人狼議事


247 満天星躑躅の宵闇祭り

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視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 天井手繰り ヤヘイ

…うん。もうな、だいぶまえだ。
借家住まいでさ、天井板がずれて、開いているから入り込んでみたんだ。

結構広くてさ。奥へ、奥へ、這い進んでたら明かりが切れてさ。
もう右も左もわからなくってさあ…。

必死に暴れたら、明るいとこに出た。
知らない街だった。

(0) 2016/05/19(Thu) 00時頃

村の設定が変更されました。


座敷守 亀吉が参加しました。


【人】 座敷守 亀吉

 はー……旦那さん、えらい目に合われましたなあ……。

[傍らに座る男の話>>0に相槌一つ落としつつ、青年は楽琵琶の弦をかき鳴らす。
紡がれるのは妙なる調べ、それに合わせるように揺れた満天星躑躅からしゃん、と鈴の音の如き音が鳴る]

 まあ、経緯はさておき、ここで会ったも何かの御縁、てぇわけで。
 今の内は、のんびりなさるといいんじゃないでしょかねぇ……。
 あんまり騒ぐと、いらんもんが騒がしゅうなったりしますよって。

[のんびりとした口調でそこまで紡いで。
それから、青年はふと何かに気付いたように視線を巡らせて]

(1) 2016/05/19(Thu) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 ……おんや?
 おいでませ、ですかねぇ。

 今宵は、満天星躑躅の宵闇祭り……と、いうても、ふつーの祭りじゃないけどなぁ。

[新たにやって来たものに向け、にこりと笑ってこう告げる。
人懐っこそうな笑みと軽い口調はゆるい雰囲気を醸し出しているものの。

人ならざるものの気配を悟れるならば、気付けるだろう。
青年の内に宿る影と闇、そして深い、ふかい、深淵の気配に。*]

(2) 2016/05/19(Thu) 00時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 00時半頃


落胤 明之進が参加しました。


【人】 落胤 明之進

[切欠は、些細なことだった。]

(3) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

―回想・絡繰り人形の屋敷―
[その日の夜は嵐だった。
ぽつりぽつりと降り出した雨が、屋根を絶え間なく叩いてゆく。
その音を耳にしながら、一人の少年が、
薄暗い廊下を、蝋燭の灯一つで渡り歩く。]

……全く。
眠ろうにも、こんな雨じゃね。

[そう、理由を付けて、自らの屋敷を探索していた。
今になってしまえば、何故そんな事をしてしまったのだろうか。

嵐の夜に、屋敷を歩き回る。
ほんの些細な探求心が、歯車を動かす動力になっていった。]

(4) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

[自らの屋敷といえども。
父も、祖父も、この仕組みを理解する事は出来なかった。
それどころか、自らの居住空間を縛り付け、それ以外の区域を封鎖していた。

しかし、その禁じられた区域とは、
どうなっているのだろうか。
年頃の少年だ。そんな好奇心が湧いてきても不思議では無かった。

一歩ずつ、その区域に近づき。
扉に手を掛けようとした。
その時。]

(5) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

 しまっ……!!

[気がついた時は後の祭よ。
がたん、と床が開き、少年の体は闇へと吸い込まれる。]

 うわああああああああ!!!

[何処までも続く、無明。
このまま、奈落まで墜ちるのか。
そう覚悟した程に、何時までも、何処までも……。

しかし、そうはならなかった。]

(6) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

[どしん。

派手に音を立て、少年は体を床に叩きつけられる。
蝋燭は、もう手元になかった。]

 いったたた……。

[背中を強く打ってしまった。
思わず痛みに顔を歪め、涙ぐみそうになるのを必死に堪える。
改めて、体を起こす。

……そこは、奈落でも地獄でもなかったようだ。
二対の松明が灯となり、辺りを照らす。
昔、悪戯をして入れられた土蔵の中に、何となく似ている気がした。
そして、そこには、大きな扉と一つの人形があった。]

(7) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

 これは……『誠(まこと)』?

[松明の灯でぼんやりと浮かぶ。
伝説の男を形どり、背中に「誠」の字を背負う。
少年は絡繰り人形屋敷の中でも噂でしか聞いた事のない、その人形を間近に見ていた。
其れを手に取るや否や、扉は重く開かれる。

少年は、開かれた扉をじっと見つめる。
上へ行く手段は分からない。
しかし、前へ進む事は出来る。

ならば。
……行くしか無いと言う事か。

少年――アキと誠は、暗黒の道を進み始めた。*]

(8) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 落胤 明之進

―宵闇神社・境内前―
[永遠に続くと思われる道は、一抹の光と共に去って行く。]

 ……あれ?
 何時の間に、外へ?

[一瞬、そう思ったが。
直ぐに、違うと察する。
満天星躑躅の咲く神社。
そんな場所は、少なくともアキの知る場所には存在しなかった。
何より、雨粒一つも振ってはいない。
此処は、何処だろうか。

楽琵琶の音が耳に聞こえる。>>1
その音に導かれるように、誠は手の中でくるくると踊り出す**]

(9) 2016/05/19(Thu) 19時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 19時頃


手妻師 華月斎が参加しました。


【人】 手妻師 華月斎

─ 街の祭り ─

[賑やかな人々の声。
奏でられる囃子の音。
設置された舞台の上では様々な催し物が披露されている]

おぉい、親父ぃ!
どこだよ、荷物持って来たぞ!!

[膨れに膨れた大きな鞄を背負い、青年は父の姿を探した。
出番はまだ先とは言え、時間ギリギリに合流する、と言うのは避けたいところ]

ったぁく、どこ行ったんだってぇの。

[探せどもその姿は見えず、仲間の演者達も見当たらずに青年は途方に暮れた]

参ったなぁ。
だぁれも見つかんねぇでやんの。

(10) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 手妻師 華月斎

[仕方なく控えの場所で荷を下ろし、いくらかの準備をすることに]

最初は人形劇だったな。
ひぃふぅみぃ……うん、ある。よし。

それから演芸の────ありゃ?

[直ぐに使えるように並べようとして、うっかり手から零れ落ちる鞠一つ]

やっべ、 あー……と、しゃあねぇ!

[荷を放置して行くわけにも行かず、青年は大雑把に鞄に詰め込んで鞠を追いかけた]

よりによって下り坂かよ!

[緩やかとは言え、転がり続ければ鞠も加速する。
荷を背に抱えた状態で鞠を追いかけ────]

(11) 2016/05/19(Thu) 19時頃

【人】 手妻師 華月斎


[やがて、周囲から賑やかな祭りの音が消えて行った**]
 

(12) 2016/05/19(Thu) 19時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 19時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 19時頃


【人】 座敷守 亀吉

─ 宵闇神社・境内 ─

 ……お?
 まぁた、どっかに道繋がりおったんかねぇ。

[のんびりとした口調で呟きながら、撥を動かし楽紡ぐ。
それに合わせるように揺れる満天星躑躅がしゃらりと鳴って。
重なる音色につられるように、青年の周囲に兎や猫の形の紫色の影が揺らめく]

 まぁ、祭りの時期やし。
 賑やかなんは、悪うなかろ。

[本当にいいのか、という突っ込みは不在のまま。
境内には楽し気な音が響く。*]

(13) 2016/05/19(Thu) 22時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 22時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 狭間 ─

[ようやく鞠に追いつき、右手で拾い上げ身体を起こす]

やぁれやれ。
って────

[鞠を仕舞ったところで辺りの異変に気付き、何度か周囲を見回した]

うげ、どこだここ。

[街、と言うにはどこか古風な、どちらかと言えば田舎に近いような雰囲気の場所。
青年に見覚えなどあるはずもなかった]

(14) 2016/05/19(Thu) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

参ったなぁ。
帰り道分かんねぇぞ。

[困惑の色を浮かべ、青年は頭を掻く。
人が居れば良いと思いながら、当て所も無く歩き始めた]

(15) 2016/05/19(Thu) 23時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/19(Thu) 23時頃


【人】 落胤 明之進

[くるくると動き出す、誠。
アキは目を見張った。
まさか、絡繰り人形が独りでに動き出すなんて。
そんな信じ固い気持ちを胸にしながら、
神社の石畳の上にことり、と置くと。
誠はかたかた、と動き出し、楽琵琶の音に合わせるように、舞を始める。]

 すごい……。
 こんな人形、見た事無い……。
 なんて、不思議な人形だこと。

[呆然と、呟く。]

(16) 2016/05/19(Thu) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[……噂で聞いた事はあった。
妖魔の守護が籠められし人形、
絡繰り屋敷の地下に眠る、と。

半信半疑だった。
そのような人形が本当にあるのならば、是非ともこの目で見てみたいと思ったものだった。
しかし、この人形、誠は明らかに意思を持っていて。それがありありと思い知らされる形であった。

それが本当にあやかしの力かどうか、アキには分からなかったが、一先ず信じることとしようか。

誠は、変わらず舞を踊っている。
改めて、辺りを見渡すアキ。

本当に、――此処は何処なんだろう?]

(17) 2016/05/19(Thu) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 宵闇神社・境内 ─

 ……んー?

[楽を奏でる手は止まらぬまま。
青年は周囲に視線を向ける]

 なんというか……面白い気配しよるなぁ。

[落ちた呟きに応じるように楽に合わせて跳ねていた影の一つ──紅碧色の兎がぴょい、と動きを変え、かたかたと音を立てて舞う人形>>16の方へと跳ねていく。
ある程度近づいた所で兎は動きを止め、こきゅ、と不思議そうに首を傾いだ。*]

(18) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ →神社境内 ─

[道と思しき場所を続く限りに歩いて行く。
きょとりと周囲見遣る青年の目に映るのは、やはり覚えの無い景色だった]

…んっとにどこなんだ、ここ?

──── 、 鈴?

[どこかから、しゃらり、と鳴る音が聞こえる。
まるで神楽鈴のような音]

行ってみっか。

[人が居るのではと思い、青年は音のする方へと足を向けた。
導くような音にもう一つ、琵琶の音が重なるのはもうしばらく先のこと]

(19) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[しばらく歩き、目の前に現れたのは]

……鳥居だな。
神社か、ここ。

[立派な構えの鳥居は、そこにあるものを容易に想像させた。
鈴の音と、それに重なる琵琶の音はこの奥から聞こえている]

じっとしてても仕方ねぇな。

[天門、または神門と呼ばれるそれの端を通り、青年は参道へと]



[その背後、背負う大きな鞄の中でもそもそと動くものがあることに青年は気付いていない]

(20) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

[突然、妙な感じを覚え。
舞を踊る誠は、ふいにその踊りをやめ、両手を下ろし、その気配を伺うように見ている。
近づいた気配に、アキも気がついていた。>>18]

 わぁっ、何だい、これ。

[目をぱちくりとする、アキ。
それは首を傾げる、兎の様にも見えて。
誠もアキも、その兎をじっと見つめている。

ふいに、誠が境内の方へと動き出した。]

 うわ、ま、待って。

[兎はどうしているだろう。
その気配を気にしつつも、もしも兎も一緒に行くならば案内されるがままに、そうでなければ兎を置いて、境内の方へと向かう。]

(21) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[紅緑色の兎は、見つめる視線をじぃ、と見返し。
人形と少年が走り出す>>21と、その背を首を傾いだまま見送った。
少し間を置き、動き出した兎が向かうのは、境内へと向かうもう一つの気配>>20の方]

 …………。

[その影の主たる者は相変わらず、呑気な様子で四弦を弾く。
その口元にはどことなく楽し気な笑みが浮かんでいた。*]

(22) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

―境内―
[足を進める度に、寒気がする。
なんだか、この世ではない様な、そんな感覚に。
そして、アキと誠は辿り着く。
楽琵琶の音は、ここから鳴っていたらしい。
満天星躑躅がしゃらりと鳴る音も聞こえる。

青年の姿は>>2見えただろうか。
アキは、暫くその音に心を委ねている。]

(23) 2016/05/19(Thu) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 境内 ─

[やって来た者たち>>23を出迎えるように、しゃらん、と鈴の如き音が響く。
それに合わせるように、四弦を弾く撥の動きが止まった]

 ……おー。
 こりゃまた、珍しいモンが来たもんやなぁ。

[く、と零れる笑みと共に落ちたのはそんな呟き。
直後、青年は懐っこそうな表情と共に、出迎えの口上>>2を述べて]

 でー。
 にーさんは、「来た」のと「来てた」のどっちです?

[直後に投げたのは、謎かけめいた問いかけ、ひとつ。*]

(24) 2016/05/20(Fri) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内・参道 ─

[鳥居を潜って直ぐ、急に気配が増えたように感じた。
青年が足を踏み入れた参道には屋台が立ち並んでいる]

なんだ、祭りか?

[似たような光景は何度も見たことがある。
祭りの出し物として一座が芸を披露することがあるためだ]

なぁ、ちょっと聞きたいことがあんだけど。

[ここがどこかを聞くために、近くにある屋台へと近付き声をかけた]

(25) 2016/05/20(Fri) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

[が]


…──!?


