285 【突発誰歓RP】逢魔ヶ時に会いましょう
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[ レンという男はこれまでの生をそれはもう楽観的に 生きてきた。 いつか来る、人より早い生の終わりまで楽しく 生きれれば良いなと ただそれだけを胸に生きてきたのだ。
だから突然来た"死"は己にとって受け入れがたく また、もしかしたら救われるかも、という希望に みっともなくも縋り付きたくなるくらいには 確かにこの狐は"人間"だったのだ。]
[ (人間……"人間"として良いのか?) ]
(149) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 己は生きたい でも、中には生きたくない人もいる>>51
だから、彼女がそう述べた>>52時――己は、 呆気に取られるしかなかった。]
え?なんで…… だってロイエさん。このままじゃ死んじゃうんすよ? そんなの誰だって――
[ 嫌じゃないか
それを口にするには、彼女は余りにも儚すぎた 遠く離れていく彼女を止めることは出来なかった。]
(150) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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………
[ 行こう、というA>>116の言葉に我に帰る そうだ。もう一度死んで現実に戻らなければ そうして己は――オレは ]
Aさん ――世の中には、進んで"死にたい"と思う人が居るんすか? なんで死にたいって思うんでしょう 人は誰しも生きたいと願う生き物じゃあないんすか?
[ ただ遠くを見て問いを投げる自分は―― きっと理解できないものを見る眼をしていた。]
(151) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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……すみません。変なこと言ったっす 表街の政府んトコ行きましょ。 オレ、また腹ぶっ刺して死ぬのは嫌っすからね
[ へへ、と笑う表情は少し元気がない
新たに芽生えた"難題"に青年は悩み、それでも 脚を動かそうとする。
――時は近いのだ *]
(152) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 00時頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 01時頃
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[ 呆然と去る背を見つめる 彼女と己にはどうしようもない溝を感じた。
――嗚呼、まただ。
ティエークの時に感じた断絶が、己の前にまた姿を現す。 いくら考えても分からない"答え"を探したくとも手は届かず
……そんな時だった。彼が行き場の無い疑問を 拾い上げたのは>>213 ]
(233) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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……あの人が?っすか そんなの――それは……
[ 答えようとした頭は――瞬時に凍りつく
悪行に胸を痛めたある女がした"気の迷い" それが無ければ会社の悪行は闇に埋もれ、己は―― 妄執の果てに生み出された"御神体"は、 彼らが望むままに生き続けただろう。
そこに"レン"はいない。 "レン"はあの運命の日、自由を勝ち取ったあの時に 初めて生まれたのだ。
その真実にたどり着いた時――己は、どうしようもなく 危うい橋に立っているような
そんな光景すら錯覚した。 ]
(234) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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オレは――オレは、どうしようもなく幸運だった あの人に救われて、アンタに助けられて、 先輩が生き方を教えてくれて、店長が拾ってくれて、 ティエークが一緒に本を楽しんでくれた。
―――何が、自由気ままにだ。
オレは……"人"に恵まれたから、 今まで生きてこられたようなものじゃないか…!!
[ ただ運命を受け入れ、今を楽しく生きる
それは土台となる"幸運"があって初めて成り立つのだ。
自分は"恵まれすぎた" その有り難さに今まで気づかず―― いや、知ろうともしなかった己が
……どうしようもなく、"醜く"見えた ]
(235) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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――すみません オレ、やっぱ簡単に死なない方が良いと思うっす
Aさんは先に行っててくれませんか? オレは…オレなりにケリつけるんで
[ すみません。と頭を下げ、止められなければ 来た道を引き返そうとするだろう。
別に、死に方は自由だ。 電話通りに考えるなら、痛みがない死に方が一番だ。
ただ、その方法を取ろうとすることは――
安らかに死ぬということが―己の罪から逃げるように感じられて だから"罪がある"己は表街という世界には行けない。
向かうは――自然と最初に死んだ場所へ ]
(236) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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[ 道中、マネキン街にある店に入り込んである物を探す 布はもういらない。その場に脱ぎ捨て、少し埃かぶった 白い髪が顕になった。]
――あった
[ 見つけたのは古びたナイフ 古びてはいるが刃こぼれなく、使うには問題無いだろう
ナイフは使い慣れている。 それは急に伸びる髪を切る為に常備をしているからだし、 自分の"きれい"を害そうとする輩を撃退する時もそうだ。
思えば、あの時ナイフでなく布を探したのも 死因となったこれに無意識で恐怖を抱いていたからだろう
思い出した今となってはどうってことない。 ――そうでないと困るのだ。
"死ぬのに支障が出る" ]
(237) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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――オレ、ちゃんと死ねるかな
……はは。そりゃ死ぬに決まってんだろ どうしたって"生きたい"んだから
[ 一人問答に乾いた笑いが零れる
自分はどうあっても生きたい 生きるのに不自由ない環境と力を"幸運にも"持った己が 生きることを否定するのは、きっと失礼だ
そう"言い聞かせる" ]
(239) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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――良いんだよな。"レン"は、生きても
[ ただ、心が引っかかるとしたら
――生きたいと願えない人を無視して己が生きる
その事実が"きもちわるく"思えて仕方がない]
[ 『Luna's』が見えてきた 店内に店長>>238は居るだろうか あの時、自分の前に彼女と、オーレリアが刺されたことは 思い出している。
或いは、主人と袂を分かった先輩>>193を 見かけることはあっただろうか?
