285 【突発誰歓RP】逢魔ヶ時に会いましょう
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が11人、人狼が1人いるようだ。
|
皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2018/10/08(Mon) 10時頃
|
―――― 10月10日午前10時10分10秒。
時刻はは6つの10を指し示す。
政府によって秘匿されてきた情報は
簡素な事後報告として現象発生から暫く後、
遅まきながらも住民たちに伝えられる。
しかし、その頃にはすでに
複数の住人が街中から消失したという報告が政府へ齎されており、
「6th-10」対策室は引き続き早急な対応を迫られるのだった。*
(#0) 2018/10/08(Mon) 10時頃
|
[蕪頭は、巻き起こる笑いの渦の中心に 何故自分がいるのか分かっていないのか>>0:598 レンからの苦情の声にも何処吹く風で それがまたひどくウサギ娘を笑わせる。]
そうさ、楽しいことってのはいつだって必要さ。 ……そうかい、いつでもおいで。
[また来るなら、それでいい。と くるりと背を向ける蕪頭の背>>0:603にちらりと目を向け 「また今度」と呟いた。 忘れてしまわれたらそれっきりだとしても 来てくれるかもしれないと夢見たっていいじゃないか。]
(1) 2018/10/08(Mon) 10時半頃
|
|
[オーレリアにパンケーキを届け 店内をくるりと見渡すと─────
あの野兎の男>>0:214が手を振っていた。
今の水をひっくり返す大騒ぎが面白かったのか 泣きっ面で口元をにんまり歪めているのが気味が悪い。]
ご注文かい?
[まだ残っているエールを一瞥してウサギ娘が尋ねると 野兎は首を横に振った。]
(2) 2018/10/08(Mon) 10時半頃
|
|
『いいや、注文といえばそうなんだけど』
[野兎は服の袖で顔の汚れを拭って言った。]
『…………最初はね、君が別れた女房に似ててねぇ それでついついここに足を運んでしまったのさ
ここはいいよね。何時でも誰かがいる。 独りぼっちで呑んでても、独りじゃない。』
[野兎の目はなんだか据わっている。 なんだ、酔っ払いか……とウサギ娘が立ち去ろうと 踵を返すと、その腕を掴まえて野兎はずい、と距離を縮めてきた。]
(3) 2018/10/08(Mon) 10時半頃
|
|
『こんな気持ちになったことないかい? 「誰でもいいから、そばにいて欲しい」 この店はそういう人間にうってつけさそうだろ? ここにいる間だけ、俺は孤独じゃないのさ』
(4) 2018/10/08(Mon) 10時半頃
|
|
[熱を孕んだ視線が、吐息が、全身を撫でる。 いつもなら酔っ払いごとき一蹴してやるものを
ウサギ娘は、動けなかった。
「誰でもいいから、そばにいて欲しい」
誰にも打ち明けたことのない心の内を 見透かされてしまったようで……
だから、そっと野兎の腕の中に抱き竦められても どうしていいか分からないうぶな少女みたいに いやに静かな男の鼓動に耳を傾けている。]
(5) 2018/10/08(Mon) 10時半頃
|
|
『でも……店が閉まって家に帰ると 俺はまた独りぼっちになる…… それが耐えられないのさ。
分かってくれなくていい。 どうせ皆形が違う人間同士。 心から分かりかえるなんて、思ってないのさ
………………だから………………』
(6) 2018/10/08(Mon) 10時半頃
|
|
『注文するよ。
「誰でもいいから、俺と一緒に死んでほしい」のさ』
[耳元で囁かれた言葉に慌てて身を離そうとしたが、もう遅い。 抱き締められたウサギ娘の背中を鋭く冷たいものが貫いて
いつもの一喝の代わりに、風船から空気が漏れるような息が かひゅ……、と一つ零れただけ。
水を被っても酔いのさめない酔客らも流石にこれを目にしたら 揃いも揃って蜘蛛の子を散らすように逃げ出そうとするものだから 野兎は慌ててウサギ娘の背から獲物を引き抜くと ウサギ娘がやるように、 ぴょん と跳ねた。 より多くの人間の注文を聞くためじゃなく、より多くを屠るため。]
(7) 2018/10/08(Mon) 10時半頃
|
|
[店内を満たす阿鼻叫喚の中、ウサギ娘は床に崩れ折れた。
レンは、ザーゴは、オーレリアは、 いや、店を慕って来てくれた人らは、無事なのか。とか
頼むから止めてくれアタシの店を壊さないでくれ。とか
言いたいことなんか何一つ言えないまま
ウサギ娘の意識は闇へ闇へと落ちていった。]*
(8) 2018/10/08(Mon) 11時頃
|
|
[ >>0:526 待っているように言われ、 モップを持って奥へ消えていく姿を見送った後、 戻ってきたソフィーさんが持っていたものに 目を輝かせました。
甘い香りがするふわふわのパンケーキ。 それに添えられた黒い糖蜜は、 見るからにとても美味しそうでした ]
これ、いいんですか! ありがとうございます、ソフィーさん!
[ 突き出されたお皿を丁寧に受け取り、 別のお客さんの元へ行ってしまう彼女の背に 私は全力でお礼を言いました。
彼女の心遣いがとても嬉しいから、 私はこうやってまた元気を取り戻せるのです ]
(9) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
[ >>0:557 そして近くにいるレンくんが タオルで水を拭っているのを見ていましたが、]
……え?
[ 彼が眼鏡をはずした一瞬だけ、 何故でしょう、女性のように見えました。 眼鏡を掛ければ、また元通りになりましたが。
しかし、顔がいい人は中性的に見えると どこかで聞いたことがあります。 きっとそれのせいでしょう、と結論付け、 大丈夫という彼に安堵します ]
(10) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
ふふ、レンくんから若いと言われると 何だか変な感じですね。
……でも、ありがとうございます。
[ >>0:558 それでも励ましてくれているのだと ちゃんと分かりましたから、 私は嬉しくてそう告げるのです ]
(11) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
[ 裏の街は良くないところだと 表の街の人は言いますが、 私はそうは思いませんでした。
だってワクラバさんに会えましたし、 ソフィーさんやレンくん、 エルゴットさんやザーゴさんのように 優しい人たちがいますから。
────私は裏の街に住む人も好きなのです ]
(12) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
[ 糖蜜をかけたパンケーキは 口の中で甘く広がり、 ふんわりとした食感がして、 頬が落ちるように美味でした。
幸せが味になるなら こんな味に違いありません。
そう思っていた時、私は見てしまいました。
ソフィーさんが、お客さんのウサギさんに 抱きしめられているところを!>>5]
(13) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
[ 大人しく抱きすくめられているソフィーさん。 もしかしてあの方は恋人なのでしょうか!
パンケーキを食べながらも、 ドキドキしながらチラチラと 事の成り行きを見守ります。
これは、お祝いが必要でしょうか。 いや、気が早いでしょうか。
パンケーキを食べながら その光景にニコニコとしていた私は、 気付いていませんでした。
彼がソフィーさんに何と言っていたのかを ]
(14) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
[ 異変に気付いたのはその直後。
見守っていたソフィーさんの背中に、 何かが突き立っていました。 私は表情を失って、固まりました。 騒がしかった店内が静まり返ります。
しかし、すぐにその場は悲鳴に包まれました。 我先にとお客さんは逃げ出します。
でも、私は血濡れた彼女から目が離せませんでした ]
(15) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
ソフィーさん!!
[ 私は倒れている彼女に近づこうとしました。
でも、そのとき、 彼女を刺したその人の目が、私に向きます。 ぴょんと地を蹴ったその足が、 私の元へ届いたのは、一瞬でした ]
(16) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
「そんなにこの人が大事かい? なら、君も一緒に連れて行ってあげるよ」
(17) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
[ 腹部に感じる冷たい感触。 けれど、それは一瞬のことで、 次の瞬間には痛みと熱が襲い掛かりました。
私を刺したその人は穏やかに笑った後、 得物を引き抜いて、群衆へと跳びます。
悲鳴をあげそうになるのを堪えながら、 激しい痛みに涙が零れ落ちました。 ですが、彼女を助けなければなりません。 それが私の役目なのですから。
倒れている彼女までの距離が とてつもなく遠く感じました。 それでも私は這って、近づこうとして、 ────あと少しのところで、力尽きました ]
(18) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
[ せめて、私の“血”を 彼女にあげることができれば─────
そう思いますが、 もう身体のどこも動かせませんでした ]
ごめん、なさい……ソフィー、さん……。
[ 優しくしてくれた貴女を助けたかった、のに。
霞む視界に映るソフィーさん、 そして、レンくんやザーゴさん、 お店に来ていた方々の無事を祈るしか もう私にはできません。
瞼は眠るように閉じられ、私は意識を失いました ]*
(19) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
── 刹那 ──
[ 空に視えていたangel's ladderは もう私の瞳に映ることはない ”踏み外した” 端的に言えばきっとそういうことになる だけど「あっ」という顔をしたまま その後痛みと共にすぐに意識を手放した 最後に見たのは空を覆い隠す鬱蒼とした緑 そこに、神様も、天使も居なくて
ただ間抜けな顔をした私が こちらを感情のない瞳で見つめている気がした ]
(20) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
── それから ──
[ あれからどれほど時間が経ったのだろう 私は “同じ” 風景の中で目を覚ます、 が 身体に傷や痛みなどは無く
無数の枝葉で傷つけられたであろう黒い衣服も 足首まで隠す長いスカートの裾も 何も。 あゝ、何一つ、傷ついては居ないのだ
天使の梯子はもうそこにはない その代わり空はまるで逢魔が時 禍々しい色で私を手招いている ]
(21) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
[ ”帰り道を忘れぬように。マリア。” 頭のなかでぐわんと声が響く 誰も居ないはずの場所 音は私の鼓動がひとつ ]
……かえら、なきゃ………
[ 向かう足は、さてどちらのほうへ ? ]**
(22) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/08(Mon) 14時頃
|
[10月10日午前10時10分10秒、 明確な時間帯は知らねど、ほぼ、同時刻だった。
背中を押された感覚が作為的なものだったのか、 誰でも良かったのか、 元々から殺すつもりだったのか。 ──今になっては分からない。
だけど、たしかに言えたのは、 自分が確かに一度悪意を持って殺されようとしたこと。 この手のひらがコンクリートの側面を触れたこと。]
……、…ぅ…
[そしてW息がある"ことだろう。]
(23) 2018/10/08(Mon) 15時頃
|
|
[上半身を起こし、見渡せば先ほどまでの 溢れ返るばかりの人の渦は何処へ。
無人のプラットホーム。 点滅だけする踏切。 電車がない線路。
閑散とした鉄の通路、その上で私がいる。]
…ここは…? いま、どう考えても轢かれたはず…
[W何故?WWどうして?W Wここはどこなのだろう?W
それを思うだけで好奇心が疼くのは、 ああ、間違いなくW唯一の取り柄Wだった。]
(24) 2018/10/08(Mon) 15時頃
|
|
[線路の上から這い上がる為にプラットホームの 縁に手をかけ、ふと、見上げれば>>21どんよりとした 逢魔が時の景色が広がっていた。
そういえば、ずっと研究ばかりに専念していたが 空がこんなに禍々しいものだったとは聞いたことない。]
まあ、何処だろうが些細だろう。
[己の身を見てみたが、衣服に傷どころか 身体に怪我も見当たりゃしない。 求めれば大体のことは調べられるだろう、と、 勉学の塊は全く焦る様子を見せずに呟いた。
…何より、今は>>0:561W遺伝子学者Wとして 立ち振る舞う必要は、ない。]
(25) 2018/10/08(Mon) 15時頃
|
|
まずは人探し、かな… こういう時は……いつもはAに頼んでいたが…
[まずは人が集まりやすい場所を。 そう考え真っ先に浮かんだのは硝子の森だった。
だが、止めた。
これで死んだ所長と鉢合わせなんかなってみろ、吐く。]
ひとまず街に出て、…で、誰かいないか 探すかないかな。
[ふらりと歩き出す。 その脚の方向が、裏の街の境である曲がり角で あったのはおおよそ偶然の話だ。]*
(26) 2018/10/08(Mon) 15時半頃
|
|
[ 物心ついたときから母親はいませんでした。 私にいたのは、パパだけです。
母親のことをパパに尋ねたことはありましたが、 パパは何も教えてくれませんでした。 どうして家にいないのかも、 どんな人だったのかも、名前すら、何も。
けれど、母親のことを尋ねると パパは機嫌が悪くなるので、 いつしか尋ねることをやめてしまいました。
そして、パパには持病がありました。 放っておくと命に係わる病気です。 けれど、その病気を治す薬は開発中でした。
そして幼いころの私は、自分の役目が何か教えられました。
“病気で苦しんでいる人々を救うこと” 私の遺伝子があればそれができると、パパは言いました ]
(27) 2018/10/08(Mon) 15時半頃
|
|
[ 私は喜んで役目に従いました。 だってたくさんの人を助けられるし、 パパの病気も治せるかもしれません。
だから、血が欲しいと言われれば、私はそれを差し出しました。 検査を受けるように言われれば 硝子の森と呼ばれる建物へ付いていきました。
気分が悪くなることもありましたが、 人のためになるならと、断ることはありませんでした 。
研究が進み、私から採った血を使った薬が、 人の病気に効いたと知ったのは、それから何年も経った後でした。
その時の事は、よく覚えています。 私が人のためになったのだと知って、 誰かを救えたのだと知って、それはそれは、感銘を受けました。
これからももっと多くの人を助けられればいいと、 注射針の跡だらけの腕を撫でながら思いました ]
(28) 2018/10/08(Mon) 15時半頃
|
|
[ ──────ですが。
“多くの人を救いたい”“パパの病気を治したい” 二つの願いは両立しないことを知りました。
三年前。 パパの病気を治す薬の作り方が分かりました。 ただしそれに必要な材料に、耳を疑いました。
必要なのは、私の心臓、でした。
パパは、笑っていました。 私は、言葉を失っていました。
私は、死にたくはありませんでした。 殺さないよね?と尋ねた気がします。 でも、パパは、違うようでした。>>0:332
殴り掛かられ、首を絞められて、]
(29) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
― 回想:ふたりにとっての"先輩" ―
[ その日、何時も通りに図書館で彼女と出逢った時、 真っ先に出た話題は本……ではなく、 何故か先輩>>0:584のことであった。
彼女が他の人について話す、というのは珍しく。 さらに先輩のことともなれば なんで彼女がそれを尋ねたのかすら疑問に思うことなく、 たちまちマシンガントークが開始されただろう ]
[ 先輩と初めて出逢った時、優しくしてくれたこと 彼が質屋を営んでいて、 この帽子やあのマンガも彼がくれたこと 彼はこの街で一、ニを争うくらい"優しくて良い人"であること あとお酒に極端に弱いこと(ついうっかり) ]
(30) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
[ 彼女が求めてないだろう情報まで喋ってしまったのは 自分の慕っている人を自慢できる嬉しさによるものだった。 勿論、お店の場所も教えれば 「今度一緒にいってみようよ」とつい誘ってしまっただろう
ただ――依然蟠りはあるものなので 断られたら無理強いも出来ず、 しょんぼりとしたかもしれない *]
(31) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
[ それからのことは、あまり覚えていません。 気付いたときには、私は服も髪もぐちゃぐちゃで、 パパは階段の下に倒れていました。
私が、突き落としました。 頭から血を流すパパは、もう動きませんでした。
────嗚呼、でもこれで良かったのでしょう。
>>0:333 私はそう思って、笑って、そして泣きました。 何が悲しいのかも、よく分からないまま。
暫くして、私は彼に電話をしました。 パパから聞いたことがあったのです。 「なんでも屋」の存在を。
そして電話が繋がった先の彼に、私は依頼しました。 「人を殺してしまったので、事故死に偽装して欲しい。 報酬はできる限りのものを用意する」と ]*
(32) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
― 現在 ―
[ 店内ど真ん中で水をぶっかけるのは充分凶行だが 彼の常識では至って普通のことらしく>>0:597 ]
いや…許可はいらないっすけど でも!こう……がっつくんじゃなくてせめて上品に、とか?
[ 上品に水を飲むとはなんだろう。自分で言ってて疑問である ]
むぅ……変な顔してたっすか?
[ タオルで拭いつつ、邪な心が無ければ その褒め言葉>>598も意味がわからないまま それでも店が朗らかな雰囲気になったなら良いか、 と思いつつ ]
(33) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
あの人は中々癖が強いなぁ 悪い人じゃなさそうだけど
[ "命拾い"した彼の背にそう投げかけた (嗚呼、まさか本当に"命拾い"だったとは!!!)]
(34) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
[ ────目が覚めた時、私は床で寝ていました。
また、ザーゴさんに叱られると 寝ぼけた頭で思いましたが、 覚醒するにつれて思い出しました。 先ほど何があったかを。
私は慌てて辺りを見回しました。 騒がしかった店内に、 先ほどの私を刺したウサギも 逃げ惑うお客さんもいません。
ですが、それ以外の影は、 はたしてその場にあったでしょうか ]*
(35) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
[ パンケーキの甘い匂いが辺りを包む 美味しそうに食す彼女>>13は見るだけでも楽しく、 頬杖をついて見守っていたか 「食事を楽しむ姿」を見ることがこんなにも楽しいことだと 教えてくれたのもこの店だった。
そう、此処は"レン"にとって何よりも大切な場所の一つ この喧騒は永遠に続くべき安寧の象徴で]
――あ
[ ふと、オーレリアが向けた視線>>13につられる そこには最近見かける兎の常連が店長を 大胆不敵に抱き締めているところで ]
(36) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
――きもちわるい
[ 以前、接客中にあの客の"瞳"を見て直感的に得た感想が 再び蘇る。]
てん……
[ その言葉を言い終えないうちに ――その、背にあるのは ]
(37) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
は……―――
[ 喧騒は悲鳴へと変わる 一瞬の静寂は逃げ惑う人々で壊れ ポーパルバニーはただ、その凶器を振りまくる
また一人、傷がつく 店長に駆け寄った誰か>>16>>17>>18が崩れ落ちた ああ、先輩だっていつの間にか眠っていて 店長が居ないなら、店員のオレが何とかしないといけないのに
金縛りにあったように動かないこの身は "恐怖"という感覚を久方ぶりに知る それは何に対して? ――死か?いいや、世界が壊されることにだ! ]
(38) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
「お前は」
[ 澱んだ狂気がふと止まる そうしたかと思えば、こっちを射抜く敵意。殺意 ]
「この人を誑かすお前も、消えれば良い」
[ それが"嫉妬"だと、自分は知らない
まっすぐに飛んでくる塊 その手にきらめく刃は、確実に命を刈り取ろうとしていた
"■■■"という存在を害する為に ]
(39) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
――嗚呼、完成だ!これこそが究極の美!
――見る者を惑わすこの美しさ、 必ずや害の手を数多引き寄せるだろう
――そんなことはさせるものか!殺せ! 欠片足りともこの美を損なわせるな!
[ 己を作った科学者達は、みな狂気に囚われていた 長きの"伝承"への執着がいつの間にか "美"への妄執へと変わり
その狂気を3年間、絶えず受け続けてきた己は 未だに、ある一点においては為す術無く飲み込まれる ]
(40) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
[ 腹部に走る衝撃 男はまるで作業のように刃を引き抜き次に移ろうと―― ]
"お客様"
[ ――する前に、その手が強く握りしめられた
最期の抵抗かと無視して刃を引き抜こうにも その手を握り締める力は、ギチギチと嫌な音を立てて 強くなる ]
「くそっ!離せ!」
[ 醜く喚き、男は暴れる その衝撃で被っていたハンチング帽がはらりと "血溜まり"に落下した。
冷たい瞳は見下す。 醜い兎を ]
(41) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
[ ぼんやりとしてきた頭で考えるのは 店を荒らされたということ
はて、こういう時店長はどうしたか "これ"は初めてなので"記録"から引っ張り出す
思い出すのはかつて店長が不届きな輩にやっていた "床へのキス"だったか
ならばそうしよう。自分は――"レン"は、 この店の従業員なのだから 店長がやらないなら、己の役目だ ]
(42) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
――お客様。"お帰りください"
[ 喚く男の左頬に、右の拳を打ち込んだ ]
(43) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
お客様、お帰りください
[ 倒れ込んだ男を踏みつける ]
お客様、お帰りください
[ 蹴り飛ばし、仰向けになった身体をさらに踏みつけた ]
お客様、お帰りください
[ 淡々と、殴る。蹴る。己を害する者を 学習(インプット)通りに ]
お客様、お帰りください
[ 意識を無くした男を右手で抱え上げれば 既に客が逃げ去り、物言わぬ身体以外何もない店内を 出ていった ]
(44) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
――帰りやがれ。二度とくるな
[ 店の外に放り出し、店長がそうするようにそう言った]
(45) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
|
[ さて、不届き者を蹴り出したらどうしよう ――そうだ。掃除しないと 店を綺麗にして、また再開しなければ まってくれるひとの為に
そうしたら自分は、オレは、私は―――]
[ 店に帰ろうとした脚は動かず 刃物が刺さったままの腹にすら気づかず ]
[ ぐらりと揺れた意識は、闇の中へ――― *]
(46) 2018/10/08(Mon) 16時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/08(Mon) 16時頃
レンは、オーレリアのことにようやく気づいた時には、全てが遅かった
2018/10/08(Mon) 16時頃
オーレリアは、レンくんに感謝してパンケーキをおすそわけした。
2018/10/08(Mon) 16時頃
ワクラバは、ソルフリッツィ>>1の言葉の裏は理解できませぬ侭に頷きました。
2018/10/08(Mon) 16時半頃
ワクラバは、レンにハテ? と首ヲ傾げたので御座います。
2018/10/08(Mon) 16時半頃
ワクラバは、オーレリアに声ヲ掛け忘れた事ヲ思ひ出す事叶わぬので御座います。
2018/10/08(Mon) 16時半頃
|
[がらン … と云ふ音ヲ聞ひた時、 “何かが落つてくる”と気付ひた時にはもふ、 手遅れだッたので御座います。
天から錆びた鉄工、 落つて来まして、 言ひ切る事も無く、 避ける術も無く潰されてしまへば、 其処に広がるのは蕪ジュウスで御座いました。*]
(47) 2018/10/08(Mon) 17時頃
|
|
―逢魔ガ時―
何事哉?