[青年は屋台の店員を見て目を白黒させる。
そこに居たのは、人型ではあったが、目が一つしかなかったのだ]

えっ、 なんっ、

[悲鳴が上がらなかったのは幸いだったかも知れない。
青年が驚愕の表情のまま声を紡げずに居ると、誰かに頭をてしてしと叩かれた]

『またけったいなとこ落っこちよったなぁ。
 坊、だいじょぶか?』

[振ってくる声には訛りの色。
どうにか屋台からずり下がるようにしながら距離を取り、青年は頭の上に手をやった]

(26) 2016/05/20(Fri) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

[むんず、と掴んで目の前に持ってくると]

『おま、待てや。握り潰す気ぃかっ』

[青年の手の中では、タヌキの人形がちたちたと動いていた]


!?!?


[二の句も紡げない]

(27) 2016/05/20(Fri) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

『おい坊、聞いとるかぁ?』

[手の中に居るタヌキの人形は、てしてしと青年の手を叩いてくる]

────何がどうしてどうなってんだ!?
婆ちゃんが作ったぬいぐるみが喋ってんぞ!?

『ちょ、落ち着けぇて!』

[手が緩んだ隙にタヌキの人形はするりと抜け出て、青年の手の上へと。
人形でありながら生き物のように動くそれは体長約20cm程。
青年の手の上で見上げ、短く溜息をついた]

『先ずは話聞きぃ、な?』

お、おぅ……。

[そうしてしばしの間、タヌキの人形から話を聞くことに]

(28) 2016/05/20(Fri) 00時頃

【人】 落胤 明之進

[暫く、楽琵琶と満天星躑躅の和音に聞き入っていると。
その楽琵琶を弾いていた主から声を掛けられて。>>2 >>24]

 宵闇、祭り……?

[言霊を繰り返す。
そんな祭は、知らない。
初めて聞く名に、心を惑わせるばかり。

そして、続く問いに首を捻らせる。
来た、か来てた、か。
難しいが、一先ず答えておこうか。]

 屋敷の地下を歩いていたら、此処に辿り着いた。
 だから答は、来てた、という事かな……。

(29) 2016/05/20(Fri) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 境内 ─

[対する者の心の惑い>>29は知ってか知らずか。
まあ、気づいていた所で、この青年が態度を変える事はまずないのだが]

 そ、宵闇祭り。
 狭間の神社のバカ騒ぎ……てぇ言うたら、さすがに怒られちまうけどなぁ。

[くく、と笑いつつ、社の方へと一度視線を向けて]

 ほうほう……つまり、こっちの旦那さんと同じ、迷いこんだクチかぁ。
 まあ、自分からここに来るような酔狂者、そうはおらんやろーけど。

(30) 2016/05/20(Fri) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[視線を戻し、けらりと笑いながら告げた言葉に、傍らに残っていた紫黒色の猫がもの言いたげに尻尾を揺らした。
「あんたが言うな」と言わんばかりのそれを、青年は完全に無視しているが]

 まあ、「来てた」クチなら、祭りが終わればまた道も開くやろ。
 今の内は、のんびりしとくとええよ。

[どこまでも軽くこう言った後。
青年の視線は、人形の方へと向いて]

 に、しても。
 ……面白いモン、連れてますなぁ。

[こてり、と首を傾いで問う、声音に滲むのは好奇の色。*]

(31) 2016/05/20(Fri) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内・参道 ─

『───てぇわけで、坊は知らずここに来てもうたわけや』

はぁ……。

[今居る場所が元居た場所とは全く異なると言うことを伝えられたが、いまいちピンと来ず、青年は生返事を零す。
おかしな場所であることは屋台の店員が証明となっているが、俄かに信じられることでもなかった]

(32) 2016/05/20(Fri) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

…で、アンタは何なんだ?

『わいか?
 坊の先祖や』

は?

『せ・ん・ぞ や』

………はぁ!?

[この場所が訳の分からない場所であることは然ることながら、目の前のタヌキの人形も同等に訳が分からない。
故に青年は問いを投げたのだが、思いもよらぬ答えが返って来て、声がひっくり返ってしまった]

(33) 2016/05/20(Fri) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

『まぁ背後霊みとぉなもんや思うとき』

…タヌキが背後霊…

『阿呆、元は人や。依り代で丁度ええのがこれやったんや』

人型の人形もあっただろ。

『とり憑けんかったんやからしゃーないやろ』

よりによって婆ちゃんの形見に…。

[青年は色んな意味でがっくりと項垂れた]

(34) 2016/05/20(Fri) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

『ともかくや。
 坊一人やとあかん思うて出て来てやったんや、ありがとぉ思ぃ』

はぁ…どうも。

『もっと感謝込めぇや。
 あ、わいの名前は琥珀やからな。
 坊の名前はなんや?』

背後霊って言ってる割りに俺の名前分かんねぇのかよ。
斎、華月斎だ。

『みとぉなもん、言うたやろ。
 斎やな、帰るまでよろしゅうなぁ』

[そんなわけで青年は味方(?)を手に入れた]

(35) 2016/05/20(Fri) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内・参道 ─

…で、どうすりゃ帰れるんだ?

『直ぐには無理やろな。
 この先になんや気配あるよって、そこ行って聞いてみぃや』

気配?

『せや、丁度こないな……おんや』

[タヌキの人形──琥珀が尻尾で指し示したのは不意に現れた紅緑色の兎>>22
その色合いから青年も流石に普通の兎ではないと感じ取った]

これと同じ気配?

『せやな、大元っちゅーか、そないな感じや』

(36) 2016/05/20(Fri) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[その返答を聞き、青年は紅緑色の兎へと近付き膝を折る]

案内してくれんのか?

[問いに反応があるか窺った]

(37) 2016/05/20(Fri) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

 は……はぁ。

[アキの口から、生返事が零れる。

次々に紡がれる言葉。
要するに、アキはこの宵闇神社に迷い込み。
祭りが終わるまで此処から出られない。
良く分からないが、そういう事らしい。

ふと、視線は誠の方へ。
アキは思わず誠を見る。
誠の方は、お褒めにあずかり光栄だ、と言いたげに一つ、立礼する。]

 こいつも、一緒に連れてきたんだ。
 僕も風の噂しか聞いた事がない代物さ。
 所謂、伝説の絡繰り人形って奴。

[興味を向けられれば、そう返す。]

(38) 2016/05/20(Fri) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 境内・参道 ─

[紅碧色の兎は、青年とタヌキのやり取りをじいい、と見つめていた。
彼らの話が一段落した後、近づいて膝を折った青年の問い>>37に耳がぴょこぴょこと動いた後、兎はぴょん、と跳ねる。
数度跳ねて立ち止まり、振り返って、また耳をぴょこぴょこ。

着いておいで、との意思は果たして伝わるか。
伝わるようなら、紅碧色の兎はぴょんぴょん跳ねて、主の許へと向かう。*]

(39) 2016/05/20(Fri) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内・参道 ─

[声をかけた兎は数度跳ねた後に立ち止まり、こちらを振り返ってくる>>39
動く耳が青年らを招いているように見えた]

…来い、ってことかな。

『せやろなぁ』

[立ち上がり、荷を背負いなおしてから青年は兎の後を追う。
琥珀は青年の肩に陣取り、兎の進む先を見詰めていた]

(40) 2016/05/20(Fri) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 境内 ─

[返る生返事>>38に、伝わったかなー? と言わんばかりに首を傾ぎはしたものの、重ねて問われぬようならそれ以上場に関しては触れる事はせず]

 ほうほう、伝説の絡繰り人形。
 中々、楽にも通じてはるようですなぁ。

[好奇交えた問いへの答えに、青年はまた楽し気に目を細める]

 俺の楽に合わせて舞うやつ、とか。
 はて、何百年ぶりに見たかねぇ。

[直後に零れた呟きは、なんか色々問題含みではあるが。*]

(41) 2016/05/20(Fri) 01時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/20(Fri) 01時頃


【人】 座敷守 亀吉

─ 境内 ─

 ……お。

[不意に上がる短い声。
動いた視線は、ぴょん、と跳ねてきた兎>>40へと向いて]

 戻ったか、紅碧。

[名を呼べば、兎はこく、と頷く仕種の後に紫黒色の猫の隣にちょこな、と座る]

 ……んー?
 なんやら、久しぶりに触れる感覚やねぇ……。

[こちらに近づく気配に落ちる呟きは。
少しだけ、困ったような響きを帯びていた。**]

(42) 2016/05/20(Fri) 01時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2016/05/20(Fri) 01時半頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

[兎を追い辿り着いた場所には二人のひとの姿。
片方は青年と然して歳が変わらぬように見える。
もう片方は]

『(…あー)』

[そっち、と心の中だけで呟くのは琥珀。
視線は当然のように兎が傍に控えた方の人物へと向く]

アンタが兎の飼い主?

[琥珀の思いを余所に、青年は兎が向かった先に問いかける。
歳の近そうな人物の傍にある人形を見止めれば、お、と物珍しげな声が零れ落ちた**]

(43) 2016/05/20(Fri) 01時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/20(Fri) 01時半頃


【人】 落胤 明之進

[楽しげにする青年>>41
やはり、この様に勝手に動き回る人形は珍しいのだろうか。
楽にも通じている事を喜んでいるようで。

何百年ぶり、との呟きに。
一瞬、信じられないという表情をするも。]

 ……やはり此処は、
 この世では無い、ということか。

[ありありと、それを知らしめさせられる結果となった。]

(44) 2016/05/20(Fri) 01時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/05/20(Fri) 01時半頃


勧善懲悪委 アカリが参加しました。


【人】 勧善懲悪委 アカリ

―道場前―

――ありがとうございました。

[セーラー服に身を包んだ少女は、門の前で一礼すると道場を後にする。
その動きに合わせてきっちりと編み込まれた三つ編みが揺れた。

肩にかかるのは黒い合皮製のスクールバッグと、
爪唐草模様に染め上げられた臙脂色の竹刀袋。]

(45) 2016/05/20(Fri) 03時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[陽がゆっくりと沈んでゆくと共に西の空の茜色が段々と薄らぎ、深い藍色へと移り行く。

――黄昏時、或いは大禍時。
妖と逢うとも称されていたこの時間は、現代では人工の灯りに照らされて、随分と明るくなったものではあるが。
この世に暗闇が決して無くなる事がないように、妖と呼ばれる存在もまた存在していた。

密やかに妖怪を祓う事を生業とする者は、退魔師、と呼ばれる。
かつて、天より落ちた星の雨。
その中に紛れていた星を宿した者の血は連綿と続き、この少女にも受け継がれていた。]

(46) 2016/05/20(Fri) 03時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

―帰路―

[――しゃら しゃらり。]

…?
何だ?

[帰り道、鈴の音がしたような気がして、少女はふと、吊り目ぎみの双眸を眇める。

決して怒っているわけではないのだが、初対面できつい性格のように思われてしまう事は、
ほんの少しだけ、思春期の彼女の心を悩ませていた。
負けず嫌いで男勝りな言動がそれを補強してしまうのだが。]

(47) 2016/05/20(Fri) 03時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[少女は怯えるでもなく、音のした方角へと歩みを進めていく。
子供の頃から親しんできた神社だ。
この時間には祈祷の受付はとっくに終わっている。
かといって、誰かが練習をしているという様子でもない。

此処を預かっているのは父と同年代の神主だ。
祭りには遠いし、新たに人を迎えたという話も聞かない。


 ‘――それでは、何故。’

そんな疑問が少女を突き動かしていた。]

(48) 2016/05/20(Fri) 03時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…なんだ、これ――

[少女はぽかんと口を開ける。

神社の境内の一角にあってはならないもの――漆黒の‘洞ろ’が口を開けていた。
その暗闇の遥か遠くに見えるのは白い灯りか。
奥からは鈴の音に混じり、琵琶と思しき旋律が聞こえてくる。

此岸でも彼岸でもない、狭間へと誘う道であるとまでは分からないが、これが放置してはならないものであるという事は分かった。]

父さんに、いや、神主に言った方が早いか?

