主の呼び声は、伝わるけれど其の真意は届かず。]
そう、僕は、ぬしさまの部下だから。 僕が強くなれば、ぬしさまから恩恵をもらわなくても 戦えるし、護れるんだ。 強くなるから。 だいじょうぶ。
(213) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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― side:西大陸《ウエスティ》 ―
[船は待てどもやって来ず、目的地で何かがあったと聞けば心配するも]
…ま、仕方ないか。 船が何時出るか知らないけど、その後ゆっくり起こせばいいか。
マスターに限ってなんかあったりはしないと思うんだけど…。
[ぼんやりと、港の待合所で飲み物を飲みながら、先程の 送られてきた石を見つめる。 彼の死と全てを知るのは、全てが終わった後…。**]
(214) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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カリュクス…。
(どうしたものか、余の命はもう…。 この不安定な部下を置いて逝くのか、それは… 心配だ。
余の元側近、ラルフとプリシラあやつらがおれば…
この不安定な娘を、暴走気質な他の契約者たちを 余の亡き後任せられたのであろうか…?)
[ひどく途方に暮れた顔でカリュクスを見上げる。
己の命の刻限が迫っているということを、 この時空の崩壊が迫っているということを、 伝えなければいけないのに
―――なんの言葉も口にすることはできなかった。]
(215) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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不純物《クロノス》が在ろうと現在(いま)の"僕"は"僕"だからね。
混ざりきったら――。 『ベネット』の『十三番目《thirteenth》』。 半分はトニー様のもの。 それは変わらないけど。
[ゆるりと首を振って。 少し足元は覚束無いまま、ミッシェルを抱き上げ、置いてあったソファまで運ぶ。 瞳の忌み数字は再びその形を揺らがせ始めて。]
(216) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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ゆっくり?
[>>210 ミッシェルの言葉に、きょとんとするも。 副作用…闇の力だけを持っていた時に、天鎖の祝福を受けた あのときのようなものだろうか。 力同士の、反発…? 心当たりから、少し吸収を緩やかに。
護ると、そう云った男を刺したというのに。 浮かぶのは只、得られる力を待ち望んだ、期待の表情のみ。
>>211 大鎌を向けられて、顔を歪める。]
…なに? 邪魔、しないで。
[かつて恐れた其の鈍色さえ、今は興奮を増すだけ。]
(217) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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―倉庫― [銀猫が何をしているかなど、そんな気配には気付かなかった。 けれど、鎖骨の辺りから徐々に痛みが走る感覚には気付いていた。 倉庫の扉は開いていた。 中がどうなっているかなどは知らないが。 ボウガンを構えたまま中へ入った。]
_______...マーゴ、てめぇ何やってんだ。
[己が知っている姿とは似ても似つかないその姿。 ボウガンを構えたまま相手を見た。 そのまま視線を移す。
ここにいるのはすべて敵なのか。 それから、探し物の場所も探る。
ここで死んでいる場合じゃないのに、本当に何をやっているのか。]
(218) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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[邪魔をするなと言うカリュクスを睨む様に見据え、 大鎌をゆっくりと振り上げる]
俺様は、どけと言っているんだっ
[振り上げた鈍色をぶん、とカリュクスめがけて振り下ろした。]
(219) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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|
― 路地裏 ― [ふわり、ふわりと揺れる足取りで少女は路地裏を歩く。 塔の崩壊に巻き込まれ、あるいはワームホールに座れ、またあるいは生み出された異形に襲われ、混乱する人々の叫びも聴こえていないかのような、軽い足取り。
しかしふいに、 ちり、と空間が裂かれる痛み(>>198)に一瞬顔が歪む]
…カルヴィン…?
[ふと、空を見上げた 何かが空を渡った気配…それはそう大きなものではなかったが]
ようやく…解放されそう、なのかな 君が望んだ通りになった?
[その顔に浮かぶのは、無邪気な笑み]
(220) 2010/09/18(Sat) 02時頃
|
|
[>>211 力を欲していたのは己じゃないのか、という呟きに、少し考えて、肯定も否定もしない]
”アタシたち”、かな ―――望む、未来《セカイ》の為に。 ヨーランダの見た夢《vision》を現実《REAL》にする為に。
[高い位置で結わえていた長い金糸は、結び目を闇の刃で裂かれ、今は流されるままに揺れている]
あの未来《vision》を防ぎたいンなら。 アタシたちを、止める《殺す》しかねーよ。 助けて貰って、こんなこと言うのも、なんだけどさ
[からりと笑う笑顔は、平素の通り。 動けない今、己を殺すのは至極簡単。解っていて、敢えて其れを口にした]
(221) 2010/09/18(Sat) 02時頃
|
|
…マーゴ?
[入ってきた海賊がカリュクスを呼ぶのに一瞬首を傾げ、]
ああ、そうか! どおりで似てるわけだよ! オマエはあんときの…ガキか。
ほぉ。 オマエがそうやってられんのも誰のおかげだかねえ。
[くつくつと笑う。]
(222) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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|
[>>215 不安げな主には、安心させようと笑顔を向ける。]
(僕は力を手に入れて。 ぬしさまの負担も減るんだよ。 大丈夫。)
[ラインから来る思いにも、そう返す。 >>218 と、駆け込む足音…]
マーゴ…? 違うよ、ラルフ…僕の名前は、カリュクス。 ぬしさまがね、名前を、くれたんだ。
[青い髪を持つ男へ振り向いて、嬉しそうに名乗った。 其方に意識を逸らしたが、振り下ろされる刃には]
だから。 ――邪魔、だよ。
[目も呉れず、影が伸びて、拘束を。]
(223) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 02時半頃
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―――― ラルフ…。
[己の元側近の姿…。>>218 何故、裏切ったのか。何故側にいてくれないのか。 わからないことが多すぎてぼんやりと視線を投げかけるだけ…。]
(224) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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ま、お前はお前、違いねぇや…って
[>>216 抱きあげられ目を丸くする]
お、ぉいぃぃ!? 何すんだ馬鹿野郎ッ!下ろせ!
[言い終える頃にはすぐそこのソファに下ろされて慣れない扱いに恥ずかしさで柄じゃない、と憮然とする。 しかし、瞳の数字が揺らぐのに気付けば、目を瞬く]
(225) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 02時半頃
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[ミッシェルを座らせると、ラルフの声に振り返る。 濁り文字の滲み始めた左の瞳。 『ベネット』と直接力の繋がる其れは第十三奇石渠夢瞳《ザ・サーティー・アイ・ジュエル》 加工魂《イミテーションソウル》の本体。]
―――……。
[ラルフはカリュクスをマーゴと呼び睨み。 ヴェラの鎌の切っ先もまたカリュクスに向けられ。 彼らの気は未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》から僅かに逸れている。]
(226) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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破滅の兆し《トルメンタ・アルシオン》は現れた。 崩壊《0》へと必要なのは―――…。
[外から感じる悲痛な絶望に満ちた悲鳴や崩壊音。 ぐにゃりと歪む数字は『0』へ。]
―――瞬神《ΡφιγλΥινε》
[今度は完全なる発音で為される時を支配する呪。 時の魔術師たる『クロノス』の力。 超高速の世界で動く"店番"はカリュクスの手の中の赤子を奪い取ろうと―――。]
(227) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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[>>222 探索者《ルスカドール》の笑み。]
(どうしてあんなに怖かったんだろう)
ふふ…出してくれて、ありがとう?
[力を得たことで高揚している精神は 主人と共にあることもあり、ちらとも揺れない。]
貴方のチカラも、変わってる…? 其れも、貰おうかな。 …嗚呼、でも、此方が終わってから、ね。
[闇の王の力を緩やかに其の身に馴染ませながら、云う。]
(228) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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[ミシェルの声>>221に顔を向けず耳だけを向けた。]
オマエと、こいつは仲間ってことか? おまえらは、あの《VISION》の世界がお望みか? そこに何を求める?
[返答如何では、助けた者へも刃を向けることは厭わない。 それを示そうと大鎌を持つ手に力を入れた時]
ぐっ…死にぞこない、が…。
[>>223カリュクスの影に捕らわれ、それは叶わなかった。]
(229) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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ふん......それでそのアホん坊が困ってたら世話ねぇな。 オレは何をやってるのか聞いたんだ。
[伸びる影を視線だけで追う。]
オッサン離してやれよ。 ......あ、見っけ。持ってるな、アンタ。 5だ。
[オッサンと呼んだ相手をそう言って指差す。]
(230) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 02時半頃
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[カリュクスとヴェラのやり取りを、ただ見守る。 単に、体力が回復するまで見守るより他できないだけなのだが。]
……まあ。 闇の王の力を取り込んだカリュなら、最低でも互角にはやれんだろ。
[呟いていると。 >>227 次の瞬間、時の魔術師『クロノス』が赤子へと手を伸ばすのが見えた]
―――っ!
(231) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 02時半頃
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(余はどうすればいいのだ…? カリュクスを止めねば… ああ、だが…
余の言葉、カリュクスに届いておらぬのだろうか…?)
[途方に暮れ悩むドナルドは迫る影、骨董屋>>227 には気づけない。]
(232) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 02時半頃
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[>>227 つけていたベルト程度、クロノスの呪の前では 何の役にも立たず千切られ、赤子は13番目の腕に。
刹那。 ぐりん、と。 呪に匹敵する早さで、深紅の眼球が其方を向く。]
ぬしさま…! っ触るなああああああぁああぁぁ!!!!!
[ダン、と、足で床を一度踏み鳴らす。]
来い!
[其の力有る喚び声を以て、数多の影の蟲が 全ての影から煙のように噴出し、13番目を襲った。]
(233) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 02時半頃
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くっ…俺様の力はオマエになんか渡さない。 奪えるものか。
[拘束を受けたまま、鋭い視線を向けて唾を吐いた。 離せと腕に力を入れながら、闖入者>>230の声を聞く。]
5、だと? [意味がわからないとでも言うように海賊を睨み、 それから、]
オッサン…?! てめえ、死にたいらしいな。
[そこは気にしているところだったらしい。]
(234) 2010/09/18(Sat) 02時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 02時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 02時半頃
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[>>229 何を求めるか―――
男の言葉に、至って真顔で応えた]
―――…アタシ”たち”の、『居場所』、かな?
[すぐに、へらと面持ちを崩し]
うんまあ、アタシは強い奴と戦えれば、それでいーんだ。 闇の王も言ってただろう?ぶつける先の無い力を持て余すと、”渇く”んだ。 例え、それの先にあるのが『死』であっても。
いずれ、万全のお前とも闘ってみたいもんだな。 ―――あはは、馬鹿なんだよ、知ってるだろ?馬鹿に理屈なんて通じねーよ
[気だるい身体を、身動ぎし、脚が動く事を確認する。]
(235) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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―ほんの少し前―
こまってる…?
[>>230 心底不思議そうに、首を傾げて。]
何って…力をね、貰ってるんだ。 闇の王から。
[当然のこと、といった顔で、告げる。 >>234 ヴェラの言葉も、気にならないようで。]
できる…できるよ。 僕はぬしさまの為なら、何でもできるんだよ。
[其処に有るのは真っ直ぐな歪み。]
(236) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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[超速の世界。 赤子の小さな身体を自らの腕の中へと奪い取る。 カリュクスの攻撃は着地と同時。]
記述者《Thirteenth of Benett》 白紙の魔術書《The book of zero》に記述!
『魔力障壁を発動』
[迫る不快な羽音に簡潔な記述。 記述時間分発動の遅いそれは全てを防ぎきらず。 "店番"の身体や浮いた白紙の魔術書《The book of zero》には幾つもの穴が穿たれる。]
(237) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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―――……。
[痛みを感じない造りモノの存在は、赤子を抱き駆ける。 残した魔術書は破壊まで障壁を張り続け、足止めをする。
バンッ ヴェラが蹴破ったのとは違う扉を開く。 その先は倉庫の外とは別の場所に繋がる―――。**]
(238) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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っ?!
[>>233突如カリュクスが店番へ飛びかかる。 店番の手には赤子。]
あのチビも…世界の終わり《VISION》を望むのか?
[そんな印象は受けなかったが、もしかしたらと見る。 注意がそれた隙に影の拘束を打ち破って大鎌を手から消した。
"コア"の損傷が体力の消耗を早くしていたのだ。 これ以上の戦闘は"コア"の破裂に直結する。]
クソったれが。
[ぎりりと奥歯を噛んでカリュクスと店番を見る。]
(239) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 03時頃
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居場所だァ?
[ミシェルの返答>>235に眉をぴくりとあげる。]
俺様が万全だったら、オマエに勝ち目なんてないさ。 寝惚けたことを言ってんじゃねえよ。
[くつくつと笑う。 しかしそれは己が相変わらず不調であることを告げてしまったと同意。]
……―――、そうだったな。 馬鹿に食わせる理屈は屁がついてもないんだったな。
[思わず黙ったが、険しい表情のまま言葉を返した。]
(240) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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は???死にたくねぇし、普通に。 何言ってんの、オッサン?