[色々と遅れまして、 そンな事を気付きました時には、 恐ろしひ程に美しひ、 逢魔ガ時の頃合の中におッたので御座います。]
ハテ、黄昏時だッた哉?
[先程は違ッた様な気が致しますが、 ハテ如何だッたで御座いましょう。]
(48) 2018/10/08(Mon) 17時頃
|
|
[常なら何時ものこと、 と捨て置くので御座いますが、 、、、 どふも全身に痛みが残ッて居りまして、 (怪我は何処にも無ひのだがな?)
思ひ出せる記憶が曖昧でも、 幾ら物覚への悪ひ蕪頭でも、 この身に“何か”が起こッた事は理解出来まして。]
フム?
[歪ではありますが、 何時もより軽快さの無ひすてッぷで、 逢魔ガ時の中を歩くので御座いますれば、 誰かと擦れ違ふことありますでしょうか。*]
(49) 2018/10/08(Mon) 17時頃
|
|
─ 回想:後輩、ふたり ─
[ 何気ない調子で聞いたのですが、 彼の口は予想以上の勢いで動きます。>>30
楽しげに話す彼を見るのがすきな、わたしです。 それを止めさせるわけもなく、 こまかく相槌をうちながら聞いていました ]
レンも、たくさん おせわに、なったんだ。 ふふ。うん、……やさしいひと、だったね。
[ この街には珍しい"いい人"という評は、 わたしも彼も一致したものでした。
……でも、わたしは レンのことも、優しいと思っています。 あの日のこと、気になっているだろうに 無理に聞き出そうとはしませんもの ]
(50) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[ 弱みを聞いてしまうと、 うっかりそれを確認したくもなりましたが ……ええ。それは、またの機会に。
なんにせよ、無事にお店の場所は聞けました。 明日、早速見に行ってみましょうか。 そんな風に考えていたら、 当たり前みたいに誘ってもらえて>>31 ]
──……うん。
いちど、ひとりで…… ごあいさつ してくるから ……そうしたら、いっしょに
[ 行こう。 って、おだやかな声音。 わたしは意気地が無いので 待たせてしまうかもしれませんが ]
(51) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[ だから、二度目の質屋来店は レンと一緒だったに違いありません ]*
(52) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[ ──── とぷん ]
(53) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
─ 現在 ─
[ ……そんな音が、聞こえたんです。
泉に落ちた手提げを取ろうとして、 慌ててたものだから、一緒に落ちてしまって
同い年の子たちの中では賢いわたしでも、 体の方は、逆に小柄なものですから。 思いの外深かった泉の底に、……底に?
わたしは、がばりと起き上がります。 体は濡れることなく、泉のほとりに。 手提げも、わたしの横に落ちていました。
……わたし、確かに 自分の伸ばした手が沈む音を、聞いたのに ]
(54) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[ 空は、水の中から見上げたそれとは違う、 まがまがしくも不気味な色をたたえています。 場所が場所なので当然ですが、 人の気配も感じることは出来ません。
こわくて、心細くて。 今にも泣き出してしまいそう。
だからわたしは、立ち上がります。 誰でもいいから、誰かに会うために ]**
(55) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
ー 目覚め ー
[ふと目覚めた時、まず感じたのは冷たい床の感触。 “何時間も寝過ごしたような”気怠さなど久々で このままもう一度眠ってしまおうか……と 瞼をまたそっと下ろそうとして─────]
……ッ?!
[先程起きた出来事を思い出して、たん、と跳ね上がった。 身体はまったく痛くない。 不思議なことに、濡れてもいない。 狼藉者も、店を占めていた客らもいない。 見れば、同じく目覚めたらしいオーレリアの姿>>35と 他何人かの姿も見えたか。
見知った人間の無事に安堵の息を吐いたのも束の間。]
(56) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
おッ死にたきゃテメェ独りでやんなァ!!! なァーにが「誰でもいいから」だ!ど阿呆が!!
[怒りのあまり脚を踏み鳴らしながら咆哮する様は ウサギというより何らかの猛獣のよう。
既に狼藉者はレンの手により打ち捨てられた>>45から 湧き上がる怒りをぶつける相手はここには誰もいない。
……というより、狼藉者がいないどころか 今しがた血腥い出来事があった痕跡が一つもないことや あるべき傷がすっかり消え失せていること 窓辺にあるはずの、花を飾った小瓶がないこと 酔客が喧嘩でつけた床や壁の傷も無くなっていること
─────ウサギ娘はまだ気付いていない。]
(57) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
―→境― [たン たン … 行く宛も無ひのも、 歩き回るのも、 何時ものことに御座いますが、 些か常よりもすてッぷの音は、 静かなものと為ッておるので御座います。 (空気の匂ひが違けりゃ、常とも行かぬよ。)
足が伸びた先は境の方に御座いますれば、 誰かと会ふこと叶いましょうか>>26。 会わぬなら会わぬまま、 また彷徨うだけに御座いますれば。*]
(58) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[刺された瞬間の痛みを覚えている。 肉を割って押し入ってくる刃の冷たさも 鼓膜を不気味に震わせた、野兎の声のじっとりした感覚も。
だからこそあれが夢とは思えず、 ただ自分の店で起きた出来事に、ひたすら怒り狂っている。
窓辺に駆け寄り外を見渡せば、人気のないいつもの街並みの上 不気味な色をした空が広がっている。 そこに、あの野兎の姿は、ない。]
ちくしょう…………ッ!!
[そして怒りのまま、逢魔ヶ刻の空の下へと駆け出していく。
狼藉者の足音どころか、何も聞こえやしないことに気付いて 足を止めるのは、もう少し先の話。]*
(59) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
─── キャラメルと少女U ───
[ キャラメルを欲しがる様子は>>0:577 単に可愛らしかっただけなのだが 笑ったのは流石に小さなレディには 失礼だったか。 もじっとするのが年相応に可愛らしく 内心で笑みを深めたのは内緒。
虫の頭を付けられて、 虫が嫌いとは何たる自己嫌悪。>>0:578
とはいえ、 受け入れられるのは 少数かマニアの類だ。 私でも、 価値があったとて自分がなれと 言われたならば、 眉間には深く深く皺を刻むだろう。 ]
(60) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
[ 同じだと口にすれば 交わらなかった視線が絡んで。>>0:579
何かを思い出すかのように 何かを飲み込んだかのように 何かを確かめるかのように
その言葉を繰り返した。 ああ、そうか。 彼女"も"捨てられたのか───
結果は"同じ" それでも君は、微笑むのか? ]
(61) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
っふふ、そうか、 怖がられては、話せないから、 私はこれでよかったのかもしれないね
[ まさか大人の自分が 迷子のようだ、なんて思われているとは 知らないまま。 犬が迷子なんて、笑い話にもなりはせず!
釣られるように目元を緩ませて、 ゆたりと微笑んだのだ。 ]
(62) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
………触っても?
[ 流石に不審者丸出しだなと 頭の片隅では思うけれど。 私が私でいいのであれば、 君も君でいいじゃないか、と。 きらいじゃないな、って思ったから。>>0:581
許可が出れば、 ぽすり、と帽子の上から その頭を撫でてみて。 流石に頬を撫でるのは お巡りさんを呼ばれてしまう!
拒まれればそこまで、 穏やかに会話を続けることには変わりない。 ]
(63) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
ティエーク、響きがいいね。
…………ん?
[ 迷惑がとか、断った方がとか 顔に書いたようにわかったので。 笑顔で有無を言わせぬ悪い大人に。
こくり、と縦に振られる頭に、 私は笑みをさらに深くしたのだ。 ]
(64) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
[ そして時は来た。 雨がしとしとと降るある日。>>0:585 こういう日は客足も遠のき、 早めに店じまいでも……と考えていた矢先。
駆けこんでくる小さな影に>>0:586 私は目を瞬かせ、そして破顔して。 ]
やぁ、いらっしゃい、 ティエーク。
[ タオルを渡して迎え入れたことだろう。。
レンとの二度目があったのか。 もしあったなら、ニヤニヤ面白そうな顔を してみせたかもしれないが。それはまた別の話。 ]*
(65) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
─── 酒場での惨劇 ───
[ ひとつ弁明しておく。 アルコール臭が渦巻くこの酒場で 蕪が水をひっくり返したと言えど、 その臭気は治まらない。
いわば、鼻が良く効くが故に 酒場中の酒気に紛れ、 その匂いを嗅ぎ逃したのだ。
手元の水を呷ってみせた。>>0:556 それが一等の酒であると知らぬまま。
ごくり、
気付いたときには既に遅し。 焼ける喉に、吐き出すも かなりの量を飲み込んだあと─── ]
(66) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
[ 酒場は喧騒に包まれた。>>8 ]
(67) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
っそ、ふぃ……
[ 駆け寄ろうとするも萎える足。 がたん、と大きな音を立て、 座っていた椅子から崩れ落ちた。
まってくれ、 ───まってくれっ!
血だまりに沈む兎へと>>8 伸ばした腕は宙を切る。 それはあまりにも遠かったのだ。 ]
(68) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
[ 身体が重い、刺された訳でもないのに。 瞼が熱い、泣いている訳でもあるまいに。 心臓が煩い、ああこれは怒りだ。 何も出来ない自分に対して。
泥沼に沈むように、視界が狭くなってゆく。 酒度が完全にキャパオーバー───
ひゅっと息がつまり どくどくと血管が拡張し、 瞳孔がぐわりと開いていって……。 真っ暗闇に取り込まれてゆく。
だから聞こえなかったのだ。 血だまりに堕ちた>>41 ハンチング帽の音ひとつ。 ]*
(69) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
[ けれど再び目が覚めた。
頭痛も吐き気も、 死への絶望もその全てが なかったことに───
私はそのことの方が恐ろしく ぶるり、と寒気がしたのです。 ]
死ぬというのは、 ああいうことを、いうのか……
[ ぽつり、呟いたその言葉は ソフィーが怒りを噛み砕き 飛び出してゆく音に紛れて>>59 消えていったことだろう。 ]**
(70) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/08(Mon) 18時頃
ソルフリッツィは、ザーゴにウサギ肉を差し出した
2018/10/08(Mon) 18時頃
|
[ やけに空気が肌に冷たく刺さる日。
裸足で家を飛び出して、 白い街並み駆け抜けて、 真鍮の髪留めを握り締め。
表と裏の境目越えて 暗い街へと踏み入れた。
天使 …… 助けてくれる誰かを探して。
昔々。まだ境屋が境屋になる前の、記憶。 ]
(71) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
[ ―――――― 耳障りな悲鳴を上げて 一本の鎖が腐り落ちる。 ]
(72) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
[ 硝子と鎖と鉄からなる 重い重いシャンデリアの中に
あの日、男の手を引いてくれた 天使の姿を見たのは 嗚、矢張り 幻影だったのだろう。
( 何故なら此処には男以外に誰もいない! ) ]
(73) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
[ 崩落するシャンデリアの下から伸びた手を 掴める" 誰か "なんて、いるはずもない のに、 ]
(74) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
[ ―――― 緩く目を開いたとき、 まるで誰かを呼ぶような格好で 自分が舞台上に倒れていることを悟った男は あまりの滑稽さに冷笑すら浮かべていた。 ]
" いつが最後か分からない "などと 人に言っておきながらこうか?
何とも情けない有様じゃあないか。
[ 朗々と声の通る舞台上には 元のように割れた硝子の破片が数多。
そして、 …吊り下がったシャンデリア。 まるで何事もなかったように。 ]
(75) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
…………。
[ 放った疑問符に答えを返すものはいない どころか、" 影 "の姿すらない。
つい何秒か前には、 硝子のサボテンになる悪夢を見たばかり。
夢なら痛みで目が醒めそうなほど 死を避け得ようもない痛みすら感じたのに? ]
(76) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
[ ふら ふら ふら と 彷徨うように外へ出て
( ともすれば" 境 "へ 向かおうとすらしたのだが。 )
マジック・タイムを思わせる 色の混じり合った空を呆然と見上げる ]
……此処はどこの境目だ?
[ ――――と、
人の気配はおろか鳥一匹の声すら聞こえない 不気味な静寂に包まれた世界の中、
兎の長耳が目の端に過った気がした。 ]
(77) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
ソフィー… ?
[ 常頃より随分と勢いのない 呼び掛け声だったのだから 駆けていく後ろ姿まで>>59 届かなかったかもしれず。
…それどころか、 相手が幻影という可能性すら ( この男には ) 有り得る話だった。 ]
( 何がどうなっているんだ? )
[ 混乱状態はどうにも暫く収まりそうにない。 ]**
(78) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/08(Mon) 19時頃
|
── 森を抜けて ──
[ どこをどう歩いてきたのかは判らない それでも私は森を抜けてただ立ち尽くしていた
誰も居ない世界 聞こえるのは風の音 見慣れたはずの どこか異なる風景 唯、ただただ、不安が付き纏う ]
ここはどこ? 地獄?
[ 道ゆく人なんて誰も居ない だけどぽつりと空気の中に声を震わせる
私は死んだ、きっとそうだ、 だけどどうして、どうしてどうして まだこの手には血が通っているし 息を吸えば嫌な空気は肺まで届く
まるで、生きているみたいな ]*
(79) 2018/10/08(Mon) 19時頃
|
|
― PARADOX ―
[ どすん ]
いったあ〜〜〜〜〜!!?
[ 受け身無しで走る全身の衝撃にのたうち回る ごろりと身体を仰向けにすれば、視界一杯に広がる 禍々しい空に眼を大きくした ]
は…? 此処、何処だ?確かあの時……
[ 起き上がり、辺りを見回す
――最期の記憶は、確かパンケーキを頬張る オーレリアを眺めていた、ような? (決定的な記憶は欠落したまま) ]
(80) 2018/10/08(Mon) 19時半頃
|
|
[ それが一体どうして空が奇妙になった上に店から この場所――街の外れに来てるのか 混乱したまま立ち上がろうとし――はらり、と何かが落ちた ]
あれ、何時伸びたんだ…
[ 視界に遮ってくる"白"の糸 週一で伸びてくる忌々しい髪がいつの間にか腰まで伸び切っていた ]
まぁ良いや 面倒なことにならないうちにっと……あれぇ〜?
[ こういう時用に常備している"刃物"を取り出そうとするが 見つからない。 これは弱った。もしこの髪を見て変な気を起こす輩が 居たら「処理が面倒になる」
まずは伸び切った髪を断髪する必要がある。 探索と人探しもそれで並行すれば問題なかろう、 とあっさり決め青年は今度こそ立ち上がった]
(81) 2018/10/08(Mon) 19時半頃
|
|
― 森の近くにて ―
すいませーん!誰かいませんっすかー!
[ 白い髪を揺らめかせ、一人の青年は歩き出す その後姿は"女性"のそれで、頭に生えた"白狐"の耳は 音を聞き逃さまいとピクリと動いた ]
……あれって確か
[ そうして暫く歩いていた頃だろうか 森の近くで、一人の女性の姿を見かけた>>79
彼女は確か教会に住んでた人だった筈だと記憶を手繰り寄せ とはいえ、酒場の客か図書館の来訪者で無ければ 必然と情報は少なくなるだろう ]
(82) 2018/10/08(Mon) 19時半頃
|
|
そこの人ー!ちょっと良いっすかー!
[ もし女性が振り向けば、そこには腰まで伸びる 白い髪をたなびかせた、女性とも男性とも言えない姿の "青年"が居たことだろう。 帽子を無くした頭は白狐耳が生え、 唯一不格好なメガネだけが"チャラ男"の跡を残して居た筈だ。
いきなり声をかけたのは―― 何だかんだで心細かったのだろう
……それと、何か髪を切るものを持ってたら 良いなと思いつつ*]
(83) 2018/10/08(Mon) 19時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/08(Mon) 19時半頃
|
[ >>56 倒れていたソフィーさんが、 いつものように軽快な動きで跳び起きました。 私はその突然の動きに驚きましたが、 彼女が元気な様子だったので、安心しました ]
ソフィーさん、大丈……
[ >>57 夫、と。 掛けようとした声は、怒声に掻き消されました。 怒りで興奮した様子の彼女に、 私は目を瞬くしかありません。
唖然として見守っていると、その姿は あっという間に見えなくなってしまいました ]
(84) 2018/10/08(Mon) 19時半頃
|
|
[ 刺されたはずのソフィーさんが 何故あんなに元気なのか。 疑問はありましたが、 彼女が元気なのでよしとしましょう。
……そういえば、私の怪我も消えているようです。
そして消えているのは人や傷だけではなく、 血だまりの跡もありません。 まるで、初めから何もなかったかのように。
その時、聞こえてきた声に 私は振り向きました。>>70
……死ぬ? まさか。では、今の私は、何? ]
(85) 2018/10/08(Mon) 19時半頃
|
|
……ザーゴさん。 私、ちょっと外に出てきますね。
[ さっきの出来事は、夢だったのでしょうか。 それにしては、はっきりと覚えているのです。 刃が身体を刺し貫く感触も、その痛みも。
訳が分からずに、 先ほど座っていた場所に置いていた鞄を持って、 私は店の外へふらふらと歩き出しました。
……ソフィーさんが作ってくれた パンケーキも、なくなっていました ]
(86) 2018/10/08(Mon) 19時半頃
|
|
誰も、いない……。
[ いつもは多くの人と喧噪に溢れているのに、 店の外は静かで、誰もいません。 まるで世界に取り残されたようです。
先ほどまでは明るかった空の色も、 夕暮れ時のような、いえ、 それよりももっと不気味な色をしていました ]
(87) 2018/10/08(Mon) 19時半頃
|
|
[ 持っていた携帯電話を取り出します。 映し出されている時間は、 10月10日午前10時10分10秒。
────で、止まっていました。
もしかして、あちらが夢ではなく、 今の私が夢なのでしょうか。 もしくは、これが走馬燈……?
確信は得られぬまま、私は人無き街を歩きます ]
(88) 2018/10/08(Mon) 19時半頃
|
|
[ 人の足音を聞いたのは、 それからしばらく経った後。 廃棄横丁に差し掛かった時だったでしょうか ]
ティエークちゃん……?
[ 白い帽子をかぶった小柄な背が、 一生懸命駆ける姿を見かけました。>>55
彼女には依然、 迷い込んだ先で見付けた図書館で 出会ったことがありました。
……その時は帰り道が分からず、 案内をお願いしたことがあったかもしれません。
どうしたのだろうかと、呼びかけましたが、 彼女が止まらなければ、そのまま見送るでしょう ]*
(89) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
― 記録のその先・2 ―
お元気なら良かったです!
私は表の街から来ました。 そうそう、この間政府庁舎にある 庭園にいったら凄く綺麗な花があって……
[ >>0:590 その人に会いに行くようになったのは、 今から三年ほど前からでした。 毎日会っているわけではありませんでしたが、 裏の街に行くときは姿がないか捜していました ]
(90) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
[ >>0:591 交わされる挨拶も話も、毎回同じ。 忘れられているのだと分かっていも、 私は気にすることなく、飽きることもなく、 蕪の頭を眺めては、笑いかけるのです。
けれど、その問いがいつもと異なった日、 私はいつものように笑えませんでした ]
はい……この間振りです。ワクラバさん。
[ >>0:592 忘れられていなかった。 そのことが嬉しくて、少しだけ涙ぐみました。
未だに名前を憶えられていなくても、 行く先を覚えられていなくても、 会ったことを覚えてもらえるだけで良かった ]
(91) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
[ いつか話してみましょうか。 私もワクラバさんと同じで、 植物の遺伝子を持ってるんだって。
その時のことを想像したら なんだかとても、楽しい気がしました ]*
(92) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
[ 酒場も図書館も余り近づくことは無かった たまに酒場で食料を調達することくらいは ……そうね、あったかもしれないけれど 常連、というほどまでにはいかず
あゝそれでも酒場の近くまでは「仕事」で来てた 私のことは知られていてもおかしくはなかったわ 裏の街じゃ「見た目が普通」な私は割と珍しいから。
だけど私は、声を掛けてきた人に >>83 残念ながら、見覚えは、無かったの。
腰まで伸びる白くて長い髪 獣の耳 それから格好は……… 青年、だったかしら 女性のようであり男性のようである、 不思議な姿をしていたの ]
(93) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
[ だけどここで人に会えたこと それが ── まだ、まともそうな人、だった事 思いのほか、私は安堵していたのよ ]
あ、はい、何でしょう
[ 突然声を掛けられて驚いたのは否めないけど 揺れる白髪を見ながら首を傾げて。
あゝでも何か髪を切るもの、って云われても 私はごめんなさい、する事になるのだけれど ]*
(94) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
ロイエは、オーレリアにストックしてあるキャラメルをお譲りした
2018/10/08(Mon) 20時頃
|
ー 回想 エルゴットとの取引 ー
[エルゴットの継ぎ接ぎな劇の台詞>>0:536でも 劇を見たことのない者に取っては分からない。 観てみたいのは本心だけれど……なんて 踵を返そうとしたら、いきなり耳元で囁かれ>>0:538 ウサギ娘は雷で撃たれたように動きを止めた。
申し出られたのは取引への誘い>>0:539
突然距離を縮められて目を白黒させるうちに エルゴットは離れていってしまったけれど 漸くその意味がわかったウサギ娘は]
……上等だ。
[とっくにそっぽを向いてしまっている男の背に にやりとほくそ笑んだ。その条件じゃあ賭けにもなりはしない。]
(95) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
[この店より外に、欲しいものなんか出来やしない。 だってこの店はやっと勝ち得たものなのだから。
この店に来る人間は決してウサギ娘を “いなかったみたいに”扱う事はしないだろう?