[修行の一環で小物を祓った事はあるが、まだ見習いの身である少女は逡巡する。
父は仕事に出掛けている筈だった。]

(49) 2016/05/20(Fri) 03時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…少し、

少し、様子を見るだけだ。

[少女の中で勝ったのは、己は退魔師の見習いであるという矜持。

踵を返しかけた少女の足は、真っ直ぐに洞ろへと向かう。
僅かに疼いた星、誘うような音に挑むよう。*]

(50) 2016/05/20(Fri) 03時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

―神社・参道手前―

[暗闇の中に足を踏み入れ、何かの境を越えたような感覚を覚える。

気付けば宵闇に田舎と思われる景色が広がっていた。
遠目に見えるのは神社だろうか。]

何だ、これ

[それらは少女のよく知る景色ではない。
はたと我に返り、後ろを振り返っても既に虚ろは消えており、
それが元の場所に戻れない事を示していると知った少女は、己の軽率を恥じつつ舌打ちする。]

(51) 2016/05/20(Fri) 03時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…くそ。

[少女は咄嗟に右肩に手をやり、スクールバッグと竹刀袋が確かな重みを伝えてきている事に一先ず安堵した。]

――取り敢えず、此処が何処か探らなければ。

[此処がどういった場所か分かれば、やがては帰る術にも辿り着く筈。

そう考えた少女は鈴と楽琵琶の音色のする神社へと続く参道へ進んでいった。]**

(52) 2016/05/20(Fri) 03時頃

勧善懲悪委 アカリは、メモを貼った。

2016/05/20(Fri) 03時頃


【人】 座敷守 亀吉

─ 境内 ─

 おとと、いらされませー。

[新たにやって来た者たち>>43に向けるのは笑み。
撥が四弦に当てられ、短い音色を紡ぎ出す]

 んー、飼い主いうか、本体いうか。
 まあ、こいつらは、俺から出てきたモンではあるが。

[問いかけに答えつつ、視線はタヌキの人形へ]

 (ぁー……形はアレやけど、『銀』の眷属かぁ)

[『以前』のように、貪欲に喰らおうとする衝動はないものの。
相反する存在に、秘めた『闇』の本能が騒ぐのは已む無しと言う所。
それを紛らわせるように四弦を弾きながら]

(53) 2016/05/20(Fri) 10時頃

【人】 座敷守 亀吉

 んー、確かにこの世じゃあないやね。
 けど、別にあの世でもない。

 ここは、どこでもなく、いつでもない、文字通りの狭間の場所。

 ……ま、そんだけに、当の昔に死んだ奴とかも紛れ込んだりするらしいけどなぁ。

[表情の変化と落ちた言葉>>44にけらりと笑った後]

 あー、いちお言うとくが、俺は死人じゃないからなぁ?
 ま、ひとかー、て言われると、さてなー、としか言えんけど。

[真面目な表情でこんな事をさらりと告げた。**]

(54) 2016/05/20(Fri) 10時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2016/05/20(Fri) 10時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

[奏でられる弦の音>>53
鈴の音と共に聞こえていたのはこれかと青年は理解する]

本体?

『力の一部、なんやろ』

[疑問を繰り返す青年に対し、琥珀はしたり顔で呟いた。
視線を向けてくる様子には、へら、と笑う気配を乗せるが、人形なので表情は変わらない]

(55) 2016/05/20(Fri) 19時半頃

【人】 手妻師 華月斎

力って?

『斎は受け継いでへんみたいやからピンときぃへんかもしれんけど。
 まぁゆぅてまえば異能やな。
 あれや、お前ん時代で言う、ふぁんたじー、っちゅーやつや』

……はぁ。

[琥珀の説明に青年は再びの生返事。
理解出来ない、と言うのが表情に出ていた]

(56) 2016/05/20(Fri) 19時半頃

【人】 手妻師 華月斎

それはそうと、ここってなんなんだ?
さっき屋台で目玉一つの奴を見たんだけど…。

[訳が分からないのは一旦置いて。
青年は今知りたいことを琵琶を持つ青年に問いかける]

あれって、妖怪ってやつなのか?

『そないな知識は持っとんのやな、お前』

[現状をいまいち理解しない割りに出てきた言葉を聞いて琥珀がてしりと突っ込んだ**]

(57) 2016/05/20(Fri) 19時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 境内 ─

[人形の表情は変わらないが、笑う気配>>55は伝わって。
青年はそれに、肩を軽く竦める仕種で応じる。
その後の様子に口を挟む事はなく。
問いが投げられたなら、緩い瞬きひとつして]

 ん?
 ここはいろんなものの狭間にある、浮島みたいなもんやね。
 だから、ひともおれば妖もおる。
 生きてるもんもおれば、死んどるもんもおるかも知れん。

 俺も、ここにいる全員の事知っとる訳やないからなぁ。
 まあ、少なくとも、妖はふつーにおるで。

[こことか、と。
軽い口調で言いながら、撥で自分を指し示す様子は、妙に楽し気だった。*]

(58) 2016/05/20(Fri) 22時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2016/05/20(Fri) 22時頃


【人】 落胤 明之進

 この世とあの世の境……か。
 
[全く、ただ屋敷を探っていただけなのに、とんでもない事に巻き込まれてしまった。
どうやら、死んだ者も此処に来るらしい。>>54
先程の呟いた言葉>>41を含んで考えるに、彼は数百年此処にいるという事となる。

目の前の青年が、人成らざるものかもしれない、と言われれば、アキは思い出すものがあった。
先程アキに近づいて来た、紅碧色の兎だった。
あれもまた、この世には、少なくともアキの住む世には存在しないものだった。]

さて、この世界がどういうものか。
それは大体知ることができた。
これから、どうしようか、と溜息をついた時。
ふと、近づいて来た更なる影。>>43
誰だろう、とその姿とやりとりを見ている。]

(59) 2016/05/20(Fri) 22時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/05/20(Fri) 22時半頃


【人】 勧善懲悪委 アカリ

―参道―

[参道には屋台が立ち並び、其処で祭りが行われているらしい事が分かる。
少女は何の気なしに手前にあった屋台の主の顔を見て息を呑んだ。]


――な、

[愛想のいい笑みを向けたのは、青白い皮膚に鱗のある女だった。
口からは蛇を思わせる長い舌をちろちろと覗かせている。

辺りを見回せば妖だらけなのに気付き、少女の顔は強張る。]

(60) 2016/05/20(Fri) 22時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…っ…。

[少女は反射的に竹刀袋に伸ばして手を下ろす。
この中で争ったところで多勢に無勢である事は容易に察せられた。]

人間はいないのか。

[せめて事情の幾何かを知るモノがいるといいが、屋台にいる妖達よりはもう少し‘人らしい’相手がいい。

そんな思考を鈍らせるように鼻を擽るのは、魚介類の良く焼けた香り。
――この状況で空腹を覚えるのは肝が据わっているのか、或いは図太いのか。
軽く頭を振ると、少女は奥へと進んでいく。]

(61) 2016/05/20(Fri) 22時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…何という花だったか。

[参道を歩く際、しばしば視界に入るのは釣鐘のような形をした白い花だった。

境内に幾つも植えられているらしきその花はどうやら盛りを迎えているようで。
風がないのに揺れる花弁が鈴の音の正体と気付けば目を瞠る。
やはり、此処は少女の知る世界ではないらしい。*]

(62) 2016/05/20(Fri) 23時頃

【人】 落胤 明之進

 妖怪……あやかし、か。

[>>57>>58耳に入った言葉を呟く。
アキは誠の方を向く。
誠もアキの方を向き。
アキと誠は見合う形になる。

誠にも、あやかしの力が入っていると聞く。
但し、それは呪いではない。
持ち主と自身を守る力である為、"守護"という言葉を使っている。]

 人であるもの、人成らざるもの。
 生きる者、死んだ者。
 それが一同に会する祭り。

 ……つまり、そういうことか。

[アキは、確認するように2人を代わる代わる見つめた。]

(63) 2016/05/20(Fri) 23時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

―境内―

[其処には既に青年達がいたか。
どうやら己の求めていた‘人らしい’相手だと見ればそっと安堵しつつ。]

――こんばんは。

唐突に変な事を聞いて申し訳ないが、貴方達は此処の住民か?

[彼らに近付くにつれ、僅かに疼くような心地がするのに僅かに眉を寄せつつも、
真っ直ぐに彼らを見つめながら問うた。]

(64) 2016/05/20(Fri) 23時頃

勧善懲悪委 アカリは、メモを貼った。

2016/05/20(Fri) 23時頃


【人】 落胤 明之進

[その答を帰ってきた後だったか。
女の声>>64に、アキは振り向く。
その女は、見たところ人に見える。
見えるのだが。]

 ……こ、こんばんは。

[アキは、一瞬動揺する。
その理由は、ただ一つ。]

 面白い着物……。

[その呟きは、聞こえるか否か。
そして、続く問いにいかんいかん、と振り払う様に首を横に振り。]

 いや、此処にはつい先刻来た所。
 ……貴方も?

[そう、問いかけて。]

(65) 2016/05/20(Fri) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 境内 ─

[この場で紡がれた言葉から、何事か悟ったらしき様子>>63に向けるのは楽し気な笑み。
弧を描く唇は否定も肯定も紡ぐ事はなく]

 んー、住人……なぁ。
 住み込みじゃあないが、常連といえば常連やねぇ、俺は。

[視線は、新たにやって来た少女>>64の方へと向く。
問いに軽く返しつつ、四弦から音色をひとつ、紡いで]

 で、そう聞くお嬢は、どちらの御方で?

[こて、と首を傾いで問いを返す。*]

(66) 2016/05/20(Fri) 23時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[声を掛ければ>>65年頃の近そうな青年が此方を向いた。
戸惑っているらしい事は分かったが彼の漏らした呟きは聞こえず、
首を横に振る様子を怪訝そうに見つめる。]

…あぁ、そうなのか。

あたしも同じだ。

[祭りに合わせての装いかと思ったが、どうやら違うらしい。
応じる声に少しばかり落胆が滲んだのは悟られるだろうか。
彼と共にいる人形には少し興味を引かれ、思わずじっと視線を向けた。]

(67) 2016/05/20(Fri) 23時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>66常連、と答えた銀の髪した青年はもう少し年上か。
彼を見て感じたのは妖の気配ともう一つ。
渇きにも似た疼きを感じさせるものよりも己に近しい力の気配。]

――それ、

[けれど奏でられた楽琵琶の音色に少女は目を瞬かせる。
洞ろから聞こえていたのは、恐らく‘それ’だろう。
常連である事も含め、何かしらの事情を知っていそうだと考える。]

…あたしは、羽澄灯里。
神社の境内におかしなものを見つけて、それを潜ったら此処に着いていた。

[青年に僅かに警戒しつつ、そんな風に言葉を返す姿は猫が威嚇する姿に似ていたか。]*

(68) 2016/05/20(Fri) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

むむ…

[場所の説明や妖怪について>>58を聞いて、青年は理解しようと努める。
自分の中の常識では測れないことは傍らの琥珀が証明となっていたが、受け入れるとなるには少し時間を要した]

……そう言う場所だ、って思ってれば良い、ってことか。

『へぇ、あんさん妖なんか』

[撥で自分を示す相手に琥珀が納得するような声を上げる。
それを聞いて青年は、きょと、と瞳を瞬いた]

(69) 2016/05/20(Fri) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

は? アンタも?

『らしいで。
 せや、名前ぐらい聞いとこかー。
 わいは琥珀ゆうで』

[驚く青年を余所に、琥珀はしゅた、と前足を片方上げて名乗り上げた]

(70) 2016/05/20(Fri) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[あれやこれやと、他との話>>63を聞く最中、もう一人現れたのに視線をやる>>64]

…あ、ようやく見慣れた感じのが。

[着物を着る者達も見慣れては居るが、学生服の方が馴染みがある。
そんな青年も、今は演者用の着物を身に纏っているのではあるが]

俺も今来たばかり。
琥珀曰く、紛れ込んだ、だってよ。

[な、と傍らのタヌキの人形に同意を求めると、ん、と短い返事]

(71) 2016/05/20(Fri) 23時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/20(Fri) 23時半頃


【人】 座敷守 亀吉

 ああ。
 まあ、生まれた時はいちお、ひとだったはずなんやけどなあ。

[驚く青年>>70に返すのは、思いっきりあっけらかん、とした肯定]

 色々あって、気ぃついたら妖になっとったんよ、これが。
 いやいや、悪食なもん内に抱えとると、いらんもんに中って苦労してまうわ。

[冗談めかした口調で返した後。
向けられた名乗りに、んー、と思案するような素振りを見せ]

 名前……名前なあ。
 あー、呼び名が必要なんやったら、『影鬼』でも『亀吉』でも、好きなように呼んでくれや。

[告げた名前は、退魔師として生きていた時のそれ]

(72) 2016/05/21(Sat) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

 ……ぉ。

[少女から感じた気配に目を細めたのは束の間の事。
名乗りと、ここにやって来た経緯の説明>>68に、青年は緩く瞬く]

 あー……開いた道に、自分から突っ込んだクチかぁ。
 なんや、俺と同じような経緯やな。

[ぽつり、と漏れた呟きは、関心したような呆れたような微妙な響きを帯びたもの]

 まあ、何はともあれ、そんなに気ぃ張りなさんな。
 そないになっとると、いらんもんまで騒めかせてしまうかも知れん。

 ……ここにいる妖どもは、単なる祭り好きばっかしやけど。
 中には、血ぃ好きなのやら騒動好きやらもおるからなぁ?

[それでも、口調はすぐに軽いものへと戻されて。
笑えない内容の事を、笑いながらさらっと告げた。*]

(73) 2016/05/21(Sat) 00時頃

【人】 落胤 明之進

[応じる声に落胆を感じながら、>>67
誠を見つめる女の話を聞いている。
成る程、この女……灯里は、"おかしなもの"を見つけてここに来たらしい。
様々な所から、扉は通じているのだな、とアキは思った。

ところで。]

 ……!
 気のせいじゃない。
 今喋ってたのって……。

[聞こえるもう一つの声>>70に、驚く。
見たところ、絡繰り人形ではない。
それなのに、動いて、況してや喋るだなんて。

アキは、まじまじとその狸の人形を見つめ、
誠……絡繰り人形もまた、狸の人形の方に向き直る。]

(74) 2016/05/21(Sat) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

『(まぁ何とかなるやろ。見たとこ害意はなさそやし)』

[かつて命のやり取りをした星の宿命。
それが潰えたわけではないだろうが、対なる星を抱く者全てが相対するわけではないと言うのは琥珀自身が知っている。
妖の類よりも人の方が恐ろしい、とは身を以ての談]

人が、妖怪になるのか。

[琵琶の青年の言葉>>72を聞いて、青年は再び驚くような声を零す。
次いで、肩に居る琥珀に視線が向いた]

『……いやいやいや、わいは妖やないで!?』

違うのか?