[見た目年齢的にはそんに変わらないはずだが。 老けているとまではハッキリ言わず、首を傾げた。 もう1つの13の存在には未だ気付いていない。 同じように首を傾げているマーゴ>>236には苦笑い。 やはり、あの日、赤ん坊が手を差し伸べたのは。]
間違いだったんじゃねぇか...ってすっげぇ思う。 もっと、止めるべきだったオレは。
[そう言った後に背後から気配を感じる。 振り返る暇もなくそれはマーゴ、否、元主へと向かうのを見る。 それからマーゴの攻撃も。 手出しはできない、レベルが違いすぎるとボウガンを握りなおす。]
(241) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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[副作用など知ったことか。 最高速度で闇の王の力を身に焼き付ける。 激しい痛み、反発が確かにあるが]
(ぬしさまを、喪うことに比べれば!)
[腕を高く上げ、横薙ぎに払う。 現れた蟲の一つ一つが肥大し、更に数を増して]
返せええぇぇっ!!
[憎悪を込めた叫びに併せるように 更に店番を追った。]
(242) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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_______ッ、ドナルドッ!!!! 骨董屋め、一体、何を、
[ボウガンを骨董屋へと構えなおして。 扉の向こうへ消えるのを見た。
そこまで見て頭を抱える。 さて、問題は。 マーゴがどう動くかだが。 場合によってはここから逃げ出す方法を考えておく必要がある。]
(243) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 03時頃
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[>>240 険しい表情のままのヴェラに、平素の通りの明るい笑顔を向けたまま]
ああ、ヴェラは強いからな。 さて、世界を滅ぼす悪者らしく逃げる算段でもしようか。
[義眼の魔力で回復した体力で、時空間をこじ開ける]
お前が世界の滅び《vision》の実現を望まないなら。 また会うだろ、今度は敵として。
―――…助けてくれて、ありがと。嬉しかった。
[ひらり、ヴェラに手を振り。 《Garm》の背に凭れて時限の狭間を通り抜けて、―――へ**]
(244) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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え?あ、かりゅ… らる…
[気づいた時には遅く骨董屋の腕の中>>238 カリュクスと元部下ラルフを咄嗟に呼ぼうとする。 しかし時すでに遅く場所は倉庫から移動してしまっていた。**]
(245) 2010/09/18(Sat) 03時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 03時半頃
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ちっ。
[扉を蹴破って出ていく店番に舌打ちひとつ。 今は追うことすら出来ない。]
じゃあ、俺様に構うな。
[海賊>>241に興味はないというように醒めた視線を向け、 カリュクスが離れた不死者の始祖へと歩み寄る。]
おい、大丈夫か?しっかりしろ。
[彼は力を吸われてぐったりしていたか。 それを抱え起こそうと傍に屈んで手を伸ばす。 抱き起こせたならソファか椅子へ凭れさせて、煙草に火をつけた。]
まー、少しくらい休ませてもらっても、いいだろ?
[不死者の始祖を見てはいるけれど誰に向けたのかはっきりしない言葉。 いつもと同じはずなのに、煙草の味は*苦かった。*}
(246) 2010/09/18(Sat) 03時半頃
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[>>238 数匹の虫が其方へ届いたかもしれないが、奪還までは 至らなかったようで。 扉の向こうへ消えた主の姿に ぎしり みしり 精神<<ココロ>>と肉体<<カラダ>>が同時に悲鳴を上げた。]
――……っ……!!!
ゆるさ、ない……
[口の端から零れるは怨嗟。 どんな痛みももはや何の障害にもならず。]
(チカラが足りないのか)
[取り戻すだけの力が。]
(247) 2010/09/18(Sat) 03時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 03時半頃
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(ああ、そうだ)
此処に、いるじゃない、か…
[その場にいる面々を、見渡し。 どれ程吸い出せるか、わからないが。]
…貴方達も、ちょうだい? 僕に、チカラを。
[握ったままだった魔剣を向けて、口元だけで笑みを。]
(248) 2010/09/18(Sat) 03時半頃
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―回想―
[お礼より先に逃げた方が――>>136、というその猫を彷彿とさせる奇術師に、1度は頷くがふと時計塔《グランド・ソロール》を見やる。
銀猫は笑う。 まるでかの物語に出てくるチェシャ猫のように――]
……へぇ。
[折り重なり、構築されていく“それ”にある種の美しさを感じる]
(249) 2010/09/18(Sat) 04時頃
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― 路地裏 ― ["店番"が赤子を抱えて出てきた先(>>238)は、骨董屋『ベネット』の近くの路地裏の壁。 それはおそらく、彼の意図とは違う場所であっただろう。 彼の目の前には、笑みを湛えた少女。]
邪魔をしてごめんね、十三番目《thirteenth》。 でも、この世界《ル・モンド》は、まだこの子を喪うわけにはいかない。
[彼も警戒はしていただろうが、それを上回る有無を言わさぬ"力”で赤子を奪いとる。 力の大半を使い果たしてしまったその小さな身体を抱き、その頬にそっとキスを落とす。 それは"祝福"となって赤子の体力を幾許か回復させたか]
未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》 。 新たな世界《ヴェスト》に選ばれた者。
――そしてまた、世界を崩壊へと導く鍵、でもある。
(250) 2010/09/18(Sat) 04時半頃
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[少女のピアスがチリ、と鳴った]
あたしのこの世界《ル・モンド》は壊れてしまったから。 新しい世界に継続す(つなが)る事にも、完全に崩壊してしまう事にももう興味はないんだけれど――もし君が望むなら。 君の潜在意識が持つ、創世の力《ジェネリカス》を渡す人間を選ぶといいよ。
[そう言って赤子の小さな手に、義眼にも似た大きさのガラス玉を握らせた**]
(251) 2010/09/18(Sat) 04時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 05時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 07時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 07時半頃
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―骨董屋『ベネット』―
[ざわり、と辺りが蠢いた気がした。 オルゴールを壊された怒り、ということには残念ながら気付かなかったが。 ただ、何かいるのは解った]
……ちっ、出るか。 礼は今度会った時にするぜ、優男。
[端末《ナユ》を一度閉じて、外へ。 端末の充電具合は(08)0%といったところか]
(252) 2010/09/18(Sat) 07時半頃
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―路地裏―
[更なる怒りに囚われたカリュクスの放つ肥大化影蟲>>242は、魔術書の障壁を越え扉を締め切る前の゙店番゙の肩口を裂いた。]
あ。
[それが原因か、介入されたか。 扉を開いた先は望んだ場所とは違い、唐突に腕の中の赤子も奪われ、きょとんとする。]
……ふふ。 別に邪魔なんてことはないよ。 カリュクスさんの様子がおかしかったから、連れて来たんだ。 ドナちゃん怪我はない?
[風《ソフィア》が赤子に口づけを落とすのヲタ、゙店番゙こそ邪魔せずに眺め遣る。 そこに浮かぶのは敵意など微塵も感じさせない微笑。]
(253) 2010/09/18(Sat) 08時頃
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……なん、だ?
[外に出て、まず感じたのは違和感。 その正体を探る為に自分の目と端末《ナユ》を同時に働かせる。
――気づいた瞬間、膝から崩れ落ちた]
……時計塔《グランド・クロノス》が……。
[時計塔《グランド・クロノス》の代わりにそこに在るのは、 破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》。絶望の象徴。 時空間をねじ曲げて、一度は、顕現を阻止したはずのそれ]
(254) 2010/09/18(Sat) 08時頃
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[地面に拳を叩きつける]
くそ……っ、やっぱりダメなのかよ…!! 過去《大いなる運命の流れ》は変えられないってのか…!?
[あれ《トルメンタ・アルシオン》が発生しているということは、 未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》の契約者の暴走が始まったということ。 先程の戦いの後に、新たに誰かに力を与えたのか、 それとも傍らにいたカリュクスが暴走したのか――]
……何れにせよ、もう間に合わねえな。チッ…。
[もう、この時間軸《Veroandi》に於いて未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》を殺す理由はない。『もう、遅い』のだ]
くっそ……あのビルの中で仕留められてさえいれば…!! あの時点では、まだ間に合ったはずなのに…!
[唇を噛んで叫ぶが、その言葉とは裏腹に頭では理解している。 "何をしても、兆し《トルメンタ・アルシオン》は回避できないのだ"と]
(255) 2010/09/18(Sat) 08時頃
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゙僕ばドナちゃんを害したりしない。
[天秤《中立》の傾き切っだ店番゙はそれでも。 あのカリュクスの手に赤子を持たせていては危険。 客観的に見ればそう判断も出来たのだから、むしろ助けたのだと。 臆面も無く言い切った。**]
(256) 2010/09/18(Sat) 08時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 08時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 08時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 08時半頃
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わ、悪いが……くれてやるのは、私の残りカスだけだ…。
[不意に>>248笑みを浮かべる彼女にそう告げた。 既に失われた力で、弱々しく近くにいた男を捕まえる。 そうして、一度テレポートし、もう一人の男を捕また。]
カリュ…クス…あまり…一度に、欲張るな…。
―――二人…とも…来い…。 転移の…魔眼……。
[領域《テリトリー》内では全ての魔眼を何の条件も無く使用できる。 だからこそ、半ば強引に二人を連れて、倉庫から脱出した。]
― 倉庫→どこかのビルの屋上 ―
(257) 2010/09/18(Sat) 09時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 09時頃
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……。
………どう、すっかなあ。帰れねーし、適当に死ぬかなあ。
[もう、男が望む未来《普通に生きられるセカイ》の為に男ができることは無い]
ああ、でも…トニーは殺さなきゃ。約束なんだし。
[今はポケットに仕舞われた心臓《ハートバレット》が音を立てる]
……いや、待てよ?
(258) 2010/09/18(Sat) 09時頃
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トニーを殺すためにこいつ《ハートバレット》を撃つなら俺は死なないといけない。
"俺"がだ。
[並行世界《パラレルワールド》に存在したかもしれない誰かではなく、 今ここにいる「テッド・アンダーテイカー」という名の男が死ぬ必要がある。 そして、死ぬためにはそれより以前の時間軸で生まれなければいけない。
まだ、男がここに立っているということは――兆し《トルメンタ・アルシオン》現れた今でも「男が生まれてくる未来」の到来は約束されている、ということだが。
もし。もしもそれすらなくなって、絶望だろうが何だろうが未来《Skuld》に至る道が完全に喪われてしまえば。 男はそもそも"生まれ"ない。トニーとの約束は、果たせない]
(259) 2010/09/18(Sat) 09時頃
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――待て、ちょっと待て。もしかし……いっ、つ…!!
[突然の頭痛に頭を押さえる。 時空の歪みが、「テッド・アンダーテイカー」が知り得ない筈のもう一つの並行世界がどうなったのか>>91を――男に教えた]
…………。
ちぇ、そーゆーことかよ。
[男が生まれる世界《Skuld》に、外で友達と駆けまわり、家族水入らずで食事を取り、昼は太陽が上り夜は月が浮かぶ、そんな幸せな景色《セカイ》は与えられない。
そもそも、男は生まれなかったかもしれないのだ。 十二の輪廻《完成した世界》の為の犠牲になって]
(260) 2010/09/18(Sat) 09時頃
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俺はどうやっても幸せにはなれねえし、 俺はどうやっても相方《ナユ》とは一緒に死ねねえ。 そういうことなんだろ。クソが。
もういい、もういいぜ畜生が。
嗚呼でも。あいつの人生に俺がいないのはムカつくな。 あいつが死んで俺はあんなに苦しんだってのに。あいつにはそれが無いなんて。ムカつく。やっぱ生まれてやるしかねーな。
[男が生まれる為には、この世界に呑まれるわけにはいかない。 変な気分だな、と思いつつ、立ち上がって歩き出した。
――自分が生まれて、死ぬために。 殺さなければいけない敵《ソフィア》を探しに**]
(261) 2010/09/18(Sat) 09時頃
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― どこかの屋上 ―
[無事に移動を確認すると、小さく溜息。 そこに二人がついてきていたかは分からなかった。 既に、視力が失われかけていたためだ。]
二人とも…無事…か…?
[確認するように告げて、辺りを見回した。]
……いつか…死ぬつもりで…用意していた魔剣…。 それは…今回は、使うことは無いと思っていたが…。
[皮肉な話だと軽く笑って、自らの傷跡を見る。]
死者に対して…随分な仕打ちだ。 力なんざ大して残ってなく、放っておいても死んだとぃうに…。
(262) 2010/09/18(Sat) 09時頃
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[暫く間をおいて、納得したように笑う。]
結局…無駄死にか……。
[自嘲するように笑って、二人を、二人の影を見た。 逃げる際に拾ったもう一本の魔剣を腰から取り出す。]
さて…二人は破滅を望むものか?それとも、それを阻止するものか? 阻止するために必要な力…貸してやってもいいぞ…?
[死の近づく自らの身体を、ぼんやりと眺めながら 二人の返事を待った**]
(263) 2010/09/18(Sat) 09時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 09時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 09時半頃
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― 路地裏 ― [赤子を抱き、あやすように小さく揺らす。 怪我はないかと問う"店番"(>>253)には、同じような敵意のない笑みを返し]
目立った怪我とかはないみたい。 少し疲れていたみたいだけど。 怪我は…君の方が大変に見えるよ? 君の怪我は『ベネット』の許可無しには治せないけど。
[ちらりと肩口を見やり首をかしげる]
(264) 2010/09/18(Sat) 10時半頃
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――そうだね。君の判断は賢明だったと思う。 あのまま、このこがカリュクスの傍にいれば…全ての天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》 を渡してしまったかもしれない。ドナルド君の無意識の領界にあった創世の力《ジェネリカス》さえも、ね。 流石にそんなものを、まだ不安定なあの子《カリュクス》に渡すわけにいかないから。
[そう言ってころころと鈴を鳴らして笑い]
さあて、未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》 君はどうしたい?