けれどそうするとエルゴットの劇を見ることは 生涯叶わない……それはそれで寂しいから いつか、きっと、観に行こう。 ウサギ娘は再び日常に埋没していった。]*
(96) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
ー 現在 地下劇場付近 ー
[オーレリアがかけた声も>>84ザーゴの呟きも>>70 怒り狂ったウサギ娘には届かない。 鼻息荒く往来を駆けて、野兎の姿を見つけたら とびきりの蹴りをお見舞いするつもりでいる。 (もしそれがレンによって既に果たされていると知れば その時は声に出してきちんと褒めてやったろう)
足音の一つでも聞こえやしないかと 耳をあっちにくるり、こっちにきょろり。 やがて、小さく名前を呼ぶ声>>78に ウサギ娘は真っ赤な目を剥いた。]
(97) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
あ"ァン?! ……って、エルゴットか。
[見知った顔であったことに、安心半分残念半分。 相手が未だ混乱真っ只中ということも知らず ウサギ娘は男の近くまで跳ねてきた。]
おい、こっちに野兎の男が来なかったか? あの野郎……絶対ェとっちめてふん縛ってやる……
[言っててまたふつふつと怒りが込み上げてきて 地団駄踏みながらウサギ娘は吼えた。]
(98) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
あの野郎、アタシを刺して逃げやがったんだ! アタシだけじゃない、店にいた連中も…………
[そこで漸く、話がおかしいことに気付き ふっつり言葉を切ってエルゴットの顔を見上げ]
…………みんな、元気、なんだけど、さ…………?
[首をこてん、と傾げてみせた。 今しがた男の身にも同じことが起きたと知らず 答えを求めるように男の石色をじっと見つめている。]*
(99) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
少年 Aは、メモを貼った。
2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
[ 声をかけてふと、思い出す
彼女は確か酒場でご飯を買っていくことがあった客だ でも常連、という程来てはおらず。自分も名前までは知らない それに「ふつう」はこの街に沢山居るから、特段気にもならず
――いや、一つだけ
ゴミ捨てに外へ出た時、彼女を何処かに連れていこうとする 男を眼にしたことがある。 何かを囁き、笑い声を上げるそれを見て ]
……気持ち悪ぃ
[ そう、吐き捨てたのだけは 今でも耳に残っている
同時に。その時初めて――他人を「きれい」だと思った ]
(100) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
[ 嗚呼、気持ち悪い
"きれい"を見るその"きもちわるい"が たまらなく嫌いだ
■したくなる ]
(101) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
[ 彼女が安堵するよう>>94に、それは己も同じだった 害意も無いとなれば、自然と緊張もほぐれていく ]
実はオレ、さっき酒場に居たんすけど 気づいたら此処に居たみたいで……
此処って何処かわかるっすか? あ、あとついでに。髪を切れる物を持ってたら欲しいんすけど
[ そう尋ねてもきっと両方共望んだ答えは来ないだろう 「困ったなぁ」と途方にくれるが、はてさてこれからどうしようか ]
えっと、オレはレンって言うっす 『Luna's』の店員。アンタは?
[ その前に名も知らぬ彼女に自己紹介しなければ、と *]
(102) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
[ 街へ向かって走ってみても 普段なら聞こえる喧騒は聞こえません。
まるで、世界にたった一人みたいな心地。
……だから、そんなわたしに かけられた声があれば>>89 そちらを向かないはずがないのです ]
おーれりあ!
[ あぁ、よかった。人がいました。 それに、知っている人でした ]
(103) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
[ 道に迷った彼女を 案内した日のこと、よーく覚えています。
だって、大人の手助けが出来るなんて 子供のわたしからすれば、一大事ですもの。 その日のわたしは、 誇らしげに案内したんでしたっけ。
……でも、今日は正反対。 知ってる人に会った安堵感で、 勢いのままに抱きついていました。
勿論、避けられなければ、ですが ]
(104) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
わ わたし、さっき ……いずみ に、おちちゃって、でも、
きづいたら、そら は、へんだし、 ひとのこえ も、きこえなくって……
[ 頭の中がこんがらがっていて きちんと説明が出来ません。 時々嗚咽もまじるものですから、 聞き取りにくい声も三割増です。
説明を求めるみたいに、 助けをと求めるみたいに彼女を見上げて ]
どっ……どうしよう、おーれりあ……*
(105) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
[ ほんの一瞬 “神様” なのかと思った どこか浮世離れした髪の色と 誰も居ない逢魔が時の空の下の中性的な存在に もし神が本当に居るとするのなら、彼のような。 それが違う、と判明するのはすぐ後のこと ]
Luna’s? ああ、あの、 ええと、私は、ロイエ。
ここは……多分 御影山の森のほう、だと思うのだけど さっきと……雰囲気が、違ってて、 [ 矢継ぎ早な問いかけにひとつひとつ答えを選びつつ ]
(106) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
………地獄なのかも、って、思ってた 私、さっき事故にあったと思っていたから、 でも、貴方がいるのならきっと違うのでしょうね
[ ええまさか、貴方も事件に巻き込まれていたとは 私はさっぱり知らないことだもの。 ]
(107) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
[ ……そうね、
私は貴方を害する者、ではないから そのようにも見えない筈だし ここは酒場でもないのだから ええ
もし彼が事件を思い出したとしても きっと記憶を妙にかき乱すことは無かったと 貴方の脳を覗けるとしたらそう信じたいけど
── だけど、”きもちわるい”ことを 思い出させてるなんて、やっぱり知らない。 ]*
(108) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
[からんからん、がらんどう。 空のように何もなくさっぱりと消え失せた人影は 住み慣れた街が酷く寂しく、そして広く見えた。
とはいえ、ここに何があって、 ここに何が導かれて、ここに何と出会ってしまうのか。 常わからないまま歩く為、何もいないというのに むしろ何もいないから神経が磨り減りそうだ。]
──…、…いまの、は
[故、たン たン …と、聞き慣れない音が この耳へ道の角から聞こえたならば、はたと脚を止め、 視線はその>>0:3先へ、転がるように移ろう。]
(109) 2018/10/08(Mon) 21時半頃
|
|
[その道を、私は知っている。
時折優しいのだか、心が悪に染まり切れてないか、 研究者や嗜好人が其処へ改造結果をW捨てるW道。 実際に自分はそういった理由には使ったことないが、 そういうところとして使われることを知っている。
そして>>58確かに此処にW捨てに来た上司Wがいるとすぐに判断できた。]
…君、は……あー… すまない、そもそも、私を知らんか…喋れるのか?
[目も鼻も口もない蕪頭。 あまりにも馬鹿げた、自己中な理由で作り上げた人間。 本来ならば、詫びを為さねばならないのだろう。
彼が、ああ、どこまで理解が及ぶか分からないが。 (あと喋れるのかどうかわからない。)]*
(110) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
[ "神様"と言うのは、レンのモデルとなった存在を考えれば あながち間違ってはないのやもしれない ]
ロイエさん。よろしくっす!
[ ……気さくに握手を求める神がいれば、の話だが ]
うん、だよなぁ 空の色と静かすぎる所を除いたら 何時もの街なんだけど……
[ 見上げる世界は異なる色 異世界に飛ばされる物語なんかは見たことがあるが こういう異世界は想定したことすら無く ]
(111) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
ん?
[ ふと気になったのは 彼女が「事故」という言葉>>107を使ったこと
何があったのか……そう紡ぐ前にじくり、と腹が傷んだ ]
――っ
[ うめき、腹を抑える しかし間もなく痛みは引き、手を退けても 別段なんの傷も無かった
そのことに首を傾げ(そして、頭の奥底がうずきつつ)己は 改めて彼女の方へ向く ]
(112) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
そうだな…此処が異世界なら 何か脱出方法があると思うんス
手がかりがあれば別なんすけどねぇ… 例えば此処に来る前に何か気になることがあったか、とか
[ そうは言うが当の本人が軽い記憶喪失である となれば現状出来るのは……あてのない探索か。 それはそれで楽しそうと思う呑気な狐だった *]
(113) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
( 取り引きだなんだと言ったがね。 )
「 …実のところはキミが外に出る 切欠になればと思っただけなのさ。 」
[ >>95家に籠っている白兎なんて―――、 物凄く不健康だと思わないか?
キミの幸せが内側にあるのなら 態々探しになど行かせやしないが、
だが、それでも、 …もしも。>>96 ]
(114) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
" 人間は欲深い生き物だからねえ。 "
[ 外に出たくなったなら、と 期待値込みで持ち掛けたのさ。
「 最後に笑うのはどちらか? 賭けてみなきゃあわからない。 」
ほくそ笑んでいるのはお互い様。 ( 双方知らないこととはいえ! )
何せ互いに分の悪くない賭け事。 どちらが勝っても幸せになるはず…"だった"。 ]
(115) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
[ >>97幾らか離れた距離の先、 ぴょこりぴょこりと動く耳が見える。
…とは言え、 とは言え、 あれが幻影ではないとどうして言える?
男は双眼を眇め ――― ( 尤も幻覚なら全く無駄な行為だ。 ) 此方に反応するように開かれた赤眼に ]
ああそうさ!ワタシさ! ハハッ …まさかキミに会うとはね?
キミもシャンデリアに潰されたのか?
[ 跳ねてきた兎一匹に捲し立てると、 …… …… …… …… >>98大音声に気圧されて一瞬沈黙した。 ]
(116) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
……うさぎ。 いいや誰も見ていないが?
[ 耳もつんざくような吼え声は 混乱した男を一度に不定狂気の淵から引き上げ、 思考を巡らせる余裕を与えてくれた。 ]
刺されたって?ソフィー。 それにしてはかなり…いや、随分と? 元気そうに見えるけどねえ。
[ 此方を見上げる赤眼と 男が瞠った石色が交錯する。>>99
…… …… …… つまり? ]
(117) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
" ああ、ベアトリーチェ。 なんてこった!此処は地獄の入り口か? "
[ 肝心なことをすべて 芝居の台詞で代弁しようとするのは この男の長年の悪癖だった。 ]
つまり、ワタシたちはもう死んでいる…?
[ 言い直す。 ついでに自分の頬を引っ張ってもみた。 …夢が醒める気配は、ない。
「 嘘だと言ってよ、バーニィ。 」 ]*
(118) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
ソルフリッツィは、レンを後で褒めとこうと思った
2018/10/08(Mon) 22時頃
エルゴットは、ソルフリッツィに「バニーだけに!」
2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
[歩き回ッて視ましたものの、 誰一人として会ふ事も無く、 それどころか、 影の形も無ひので御座います。
何も覚へられぬ蕪頭。 然し流るる空気と云ひましょうか。 其の異常さを感じ取れば、 多少は気にも為ると云ふもの。
常よりも重重しひすてッぷは、 蕪頭なりの“慎重さ”の表れで御座います。 (靴音が響く辺り>>109、 常人の“慎重”と比べれば、 聊か心許無ひもので御座いましょうが。)]
(119) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[境の方に行けば、 知り合ひに会えるだろうかと、 其方の方へ向かッて視ますれば、 考へて居りました者とは違ふものの、 確かに人影は有ッたので御座います>>110。]
ハテ?
[相手と距離を置きましたのは、 蕪頭為りに警戒して居るからで御座います。 (蕪頭の割に距離が有る、 と云ふ事に気付けるかは、 己と関わッた事の在る者しか解らぬでしょうが。)]
(120) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
何故喋れぬと思ッたの哉?
[告げられました疑問には、 問ひ掛けを返すのは常通り。 然も当然の様に申す蕪頭で御座いますが、 常人が疑問に思ふは当然で御座いましょう。 (何せ発声器官<口>が無ひ!) ]
フム? 旦那は私めの知り合ひかゐ?
[そふ尋ねましたのは、 口振りが知ッて居るようなものでした故>>110。 (常より警戒して居る分、 常より落ち着ひて噺を聞けて居るとは皮肉な!)*]
(121) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
ティエークちゃん! ……どうしたの?
[ >>103>>104 呼びかけた声は彼女に届いたようでした。 勢いよく駆けてくる彼女に、 私はしゃがんでその背を抱きとめました。
図書館に迷い込んだ日。 道が分からず困っている私に、 手を差し伸べてくれた彼女は誇らしげでした。
案内してくれたその姿は頼りがいがあって、 でも、可愛かったことをよく覚えていました ]
(122) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[ けれど、今日のティエークちゃんは 不安げな様子を隠しもしない様子でした ]
泉に!? 大丈夫だった?濡れてない……?
[ 見たところ大丈夫そうでしたが、 それでも大事がないかは、心配でした。
そう尋ねながらも、彼女が語る状況は 少し私のものに似ていると気付きます ]
(123) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
私もさっきその…… ちょっと、死にそうになって、 でも気付いたらこんな風になってたの。
[ 流石に、子どもの彼女の手前、 人に刺されたとは言えず、適当にぼかします。
そうして、迷子のように見上げる彼女に 私はその頭を帽子越しに撫でて微笑みました ]
(124) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[さて。人生において、人には 「岐路」がまつものである。 「転機」よりは「岐路」という表現が Aには好ましく思えた。
変化を指す転機よりも、分岐を指す岐路が。 Aには、可能性を見いだすように感じるからである。
レオナルドの依頼の手配を済ませ ―――無論「所長の件」もである。
Aはインターネットを始めた。
ネットの情報は精度に問題があるが 作為的なバイアスをくぐり抜けた モノを拾える事がある。
他人の尻尾を掴む足がかりとしての有用性を Aは重視している。]
(125) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[ ・・・逆に、自分の首に迫るネタの流出もあり得るので
防衛行動としても重要だ。
尤も、どちらも頻度は少ない。 時間あたりの効率という意味では、 あまり良好とはいえないだろう。
そのような背景もあり、Aの表情は覇気がない。 ・・・政府からの、外出を控えるようにとの注意喚起も オフィスからほとんど出ないAには 重要視されるわけもなく。
そもそも。 仮に、Aが危機感を持ったとて。
どうにもならない事であるが故。
結末の変わらない分岐は、その実分岐ではないから。 ―――とても岐路と呼べるものではないだろう。]
(126) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[ では、Aにとっての「岐路」はどこなのか。 言うまでもない。この後。
・・・今からかかってくる電話に 他ならないわけである。]
(127) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[ インターネットをしていると、電話が鳴る。]
・・・今日は盛況だな。 この世がろくでもない証拠だろう。 需要がなくならない限り ―――つまりは、きっちり世直しをしなくちゃ 俺に休みはこない、というわけだ。
もしもし。ご用命でしょうか?
[視線をモニターに向けたまま電話を取る。 ネットでの情報収集にはやはり手ごたえを感じない。 どのような依頼であれ、そちらに手をかける方が幾分は有益だろうと 打算的に思考して、柔らかな声色を出す。]
”もしもし。単刀直入に用件を言おう。 殺してほしい人間がいる―――。”
(128) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[ 相手の声は加工されていた。 ・・・随分と用意の良い相手だ。]
―――それで、どなたを?
[こちらも手早く話を済ませよう、と 気を回す。
”相手の名前は――――。 可能な限り速やかに 最低でも一月以内に頼みたい。”
名前を聞いて。 ああ、遂に来たか、と。
思ったより早かったな、と。
ただ、そう思う自分に 何度目かの失望を感じていた。]
(129) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[ ―――結論から言おう。Aは依頼を受けた。 殺害依頼。文字通り、掛け値なしの殺害依頼である。
尤も、そんなものはAには最早日常 常日頃にある茶飯事だ。
であるならば。問題はその「相手」に他ならず。]
久しぶりだね―――本名で呼ばれたのは。
[ Aに舞い込んだ依頼は『Aの殺害依頼』だった。]
(130) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[どこの誰かは知らないが。
こちらの素性を把握していない 相手であることは明白だ。 ・・・本人に殺害を依頼する馬鹿はいないだろう。
―――まぁ、そんなことは最早どうでもいい事。 Aは深く息を吐く。 傍目には、酷く落ち込んだような 仕草に見えるほどに。
その胸中は、冷静を通り越した ―――義務感。虚無である。
そのまま、おおよそためらいの無い動作で Aはデスクの引き出しを開けた。 中身はカプセルだ。 当然、いや勿論。
自決用の毒薬である。 ]
(131) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
Aは決めていた。
自分の正体を見破る誰かが現れたら、自決すると。
そうなったらは生きている意味がない とAは思っていたから。
―――生まれながらに与えられた万能な能力は Aから「過程」を奪い去る。 何かを習得するための過程。 何かを体得するための過程。
それには意味がある。どうせ物事には 限界があって、人間は誰しも似たような 結果を出すのだから
個人を示す要素は、その過程。 その道程と―――-そこで出会った「余分」にある。
(132) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
大丈夫よ、ティエークちゃん。
そうね…… ちょっと表の街の様子を見に行かない?
そっちには人がいるかもしれないし、 政府庁が何か通達を出しているかも。
[ ティエークちゃんに手を差し出しながら、 とりあえず提案してみたのはそんな事。
けれど、 彼女がもし嫌がるならそちらに行くのは止めるか、 私の家でちょっと休む?と問い直しましょうか ]*
(133) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[Aはそう考えた。 ・・・故に。
「A」の正体を暴く人間――― Aという結果を越えられてしまったのならば。 自分には結果さえもない。]
しかしなぁ。こういうのじゃないだろ、 想像してたのは。 ラッキーパンチでオダブツか。 笑うしかないね。
[――――ハハハ、と笑って。 Aは服毒、毒死した。]*
(134) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[ ………少なくとも。 気さくに握手を求める神など 私の教えられてきた神にはあらず 一瞬躊躇するも差し出された手はそっと握り返そう ]
………よろしく?
[ 相変わらず表情は乏しいので 初対面?であれば機嫌が悪いのかとか そんなふうに思われたのかもしれないが ]
(135) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[ 幾つかここの世界のことを答えて それでふと目の前の人をみたら、 つらそうに、腹を押さえだして…… ]
あの、大丈夫、ですか、
[ だけどなんともなさそうだったので きっと返ってきた返答も、 想定内の答えだったのだろう。
安心した、というほど心配はしていなかったが それでも目の前で倒れられるよりは余程良い。 ]
(136) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
……異世界。 確かに、すごく禍々しいですよね、空 手がかり…… 手がかり……
[ 不気味な色の空を睨みつけながら考えて、 きっとぽつぽつ話しはじめるのでしょう ]
……ここに来る前、 空から光が降ってくるのが見えて それで私は事故にあって……
[ なんて話しをしながら、ふと 心の片隅に何かが引っかかり ──
……… 降ってくる? ]
(137) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[ それは露天商の脇のラジオから流れていた 淡々と告げる音声 >>0:#2
だけどきちんと聞いていた訳でもない その詳細までは思い出せず だから ] 何か、悪いことが起きるかもしれないって そういえばラジオで。
[ こういうところは人間の遺伝子なのだろう 人の記憶は曖昧だ、っていう、そういう類の。 ]*
(138) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[>>120あいにく、距離の意味は察せず。 知るにせよ経験がなくば分からぬ男だが、僅かに警戒されているだろう…ということまではわかる。
だが、>>121喋ればそりゃ、驚きます。 (どう見たって口がないんですもの!ええ!)]
しゃべ──あ、人間だもんな、喋る…か、喋っ… …いや、待て、声の器官はどこだ?
[どうやって喋れているんだ何故?ちょっと見たい。 好奇心の塊である男は、はて、首を傾げながら 脚の先から天辺のっぺらを覗き込んでいた。
…だが、先方より問いが行われれば、 自分の好奇心はそこで停止を意味する。]
いや、なぁに、君の親の知り合いさ。
(139) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[元気そうに見える>>117と冷静に指摘されて いよいよウサギ娘は困惑した。 そう言われても確かにさっくり刺された、はず。
そして目の前の男だってシャンデリアに ぺしゃんと潰されたようには見えない>>116 じい、と見上げたその顔で 芝居がかった台詞を吐いて。 本当に、いつもの通りに見える。]
死んだ……?アタシとアンタが……?
[なんだか酷く現実味が無い。 目の前の男の台詞回しも相まって 知らない物語の世界に迷い込んでしまったような 酷く不安定な気持ちになった。
けれどエルゴットの仮定を強く否定できるものもなく。]
(140) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
それはそれで、ムカつく……
[「一緒に死んで」なんて言ったくせに あの野郎自分だけ生き残ったのか……なんて。
男が頬を引っ張るのを>>118横目に それに倣って髭を一本、つんと引いてみた。 痛い。と分かったら急に元気がなくなって ウサギ娘は耳までしゅうと萎んで俯いた。]
……生きてるうちにアンタの芝居が見たかった。
[何時になるか分からなかったし、踏み出す勇気も持てなかった。 その結果がこれなんて、あんまりだ。]
(141) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
オーレリアは、ロイエさんにレモンキャンディを差し出した。
2018/10/08(Mon) 23時頃
|
[命を落とし、大事な客も襲われ、 主を失くした店も取り壊されてしまうのか……
悪い方向にばかり働く想像を、頭を振って払い ウサギ娘はそれでも希望的な観測を述べた。]
でも、ここ地獄の入り口にしても ちょっとばかしおかしくないかい? あまりに「いつもどおり」すぎるというか。
[「天国なら天使くらいいてもいいじゃないか」なんて ぶつぶつ文句を言いながら辺りをきょろりと見渡した。 そこにはただただ不気味な色の空が広がるばかりだったが。]*
(142) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[訳あって知っている。それは目の前の存在を 真似て作るべくして渡された資料でだが、 その材料となる違法遺伝子は鞄ごと消え失せた。]
クワバラクワバラと、良く五月蝿い男だったよ。
それにしても…処分されたか、 死んでしまったかと勝手に思っていたのだが…
[警戒心から話を聞いてもらえているなんて、 普段のことを知らないからなおのこと。 でも、それはそれでよかったのかもしれない。
ふと思ったことは、ある種懺悔だった。]
君は、ずっとここまで頑張って生きてたんだな。 生まれた以上、人間として懸命に生きる権利があるというのに、……すまない。*
(143) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
レオナルドは、Aに喉飴を渡した
2018/10/08(Mon) 23時頃
|
― 微睡みの後・2 ―
[ >>0:519>>0:520 彼の警戒心とは裏腹に、 私は朝まで死んだように眠り、 荷物の確認をしていたときも その視線には気付いていませんでした。 そのような事には、慣れていなかったのです。
そして、ザーゴと名乗ったその方は 静かに私を諭してくださいました ]
はい……仰る通りです。
[ 往来で眠りこけるなんて、 裏の街どころか、表の街でもしてはいけません。 私はただ、項垂れるしかありませんでした ]
(144) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
レオナルドは、エルゴットにイソジンを手渡した
2018/10/08(Mon) 23時頃
|
[ しかし、一つ助かったことがあります。
“ヒトなのか、混ざりモノなのか” それをもし尋ねられていたら ちょっと困っていたでしょう。
貴重で、有用な“材料”だと、 知られることは良くないことでしょうから。 ……パパの時の、ように。
( >>0:517 最も、その正体の一端を 彼が知っていることは知りません。 ……私からは僅かに、 その植物の香りがするらしいのです )]
(145) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[ >>0:521 そして項垂れているところに 呼ばれた名前に顔を上げ、 問われたことに目を泳がせます。
裏の街の事はある程度知ってはいましたが、 居住区になると、場所によっては、 全く見知らぬ土地かもしれません。
しかしこれ以上お世話になるのは……と、 板挟みになっていると、ザーゴさんの様子が ちょっとおかしい事に気付きます。 視線が彷徨っています。
そして途切れた言葉のその先に、 私はピンときました。 同時に、返礼の方法を思いつきます ]
(146) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
あ、あの! よければお礼に、朝ご飯をご馳走します! 足りなければお昼も! ザーゴさんの好きなお店で!