『全然ちゃうわ!』

(75) 2016/05/21(Sat) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

あ、俺は斎。
華月斎だ。
かげつさい、なんて呼ばれる時もある。

『…………ぉぉ』

ん? どうした?

『いや、何でもないで』

[琥珀が名乗り、それに返った亀吉の名乗り>>72を受けて、青年もまた己の名を名乗った。
その際に渾名も付け加えたところ、琥珀が呆気に取られるような声を零す。
問い返せば心なしか弾む声が返ったが、その心情を知るには至れなかった]

(76) 2016/05/21(Sat) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

[絡繰り人形を持つ青年の名を聞くことは出来たか。
学生服を着た女性の名乗り>>68も聞き、自らこの場所へと来たらしいことに驚きの色を宿す]

へぇ……分かる人には分かるんだ。

[亀吉もまた自らここを訪れているようで、何でまたこんなところに、との疑問が浮かぶ。
しかしそれは以前の亀吉の言葉がそのまま答えとも取れた]

宵闇祭りかぁ。
祭りなら楽しまなきゃ損だよな。

『……お前存外肝据わっとるのな』

[疑問や驚愕が多かった表情に笑みが浮かぶのを見て、琥珀は青年に突っ込む]

(77) 2016/05/21(Sat) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

『お、お? なんや?』

[一人と一体がこちらを見てくる>>74のに、琥珀は青年の肩の上でそれぞれを交互に見遣る]

これ、俺の先祖らしい。

[視線に気付いた青年が、人形の尻尾を摘んで彼らに見せるようにぶら下げた。
琥珀は逆さま状態でぷらーんされる]

『これ言うなや。先祖やで、敬え』

そのなりで先祖だ言われてもなぁ……。

[一応受け入れはしたが、見た目が見た目だけに敬う気にはなれなかった]

(78) 2016/05/21(Sat) 00時頃

【人】 落胤 明之進

[不思議な着物を着る女、灯里。>>68
動いて喋る狸の人形、琥珀と、それと会話する男、斎。>>76
そして、この祭りの常連らしい男。>>72
……亀吉の方がいい。そちらの方が何となく馴染みがある。]

 ……全く。 
 祭りが祭りなら、来る人も来る人だ。
 揃いも揃って不思議な人だこと。

[首を竦めて、笑う。
どうやら、自己紹介していないのは自分だけで。]

 ……僕は、アキ。
 そして、こいつは、誠って言うんだ。

[誠を手で指し示すと、誠は深く立礼する。]

(79) 2016/05/21(Sat) 00時頃

【人】 落胤 明之進

[驚いた声が聞こえたか。>>78
狸の人形、琥珀は、宙ぶらりんの状態で見せられる。]

 へぇ、先祖。
 普通の布細工……布人形?に見えるけど、そうなんだ。

[まじまじと見つめる、アキ。
どうやら、琥珀に興味津々のようで。
琥珀と斎のやりとりは、何となく可笑しくて、くすくすと笑う。
その様子を、誠は、表情を変える事はしないが、不思議そうにアキを見る。]

(80) 2016/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>71もう一人の青年は狸のぬいぐるみを携えているようだ。
人の趣味には口を出さない主義ではあるが、それを見た瞬間に渇きが強まるのを感じた。]

…っ、そう か。

[ぬいぐるみから感じるそれが何であるかを悟った少女の表情は優れない。

――己に宿るのと相克の、銀に煌めく星の気配。
ざわつく感覚を抑えるよう、まだ衣替えをしていない袖口をそっと右手で握る。
そこには猫目石のブレスレットが隠れていた。]

(81) 2016/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>73束の間、彼が目を細めたわけは知らず。]

自分から突っ込んだ…、まぁ、そうだが。

[青年の呟きに己の浅慮を思い出して眉間に皺を寄せる。
続く軽やかな調子で紡がれた忠告めいた言葉には]

……、気を付ける。

[己が未熟なのは知っている。
騒動を起こす気はない旨を、己に言い聞かせるように紡いでみせた。]


…ところで、此処は何処なんだ?
私のいた世界でない事は分かるんだが。

――戻る方法を、貴方は知っているか?

[という問いを銀髪の彼に向けた。]

(82) 2016/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[それぞれが告げる名前は声に出さずに口の中で復唱するに止め]

 ひというんは、おもろいモンさね。
 妖になるのもおれば、神さんになってしまうのもおる。
 まあ、なーんもなければ、ひとのまんまで無事に生き続ける事もできるわけだけどなあ。

[冗談めかした口調で言いつつ、四弦を一鳴らしした後]

 そうそう、ふつーは、来ようと思ってこれるもんじゃあないからなぁ。
 ……ま、深入りせん程度に楽しんで行きや。

[祭りを楽しむ、という言葉>>77にく、とひとつ、笑い声を落とした。*]

(83) 2016/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>77分かる人には分かるのか、という言葉には顎を引いて頷いて。
しかしどうやら彼は祭りを楽しむ気らしく。]

…貴方は帰りたいと思わないのか。
妖だらけじゃないか。

[そう紡ぐ少女の声には呆れが混じっていた。]

(84) 2016/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

これ自体は布で出来た人形だよ。
ホントは婆ちゃんが作ったもんで、形見なんだけど…。

コイツがこれにしかとり憑けなかったとかで、こうなってる。
他にも人形はあるんだけどなぁ。

[アキと名乗った青年>>80に説明しながら、背の鞄にも視線を向ける。
そこに人形が詰められていることは話の内容からも伝わるだろう]

アキの持ってる人形も勝手に動いてるけど、何か細工あんの?
見たところ絡繰り人形っぽいけど。

[ただの絡繰り人形であれば決められた動きしか出来ないはずなのに、誠と呼ばれた絡繰り人形はその場その場に合わせた動きをしている。
青年にはそれが不思議でならなかった]

(85) 2016/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[気を付ける、という言葉>>82に、にこりと笑みを浮かべる。
ここにいる妖たちとの付き合いはそこそこ長いが、全てと友好的……というわけでもない。
面倒事はぎりぎりまで避けたい、と思うのは、人であった頃から変わらぬもの]

 ここは、あの世とこの世、過去と未来の狭間の宵闇神社。
 まあ、祭りに引かれて開いた道を辿って来たんなら、祭りが終われば戻れるやろ。

[向けられた問いには、さらりと返すが]

 ……ま、うっかり縫い止められたら、どーなるかはわからんけどなぁ。

[妙に含みのある言葉も付け加えられた。*]

(86) 2016/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

[灯里の様子>>81に琥珀は気付きつつも何も言わない。
己の意志と無関係なものをどうこう言っても詮無いことなのだ。
勿論琥珀の中にも蠢くものがあるのだが、表に出しはしなかった。
こういう時、人形の姿は便利である]

『ひとの業、やんなぁ』

[亀吉の言葉>>83にはそれだけを紡ぎながらぷらぷら継続]

んー、深入りがどの程度のことかは知らないけど、まぁ気をつける。

[青年は亀吉の言葉に、からりとした笑みを浮かべた]

(87) 2016/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

妖怪だらけっても、そいつらも祭りを楽しんでるだけなんだろ?
帰りたいのは山々だけど、直ぐには道は開かないっつぅし。
鬱々してるのも性に合わねぇし、だったら楽しむしかないっしょ。

[呆れる灯里>>84に対しても笑みを浮かべたまま]

それに守護霊も居るしな?

『守護霊やなくて背後霊みとぉなもんや』

変わんないって。

[ぷらぷらさせている琥珀を指差して見せた]

(88) 2016/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

 へぇ。
 布で出来た人形かぁ。

[やはり、琥珀は普通に見ればただの人形に見える。>>85
他にも人形はあるらしい。やはり布人形だろうか。
こちらは専ら木彫りの絡繰り人形ばかり見て育ったものだったから、なんとなく布の人形というのが珍しく感じる。

ふと、誠の話に水を向けられ。]

 細工、か。
 たしかにこいつも、見た目只の絡繰り人形だよな。
 ……多分、こいつは。
 あやかしの力によって、命を与えられてるんだと思う。

[要領を得ない説明だと、アキは思った。
しかし、アキにとっても全てが分かった訳ではないから。]

(89) 2016/05/21(Sat) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

[鞄にある人形の中には一部が木で出来たものもあるが、さて披露する場はあるのかどうか]

あやかしの力?
妖怪ってそんなことも出来るのか。

[アキの話>>89を聞く限り、彼も全て把握しているわけではないようで、曖昧さの残る答えが返って来る]

細工じゃなくてあやかしの力…。
さっき琥珀が言ってた異能みたいなもんかな。

『せやろなぁ』

[己の力に似ている、と思いつつ、それは口にせずに琥珀は肯定を返した]

(90) 2016/05/21(Sat) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

[紡がれた、『業』という言葉にほんの一瞬滲んだのは苦笑。
けれど、それはすぐにかき消えて]

 ま、にーさんの場合は、ヤバくなっても何とかなりそうな気ぃもするけどな。

[何とかなる、と言える根拠はぷらぷら継続されている存在なわけだが。
ともあれ、からりとした笑みに返るのは、こちらもからっとした笑みだった。**]

(91) 2016/05/21(Sat) 01時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 01時頃


【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>78共に可愛らしいお供を連れた二人の交流を目に収めつつ、先祖、という言葉には目を瞠る。
それにしては敬う姿勢がないように思えるが。
漫才めいたやり取りを交わす彼らが、此処に来て出会ったとは知らず。

>>80布人形、という言葉遣いには違和感を覚えたが、
それが実を結ぶ事はなく、すぐに溶けるように消える。]

(92) 2016/05/21(Sat) 01時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>79首竦めて笑う彼の言葉には緩く首を捻るが]

アキ、と誠。
――宜しく。

[彼らからは己を強く揺さぶってくるような気配が感じられない事に少し安堵しつつ。
手で指し示された羽織姿の人形が深い立礼をするのを見れば、
応じるように同じものを返した。]

(93) 2016/05/21(Sat) 01時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>86紡いだ応えに返るのは笑み。
少なくとも彼は己達に害を為すようには感じられなかったので一先ず警戒を解く。]

…あの世ではないんだな。
それなら、祭りが無事に終わるのを待つしかないか。

[回答を聞けば顔には安堵が滲む。
けれど]

…っ、何だ、それは。
あたしは帰るぞ。元の場所に。

[含みのある言葉には思わず眉尻を上げた。]

(94) 2016/05/21(Sat) 01時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[人形の動きに関する事は、少女は詳しくはない。
幼い頃から、人形遊びをするよりも竹刀を持って駆け回る方が性に合っていたから。

琥珀は只のぬいぐるみに魂が宿ったらしく、
誠は絡繰り人形に妖の力によって命が宿されているらしい。]

…はぁ、色々あるものなんだな。

[妖は祓うもの、と教わってきたが、ここまで多ければ何とも仕方がないし、誠が悪いものとも思えない。
溜め息と共に、ぽつり、そう漏らした。]

(95) 2016/05/21(Sat) 01時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…それは、そうだが。

[>>88危ないとは思わないのか、とも思ったが、ぬいぐるみに宿っているのは恐らくかつて退魔師をしていた者。
その姿でどれだけ動けるのかは分からないが、斎の身に何か遭った時には彼を守ろうとするだろう。]

また、随分と可愛らしい背後霊だな。

[>>87琥珀も何かしら感じているのだろうが、少女の目からは変化は感じられない。
尻尾を持ってぶら下げられた格好のぬいぐるみを見て、少しだけ口の端を上げてみせた。]

(96) 2016/05/21(Sat) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

何とかなるに越したことはねぇさ。

[何を根拠にそう言われた>>91のか、青年は理解していないが、琥珀は当然とばかりの態度でぷらぷらされている。
ただし人形なのでドヤ顔までは再現されなかった]

『(力受け継がれとるんやったら、出る幕無かったんやけどなぁ)』

[そうは思うものの、こればっかりはどうにもならず、無いもの強請りにしかならなかった]

(97) 2016/05/21(Sat) 01時頃

町娘 小鈴が参加しました。


【人】 町娘 小鈴

ー神社/参道ー

[しゃらり、しゃらり。
白い花のかき鳴らす音色は逸る心を澄み渡らせて。
祭り囃子は極彩色をより鮮やかにする。
少女が肩から下げた色とりどりの飴が挿された小さな飴籠は、軽やかに歩くたび無造作に揺れて。
心が浮き立つその調子に合わせ、少女の足はくるくると回転しだした。]

こんこんちきちき、こんちきちき。

こんこんちきちき、こんちきちき。

飴はいらんか、いらんかねー。

[くるくる。くるくる。
回転して、ぴょんぴょん跳ねて。
およそ踊りとも呼べないそれに、周りの客たちも視線をこちらへ向け始める。
が。]

(98) 2016/05/21(Sat) 01時頃

【人】 町娘 小鈴

わわ、おにいさんだめ!
この飴はもう先約が入ってるんだ。紛らわしくってごめんね。
かわりにこっちの飴にしなよ。甘酸っぱくて美味しいよー?