[赤子の頬をつつき、問う]
元部下であり、神の力の一部――宝石≪瞳≫を持つ者の傍に送ってあげてもいいし、希望の魂を抱くもの《エスペランサ・アニムス》に戻るというなら止めない。 ああそれとも――パパ《Dady》のところがいいかな?
[髪に飾られた白い花がふわりと風に揺れた**]
(265) 2010/09/18(Sat) 10時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 10時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 11時頃
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―回想・倉庫―
_____......やっぱりか。 テメェをあの時に...
[思い出すのはマーゴだった時の彼女を迎えにいったとき。 それから、彼女をそのままにして主から離れたこと。 最善の選択だと思っていたが、今となっては愚かだったということだろう。]
殺しておくべきだったな。 ドナルドに会わせるんじゃなかった。 チカラなんてくれてやんねぇよ、死ぬのはテメェだマーゴ。
[とは言ったものの。 ドナルドからの恩恵がある彼女に勝てる要素など皆無だ。 しかし、ここで退くわけにはいかない。]
(266) 2010/09/18(Sat) 11時頃
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そもそも闇に愛されてるとか......異常すぎる。 ドナルドが本当に今のテメェ見て喜ぶわけないとか分かんねぇーのか? いつだってアイツは...いや、それはオレが言うのはやめとくか。
[笑みを浮かべる相手に告げる。 そのままボウガンを構えなして相手に向ける。 骨董屋の行動はある種正解かもしれなかった。 己が死ぬかもしれないという1点においては不世界だが。]
______...? おわっ、な、なんだ?!
[死んだと思っていた男に突然掴まれた。>>257 先ほどオッサンと思った男も一緒に。]
転移____ッ、ま、まてッ、マーゴほっとくわけに、
[抵抗する暇もなく、景色が倉庫ではなくなった。]
―回想了―
(267) 2010/09/18(Sat) 11時頃
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―どこかの屋上―
テメェ......勝手に何してくれ...、 っか、大丈夫か....?マーゴがすまなかった。
[謝ったところで何かが変わるのか分からないが。 マーゴを殺さなかったことが原因であるなら己にあるんだろう。 男からの問い>>263に一瞬きょとんとして、即答できなかった。]
阻止......? あー、そんな大層なことできねぇけど。 でも___、オレたちが生きるトコだし、皆は助けたい。
[時計塔のあった方面を見ようとするが。 それを直視することはできず、唇を噛んだ。]
(268) 2010/09/18(Sat) 11時頃
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力貸してやってもって___...。 アンタ死にかけてんじゃねぇか。 いいから休んどけよ。
[この子供は何者なんだろうか。 ふとそんな疑問がよぎった。 この偉そうな態度を見ると元主と似たようなものを感じる。 自分よりも生きている類のものかとそう思った。]
______クソッ...。
[屋上の床を拳で叩いて視線を落とした。 力の足りなさへの悔恨。 どうすればいいのか、考えを巡らせるも*望みは薄く。*]
(269) 2010/09/18(Sat) 11時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 11時頃
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―倉庫―
……―――、テメエは、何処まで。
[イっちまってやがるんだ、とこちらを見るカリュクスを睨みつける。]
俺様の力はそうやすやすと奪い取れるもんじゃないぜ。
[不死者の始祖の傍からカリュクスの方へ歩み寄りながら、ニヤリと余裕の表情を向ける。 ……――表情だけは、だが。]
欲しかったら力づくで奪ってみ、ろ……――?!
[力は渡さないと言う海賊をちらと見てから、一度納めた大鎌を出そうとしたとき、 不死者の始祖に捕まって連れ戻される。 何をする、と始祖を見ようとすれば魔眼の力が作動した。]
(270) 2010/09/18(Sat) 11時半頃
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―何処かの屋上―
[何をすると始祖に言いかけてカリュクスのことを詫びる海賊。 彼が言い終わるまでは黙っていたが、]
あいつをぶっ殺しておかなかった俺様も甘かったな…。 [ぽつり、と。]
この世界を、か。 昔はぶっ壊れても構わないと思っていたがな、今はそうでもない。 元々壊そうとする奴らから世界を護るために動いてんだ、今更ぶっ壊そうなんて思わねえさ。
お前、人に力貸してる場合じゃないだろう? そいつも言ってんじゃねえか、休め。
[海賊の方を顎で示し、煙草に火をつけた。 険しいままの表情の下では、己の"コア"の限界を*推し量っていた。*]
(271) 2010/09/18(Sat) 11時半頃
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[>>267 青の男から告げられる。 死ねと。異常だと。 そんなものは、とっくの昔に聞き飽きた。 けれど]
……そう。 ラルフも、僕にそう、云うんだ……
[ドナルドの元に来てから、それは終わっていた筈だった。 離れていたとはいえその原因を知らぬ少女にとって男は仲間で。 手酷い裏切りだった。 幼子という支えを失った精神<<ココロ>>は、簡単に崩れる。]
ひどい……ひどい……
[濁った深紅から、ぼろぼろと涙が零れた。 それを拭うこともなく、魔剣を振り上げ。]
(272) 2010/09/18(Sat) 11時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 11時半頃
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――そんなラルフは、いらない。
[意志を汲み取ったのか、周囲の闇蟲も音も無く浮き上がり。 斬りかかる動きと共に、白の少女にとっての"獲物" ラルフ、ヴェラへ殺到した。 しかし、>>257 もう吸い出すモノがない、と 放置していた王が動き二人を連れて場を離脱。]
っ、…ぁ、あ……ど、こへ……?
(僕の、チカラ…)
[魔剣は空を切る。 既に二人は力を増す為の"獲物"にしか見えていないのか。 近くにいるわけもないが、あてもなく歩き出し、倉庫を出て。]
あ……時計塔、が…
[此までは領域の壁に阻まれていて気付かなかったが 漸く世界を襲う混沌を目にした。]
(273) 2010/09/18(Sat) 11時半頃
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―破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》―
……っ。
[飲み込んだ第弐奇石雹蕨瞳《ザ・セカンド・アイ・ジュエル》が、燃えるように熱くなる。
心臓に達した石は、燃え付くし、再生させ。 その繰り返しに耐えきれず、がくりと膝をついた。]
――……、は。
[破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》 まだ蠢き、大きさを増す壁に手をつけば、どくりどくりと鼓動の感触。]
"死ぬのは嫌だ" "なんで" "どうして" "滅びたくない"
[声が響く。取り込まれたものの、それを見たものの、声。]
(274) 2010/09/18(Sat) 11時半頃
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"た す け て"
[一際大きく響く、深い願い<<嘆き>>。 破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》の芽、 一番近しい銀猫の、その宝石<<瞳>>とも繋がる。]
――……"大切なもの"の力で。 カード<<運命>>をひっくり返してご覧よ。
[ "声"は痛みと膨大な力を伴って。 青髪の男の鎖骨に埋められた 第三奇石絶嬰瞳《ザ・サードアイ・ジュエル》へ 流れ込んだ。]
(275) 2010/09/18(Sat) 11時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 12時頃
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[蠢く塔。その見た目に反するように。 内包するのは光――……"堕ちた光<<キボウ>>"の力。]
(276) 2010/09/18(Sat) 12時頃
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["彼女"はまだそこに居ただろうか。 感嘆に似た声漏らす>>249のを聞く。]
"神"は、わからないと言っていたね。 ――……"これ"は、神の願いの現れ。 ボクは、その媒体に過ぎないけれど。
"神"に近しい者に、逢ってみる――……?
[鼓動も息も落ち着けば、"彼女"にそう問いかけた。**]
(277) 2010/09/18(Sat) 12時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 12時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 12時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 12時半頃
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そうか。 もう時計塔がないなら、要の柱<<フィールド・ホープ>>からチカラを貰えば、いいんだ。
[街の住人の悲鳴が耳に入っていないのか。 思考するのは『如何にしてより強大なチカラを得るか』。 護るべき主を奪われたのも、力不足だとして。 破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》の脅威さえも 主が戻ればどうとでもなる、と切り捨てていた。
要の柱<<フィールド・ホープ>>。 街の結界を維持する、ドナルドの恩恵が篭められた軌石。 時計塔を中心に、街の東西南北に建てられている。 中央の塔が崩壊した今、結界としての役割は既にほぼなく 中のチカラを使用しても問題ないだろう。
主に返すという選択肢は、自然と消えていた。]
4人にも、ぬしさまを助けるの、手伝ってもらえるし。
(278) 2010/09/18(Sat) 12時半頃
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[柱の守護として、それぞれ一人ずつ部下が詰めている。 今ならば確か、 北に『Hector』 西に『Linda』 東に『Gaston』 南に『Philip』 が居たはず。 己の歪みに気付かない少女は 協力が得られると信じて疑っていなかった。
拭っていない涙は未だ頬を濡らしているが それも忘れてにこにこと笑った。 傍に居ないだけで、天鎖の祝福は主の無事を確かに伝えている。]
待っててね、チカラを手に入れてすぐに、すぐにいくから。
[微笑んで移動しようとすると、其処は既に領域の外。 未だ湧き出る異形が攻撃を仕掛けてくるが、それに対し思案。 此に主が襲われぬよう、始末しておくのが良いかもしれない。 ぱんぱん、手を打ち鳴らし。]
(279) 2010/09/18(Sat) 12時半頃
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おいで、おいで。
[にこやかに喚び出すは闇の甲殻蟲<<ジギリエ>>。 例えるなら巨大な軍隊蟻のような集団で襲いかかる肉食の蟲。]
ぬしさまを傷つけそうなやつ、全部、食べちゃって。
[知能のない蟲に対して、余りに曖昧な指示を出して 少女は影に沈み、まずは一番近い、北の柱を目指した。
失念していたのは、少女自身が、生きるモノ全てが 主の敵になりうると認識しているという事実。 結果、 甲殻蟲<<ジギリエ>>達は 異形も人も、全てを喰らわんと襲いかかっていった。]
(280) 2010/09/18(Sat) 12時半頃
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―路地裏―
ドナちゃんに怪我は無いの。よかった。
[ぷにりと赤子の頬を突く。 "店番"自身といえば、闇蟲に喰らい付かれた傷は一番大きな肩口の他にも、多数。 服は破け、白い肌とざっくりと開いた黒い空洞の傷口が見えるが、そこから血は滲んではこない。]
うーん、たぶん大丈夫じゃないかなあ。 『ベネット』はなんだか今、機嫌が微妙だから直してくれるかは分からないけど。
[店内でテッドにモノを破壊され。 そして闇の王カルヴィンが害された。 それ以来、『ベネット』の微妙にいらいらとした気配を感じている。]
(281) 2010/09/18(Sat) 13時半頃
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ふふ、そうだね。全ては与えられなかった。
でも…遅かったね。ドナちゃんにとっては遅かった。 ドナちゃんが幾ら未来《ヴェルト》を望んでいようと。 創世の力《ジェネリカス》を正しきモノに与えようと。
全ては手遅れ。
[顔をギリギリまで赤子を近づけて、その円らな瞳を覗き込む左目の『0』に映る光景。 甲殻蟲《ジギリエ》が人々を喰らう。 希望の魂は未来《セカイ》に更なる絶望を振り撒き。 憎悪、怨嗟、全ては未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》に向けられる。]
(282) 2010/09/18(Sat) 13時半頃
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君は君の運命《Skuld》の通り 未来《セカイ》を滅ぼすモノと呼ばれる。
["店番"はにこりと笑い。 傷ついた身体を引き摺るように骨董屋へと帰還する。]
(283) 2010/09/18(Sat) 13時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 13時半頃
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[>>268ラルフが言うマーゴと言う名に、軽く首を傾げた。]
あぁ…カリュクスか…。 問題ない…どうせ死ぬ、否…。
[少しだけ間をおいて二人の話を聞く。]
助けたいと思うのなら…別にそれで構わん。 世界を壊すつもりが無いのなら…それで構わん。
[そこまで言って、血を吐き捨てる。 二人に死にかけだの、休めだのと言われれば、軽く笑い]
貴様らは…誤解している…。 私の…身体は、既に死んでいる…。 記憶、感情はただの残留思念…身体を動かしているのは、我が眷属、闇の力…。 禁呪の発動…と同時に私の命は、尽きたのだからな。
[そう言って二人を見てから軽く首を振った。]
(284) 2010/09/18(Sat) 14時頃
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[二人の影に視線を送り、口元をゆがめて笑う。]
貴様らの言うとおり、私にはもう戦うのは愚か、動く力すらない。 …"私には"…な…。
[だから、と続けて、懐から手帳と、横に置いた剣を出す。]
ここに、二つの武器がある…一つは魔剣。名を『闇太刀《ヤミダチ》』と呼ぶ。 闇の力を秘めた剣だ。 もう一つは私の手帳…闇の書と呼ばれる手帳だ。 闇の魔術、闇に対抗する魔術の全てが書かれている。 魔眼の力と扱い方も書いてあるが…まあ、これを扱えるのは私とその眷属くらいなものだろう。
[その二つを二人に押し付けた。]
(285) 2010/09/18(Sat) 14時頃
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[最後に、暫く迷って、申し訳なさそうにゆっくりと口を開く。]
…もう一つ…頼まれて欲しい…。 私の眷属…吸血鬼の第一世代が西大陸《ウェスティ》にいる。 闇の王の力の半分を継いだ少年。 まだ、目覚めていないが、私の後継者となる闇の王…否、今はまだ、闇の王子と言ったところか…。 その少年は恐らく、この国に入れず困っているかもしれん…。 余力があればで構わん…。その少年を助けてくれないだろうか? きっと君達の力に……。
[その言葉を告げて、そのまま*瞳を閉じた。*]
(286) 2010/09/18(Sat) 14時頃
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― 崩壊せし時計塔《グランド・ソロール》にして 嘆きを孕む破滅の兆しの塔近辺 ―
[嘗て時計塔《グランド・ソロール》のあった其処に、トニーの姿はあった。 歪み、狂ってしまった地に恐れる事も無く。 ゆらゆらと力ない足取りで歩んでいく。 蔓延る”異形”や闇の甲殻蟲が邪魔であっても、顔色ひとつ変えずに。 尤も、それらはトニーに触れる事叶わず、飛び掛った傍から塵へと化した。]
……。
[漸く立ち止まり、見上げたのは破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》。 其処に宿る”堕ちた光《キボウ》”を映すように、瞳の青い焔は揺らいだ。]
――――…この声、違う。
[ひとつ、呟いて視線を外す。 其処にまだ”人ならぬ気配”>>277があったのなら、一度其方を見たか。*]
(287) 2010/09/18(Sat) 14時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 14時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 14時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 15時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 15時頃
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―どこかのビルの屋上― [少年の言葉に少し視線を逸らした。]
死んでようが生きてようが___....こうして話ができてるってだけでいいだろ__.....。
[差し出された剣と書物には苦笑いを浮かべた。]
オレは剣使えないからいらね。 その王子とやらは___....船がありゃ迎えにいってやるが....。
[生憎と船は時空の彼方に消えてしまった。 無事かどうかも分からない。
ため息が漏れたとき、時計塔があった辺りから何か力を感じて振り返る。]
(288) 2010/09/18(Sat) 15時頃
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― 回想・裏路地 ―
う、む…? (なんじゃ?骨董屋は??