……それで、見知った道に出れば、 そこからは帰れますので、大丈夫です。
[ どうでしょうか?と伺うように彼を見つめます。 ですが、彼が別のものがいいというならば 勿論断るつもりはありません。
どちらにせよ、その日彼にはお礼を言って、 私の連絡先を渡したでしょう。 病気の時や怪我の時は教えてくださいと、告げて ]*
(147) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[ オーレリアの言葉に頷いて>>86 私もふらり、店の外へ出て 空を見上げ、目を見開いた。
逢魔ケ時の真っ盛りの中に 自らが居たことにではなく。
、、、、、 雨が降りやんでいたことに───
天に太陽が覗いたとて あの日の雨は ざあざあと降り続いていたのに。 ぷつん、と細い糸が切れ 繋がりが途切れ、 ひとりきりで取り残されたような 得体のしれない不安感。 ]
(148) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
なん、で……
おいて、いかないで……ください
(149) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[ もう置いて行かれた身の上のくせ。 漏れ出た声はあまりにみっともなく。 震えて消え入りそうだった。 ぽろり、頬に伝うは一粒の雨。
本能に近しい主人の不在を嗅ぎ取って 私は当てもなく歩き出す。
雨が降りやむまでは 帰れない……けれど。 、、、、、、、、 もう、上がってしまった。
その足は自然と表の街へ。 ふらり、ふらりと、主の元へ。 ]*
(150) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[難しひ事を考へられぬ蕪頭。 喋れる理由等考へた事など有りませぬが、 蕪の部分に触れれば、 僅かな振動を感じる事が出来るのでは御座いませんか?(適当)
蕪頭でも解る程、 動揺為ておりました男は>>139、 どふやら“親”と知り合ひとの事。]
ハテ、親。其は何ぞ哉。
[親の存在処か、 “親”と云ふ存在そのものヲ忘れてしまッた蕪頭。 “クワバラ”と云ふ“音”には、 僅か引ッ懸かるものが御座いますが、 それ以外は全くさッぱり、 思ひ当たる節が無ひので御座いました>>143。 (そンな思考能力は産まれた時から備わッておらなンだ。)]
(151) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[“感慨深ひ”と云ふのでしょうか。 しンみりと為た空気が流れて居りました様に思ひますが、]
がんばる …
[踊ッて 歩いて 迷子に為ッて 唯唯日日を過ごして居りました蕪頭。 “頑張る”等と云ふ言葉とは程遠い生活ヲ、 送ッて来た様な。 (“シ”とは自ら得るものだと云ふ思考は、 落ち合わせておらぬ故。)
ぐわン と頭ヲ振りますものの、 茶化す事も出来ぬ侭、 然りとて懺悔の意味も理解出来ぬ侭、 噺を聞ひて居たので御座います。]
(152) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
権利、権利…… 私めは人間として生きて居ないのかゐ?
[謝られた前の文を何度か反芻為て、 ようやッと出て来たのは、 己の境遇ヲ確認為る言葉に御座いました。 (ずッとこの生活なものだから、 これが、己が“異常”だとは解ッて居らぬ。)*]
(153) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
親が何か、か……うーん、なんだろうな… まあ、そんなに深く考える存在でもないさ。
[親が何と言われれば>>151、彼に伝えるべき 優しい言葉が浮かばない。多分、言葉は少しばかり 欠如しているのかな──とまでは観察して分かったが、 それ以上は分からない。
>>152まあまあ、でも、なんか、訴えようとして なんかぶらんと動いた気はしたので それなりに考えることはできると思う(多分な)]
ん?いや、君はW人間Wじゃないか?
[学術的に言えば、ギリギリ…だが。人間をベースにしているならおおよそ人間である。]
(154) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[ 彼女は、抱きとめてくれました>>122。 だからわたしは、すがるみたいに 腕にぎゅっと力をこめるのです。
……普段なら、こんなことは出来ません。 自分でもとても動転しているのが解って だからといって、中々落ち着けずに。
彼女の心配の声に>>123 ようやく、我に返ったくらいです ]
……だいじょうぶ、だと、おもいます。
[ 苦しくもないし、怪我もありません。 だからこそ、不思議なのですけれど ]
(155) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
しにそう、に……? そんな、おーれりあ こそ、 だいじょうぶ なん、ですか……?
[ 言ってはみても、彼女は元気そうです。 特に血の臭いなどもしませんし、 お互い、変なことになっているとは解って。
多少は落ち着いたのに、 再びもたげそうになった不安は、 彼女の優しい掌で和らいでいきました。
人形みたいに整った顔で浮かべる笑顔は ともすれば、劣等感を刺激するものですが ……今は、そんな余裕もありません ]
(156) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[ 差し出された手には>>133 半ば反射的に手を重ねていました。
心細くて、恐ろしくって 彼女がそうしてくれなければ、 きっと、わたしの方からねだっていたのです。
──── それに、しても ]
おもて…………
[ ぽつり、心ここにあらずという風に呟いて ]
(157) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
おもてのまち に、いったら ……おとうさん に、あえる、かな……
[ けれど、行ってはいけないと思っていました。 あちらは、わたしの住める場所じゃ 受け入れてくれる場所じゃ、ないんですもの。
つい悩んでしまいますが、 仮に他の選択肢をしめされても、 わたしはふるりとかぶりを振るのでしょう ]
(158) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
い、いってみたい……です。 あの、────……
て、はなさないで、ね?
[ 彼女から手を繋いでくれたのをいいことに、 とっても甘えたになってしまいました。 重なる手を、強く、にぎりました。
そうして、表の街に向かうなら わたしは深く帽子をかぶり直すのです。 まるで、彼女の影に隠れるみたいに 不安げに辺りを見回しもしたでしょう。
……結局、 表の街にも人影がないと解れば がっかりしているはずなのに、 何処か安堵した風に、息をはき出すのです ]**
(159) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
ンゴティエクは、オーレリアの手を、ぎゅっとにぎり直しました。
2018/10/09(Tue) 00時頃
|
[ 表と裏の境にて、 蕪頭と学者がふたり、>>58>>110 距離をおいて、 何やら話し込んでいただろうか。
されど、ぼんやりと空を見上げ 熱に浮かされたように歩いていた私は。 そのふたりに気付くことなく。 とん、と蕪にぶつかった。 ]
…………あ、すみま、せん……
[ ちらり、と視線を投げかけて。 それが酒屋で水をひっかぶった蕪だと 認識したものの。 すい、と視線を逸らして進む。 ]
(160) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
私は君がどうであれ、気にはしないんだが…
W表の街の馬鹿Wは自分が偉いと思って、 出来損ないだとか、力が無い奴を人間じゃないと言うんだ。
[だから気にしてたりするかな、と思っただけ。 でも影の街でそんなこと気にすることはないか。 後からそう気付いたとも、ええ。]
──ところで、聞きたいんだが、
W此処Wはどこか、…分かる? あと誰か他にいたりするか?
[しんみりは終えておこう。議題に出したのは疑問。 いつもと違う空間について。そもそも、この路地に 足を踏み込んだのは初めてなので、これまた良く分からん。]*
(161) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
[ 目的地は表の街だ。 そこまで考えたそのときに、 対峙する男が気になった。
小綺麗な風体、清潔な匂い。 紙に薬品、……学者なのか。
すん、と息を吸い匂いを嗅げば、 いろんなことが分かった気がした。 ]
貴方、表の方から? ダーロス家は…………いいや、いい……
[ 思考能力が低下中。 馬鹿なことを聞こうとしたと ふ、とあきらめた顔で笑って。 すまない、と通りすぎようと。 ]*
(162) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
オーレリアは、ンゴティエクちゃんの手をぎゅっと握り返した。
2018/10/09(Tue) 00時頃
|
[ ところで先ほど彼女は " みんなが ">>99と言ったようだった。
通り魔。刺殺快楽者? 肩書なんかはどうでもいい。
……殺された?誰が、誰に? ]
ワタシたちだけじゃなく、 キミの言うみんな もタブンね。
[ 通常運転よろしく 冷静な口を装ってはいてもだ。 台詞回しほどには夢の世界に浸れない。
此処が死後の世界だとしたら ―――― 他に、誰が居る? ]
(163) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
[ ぐるぐる ぐるぐる。 思考は堂々巡りを続けている。
…ああ、 でも。 …でも、だ。 ]
まァまァ。 此処にいない兎を責めても仕方がないさ。
[ さすがに落ち込んでいる相手を>>141 放って考えていられるほど図太くも、ない。
しかし慰め言葉擬きを吐き出して それで彼女の萎れた耳に元気が戻るかは ……まったく、男には定かではなかった。
( それでも気遣ってしまうのは 誰かさんの保護者面をしてもう長いから とは、 …思いたくないのだが。 ) ]
(164) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
隠居したご老人みたいなことを言うなよ。 なに、ワタシたちはまだ生きているじゃないか。
…こうしてワタシもキミも足がある。 幽霊なんかじゃあない。
[ もしもこの奇怪な場所が 死後の世界だとして …… 、、、、、、、、 だから、どうだというんだ? ]
(165) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
…そう言われてみれば、
[ と、半ば開き直ったところで >>142ひょいと差し出された観測に 男ははたと動きを止めて考え、 ]
可笑しいのは空の色だけのようだねえ。 それから、 …人がいない。
…… …………ああ ?
[ ―――― 唐突に頓狂な声を出した。 ]
(166) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
キミは最近、ラジオは聞いていた?
確か今日は、 …今日の十時ごろは …、 外出を避けるようにとか何とか
―――― 言っていた気が、するんだが?
[ 確認するようにして尋ねながらも それ を訊いてどうするという気持ちもあった。
が、訳が分からないのなら 考えることしか出来ないのだ。仕方がない。 ]
(167) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
天使に会いたいなら探すしかないさ。 それとも、やっぱり ……、
ソフィー。 …キミはこんな世界でも 『Luna's』から離れたくないと思うのかな。
[ 最後にはついでのような、呟き。 ]*
(168) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
[>>160と、そこで、もう一つの影。 ぼんやりとして目の前の彼がぶつかったが大丈夫だろうか。 そして、此処で>>161『人がいた』となる。 (生憎、見てもただの人にしか見えんのだが)
でも、>>162気になる言葉があった。]
ダーロス家?W犬Wが好きという、あの…?
[改造の仕事の一つに、その名が一つあったのを ふと。だから聞く言葉に聞き返してしまった。]
…ぁ、まて、表の街から確かに来たが…… ひとには、合わなかったぞ
[その言葉は、どう伝わるだろうか。]*
(169) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
だ、大丈夫…… ちょっと変に痛んだだけっす
[ 腹の痛みはまるで幻覚のようにあっという間に去っていった 彼女にいらぬ心配をさせまいとそう告げて笑ってみせたか ]
空から光が? うーん、店内に居たから見なかったすね……
[ 空からの光など、この昼間では太陽しか無い筈だ とはいえ、続けて彼女が言った内容>>138は非常に興味深かった ]
(170) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
何か悪いこと…… それがこの状況に繋がってるかもしれない、と?
でもラジオで流れたんならもっと他の人が慌ててても おかしくないっすよねぇ 表街だけ放送してた訳じゃなさそうだし
[ それでも、"悪いこと"がこれを引き起こしているのなら その原因を解決しないといけないのだろうか。と ]
にしても、オレら以外だーれも居ないんなら 好きなことして好きなとこにも行けそうっすよねぇ
今なら表街で沢山本をもらってもバレなさそうな…
[ 廃図書館の蔵書は些か古くカビ臭い 表街はきらきらしすぎて眩しいけど、きらきらした新しい本は 前々から気になっていた狐だ。
……表街に逢いたい人はいない。今の所は ]
(171) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
うーん、何処に行くか……
[ などと言いつつも、少しだけ表街に行きたくはなっていた 貴重な体験は此処ぞという時にすべきだと、思考はやや 変な方向に行ってはいたが **]
(172) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 00時頃
|
フム、考へる程では無ひのか。
[考へる程では無いと云ふ言葉には>>154、 愚直な蕪頭は其の儘信じ込ンだので御座います。 (難しひことヲ考へるのは苦手なンだもの!)
会話の中から己を分析為れて居るとは知らず、 (脳が無くたッて、 考へるフリの出来るヒトは五万と居よふ!)]
(173) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
? 人間だが? 表の人間???
[“表の莫迦”とやらが何者かも解らぬし、 抑も己に向けられた嘲笑すら、 嘲笑だ と認識できぬ蕪頭>>0:439。 哀しひ事に懸けられた情けに気付けぬ侭、 ようやッと、 返せそふな質問ヲ聞けば>>161。]
(174) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
そふそふ! 、、 私めも此処が何処だか聞きたかッた!
[なンて口に為るものだから、 答なんか解ると云ふもので御座いましょう。 (道案内と云ふ事ならば、最悪の人選だ!)]
フム、人 …
[考へ込む仕草を見せれば、 何かが背中にぶつかッたので御座います。 振り向けば人の姿が>>160。]
(175) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
此処に居るネ。
[そふ示せば、 白ひ男は表の男に気付ひたらしい。 開き懸けた口には>>162、 ぐわン と首を傾け、 二人で会話ヲ為る様ならば>>169、 ぐるン ぐるン と二人の男の間で、 見遣る様に振るわせるので御座います。*]
(176) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 00時頃
|
─── 薬の匂いのする女性と ───
[ しょんぼりと項垂れる女性には>>144 肩を竦めてそれ以上は何も言わない。 分かっているなら別にいい。 分かっていなくとも 二度目がある訳でなし、構わないが。
彼女の正体にも興味がない。>>145 ……まぁ、それが非常に有用な材料だと 知れば価値を見出すかもしれないが。 その体組織を得るリスクを負ってまで 活用するかと言われれば否であり。 故に無用な詮索はせずに。 ]
(177) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
[ 恩を売るつもりはなかったが、 彼女が言い出した言葉に首を傾げた。>>147 それほど自分は分かりやすいかと 内心で頬を掻いたけれど。 ]
朝、ごはん? それは……助かる、けど……
ソフィーの店でも、いいかな? 口に合わないってわけじゃ、ないんだが あそこが好きで……
[ 食べられないもの、好きな味。 思い浮かべたのは兎の酒場。 ]
(178) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
[ 連絡先は一応受け取った。 病気やケガの時はと言われ、 薬品の匂いを思い出しながら頷いて。 私に用があれば、店へと言付けた。
だが今は思うのだ。 主人の繋がりが途切れた感覚を得た今 安定しない精神。 不安、絶望、足元が崩れる感覚。
そういった心の病を抱えたときは 私はどうしたらいいのだろうか。
その答えは誰にも分からない。 ]*
(179) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
─── 表と裏の境で ───
[ かの男は知っていた。>>169 ご主人様のことを、その質を。 自分がヒトにしか 見えないことは知っている。 だって、それが原因で─── 私は捨てられたのだから。
どうしてこの男が それを知っているのか。 施した研究者か。 、、、、、、、、 けれど、どうでもよかった!
忠犬は主人の安否が 尤も優先事項であったから。 ]
(180) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
[ けれど。 その考えの全てを吹き飛ばす 強烈な一言。 ふらりと踏み出した歩みが ぴたりと止まる。 ]
あわな、かった……?
っ、はは、そんな、まさか…………
[ 歪に引きつった笑みは 壊れた人形のようでもあっただろう。 否、人形でももう少しうまく笑うか。 ]
(181) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
は、はは、そんな筈は、ない……
そんな筈…… 君は、誰かに、会わなかったか?
[ 蕪の葉がしなる。 ぐわん、とぐるんと。>>176
だから縋るように、 懇願するかのように問いかける。 蕪頭の男にだって!
必死の形相で問いつつも 平静を保とうと笑みを貼りつけた私。 それは歪で、狂気すら感じたかもしれないが。 ]**
(182) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
ザーゴは、レオナルドに必死の形相詰め寄っている。
2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
[ >>155>>156 落ち着かない様子のティエークちゃんを 安心させるように、私はその背を撫でました。 泉に落ちた上に、誰もいなかったら、 不安に思うのも当然でしょう ]
うん、私は大丈夫。 私もよく、分かってないんだけどね。
[ 直接見てはいませんが、 刺されたお腹を触っても痛みも何もありません。 だから、きっと大丈夫でしょう。
ティエークちゃんも 泉に落ちたと言っていましたが、 特に問題は無さそうですし ]
(183) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[ >>157>>158 ぱっ、 と、重ねられた手に、 ちょっとだけ驚きましたが、 私はすぐにその手を握り返しました。
心ここに在らずと言った様子で呟く彼女に、 母親を捜す私の姿が重なって────、 私は微笑みました ]
(184) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
捜してみよう、ティエークちゃん。 私も一緒に付いていくから。
うん、大丈夫。 ちゃんと繋いでるよ。
[ >>159 彼女の決めたことに私は反対しませんでした。
私も母親を捜すために、 たくさんの人のお世話になりましたから。 今度は私が彼女の力になりたかったのです。
誰かがいたら、私の背に隠れていいからねと 帽子を深く被り直す彼女に伝えて、 表の街に繋がる道へ、二人で並んで歩き出します ]
(185) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 01時頃
|
― 表の街 / 公園 ―
[ ────結果として。 表の街にも人はいませんでした。
どこの通りを歩いても、 どこの建物を見遣っても、 人の気配はありません。 建物だけを残して、人が消えてしまったよう。
休憩がてら、公園に寄って ティエークちゃんにベンチを勧めました。 普段は賑わっているこの場所も、 今ここにいるのは私と彼女の二人だけ ]
(186) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
ティエークちゃんのお父さんって どこにいるか知ってる?
……あの、硝子の森かな。
[ 街の中心区にある背の高いビル群を指さします。 かつて、私のパパがいた場所でもあります。
……そういえば。 以前あの場所で一人の研究者の人と 会って話をしたことがありました。>>0:563
心なしか、痛ましげな表情をしていた、ような。 私の気のせいかも、知れませんが。 ( その時、彼が聞いてしまった事は、 ……私は知りませんでした>>0:564 )]
(187) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[ けれど、私は一つ思いつきました。 そして悪戯っ子のように彼女へ顔を向けるのです ]
あそこね、 普段はセキュリティが掛かってるんだけど、 人がいない今なら、もしかして入れるかも?
[ もし、彼女がお父さんを捜すなら、 あの建物にある情報は使えるかもしれません。 最も、本当に入れるかどうかは 実際に行ってみないと分かりませんが ]
(188) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[ あまりに非日常なことばかりで、 私の神経は少し麻痺してしまったのかもしれません。 これは夢なのだろうと思う気持ちも 心のどこかで少し、ありました。
それでも一つ思い出したのは、]
……ティエークちゃん。 もし私が急に眠たそうにしたら、 ビンタして起こしてくれると嬉しいな。
[ 空は夕暮れですが、 時間は午前中という状況ですから、 今が朝なのか昼なのか夜かもわかりません。
なので、万が一そんな状況になったときのために、 あらかじめ彼女にお願いをしておくのです。
いまは、助けてくれた人も、 保護者になってくれた人も、いないのですから ]**
(189) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
ザーゴは、ワクラバの頭の葉っぱを齧った。
2018/10/09(Tue) 01時頃
|
[皆殺されてしまった>>163なんて信じたくない。 起きた時に店にいたのはオーレリアと、ザーゴ。 レンがいなかったことに一縷の望みを託すほかないなんて。
沸き起こる感情に、慰めの言葉をもらっても>>164 きっとまだ俯きっぱなしのまま。
それじゃあ何だか子供みたいだ、と少しでも楽天的な方向に 話の舵を切ろうとしたら――]
な、なんだい、そんな素っ頓狂な声出して…… え?ラジオ?