[ひとつおくれ、と手の代わりに伸ばされた舌が、星躑躅によく似た真っ白な飴をひょいと巻き取った。少女は慌ててぴょんぴょん飛び跳ね、蛇男から飴を取り返す。大事そうに籠に戻すと、渦巻きのかたちのままの舌に、代わりにりんご飴を挿した。]

まいどありー。

[飴を舐めながら遠ざかる客が視界から消えても、にこにこと笑顔のまま。
視線を落とす、取り返した白い飴を愛おしげに眺めている。
それは、彼女の作り出した可愛い「いたずら」の結晶。
それを食べてくれる優しいお客さんを探して、少女は祭り囃子の中を行く。]

ーーこんこんちきちき、こんちきちき。

こんこんちきちき、こんちきちき。

飴はいらんか、いらんかねー。

(99) 2016/05/21(Sat) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

そりゃあまぁ、最初のうちは訳分からなくてパニック起こしかけたりしたけど…。
コイツが居てくれたし、こうして話せる奴らに会えたし。

不安は残ってるけど、気ぃ張り過ぎても疲れるだけだしな。

[あまり納得していないような灯里>>96に少しだけ心情を零して。
何とかなるさ、と前向きな言葉を紡ぐ]

『こん格好やとかわええかもしれへんけど、
 ほんまやったら格好ええ部類やねんで』

[灯里の言葉に琥珀はキリッとしてみせるが、人形なので以下略**]

(100) 2016/05/21(Sat) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

["異能"……か。>>90
確かに、この人形には異能の力が隠されているとありありと分かった。]

 何せ、これが何時、誰によって作られたか、僕にもはっきり分からないけどね。
 妖怪が手を加えたか、若しくは一から作り上げたか。

[そこまで答えると、ふと思い立った事があり。]

 誠は、意思を持つだけでなく、その持ち主を守護する役割も持つと聞いた事がある。
 琥珀も、そうなのかな?
 あんまり雑に扱うと、ばちが当たったりして。

[アキはそう言うと、冗談めかしく、笑った。]

(101) 2016/05/21(Sat) 01時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 01時半頃


【人】 落胤 明之進

[よろしく、との声をかけられれば>>93
アキは、一つ頷いて。]

 宜しく、灯里。
 それはそうと、さっきから気になっていたけれど……。

 その格好は、何だい?

[灯里の着物を見て、疑問に思った事を投げかけた。]

(102) 2016/05/21(Sat) 01時半頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 01時半頃


【人】 勧善懲悪委 アカリ

…そうだな。
少なくともすぐ終わるというわけではないだろうし。

[>>100豪胆と思えた彼の心情を僅かに明かされれば、首肯してみせ。
それでも己と違って前向きな言葉を紡げる彼からは強さを感じた。
琥珀の応えには]

…あぁ、貴方も人間だったな。
生前は斎に似ていたんだろうか。
それなら確かに男前、かもしれない。

[じ、と彼の子孫である斎の顔を見つめれば、そんな事を真顔で言った。

クラスメイトが見れば放っておかないような華やかな顔立ちをしている。――そう思って。]

(103) 2016/05/21(Sat) 01時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[首肯した後に向けられた問いに少女は目を瞬かせる。

出会った青年達は皆着物を纏っていた。
此処の常連、という亀吉は一先ず置いておくにしても、祭りに合わせてでないなら、彼らの服装は普段から着ているのだろう。
同年代の青年が着物に慣れている方が少女にとっては珍しいが。]

…何って、学校の制服だが?
アキのところではセーラー服は廃れてしまっているのか?

[斎とは認識の差を感じなかった所為で、
アキのいた世界が自分とは違う、という可能性が抜け落ちた少女は首を捻りながらそう応じた。]

(104) 2016/05/21(Sat) 02時頃

【人】 落胤 明之進

 学校、制服……?
 せえらあ服?

[なんとも面妖な響きの服だ、とアキは思った。>>104
巷ではそのような服で出歩く者はいない。
首をかしげるアキだった。]

 その様な服があるのか。
 この世は広いな……。

[しみじみと語る、が何処かがずれている。]

(105) 2016/05/21(Sat) 02時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[時代を経てセーラー服は少なくなってきてはいるが、存在そのものを知らない人というのは珍しい。
けれど学校や制服までも、まるで‘知らない言葉’のようにアキが反芻するのに少女は戸惑う。]

…は?
この世って…もしや住んでいる国が違うのか?

[しかし彼の話す言葉は流暢なもの。
或いは生まれ育った国が違っても言葉が通じるようになっているのかは分からないが、アキに関してはそうとも思えない。

そこで少女は思い出す。
此処は此岸と彼岸。過去と未来の狭間にある場所だと、亀吉が語ったのを。]

…アキは、こんな服を着ている人は見た事がないのか?

[彼のいた場所と己のいた場所は違う。
その可能性を頭に浮かべ、少女は確認するように問い掛けた。]

(106) 2016/05/21(Sat) 02時半頃

【人】 落胤 明之進

 住んでいる国が違う?
 嗚呼、もしや南蛮の……にしては言葉が流暢だな。

[言われた言葉に一瞬納得しかけるも、>>106
アキは、違う。と頭を横に振る。
どうやら灯里もそれを感じたらしく。

続く質問に、アキは頷く。]

 ……見たことはないな。
 江戸の方にはいるかもしれないが。
 ……とはいえ、僕も江戸には行ったことがないのでね。

[そう答える。
落ち目とはいえ、幕府のお膝元だ。
江戸やら大阪やらの都の方では、もしかしたらこのような格好がはやっているかもしれない、と。]

(107) 2016/05/21(Sat) 02時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>107南蛮、江戸。
アキの口で紡がれる単語は少女も知る物ではあったが、使う意味が異なっている。
それは思い浮かべた可能性を補強していった。]

…江戸、でこれに似た服を見る事になるのは多分幕末、辺りか。

[セーラー服は水夫の甲板衣が端を発したものだったか。
女子生徒の制服として採用されるのは、更に後の時代。
その時には江戸とは呼ばれていないだろう。]

…これはまた、不思議な事だな。

[そう、息を付いて。]

(108) 2016/05/21(Sat) 03時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…アキ。
多分、あたし達のいたのは違う場所だ。
というより、時代が違う、というか。

貴方から見れば、あたしは未来…貴方の子孫のいる時から来た人間、という事になるんだと思う。

[時の狭間で、住む時代の異なる人間と出会う。
これだけでも一篇の小説になりそうだと思いながら、己の立てた仮説を語った。]

(109) 2016/05/21(Sat) 03時頃

【人】 落胤 明之進

[灯里の話>>108 >>109を、アキはじっと聞いていた。
幕末……現代の人はそう定義する時代に、アキはいた。
しかし、灯里はそうではないらしく。
その事を告げられると、アキは目を丸くした。]

 な、なんだって……。
 じゃあ、灯里は未来の人、という訳か!

[その言葉を鸚鵡返しする。
しかし、これは驚かない訳にはいかなかった。
未来の人に出会えるなんて、流石は狭間の祭りと言うべきか。]

 成る程、そのせえらあ服とやらも、未来の着物という事か。

[合点がいった、と言いたげにアキは大きく頷いた。**]

(110) 2016/05/21(Sat) 03時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 03時頃


しょうぐん トノサマが参加しました。


【人】 しょうぐん トノサマ

ほっほっほ。面白そうな祭りじゃのう。
よし、出かけるとするか。

[金髪の輩をお共に従え、なんとも奇妙な面持ちをしたしょうぐんがやってきた。

「なに、勝手にぬかしているんですか」
(やれやれ、今度はどこに行くんですか?)

ぱるっくは頭を抱えながら、トノサマの後へと続いた]

(111) 2016/05/21(Sat) 03時頃

しょうぐん トノサマは、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 03時半頃


【人】 勧善懲悪委 アカリ

…そうなるな。

[>>110瞠目するアキに少女は頷いてみせる。]

あたしからすればこれが普通だから、自覚はないが。

学校というのは、アキの時代からすると手習い所、だったか。
それに似た形で子供が集まって勉強をする場所がある。
好きな服を着て通っていいところもあるが、大体が制服といって着る服が決まっているんだ。

[セーラー服を指差してみせながら、学校と制服について補足した。
クラスメイトの中には私服登校がいいという子もいるが、決まった服を着ていればいいので、少女は制服を気に入っている。]

(112) 2016/05/21(Sat) 03時半頃

【人】 しょうぐん トノサマ

[しゃらんら♪しゃらんら♪]

おお、なにやら聞こえるの。
ふむ、見たことのない通りじゃが…楽しそうじゃの。

「それはあなただけに聞こえている音じゃありませんか?
おかしいですね、私にも聞こえてきましたよ」

[見慣れぬ道へとたどり着いた事に少々顔色を変えるがいつも通りの悪い顔へと戻るぱるっく]

「行き当たりばったりにしてはお祭りに着きましたね
これだけの規模なら、、、   ぐらいは儲かるんでしょうね」

ぱるっくも気に行ったようじゃな。

[しょうぐんはこのお祭りでごきげんです**]

(113) 2016/05/21(Sat) 03時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[やがて彼らとの話が一段落した頃。


――ぐぅ。
不意に腹の音が鳴って、少女は眉を寄せる。]

…亀吉、だったか。
此処にあるものを食べても、大丈夫なんだろうか?

[少女からすれば、夕食を食いっぱぐれている状態。
スクールバッグの中には空腹を紛らわせる程度の菓子は入っているが、長期戦となると中々厳しい。

彼岸で出されたものを口にすると戻れなくなってしまう、との話を思い出しながら、銀髪の彼にそう問いかけた。]**

(114) 2016/05/21(Sat) 03時半頃

勧善懲悪委 アカリは、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 03時半頃


【人】 しょうぐん トノサマ

せ え ら あ ふ く を

   _人人人人_
 ぬ > パァン < さ な い で
    ̄Y^Y^Y ̄

「それ以上はやめてください、引っかかります」

[発砲しながらぱるっくが呆れる]

いいではないか、け〜ろけろけろ。
さて、祭りと言えばくれえぷじゃ。
まずはあれを食べぬと始まらぬでのう。

[小麦を粉にしたものを、卵と牛の乳で混ぜた生地を焼いたあの独特の香りを頼りにトノサマは歩きます]

(115) 2016/05/21(Sat) 05時頃

トノサマは、ぺたぺたぴょこぴょこ。

2016/05/21(Sat) 05時頃


【人】 しょうぐん トノサマ

―クレープ屋―

おお、ようやく見つかったでのう。
一つ頼む。

なに、この店で一番の人気を誇るものを出せばいいのじゃ。

[チョコバナナクレープがそのうちトノサマに差し出される。
するとお代をぱるっくがぶつぶつ言いながら支払う]

次はあれもいいかのう。
お主、飴をおくれ。

[不思議な商売文句を言いながら飴を売る少女に声をかける>>99]

(116) 2016/05/21(Sat) 05時頃

しょうぐん トノサマは、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 05時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

へぇ、誰が作ったのかも分からないのか。
妖怪が作った、も確かにあり得るな。

[不思議なもんだ、とアキの言葉>>101を聞きながら、誠へと視線を向けて。
問いを投げられるとそれを再びアキへと戻す]

持ち主の守護?
誠はガードマンだったのかぁ。

琥珀は…どうなんだ?

[後半の問いは琥珀自身へ]

『まぁ守護するいうんは間違ぅてへんけどな。
 せやけどこの場所限定やで。
 元ん時代ではわい居られんし』

そうなのか。

(117) 2016/05/21(Sat) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎

『ばちはなぁ、当ててもええねんで?
 何せわいは斎のご先祖様やからな!』

なんだよそれ。

[当てれるのか、と少し引いた青年に琥珀は意味ありげに笑った]

(118) 2016/05/21(Sat) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎

『せやなぁ、かなーり似とる思うで』

[灯里の言葉>>103を受けて、琥珀はぷらーんされながら顔を青年へと向けた]

似てんのか。

『おぅ』

[短いやり取りの後、青年は琥珀を肩へと戻す]

男前って言われんのはありがたいが、面と向かって言われるのはこっ恥ずかしいもんだな。

[相手が真顔なのがまたそれを助長しているのやもしれない。
だがそれを遠慮することなく、ありがとよ、と言って笑った。
琥珀の話題だったはずなのにそっちのけ]

(119) 2016/05/21(Sat) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎

[アキと灯里のやりとり>>104 >>105 >>106 >>107 >>108 >>109 >>110 >>112に口を挟みはしなかったが、未来の人、と言う話が出た辺りで]

俺も俺も。
多分灯里と同じくらいの時代だぜ。

もしかしたらどっかで擦れ違ってたりしてな。
俺、引越し多いからさ。

[そんなことを言ってけらけら笑った]

(120) 2016/05/21(Sat) 10時頃

【人】 手妻師 華月斎

食いもんか、屋台結構並んでたよなぁ。

[灯里が亀吉に問いかける>>114のを聞いて、参道の方へと視線をやる。
腹持ちはまだ大丈夫そうだったが、いつまで居ることになるかも分からないため、その辺りははっきりしておいても良いだろう]

娯楽もあるのかな。

[祭りの屋台と言えば食べ物に限らない。
亀吉からの回答を得られたなら、青年もまた屋台へと向かう心算**]

(121) 2016/05/21(Sat) 10時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 10時頃


【人】 座敷守 亀吉

[ドヤ顔はさすがに見えないが、雰囲気だけは伝わって。>>97
それに、青年は幾度目かの楽し気な笑みをもらす]

 そーゆー事やね。

[問いへの答えに安堵滲ませる様子には一つ頷き返すものの。
直後の反応>>94に、口元が綺麗な弧を描いた]

 まあ、だいじょーぶやとは思うけど。
 ……お嬢の内にあるモンは、妖と惹き合い易いからなぁ。
 そこだけは、気ぃつけや。

[近しいものを感じるが故に向ける警句は、少しだけ真面目な響きを帯びるものの、それはすぐにかき消えて]

(122) 2016/05/21(Sat) 10時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 ん?
 ああ……いちお、『出店するんなら黄泉竈食ひは仕掛けない』、てぇ暗黙の了解があるはずや。
 だから、そこは気にせんでええと思う。

[向けられた問い>>114に、少し思案してからこう返す。
もっとも、個として気にいられ過ぎたりした場合の補償はできないが。
そこまで気にしていたら、祭りは楽しめまい、と思うからそこには触れず]

 あー、お題に魂とか命とか吹っかけられたら、遠慮なくぶん殴っていい、てなっとるから。

[とりあえず言外に、自衛はしろ、とだけ告げておいた。*]

(123) 2016/05/21(Sat) 10時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 10時半頃


しょうぐん トノサマは、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 13時半頃


【人】 町娘 小鈴

[飴を求める声に表情をぱっと輝かせて振り返る。]

まいどっ!