それに今、余の力が…?)
[視点が一瞬にして変わっていくことに状況が上手く把握できずきょとんとしている。 ふわりと体を巡った暖かい力――
体力が、多少なりとも回復していた。>>250]
(289) 2010/09/18(Sat) 15時半頃
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創世の力《ジェネリカス》?
[それはなんだろうと思う心とそれが己の最後の命綱だと確信している心があった。]
この世界《ル・モンド》―― 過去が壊れてしまうということは 余の世界《ヴェルト》―――― 未来は、もう、生れぬのだな…。
過去という土台無くば余の望んだ未来はもう来ない…っ!!
[新しい世界―― 《ヴェルト》に繋がること>>251 はないのだと悲しみに声をあげて泣く。 この世界《ル・モンド》と己の世界《ヴェルト》無くなって、亡くなってしまうことがただ、ただ悲しかった。]
(290) 2010/09/18(Sat) 15時半頃
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ぐず 余の、後継者… 別の未来を… (カリュクス… 今のカリュクスは、危うい。心配ではあるがゆえに渡せない。 要の柱<<フィールド・ホープ>>の守護者… 彼らには無理だ。軌石の守護だけで手いっぱいだろう。 他の契約者… 余が亡くなると知れば暴走、するだろうな。もうすでに先程恩恵を送ってしまった>>107 し、これ以上の力は彼らの身も危うい…。
ん、いない…?)
[あやされながらも渡されたガラス玉>>251 大切な、次の世界のためのカギ《インテルメッツォ・ネーヒスト・ワールド・クレイス》を落とさぬようギュッと握りしめる。 創世の力《ジェネリカス》を渡せそうな部下が見つからないということに嫌な汗がつうっと一筋流れる。]
(291) 2010/09/18(Sat) 15時半頃
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パパ《Dady》 ? あれのところなど死んでもゴメンじゃ! カリュクス―― は、無理だな。
[頬をつつかれる指>>265 を軽くたたくことで抗議しつつ問いにどうするべきかと首を傾げる。]
元部下… ラルフ… それだ!! 余を、余をラルフの元まで送ってくれ!
[どうやっておくられるかは定かではないが行先は決めたとソフィアに答えた。]
(292) 2010/09/18(Sat) 15時半頃
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― どこかの屋上 ―
ラルフ!! む、闇の王とそなたもいたのか。 まあよい、ラルフ とにかくこれを受け取れ!!
[ソフィアに送られラルフの元に行くやいなや何の説明もなく手に持つガラス玉― 次の世界のためのカギ《インテルメッツォ・ネーヒスト・ワールド・クレイス》を押しつける。]
そなたのことは気に食わぬ!
が、もうついでじゃ! 天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》 聖よ 愛よ 命よ 余の意に添え 余の言葉に従え 目の前の者にわずかばかりの世界の恩恵《ヴェルト・パダーラク》を!
[ヴェラに―― ヴェラのコアに向かって遠隔操作で天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》を発動させた。 世界の恩恵《ヴェルト・パダーラク》は正しく発動した。 天より上位の世界の恩恵《ヴェルト・パダーラク》なのでおそらくコアのヒビは癒されるだろう。**]
(293) 2010/09/18(Sat) 15時半頃
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―骨董屋『ベネット』―
[――――――。 無言、無音、無響。 阿鼻叫喚の惨劇の繰り返される外《ル・モンド》とは違い、此処は静か。 しかし、店内に立ち込める闇《プレッシャー》は常の比ではなく。]
…怒ってるの?『ベネット』
[首を傾げる"店番”の破れた服を動く人形達が脱がせ店の隅へと運んでいく。 その肌に開く穴をふわりと香る煙が塞いでいく。 傷が治ればまた新しい服が何処からか運ばれて来る。]
(294) 2010/09/18(Sat) 15時半頃
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『…興味深い。』
[ぞわり 普段に"店番"の定位置――ソファに『ベネット』は身を横たえる。]
『我は外《ル・モンド》がどうなろうと知らぬし、関わる気も無い。 ……時計塔《グランド・ソロール》の件はまあ、気紛れだが。
お前は私の意を汲む人形。 お前の眼の加工魂《イミテーションソウル》……我が力の結実、第十三奇石渠夢瞳《ザ・サーティー・アイ・ジュエル》により我らが意は通じ合う。 我が"関わらぬ"と思う以上、自ら踏み込む事はできまい。
だが、お前は関わりたがっているな。 崩壊《0》を選択する形で。 それはお前の中の不純物《クロノス》の望み。』
[不吉なる闇《混沌》は愉しげに哂う。]
(295) 2010/09/18(Sat) 15時半頃
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『…関わる望み《ココロ》持つ可愛い我が子を制止する気は我には無い。 だからそこその宝石《瞳》ごと、売り渡すつもりだったが…。
……まあ、いい。 少し飽いた。我は暫く寝る。 このまま過ごすなり、アレに買われるなりお前の好きにしろ。』
[ソファの『ベネット』は無数の黒い塵となり消える。 気紛れな始祖の『ベネット』が目覚めるのは5分後か100年後か。 気配は依然存在するが薄い。
"店番"は無言のまま、先程まで『ベネット』の居た場に座り、静かに煙を燻らせた。**]
(296) 2010/09/18(Sat) 15時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 15時半頃
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―破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》―
――……っ。
[>>287視線。それを何気なく受け止めた時。 どくり。心臓ざわめいた。]
……"鍵"を、開けに来たの?
[かける声。とどいたかどうか。] [周りに群がる闇の蟲。塔の周りでは、全て"悪さ"をする前に塔から伸びる触手に吸収され。]
["彼女"の返事はどうだったか。まぁ、どちらにせよ。]
(297) 2010/09/18(Sat) 16時頃
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――……おいで、bebe<<坊や>>
["産み換え"に携わった者だからこそわかる、天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》の気配>>293。 呼び掛ければ、ドナルドの身体の回りにトランプが現れる。 そうして、有無を言わさず自分の手元へ。]
(298) 2010/09/18(Sat) 16時頃
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[心臓に刻まれた"聖痕"。 "死"を司るHelを母にして尚赤子が"聖"の力を操る由縁は、 寧ろその父親の方に。
――……"その力"を銀猫が忌む事が、 死ぬほど嫌われている一因でもあった。]
(299) 2010/09/18(Sat) 16時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 16時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 16時頃
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―昔の《ミライの》話―
[物心ついたときには一人だった。 周りのやつらもそうだった。 たまに、「チチオヤ」とか「ハハオヤ」とか持ってるやつもいたけど、 それが何なのか、自分にはよくわからなかった。
一人は出会った一人と手を繋いで二人になり、 二人は四人になり、四人は八人になって、 やがて集合体《コミュニティ》になった。
しかし集合体《コミュニティ》の規模が大きくなればなるほど、 人間の死に直面する機会も増えていった。 生きるために手を取り合ったはずなのに、 いつの間にか共に死ぬことがその集合体《コミュニティ》の中で 最も理想的な行為であるとされた。
男も、例外ではなく]
(300) 2010/09/18(Sat) 16時頃
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『じゃあ――俺と一緒に死んでよ、ナユ』
[あの日、笑顔で一番仲の良かった少年《ナユ》に手を差し出した]
[まだ、男が生まれて十年そこらしか経っていない頃の話。 男よりいくつか年上であった少年――ナユは、僅かな苦笑を浮かべたあと男の手を取った。
それは約束だった。 どちらかがどちらかを置いていかない。 共に生き、共に死ぬ。 絶望の中で、未来を無くした子供たちにとってそれは希望だった。
しかし、その約束は果たされなかった]
(301) 2010/09/18(Sat) 16時頃
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― 西大陸《ウェスティ》 ―
[飲み終えたグラスを置くと、そこから港へと出た。 地平線の彼方を見つめると、ぼんやりと、空間の境目が曖昧になっていた。]
あの大陸で何が……って…痛っ……。
[不意に左腕が痛みだし、袖をまくった。 左腕には何かの文字がびっしりと描かれていた。]
…これは…どこかで見たことが……。
[慌てて胸元から手帳を出すと、それを調べ始める。 しかし、どのページにも載っていなく諦めかけていた。]
(302) 2010/09/18(Sat) 16時頃
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[約束から数年後、ナユの死は、ゆっくりと訪れた。 握り締める蒼銃《ブレインバレット》で男を撃ち殺すだけの猶予は十分にあった。 だけど、彼は引き金を引かず。
『――生きろよ、親友《――》』
その言葉を遺して、死んだ。
集合体《コミュニティ》には元々絶望の中で精神を病んだものは多かったが、 男もその一人となった。
成人した男の家には、無数の歴史書《ヒストリカル》と、 時空間を越えるための計算を行う巨大な演算器《コンピュータ》、 そして、それら全てを統括する相方《バディ》と言う名のオペレーティングシステム《ナユ》が在る]
[約束を守らずに死んだ相方《バディ》を、男は死んだと認めていない。 機械《プログラム》として、ナユは"生きている"]
(303) 2010/09/18(Sat) 16時頃
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[ようやく見つけたのは、手帳の最後のページ。 そこに、書かれていた物に目を見開いた。 絶対に使用してはいけないと書かれた禁呪]
これは…命を巣食う禁じられた呪術? まさか、マスターはこれを…?僕の腕に現れたのは…。
[静かに息を飲む。不意に訪れた眩暈に、膝を着いた。]
闇の王の死と…力の継承…。マスター…。
[船は出ず、空間の境界に戸惑いを隠せず、それでも闇の翼を広げると、空へ羽ばたく。 しかしその色は二色。片翼は黒、もう一方は白。 辿り着くことはできなくとも、向かうのは彼が死んだ、海の果ての大陸。**]
(304) 2010/09/18(Sat) 16時頃
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[そして、その一部が今男の持つ端末《ナユ》だ]
―現在:街道―
――ひっでえなあ。 誰がこんなことしたんだよ。
[歩けば見えてくる光景>>178に不機嫌そうに呟く]
クソが。俺の視界から消えろ《clear》
[男の周囲十数メートルの範囲にあったモノが、消滅《clear》する。 逃げ惑っていたヒトも、崩れた瓦礫も、蠢く触手も、全て消えた。
実際には、範囲外の何処かに弾き飛ばされただけなので消えてはいない]
――…。
[そうして戦闘を回避しつつ、向かう先は――**]
(305) 2010/09/18(Sat) 16時半頃
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[振り返ったときに元主が現れたことに気付いた。]
ドナルド____....なんでアンタがここに__....って、ちょわわ!なんだ!おいっ、
[手渡されたガラス玉に慌ててつも、オッサンがなんだか巻き込まれてるのを見た。 それから違和感。]
(306) 2010/09/18(Sat) 16時半頃
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[痛みと熱さに一緒にいた人たちに背を向けて鎖骨の辺りを押さえる。
"た す け て"
願い《嘆き》。 それからカード《運命》を返してみろと挑発する声。]
_______......ッ!!! う、ぁ、うがぁっ!! うぁあっ、あああああああ!!!
[痛みに耐えきれず、声を荒げる。 それと同時に男の足元から大量の水が溢れてビルの屋上から滝のように流れ落ちる。]
こんなきついならいらねぇ__...し、くそっ...
[意識を失い倒れかけるその身体が途中で変わる。 その姿は赤い髪へと変わっていた。]
(307) 2010/09/18(Sat) 16時半頃
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休憩になんないし―――………。
[顔を振って立ち上がれば元主の周りにカードが現れたのが見えた。]
ドナルド、―――……、こなくそ!!