[思わず面食らって鸚鵡返しに答えてしまった>>167]
(190) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[この男が>>180とても必死に見えた。 これは、間違えようなかった事態であり、 紡がれる>>181不安定な笑みに、少し、後ずさった。
──ひとつ、それは獲物を捕らえる獣のようで。]
見ていない。
[きっぱりと、 きっぱりと答えた。]
見て…ないんだ、街の中心部から来たが、 …誰も、見ていない。
[>>176ぐるん、ぐらん…揺れる蕪の葉のように 胸の中の動悸が酷く激しい。 掻き毟るように己の両腕を抱きしめ、ぎゅぅ…と、 自分の中の怖れを、押しとめるように。]
(191) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
店で流しちゃいたけど……内容までは。 外出をねえ……何だか天気予報じゃないか。
[曇り時々シャンデリアもしくは頭のおかしい客。 笑えない。
けれど、結局この訳の分からない事態を前に ただ立ちすくむだけじゃ始まらない。 地獄でも天国でもない場所に辿り着いてしまったなら とりあえず進まないことには話にならないのだもの。]
店にいて、アタシが一番にやられた。 誰があの変な客にやられたか分からないが 目が覚めた時、店にはオーレリアとザーゴがいたか。
あいつらももし「死んでない」なら 還してやりたいよ。
(192) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[店主としての矜持か、それともエゴか。 ウサギ娘自身にもよくわからないまま、そう願った。]
他にもこんな目に遭ったやつがいるかもしれねえ。 アンタとアタシだけじゃ情報が足りねえなら 探しに歩いていくまでさ。
[そう言って、耳をぴんとそばだててみせた。 何も聞こえない……エルゴットの息遣いだけやけに大きく聞こえる。 「エルゴットが息をしている」のが分かったなら ウサギ娘はほんのちょっと勇気づけられる。]
(193) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[けれど小さく呟かれた言葉を拾えば ぴくり、と鼻先をひくつかせ]
……店だけポツンとあっても、意味ねェんだ……
[そう、吐き棄てた。
そこに「誰か」がいないと意味がない。 「誰か」にいて欲しいから店を回してきた。
寂しさを埋める「誰か」の力を、ウサギ娘はよく知っているのだった。]**
(194) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[一般的に。 あまり読み手に好まれない展開 という物は存外多い。
…もっとも、それは書き手次第だろう。 使い古された展開。 流行って急激に増えた展開。
それらは、出来の悪い後発の駄作によって 生まれてしまった「汚名」であり。 筋書きに罪はない。
―――ということは。]
(195) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
・・・おいおい、目が覚めちゃまずいだろ。
[ 死んだ人間が生き返る、というこの事態も。 Aに―――私に魅力があれば。 退屈になったのなら、それは私の――――。
失礼。
蘇生のショックだろうか。 Aにはどうにも 自分の身体が自分の物でないような―――。 そんな感覚があるようだ。]
(196) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[ まず、首を上げられた自分に驚くところから Aは活動を再開した。
薬を間違えたか―――? 馬鹿な。他に薬物の類はこの部屋にはない。
経年劣化―――? ありえない。 いつ来るともしれない機会を見越して準備した毒だ。 そんなものはミスですらない。
作為的な「妨害」の領域。 無論、そんな可能性は絶無だ。 つまり―――-。
飲んだけど死ななかったのか・・・。
―――死んだけど生き返った、ってか。]
(197) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[ ・・・馬鹿げてる。馬鹿げている、が。
状況は「蘇生」だと告げている。 結論は「死亡」を否定している。
矛盾。つまりは。
―――-どちらかが 間違っている事実は揺るがない―――!]
(198) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[ 久方ぶりに。いや。あるいはもしかしたら始めて
Aは、狼狽している。
起こり得ない結果。有り得ない出来事に。 もう自分の脳は信用できない。 目を閉じて思案する事で、見える結論は否定される。
とにかく―――とにかく、なんでもいい 誰か手がかりを―――!]
(199) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[焦燥。いや―――最早、それは恐怖に他ならず。 気がつくと。Aはかけ出していた。
見慣れた光景の全てを、 始めてみる暗号のように 凝視しながら。
なにか。なにかないのか。 なにかなにかなにか なにかなにかなにかなにか――――――!
知らなかった。知らなかった!!
未知が、こんなに怖いなんて!
崩れ落ちそうになって、ようやく。 Aは空を見た。]
(200) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[夕刻。 いや、夕暮れに見える赤色―――。
馬鹿な。 ―――まだ、午前中だったはずなのに・・・?
そしてようやく。
Aは、この場を離れ 街を散策するべきであると悟ったのである。]*
(201) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[──差し迫る鉄の乗り物が、目の前、光、 脳裏に浮かぶのは『迫り寄る恐怖』
腕、見る人々、 突き落とされる感覚 コートの姿 機械音、響く警報音、アナウンス
ぐるぐる様々な情報が押し寄せ、
…ぐしゃ、 り、
全身がどうなったのか、分からない。]
(202) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
Aは、飴ほしい人いる?
2018/10/09(Tue) 01時頃
|
…、…私は… 多くの人の目の前で殺された、筈なんだ
[>>182必死の形相に対して見せたのは、 多分、苦しいという顔だった。]
気付いたらソレが全部…全部、全部全部! 全部、消えた──そしてそれから誰も見ていないッ…
…私も、わけがわからないんだ
[だから、落ち着いて欲しい。 そう呟く声は震えて、いた。]
(203) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
レオナルドは、Aの前に正座した。
2018/10/09(Tue) 01時半頃
ワクラバは、喉枯れ回復為るなら、備蓄で良いと、何故か思ッたので御座います。
2018/10/09(Tue) 01時半頃
Aは、レオナルドに話の続きを促した。
2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
ダーロス家のことを、君が気にする理由は 少し分からないのだが…
ひとつだけ言えるのは、此処は、何かが違うことだ。
[指先は、空を示した。 どよんだ空は轟くように渦巻いただろう。]
死後、だとしたらもっとこんな見窄らしくは ないだろうし、私はどちらかといえば 地獄がお似合いだ。
…というか、そもそも…死んでない、のかもだしな…
[まさか目の前の二人が臨死体験をしてるとは 知らないのだが、知ったら知ったで、 ひとつの情報として考えるのだけども]
(204) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
まあ…予想はさておき…
[深く、息を吐く。 思考回路は安定していないし、考えれば考えるほどに 知恵熱が湧いてきそうである。]
あくまで私WがW歩いた場所は 誰もいなかったが、他の誰かはいるかもしれん。
それを探すのを否定するつもりはないよ。
[主人を大事にする彼は、さあ、何を解答となすのか。]*
(205) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
[黙ッて噺を聞ひて居りました蕪頭で御座いますが、 問の鋒が此方へと向けられたならば>>182、]
フム? 私めが覚へて居る限りは会ッて無ひヨ。
[僅かな間しか覚へて居られぬ蕪頭では御座いますが、 慎重に為ッて居た故か、 此処に来てからの記憶は未だ、 始めから今迄有るので御座いました。]
(206) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
[表の男は恐怖為た様ですが>>191、 、、、、 始めから情緒不安定、 且つ必死の形相の白ひ男等、 怖ひ伴狂ッてる伴思ふ事は無く。 そふ云ふ人なのだと思ふだけで御座いました。 (酒場での出来事等、忘れてしまッた。)]
そふ言ふ君は、誰かに会ッたのかゐ?
[平然とそふ尋ね様と為た声は、 苦しそふな男の発言に消されてしまッたか>>203。 表の男が言ッて居る内容は、 どれも此も難しひことばかりで>>204、 ぐわン ぐわン と頭ヲ振りながら聞ひて居りましたが、 軈て締め括られる様ならば>>205、 如何するのだろふと白ひ男ヲ見るので御座いました。**]
(207) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
──閑話:少女と学者に関して──
[>>187その少女はとても自信に溢れた 一人の学者の娘の一人だったのをよく覚えている。
私は主に遺伝子解剖による人体への変化や 実際に遺伝子を組み替えて生殖経済の一手を 担っていたが、記憶上の知人の学者の専門は 遺伝子レベルでの病への研究だったか。
──あいにく、彼が不治の病と言われるものとは まったくもって知りませぬ。 なんせ、レオナルドは彼に関してW硝子の森内で 発生した不慮の事故Wで亡くなったのだと思っている。
それはそのはずで、たったひとりの娘が いなくなったとか、または死んだとか、拐われたとか、 憶測ばかりの理由だが(何故か)(理由はわからないが) 明確には分からないが彼は酷く心身ともに やつれていたと聞いていた。]
(208) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
[だから死んだ時は、>>187あれは娘を失ったか それとも娘と何かある前の様かだろうかと 強くは思わないようにしていた。
死んだものに口無し、とはよく言うものだ。
そして、外部的精神要因≪ストレス≫は 人の自己判断能力を落とすがため、 こうして無残にも死ぬのだろうと、一つの参照として 認識下に記憶を留めておくことにはしたろう。]
…君は、お父様は好きかい?
[話していたことはたわいもなかった筈だ。 その腕が、服の下で無数の針の痕があるとは まったくもってこれもまた知らない。]*
(209) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
[ その人はよく考え、よく喋る人だった>>171 此方とて話さず顔色変えずとも、思考はする生き物 レンが頭を捻らせるなら同時に首を傾げ 悪巧みに顔色を変えようとするのなら 口の端にほんの少し苦笑の色を乗せた ]
………本当に他に人が居ないのか 少し探してみましょうか。
表街、………ええ、 表街のほうを見るのも良いかと 入るのは、ほんの少し怖いですが。
[ 表の街など、普段立ち入ることもない 立ち入れる、はずもない。 だから彼の言葉に消極的に賛同をした ]
(210) 2018/10/09(Tue) 07時半頃
|
|
[ 境屋から聞いた表の街の “お姫様” の話 決して忘れたわけではなかった もしそちらの世界に “お姫様” が居るのなら その痕跡が、あるのなら、と ほんのすこしだけ思ってしまったのは秘密 ]
(211) 2018/10/09(Tue) 07時半頃
|
|
………あ、でも表街に人が居るのだとしたら その髪はきっと少々目立ちますね……
もし気にされるなら何か隠せたほうがいいのかな
[ 表街に向けて歩き始めた後だったかもしれないし 出掛けに掛けた言葉だったかもしれない
長くて綺麗で「神様みたいな」 言い換えれば「浮世離れした」髪の毛は 一目で裏の人間だと煙たがられやしないだろうか ふと案じたのは、白狐のことを。 ]**
(212) 2018/10/09(Tue) 07時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 07時半頃
ロイエは、ザーゴに飴玉を恵み与えた
2018/10/09(Tue) 07時半頃
ロイエは、オーレリアに飴玉を恵み与えた
2018/10/09(Tue) 07時半頃
|
[>>206目の前の蕪の彼も人を見ていないという。 ただ、彼のことを深く知る人物なら 「本当だな?本当に見てないんだな?」と 聞いただろうが──あいにく男は知らない。
ぐわン ぐわン と、 揺れるゆれる、頭の先が揺れる。 そこで静かに>>207話を聞いている彼の 揺れ動く様に目線を移して…そして、そうだと呟いた。]
この子も言っていたが、 君はだれか見ていないか?
[言ったのは、自分が絞り出して言葉を 吐き出していた時に彼もまた口に出した言葉。]
(213) 2018/10/09(Tue) 09時半頃
|
|
[返される解答がいずれであるにせよ、 どちらか一方もしくは何かしら話を得たなら、 情報を手にしたと判断し、次はどうしようかなと 考えに耽ることになるのだが。
…扨、困ったことに私は裏の街の歩き方を知らない。 表の街で話を聞く限り、命惜しくば近寄るべからず。 その身を春に売られようが死にかけようが自己責任。
興味は勿論前からある場所だが、身の安全も 心得も分からない以上は『もしも』を除いて 好奇心から向かわぬようにと努めていたくらいだ。 だから、どうするべきかなと、頭を捻らせる。]
(214) 2018/10/09(Tue) 09時半頃
|
|
[でも、すぐ、首を横に振った。 悩んで行き詰まるなら、それ以上は 未知をこの場では解けないということ。
未知という不可思議な謎を探求するには 今のままでは物足りない。]
…うぅん…まあ、折角の機会だし、 私は少しこの辺り散策しようかな。
君はどうする?
[揺れる目も鼻も口もない蕪頭に聞く。 目線は──目が見当たらないので 合わせられたのかは、やっぱり分からない。]*
(215) 2018/10/09(Tue) 10時頃
|
|
[振りヲ振られましたら、 首ヲ横に傾けたで御座いましょうが、 振られぬならそンな事は無ひので御座いました。 (知恵は無くともノリには乗れる蕪頭)
促された問ひ掛けの>>213、 答を得ること叶わずとも、 差して気にする事も無く。 己で歩ひて見れば良い噺で御座いますから。 然し表の男は違ふ様子>>214。 (表での裏の噺等、蕪頭には存ざぬ処。)]
私めも人ヲ探して見るヨ。
[散策ヲ為ると云ふのなら>>215、 其れに同意を示したので御座います。 (だッて其れだけしか能が無ひ!)]
(216) 2018/10/09(Tue) 12時頃
|
|
私めは直ぐに忘れてしまふ。
[だから道案内は出来なひと、 言外に乗せて伝へれば、 扠相手に伝わッただろふか。 孰れにせよ、 蕪頭は男の後ヲ着いて行くので御座います。
若し、 僅かばかりでも眼を離そふものなら、 隣ヲ歩かせよふものならば、 ふらり と何処かに消へ失せて了うかも知れませぬ。 故に連れ立つならば、 後ろの方が宜しいかと。**]
(217) 2018/10/09(Tue) 12時頃
|
|
[ ああ、なるほどに。 壊れかけの人形は>>191 どこか野性味を帯びるらしい。
後ずさる足元を視界に入れ けれどその笑みをとめることも出来ず。 だって、そうでもしなければ 絶望と不安に、 目の端から雨が零れてしまいそう。 毛皮が濡れたら、主人に会えも しないじゃないか。なんて戯言を。 ]
(218) 2018/10/09(Tue) 12時半頃
|
|
[ 断定の言葉が追撃する。 ───見ていない、と。 ]
っはは、は、だれも、 だれもか……
[ 中心部から来たならば、 それはある種死刑宣告に等しく。 口許がより、吊り上がる。
けれど己を抱きしめるかのように 苦し気に訴えてくるその顔に。 自らの最後を告白し、震う声に。>>203
私は暫時、冷静さを取り戻す。 焦がされれるような胸中の不安を ひと間、切り離して……。 ]
(219) 2018/10/09(Tue) 12時半頃
|
|
…………ころ、された?
……………………、
[ たっぷりの沈黙を代償として支払い。 狂信的に囚われ続ける思考を無理やり回す。
確かに自分も言ったではないか。 死ぬというのはこういうことか、と。>>70
それならば、 ここが死後の世界であれば 、、、 主人が居ないことの方が正しい! ]
(220) 2018/10/09(Tue) 12時半頃
|
|
…………いいや、そうだ 死んだ、死んだはずだ……
私は酒場で──────
[ 酒場で酒を飲んだこと。 自らが犬であるということ。 一口で死に至るような一等の酒であったこと。
だから自分は死んだはずだということを。 目の前の学者へ語ってみせて。 ]
(221) 2018/10/09(Tue) 12時半頃
|
|
[ 会っていないという蕪頭に>>206 そうか、と一言呟いた。 あの酒場での濡れ場(語弊)を 忘れられるはずもなく。 こちらは勝手に、知り合い認定。 まさか脳みそまでが蕪漬け故 聞くが零れる、見るが忘れる等とは思いもよらず!
蕪と学者の問いには答えよう。>>213 ]
私は、目が覚めたら酒場で、 ソフィー……ああ、その店の店主と オーレリア……は姿を見た。
[ 学者がオーレリアと認識があるとは知らず。 その名を出してしまうのだ。 ]
(222) 2018/10/09(Tue) 12時半頃
|
|
[ 可能性を残す学者には苦笑をひとつ。>>205 混乱と絶望に浸された頭が ようやくまともに動き出す。 ]
……ああ、ありがとう。 ここが死後なら主人がいないのも 当然のことだ……
死んでいないのならば、 ………会わなければならない、と ……思う、うん。
失礼な態度をとって悪かった。
[ 会わないとという言葉尻が弱くなったのは 捨てられたのだと言えなかったから。 こんなところにいる以上、察されるような気もするが。 ]
(223) 2018/10/09(Tue) 12時半頃
|
|
[ ここまでの態度にぺこりと頭を下げ。 引き留められぬようであれば 表の方へと歩き出す。 ]
……ああ、そうだ 貴方たちの名前は?
[ 裏にも知り合いがいるかもしれない、 誰かを探すものもいるだろうから。
念のため、と名を聞いて。 自分の名前も教えておくのだ。 ]**
(224) 2018/10/09(Tue) 12時半頃
|
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 12時半頃
|
[ 天気予報を信じたところで ……、 硝子の雨が降るでしょう。お気を付けを! なんぞと言われたとして…どうしろと?
イヤイヤ、問題はそこじゃあないのだ。 このワンダーランドの中に男と兎>>192 二人以外にも人がいるという事実。
( 本当に還れるのかな…? )
…無粋なことまでは言わないでおく。 ( 抓り痕の他に蹴り痕まで欲しくはない。 ) ]
キミの客は酔っ払うだけが取り柄の者ばかり …かと思っていたが、厄介なのが紛れたようだねえ。
[ 代わりにご愁傷様 と肩を竦めるだけにした。 ]
(225) 2018/10/09(Tue) 14時半頃
|
|
…ああ。そうだラジオなのさ。 妙な放送が流れていたのだから、 ……、 表の街はコレを知っていたのじゃあないか?
[ そうして一息吐いたところで、 思い付きを言葉にしてみもした。 ]
……ソフィー。 キミとワタシとで手分けをしないか。
[ >>193欹てられた長耳は きっとこの男の耳よりは音を拾うのだ。
それならば、" 探す "のにはきっと 彼女のほうが ―――― 向いている。 ]
(226) 2018/10/09(Tue) 14時半頃
|
|
キミは他に誰かが迷い込んでいないか、探す。 ワタシは表側に手掛かりがないか探しに行く。
[ 人を行きたい場所へ。 それが男のシゴトだったから。
……こんな時であっても。 ]
還れる方法を見つけよう。 キミの居場所に正しく戻れるように。
[ 普段客に言うような態で口遊んだ。 ]
(227) 2018/10/09(Tue) 14時半頃
|
|
芝居が見られなかったなんて嘆くのは 本当に見られなくなってからでも遅くない。
寂しければ誰かの居る場所まで歩けばいい。 ワタシにもキミにも足があるんだもの。
[ 違うのは保護者を買って出ないことだけ。
提案をしてしまうと、 男の足はすでに街路を踏んでいた。 ]
また会おう、ソフィー。 出来れば次は還った後で。
[ そのまま手を一振り、表の街の方へ歩き出す。 ]**
(228) 2018/10/09(Tue) 14時半頃
|
|
[どふやら二人はシんだ様>>203>>221。 ハテ と思ひ返す様に、 ぐわン と首を振るふので御座います。]
そふ云へば、何だかとても痛ひ思ひヲ為た様な?
[残念ながら何が起こッたのか、 確認為る前に此処に居たもの故に、 問われても何が起こッたのかは判らない侭。
白ひ人曰く、 ヒトはちらほら居る様子。 ならば探せばもふ少し居るやも。]
(229) 2018/10/09(Tue) 15時半頃
|
|
[大分落ち着き>>223、 表へと歩き出す方に、 名前を尋ねられたならば>>224、 ぐわン と首を振りまして、]
名前 … ハテ、何だッた哉?
[己の名前ヲ知らなひかと、 表の男に目線を投げるので御座います。
目線は、 合ッたと思へば合ッたのでしょう。 前方しか見えぬ故、 無ひ様に見へて何処かに有る筈故に。 (何処に有るかは私めとて解りませぬ。)**]
(230) 2018/10/09(Tue) 15時半頃
|
|
[ 探してみよう>>185。 そんな言葉に後押しされて、 わたしはこくこく肯きました。
彼女も探している人が居ること それはわたしは知りませんが、 一緒に探してくれる人が居るのは とてもとても、心強いことです。
初対面が初対面なので、 彼女をおねえさんみたい、とは思いませんが 友達と見知らぬ街を探索しに行く、みたいな 楽しい感覚も、すこしだけありました。
……こんな機会でなければ もっと喜べたんでしょうね ]
(231) 2018/10/09(Tue) 15時半頃
|
|
― 表の街 / 公園 ―
[ 彼女の背に隠れなくて済んだのは、 いいことなのか悪いことなのか。 歩いても歩いても、人の姿は見付けられず。
やがて辿り着いた公園で すすめられたベンチにぺたりと座ります。
────誰も居ない、見慣れない街は 現実味のない、まるで別世界みたいで、 こわいという気持ちも落ち着いてきました。
ぱたぱた、足を揺らしながら 此処がおとうさんの住んでいる場所かあ ……なんて、呑気なもの ]
(232) 2018/10/09(Tue) 15時半頃
|
|
た……ぶん、 たぶん、そこにいると、おもいます。
[ 高いビルの並ぶ場所。 いかにも"偉い"人が居そうです。 物珍しげに、じっとそれを見ていると 彼女が、悪戯っ子みたいな顔をするので>>188 ]
ほんとう ですか? わ、すごい……!
[ おとうさんのことも忘れてはいませんが 普段入れない場所に入れるかも と思うと 目も輝くっていうものです。
わたしは、早速とばかりに立ち上がりました ]
(233) 2018/10/09(Tue) 15時半頃
|
|
びっ ……びんた。
えと。……そういう ごびょうき か、なにか……?
[ ビンタをしてとはいかに>>189。 急にこっくり眠ってしまう、 そういう病気にかかっているのかしら。
首を傾げて、しばらく考えてから。 おずおず、肯いてみせましょう。 ……ビンタなんてしたことありませんので 上手く出来るかは、解りませんけれど ]
(234) 2018/10/09(Tue) 15時半頃
|
|
[ 話がまとまれば、 もう一度手を繋いでもらって、 硝子の森へと歩き出すのでしょう。
その道中、ふと思い出したことがあったので 空を見上げながら、口を開きました ]
そう……いえば わくせい が、ちかづいてる……とか、 だから、あんないろ を、してるの、かしら。
[ 考えにくい話ではありますが、 他に心当たりもありません。 ……だとしても、人が居ないのまでは 説明は出来ませんね。
答えは見付からないかもしれませんが 話をしていたら、目的地もすぐでしょう ]**
(235) 2018/10/09(Tue) 15時半頃
|
|
[妙なラジオの放送も知らないし>>226 縁もゆかりもない表の街のことなら猶更。 表の街の人間が何かを知っていたとしても 酒場に訪れたあの野兎は紛れもなく裏の街の人間だった。
さてさて何が起きているのか……と思案していたところに]
えっ?