――決断の時は、もうすぐそこに *]
(240) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 21時頃
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[ "生きる"という当たり前の権利を前に悩み、迷う こんな己の在り方もまた、"人の生き様"というのだろうか>>258
だとしたら己は――やっと"人として生きる"ことについて 知ろうと歩み出せたのかもしれない。
生きることに悩みが尽きないのなら――嗚呼、でもこれは ]
少し、くるしいな……
[ 何も考えず楽天的に生きることがどれだけ "救い"だったか――漸く気づけたような。そんな気分だった ]
(280) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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―『Luna's』―
[ 馴染みの店に来た理由 それはやはり己が死んだ場所であり、また"始める"には ここしか無いのではと。そう考えたから
――と言うのは建前だ
実際の所、"もう一度死ぬ"ことに 己は未だ抵抗感があった。
その迷いを強く払拭する為、"死"のイメージが強い この場所へ来た。のだが ]
(281) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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――店長
[ その後姿>>241を見つけるのは容易い
そうだ。彼女も刺されたのだ ならばこの世界に居ても変じゃない。
――そう考えると、凄く辛いが
それでも。彼女は……何故だか少しだけ雰囲気が 変わったような気もした
そうして少し気まずくなり、続く言葉は発せられず さながら迷子のように入り口で立ち尽くした *]
(282) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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っと、先輩?
[ どん、と身体に走る衝撃>>287 どうやら色々と考えすぎて"先輩"の来店に 気づかなかったようだ。
今の己はかつて彼に見せた白髪姿だ そういえばハンチング帽を落としてしまった。 早めに戻って拾わないといけない。
そして今は仕事中じゃないので色々許してほしいな、などと 思考が少し飛びつつ
――と、此処で気づく。何故先輩が此処に?]
(302) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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いや、いやいやいや…… 先輩こそなんで此処に!? いつの間に刺されたんすか!?
[ 最もな驚きだ だって彼奴に刺されたのは己で最後の筈なのだ。 (まさか酒が原因だとは夢にも思わず)
何だか気遣ってくれている>>288雰囲気が よく感じられ、尚更恥ずかしくなる ]
――なんで謝ってるんすか、先輩
[ そのままひょいっと店内へ……と思ったら 何故か先輩が謝ってた>>289
――何を企んでるかは知らない 寧ろ企んでるのはオレも同じだ。 オレの場合は悩みも、だけど ]
(303) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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酒盛りって。オレ未成年っすよ 酒飲んだことないし
[ 見た目20代。しかも白い長髪の見た目異常者が 何とも子どもっぽいことを言っていた。
とはいえ、どうして電話が酒盛り>>292につながるのか]
第一、先輩は酒飲んだら危ない……って
[ そこまで言い、少し思い至ることがあった ――ただ、もし酒盛りが"手段"なら……]
(304) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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――悪趣味っす。先輩
[ ただ一言、苦い顔で でも、酒からは眼を離さなかった。離せない、か]
酒、って飲むとふわふわして もやもやとか色々忘れちゃえるんすよね
……なら。少し、飲んでも良いかな
[ ぽつりと零す それは逃げかもしれない。 でも、やっぱり楽な方に行ってしまうのだ "オレ"という性分は *]
(305) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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[ 気の所為…なんだろうか 振り返った店長の顔>>307が、何時もより幼い少女のような 無邪気な笑みに見えた。
あの仏頂面で、意地悪で、"大人"な店長が
腹の底からじわじわと湧き上がる違和感 そして、謎の焦燥
(ああ、己を悪意をもって害するならまだしも 寂しさを埋め合わせる為の純粋な少女の願いに オレはどの感情を抱えれば良いのかわからない!)