[炎を噴射するも間に合わず、その姿は消えてしまう。 それから何かに気付いたように空を仰いだ。]
マリア――………。
[その気配を遠く離れた大陸から感じた。]
(308) 2010/09/18(Sat) 17時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 17時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 17時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 17時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 17時半頃
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よしっ、少年! 事情はよく分からないけど船は西大陸《ウエスティ》の辺りにいるようだ。 王子とやらに乗るように伝えられるか?
[船の気配に気づけるようになったのはラルフの力が増したからだろう。]
―――――………。 あっこなら全速力でいけばすぐだろ。
[時計塔のあった辺りを*静かに見た。*]
(309) 2010/09/18(Sat) 18時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 18時頃
ミケは、ドナルドが手元に現れれば、Helの気配の痣がある右手で猫の子のように襟首掴んで宙吊りに**
2010/09/18(Sat) 18時頃
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― 崩壊せし時計塔《グランド・ソロール》にして 嘆きを孕む破滅の兆しの塔近辺 ―
―――――。
[掛けられた声は確かに耳に届いた。 返事の代わりに、踵を返しかけていた足を止めて相手に向き直る。 射抜くように見詰める青き焔の瞳。 そこに広がるのは、空より果てしなく海より深い、無。]
…――――!
[その傍らに居た青年の姿に微かに眉を寄せたが、銀猫の手に赤子が現われれば青き焔は揺れる。]
”未来亡き憐れな幼子《ジェリグ・ニーニェス》”。 [ゆらり、トニーは銀猫達の方へ一歩、また一歩と歩み寄る。]
(310) 2010/09/18(Sat) 18時半頃
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― 路地裏 ― [己の世界《ヴェルト》に繋がる事はないのだと泣く赤子を母のようにあやし、子守唄のように囁く]
泣かないで。嘆かないで。 輪廻から解き放たれた未来《セカイ》は無数の可能性を併せもつ。 例え、今は一つの未来しか見えなくても。
(311) 2010/09/18(Sat) 18時半頃
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そう、あたしと彼《テッド》が未来《セカイ》を別った時のように。 欲しければ奪い取ればいい。
(312) 2010/09/18(Sat) 18時半頃
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君が望むなら。 "店番"が決めた運命《Skuld》(>>283)だって、覆すこともできるでしょう。
[指をたたく小さな掌(>>292)に相好を崩しながらさらにぷにぷにと頬をなで。 そうして、赤子の結論がでれば]
ラルフ君のところ…だね。 わかったよ。
[ふわり。赤子を宙に浮かせる。 風の腕で抱きとったまま]
――風よ。まだあたしの声がきこえる? …この子を、彼の元に送って。
[風は応え、疾風となって赤子を運ぶ。 尤も、抱き抱えられたドナルドには衝撃はかからず誰かにゆっくりと運ばれているように感じただろうが]
(313) 2010/09/18(Sat) 19時頃
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さて…テッド君はちゃんと追いついてきてくれるかな?
[赤子が無事、ラルフの元へと送り届けられるのを感じると安堵して。 自分の本来の目的を思い出す。 路地裏から大通りの方。異質な"力"を使う気配を感じて(>>305) ――笑った**]
(314) 2010/09/18(Sat) 19時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 19時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 19時頃
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―平和だった頃:研究所《ドック》― [通学用の鞄を持ち、制服姿金糸の髪を高く結った少女が研究所《ドック》の施設の正門を通過しようとした時。 見覚えのある探索者《ルスカドール》に、小さく頭を下げた。よく見かけるが、仕事の内容は知らなかった]
おはようございます、ヴェラさん。今日も外の仕事ですか? アタシ?学校です。 楽しいですよ、友達もできましたし。 帰り道に素敵な骨董屋さんも見つけたんです
[未だガサツさの無い、世にだされたばかりの少女は、たおやかに告げた。 しかし、その翡翠は何処か虚ろ。ヴェラは記憶操作のせいと思っただろうか。]
…でも いえ、なんでもありません、行ってきます
[加減を推し量るように指をぎこちなく鞄の柄を握り、立ち去った。それは、ある日の日常の出来事**]
(315) 2010/09/18(Sat) 19時頃
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―北要の柱<<ノウス・フィールド・ホープ>>―
[近寄れば、そこは既に異形と蟲の屍で溢れていた。 洞の入り口にもたれ掛かるように立っている男こそ 現在の北の柱守<<ノウスガード>>、ヘクター。]
『…次ァ誰だ?』
[誰何の声は鋭い。 其処まで自分の容姿は変化したのだな、と思いながらも 名乗り、変化した事情、そして主がさらわれたことを告げる。 天鎖の祝福から、事情は伝わったようだが。]
『あァ!?ッたくなァにやッてんだよ… けどよ、俺ァそッちは行けねェぞ。』
[其れは見て取れた。満身創痍。 一緒に奪還に行くことは叶わないだろう。だからせめて――]
貴方をちょうだい、ヘクター。
(316) 2010/09/18(Sat) 19時頃
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[ずぶりと、男の影から魔剣を射出し、貫く。 カルヴィンの時のように綺麗にはいかなかったが。]
『!!ッてめ、な、に…しやが…ッ』
[血を吐く"仲間"へ自分が力を求めている旨を丁寧に説明する。 一転、激しい抵抗。 其れでも傷ついた躯、始祖の力を得た少女には敵わない。 いざ吸い上げようとしたところで。]
『ハ…てめえの、思うとォりになんざ、させねェよ…ッ』
[男の右首筋、ηの文字が輝き、軌石へ転移。 最期の力で以て、石と男の恩恵全てを主、ドナルドへ還した。 ざまァみやがれ、と笑って息を引き取った男を泣きながら看取る。]
どうしてみんな、拒絶、するの… 僕はただ、ぬしさまを護りたいって、それだけなのに…!
(317) 2010/09/18(Sat) 19時半頃
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[チカラがドナルドへ還ったことで、彼方の身体が 少しでも楽になるという発想はなく。 嘆いていると、甲殻蟲<<ジギリエ>>がまた現れる。
蟲は迷うことなく、 少女自身にも 襲いかかった。 それは少女が己でさえ恐れ、信じていなかった事を示していた。
蟲如きが彼女を傷つけるには至らないものの。]
嗚呼……汚い、な。
[転がる死骸を見回し、はき出す。 柱守の屍だけは、少し考えて影に吸い込ませた。 そして。]
掃除、しようか…水洗い――
[柱は恩恵こそ残ってはいないものの、その脈は健在で。 軌石に手を触れ、チカラを集め始め――]
(318) 2010/09/18(Sat) 19時半頃
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[ 暫くの静寂の後
街の北海から 突如大津波が 北部地域を襲った ]
(319) 2010/09/18(Sat) 20時頃
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― 銀猫手元 ―
なんて持ち方をするのだ! 余にはまだやることがあるのだ、戻さぬか!!
[嫌っている相手とその相手のあんまりな持ち方に当たらないとは分かっているが、抗議をするよう手足をぱたぱたと振りながら文句をつける。]
(320) 2010/09/18(Sat) 20時頃
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むむむっ 遠隔操作は疲れるというのに…!
響け 届け 世界の恩恵《ヴェルト・パダーラク》 次の世界のためのカギ《インテルメッツォ・ネーヒスト・ワールド・クレイス》を持つ者に余の最後の力 創世の力《ジェネリカス》を受け継がせよ
は 発動せよっ 発、現せよ!
最後の願い《パスレードニー・エウケー》
[ごっそりと体中から力が抜けてゆく。 全ての力を、命を捧げているのにわずか…足りない。 術は失敗するかと危惧したが突如戻る僅かばかりの力…。>>317 創世の力《ジェネリカス》の継承は成功した。]
(321) 2010/09/18(Sat) 20時頃
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ヘクター…? そうか… 余と、共に…。 カリュクス ははうえ―――
[涙がほろり、ほろりと流れ落ちていく。]
―― ととさま
なぜ、余を嫌うのじゃ ――
[ひどい脱力感、疲労、眠気。 思わず零れた言葉は届いただろうか。 瞳は閉じられ、ぐったりと体は力を失くした――。**]
(322) 2010/09/18(Sat) 20時頃
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―北部地域、柱付近上空―
[黒い霧に乗って、眼下の地が波に覆われていく姿を傍観する。 守護を失った地が此程までに脆いとは。 しかし此程のチカラを行使してさえ]
……疲れて、ない。
[両腕をぶんぶんと振ってみるものの、疲労感はない。 強くなったのだ、と実感して、ふふ、と笑う。
其れが。 ラインを通じて、主から強制的に恩恵を引き出して行われたのだと 未だ、少女は知らなかった。]
(323) 2010/09/18(Sat) 20時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 20時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 20時半頃
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[端末《ナユ》が警告を発する。
DONT GO AHEAD《これ以上行くな》]
ああ、俺もさあ、嫌な気配を感じてるぜ。 さっきから額が熱ィし、気のせいか気分も悪い。
相方《ナユ》が行くなっつーのも、当然だろうよ。
だけどさぁ、行かないといけねーんだよ。 このままアイツを野放しにしておくと"俺"が消えちまう。 トニーを殺す前に――あいつだけは。
[警告を無視して前に進む。 やがて見えたワンピース姿の女>>314に、にたりと笑って銃を向けた]
なあ、そうだろ?過去造りし女神様《ソフィア・ウィングフィールド》?
(324) 2010/09/18(Sat) 20時半頃
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[壊れる塔
構築され、再生――災生されていく塔
それを少しでも美しいと思ってしまった自分の感情が理解できない]
神に近しい者ですって……?
[銀猫の問いに眉をしかめる]
(325) 2010/09/18(Sat) 21時頃
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逢わせて。
[はっきりと、言う。
それは父の命が神の器を探す事だからか、 それとも神がなにか知りたいのか
それとも別の理由なのか、 自分自身もわからない。
けれど逢わなければいけない――そう強く思った]
(326) 2010/09/18(Sat) 21時頃
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―その頃のDr.Silas―
[外界から遮断されたここ孤島《デスパラッド》の研究所《牢獄》で相も変わらずうろうろと徘徊する男――
失敗作のひとつでしかないtype-S《Silas》がどうしてあんなにも気になるのか、狂った頭では考えることはできない。
けれどその心の奥に閉じ込めてある記憶だけは決して消えることはせず]
(327) 2010/09/18(Sat) 21時頃
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―20年前―
[Dr.Silasが機関《イデア》に離反を起こす前―― 研究に没頭する夫を呆れつつも支えていく妻タバサ。 そして――2人の間に生まれた娘アイリス。
タバサは毎日帰らぬ夫を待ち続け、 そして彼が何の研究をしているか知ってか知らずか毎日祈りを奉げる日々だった]
―お母さん。お父さんは今日も帰らないの?
[アイリスのそんな問いに、タバサは毎日寂しそうに娘の頭を撫でていた]
(328) 2010/09/18(Sat) 21時頃
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[けれどそんなある日夫が突然帰ってきて。 そしてそれまた突然ひとこと]
逃げろ。
[――――と]
[タバサはわけがわからないまま娘を連れて家から出、 けれど黒ずくめの男たちに囲まれ娘を奪われ、 抵抗しても甲斐なく足を傷つけられ胸を切り裂かれ貞操を奪われ――――
そして娘は殺された]
(329) 2010/09/18(Sat) 21時頃
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[此だけ出来るなら、もう大丈夫だろう。 主を迎えに、いけるだろう。 天鎖の祝福を辿って、幼い主の居場所を探ってゆく。]
……みーつけた。 …どうしてこんなに、弱ってるの…? 僕が傍に、いないから?
[崩壊し再構築された、塔。 >>322 伝わる気配は弱り切っていた。 笑顔が消え、眉根を寄せる。]
…まってて。 いまいくよ、ぬしさま。
[ふわりと辛うじて水没していなかったビルの屋上へ降り立ち 僅かな日陰から、闇の道へ潜った。]
(330) 2010/09/18(Sat) 21時頃
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― 街道 ― [真っ直ぐに向けられた、この世界の物ならざる紅銃《ハートバレット》(>>324) その銃口を見て少女はにっこりと笑い、ワンピースの裾をちょっとつまんで格式張った挨拶をする]
おはよう。気分はいかが? 未来築きし葬送人《テッド・アンダーテイカー》
[ピアスの鈴を指先で弾くと、リン、と澄んだ音色に呼応して、小さな真空の刃が生まれる。 それはソフィアの意思にしたがって、テッドの右頬を掠めた]
(331) 2010/09/18(Sat) 21時半頃
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[娘の断末魔の声が、 10にも満たぬ娘が犯される姿が、 頭から離れずタバサは病み、狂い死んで逝った。
そして男は幽閉され、今に至る――――
気の長くなる程の研究と、 気が狂う程の憎悪。
それが男の生きる理由。
けれどいつしか記憶は魂に混ざり、心の奥底へ]
(332) 2010/09/18(Sat) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 21時半頃
|
―type-S《Silas》side―
――――。
[ふと、風がざわめく。 予兆《シグノス》――――
預言者が堕ちたこの場所に――――、 なにを求め皆集まるのか]
神はここから生まれるの? それとも、ここが“神”の終わる地だいうの……?