[視界に入ってきた姿>>116に向かって営業用の笑顔を浮かべたまま、心の中で独り言ちる。

ーーこのイキモノたちは、わたしのお客さんだろうか?

もちろん表情にはおくびにもださないまま。
飴籠の中を見せて、どれがいい?とにこやかに聞く。あんず飴、べっこう飴、黒飴。りんご飴は残り一つである。]

(124) 2016/05/21(Sat) 13時半頃

【人】 町娘 小鈴

[そしてそれに隠されるように端っこに挿されているのは、袋に覆われて色の見えない棒付き飴。汚い字で「よやくひん」と書かれているが、読める人は少ないだろう。
勿論予約している者などいない。
先程のこと>>99を受けて、少女が考え出した予防策であった。]

いやーお客さんたち、お目が高いねえ。わたしの飴に目をつけるなんて。
よく見りゃそのちょんまげもきゅーとだ。もしかしてどこかのお殿さまなの?

[くるくる回る口。弾むような歌うような声。
その奥、品定めするような視線には気付かれないように。]

(125) 2016/05/21(Sat) 13時半頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 13時半頃


【人】 しょうぐん トノサマ

[飴籠の中を見回して>>124、トノサマが選んだのは]

そうじゃのう…、なんとなく気分は黒飴じゃ。
それを貰おうかの。

[クレープをもぐもぐしながらぱるっくが口を開く]

「ああ、一応城の殿ですよ
適当にあしらってやってください」


ほっほっほ、これでも一国の主じゃ。
けろけろけろ。

目は高い位置にあるからの。
ほれ、ぱるっく、お代は任せたぞ。

[ごそごそとぱるっくが金銭を支払うが、この少女の価値とあっただろうか?
先ほどの店はなんとかなったようだが、この銅貨]

(126) 2016/05/21(Sat) 14時頃

【人】 しょうぐん トノサマ

「お代はこれで」

[少女に幾分かの銅貨を渡した]

(127) 2016/05/21(Sat) 14時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

ふぅん?

[妖怪の祭りにも暗黙の了解があるらしい>>123
ひとまず食べ物に関しては心配要らないようだ]

お代に魂って……出しようがねぇし。

『妖らしゅう要求ではあるけどなぁ』

お代といえば、俺らが持ってるもので支払いって出来るのかね。
いくらか金銭は持って来てるけどさぁ。
交渉次第?

[疑問を口にしつつ、歩き出すのは参道の方]

(128) 2016/05/21(Sat) 15時頃

【人】 手妻師 華月斎

アキと灯里も一緒に行くかぁ?

[振り返りながら二人にも声をかけた**]

(129) 2016/05/21(Sat) 15時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 15時頃


【人】 町娘 小鈴

はーい、まいど!

[銅貨と引き換えに黒飴を手渡す。
差し出された銅貨は少女の見たことないかたちをしていて。
ほおお……と瞳を輝かせながら裏表を覗き込んで、腰に巻かれた銭袋に放り込む。
支払われた貨幣が自分の世界で使えるものでなくとも、さほど気には止めない。小遣い稼ぎは祭りを楽しむことの小さなおまけである。]

へえ、お殿さまかあ!通りでかっこよくてきゅーとなちょんまげをもってるわけだ。まあわたしも負けてないけどね!

[頭の上をびしっと指さすと、べっこう飴と同じ色をしたふさふさの耳をぴょこん、と生やし、ぴこぴこ動かしてすぐ戻した。]

(130) 2016/05/21(Sat) 16時頃

【人】 落胤 明之進

 そうか、未来の手習い所、という事か。
 そこで着る着物が制服、であると。
 やはり住む世は変わってきている、ということ、か。
 
[しみじみと、呟く>>112
平穏だった世も、此処まで変わるのか。
面白い、と思いながら。]

(131) 2016/05/21(Sat) 17時頃

【人】 落胤 明之進

[妖怪が作ったのかもしれない、と言われなおも興味を持たれる誠。
アキは、何となく誠を見るも、誠はじっとして動かない。]

 そう、守護……があどまん?

[また耳慣れない単語が入ってくる。>>117
意味合い的には守護をする者の言葉だろうか。

ばちが当たるかもしれない、とのやりとりには、少しだけ面白そうに見ている。>>118]

(132) 2016/05/21(Sat) 17時頃

【人】 落胤 明之進

 斎も、未来の人なのか!
 こうして、未来の人と話すことが出来るなんて。
 いやぁ、面白いなぁ。

[口を挟んだ斎>>120には、好奇の目を向ける。
もともと好奇心が強いアキ。
この調子なら、この祭りでもやっていけるだろう。]

(133) 2016/05/21(Sat) 17時頃

【人】 落胤 明之進

 ……魂か。
 流石にそれは、差し出せないかな。

[>>123亀吉の言葉に耳を傾ける。
少しだけ、背筋に寒気を覚える。
そんな事をされてしまえば、戻って来られなくなるではないか。
そうなったら、どうしよう……。

そう、考えていると、誠が動きだす。
徐に鞘から木彫りの刀を抜き出し、
誠はアキの方を見る。]

 ……お前が護ってくれるのか。
 それは、心強いな。

[くすり、と笑う。
誠は直ぐに刀を鞘に仕舞い、何事も無かったかのように向き直る。]

(134) 2016/05/21(Sat) 17時頃

【人】 落胤 明之進

 ……うん。
 僕も行きたい。

[誘われた声には、快諾する。>>129]

 ……行くよ、誠。

[そういうや否や、誠はかたかたと動きだし、斎を追うように歩く。
それを見て、アキはくすり、と笑い。
誠と並んで歩いて行く**]

(135) 2016/05/21(Sat) 17時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 17時頃


【人】 座敷守 亀吉

 あー、支払いなぁ。
 ま、大体は交渉次第やねー。

 ここにはいろんなのが来る、ってぇのは皆わかっとるから。

[金銭感覚に関しては統一なんて絶対無理と思われる場所だけに、その辺りも緩い了解がある。
だからこそ、気を付けるのは異界へ攫われそうなあれこれだけ、なのだが。
こればっかりは自衛してもらう以外にない]

 まー、いきばたで交渉すんのも、楽しいもんやで。
 あんまり気負わずに、いてらー。

[そんなわけで、祭りの常連は楽し気な口調で言いながら。
参道へ向かう若者たちを送り出すのだった。*]

(136) 2016/05/21(Sat) 18時半頃

天上の調べ (村建て人)は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 19時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 19時半頃


トノサマは、Σ 。

2016/05/21(Sat) 20時頃


【人】 しょうぐん トノサマ

ほほう、なかなかめんこい耳を持っているの。

じゃが我輩のゲコメンっぷりも負けておらんぞ。
けろけろけろ。

[ちょっとだけ驚いたトノサマ。
でも髷は外れなかった**]

(137) 2016/05/21(Sat) 20時頃

しょうぐん トノサマは、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 20時頃


楽士 ウトが参加しました。


【人】 楽士 ウト

あれえ?

(138) 2016/05/21(Sat) 21時頃

【人】 楽士 ウト

迷ったのかな?

うん、こりゃ迷ったねえ...

(139) 2016/05/21(Sat) 21時頃

ウトは、くるりと周囲を見回した。

2016/05/21(Sat) 21時頃


【人】 楽士 ウト

うーーーーん、へんなのが、いっぱい居るねえ。

(140) 2016/05/21(Sat) 21時頃

【人】 楽士 ウト

なんだか、おもしろそうじゃないか。

[くすくすくすくす]

(141) 2016/05/21(Sat) 21時頃

ウトは、笑いながら、ひょいと歩き出す。

2016/05/21(Sat) 21時頃


【人】 楽士 ウト

[しゃんしゃんしゃん]

[調子良く歩けば、腰紐に吊るした鈴が鳴る]

[鈴の音は、満天星躑躅の鳴る音と響き合って大層賑やかだ]

(142) 2016/05/21(Sat) 21時頃

【人】 楽士 ウト

[鈴の横には、古い布で作られた、小さなキツネが一匹、ぶら下がっている**]

(143) 2016/05/21(Sat) 21時頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 21時半頃


【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>119どうやら琥珀と斎はかなり似ているらしい。
そんなやり取りの後に吊り下げられていた琥珀は斎の肩に戻されて。
愛らしい姿をしている故に随分と削がれてはいるが、人の姿で見えていたなら――こんなものではなかったかもしれない。]

――と、悪い。

[恥ずかしい、と言われれば、反射的にそう答えるが、ありがとうと続いたので一つ頷いて。]

いや、思った事を言っただけだ。

[そう言うのは、やはり真顔なのだけれど。*]

(144) 2016/05/21(Sat) 21時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

そういう事、だな。

[>>131アキにとって洋服が一般的でないなら、まだ江戸が、国が大きく変わる時代にはなっていないのか。
密やかに変わりつつあるのかもしれないが。
そうした時代を経て、少女のいる時代がある。

けれどアキが過去の人間と思えば、不思議な心地になる。
こうして普通に会話をしているが、元の世界に戻ってしまえば彼は既に亡き人なのだ。
>>120斎が会話に参加してこれば、やはり近い時代と知り]

――そうなのか。

…家庭の事情、とかいう奴か?
少なくとも直に会った事はないとは思うが。

[親が転勤族か、或いは。
引っ越しの多い家庭事情といえば限られては来るが。
改めて彼を見てみるものの、記憶の中には思い当たる顔はなかった。

もっとも、日々稽古に修行に明け暮れている少女は、近くに旅芸人の一座が来ていたとしても気付かない程には疎いのだが。*]

(145) 2016/05/21(Sat) 21時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

あぁ、とてもいい匂いがしていた。

[>>121烏賊焼きと思しきものの香りを思い出しながら、少女は大きく頷く。
稽古でエネルギーを消費している分、空腹な状態は辛い。
それに知らずに彼らが此処のものを食べてしまって、元に戻れなくなってしまう…というのも気分が悪い話だ。]

射的とか、金魚掬いとか…?
あまり見ていなかったが、あるかもな。
もしかしたら此方でしか見られないような珍しいものもあるかもしれない。

[何せ見渡す限り妖だらけだったから、目が合わないようにしていた分、香りや喧騒ぐらいしか情報はなかった。]

(146) 2016/05/21(Sat) 21時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>122亀吉の口元に浮かぶ月に、少女はむ、と口の端を下げる。
憤慨する妖だらけの場所で暮らすのは御免だ。
家族や友人達がいる場所が、己の居場所だから。

少し真面目な響きで紡がれた言葉には、]

…それは、分かっている。

[‘闇星に呑まれてはならない。’
‘喰われたら、お前は人ではなくなる。’
それは幼い頃からずっと言われ続けてきた言葉。

妖を見る才に恵まれた為にトラブルは多かったが、衝動に晒される機会が少なかった故に、
近しいものを感じさせる彼の忠告には従っておいた方がいい、と本能的に察する。
同じ星を宿しているなら、彼も晒された事があるのだろう。]

(147) 2016/05/21(Sat) 21時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

――そうか。
なら、良かった。

[>>123思案の後に返された答えにはそっと息を付く。
無用な心配だったようだが、確認しておいて良かった、とも。
誓約などではない以上、不用心ではいけないとは思うが。]

分かった。

[命を求められたらぶん殴っていいと言われれば、拳を固めて頷いてみせる。
寄越せと言われて容易く差し出す心算はなく。

その解決方法でいいなら、其方の方が少女にとってはやりやすい。]

(148) 2016/05/21(Sat) 21時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…あ、確かに。

[>>128支払いに関して言われれば、少女は盲点だったとばかりに唸る。
>>136交渉次第、と亀吉が応えるのには成程、と。
少女も財布は持っているが、他に妖の欲しがりそうなものは持っていない。
なるべく穏便に済ませたいものだ。
そう、思いながら]

――行く。

[>>129参道に足を向ける斎の言葉には頷いてみせた。
>>135そうして、並び歩く誠とアキの後ろについて歩き出す。*]

(149) 2016/05/21(Sat) 22時頃

勧善懲悪委 アカリは、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 22時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 境内 ─

あぁ、ガードってのが守るって意味で、マンは人な。
SPって言ったりもするけど……ま、警護する人ってことだ。

[口にした単語はアキにとって耳慣れないもの>>132だったらしい。
関連した言葉であるために意味合いは伝わっているだろうが、言葉の意味も伝えておいた]

はは、ホントだよな。
まさか昔の人と話が出来るなんて。
なかなか出来ない体験だ。

[面白いと零すアキ>>133に同意を見せ、灯里の言葉>>145には頷いて]

うちは旅芸人一座でな、興行であちこちに行くんだ。
これまでは無くても今後あるかもな。

[そん時はよろしく、なんて言って笑う]

(150) 2016/05/21(Sat) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

[屋台の件で力強く頷く灯里>>146に笑いそうになりつつ]

何かしらあっても良いよな。
その辺りも見てこようぜ。

[食べ物以外の屋台について同意を向けた]

よーし行くかぁ!