[手分けをしないか、という提案に>>226 ぴんと立っていた耳がまたしおしおと萎れだす。 またこの訳の分からない空間に一人ぼっちになるとは 想像もしていなかったのだ。]
(236) 2018/10/09(Tue) 17時半頃
|
|
[情報の無いまま二人当て所なく歩くよりは その策の方が良い。分かっては、いる。 だからエルゴットの言うこと>>227に あーだのうーだの唸ってみたり、鼻をひくつかせてみたり。
けれど、やがて観念したように]
………わかった。
[とくとく湧き上がってくる不安をぐっと押し殺して 震えるウサギ娘は頷いてみせた。 「誰か」にはもれなくエルゴットも含まれているのだと そう言ったところで何になる。
一歩、表の街に歩を踏み出そうとする男に倣うよう 一歩、その逆の方へ踏み出そうとして……]
(237) 2018/10/09(Tue) 17時半頃
|
|
ああ、でも、エルゴット。 「出来れば」なんて、言わないでくれ。 アタシが、歩けなくなっちまうからさ。
[くるりと振り返ったウサギ娘は 仏頂面の奥から、絞り出すように、懇願する。]
(238) 2018/10/09(Tue) 17時半頃
|
|
[本心だろうが芝居の一幕だろうが構わなかった。 「誰か」がいなくなることへの怯えが収まれるならば。
エルゴットから背中を押されれば束の間安心を 無言で立ち去るのなら竦む足を奮い立たせて
ウサギ娘もまた、廃棄横丁へと踏み出していった。]*
(239) 2018/10/09(Tue) 17時半頃
|
|
― 『Luna's』へ ―
[エルゴットから何と言われただろう。 何にせよウサギ娘の足は、慣れた店へと向かうだろう。
オーレリアやザーゴを置いてきてしまったのだし。 (本当は見知らぬ場所がとっても心細かったから)
文字の通り、脱兎のごとく来た道を駆け戻り からん、とドアベルを鳴らしたものの……]
……誰もいないのか?
[確かにここに来た時はいたはずの二人の姿はとうにない。 きょろきょろ店内を見渡して、そこでやっと気が付いた。
窓辺に、花がないことに。]
(240) 2018/10/09(Tue) 18時頃
|
|
[確かにそこには、桃色の秋桜が一輪飾ってあったはず。 その前は竜胆、その前は紫陽花。 季節を知らせる花は毎日「そこ」にあるのを確認している。
ふと視線を上げて見上げた柱には 喧嘩で付いた大きな傷が ない。
飛んで引き返した厨房の中 仕込んでおいた煮込みが、ない。 レンの賄いに出したターキーの残りも 冷蔵庫の中身は全部空っぽ。
片隅に置かれた寸胴鍋も 蕪に水をやったのも忘れたように すっかり乾いてしまっている。]
(241) 2018/10/09(Tue) 18時頃
|
|
[見間違えるはずがない。
だって店に残る「誰か」の痕跡は ウサギ娘にとっての宝物だったんだから。
ひい、と小さく息を飲む声が 伽藍洞になった店の中、やけに大きく響き渡る。]
………やめてくれ……!
[ウサギの本能のまま、一歩後退る。 油染み一つないまっさらな壁に抱き止められ ウサギ娘はたまらず悲鳴を上げた。]
(242) 2018/10/09(Tue) 18時頃
|
|
『こんな気持ちになったことないかい? 「誰でもいいから、そばにいて欲しい」 この店はそういう人間にうってつけさそうだろ?』
[頭の片隅で、ウサギがそう嗤った気がした。]
(243) 2018/10/09(Tue) 18時頃
|
|
アタシにどうしろッてんだよ……!
[情けなく滲んだ声で吐き棄てた。
何をどうしていたらばこんなことにはならなかったのか、なんて 知ってる「誰か」はいない。 けれど、少しでも希望があるなら「誰か」を取り戻そうとして ウサギ娘は店をまた飛び出していった。
「誰か」のいる場所の宛など一つもないままに。]**
(244) 2018/10/09(Tue) 18時半頃
|
|
…じゃあ、こう言いなおそうか。
キミはひとりぽっちじゃない。 探せばきっと「誰か」が見つかるはずさ。
[ それは ………、 >>238気の強い女のコの怯えと不安を 唯一時でも拭える言葉だっただろうか。
残念ながら、いつぞやと同じく 男の目はすでに明後日の方角を向いていて 細かな反応はどこ吹く風だったとは言え、 ]
(245) 2018/10/09(Tue) 18時半頃
|
|
それに、もし誰も見つけられなくても ワタシがどこかに居ることには変わりがない。 会おうと思えばいつでも会える。
…それがご近所サマってもんだろう?
[ 置き土産にした言葉は 確かに彼女を気遣ってのものだった。 ]*
(246) 2018/10/09(Tue) 18時半頃
|
|
表街、苦手? 怖いなら遠慮せず行ってほしいっす。 まぁ、一番手がかりがありそうなのは表街かなって 思っただけだし
[ とはいえ、この街に住んでいていて表に 良い感情を持つ人間は殆どいないだろう。>>210 かく言う己は――少し複雑ではある ]
[ それでも大丈夫ならさあ行こう!と歩きだして数歩 真っ当な指摘>>212に少しずっこけた ]
あ、そうだった。 人が居ないんなら心配なさそうなんだけどなぁ…… マネキン通りに寄ってフードみたいに被れる布を 探してからで良いっすか?
[ やや寄り道となってしまうが仕方がない 切るにしても髪をその場に残していくと良からぬ輩が出た時面倒なのだ ――それに、"きれい"な彼女を巻き込みたくもない ]
(247) 2018/10/09(Tue) 19時頃
|
|
[ 了承が得られればマネキン街へ 元々廃店の場所から埃っぽい布を取れば それを頭巾みたいに被る かなり埃っぽいので正直長く被りたくないが…致し方なし そうして、脚は表街へと ]
表街、何だか不安だけど楽しみっすねー こうやって堂々と歩けるなんてちょっと得した気分だし こういうの、ラッキーって言うのかな
[ 未知の世界へと踏み出す喜びは自然と声と態度に滲み出る その様子は無邪気な子どものように (幸運が何を引き換えに起こっているか、など知る由も無く)
さて、誰か他の人とは会えただろうか*]
(248) 2018/10/09(Tue) 19時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 19時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 20時頃
|
[必死になって語った言葉は吉となったようだ。 答えた言葉に対し返されたのは>>220沈黙と、 それから>>221酒を飲んで死んだという報告。
…いや、犬なのに何故酒に気付かなかったのか。 それを学者としては不可思議に思っても遅い。 きっと本人も普段から気をつけていたに違いないから、 これはかなりうっかりした死因だったのだろう。 (周りが酒の匂いで充満して分からなかったのやも)]
…犬の生態から考えると、だいぶ苦しかったのでは…? 無事で何より、というべきか分からないが。
[>>226ぐわんと振る頭も何か痛みを覚えているという。 だが、それがなんなのか──まして死因とは分からん。 でも痛み、という意味では『似ている』のカモとアタリだけつけた。]
(249) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
──オーレリア…だって…?
[さてはて。>>216横で彼もまた人を探すと言う。 その言葉だけでもとてもありがたい話だった。 (覚えていられるかは>>217道同様分からないが)
だが、その人を探すという魂胆の中で話題に上がった 話の中で>>222知る人の名を聞く。 まさか死んだ知人の娘がこんなところにいるなんて。]
…そうか…此処で生きてたのか
[ポツリと。あいにく私は彼女を硝子の森へと 連れて行くつもりなどはない。(そもそも効能を知らん) W道具として、ではなく多くの人を救う人間としてW 彼女が望んでいる道を閉ざすほど外道になるつもりは一切ないのだ。]
(250) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
[>>223謝られれば「いや、気にすることでもないさ」 なんて言い返す。 別に強く気にしてもないし、こんな事態だから 気が動転しない方がおかしいのだから。 (私の場合、不思議が多くて今や少し楽しいとすら)]
オーレリアがいるなら、まあ… 少しは話せる、かな?
──ああ、失敬。 私はレオナルドと呼んでくれ。
[>>224名を聞かれれば、名前のみ答えた。 苗字は──別にいいかな、程度だ。]
そちらで何かわかったらまた教えて欲しい。**
(251) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
[ 表街が苦手かどうかで言えば 良い感情を抱いていないのは確かで。 ……だって、表街の”客”は容赦が無いから
それでも今は ”なんとなく害のなさそうな”人も一緒だ、 と心の中では大変失礼なことを考えつつ きっと私はレンと名乗る人に着いていくの
途中マネキン街で手に入れた埃っぽい布 ある程度白狐は白狐らしくなくなって いざ、と表街へと踏み出したのです ]
(252) 2018/10/09(Tue) 20時半頃
|
|
[ きっとそこはちょっと前までは 誰かが会話をしていたのかもしれません だけど裏と表の境目には今は誰も居なくて ああいえ、ずっとそこに居る人がいたら? きっと私達は気付かずに通り過ぎたのね
禍々しい空 誰も居ない街 空気が不安に圧し潰されてるような状況で でも、なぜかレンはとても楽しそうで。 ]
………楽しそうですね。 不安というわけでもないんですけど だけど楽しみ方を、忘れてしまったな、
[ 1.5歩くらい後ろを歩きながらぽつりと零す ]
(253) 2018/10/09(Tue) 20時半頃
|
|
ううん、忘れたんじゃなくて 元々知らないだけなんですけど、
楽しく生きる、ってことを知っていたら 生命を全うする上で何か変わっていたのかな
[ 生命を全うする、ふと心がつきりと傷んで。 楽しく生きたい、なんて考えたこともなかった
小難しい思考ばかり繰り返す私の頭の中は 楽しく生きている ── 今は少なくともそう見える 彼には、どこまで伝わったのかは解らない ]*
(254) 2018/10/09(Tue) 20時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 20時半頃
|
[ 名前を知らないとは思わなかった。 元々ないのか、はたまた健忘か>>230 自分の名前に興味がないのか。 何だったかと聞かれても 私にだって分からない。 ]
まぁ、それどころではなかったし ……最後の記憶にある酒場では ナイフを振り回す客がいてね
大惨事が起きていたんだよ……
[ どろりと血に塗れた床。 横たわったソフィーがああも、 元気に駆けだしたのだというならば、 やはりここは死後の世界ではないか。 ]
(255) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
[ 苦しかったのではという言葉は>>249 さらり、流しておいた。 心の裡が読めたなら、 酒場は酒臭で満ちていたんだ!と 弁明のひとつでもしただろうに!
そういえば あの時レンも隣にいた筈だが 見かけていないということは 死ななかったということなのか?
勇敢にも客を叩きだし 愚かにも腹にナイフを生やす。 そんな顛末は知らぬ故。
名に反応があることには>>251 知り合いなのか、とただ思うだけ。 ]
(256) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
レオナルド……と …………ひとまず蕪さんでいいかな、
私は通信手段はもっていないから 運が良ければ、また、
[ 少しは話せるか、という彼には>>251 私よりも先に店を出たから どこにいるかは知らない、と伝え。 蕪を見た目の通り、蕪さんと呼ぶ。 ツケモノさんとか、サラダさんとか 一瞬考えたのは内緒だ。 会話に咲いた空白は、見ないフリをして欲しい。 ]
(257) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
[ 何かわかったらまた教えて欲しいと そういう提案にはひとつ頷き。>>251
教えることはやぶさかではないが その手段が見当たらず。 出会えたらと曖昧に返答をしておく。 提案があれば受け入れるつもり。
そうして会話を終えたなら、 私は表の街へと足を向けたのであった。 ]*
(258) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
[ もう何年になるだろう。 どうしてか、私には 生まれた直後の記憶があった。
おぎゃあと泣いたその記憶。
私を抱き上げたその手の感触も 私に向けた愛おしい笑みも。 主人自ら取り上げた、その意味も。
その瞬間に悟ったのだ。 その瞬間に誓ったのだ。
我が主への忠誠を────
遺伝子に刻まれた本能か 親に向けた愛情なのか それは未だに、分っていない。 ]
(259) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
[ 二人と別れ、>>258 歩き出した足は徐々にその歩みを早め。 早足へ、小走りへ、駆け足へ、疾走へ。
犬には劣るそのスピードであれ、 ヒトからすれば早いもの。 は、は、と切れる息をそのままに。 煩く奏でる心臓の鼓動をそのままに。
表の街の中心部。酷く豪勢な門前。 その門を叩こうとして、私は異変に気付いたのだ。
…………門番が、いない……
慌てて空気を吸い込んだ。 深く、深く。遠く、遠く。 忘れる筈もない、主人の匂いを。
そしてざぁっと青ざめた。 ]
(260) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
匂いが、しない…… なにも、なにもしない……
[ 本邸だ。そんな筈がないのだ。 主人が居ないとしたとて、 匂いまで綺麗に消失しているとはおかしな話。 布に、衣服に、家具に、家に! 匂いの痕跡は年数を重ねたとて 劣化はすれど喪いはしない……。
ましてや主人が死んだわけでもあるまいに。
「居ない」ことへの納得はした。 けれど、これは次元が違う────
背筋につめたいものが伝った。 ]
(261) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
ここ、は……どこなんだ……
[ おかしい、全てもがおかしい。 、、、、 私という存在自体、 ここには初めからなかったようで。 ]
(262) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
[ ひゅ、っと息が吸えなくなった。
駆け続けることができる犬なのに その足に力が入らなくなる。
待ち続けることができる犬なのに その主人が幻のようで。
追いかけることのできる犬なのに 匂いも痕跡も痕跡すら消え去るばかり。
、、、、 ならば私は誰なのか? 主人のいない野良犬に名前も役割も なにもなく。 生きている価値さえなく。 存在さえも希薄のようで。 ]
(263) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
[ あの雨の日のように、 私は動けなくなってしまったのだ。 膝を抱え、段ボールの中で縮こまる。 捨てられたあの日のように─────
門前に座り ぼんやりと天を見遣る。
このときばかりは 雨が降って欲しいと、 そう思ってしまうのだ。
そうすれば、あの日に帰れるような そんな気がして──── ]**
(264) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 21時半頃
|
[>>230名前が分からないと言われたのであれば、 その名を分かる者を探さないといけないのか、 または、そもそも興味がないか、覚えられないのか。 その全てか、それとも。
>>255ザーゴも知らないとなれば、仕方がない。
──とりあえず、多分顔を見合わせることは 出来たと思うが、アイコンタクトすら出来ないのだから どうしようもない。
(名前に困った時はその時としよう。)]
(265) 2018/10/09(Tue) 21時半頃
|
|
[>>257それに丁度、打開案が為されたのだ。 それはそれでいいのではないか。(多分)
>>255ナイフを振り回す無差別殺人の話を聞き、 随分とタチが悪い状態だったのだとは分かったが、 それ以上>>256詳しいことは分からず。 …最も、被害者らが一番分かっていないのかもしれん。]
ん、そうか。 オーレリアに会えたら割と話しやすいかな、 程度の話だし会えたら会えたで声をかけてみるよ。
[>>257先に出ているなら それはそれということで後回し。 此処が死後の世界かもしれないが、 行方不明でないだけで終わらせるのであった。]
(266) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
[…ま、誤算というか、なんというか。 まさかAが事件を隠蔽して、彼女に助言まで しているとは私は知らない。
それから、事の事態を>>0:478>>0:479 私のような者が調べてしまうのではないかと Aに思われているとは、知らないのだけどね。]
(267) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
[ >>233>>234 嬉しそうに立ち上がる彼女の様子に 向かうべき場所は決まりました。
早速行こう!と まるでピクニック気分だったそのとき、 困惑するティエークちゃんに目を瞬かせます ]
あっ、うーん…… 病気じゃないけど、先天的なもの?
あのね、私、その、 植物の遺伝子を持ってるの。 だから、夜になると眠くなっちゃって。 ザーゴさんに前、怒られちゃったし……。
[ えへへ、と誤魔化すように笑って、 それからもう一度携帯電話の時間を見ました ]
(268) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
……?
[ 時間が止まっていた、と思っていましたが どうやら勘違いだったようで、 時間はちゃんと動いていました。
けれど、普段の私なら とっくに活動を止めている時間なのに、 何故か眠くありません。
これなら大丈夫かもしれない、と思いましたが、 彼女も頷いてくれましたし、一応、念のため、 お願いの取り消しはしませんでした ]
(269) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
[ >>235 ティエークちゃんとまた手を繋ぎ、 公園を抜けて硝子の森へ向かいます。 いつもなら、昼でも明かりがついているはずなのに 今はどの窓も暗いままでした。
その時、ふと彼女が空を見上げるので、 私も釣られて見上げました ]
そういえば、無用な外出はしないように、って テレビで言ってたね。
惑星が近づいてくることと関係があるのかな? あ、みんながいないのって 外出してないから……?
[ そうだとしても、あまりにも人気が無さすぎますが。 明確な答えは出ないまま、 硝子の森の入口へとたどり着きます ]
(270) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
[ いつも入り口にいるはずの守衛の姿はありません。 セキュリティが作動していることを示す ランプも付いていません。
普段なら、定期的に通っている私と違い、 裏の街の住人のティエークちゃんは 入口すら通れないはずですが、 その日はなんなく通ることができました ]
やった!入れたよ、ティエークちゃん!
[ わーい、と悪戯が成功した子供みたいに 彼女とハイタッチをしようとしながら、 やはり人気のないビルの中を進みます。
建物の中のことはある程度知っていましたから、 エレベーターに乗って、遺伝子の情報が 置いてあるであろうフロアまで行きました ]
(271) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
……誰もいないね。
[ 目的の階までたどり着き、 エレベーターの扉から通路を伺いますが、 やはりそこにも人はいません。
そろそろと、廊下を進み、 ある部屋の扉の前まで行きます。 ……扉にも鍵は掛かっていませんでした ]
(272) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
いつもならここに知ってる人いるんだけど、 ……いないね。
[ 知り合いどころか、 やはりこの部屋にも人はいませんでした。 誰かいれば、彼女の父親について聞けたのですが。
その時。 私は、棚に並んでいるファイルに目を留めました。 そういえば、検査にここできたとき、 研究員の人があのファイルを見ていた、ような ]
(273) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
ティエークちゃん、多分あのファイル、 遺伝子操作した人の資料があるの。 ちょっと見たいから、 待っててもらってもいい?
[ もしかしたら、母親のことが分かるかもしれません。 私は、少し緊張した面持ちで ティエークちゃんを伺ったでしょう。
もちろん、彼女が他のフロアを回るなら この部屋で待っているつもりです。 資料を見たいというなら、必要な資料を探しましょう ]*
(274) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
[>>258そうこうして、話を終え。 横で相変わらず揺れている>>217蕪さんに 「では行くとするか」と答えるのだが…]
……、ん… そっち、なのか?
[はて…まさか歩き出そうとした瞬間に いきなり道違いをしかけるとは思わなんだ。 >>217道案内は出来ないとは言われたが、 これは、なかなかクレージーな事態だと理解した。
あとそれから、君は一緒にという言葉を 知らないのだと、私は学んだだろう。(嬉しくはない)]*
(275) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
[…なお、一応私は携帯を持っていたのだが 蕪が進む道を歩いてから暫くして 『しまった、ザーゴに連絡先教えていない』と、 探究心とか先のことを優先させる癖が強くて 残念ながら通信手段の交換を忘れていたんだがね。]
──名刺も、面倒で持ってないし…
[とんだ問題児である。]*
(276) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
── →廃棄横丁── [裏の街の居住区、だろうか。木の香りがする廃墟と オンボロの壁、なにを売っているのか分からない質屋、 剥き出しの鉄筋コンクリートは人々を受け入れるには 外壁が荒々しくて優しさが足りない。
それは見れば見るほど異界のようであり、 同じ世界に暮らしている人々が営んでいることに 随分と驚かされるものがあった。
──ちょっと、質屋に並んでいる細胞データには 希少なものがいくつか見受けられ、思わず この足が何度か止まりかけたが……>>217その隙に 居なくなっていなければよいのだが。]
……?
[何か>>242叫び声が聞こえた気がした。]
(277) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
[息が切れるまで走って、周囲を散策したが。 Aは何も見つける事が出来なかった。
・・・もっとも、Aにはそれほど体力はない。 本人とて、それは重々承知である。]
いくら遺伝子を改造し才覚を備えようと 肉体は鍛え続けなければ性能を維持できない。
時間は有限だ。 才能という上限を引き上げることはできても その全てを発揮する時間など 一人の人生では用立てられない。
結局は、殺してしまう力の方が多いのだ、と Aはもう何年も前に気づいている。
・・・両親を愚かだと蔑む理由の一つである。
事今においては、本当にどうでもいい話だ。
(278) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
何も見つからない、か。 いや―――何も見つからないと言う事を見つけた と言うべきだな、これは。
[未だに動揺してはいたが 頭を回す事を放棄することはなかったAは 街が静かすぎることに気付いた。
いくらなんでも 道にも周辺の建物にも一切人気を感じないのは 異常だ。偶然や自然に起こる 状態でないのは明らかである。
現実的に考えれば、集団で避難でもしたか? だとしたら―――住人は何から逃げたと言うのか?
少なくとも、Aには「ソレ」に心当たりはなく。 街には、ソレらしい脅威も見当たらない]
(279) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
――――。
[口だけでなく、精神にまで及び沈黙。 静か、と表現するには、あまりにも無音すぎた。
・・・もう少し人気の多い所に行こう。 マネキン通りならどうだ?
もしも―――あそこも、この有様なら。
周辺には誰もいない、と結論付けるしかない。
・・・選択、と呼ぶには薄弱な意志で。
Aはマネキン通りへと向かった。
人影が見えたなら、足早にそこに近づくだろう。]*
(280) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
[叫び声の出所はどこなのだろうか。 土地勘がない私は首を傾げ、近くにいると思う 蕪さんに声をかけようとした。
──でも、でもその前に、だ。 >>244丁度何かの影が駆けて来るのが見えた。 (こちらに真っ直ぐ来るのかはわからないけど)]
…この街にはW可愛いウサギWも、いるのか。
[>>0:11なお、NGワードすれすれであることには まぁったく存じておりませんとも、ええ!]**
(281) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
― 硝子の森の中 ―
[ その人と初めて会ったのは、 私が定期検査を受けに 硝子の森へ来た時の事でした。
パパは私を研究員の人へ預け、 どこか別の場所に行ってしまいました。 そしていつものように検査を受け、 パパを待っていた時にその人は現れました ]
(282) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
[ >>209 私とそんなに歳は変わらないように見えました。 ですが、どうやらパパを知っているようです ]
はい! ちょっと冷たい時もありますけど、 人のために頑張ってるパパは好きですよ。
ええと、貴方はパパの同僚の方ですか?
