人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

helmut 2016/11/18(Fri) 00時半頃


【人】 粉ひき ケヴィン

[可能性の問題だった。
可能性の問題でしかなかった。
情報を集め、組み立てていけども
ケヴィン自身がその場でそれを
見て聞いて確かめたわけではないから
穴はあり可能性の域を抜け出せない。

思い込みによる、行動。

占い師の言葉があれば、
それを確かめるために動いただろうけど。

ジェフが人狼だという確たる証拠はない。
それでも、確かめる為の力を持つ男は
階段を下りジェフへと飛びかかり]

 ――… ジェフ、死んでくれ。

[武器らしき武器はなく、得意の体術のみで彼の首を狙う。]

(0) helmut 2016/11/18(Fri) 01時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

helmut 2016/11/18(Fri) 02時頃


【人】 粉ひき ケヴィン

[さすがは自警団というべきか
咄嗟の反応に微かな感心と舌打ちが漏れた。
床へと転がる際の衝撃が、振動となり伝わるが、
獲物たる相手の首>>16を太い腕で捕らえたことで勝機をみたか
それが油断へと繋がり、見えぬ彼の手にある凶器に気付かない。

ジェフが力を込めれば皮膚を裂き分厚い腹筋へと刃が突き刺さる。
最初に感じるのはそれの持つ冷たさ。
その冷たさは瞬時に熱となり、痛みへと変わる。]

 ――… ぐっ、

[そんなものを持っていたのか。
思いは言葉とはならず、苦痛を顔に宿らせた。]

 上等――…、自警団であるキミは、嫌いじゃなかった。
 けど、俺はこの御伽噺を終わらせたい。

[腹筋に力を込め、刃の侵入を遅らせようとするも
彼の腕はそのままに、首に掛けた手に力を込めて締め付ける。]

(17) helmut 2016/11/18(Fri) 17時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[彼の腕に力が籠るのが分かる。
ぐ、と歯を食いしばるは痛みに堪えるか、
同じ村で過ごしたジェフという隣人を手に掛けることへの――。
刃を伝い滴る血が己を助けるとは思わず、
刺す力が弱まることに安堵し、
命を奪わんとする相手の顔をじりと見据える。]

 ――… ジェフ、

[喰いもしないのに殺すことへの抵抗。
人間にしか見えぬ彼を害していることへの罪の意識。
手の力を抜けば引き返せる。
それでも、メルヤとローズマリーの姿が過り、
そして、人狼に喰われた知己の姿がさらに力を込めさせる。]

 ――――……、っ、

[すまない、と謝罪の言葉を飲み込んだ。
ここにきて抵抗>>18されるとは思わず、巨体がぐらつく。
それを支えるため咄嗟に彼の首に掛けた両手の、片方が床へとつかれる。]

(19) helmut 2016/11/18(Fri) 18時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[ジェフが人狼で、もし姿を変えられるのなら、
形勢は逆転し死するはケヴィンとなろう。

首に掛かるままの手にありたけの力を込めて
息苦しげに口を動かす彼の、その息の根を止めようとした。*]

(20) helmut 2016/11/18(Fri) 18時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[咳込む喉の動きが掌へと伝う。
片腕では呼吸を遮ることが精一杯だった。
両腕で力任せに首の骨を砕けば苦痛を長引かせずに済むのに
家畜や野の獣を殺し捌いたことはあっても、
自分と同じ“人”を殺すことは初めてで
そこまで考えが回らなかった。

人狼を手に掛けたローズマリーが
それを罪>>4:82と言ったことを思い出す。]

 ――… 人殺しは、罪。

[例えそれが人狼であっても、人として生きた姿を知る。
トレイルの正体を知ってもなお罪と感じていた彼女。
掻きむしる彼の爪が己の手に無数の傷を作り
赤い血がじわりと滲んでゆく。

己が初めて殺す人は綺麗な金糸の男だった。
実直そうな、頼りになる自警団員で、
名を、ジェフ・ジマーマンといった。]

(31) helmut 2016/11/18(Fri) 20時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[触れるままあれば、彼の魂を視、その正体が知れる。
喉に食い込むようにある腕は、固まったように動かない。
いつの間にか抵抗がなくなっていたことに、
いつのまにか彼が動かなくなっていたことに
気付くのは、力を使った反動を受ける頃。]

 ――…っ、……ッ、

[声はあげなかった。
堪えるような息の音が噛みしめた唇より漏れるだけ。
痛みが過ぎれば、強張る腕をもう片方の手で解き、
ジェフの上から、体を退かせる。
彼の命を奪った際の生々しい感触は一生忘れぬだろう。
彼の目許へと手を翳し、瞼を閉ざさせて
己の上着を彼の肩へと掛けた。
血に濡れた短剣が抜け落ちて、ジェフの遺体の傍へと転がる。
それは奇しくもトレイルのそれと似る。*]