[同道すると返ったアキ>>135と灯里>>149と共に参道へ]

(151) 2016/05/21(Sat) 22時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 22時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 参道 ─

[道行くにつれて漂うのは食べ物の匂いと]

賑やかだよなぁ。

[祭囃子の音や賑わう声。
祭り好きが多いと聞いていたが、なかなかのものだ]

『ええ匂いしとるのぉ』

……匂い分かるのか?

[肩から聞こえた声に突っ込み一つ]

(152) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 22時半頃


【人】 落胤 明之進

―境内→参道―
[歩きながら。
灯里の同調する言葉>>145に、改めて思いを馳せる。
一体、灯里や斎の住む時代には、日本は、そして絡繰り人形屋敷はどうなっているのだろうか。
興味は尽きない。
があどまんの件については、成る程とだけ言って置くが、理解出来たのは半分くらいだろう。]

 昔の人、か……不思議な感覚。
 年はそんなに離れてないのに、ね。

[斎の言葉には、そう返す。>>150
見たところ、アキと同じくらいに見える。
それでも、生きる時代は違っていて、
自身が祖先であるという自覚も当然無く。]

(153) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

[聞こえてきた声には>>150、俄然興味を示す。]

 ……斎の家は、旅一座なのか。
 だから、人形を沢山持っているんだね。

[納得するように、返す。
どんな芸をするのだろう、と思いながら。]

 もし祭りの途中に機会があったら、
 見たいかな。斎の芸。

[そう、返す。
ふと、灯里の家は、どんな家なんだろう。
そう思い、ちらりと灯里に視線を向けて。*]

(154) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

―参道―
[アキと誠は、参道に辿り着く。
食べ物の匂いが、鼻をつつく。>>152
賑やかだよなあ、の斎の呟きに。]

 ……うん、本当に。
 いろんな人がいて、
 賑やか、だね。

[祭り囃子の音に心を馳せて。
琥珀と斎のやりとりに、またくすり、と笑いを一つ。]

(155) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[ガードマンに関する話には口を出さず。
好奇心溢れるアキの姿を見守りつつ、彼の方も誠がいれば安心だろうかと。

>>150問いへの応えには目を瞬かせ]

旅芸人…それなら斎も何かやるのか?

[純粋に凄いと思い、問うてみた。
流石に私服だとは思えなかったので、人目を引く色した衣装にも納得がいき。]

そうだな、
機会が巡って来れば見に行かせて貰おう。

[それ程時がずれていなければいいのだが、と思いながら頷きを返した。]

(156) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…それもいいな。

[>>154彼の芸を見てみたい、というアキの言葉には少女も頷いてみせた。
視線を感じれば、ゆるく首を傾げ]

――どうした、アキ。

[自分の家の事を聞きたいと思っているとは知らず、そう聞いていた。]

(157) 2016/05/21(Sat) 23時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>151彼が笑いそうになっていたとは露知らず。
目下、少女の関心が向いているのは食べ物の方だった。
身体が弱れば心も弱る。
――心が弱れば、呑まれてしまうかもしれず。]

あぁ。
何か土産に買っていくのもいいかもしれない。

[よもやクレープの屋台まであるとは知らないが。
行くか、の声には一つ頷いて、参道へと。*]

(158) 2016/05/21(Sat) 23時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

─参道─

[喧騒や祭囃子を聞きながら、二人の交わす言葉に頷きつつ。
鼻を擽る匂いに少女はそわそわとし始める。
屋台に書かれている文字を追うが、やはり目に入って来るのは食べ物のもので。]

たこ焼きにソース煎餅。
…フランクフルトや鈴カステラまである。

[常連、と言っていた亀吉の装いから、そうした屋台はないと思っていたが、少女は目を瞠った。]


…凄いな。

[味は此岸と変わらないのだろうか。
と思いながら、ぽつりと漏らす。]

(159) 2016/05/21(Sat) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

うぇっ、

……あー、いや。

[芸を見たい>>154、芸をやるのか>>156などと言われて青年は目を泳がせる]

俺はまだ、見習いなんだよ…。
この荷物だって荷物持ちなだけで。

『………………』

[琥珀が呆れた視線を向けていたが、目を逸らしている青年は気付いていなかった]

(160) 2016/05/21(Sat) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[視線に気がつかれたらしい。>>157
アキは、軽い口調で話し始める。]

 斎の家は旅の一座だろう。
 灯里の家は何をやっているのかな、って。
 ちょっと興味があった。

[そう、答える。
そこまで言って、人に聞いてばかりでは失礼ではないかと思い直し。]

 あ、僕の家は、見ての通り、
 絡繰り人形屋敷に住んでいて。
 父と母と、百を超える人形と共に暮らしている。

 父も祖父も人形職人でね。
 たまに人形職人を招き入れて、品評会なるものを開いているんだ。

(161) 2016/05/21(Sat) 23時頃

【人】 落胤 明之進

 そうか、荷物持ちか。
 それは、残念。

[斎の言葉>>160には素直にがっかりしたように言う。
灯里とは違って、元の場所に戻っても、斎の一座を見る事が出来ないというのは、なんとも残念な話だろうか。
琥珀の呆れた視線には、気づかず。]

(162) 2016/05/21(Sat) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[しかし、此処の揃いようは凄い。
屋台の名前を読み上げる灯里。>>158
アキでも分かるもの、
アキが初めて見たもの。
何から何まで揃っていて、一瞬食べてみたい衝動に駆られるも。

アキは、屋敷の中を探っていた時にここに来た為、小銭入れを持っていなかった。
どうしよう、と思ったその時。

つんつん、と何かが脹ら脛に当たる。
アキは、何だろう、と見る。
そこには誠が、アキの小銭入れを取りだしつついていたのだ。]

 誠!
 どうして……!?
 で、でも有り難う。

[一先ず、これで金の心配はなさそうだ。]

(163) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>160興味を示せば斎の視線が泳ぎ。]

見習い、なのか。

…なら、あたしと一緒だな。

[それには少し親近感を抱きながら。
家業に関しては、回って来るのは殆どが雑用や補助役。
けれど孰れは、と修行に専念している身である。

琥珀の彼に向ける呆れの乗った視線には気付いたが、その理由は分からないでいた。]

(164) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>161軽い口調で話される内容に瞬き一つ。
あぁ、そういう事かと思いつつ、彼の語るのに先ずは耳を傾けていた。]

人形職人。
だから誠も絡繰り人形のか。
百を超えるとなると壮観だな…。

[精巧に出来た人形には魂が宿ると言う。
それなら一体くらい動いても可笑しくはないと思いつつ、相槌を打って。
ふと、周囲に視線を走らせてから声量を落とす。]

――あたしの家は、退魔師をしている。
まだ修行中の身だが。

亀吉や、琥珀と一緒…になるのか。

[厳密に言えば、相克の煌星の琥珀とも、同じ星を宿していても妖の気配がする亀吉とも完全に一緒ではないのだが。
周囲が妖だらけである以上、それを声高に話すのは危険なように思われたので、語る言葉も自然、短くなっていた。]

(165) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…何か食べてみるか?

どういった味かは、多分大体はあたしか斎が教えられると思うぞ。
あっちと同じ味なら、だが。

[>>163アキが興味を示すようなら、そう声を掛けてみる。

財布の方は――小さなお供が持っていてくれたようだ。]

(166) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 町娘 小鈴

えへへ、照れちゃう。
イキのいいぴこぴこを持ってる同士、仲良くなりたいなあ。お殿さま!

[驚くお殿さまの表情が可愛らしくてくすくす笑う。>>137
そんなお殿さまの表情を覗き込みながら、満面の笑みで。]

お近づきのしるしに、お殿さま。
ーー「わたしの飴」食べてみない?

[かけられた布をしゅるりと解いて、出てきたのは真っ白な飴。
お殿さまの目の前に突き出して。]

これ、わたしのお店の中でいっちばん美味しい飴なんだ!しかも今回特別にタダであげちゃう!ね、舐めてみない?

[にっこり。
少女は無邪気に笑っている。悪意の一切ない、無垢な瞳。
それは穢れを知らない少女のものであり、
獲物を狙う妖のものでもあった。]

(167) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[羅列される屋台に並ぶ食べ物>>159は青年にも覚えがあるもの。
一部の屋台は思いの外現代的らしい]

とりあえずなんか食うか。

[一番食べたそうな灯里も居ることだしと、目標を食べ物屋台へ]

『斎、たこ焼き』

食べられないだろ。

[何故か食う気満々な琥珀に突っ込みつつ、たこ焼きを食べることにした]

(168) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

いやぁ、全く出来ないわけじゃあねぇけど…。

[残念、と本当にそう思っているらしいアキ>>162の様子にもごもご。
父親から、まだ客前に出せるもんじゃねぇ、と言われているため少し引き気味]

そ、か。
灯里も見習いなんだな。

……何の?
見た感じ剣道やってるっぽいけど。

[自分もだという灯里>>164に青年も親近感を抱き、少しだけ安堵の色。
しかし何の見習いなのかが分からず、疑問を相手に投げかけた。
その回答はアキとの会話>>161 >>165から得られる]

(169) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

百以上の絡繰り人形ってすげぇな…。
うちはそこまでねぇわ。

……ん?

[灯里が声を潜めるのに耳をそばだて、退魔師、の言葉に琥珀を見遣る]

そうなのか?

『いやぁ、わいはそないな高尚なもんやないで。
 元は手妻師で、多少力が使えただけやからな。
 ま、手伝どぉたことくらいはあるで』

[是でもなく否でもなく、と言ったところ]

(170) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>168何か食べるか、との言葉には頷く。
相変わらず漫才のような二人のやり取りは微笑ましい。
しかし琥珀の求めるたこ焼きを買う辺りは、優しいのか。]

あたしは、フランクフルト一つ。

[身体をふさふさした毛に覆われた店主に告げると、財布から百円玉を三枚取り出して渡してみた。
相場はよく分からないが、大体そんなものだろうと。]

(171) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

貴方が望まない事を、強いる心算はないぞ。

[>>169口ごもる彼は、恐らく師匠筋の人に人前で自分の芸を見せる事をまだ許されていないのだろう。
少女は己も中学生の時は雑用しかさせて貰えなかったのを思い出す。
見習い同士と認識してか、少し安堵の色が乗れば少し安堵しつつ]

あぁ、剣道は習っているぞ。

今日も道場で稽古をつけて貰った帰りだったんだ。

[忙しい父に代わり、叔父より稽古をつけて貰っているのだと添えた。]

(172) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 落胤 明之進

 そうだね。
 たまに、何処から来たのか分からない代物もいつの間にか含まれていたりして、ね。
 そこがまた面白い所なのだけど。

[百以上の人形に驚かれれば、>>165 >>170
そう2人に返す。
そして、灯里は退魔師であると聞き。
アキは目を丸くする。]

 へぇ、凄いな。
 やはり、灯里の時代でも悪さをする妖はいるのか。
 僕には全然そういう才能が無いから、
 少し羨ましいな。

[もっとも、全てが悪い妖ではない、
というのはここに来た者を見れば分かるが。]

(173) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[退魔師の見習いでをあると明かした後、>>170琥珀とのやり取りに瞠目する。]

…そうなのか。
銀の気配がしたから、あたしはてっきり…。

[力は使えたが、退魔師ではないらしいと知れば、そんな言葉を零した。

父より、星の力を宿した者の一部は退魔師を生業とするようになった、と聞いていたが、
手妻師との二足草鞋でないならば琥珀は世に隠れてしまった方なのだろうか、と。]

(174) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 落胤 明之進

[何か、食べるかと聞かれれば>>166]

 うん、食べるか。
 じゃあ僕は……かすてらにしようか。
 聞いた事はあるけど、食べた事はないんだよね。

[そう言って、鈴かすてらを買って戻る。
斎はたこ焼きを、>>168
灯里はふらんくふるとを注文したようで。>>171

形も異様であるし、ふらんくふるとに至っては、アキには豚を食べる習慣もない。]

 ……2人の食べているそれは、なんだい?