[ それにしては、若く、 パパとは少し歳が離れているように見えますが。
それでもこの日を境に、 私はレオナルドさんと話す機会が増えたでしょう。
……彼がパパをどう思っているか、知らずに ]*
(283) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
── マネキン通りから表に ──
[>>253表に出た、と思っていたけど もしかしたら私たちはまだ裏側にいたのかも (きっとそういうことなの薄目で見るの)
足音がしたんだもの>>280 そこにはやっぱり『人間らしい』人がいて
その人は表から来たのかしら だとしたらすれ違ったのだし ……その場合は表の人間だと思って 私はきっとすこし警戒をしてたのよ
その人が裏から来たのであれば きっと追いかけてくる形。 そしたらきっと私に警戒の色は無かった筈なの ]
(284) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
いやぁ…だって本の中みたいな出来事じゃないっすか! もうちょっと爽やかな所ならそりゃあ良かったけど… どう考えても分からないことは後回しにして "今あるもの"だけを楽しむのがオレの信条なんで!
[ 表街へ向かおうとマネキン通りを歩く中 少し後ろを歩く彼女の問い>>253にそう答える 正しく楽天的とでも言おうか ]
生命を全うする……難しっすね オレはどのみち何十年も生きられないし 未来がどうなってるか考えようとしても上手く出来ないから せめて"今"は出来る限り楽しんでいこうかなって。 ほら、見方によって悪いことも良いことに見えるっしょ?
[ 老うことも成長もなく、初めから"完成された"己が その短い世界で出来ることなどそれくらいだ。 現にこの空間を楽しんでいるのがその生き方を証明している ]
(285) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
そうだなぁ…… あ。ロイエさんが知らないなら 今度おすすめの本、紹介するっすよ!
オレ、本に育てられたようなもんだし 何かヒントになるかも!!
[ 己が出来るアドバイスは結局本(他人)頼りだ。 それでも、何処か儚げな"きれい"を持った彼女の 助けとなれれば……そう純粋に思う ]
(286) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
それで……ん?アレは
[ ふと、脚が止まる それは通りの向こうに誰かが見えたから>>280
よくよく見る。――まさか彼が此処に居るとは ]
Aさん!Aさんじゃないっすか!? どうしたんすか!?もしかしてAさんも異世界に?
[ かつての命の恩人に駆け寄る姿はイヌ科のそれだ とはいえ、近づけば"彼らしくない"ことにも気づくだろうか? *]
(287) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
[ >>285本みたいな出来事。 確かにまるでファンタジーの世界のようで。 ]
……今あるものだけを楽しむ、か そうね、良い生き方だと思うわ
[ “今あるものが何一つ楽しめないとしたら” そんな問いはため息と一緒に飲み込んで。 ]
似たようなものなのかもしれない 未来じゃなくて今だけを見て 私は、生きてる、から
[ 現在進行形? 自分で吐き出した言葉のニュアンスに どこか違和感を抱きながら、そう答えて。 ]
本? ええ、ええ、じゃあぜひ。
[ この”未来の約束”でさえ、どこか儚い ]
(288) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[ そんな彼がふと通りの向こうを見つめて その人影に大きく声を上げ、駆け寄っていく ]
……… 知り合い?
[ 多分私の小さな声はレンには届かない だってほらもう通りを半分渡ってる。 車なんて居るわけもないのに少し左右を気にして それからきっと彼の後を追いかけたのよ。 ]*
(289) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 23時頃
|
[「探せば誰か見つかる>>245」 「もし誰も見つけられなくても ワタシがどこかに居ることには変わりがない」
走りながらエルゴットの言葉を何度心のうちで反芻したか。 無くしてしまったらまた歩けなくなってしまう。
だから街を疾走するウサギ娘がそこにいるのは 確かにエルゴットがいる証とも言える。
きょろきょろ、辺りを窺いながら人影を探し 耳を澄ませて音を拾おうとした。]
(290) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[だからそのNGワード>>281が聞こえた時は 思わず反射で足を止め、キッとそちらを睨み付けて]
うっせぇ!!可愛くねェっ!!
[ウサギとは思えない咆哮をあげた。
見れば、酒場で見たことのない顔で 身なりから察するに表の街の人間だろうか。
「誰か」はいたけれど見知らぬ人で ちょっと表の人間は怖くって けれど見事ウサギ娘の地雷を踏み抜いていて……
どうにもならない歯痒さに地団駄を踏んだ。]
(291) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[ちょっと足を踏み鳴らしたら心が落ち着いたウサギ娘は]
アンタも……死んだくちかい? こんなところになんか用かよ。
[とりあえずやるべき事をやるために、低く尋ねた。 その場にまだ蕪頭がいたら多少態度を和らげるだろうが 男との距離は充分あけたまま。]*
(292) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
あ、はい。すみません。
[思わず両手を挙げて>>291見た目に似合わず 可愛くない解答をうけて、謝罪する。 そして何故か吠えられたことに関しては、 ウサギなりの理由があるのかなと首を傾げた。
その間も、地面は踏み均されていく。 それを私はただただ見守っていた。 (だって、今にも頭突きされそうだったから)]
(293) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[乱れた呼吸を整える為に、 Aの歩みは遅かった。
やはり―――-ここもだ。人気が無い。 マネキン通りは閑散としている。 そんな表現が生ぬるいほどに、景観に生気が無い。
テレビドラマのセットのような。 出来に悪い映画の街のような。
不気味な静寂に、Aは頭を抱えたくなった。
・・・なんとか、実際に抱えずに済んだ自分を、Aは珍しく好んだ。
精神の摩耗は回復が難しい。 休めば良い肉体と違って、回復手段さえ見つけられない事もある。 意識しても無駄かもしれないが―――メンタルの消耗は避けたかった。]
(294) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[そんな折。
崩れまい、とした気力が呼びこんだのかも知れない。
>>287
”Aさん!Aさんじゃないっすか!? どうしたんすか!?もしかしてAさんも異世界に?”
駆け寄ってくる人影を見て Aは胸をなでおろした。]
レン?お前こんな所でなにを―――まて、異世界?異世界とはどういうことだ??
[果たして自分はどんな顔をしているだろう。 …狼狽している事を、レンに悟られてしまったかもしれない。]
(295) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
>>289
―――。 [視界の端。 レンを見つめる女性の姿に Aはわずかに意識を向けた。 ・・・レンを追う素振りを見せている。 レンの知り合い、か?
ともあれ、ようやく出会えた人間だ。 Aにとって彼女の姿は、精神の回復の 一助となっただろう。]*
(296) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[そうすることで、漸く、喋れるだけ 落ち着いたようで。 低く唸るように>>292尋ねられた内容には 素直に縦に首を振ってみせた。]
ええ、まあ。 知らない奴に突き飛ばされ、電車に轢かれまして。
[WアンタもWと言われたなら、 このウサギは何人か死んだという事実を誰かと 話したりして共通の事象と捉えているのだろうかと 筋書きの予想を立てた。
つまり、彼女も死んだ。そういうことなのだろう。]
表の街に人がおりませんでしたから、 ちょっと…ここまで脚を…伸ばしました。
(297) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[>>292ちなみに、思わず敬語になったのは、 おそらく自分が悪いことをしたのだと思ったから。 ウサギの考えを得るには、それなりの対話と それから計算式を成り立せるための条件が必要だった。]*
(298) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
少年 Aは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 23時頃
|
なるほど。
[ 病気じゃないのなら、安心です>>268。 空は逢魔ヶ時、時間の感覚も曖昧ですが 今眠ってしまったら何が起こるか解りません。 その時は、きちんと起こしてあげないと。
……そんな使命感に燃えていたので、 携帯電話を見て怪訝そうにする彼女>>269に 気付かず、手を繋いで歩き出します ]
でも、はなしごえ も、 ……きこえない、ですよね……
[ 外出はしなくても、 屋内でお話くらいはするでしょう。 シェルターにでもこもっているのかしら。 ……そんな考えは、ビルを前にかき消えて ]
(299) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[ いつもの様子は知りませんが、 "わたし"がこんなに簡単に入っていけること おかしいってくらいは解ります>>271。
だから、ぱん、と彼女と手を打合して ]
はい! ふじ、はいれました! すごい。 なんだか……きらきらです!
[ 裏の街とは大違い。 なんだか……こう、かっこいい空間です。 セキュリティやらの機械が そう思わせるのでしょうか。
勿論、機械などの知識はありますが 身近に感じたことは無かったので エレベーターひとつにもうきうきなのです ]
(300) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
いない……ですね。
ふしぎ……だけど、だからこそ はいれるかと、おもうと ……ちょっとだけ、たのしい、です。
[ さっきまで泣きべそかいていたくせ 自由に出来る空間というのは珍しくて だんだん、楽しくなってきていました ]
しってる、ひと……。 おーれりあ、は……すごいところ に、 おしりあい が、いるんですね……。
[ もしや、彼女は わたしが思うより偉い人なのでは? ……思いましたが、深くは追及しません ]
(301) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[ ぽやっと部屋の中を見回していると、 いつもの穏やかさが薄れた彼女の姿>>274。 彼女が何でそんな顔をするのか ……解りませんが、素直に肯きます ]
はい。……あの、じゃあ わたし、 ちょっと、たんけん してきます!
[ こんな場所にある資料、 わたしには到底解りません。 彼女がそれを見ている間、 どうしても手持ち無沙汰になりそうで。
彼女の許しを得てから、 そっと部屋から抜け出しました ]*
(302) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
――― 表の街へ ―――
[ 白兎と別れ、単身表側へ渡ろうと。 歩き出した男は塀の上 ―――、 ひいては屋根の上へぴょいと飛び乗り。 ( 有難くない劣性遺伝子サマの仕業だ。 )
小手を翳して見渡し、見渡し 崩れかけた屋根瓦だの鉄骨だのを 渡り渡って軈て白一色の街へ踏み込んだ。
…表の街。 普段ならばそれらしく お綺麗な格好でもしているところ、 今は髪を留める飾りすらない。 ]
" 見咎める者もないようだけれど? "
(303) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
、、、 [ その通り。誰もいない。 高所から見下ろせば人一人 いや、鳥一匹くらいは 見つかろうと踏んでいた。
しかしどうだ? 見渡す限り、白、白、白。
少なくとも男の目に入る中には 生き物らしき姿は見えなかった。 ]
…ワタシは、本当に ワンダーランドに迷い込んだのか? それとも醒めない悪夢を見ているだけか? メアリー・セレスト号でもあるまいに!
(304) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[ 人に彼是と言ったところで 男とて動揺しているに変わりはない。
ぶつぶつと呟いて忘れようとしている …だけの こと。
家屋はそこにあるのに? 家財はそのままなのに? 空だけが不気味に光って、 人だけがここに いない。
( …… …… どうして、 )
答えのない問い掛けだけがループし続ける。 ]
(305) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[ それでも男の足は止まらない。 規則正しく整えられた無人の街並みを 慣れた風に歩いてゆく。
建物を覗き込んだり、 遠くの道へ目を凝らしてみたり。 誰かの影を探しながら。 ]
(306) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[ その場所へ立ち寄ったのは まったくの偶然だった。
( それとも習慣故の必然だった? )
花束など携えてもいなければ、 仕事を依頼されたわけでもない。
……ただ。 立ち寄る頻度が多い場所だから 足が自然とそちらへ向いていた。
表の街の中心。 豪奢な屋敷を護る大仰な門の前。 ダーロスの名が掲げられたその場所へ。>>260 ]
(307) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
今日はまだ依頼を受けていなかった ―――― と、思っていたんだがねえ。
[ そこへ見慣れた顔を見つければ、 男はゆっくりと歩みを止めて 座り込んでいる彼>>264の傍へ 鷹揚に腰を落とすと口を開く。 ]
白い花束の代わりかい? 待ち人は出て来そうには見えないが。
[ 尋ねた言葉に答えが返るかは…、 何とも、分かりかねた。 ]*
(308) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[ 駆け寄ったAは何処か安堵しているようにも見えた。 ……少し、違和感はあった。 己が彼に抱くイメージ―それは"完璧"と言うのだろう―と 今目の前に居る彼とがどうにも合致しないような
ただ、彼との縁は一番深くても"救ってくれた人"だ 常日頃顔を合わせている訳ではない。 その深なる変化には気づけず ]
あれ?異世界じゃないんすか? オレら気づいたら此処に来てて…何か悪いことが 起こってる?みたいな Aさん。何かわかりませんっすか?
[ 此処に来た原因たる理由を無くしているポンコツは 呑気にそう説明する。 ついでに、"天才"の彼なら何か分かるだろうか。などと
その"天才"が此処に来た理由も、勿論分からない *]
(309) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[一喝してやれば素直に詫びる>>293なんて反応は 酔客からは絶対得られない。 だから男の反応にウサギ娘は 何だか拍子抜けしてしまった。 (一言減らず口でも叩いておけば 見事な跳躍と蹴りとが拝めただろうが)
そして男は素直に諸々>>297を明かしてくれた。 彼の心の内の推測は知り得ないが きっとウサギ娘はまんまと 彼の欲しい情報を出してしまうのだ。]
何だか何処も彼処も物騒じゃねェか。 こちとら酒場で酔っ払いにグサリ!さ。 お客にまで手ェ出されちゃ、死んでも死にきれねェや。
[彼が既にザーゴと話している>>221のを知らないが 酒場で刺された話から彼は何らか推測するのだろう。]
(310) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[しかし表の街に人がいない、とは。 エルゴットはどうしただろう。 ウサギ娘の真っ赤な目は見定めるように、じっと男に注がれた。]
本当に、表の街で誰にも会わなかったのかい? 同じ酒場にいたやつ以外にも ここで会ったやつがいるのさ。 そいつは表の街に向かっていったんだけど。
[状況は未だ判然としない。 が、少しずつ擦り合わせていくしかないのは男も同じのはず。
だがまだ大事なことを聞いていない。]
(311) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
― 硝子の森の会話 ― [>>282>>283 歳は、自分とそこまで変わらないとは思う。 だけど知人の娘だから、多分年下なのだろうと 私は思っていた。]
ええ。同僚…というよりは、部下? に近いのですかね。 直属のではないのですが…
[もともと硝子の森に入るのに特殊なコネを 使ったわけでもなく、ただただ努力をしただけ。 それ故、若くしてこの場所にいること事態が 驚かれることであるが──気づいていない。
でもこれはキッカケだったのは確かで。 そして自分自身が彼女を心配していた一つの果て。 オーレリアの知らずの所で、気にかけていた。]*
(312) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
……ていうかアンタ、よくアタシみたいなのと話せるね?
[思いっきり見た目がウサギの人間だから、表の街の人間は てっきりもっと嫌悪を以て接してくるものだと思っていた。 (掴まえてコートにされてしまうかと!)]*
(313) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
>>309
”あれ?異世界じゃないんすか? オレら気づいたら此処に来てて…何か悪いことが 起こってる?みたいな Aさん。何かわかりませんっすか?”
[レンの発言は―――Aにとっては、 頭を殴られたような衝撃を持ったものだった。
異世界? 馬鹿な。いや―――馬鹿なのはどちらだ?
ありえない?なぜそう言いきれる?? 避難勧告の類があったのなら、自分がそれを知らない理由は?]
(314) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[レンと―――後ろにいる女性。逃げていないのだから知らないのだろう。 二人が知らない理由は??
3人そろって仲良く「偶然にも」ソレを聞き逃していたか
―――そんなものは、そもそも存在しなかったか、のどちらか以外にはありえないのではないのか。
ならば。後者だとしたら。]
・・・まいったな。辻褄が合っちまう。
[今、ここに自分たちしかいない理由として、否定しうる根拠などどこにもない。]
(315) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
・・・すまない。俺にも何が何だか解らないんだ。 だが―――そうだな、もしお前が言うように、ここが異世界だというのなら、どうして 他の連中はいないのか―――。
[口にして、寒気がした。]
―――まさか。
なぁ、レン。変なことを聞くが。
お前、―――死んだのか?
[視界が揺らぐ。恐怖を押し殺して尋ねた。 足元から、地面が揺れるような錯覚に 必死になって耐えながら。]*
(316) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 00時頃
|
うん、いってらっしゃい! 気を付けて行ってきてね。
迷子になったら大声出して。 そしたら迎えに行くから。
[ >>302 探検してくるという彼女を、 私は笑顔で見送りました。
……この空の下で最初に会った時は、 とても不安がっていた彼女が、 今はとても元気な様子なので、>>300 ここに連れてきて良かったと私は思います ]
(317) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ ──ティエークちゃんが私の妹だったらな。 そんなことを思うほどに、 私は彼女のことを好いていました。
最初会った時はその見た目に驚きましたが、 慣れればどうということはありません。
見た目が普通の人間よりも、 心根が優しくて、可愛い彼女の方が 一緒に居て心地よかったのです。
だから、彼女の願いが叶えばいいなと 私は駆けていく小さな背を見て思いました ]
(318) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ それから私は、部屋の中へ戻りました。 棚の中に並ぶファイルは アルファベット順に並んでいました。 探すのは“Aurelia・Garnet”のラベル。
……ありました!
棚からそのファイルを抜き出して、 パラパラと中身を捲ります。 手前は、最近の検査結果のようでした。 私が知りたいのは一番最初。
そのため、一気に最後のページまで ファイルを捲って────…… ]
(319) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[叱られたら、とりあえず謝っとけ。 ──なんて上司に適当に教えられた教えが、 >>310彼女からの蹴り一撃を避けるに至るとは思わなかったろう。 (食らったら非力な身体が吹っ飛ぶだろうよ)
でも、そうならなかったことで彼女は構えてた所を ほんの少しばかり紐解いた…かもしれない。]
物騒ですね、まあ、思い当たることが多すぎますが… ああ、成る程、先ほどザーゴさんが仰っていた 無差別殺人犯の。
[話を聞いて、光景は導かれる。 背中から刺された──ということは、あくまで W予測だがW犯人側からすれば隙だらけで あるところを刃が身を裂いたのであろうか。]
(320) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
…………、え。
[ 私の名前が先頭に書かれた書類。 その下、両親の名前の欄。
に、書かれていた父親の名は、 ・・・・・ 知らない人の名前でした。 パパの名前では、ありませんでした。
どういうことかと思い、よく見ようと、 その書類をクリアポケットから引き抜けば、 下から別の書類が現れます。
その書類に目を通した時、私は凍り付きました ]
(321) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
──────……。
[ カタカタと指先が震え、 どくどくと心臓が煩く鳴ります。
“売買契約書”
書類にはそう書いてありました。 売主は、私の両親と思われる人の名前。 買主は、パパの名前。
そんな書類が、どうして、 私の名前のファイルに入っているのでしょう ]
(322) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[Aと呼ばれた人物と、レンの話を聞く どうやらAという人も此処がどこかわからないらしく 手がかりは、掴めないまま。
私はAの元来の様子など知らない故に 彼の動揺や普段と違う様子もわかる訳もなく
── ただ、死んだのか?≠ニいう 冷たい問いかけが、聞こえて。>>316
……頭をよぎったのは やはり、私たちが居るのは ── 地獄なのでは、ないだろうかと。]**
(323) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ “遺伝子操作の決定権は買主にある” “売主は子が生まれた場合 速やかに買主に売り渡すこと”
書類の文面の一部に目を疑いました。
どうして、と、自問自答しますが 導かれる答えは一つしかありません。
……だとすれば、私は今まで、何のために、]
(324) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ ……いいえ、これはきっと夢です。 だから、気にすることはありません。
どうして私が知らない名前が 出てきたかは分かりませんが、 きっと昔読んだ小説か何かで見たのでしょう ]
(325) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ もしも、夢じゃなかったら? ]
(326) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ ………… ]
(327) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ 未だ、鋸で心臓を切り裂かれた心地がしたまま、 書類もファイルも元の場所に戻しました。
────沈黙が、落ちます。 私は黙って空間を眺めていることができず、 窓辺に寄って外の景色を眺めます。
空の色は変わらず不可思議な色をしたまま。 けれど、それが先ほどより もっと昏い色をしているように、見えるのは、]**
(328) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
─── 犬のもんばんさん ───
[ 座り込み、天を仰ぎながら。 手足がその場に縫い付けられでもしたかのように 微動だに出来ずにぼんやりとしていた。
災いが起きるとされる黄昏時。 実際に空は胸中の不安を ぶちまけたかのような不気味な色。 しかし不意に、夜のような色に遮られる。>>308 ]
…………依頼、
[ ぽつりと反芻して、隣に座るのを眺めていたか。
ああそうだ、白い花のひとつすら 私は持っていないではないか。 ]
(329) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ だから、 花束の代わりと言われたときには>>308 理解できないと言わんばかりに首を傾げ。
一秒、二秒、三秒経って…… ああ、と緩慢に頷いて見せる。 ]
なりそこないの、私なんかでは…… とてもじゃないが、 代わりにはなれない……
[ ふ、と諦めたように笑んでみせ。 白花に乗せた意味ひとつ、 全うすることも出来ぬまま。 「遠くから見守ります」 ああなんて愚かで傲慢! ]
(330) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[何故殺人犯を知っている、と言われれば 先ほどザーゴの名を明かしたので、 『先ほど出会った彼に聞きました』と言うだろう。
…だけども、 ]
? いえ、酒場にいたであろうかたと… …あとは蕪さん…頭が蕪の方しかあってませんよ。
[擦り合わせの結果、ズレた街の外へ向かった影。 ──でもまさか屋根の上飛んでいると思うか? (思うわけがないじゃないか)
因みに蕪さんが近くにいたかどうかは、分からない。 (いたとしたら近くにいるんだろうけど)]
(331) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ 力なく笑う。ああ、まだ笑える。
彼の方には視線を向けぬまま、 再び天を仰いでみせて。 ]
ここは、死後の世界なんだろうか。 だから街は人気がなくて…… 死んだ者だけがここにいて……
……………………、
[ 言いながら、 は、と、吐息を吐いた。
声が震う、 笑みの形が崩れてしまう。 ]
(332) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
………でも、
……みせかけみたいなんだ、 外はそっくりなのに 中身が…からっぽなんだよ…… 匂いが、しないんだ、
きみは、本物、なのか……?