(333) 2010/09/18(Sat) 21時半頃
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―街道―
気分?最低だな。 目が覚めたら額になんか落書きされてるわ、破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》は建ってるわ――
[右頬を真空の刃が掠める。つ…と一筋血が頬を流れた]
――…てめーと、また、戦うことになるわ、でな!!
[紅銃《ハートバレット》が火を噴く。 飛んでゆく銀の弾はカリュクス達を追った>>1:301ものと同じく。目標《ソフィア》を真っ直ぐに追う]
(334) 2010/09/18(Sat) 21時半頃
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憶えてねーからストレートに聞くがな。
……俺《Skuld》とお前《Uror》が世界を奪い合うのは、これが何度目だ?
[突然の頭痛と共に知った並行世界における過去の情報は断片的で]
少なくともこれが2回目っつーのは解る。 同じ遊びを繰り返して楽しむ趣味はねぇ、とっととてめー殺して片付けるぜ。
(335) 2010/09/18(Sat) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 21時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 21時半頃
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そう? あたしは君と殺り合うのはとおっても愉しいけど?
[少女は迫り来る銀の弾を、踊るようなステップで避け、花のように笑う]
あたし《Uror》とあなた《Skuld》が世界を奪い合うのは―― 何回目かなあ。 今回と、前の他にも(09)回くらいやったんじゃなかったかな。
[地を蹴り、まっすぐにテッドの懐に飛び込むと。スカートの裾がひらりと翻って…一見それはとてもゆったりとした動きに見えただろうが…それに見合わない勢いで、少女の脚が彼の腹を目がけて蹴り出された]
でもまあ、もういいでしょ あたしもそろそろ飽きちゃったし
[チリチリと鈴が鳴る 少女は更に風を纏い、彼に襲いかかる]
(336) 2010/09/18(Sat) 21時半頃
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[>>326「逢いたい」。はっきりとした意思。 薄く、哂う。]
そう。――……まぁ、"ここ"には沢山居るけれど。 先ずは出来るだけ、安全な所に送ろうか。
ボクは、ちょっと。ここで待っていた方がよさそうだ。
[近付く"闇"の気配を感じ。 ドナルドを片手に掴んだまま、もう片方の手でひらりとシルクを取り出す。
ふわり。サイラスの身体に被せれば。
以前、一度会ったきり。 けれど、微かに感じた"Hel"と似た、"始祖"の気配。
何かの干渉や"彼女"自身の意思が無ければ そのまま、"彼女を単身で"『ベネット』の元へ――……。]
(337) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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ミケは、サイラスが辿りつくとしたら、恐らく『骨董屋 ベネット』の扉の前。
2010/09/18(Sat) 22時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時頃
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― 過去:切欠 ―
[概ね日常生活は平穏だった。施設で暮らし、学校で談笑し、時々寄り道をして帰る。 しかし、人当たりの良さから学校で一人でいる事はなかったが、かといって特に親しくするのは同じ施設のヨーランダ位のもので、年頃の女子らしく群れることはなかった。 そんな中、良く解らないことで絡まれた。 華奢な自分より遥かに体格のいい上級生の男子生徒数名―――所謂不良。
研究所《ドック》の施設の子であることを知った彼らは、面白半分、怖いものみたさ半分で校舎裏で己を呼びとめた]
アタシには、そんな能力、無――― …ッ!!
[咄嗟に嘘を吐いた。踵を返そうとした時、加減はしたのだろうが、拳で頬を殴られ、壁に追いやられる
超能力っての使えんだろ?見せてみろよ、俺みたことねーんだよ 傷めつけたら素直になるんじゃね? etc 口々に勝手な事を言い、胸倉を掴み吊りあげられる
二度目に殴られそうになった時に ――― 咄嗟に庇おうと腕をあげ、振り払おうと…]
(338) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時頃
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[咄嗟の事で、何の力加減もできなかった、その極当然の防衛的反応は
男子生徒の腕を粉砕し。
赤い返り血が顔と制服に咲く]
……あっ……ごめッ…
[吊りあげる腕が乱暴に払われ、どん、と壁に背を打ち、そのままずるずるとへたり込み、呆然とする。 腕を砕かれた男子生徒は痛みで悶え、半狂乱の響きが校舎裏に響いた。 蜘蛛の子を散らすように他の連中は逃げていき。 何事かと人が集まり始める気配を感じ、動揺のあまりミシェルは彼を置いて逃げた。]
(339) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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[返り血をつけたままでは帰れない。 途方に暮れて、呆然としたまま足が向いたのは、骨董屋『ベネット』の前だった 何故か、彼が此れを咎めることはしないだろう、根拠はないが、他に心当たりのないミシェルは縋るような思いで店に立ち寄る]
…シャワーと着替え、貸してくれませんか?
[蒼白の表情で願った少女に、店番はどう応えただろうか。
翌日。その事件の事を覚えているものは、誰もおらず、男子生徒の姿はどこにも見当たらなかった。 研究所《ドック》の介入だという結論にたどり着くのは自然のこと。
―――少女の言葉使いが粗くなって、敢えてガサツで粗暴な振る舞いをとるようになったのは、翌日からのことだった*]
(340) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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あ。
[影渡りの途次、ふと思い起こすのは]
(ぬしさまをさらったのは、骨董屋)
[其の主が弱っているのは、奴のせいではないか? 嗚呼それならばきちんと壊<<コロ>>しておかなければ。 そういえば彼の男も、胡散臭い力を持っていたようだし。]
有りすぎて困るって事は、ないよね。
[手にした剣を見て、笑う。 付着したヘクターの血は、返り血を浴びているので今更だ、と 服の裾で丁寧に拭った。]
ふふ。
[進路を、骨董屋前の街道へ。]
(341) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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11回目、ってことか。 そいつは随分と――
[繰り出される蹴りに端末《ナユ》が避け方を示す。 自らの後ろの空間を裂いて、その中に飛び込んだ。 再び現れたのは、数メートルだけ離れた場所]
…ひゅう。 スカートで蹴るなよ、見えるぞ。
女ならもっと…
[銃弾を更に放つ。それら全てがソフィア《風》を追いかけて自由自在に宙を走った]
お淑やかにしてろってんだ!
(342) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時頃
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あなたは往かないの――――?
[少しだけ心細そうに。 けれどそれより、《 》に逢える事への期待が大きくて
被せられたシルクの布を少しだけ引っ張りつつ
『ベネット』へ―――]
(343) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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―骨董屋『ベネット』―
[こぽり こぼり 香る甘い、あまい腐敗臭。 浅く眠る『ベネット』の意思は消えずとも、薄い。]
…いってきます。『ベネット』
[水煙草の代わりの煙管とアタッシュケースを手にした所で、"お客"の気配を感じ立ち止まる。]
(344) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時頃
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[空間が裂かれた一瞬、痛みに耐えるように眉をよせる。 標的に届かずバランスを崩しかける身体を纏った風で支え]
――ふふ。 たまにはこういうサービスもいいでしょう?
[唇に人差し指を当ててやんわりと微笑めば、彼女を中心に巻き上がる竜巻が、追尾する弾を砕き、あるいは吹き飛ばす]
(345) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時頃
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―現在:時計塔崩壊跡地、破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》前― [空間を裂き、倉庫から移動した先は、時計塔崩壊跡地、破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》前だった。 禍々しく聳える其れに、ミケ《ミスティ・ケイオス》の気配を感じて周囲を見渡した]
………あの力が、発現したのか。 《Hel》の司る”死”は新たなる”始まりの為の終わり”。 産み変えたドナルドが創世の力を持つのも。 その伴侶に選んだのが聖なる心臓を宿す銀猫なのも、当然の帰結、か。
[己の中の《Hel》の記憶を探りながらそう呟く。 やがて、移動させられる前のサイラスの姿と、ドナルドと共にいるミケの姿を見つけることができただろうか。]
(346) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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ミッシェルは、カリュクスに話の続きを促した。
2010/09/18(Sat) 22時頃
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―骨董屋『ベネット』店先―
[どしん。
大きな物音と共に、“それ”が店の前に現れる]
……あいたたた。
[腰をさすりながら、顔を上げるとそこはとある店の前]
……いかにも、って感じじゃないの。
[それは状況の事なのか、それとも店の外観を指して言ったのか]
(347) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時頃
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知ってるでしょ? あたしがあんまり飛び道具が得意じゃないってこと。
[銀の弾に似た、圧縮した空気の弾丸が彼女の周囲に無数に浮かび… それは無差別にテッドに向かって飛んでいく
銀の弾に似た、しかし殺傷能力に乏しい弾《それ》は、ただの目眩まし]
(348) 2010/09/18(Sat) 22時頃
|
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― 西大陸《ウエスティ》 ―
[空へと羽ばたき、海域を漂っていると、ふと、視線に船が見えた。 そこへと降り立つと、辺りを見回しながら、船の中を見る。]
あ、あの〜、すいません、どなたかいらっしゃいませんか?? すみません〜??
[船の中を探し回るが、人影が見えず、途方に暮れ]
…ど、どうしよう…?? この船、勝手に借りたら怒られちゃうかな…。
[静かに周囲を見回しながら、船を観察した。]
(349) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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[未来亡き憐れな幼子《ジェリグ・ニーニェス》”。]
[少年>>310の言葉に視線をやる。ただ、そちらをみるのみで何も言わない。]
[>>320小さな抵抗なんて、当たる筈も無く。 >>321「創世の力《ジェネリカス》」の受け継ぎ。 手の中で行われるその気配に、 眉に寄せた皺は深くなる。]
――……。
[>>322零れた声。ぴくり、とだけ眉が動く。 表情に、浮かぶ笑み。
優しさや父性など、全て感じられないように。 造りに作った、つくりわらい<<ポーカーフェイス>>。]
(350) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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キミが、ボクの子で―…未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》だからだよ。bebe<<坊や>>。
[呟きに感情は含まれない。]
[かけられた、声>>346。そちらを振り向く。]
……そう、みたいだね。 この子はもう、ボロボロみたいだけど。
[他人事のように言って。 まだ猫の子のように持ったままの子、 ぽい、とミッシェルへ放り投げた。]
(351) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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[どしん。 大きな音に少し驚いて店の扉を開ける。]
お客様かな? いらっしゃい。大丈夫?
[腰を摩る青年に首を傾げた。]
(352) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時半頃
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[ふと声が聞こえ、そちらを向けば同じ研究所《ドック》で作られた”弟”の姿]
”未来亡き憐れな幼子《ジェリグ・ニーニェス》”、か。
[その様子が以前会った時と違うことに、驚きはしない。 同じ研究所《ドック》にいた己は、彼は―――だと知っているから]
あの様子。 Зояの心臓《パーツ》…もう時刻がねぇんだな
[ゆらりと揺らめく姿に、ぽつりと呟いた]
(353) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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そーゆーサービスは間に合ってるぜ!
[もう一度空間を裂いて飛び込む。それは、竜巻に包まれたソフィアの真上]
風はそよ風ぐらいが丁度いいぜ!?
止まれ《limit》!
[風速に制限《limit》を掛ける。 だが、相手は風そのもの。何処まで弱めることができるか]
(354) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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テッドは、落下する自分はそのままソフィアに踵落としを食らわそうと。
2010/09/18(Sat) 22時半頃
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[扉が開かれ中から人が。 大丈夫と問うその者に、不服そうにひとこと]
大丈夫じゃないわよ。
[そしてふいとそっぽを向いて]
レディが困ってるのだから、手のひとつでも差し伸べなさい?
(355) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
|
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―過去 悠久に巡る年月の中のとある一日―
わあ、大変だねえ。 着替えならあげるけど……。 ちょっと待ってね。
[返り血塗れで震える少女>>340を"店番"は暢気に出迎えた。 雑然とした店内。壁の一箇所に掛けられたタペストリー――以前少女が訪れた時そこには引き出しがあった――をぱっと取る。 そこにはその店には不釣合いなシャワー室の扉。]
…………。
胸?覗くのは良くないと思うけど……。 うん。僕もあの子好きだよ。なんだか懐かしい。 『ベネット』も? へえ、"友達"居たんだ。
[シャワーを浴びる少女を待つ間、その身の内に宿る存在を知り語らう。 けれどその後、少女が急にガサツに振舞いながら訪れようとも"彼ら"の対応が変わることは無かった。*]
(356) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
|
|
―少し巻き戻し―
ちょっと、ね。
[闇の気配が、途中で骨董屋に寄るなど思いも寄らない。心細そうな様子に、一度頭を撫でるようにして。
引かれる布、そのまま彼女を送り届けた。]
(357) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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― どこかの屋上 ―
[二人の表情を見て、静かに笑ってみせる。]
何を言っている…。 使えるか…使えぬかで無く、使えそうなものは何でも持って言っておけ…。 何かの…きっかけで…使えるかもしれんだろう…?
[ラルフの様子が変わった事にも気付けず、静かに続ける。]
私に…もう、そんな余力は無い…。しかし、あの馬鹿のことだ…。見つければ何の疑問も無く、乗ってしまうだろうな…。
[それは、少しだけ楽しげに、笑いながら告げる。 しかし、見えぬ瞳は、そのまま開くことなく。]
赤子…例の瞳…わが子に授けた…。 必要であれば、回収するが良い……。 これを…持って行け…。
[そう告げて赤子に渡すのは一枚の羽。]
(358) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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これは私の意志。それを見せれば、奴は貴様の力に………。
[一度咳き込み、空を見た。]
奴は…私の力を…全ては使えないだろうな…それでも…。 秘めたる力は、今の、否、起きた時の私よりは上だろう。 ………千年を超える私の生…様々なことがあった…。 決して…良いことばかりでもなく…正しいことも行えず…。
しかし…私の人生は………
[幸福に満ちていた…。その言葉は零れることはなかったが、ゆっくりと目を閉じる。 その顔は、少しばかり満足そうに…]
(359) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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テッドは、目眩まし>>348は避けない。――避ける余裕が、無い。
2010/09/18(Sat) 22時半頃
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レディ?