[はたして、どんな反応をしめすことやら。]

(175) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 落胤 明之進

[かすてらを一口、頬張る。
柔らかい感触と、甘い味。]

 ……美味しい。

[これが、かすてらか。
と、アキは初めて食べる味に舌鼓をうつ。]

(176) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…曰くつきのものとかも混ざっていそうだな。
髪が伸びたりする人形はいないのか。

[>>173何時の間にか、という言葉には目をむいて。
恐らくは客人達から譲り受けたとか、彼の父らが取り寄せたものであろうと思いながらも真顔でそんな事を。

瞠目したアキが凄い、と言えば首を振って。]

――いや、あたしはまだまだだ。
この力を宿す事が羨まれる事かどうかは分からないが、アキにはきっと違う才能があるんだろう。

…時代が変わっても、そこは変わらないのかもしれないな。
しかし昔から祓うものと言われて育ってきたから、今の状況は少し戸惑っている。

[妖怪に視線を遣りながら、肩を竦めてみせた。]

(177) 2016/05/22(Sun) 00時半頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/05/22(Sun) 00時半頃


【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>175彼が鈴カステラを注文しようとするのには美味しいぞ、と言ってみせ。
それぞれ買って来た物を見て問うのには、少し考えて]

…んん、そうだな。
豚肉を潰して味付けしたものを羊の腸に詰めたのを、湯がいて焼いたもの…か?
この赤いのはトマトという野菜を使った調味料でケチャップ。
黄色いのはマスタードといって辛子を使った調味料だ。

全体的な味としてはしょっぱい、になるのか?

[自分で説明していて、全く美味しそうに感じないのに微妙な顔になりながら。]

美味しいぞ。
少し食べてみるか?

[百聞は一見に如かず。
口にしてみるのが早いのでは、と思った少女はフランクフルトをアキに差し出してみた。]

(178) 2016/05/22(Sun) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[たこ焼き屋の店主はそれこそタコのような姿をしていた]

…………

[共食い?なんて言葉が頭を過ぎったが、ひとまず一つ注文して、一番大きい硬貨を一枚渡す。
足の内の一本が出来立て熱々のたこ焼きを運んできた]

…あ、良い匂い。

[味も問題無さそうな匂いがする]

(179) 2016/05/22(Sun) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

あぁ、うん。
…見せてやれたら良かったんだけど。

[強いる心算は無い>>172と言われて安堵の色と共に苦笑を見せる。
琥珀は何か企んでそうな様子だったが、今は大人しくしている模様]

詰まり、剣で退魔の仕事をする、ってことか。

[剣道を習っている、と聞いて可能性を口にした]

『手妻師以外ん仕事する気ぃなかってん。
 それに、退魔師にゃあ向かん力やったからな。
 本職にゃあしとらんかったで』

[銀の気配がした>>174と言う灯里に琥珀はそんな言葉を返す]

(180) 2016/05/22(Sun) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

これか?
たこ焼きっつって、出汁で溶かした小麦粉の生地にタコが入ってんだ。
周りがかりっとしてて、中がとろっとしてる。
ソース塗って、青海苔と鰹節を乗せて食うんだ。

マヨネーズねぇの?

[最後の一言はたこ焼き屋の店主に向けてのもの。
あるよー、と出されたマヨネーズをたっぷりかけて、ぱくりと一つ口の中へ]

うん、美味ぇ!

アキも食ってみるか?

[興味を示していたアキ>>175にたこ焼きが入った容器を差し出してみる。
隣を見れば灯里>>178も同じようにフランクフルトをアキに差し出していた]

(181) 2016/05/22(Sun) 01時頃

【人】 落胤 明之進

 確かにそうかもね。
 髪が伸びる人形。今は無いけど、父はいつか手に入れたいと言ってさぁ。
 酔狂な事だね、ふふっ。

[アキの家の者は、どいつもこいつも人形と深い関わりがある為、父が取り寄せる事を繰り返していつの間にか増えている事も多々ある。
中には灯里の言う曰く付きの品も混じっている。
もっとも、この誠自体が曰く付きの品だった訳であるのだが。>>177

まだまだ、と言われれば。]

 僕にも、違う才能……。

[あるのかなあ、と思いつつも。]

 ……でも、退魔の力を世の為に使えるって、凄い事だと思うよ。
 僕には出来ないなあ。

[しかし、今の状況には戸惑っていると言われれば、確かに、と軽く苦笑する。]

(182) 2016/05/22(Sun) 01時頃

【人】 落胤 明之進

 豚肉? 豚肉を食べるの?
 え、腸に詰め……ほ、本当か!?

[ふらんくふるとの解説をする灯里を>>178
アキは驚いたように見ていた。]

 ……未来の人は凄いな。
 こちらの世でそんなものが出されたら、皆気味悪がるだろうな。

[しかし、美味しいとの声を聞かされ。]

 ……え、えと。
 す、少しだけならば。

[おそるおそる、ふらんくふるとを受け取り、文字通り少しだけ囓る。]

(183) 2016/05/22(Sun) 01時頃

【人】 落胤 明之進

 んっ、ん、んん?

[肉を食す習慣がまだない頃だ。
その食感、匂い、味。
どれをとっても不可思議な味である。
が。]
 
 ……確かに。
 下手物ではないね。

[そんな、感想。]

 しかし、未来の人は凄い物を食べるんだな。
 此処に妖怪がいるのと同じくらい驚いたよ。

[そう言って、ふらんくふるとを返した。]

(184) 2016/05/22(Sun) 01時頃

【人】 落胤 明之進

[どうやら、芸を見せられない事はないようだが、
強いるつもりはないのはアキも同じだった。>>180
少しだけ、勿体ない気もしたが。

たこ焼きについて言われれば>>181
目を丸くする。]

 蛸をそのまま焼いた代物ではないのか!
 てっきり、そういう物だと思った。

[アキは当然、たこ焼きも見た事は無い。
蛸を焼いたにしては、丸いし黄色いし、と不思議に思っていた所だった。]

 ま、まよねぇず……。

[なにやら気味の悪い黄色い物がかけられ、
それを上手い上手いと食べる斎もまた、異様に思えて。]

(185) 2016/05/22(Sun) 01時頃

【人】 落胤 明之進

 う、うん。
 頂くね。

[アキは、これまた恐る恐る、まよねぇずがたっぷりかかったたこ焼きを食べる。]

 熱っ……!
 ……!!

[暫く、その熱さに苦悶の表情を浮かべるも。
……何か入ってる。これが、蛸か。
まよねぇずをかけた事によって、美味しくなっている、らしいが。
アキには、その違いが良く分からなかった。]

 うん。ごちそうさま。ありがとう。
 これも凄い食べ物だな……。

[不思議な食感、不思議な味だった。
そんな感想を漏らす。]

(186) 2016/05/22(Sun) 01時頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>180安堵の色と共に見せられた苦笑には首を横に振ってみせる。
琥珀の企みは知らず。]

…そういう事だな。

[背負った竹刀袋に入った木刀は武器であると同時、力を操る為の媒介にもなる。
一人前である証、真剣はまだ持ち歩かせて貰っていないが。]

――あぁ、成程。

[彼は後天的に力に目覚めたのだろうか、と思う。
少なくとも自分のように先人と師弟関係を結んでいるようには聞こえなかった。

そうして退魔に向かない力、と聞けば、彼の操る力の候補が頭に浮かんだ。
それを使う機会は、出来れば訪れて欲しくないものだ、とも。*]

(187) 2016/05/22(Sun) 01時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

…チャレンジャーだな。

[>>182髪の伸びる人形を欲しがる彼の父親は剛毅なのか、余程に人形が好きなのか。
応じる少女は微妙な顔をしていただろう。
誠のように、人に害を為さないのであれば退魔師も見逃すのではあるが。]

きっとある。
人は皆、何らかの才能を持って生まれるものだと、爺さんが言っていた。

[自分にはあるのか、との言葉には、そう言葉を重ね。]

――そうだな。
あたしはこの力を持って良かった、と思っている。

まぁ、人には向き不向きというものもあるしな。

[彼が退魔師の仕事をする姿は確かに想像が出来なくて。
彼の持って生まれた才能が無事に開花する事を祈った。*]

(188) 2016/05/22(Sun) 01時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>181斎の解説の、何とも見事な事。
自分との落差に少女は渋面になった。
>>183伝えた内容へのアキの反応ももっともだと言える。]

――あぁ。
アキの頃は肉食は禁じられていたんだったか。

(腸を使わないものもあるから、そこは抜かした方が良かったか?)

[それだけで修正出来る問題ではないのだが、本当かと聞くのには頷いてみせ。
恐る恐る受け取って齧る姿を見守っていた。]

(189) 2016/05/22(Sun) 01時半頃

【人】 勧善懲悪委 アカリ

[>>184肉を食べた経験のない彼の感想。
特別美味しくも、不味くもなかった、ようだ。]

――そうか、良かった。

肉を食べると力がつくからあたしは好きだぞ。
南蛮では普通に食べられているから、孰れ、其方でも食べるようになる…かもしれない。

[フランクフルトを受け取りながら、そんな事を伝えた。
過去の人間に対して、果たして何処まで伝えていいものか迷ったので曖昧に。]**

(190) 2016/05/22(Sun) 01時半頃

勧善懲悪委 アカリは、メモを貼った。

2016/05/22(Sun) 01時半頃


【人】 落胤 明之進

 そう……、かな。そうだね。
 きっと僕にも何かの才能、あるよね。

[自分に言い聞かせるように。>>188
灯里や琥珀の様に、妖と関わる才能は無かったが。
そんな自分にも何かあると信じて。]

 ……灯里も、立派な退魔師になれるといいな。
 その姿を見れないのは、ちょっと残念だけど。

[退魔師として名を残す灯里。
想像したら、なんとなくしっくり来る。]

(191) 2016/05/22(Sun) 02時頃

【人】 落胤 明之進

 まぁ、肉を食う人はいない。
 物好きなら食うかも知れないけど。

[肉を食う文化がない時代。>>189
これはこれで、新鮮な経験だと思う事とした。
続く言葉に。>>190]

 ……そうだね。
 長く続いた平穏な世も、変わりつつあるし。
 もしかしたら、その結果食べられる事があるかもしれない。

[そう考えると、今食べた品は案外、近い将来食べられるかもしれないな、と思いつつ。
その日を、楽しみにしておこうか。]

(192) 2016/05/22(Sun) 02時頃

【人】 落胤 明之進

[初めて食べる食べ物に、一頻り驚いた後。
ちらり、と誠の様子を窺う。

誠は、物を食べる事が出来ない。
その変わり、風が吹く度揺れる、満天星躑躅に見入っている。]

 ……誠?

[反応は、ない。
それは何処か、虚空を見ているようで。**]

(193) 2016/05/22(Sun) 03時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/05/22(Sun) 03時頃


【人】 手妻師 華月斎

元々はタコすら入ってなかったらしいぜ?
丸い見た目がタコみたいだからたこ焼き、って呼ばれたらしい。

[名前からの想像と実物との違いに驚くアキ>>185に、青年は笑いながら更に驚きの事実を告げる]

あー、マヨネーズもそっちの時代にはねぇか。
全部にかけなきゃ良かったな。

[尻込みしてるように見えるアキの様子に、失敗した、とぽつり。
熱さへの注意も忘れていた辺り、食べ慣れの差が出てしまっていた]

大丈夫か?
口の中火傷してなきゃいいんだが。

(194) 2016/05/22(Sun) 07時頃

【人】 手妻師 華月斎

[もぐもぐと、残るたこ焼きを頬張りながら、灯里の返答>>187に、なるほどなぁ、と頷く。
琥珀とのやり取りについては良く分からなかったため、それらを聞いておくのみに]

『………ところで斎』

ん? 何?

[たこ焼きを食べ終える頃を見計らい、琥珀が青年に声をかける。
不思議そうに琥珀を見る青年を、琥珀は良い笑顔(ただし人形なので以下略)で見返した]

(195) 2016/05/22(Sun) 07時頃

【人】 手妻師 華月斎

『お前、ええ機会やから特訓してけ』

………はい?


『 特 訓 し て け 』


[ずもももも、と凄むような迫力は青年を引かせるのに十分なものだった]

(196) 2016/05/22(Sun) 07時頃

【人】 手妻師 華月斎

『ここおる間、わいが手妻教えたる。
 見習いやからて人前で披露する機会逃したらあかん!
 …一期一会やぞ、見したりぃ』

……………

[琥珀の言葉が何を意味するのか、不思議とすんなり青年の中に入ってきた]

『手妻はお前がやっとるのとはちゃうかもしれへんけど、
 覚えといて損は無いと思うでぇ』

手妻って確か、紙とか扇子使って芸するやつだよな?

『ほぉ、多少は知識あるやんか。
 水芸は流石に無理やけど、紙芸やったら何とかなるやろ』

[琥珀は、ふんす、としながらこっち来いと参道の隅へ青年を促す。
青年もまた興味はあるようで、たこ焼きの容器を片付けてからその後に続く**]

(197) 2016/05/22(Sun) 07時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2016/05/22(Sun) 07時頃


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