だが、その疑問が形を成す前に 先輩が来たのは幸運だったのだろう ]
(318) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ 先輩の企みはオレと同じだと店長が証明した>>309 ならばどのみち己の所業もバレるだろう ]
オ、オレも! ――もう一度死ぬの、正直怖かったから
[ だから皆が居て良かったと そう続けようとしたのに――店長の言葉>>310に はたと、何かが噛み合ったような。そんな感覚 ]
(320) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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……そっか。 "独り"って、確かに嫌だな
オレが生きたいって願えるのは、 優しい皆が居てくれるからだ。 だから、身近に"生きたい"と願えない人がいるのに 救えないのは嫌だ
だって知ってる人が死ぬのは悲しいじゃん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オレが楽しく生きられる為に皆死なないでよ
(343) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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――うん。そういうことだ。多分
[ ひとえに"オレ"が生きていられるのが皆のおかげなら それを"欠けさせる"なんて許さない。許したくない ]
ねぇ、店長 店長はどうしたら生きてくれる? オレ、今までもらってばっかだったから 皆の"生きたい"を支えたいんだ
[ それは身勝手な子どもの願い そして"オレ"の小さな一歩 ]
(344) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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……先輩、何か変わったと思ったけど 自分が好きになった、ってことっすか?
[ 彼がどのような手助けを得て"生きたい"と願ったかは わからない。でも、生きたい>>337ならそれで良しだった。
そして自分を好きになる感覚は――己にはまだ分からない ]
ぐ……忠告、感謝っす
[ 痛いところを突かれた>>339 正直、頭がごちゃっとしてどれが悩みかもわからないのだが
……それでも、明確にできた所はある ]
(345) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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オレは、これからはもうちょっと"遠慮なし"になるっす そして皆が"生きたい"を当たり前に思えるようにしたい。
――だって、そうしないと損じゃないっすか!
[ 何もせず、無知のままよりずっと良い気がした
"オレ"は楽天的な性格だ 持ち前の幸運が尽きるまで、オレはオレ中心に 生きていくのだろう
その変わらぬ明日を生きる為――オレは店長>>311に言おう ]
(346) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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てーんちょ!オレも"いつもの"で! オレの大切な職場、無くされたら恨むっすからね!
[ 酒を一気に飲み、けたけたと狐は笑う
今だけは笑っていよう そして少ししたら死のうじゃないか。 店長の刃でも、己の刃でも構わない
そうして"明日"になったら―― 新しい"オレ"を叩き起こすのだ **]
(348) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[ 狐が抱いた願いに対する返答は様々
店長は"大人"になってオレに諭した>>361 ]
独りが怖いってんならオレも同じっすよ 店長を独りにしないことは、オレを 独りにしないことにもなるっすからね
[ あの和やかで賑やかな"日常"は彼女無しでは 成立し得ないのだ。と ]
(381) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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皿は……はい。気をつけるっす…… ――あ。そうだ
店長!帰ったらオレに料理教えてくれっす! オレ、今まで以上に精一杯頑張るから!
[ 皿、という言葉>>362に気まずくなりかけながら ふと思い出す。死ぬ間際に考えていたことを
万年皿洗いと給仕だけの己に それが出来るかは――やってみないと、だ ]
(382) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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……だっていきなりぐいぐい行ったら ちょっと節操なしじゃないっすか
[ 自分の宣言を先輩は笑う>>371 もっと欲深く、とは先輩も中々凄い人だ
それに――自分を見守るような笑み>>371>>372を 浮かべられれば悪い気はしない。
それにこの暖かい彼がこれからも生きてくれるなら―― これほど嬉しいことはないだろう]
(383) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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[ カチン、とグラス音が鳴る 強烈な酒は酩酊を引き起こし、慣れてない己は 揺れる世界に翻弄される ]
――はは。 オレ、何だかんだで"誰かの為に"生きることが 学習(インプット)されてたんだろうな
[ 結構欲張れてたと思ったのにまだ"遠慮"があったとは ]
……てんちょ。オレも同じっすよ。 誰一人として日常を"欠けさせたくない"
[ 視界に散る赤>>365 犬は遠く駆けていく>>378
――そろそろ時間だ 逢魔が刻の妖狐は人間に戻らなくてはならない ]
(384) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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あははは!!! オレと……オレを生かしてくれた人達に
――乾杯!
[ 挙げた盃は、暫く天を向き――やがて落ちた
後に残るは紅い液体と喉に刃を突き立てた死体だけ **]
(385) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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