[もしかしたら自分より体格がいいかもしれない青年を見下ろし。 GreenとRedの目を数度瞬いてから笑顔を作り。]
気が利かなくてごめんね。 大丈夫ですか?お嬢さん《レディ》 うちのお店に何か用かな?
[要求通りに手を差し伸べた。]
(360) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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[>>351 投げられたドナルドを危なげなく抱きとめ、腕に抱く]
アタシ、赤ん坊とか抱いたことなんかねーのに。 《Hel》が覚えてんだなあ …家族3人、感動の再会、って奴?
[苦笑しながら、弱ったドナルドの背を優しく撫で、髪を梳く。 瞳は徐々に薄氷になり、《Hel》が表へと出てくる]
『ふふ、MICEが子守をしているなんて珍しいな。 お前がその力を厭うてることを知りながら、お前の子を産んだ ―――…妾(あたし)が憎い?』
[金、銀、どちらの髪の色でもない、燃えるような始まりの赤をしたドナルドの髪を梳き、薔薇色の唇を額に落した]
(361) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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――ッあ…!
[一瞬苦しげに呻き、左腕を抑える 裂かれた空間と同じく、崩壊し再生される身体]
女の子の好意《サーヴィス》は…受け取っておくものだよ! それとも男の子の方が君の好みかな!
[上空に現れた彼を仰ぎ見て再度刃を打ち出そうとし―― 動きが{5}秒、止まる]
……っ!!!
["弾"を避ける事も無く頭上から落とされた踵は実体無き身体をすり抜けたが]
相変わらずやり難い男だね君は… 時間を止めるなんて芸、いつの間に覚えたの?
[少女の浮かべる笑みは先刻よりも余裕を失っていた]
(362) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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[差し伸べられた手をわざと強く引っ張りながら立ち上がる。
立てば自分の方が大きかっただろうか? それで顎に手を当てひとこと]
……で、あなたが“神”なの?
[ぶしつけに]
(363) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時半頃
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―まだ、ただの猫だった頃―
[銀猫は、最初はただの白猫だった。
思うまま、気まま、気まぐれに。 餌を貰ったり、自分で取ったり。
自分を可愛がる一人。 銀髪の、青年が居た。]
["彼"が特別な何かを持っている事など知らない。 ただ、食べ残しではなく猫の為に作ってくれるご飯は、 とても、とても美味しかった。 そんな、関係。]
『――……あの娘が。望むんだ。 世界<<ミライ>>を。だから――……』
(364) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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[青年は、"可愛がっていた"、媒体に最適な真っ白な猫に話かけ。 "力"と"命"――……"猫が、ただの猫である事"と引き換えに。
猫の心臓に、"世界繋ぎとめる聖痕<<スティグマータ>>"を施した。
並行世界《パラレルワールド》を並行世界《パラレルワールド》のままに繋いでおく、そこが決して混ざり合わないようにする鍵。]
[それはただ、"世界<<ミライ>>"を望んだ少女>>88の為に。]
(365) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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[ "青年"が何を思い、何の為にそんな事をしたのか。 猫はまだ猫であった為、理解をしていなかったけれど。]
[猫の望み等、そこに反映される事など無い。]
[ただ、陽だまりと気ままな生活、そして短い生。 わからないまま、それだけで、良かった。
"世界"の行く末等、人の望み等。 どうでも良かった猫は、その日から。
死ねない、人の姿を取るようになった。]
(366) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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[するり。 影から身を顕すと、其処には二つの人影があった。 一つは見知らぬ姿、しかしもう一つは憎い男。 見知らぬ男の方は、何者だろうか。
と、>>355を耳にして。]
……レディ………? …かわった、ひと。
[ぐしぐしと目をこすり、瞬きし、結論を出した。 遠目に見ているだけよりはと、近付く。]
こんにちは、おにいs……おねえ、さん? それと……骨董屋、さん。
[サイラスへはにこやかに。 13番目へ向けた表情は、目だけが笑っていなかった。 ごぼごぼ。 影が骨董屋への憎悪を飲み込み沸き立つ。]
(367) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 22時半頃
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はぁ?俺は男も女も興味ねぇ……ぜっ!!
[当たった。が、感触がない。 そのまま地面に降り、再び空間を破いて距離を取った]
そーか。蹴りは無意味か。 てめーは俺を蹴れるのに俺はてめーを蹴れねーとか不条理だぜ。
今のは時間じゃねーよ? 風《オマエ》を止めたんだ。 いつまでもやられっぱなしじゃねーぜ!?
[だが、――本来はこちらが解除命令を出すまで延々と制限を掛け続ける技のはず。つまり、5秒しか効いていない時点で失敗。
場の支配権限《root》が取得できていない。 そのことに心の中で舌打ちした。支配権限《root》が無い以上、出せる技がかなり限られてくる。 ソフィアを直接無《/dev/null》に叩き落すことも、恐らくできないだろう]
(どうすっかな……)
[表情だけはなるべく崩さぬように、次の手を考える]
(368) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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[強く引っ張られてよろけかけるが何とか耐える。]
"神"? うーん、何を神と定義するかによるけど。 少なくとも僕は神じゃない。 『ベネット』なら子等にとっては神となるけど。
[左の第十三奇石渠夢瞳《ザ・サーティー・アイ・ジュエル》は神が与えた力とも言われるのだから、製作者の『ベネット』も神に該当するかもしれないが。]
あ、それとも風《ソフィア》を探しているのかな?
[ぶしつけな問いに真剣に考えて居るその時――。]
(369) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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やあ、カリュクスさん。 いらっしゃい。
[自分が赤子を奪った事も。 憎悪を向けられ影が沸き立つ事も。 何一つ気にせぬ風で笑いかける。]
(370) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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――……別に、憎くはないよ。 その身体に、驚愕はしたけれど。
ボクの子、なんて。宿した女<<ヒト>>は居たけれど。 皆、"産めなかった"からね。 油断していたよ。
[戯れかどうか。"その話"を、"王"からもちかけれられ、受けた。 それまで、長い年月。 子ができても――……宿す"力"に耐え切れず、全て母親ごと、命を落とした。 油断。――……少うし、だけ。 知らず、期待をしても居たかもしれない。]
……"その子"自身が、憎いわけでもないけれどね。
[それ以上は、答えない。
過去に聞かれた時にも、決して答えなかった事。]
(371) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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――……所で。色々、暴れてきたみたいだね?
[話題をそこから変えるように。 昨日微かに感じた、目の前の彼女が"弱る"様子。 その事を問うた。]
知り合い、かな。
[>>353呟かれた、"時間が無い"と言う言葉。耳にして、そちらも問い。 赤子撫でる様子はちらと見ながら、"少年"にも目をやった。]
(372) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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ああ、なるほどね。 さっきのは"風"を止めたのか。
[風を止めたという事は、実体が"風"である彼女の時を止めたも同じ。
空間を裂かれる痛みは、最初に感じたそれよりも大きくなっていた。 心なしか再生のスピードも落ちているような。…尤も傷はさほど深くないのであまり気にするレベルではなかったがその違和感はあまり良い兆候ではない。]
でもあたしの世界《フィールド》で、風《あたし》そのものを支配す《止められ》るのは…大したものだよ。 でもまあ―多少の不条理は仕方ないかな。あたしは、まだ、このセカイの神《創世主》なんだか…らっ…!
[風を地面に滑らせる。尖った冷たい"風"は、石畳を剥いで足元から彼に襲いかかる 同時に、少女は地を蹴り再び宙を舞う。手刀に鋭利な真空《ヤイバ》をまとわせて]
(373) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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(支配権限《root》がねーっつーことは…。 俺が自由にできるのは、俺のモノだけか)
[支配権限を奪うコード《root password》の解析は端末《ナユ》にやらせているが、一つの場の支配《root》を奪うことは容易ではない。
過去《ここ》の位置を特定するだけでも那由他《10の60乗》の計算が必要だったのだ。 いくら端末《ナユ》が優秀でも、余程の幸運が無い限り計算は終わらないだろう]
(今、俺の持っているものだけで戦う……攻撃が通じない相手に? 避けることはできるが、それじゃ……)
[考えている間に、無意識に左手の銀刃《ナイフ》を揺らした。 人が通れる隙間はないが、それも確かに空間を裂いている]
(374) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 23時頃
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子等にとっての神―― なんだが難しい事を言うのね。
[返ってきた答えにはふぅんと呟き、聞き覚えのある単語にはゆっくりと首を振る]
風《sophia》を探しているわけじゃないわ。 あれは叡智《sophia》なる素晴らしき存在ではあるけれど、あたしの探しているものではない――――
(375) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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あたしが探しているのは、新しい神――その器となりうる者。
(376) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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くっ…!!
[石畳が剥がれ、襲いかかる。咄嗟に空間を裂いて大きな塊を他所に飛ばすことは成功したが、細かな破片がびしびしと身体に細かな傷を大量に残す]
しまっ…
[銃は間に合わない。 もう一度、己の目の前の空間を闇雲に裂いた。
逃げるだけの余裕はない。避けられない。来るだろう衝撃を予測して、目を閉じた]
(377) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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[>>370 店番の態度はいつも通り。 全く常と変わらなさすぎて]
(憎らしい。)
[此の男らしいといえばらしいけれど。 沸き立つ憎悪に反応するように、足下、影から。 獣の唸り声が、響いた。]
ね、おねえさん。 離れてたほうが、いいかもよ。
[聞こえてきた"神"という単語から、ふと思いつき]
此の男が、僕の神様をさらっていっちゃったから。 僕、すごく、怒ってるんだ。
[影に手を翳し]
(378) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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カリュクスの名に応えて、おいで。
――夜陰の黒狼<<ナハトヴォルフ>>
[顕現するは、数メートルの体躯を誇る、闇獣。]
(379) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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[行われる、継承の儀。 トニーはぴたりと足を止め、力の動いた方を視線だけで追う。 そして赤子は眠りに落ち、青年はシルクの布に掻き消えた。 キィイイイと耳飾が不穏に啼く。]
(380) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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―――― ”鍵穴” ”瞳”
”研究所”
”新しい世界”
”創世の力”
”始祖”
”十二の輪廻” ”罪と罰” ――――
(381) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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[ふと現れた人影に、ただならぬ気配を感じ。 けれど骨董屋の何食わぬ様子に首を傾げた。
2人の、お互いの態度に、なんとなく違和感を覚えた。
そして――]
……この人が、あなたの神を連れてっちゃったの?
(382) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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[>>371 驚愕した、というミケにクスクスと愉快そうに笑う]
『退屈に腐っても、妾(あたし)はこの世界を創りし一人、”始祖”だよ? 抱いた時に気付かないとは、随分見くびられたものだな。
妾(あたし)が憎いわけでも、この子が憎い訳でもないなら どうしてそんな顔をするのやら。 ―――話したくないのなら、聞かないけれどね。嗚呼でも気が向いたら慰めて位はやるが』』
[赤子を抱いたまま、”当時”と同じように、甘えるように擦り寄って見せる。 見た目だけなら仲睦まじい家族。]
『ああ、今の身体《器》が随分無茶をしたな。 闇の王に毀されるところだったよ。 闖入者のお陰でそうはならなかったが』
[傷は癒えていたが、切り裂かれた裂け目の残る衣服を見下ろして笑う。 赤髪の少年を知り合いか、と問われれば]
『”ミシェル”の、だな。気になるのか?』
(383) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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じゃあ、あたしも協力するわ。
[それは無知故の不躾。 純粋な故の有難迷惑]
(384) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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っ…また…!!
[彼が左手に持つ銀刃《ナイフ》が空間を裂いた瞬間…宙に舞った少女はバランスを崩した。 慌てて風に乗ってふわりと浮くが、彼の首を薙ぐはずの手刀は届かない。 そこへ―――]
―――――……!!!!
[闇雲に振り回された銀刃が、空を薙いだ。 それは少女の右腕を薙ぎ、一瞬にして虚と化す。 声無き悲鳴をあげて、少女は傷口を抑えて蹲った]
(385) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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新しい神? [視線をやるのはカリュクスの胸元。 少し前まで赤子が抱かれていたそこ。]
新しき世界《ヴェルト》と作る子《アーシストチャイルド》の事なら、それこそ風《ソフィア》が連れて行ってしまったよ。 創世の力《ジェネリカス》を誰かに渡すと言っていたけど―――。
[カリュクスが影に手を翳す。]
そんな事したら死んじゃうのに。 止めなくていいの?
[にこやかに言って、とんっと一歩下がる。 そこは扉の前で、"領域"の一歩外。]
(386) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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ぁ…く…
[熱いとも冷たいとも感じる痛み。 空間を裂く銀の刃が直接触れた箇所から身体は虚となり、再生するどころか、ジリジリと侵食を進めていく]
(387) 2010/09/18(Sat) 23時頃
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――……!?