[ 問いかけとしては下も下。 けれど問わずにはいられずに。
ぽつり、ぽつりと話すその言葉は 普段のそれとは比べ物にならぬ程 拙く、幼く、曖昧であったことだろう。 ]**
(333) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ Aさんは己の言葉を聞いて何か考え込んでしまった>>314 何か気づいてくれれば良いけど――とぼんやり眺めていれば ふと零れる「辻褄が合う」という言葉>>315 ]
そうなんすよねー 異世界って言っても空の色以外は変わらないし やっぱり夢とか……え?
[ それは――その"疑問">>316は きっと核心とも言うべき一撃で ]
(334) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
は、はは…… 何言ってんすかAさん 寿命が人より短いって言ってもまだ10年近く あるんすよ。いきなりそんな――
[ ズキン、と脇腹が痛む 何か――そう。何かがおかしい
なんだ。何だ何だ何が起こったオレに何が
"私"に何が ]
(335) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
――オレ、思ったんすけど
[ 頭が痛い。脇腹も痛い はらりと落ちたフードから白髪が顕になる それが気にならないほど、視界は地面に縫い付けられ
やっと顔が上がったと思えば、"オレ"はきっと笑っていただろう 変に引き攣り、米神に伝った汗を拭うことすらせず ]
やっぱり、"異世界"ってことにしたいっす 出来れば"オレ"の為にも
[ だってそうでもなければ……"オレ"という存在が 足元から崩れてしまう。
"私"が"害された"という事実を完全に認めてしまったら その時、"オレ"はどうなってしまうのだろう **]
(336) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[…ああ、でも、それよりも、 もっと>>313大事なW異常Wがあったろう。 それを私は気付いておらず、首を傾げ、 それから漸く理解を果たすのである。]
ああ…こう見えて私、遺伝子学者でして… クソ上司が違法改造しろとか仕事を押し付けるので W慣れたWと言いますかね?
[W普通のW表の街の人間は もっと嫌悪を以て接してくるものだ。 それはW決して間違っていないW。 むしろ…そのせいでというのだろうか、]
それに貴女も人間でしょう?
[W彼の理性は少し崩れているW]*
(337) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
[此方が提示した狼藉者の情報はやけにすんなり 男に受け入れられたようだった>>320 ザーゴに既に会っていると知れば納得だ。
表の街に行く道に用がないので知らないが 一本道ではないのだろう、と ウサギ娘は希望的観測をひとつ。]
アタシ的には蕪くんがここにいることに驚いてるよ。 なんだい、スープにでもされちまったのかい。
[ここにいるならのっぺらぼうを見上げて いないならあの飄々とした姿を瞼の裏に思い描いて 少しだけ、ウサギ娘は笑ってみせた。]
(338) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
[けれど、次の男の返事で笑みはぴしりと固まった。]
へえ、“慣れた”のかい。
[存外冷ややかな声が出た。 裏の街には遺伝子操作によって憂き目を見た者がいる。 男の言葉は親しいようで、その実大きな隔たりを感じさせた。 (一体どこの人間が、同じ人間に接することに “慣れる”必要があるのか!)]
アタシの母親は遺伝子操作で ウサギの耳を持たされた人間でねェ けどアタシみたいなまるっきりウサギな子が 産まれちまったもんだから 母娘でこっちにポイ捨てさ。
(339) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
[それが誰の意思の元行われたことであろうと ウサギ娘の母親は還ってこない。]
アタシは人間だけど、人間じゃない。 現に今も寂しくって淋しくって死んじまいそうなんだよ。
[年の頃は若いから、彼がウサギ娘の母親の遺伝子を 弄ったわけじゃあなかろう。 だからこれはただの八つ当たりだ。
「誰でもいいからそばにいて欲しい」と願ったくせに 一歩、男から後ずさる。]**
(340) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
痛かったらしいですが…どうなんですかね。
[>>338スープにされたと言われれば、 誰がそんな好奇心を疼かせてそんなことをなどと 内心おどけてみるのだ。 ──流石に動く彼を食べる思考にはならない。]
ええ、…
[冷ややかな>>339言葉には、 同じく冷ややかであっただろう。 それはまるで、なにかを諦めたような、
──…否…慣れたとW思わないとW 私はW外道の道Wに身を進んで投じられない。]
(341) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
[噺を聞ひて居る中で>>220>>221>>249、 判ッて居るのか居らぬのか、 ぐわン ぐわン と頭を振るッて居る蕪頭。
退屈そふに揺れて居た頭が、 一瞬だけ、 己ですらも判らぬ間、 ピタリ と動きヲ止めたのは、]
(342) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
[“オーレリア”と云ふ名>>222]
(343) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
[扠其れは誰だッた哉? と流れ行く噺の中で考へて居りましたが>>250>>223>>251>>255>>256、 さッぱり思ひ出せぬ侭、 名前ヲ問われれば>>224、 解らぬと答へたので御座いました>>265。 (首から下がッてる名札替わりの首飾り等、 既に記憶の彼方故。 何故に下げておるかッて? 下げさせた者の心情等解りませぬ。)
代替案で“蕪”と呼ばれたのであらば>>257、 其れは良いとゆらゆら 葉を揺らすので御座います。 (僅か開いた間等気付く筈も御座いませぬ。 二者択一で迫られたなら、 きッと漬物ヲ選ぶでしょうが。)]
(344) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
[一通りの噺が終わり>>258>>275、 歩き出したので御座いますが、 在らぬ方向へ進む蕪頭なので御座いました。]
(345) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
[余談では御座いますが、 唯の蕪に通信手段等、 持ち合わせて居る筈が無いでは在りませんか。
如何してもと云ふ場合、 頭に生えてる葉で、 草笛でも作ッて呼びましょふ。 覚へておればの噺では御座いますが。 (何て前時代的なと云ふ突ッ込みは、 一切合切受け付けておりませぬ。)*]
(346) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
[遺伝子操作でウサギの耳を生やされた──と聞けば、 思い当たるのはダーロス家の嗜好に似たもの。 当人の意思を尊重せずに、産み出されていく 他人の身勝手な改造の果てに起きる悲劇だ。]
…では、一つ聞きますが
[…ゆえに、本来は違法改造として定められている。 定めているのは、産まれた子達の人権を守る為。 身を守る為、そして…多くの悲劇を塞ぐ為。]
人間だけど人間じゃないなら、貴女はご自身を 化け物だと仰るつもりなのでしょうか?
(347) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
じゃなければ、寂しいなんて思わないでしょう。
(348) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
[貴女が感情を宿す限り、人間だと。 彼はそう言って、首を横に振った。]
私も含めて、この世にいたずらに命を弄ぶ輩がいる。 …本来は、社会を明るくするための文化の はずなのにね。
──それなのに、…どいつもこいつも、 金になると分かればッ…
[思い浮かべたのは嫌な顔で笑う元上司。 【素晴らしい遺伝子があることに誇りを持つ顔】]
劣等者であればなにをしても良いわけがあるまい… ……それは、
…本当は君だけでなく多くの者に謝罪が必要だ。
(349) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
[どうせ謝ってもどうなるわけでもない。 それは分かっている。 でも、そう答えるのはやはりエゴなのか。]
それと、一つ語弊がありますね。 同じ人と接することに慣れはいりませんもの。
私は『貴女のような人を作ることに慣れてしまった』 だから、あまり、驚かなくなってしまったのです。
(350) 2018/10/10(Wed) 02時頃
|
|
[見た目が違うことに、慣れは必要ない。 それは裏の街で生きる者らが一番分かっているだろう。 隔たりなんてあるもんじゃない。]
…私は、同じ人間なのでしょうかね。 【どんなに酷い姿を見ても動じれない】のは*
(351) 2018/10/10(Wed) 02時頃
|
|
[途中で表の男が足ヲ止めそふに為るものだから>>277、 ふらり と何処かへ行きそふに為ッて、 ふと足ヲ止めたのは、 地面に影ヲ落とした何かが居た様な、 そンな気がしたからで御座いますれば>>303。]
ム?
[何事かと思ひ天ヲ見上げて居りましたが、 其処に影も形も無く。
ハテ? と首を振るッて居りました処、 叫び声が聞こへたので御座いました>>242。 何事だろふと思ッて居ると、 白ひ影がぴょこり と見へたので御座いましたか>>244。]
(352) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
[其の儘通り過ぎるかと思へば、 彼の言葉に引ッ掛かッた様子>>281>>291。 大分興奮為ておりましたが、 謝ッたのが効ひたのでしょうか>>293。 軈て噺ヲ始める二人ヲ、 やはり眺めておッたので御座います。 (己が居た故、 多少は態度ヲ緩められておッたとしても、 己が理由とは気付かぬ侭。)
会話ヲ聞ひて居りますに、 どふやら彼女もシんだ様?>>310。 (其れがザーゴと名乗ッた者と同じ店だと、 理解するのは表の男の噺を聞ひたかなり後!>>320)]
(353) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
[“表に向かッていッた奴”と云ふのが、 先程気に為ッた影かもと、 蕪頭には繋がりませぬ。
僅か頰ヲ緩める兎の言には>>338、]
ハテ、私めはスープに為ッたの哉?
[等と惚けた事ヲ言ふので御座いました。 (為ッたのは蕪を潰したジュウスです故、 大した差は無ひでしょう。)]
(354) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
[蕪頭には二人の遣り取りが、 とてもとても難しひ様に聞こへて居りましたが>>313>>337>>339>>347>>348>>349>>351。]
、、 ? 君たちは同じ人間では無ひのかゐ?
[同じ様に二足歩行ヲ為て、 同じ様に言葉ヲ繰るので御座いますので、 少なくとも蕪頭には、 同じ人間に見へていたので御座います故。 何ヲ奇怪な事ヲと、 簡潔で単純な考へヲ述べるので御座いました。**]
(355) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
>>336 [――――。
レンの胸中は解らない。が。
セリフと表情の組み合わせが明らかに不自然な事―――。 笑顔で言うセリフではないだろう事と。
少なくても。 レンにも『死んだのに死んでいない』 という類の感覚に、心当たりがあるらしい事は 確実だった。]
そうか。異世界ね。そうだな、いいセン行ってるんじゃないか。 少なくても、他の推測に比べれば―――穴の少ない、破綻の無い結論だ。
[レンの―――狐の問いかけに、今の考えを口にした。]
(356) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
[信じられないことに。 現状、自分は『ここが異世界である』 事を本命視している。
例えばここが死後の世界だとしたら? ―――それならば今までに死んだ人間が いないことに説明がつかない。
元の街並みとそっくりそのままの外観も 死後の世界にしては気が利きすぎている。
今までに―――過去から今日までに 死んだ筈の大勢の人間がここにはいないのも 辻褄が合わない。]
(357) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
[そして。
政府の発表、だ。 外出を控えるように、等という 実体の見えない注意勧告。
偶然かもしれないが ―――死後の世界という可能性よりは 大幅に可能性が高いのではないだろうか?
―――そう、政府はなにかを知っていて それこそがこの『異世界』とやらが 発生した原因である可能性の方が。
そちらの方が――― 最早馬鹿馬鹿しい感覚だが―――。
幾分『現実的な』推測と言えるのではないだろうか?]
(358) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
[・・・もっとも、特定には至らないし 出来たとしても。 あまりにも荒唐無稽過ぎて、 全く現状の打破には繋がらないだろう。]
(359) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
[思考。Aは思考を通じて 平静を取り戻していく自分を感じていた。
結論が出せない事への歯がゆさは残るが それでも『考える余地がある』 という事実はAに「日常の残滓」 を感じさせたのである。
結果。表現としては ―――落ちついたと言えるAは レンの連れている女性にようやく 意識を向けられるようになった>>323]
そちらは・・・レンの知り合いかな? はじめまして。私は「A」と言います。
お名前をお伺いしても?
[遅い自己紹介をしてみよう。 「A」という名前には疑問を持たれるかもしれないな。]
(360) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
[二人にそれぞれ応対をしながら、 今後の事を思案する。
レン達はこれからどこへ行くのだろうか。
――-同行するか、別れるか。 それは返答の後、決めることにしよう**]
(361) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
少年 Aは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 03時頃
|
―― 政府庁舎 / 「6th-10」特別対策室 ――
「 準備は?…ええ、 私のほうは十分に出来ています。
では、通信を ―――― …、 」
>>#0惑星の最大接近が確認されてから すでに数時間が経とうとしている。
特異な現象に巻き込まれてしまった 不運な住民たちの居場所がようやく判明し、 政府庁では現在、パラドックス特異点に対し 電波での通信を試みているところだった。
(362) 2018/10/10(Wed) 04時頃
|
… 一方、
(#1) 2018/10/10(Wed) 04時頃
疑似的に作り出されたもう一つの街では
街中に存在するすべての電話が突如として
けたたましい着信音を鳴らし始めていた。
携帯電話も、黒電話も、壊れかけの電話機ですら
通話が可能な機器はすべてが騒音を撒き散らした。
それは誰かが電話に応答するか、
きっかり60秒が過ぎた頃――ぱたりと途絶える。
(#2) 2018/10/10(Wed) 04時頃
「 …あー、あー。もしもし?
私は政府庁の… …ああ、いや。
堅苦しい挨拶は無しにしよう。
この通信は君たちの救済のために行われている。
私がこれから言うことをよく聞きなさい。
いいか。君たちは一度死んだ。
何があったかは知らないが…とにかく死んだ。
そして不運にもそちらの世界に紛れ込んでしまった。
まずここまでは君たちも理解していると信じているが、 」
(#3) 2018/10/10(Wed) 04時頃
「 肝要なのはここからだ、諸君。
そちらの世界は24時間後に完全に消滅する。
一度死んだ君たちはそちらに居続ける限り、
24時間後にもう一度無駄に死ぬ羽目になる。
君たちもそれは避けたいだろう?
そこで我々は君たちにひとつ提案をしたい。 」
(#4) 2018/10/10(Wed) 04時頃
・・・・・・・・・
「 もう一度死んでくれ。 」
(#5) 2018/10/10(Wed) 04時頃
「 我々の仮説ではそちらの世界が消滅を迎える前に
君たちの身体が生命活動を停止すれば、
君たちは空間の影響を受けてこちらへ戻れるはずだ。
元はと言えば死亡がスイッチだったのだからね。
方法は何でもいい。
どうせ本当には死なないんだ。
しかしどうしても出来ないと言うのなら、
政府庁舎の対策室を探しなさい。
体内細胞の活動を速やかに停止させる薬がある。
それを使えば夜に眠りに就くように旅立てるだろう。 」
(#6) 2018/10/10(Wed) 04時頃
「 君たちの帰還を心から待ち望んでいるよ。 」
(#7) 2018/10/10(Wed) 04時頃
運よく通信が叶った受話器に対しては
事態を説明する声が滔々と流れだし、
やがて一方的な別れの挨拶を告げると切れる。
「 決断のリミットは24時間。 」
与えられた一刻を示すかのように
とある電話機の横へ設えられていた時計の針が
10月10日午前10時10分10秒から僅か、動いた。
(#8) 2018/10/10(Wed) 04時頃
―――――― カチリ、 **
(#9) 2018/10/10(Wed) 04時頃
|
[ 男と話すレンからはらりとフードが落ちれば やや後ろから見ていた私にも、きっと レンの表情が見える >>336
明らかに先程までの”楽しそうな顔”とは ほんのすこし違和感のある笑い顔
”オレ”のためにも、と言う彼の言葉に 深い意味があることまでは読み取れず、 今度はさも理論的に語る男のほうの話を聞く
── その「現実的な」推測を。>>358 ]
(363) 2018/10/10(Wed) 09時頃
|
|
[ その答えが出るのはきっともう間もなくのことで 彼の視線が此方に向いたのは、その前の刹那。 Aというのが「A」なのか「エイ」なのか 初対面の私に判断つくはずもないが きっと違和感なく「A」と発する事ができた筈 ]
……Aさん。 いえ、先程そこでお会いしただけで、 あの、ロイエと言います。
[ この人が”何者”なのかは結局のところ解らない だから表と裏、どちらの人間かは敢えて明かさぬまま 少なくとも自分の客とは同類の類ではないことだけ レンと同じく、それだけは安心できていたのかも ]
(364) 2018/10/10(Wed) 09時頃
|
|
[ やがて 時は来た ]
(365) 2018/10/10(Wed) 09時頃
|
|
[ けたたましくなるのはたくさんの電話機 私は携帯は持っていないので解らないけれど どこもかしこも着信音が鳴り響いている 廃墟の中から壊れかけた黒電話が鳴る 寂れた公衆電話からも 人々のポケットからも ]
Aさん、レンさん、これって……
[ きっと2人が携帯電話を持っているのなら 固唾を飲んで挙動を見守ったはずだし、 もしかしたらその前にどこかの電話の通信が叶って ぴたりと街に不気味な静寂が訪れたのかもしれない ]**
(366) 2018/10/10(Wed) 09時頃
|
|
あー、まあ詰まる所それなのですよね。
[>>355横で揺れる彼の言葉に、同意を示した。 何だかんだ難しく話す癖があるな…と頭を悩ませ、 はぁっと息を吐いた。]
未知の恐怖に耐える慣れじゃなくて、 仕事柄遺伝子異常者が身近にいることに 既知だから慣れているというべき、なのですが…
[なんて言えばいいのだろう。 そう悩んでいると、
―――――― R、RiRiRi…
衣服のポケットに入っていた携帯が鳴り、そして周囲の音が、街中に存在するすべての電話が突如としてけたたましい着信音を鳴らした。>>#2]
(367) 2018/10/10(Wed) 09時頃
|
|
…なん……だ…?
[携帯電話をポケットから取り出して、 ウサギの娘と、近くにいるだろう蕪さんに 見せるように携帯の表示画面を表した。
突如として起こった異常、 通常ならありえない現象、 鳴り響く異音は世界を取り巻いていた。]
……出るべき、ですかね
[理解が及ばず、思わず言い淀む。 さて、それにほかの皆がなんと答えるか。 それとも、先に誰かが電話を取ったか。]*
(368) 2018/10/10(Wed) 09時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 09時頃
ロイエは、レオナルドに飴ぶん投げつつ電話をじー
2018/10/10(Wed) 09時頃
|
[ " 人を探すのを手伝って欲しい " と、>>0:552彼に言ったとき、
男は間違いなく人を探していたのだ。 ( 自分ではなく他人の、とはいえ。 )
もし、尋ね人が見つかるのなら 無報酬で依頼を受けたっていいと ……そう考えてすらいた。 ]
" 天使を探すより宙に浮いた話だろうけどさ。 "
[ 尤もそんな意図は表へ出さず、 「 頼むよ 」とだけ返したのだけれど。 ]
(369) 2018/10/10(Wed) 09時半頃
|
|
[ 別の依頼人の話を そのまた別の依頼人にする、…なんて 信用問題に関わるから殆どない。
だけれど、この彼>>0:548に限っては 信頼に値すると男は思った。
…しかし、今はどうだ? ]
随分と憔悴しているね。キミ。
[ >>329雨も降らず、 白い花が散らされることもない門前に 憂い色の目をした彼と男が、二人きり。 ]
(370) 2018/10/10(Wed) 09時半頃
|
|
代わりになれないからいいんじゃないか。 花になったと考えてもご覧よ。
…踏み潰されて散らされるだけさ。
[ 傷一つない( 危険物もない! ) 地面に並んで、座って
男はいつも小菊の花を置いていく 門札の傍へ視線をやったまま、言う。
片や天を見上げ、 片や地を見詰め。
奇妙な邂逅の形がその場にあった。 ]
(371) 2018/10/10(Wed) 09時半頃
|
|
[ 沈黙混じりの言葉の雨>>332の中。
互いの息の音と、 揺れる声の振幅だけが やけに大きく広がっていく。
果たして男はその間、何も言わなかった。
芝居の態を借りた多様な言葉でさえ、 咽喉から吐き出すことを無意識に避けた。 ]
…… ……
[ >>333続けられた言葉を 凍り付いたようにして唯、聞いている。 ]
(372) 2018/10/10(Wed) 09時半頃
|
|
……違うね。 ワタシは本物じゃあない。 空洞に内臓を詰めただけの贋作さ。
最初も最初 ―――― この世に放り出された時からね。
[ やがて、 まるで幼返りしたように掛けられた 問いの言葉を男はぴしゃりと跳ね除けた。
其方が其方なら此方も此方。 普段の様子とは比ぶべくもないほど 強い語調であったはずだ。
しかしすぐにひゅうと息を吸い込むと、 ]
(373) 2018/10/10(Wed) 09時半頃
|
|
、、 ……だが、生きている。
[ 力ない声の。 笑顔の、彼へ顔を振り向けた。 或いは何も持たぬ腕すら取ろうとした。 ( 腕が取れたなら自分の胸へ 当ててみせようとすらしただろう! ) ]
胸に触れてみればわかるさ。 ワタシは生きている。
キミだってきっとそうだろう? ワタシたちはどっちも生きている。 ―――― ここで。この街で。
(374) 2018/10/10(Wed) 09時半頃
|
|
匂いが少しもしなくても、 たった今ワタシとキミは喋っている。 ワタシはここにいる。
…本物なのはそれだけさ。ザーゴ。
[ 石色の瞳がはっきりと相手を見、
…そして、 不意に逸らすと、 黄昏時の色をした空へ向かう。
数秒逡巡し、 やがて ぽつ と、声に出したのは、 ]
(375) 2018/10/10(Wed) 09時半頃
|
|
…ああ、それから。ソフィーが キミを元の世界へ還したいと言っていた。
その気持ちだって間違いなく本物だろうね。
[ 少し前、一人と一匹の会話の端切れ。 ]
(376) 2018/10/10(Wed) 09時半頃
|
|
[ 直後。 何処からともなく騒々しい音が>>#2 方々から一斉に聞こえ出したもので、 ( 心なしか門の奥の建物からもだ。 ) ]
……なんだろう。電話、のようだけど、 キミ、この音の出どころがわかる?
わかるなら、一寸付き合ってくれ。
[ 暫く音沙汰のなかった幻聴なのかもしれないが 兎にも角にもひとまず音の在り処へ向かおうかと
男は徐に門の柵を掴み乗り越え、 勝手に鍵を開けた上で( 何せ門番がいない! ) 確認するように背後を振り向いたのだった。 ]**
(377) 2018/10/10(Wed) 09時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る