(32) helmut 2016/11/18(Fri) 20時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[これは夢。
だって僕は誰も殺していない。
なのに生々しい感触がこびりついている。
胸の痛みも、まるで自分のもののように感じる。

大学生である僕と、
粉ひきである俺。

どちらが夢か分からなくなりそうだった。

この後は如何したんだっけ。
思い出せとケヴィンである部分が促す。
けれど、御伽噺は終わりと修道女が笑った気がした。

悪趣味な悪戯だと思う。

甘いものが苦手なケヴィンに
笑顔でアップルパイを差し出す彼女は、
優しくも無邪気でどこか意地悪なところがあった。]

(46) helmut 2016/11/19(Sat) 00時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[御伽噺を始めた者が誰かを知る。
御伽噺の終わりに綴られる願い>>#0に目頭が熱くなる。

母の故郷を見てみたいと思い
卒業旅行でこのツアーに参加した。

長い長い夢をみていたはずなのに、
眠る前と景色はさほど変わっていないように思う。
真白な雪は綺麗でどちらかといえば好きだった。
吹雪にもさほど抵抗はなかったのに、
今は少しだけ――外から聞こえる吹雪の音がこわい。
身体を起こし、毛布を引き寄せる。
暖炉の炎を眺める青年の耳には母子の声>>34>>35>>36
雪への不安を仄かにやわらげてくれる。]

 ――… ただいま。

[あの日、彼女に届かなかった言葉>>45をぽつと呟いた。*]

(47) helmut 2016/11/19(Sat) 00時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[御伽噺は終わるけれど、
ケヴィンという一人の男の物語は続いていた。

ローズマリーにメルヤ、それからアイリスに
ケヴィンの視たものを伝えた。
きっともう犠牲者は出ない。
安心させるようにローズマリーへと一つ言葉を掛ける。

そうしてその足で向かうのはオーレリアの眠る部屋。
既に魂の気配なく、器だけが横たわる場所。
見届け、解放されたのだろうか。
それならば良いとケヴィンは思った。
ただいま、と届かぬ言葉を向けて雪に似るその髪に触れた。

修道院で過ごす最後の夜は、
生き残りであるローズマリーらと共に。

美しい朝を迎えても、
安堵はあれどその空のように心が晴れることはなく。
酷く重い心のまま、弔いをして、ゆっくりと日常に戻ってゆく。]

(58) helmut 2016/11/19(Sat) 16時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[手の傷は暫くすれば元通りにはなるだろう。
けれど腹に受けた刺し傷は内腑には届かぬものの
筋を痛め得意であった力仕事に支障をきたすようになった。

霊能者というその力は調べの中で打ち明けざるを得ない。
粉ひきの仕事をしながら、
時折、自警団にも協力するようになる。

それは少しずつ、少しずつ、
ケヴィンの命を削っていった。

あの墓守のように誰かに力を渡す気にはなれなかった。
だから、その力抱えるまま、
自警団の要請で赴いた屋敷で役目を終えるその日まで、
寡黙に、堅実にその生涯を全うした。
守れなかった者、それから奪った者への、
償いのつもりだったのかもしれない。

その日も、ケヴィンの片手には
彼女の形見である黒いストールが巻かれていたという。*]

(59) helmut 2016/11/19(Sat) 16時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[この場所を懐かしく思う。
夢をみる前はそんなこと微塵も思わなかった。
こういう場所で母は育ったのだとぼんやり思うくらい。
夢を通してケヴィンの過ごした日々を知り
この懐かしさも彼の感情に引きずられているだけ。

自分はケヴィンではない。
そう思うのに胸が痛い。

ケヴィンは酒が好きだった。
けれどメルヤと酌み交わしたのを最後に酒を断った。
その影響か、自分も飲めなかったりする。

その代わりか、甘いものはおいしいと思えるようになった。
キャサリンの作った菓子を笑顔で食べられたら、と
何処かでそんな風に思っていたからかもしれない。]

(71) helmut 2016/11/19(Sat) 21時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[読書が好きだった。
勉強するのが楽しかった。
それもケヴィンがしてみたいと思いながら
日々生活するだけで精一杯で出来なかったこと。

自分はケヴィンではない。
けれど自分の中に彼の存在は確かにあった。

恵まれているのだと思う。
それでも修道女の願いに幸せだと応える事は出来ない。

前世の罪――、後悔を知って
幸せだと笑うのは難しい。]

 キャサリン、キミは本当に意地悪だ。

[母に教わるこの国の言葉で綴り困ったように笑う。*]

