82 謝肉祭の聖なる贄
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……わかりません。
[銀灰の大神様の膝の上に招かれてすぐの事。
酒気の混じった吐息を漏らしながら。 喰べる準備といわんばかりに自分の身体をあれこれ探る大神様は。 頬を伝う涙に気づいたらしく。その理由を問うのだが。
当人すらも初めてで、理解出来ない想いをどういえばいいのか。 泣きながら、首を横に振る。]
……胸が痛くて、苦しいです。
[それをいうのが精一杯だった。]
(12) 2012/03/14(Wed) 22時半頃
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[瞳の奥まで覗き込むかのように見つめる大神様は。 自分を一体どう思っているのだろう。
喰べる為だけの贄なのに。 何故、その苦痛を取り除く提案などを。 それを告げる声は春のそよ風の様に甘く優しい。 睦言を交わしているのかと勘違いしそうなまでに。
しかし、違うのだろう。 興を殺ぐような我侭な贄など喰う価値もない。 そういうことなのだと思い直す。]
(26) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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……違います。
[膝から自分を下ろし。 近い未来に起こる現実を語る大神様に。 畏れ多いと思いつつも、そう叫ぶ。
自分は彼の提案を飲むという逃げ道を。 選べる者ではない。 でもせめて、誰に喰われるかは選びたかった。 所詮餌でしかないのだが、叶うならば。]
私をあなたの血肉にしてください。 すべて残さず、喰らい尽くしてください。 ……それが私の望みです。
[後から後から流れ落ちる涙を拭うことも忘れ。 熱に浮かされたかのように、そういった。]
(32) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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クラリッサは、銀灰の大神様に深く頭を垂れた。**
2012/03/15(Thu) 00時半頃
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[>>35銀灰の大神様の言葉に。深く頭を垂れながら。 彼の為に出来ることはそれしかないのだと思い知る。
ならば、祭の続く間は。 他の贄や大神様にこの命を奪われないように。 自分で自分を守っていくしかないのだろう。
ひとり取り残され、心細くはあったが。 >>40気になる言葉を残して舞う褐色の青年を見た。**]
(63) 2012/03/15(Thu) 08時半頃
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[褐色の青年と銀灰の大神様との対峙に漂う空気は。 触れたら切れそうな刃物のような緊張感があり。 他の贄と大神様たちとのものとどことなく違う。
茶色の大神様の名を。 漏れ聞こえた言葉から、成り行きを理解する。
自分たちが摘み取る果実のひとつひとつに名があり。 果実がその名を告げて、自分の名を問うてきたら。 果たして、それに答えようと思うだろうか。
青年は茶色の大神様とそんなやり取りをしたのだろう。 ただ身を投げ出すだけの自分とは違うのかと驚くばかり。]
(72) 2012/03/15(Thu) 15時頃
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……あっ。
[褐色の青年は、自宅で湯浴みをしていた時。 突然現れた訪問者であるのを思い出す。 手おけを額に直撃したはずだったが。 そのダメージはすでに回復しているのか。 怪我した様子は微塵もなかった。]
……謝らないと。
[次に言葉を交わせるのはいつかはわからないが。 お互いに生きているうちには、そうしたい。**]
(75) 2012/03/15(Thu) 15時半頃
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[鼓笛の音が流れる中。 茶色の大神様は人型の化身を解き。 本来の姿に戻った。
そして、最初の贄の少年に近づくと。 まずは喉笛に牙を立て、爪で胸を切り裂き息の根を止め。 裂いた胸から心臓を抉り出し、高く掲げると。
広場の観客たちは歓声を上げた。
茶色の大神様はその心臓に一口齧りつき。 残りを皿に移すと……少年の頭を喰らい始める。 赤い血飛沫は祭壇のあちこちを染め。 血の香りが周囲を満たす。]
(94) 2012/03/15(Thu) 19時頃
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[それに誘われたのか年若い白金の大神様も。 本来の姿に戻り、贄を喰らい出す。 しばらくして、それを味わった後の咆哮は高らかに響く。]
(95) 2012/03/15(Thu) 19時頃
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[褐色の青年を置き去りにし。 銀灰色の大神様も姿を変え。 すでに上半身の失われた贄の元へ。
残った下半身を引き裂き。 頬に着いた血を舌で舐めながら。 音を立てて貪り食べる。
別の生き物のように蠢く舌は。 先ほど自分の目尻に触れたもの。 血を滴らせ肉を喰む口は涙を拭ったもの。]
(108) 2012/03/15(Thu) 20時半頃
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[白灰色の大神様は角のある異形の狼に。 わずかに残った臓物を喰らい終わる頃。 その毛並みは生気を得たかのように青みを増した。]
(109) 2012/03/15(Thu) 21時頃
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……これが……喰らう……こと。
[最初の贄を喰い尽くした大神様たちは。 思い思いの姿に戻り、身体を清められていた。
広場の熱気と血の香りに当てられたのか。 そんな言葉を呟きながら。へたり込んだ。]
(129) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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>>132
[食事前に比べると幾分艶やかさと張りを増しただろうか。 灰青色の大神様の声が耳に入ってくる。
両手をつき、立とうとした時。 銀灰色の大神様の言葉>>35が脳裏を過る。
"我を求めよ。一心に。 それ以外は求めぬし、それ以外も許さぬ。"
それは自分の望みに対する返答であった。 ならば、それは……ある種の契約か?
膝をつき、頭を垂れたまま。 青灰色の大神様へこう告げた。]
(138) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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申し訳ありません、灰青色の大神様。 私はすでに銀灰色の大神様を主とする者です。
主の命があるならば、 あなた様にもお仕えできることと思います。 主の命がない限り、 大神様といえど、お仕えすることは叶いません。
[たかが小娘の贄である自分がこれを語るは無礼だろう。 もしかしたら、他の贄の手で潰されてしまうかもしれない。
しかし、他にどういえばよかったのか。 とっさに出たのは、この言葉だった。]
(143) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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[ちらりと視界の端に。 褐色の肌の青年を味見してる銀灰色の大神様。 棘でも刺さったかのように。 胸の奥がチクリと痛むが。 銀灰色の大神様に喰らわれないことに比べたら。 大したことではないように思えた。]
(146) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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>>147
[クックッという笑い声が耳に入った後。 灰青色の大神様は、他の贄に関心を移したようで。 軽く安堵するが。
このやりとりを耳にした他の贄がどう思うのか。 それが暗い影を落とした。
自分たちは大神様たちから見れば名もなき果実だが。 それぞれが思考や感情を持つ人間である。 果実と違い、自分たちの望みを叶えるためならば。 いくらでもその手を汚して蹴落とす生き物なのだから。]
(156) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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[顔を上げ、祭壇を見渡すと。 灰青色の大神様は酒と杯を他の誰かに命じていただろうか。 茶色の大神様は腹がくちたのか寝そべり、帽子をかぶる青年と語らい。 白金の大神様は金髪の青年の目を覗き込むように彼の話しを聞き。 銀灰色大神様は変わらず。
しばらく、誰かに声をかけられることもないだろう。 あったとするならば、他の贄だろうか。 それとも、何か命じたいと思う他の大神様か。 しかし、明言した以上、銀灰色の大神様以外に従うことはできないし。 銀灰色の大神様の命があるとも思えず。
祭壇の片隅で膝を抱えて座った。]
(161) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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