[閉じた目をそっと開く。 自分はただ、空間を、銀刃《ナイフ》を咄嗟に振り回しただけだ。
なのに、何故ソフィアの右腕は――]
……ふ、っくく、 よくわかんねーけど、コイツが使えるみてーだな。
[銃を一度仕舞う。左手の銀刃《ナイフ》を右手に持ち替えて]
属性変更《chmod》。 銀刃《ナイフ》に、敵を刻む権限《パーミッション》を与える。
[銀刃《ナイフ》は、形を変えて――銀が煌く大鎌《デスサイズ》に]
――ソレ、辛ぇだろ。俺が葬送(イ)かせてやるよ。
[そのまま彼女の首を刈り取ろうと、《葬儀屋》は鎌を振り上げた――]
(388) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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|
………よい、やろう、そなたに。 残りの力、命 みなそなたにやろうぞ、カリュクス。)
[絶えず流れ続けている力>>323 に己の死期が近いのを察する。 誰が原因かわかっているからこそ、微笑んだ。
ドナルドの瞳から光が徐々に弱まってきた。]
(389) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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"演者"の思い<<苦労>>なんて、"観客"には解らなくて良いだろう?
[>>383擦り寄る肢体。"Hel"とは違う、幼い腰に手を回し。]
闇の王か。――……今は、"子守"に力を奪われているようだけど。
[濃くなった"闇"の気配。 先程は近付いてきていたそれが、今は停滞しているのに気付くが。]
おや。折角の御洒落が台無しだね。 それでも、十分に綺麗だけれど。 ――……。まあ、ね。
[赤髪の少年。気になるのか、と問われ。]
(390) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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|
"鍵穴<<ボク>>"を。壊してくれそうだから、さ。
[世界を繋ぎとめる、鍵穴。 開けば、パンドラ<<混沌>>の扉が開く。
それでも、それも。"望み"の前にはどうでも良い。]
(391) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
|
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貴女<<Hel>>では、無理だったからねぇ。
[恐らくそれは、何度か試された事。 "死"を司る者。その眷属になった理由。]
(392) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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ミケは、ドナルドの力が、段々と弱まっていく気配を感じた。
2010/09/18(Sat) 23時半頃
|
ありがとう。
[>>384 急な提案には驚いたものの。 どの程度かわからないけれど、手は多いに越したことはないか。 にっこり笑って礼を伝え。 >>386 声を鼻で笑う。]
ぬしさまは、死なない。 だって僕が護るんだ。 その為のチカラ…おまえも、ちょうだい?
[言葉は届いても、返答は明らかにずれていた。 精神<<ココロ>>の亀裂は、大きい。]
いけ!!
[闇獣をけしかけ、自らは黒条で攻撃を。
巨大な獣の維持に必要なチカラは、無意識に 弱り切った主から、吸い上げていた。]
(393) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
|
テッドは、カリュクスの力がどんどん強まっていることは端末《ナユ》が把握している。
2010/09/18(Sat) 23時半頃
|
ふふ。
[大鎌を構える青年に、それでも少女は微笑みを浮かべ]
ちぇ 王手《チェックメイト》かあ 仕方ない。最後の殺し合《たたか》いは、君の勝ちだよ。
[く、と顎を上げて葬儀屋を見上げる]
一発で仕留めなよ? あと…この花は。傷つけないで。
[その言葉を彼は聞いたかどうか。 振り下ろされた大鎌は確実に少女の首を捉え――]
(394) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
|
|
――……嗚呼。本当に、馬鹿な子だ。
[ミッシェルの手から奪い取ってか、それとも抱かれたままか。
ドナルドの頬を、引っ叩いた。]
(395) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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[少女の身体を構成していた空《くう》は裂け、虚となって風に溶けた
一陣の風が街道を吹き抜けた後 遺されたのは一輪の白い花のみ――**]
(396) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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…ん…? はは、うえぇ?
[軽い衝撃>>351 ぼんやりする視界、 気配は母たる存在《Hel》を感じて>>361 甘えるように しかし弱弱しくきゅうと抱きついた。]
(ねむ、い… 残りかすのような、僅かに残った余の力 どこかに… 天鎖の祝福<< ギフトライン>>を通じて流れていっておる…)
(397) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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|
[引っ叩いた衝撃で、天鎖の祝福<< ギフトライン>>を強制的に切断する。 その切断は、カリュクスにも伝わるだろうか。]
(398) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 23時半頃
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[ばたんと扉は目の前で閉まり、続くどんっと大きな衝撃>>393。 入店を"拒否"すればある程度の篭城は可能だが、今『ベネット』は眠っている。 "領域"の最奥居る『ベネット』自身が害される可能性はほぼ無いが。]
でも――。 始祖の力、吸ったんだよね…。
[外《ル・モンド》と扉一枚の隔てた此処の防御は薄い。 迷わずアタッシュケースを掴み、扉を開く――!]
こっちだよ。
[骨董屋からそう遠くない無事だった建物の扉から姿を表し。 ひらりと手を振り、再び扉の中へ。 それを何度も繰り返し店から距離を取る。]
(399) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 23時半頃
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[>>390 語る気のないミケを追求する素振りはない。 《Hel》もまた、己の思いを猫には語らない。”当時”そうであったように、今もただ、互いに傍にいるだけ]
『リシェント閣下は、次代に道を譲られるようだな。 まあ、妾(あたし)たち《始祖》もそろそろ引退し時なのかもしれぬな。』
[腕の中の赤子の目から光が失われていくのに気が付き、その子を産み落とした時と同じよう、優しく優しく抱きしめてあやすように揺する]
『ドナルド…そうか、其れがお前の選択か、我が愛しい子よ。 母は止めぬ。成りこそ赤子のままだが、お前ももう自分の意思を持っているのだろう。 眠るがいい―――望むのなら、いずれまた―――…』
[ミケに腰を抱かれるままに、腕の中の赤子に頬を寄せる]
『ミケ。憎くないのなら――― 愛せとは言わん。妾(あたし)の事も、この子の事も。 だが、最期くらい、抱いてやれ』
[子供の父親のオッドアイを見上げ、そう告げた]
(400) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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|
[鎌を振り下ろす前、ソフィアの言葉を聞く]
そうだな。今回は俺の勝ち、みてーだ。 嗚呼……よかった。これで約束が果たせる。
[きっと、自らの命《ハートバレット》を使えばもっと楽にソフィアは仕留められたのだが。それは意味が無い。 共に死ぬ《道連れにする》のは、約束の相手《トニー》だけだ。
男は、葬儀屋は、その名に相応しく、或いは全くそぐわない、死神の笑みを浮かべ]
……楽しかったぜ。 これが最後なら、てめーの望みも聞いてやる。
………罪の無い花《イノセント・フラワー》を刈り取る趣味もねーしな。
[そして――]
(401) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 23時半頃
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[最後の瞬間もやはり彼女に攻撃を加えた手応えはなく。
ただ、そこに在ったはずの姿が消え。
風が吹き、花が遺された]
(402) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 23時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 23時半頃
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[>>392 無理だった、との言葉にクスクスと笑って]
『そうだな、妾(あたし)もまた世界の一部。 定まった刻限がこぬ者を、殺せはしない』
[赤髪の姿を眺め]
『彼がお前を殺すのなら
―――その時が、お前の刻限《LIMIT》なんだよ』
(403) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
|
|
(逃がすか――)
[からかうように逃げてゆく店番を追うよう、獣に指示を出した時
ぶち
天鎖が、切れた。 違う。切られた…!!]
ぬしさま!!
[すぐさま塔の方へ振り向く。 獣も憎い店番もサイラスも頭から全て抜け落ち 塔へ影を駆け抜けた。]
(404) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 23時半頃
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神《ソフィア》が消滅し、いよいよ世界《ル・モンド》の均衡は崩れ、崩壊の一途を辿ることになる。
彼女の持っていた創世の力《ジェネリカス》は、7つに分かたれ、風に乗り、神の力を収める《器》――即ち、宝石≪瞳≫へと吸い込まれていく。 それはまだ暫く、この世界《ル・モンド》をこの場に繋ぎ留めておくだろう。
僅かに力を増した宝石は、仄かに熱を帯び新たな力を持ち主に伝えるだろうか。
(405) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
|
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[“ぬしさま”がだれかはわからないけれど、 誰かを強く大切に想う気持ちは痛いほどわかる。
この者からそれを攫ったという言葉を鵜呑みにし、骨董屋へ目を向ける]
(406) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/18(Sat) 23時半頃
サイラスは、去り行く影を見送った。
2010/09/18(Sat) 23時半頃
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[抱いてやれと言われる>>400も。 その言葉の前、それとは程遠い乱暴な行為。]
――……ボクはね。 誰かの為の犠牲を、尊いなんて思わない。 それが、何の実も実らせないなら、余計に。
――……それが、この子の選択なんだとしたら。 ボクは、最期だろうとこの子を抱くことは無いよ。
[見上げてくる薄氷。冷めた目で見下ろす。 赤子はまだ、"Hel"の腕の中。]
(407) 2010/09/18(Sat) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/19(Sun) 00時頃
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マーガレット、だっけか。コレは。
[花など咲かない未来。書物でしか見たことが無かった白い花を拾い上げようとする、と]
――うぁ、…っ!!
[突然全身に焼けるような熱が走り、膝をついた。 男自身が気づかぬうちに所持していた第十一奇石獅魂瞳《ザ・イレブン・アイ・ジュエル》が力を得た証>>405だったのだが――男には、…この世界《ル・モンド》の正しい住人ではない男には、それを正しく力と受け取ることができず。
ただ、苦しみにもがく。 そのうちに、白い花は何処かの空間の裂け目に落ちていった]
(408) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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テッドは、白い花は、何処に向かうのだろうか。
2010/09/19(Sun) 00時頃
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[数度目の扉から扉への移動。 カリュクスの気配が反対方向へ去るのに振り返り、足を止めた。 あの青年の姿のレディはまだ追ってきているのだろうか。]
風が――……止んだ。
[世界《ル・モンド》を廻る風が止む。 それが意味することは神《ソフィア》の死。 左の数字浮かぶ宝石≪瞳≫――第十三奇石渠夢瞳《ザ・サーティー・アイ・ジュエル》が半分だけ主の少年と同じように赤い焔に燃える。]
(409) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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[腕の中の子の頬を張るミケの手が、天鎖の祝福<< ギフトライン>>を強制的に切断するのに目を瞬いて。
それから、冷めた目も構わずくすくすと笑った]
『ドナルド、お前の父親は厳しいな ―――それに、素直じゃない。…のは元々か』
[弱弱しくしがみついてくる子を抱き返し。]
『だが―――間に合うかな?』
[すでに酷く衰弱している子を腕に、呟く。 母子でありながら、属性違う己にしてやれることは何もない]
(410) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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(置いて逝かれる者の事を考えず。)
("託される者"の事を考えず。)
("祝福"だなんて。)
("神の力"だなんて。)
――……馬鹿げている。
[呟きは、小さく、小さく。 零れると同時、"闇"の気配が濃くなった。]
(411) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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ぬ、あ…?
[引っ叩かれたこと、天鎖の祝福<< ギフトライン>>を切られた衝撃>>395 >>398 で多少は意識が戻ったが奪われた力は多すぎてもう…。]
…ととさま…?
ありがとう、しかし少し… もう遅い…
[カリュクスとの絆を切ることのできなかった己に代わりに絆を断ってくれた。 応急処置とは重々承知、 絆が無くなったことは純粋に悲しく、寂しい。 けれど少しだけ、嬉しかった…。]
(412) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/19(Sun) 00時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/19(Sun) 00時頃
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―破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》―
ぬしさまっ!
[影から飛び出し、主の姿を探す。 複数の人影が見つかるけれど、目に入るのは一つだけ。]
ぬしさまに…おまえたち、何をしたっ!!
[他の人影が何者か、確認することもなく。 怒りに応えるように闇蟲がわき出した。]
(413) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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― ―
過去は未来に、未来は過去に。
[何度目かの並行世界《パラレルワールド》を終え、また"彼"と未来を奪い合い。 幾度も世界を構築しては、それは様々な要因で崩れ去っていた」
もし、完全なる輪《エターナルチェイン》ができれば… もうこんなことを繰り返さなくていいのかもしれない。 尤も…テッド君が邪魔しなければ、だけど。
[その呟きを聞いた"彼"は、鍵を用意してくれた それを見たとき、彼女は少し呆れたような微笑を浮かべて言ったのだった]
本当に…君は変わってるね。 でも君のそういうところ…あたしはとても好ましいと思ってるよ。
[笑う少女の髪の、白いマーガレットの花が揺れ。 それも誰かの記憶の奥底に、消えていった――**]
(414) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/19(Sun) 00時頃
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――――…………っ!
[>>405心臓に到達し、融合した第弐奇石雹蕨瞳《ザ・セカンド・アイ・ジュエル》。 >>405創世の力《ジェネリカス》を得たそれ。
仄かな熱も、心臓に直に伝わり。 燃えるような感覚を与える。]
[がくり、膝をついた時。 >>413闇蟲達が湧き出すのを、見た。]
(415) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/19(Sun) 00時頃
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[時空のゆがみの酷くなった"塔"の周り。
ひらり、と。
白い可憐な花一つ、舞い落ちて。
可憐な花弁を散らし、銀猫の上に舞い落ちた。]
(416) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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ははうえ、カリュクス ととさま
好きであったぞ
――― ラルフ、すまぬが色々と任せた…―――
(417) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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