(72) helmut 2016/11/19(Sat) 21時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[喜びと悲しみを同時に夢見た。
前世の自分が人殺しなのだと知らなければ
幸せだと笑えただろうに。
ケヴィンが慎ましい暮らしの中に幸せを見出していたように
ベネットもまた何気ない日常に幸せを感じていた。

前世は前世。今は今。
そう思いながらも、ジェフを手に掛けたあの感触は生々しく
胸には苦さが宿りそれはなかなか消えてくれそうにない。

大事なひとたちを弔い見送ったあの日の悲しみが己を苛む。
幸せを望むのはいけないことのような気さえする。]

 僕は――…

[ケヴィンは――]

 オーレリア、キミには幸せな今を生きていて欲しい。

[この地の言葉でそれを綴りあたたかな暖炉の炎を見詰めた。*]

(91) helmut 2016/11/20(Sun) 00時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[暖炉の炎を眺め、早く吹雪が止むよう願う。
いつかのケヴィンと同じだと思えば苦さが過った。
人が行き来する気配は何処か遠い。
まだ夢から抜け出せていないような気がするのは、
あの時と、状況が似ているせいだろう。

懐かしい名>>119が聞こえる。
思わず声の方を見てしまうのも夢の余韻。

此方へと視線を向けるどこか懐かしい容姿の彼女。
けれどこの地に生きていた彼女ではなく、
自分と同じ旅行者であろうことが
その容姿と扱う言葉から薄っすら知れよう。]

 ――…懐かしい名だね。
 僕はベネット。
 ……キミは?

[一番扱い慣れている言語でそのひとに話し掛ける。*]

(125) helmut 2016/11/20(Sun) 18時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[夢の中に居たオーレリアに似た雰囲気の彼女>>132
名乗りと彼女の言葉を聞けば同郷の者と知れた。
過去形での問い掛け>>133に困ったように眉を下げる。]

 ――…夢の中の、御伽噺になら、
 ケヴィンという名で居た、かな。

[先ほどまで見ていた夢はベネットの見るもの。
では今見ているのはケヴィンのみる夢か。
昔読んだ本を思い出して小さく息を吐く。]

(138) helmut 2016/11/20(Sun) 20時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[美歌の質問>>142に考える風に腕組みすれば
被っていた毛布がはらと肩から滑る。]

 何をもってそういうかによるけれど

[ケヴィンの生きざまを思い返し、照らし合わせ]

 自ら命を絶つ事はなかった。
 生を全うした、というよりは、
 役目を全うした人生、だと僕は思う。

[物語の中の人物の話をするかのように
ベネットの知る男の生をぽつと語る。]

(144) helmut 2016/11/20(Sun) 21時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[ケヴィンの先を知りたかったのは美歌か、
それとも彼女が夢にみた誰かか。
どちらにせよ己の口にした応えに
彼女の表情>>147が和らぐのが感じられたから、
ケヴィンの辿った詳細は胸に秘めるまま。]

 ――…ん。

[謝る必要はない、とゆるく首を振る。
毛布ずり落ち覗くのは冬の装いたる毛糸。
ケヴィンのように首許が寒そうに見えることはなく。
一度背を向けた彼女がこちらを見、問うさま>>148
途惑うように視線を揺らし]

 ケヴィンのしあわせなら、
 オーレリアという女性が居た日々の中に。

[物語を口ずさむように綴り淡く懐かしむように笑う。]

(149) helmut 2016/11/20(Sun) 22時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[美歌の綴る弱々しい音色>>154を聞けば
笑みは消え、微か驚いたように目を瞠る。]

 ――… そう。

[静かな音を紡ぎ、瞼を閉じる。
オーレリアの幸せは何処にあるのかを
ケヴィンはあの日々に考えることがあった。
答えの出なかったそれが知れ、深く息を吐く。]

 彼女が幸せを感じていたなら、……良かった。
 ケヴィンはそんな風に思って貰えていたなんて
 微塵も気づかないまま、
 オーレリアの幸せばかりを考えてた。

[知己の話でもするように語り目をあければ
顔を覆い涙する美歌の姿が映り込む。]

(170) helmut 2016/11/21(Mon) 00時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[オーレリアはケヴィンの前で涙を見せなかった。
ケヴィンもまた彼女の為に涙することはあれど
彼女の眸に悲しみに沈む姿を見せたことはなく。
それは、それだけ穏やかな時間を
オーレリアと共に過ごしたということかもしれない。]

 ――…似た者同士だったのかもしれないね。

[お互いの幸せばかりを考え願っていた日々。
椅子の傍にある美歌へと歩み寄り、
己の腕にある毛布を彼女の頭上へとふわり降らせ]

 キミに泣かれると胸が痛い。

[困ったように呟き、雨が止むを願う。*]

(171) helmut 2016/11/21(Mon) 00時頃

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