人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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視点:


【墓】 地下軌道 エフ

[夢を、見ていた。

貘の夢は空白だ。
自分の夢で腹は膨れてはくれない。
考え事にゃあ、夢の方が打ってつけ、それだけだ。

―――良いことあった、か。

成る程、確かにその通りで。
かおに出るくらい、嬉しい、だったのだ。]

 はは。

[貘の身体で、笑う。
あの店員、トレイルは、人外のことも本当によく見ていると思う。
店長を除けば、唯一の人間。
人間で云えば昔は、頼まれて悪夢を食うこともあった。
いまは随分と逞しく―――…なったか?]

(+5) 2015/08/07(Fri) 11時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

[夜の彼らを、リツが見たら驚くだろうか。
………だろうな、という、予感。
呼ぶ声>>+0が聞こえる。
目を、覚まそう、いまのおれは現と夢は、少し違う。]

(+6) 2015/08/07(Fri) 11時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

―――喫茶店―――

[突っ伏した姿勢、控えめな声に、顔を微妙に上げた。
眼鏡も外さずにいたものだから、角度がずれている。
その角度と前髪の隙間で、ちら、と、リツを窺い。]

 うん。

[近い手を伸ばす。
コーヒー、そういえばメロンソーダじゃなかったか。
曖昧な記憶は視線に留めて、手を取った。

握り締め、浚う、文字通り。]

 帰らないけど、……行くか。
 昼の営業が終わったら、また、此処に。
 

(+8) 2015/08/07(Fri) 12時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 寝不足、………じゃない。

 腹が減ってるだけだねえ、いつも。

[店長に呆れられている。
それも、何時ものことで、笑う。

リツの分岐点>>+4を浚う、浚うか、文字通り。
引き寄せるようにして手を引き、一旦、店の外に。
静かに、引き寄せ、ぽつ、ぽつ、明り>>*0が落ちれば。

おれにとっては慣れた感覚、世界から隔絶されたような。
リツにとっては、如何だろう、眠気まなこが窺うのだ。]

(+9) 2015/08/07(Fri) 12時頃

【墓】 地下軌道 エフ

――― 夜 ―――

 そういえば、聞きたいこと、あったな。

[覗き見た夢の片鱗。

 あの男女は、誰か。

夢を見る時刻までは、約束を果たせないから
夜の店で聞くか、思考を留めた。
気にはなるが、聞かない、は、今は通用しないので。]

 …… 夜。

[店の看板に、ぽつり浮かび上がるbarの文字。
繋いだ手が、体温が変わらず、熱い。
その間に交わしたことばと言えばとつとつと、して。]

(+10) 2015/08/07(Fri) 12時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

[店の扉を再び潜る、その頃には店員も店主も
ましてや店内すらも、様変わり。]

 おはよう。

 …… ようこそ、リツ。

[こちらの世界に――…?
薄明かりの下で笑うのは、昼間と違う、うっそりと**]

(+12) 2015/08/07(Fri) 12時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/08/07(Fri) 12時半頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/08/07(Fri) 20時頃


【墓】 地下軌道 エフ

[眼鏡の位置>>+11は、夜が訪れるより前に、直す。
弦が緩んでも気に留めない面で
それよりも、血の気の良い顔色を楽しんだ。]

 意外と、壊れない。

[眼鏡のはなしだ。
繋いだ指は、夜、改めて店を訪れるまで離さない。
――― 厭だ、と、その一言さえなければ。

ちゃんと食え、そのことば>>+13に、首を揺らした。
食べられるものなら、食べている。
食べられない夢が、此処には多い。
如何伝えるか、ここからも、おれの正念どころ。]

 食べると勿体ないものが、多くてね。
 

(+22) 2015/08/07(Fri) 20時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 リツの夢を見た、……… はなし。
 あんた、なんか、なんだ。

 … 忘れられないひとが、居たんじゃないか。

[それが、あの夢の、男か女か。
夢の中でその内情まで窺い知れないから
ぽつ、と、漏らして、反応を窺う。]

 知らないことを知るのに、悪いは、ない。
 おれはあんたを知りたいが
 あんたは、 …… 如何だ。

[ふ、と、落とす、笑みも、好奇心も。
繋いだ手を引き寄せ、向かう先はカウンター席だ。]

 夜の方が、よく来る。 …… 面白いだろ。

[驚愕>>を隠さない様子には、いたく、ゆるく、機嫌良く。]

(+23) 2015/08/07(Fri) 20時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 おはよう、店長、トレイル。

 …… ケイは厨房か。

[迎える声は、昼間と違って、見慣れたもので。
驚きはしないが、やはり面白いとは、思う。
―――…雰囲気の違い。
緊張に硬く見えるリツの横で、真逆のゆるさ。]

 コーヒー、何時もの………
 ああ、違う、ケイのコーヒー、だった。

[ふと、思い出して。
注文を投じてから、視線を店内に巡らせた。
羽根を隠さない、隠す必要もない客の姿も在って
おれはあれより人間態でなくなるので、暫くこのまま。]

(+25) 2015/08/07(Fri) 20時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 昼でも夜でも、似合う。
 ……… 服。

[リツとトレイル>>*8の会話が聞こえたので
半裸同然の客も、いかがわしい意味ではなく
そういえば居るな、と、申し訳半分、頷いた。

そして、席に座ってから
視線を落とす先、分厚いメニュー。]

 おれは、コーヒーとか、コーヒーとか
 ……… 雲の糸とか。

[蜘蛛ではなく、雲。
人間が見る、触れることの出来ないそれではなく
比較的おれに親しみのある食感がするが、
味付けしないと味がないところが、難だ。]

(+27) 2015/08/07(Fri) 20時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 おればかり見ていると

 面白いものを見逃すと、思う。

[トレイル>>*10の会話に
茶々を入れる意味ではなく、おれなり、至極真面目。

なにか良からぬ面白そうな気配>>12
無意識のうち、察していたような気がする。]

(+28) 2015/08/07(Fri) 20時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 ものを大事にするのは苦手でね。
 …… うん、でも、意外と壊れない。

[人間の物作りに対する情熱は、中々だ。
別におれの為では全くないが、感慨を覚えて
眼鏡の蔓に触れた。度は、人間の近視用程度、ある。

いや>>+26と此処でも言われないので
席に座るまで、このままだとおれは離さないのである。
片手でも飲み物は飲めるはずだ。]

 勿体ない。
 あんたの夢も、…… 大事な夢なのかと、思った。
 

(+31) 2015/08/07(Fri) 21時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 本当に信じるか如何かは
 …おれがあんたを夢で探してからで、良い。

[良い、んだが。
此処でなら話して良いか、この店の中なら。

繋いだ指を引き寄せて、おれの目は、リツの指。
落としたまま、視線を重ねず、話を続けた。
――― 人間ではないことを拒まれたら、と
そんな予想を、思考に、組み立てていた所為。]

 良いんだが、 ………
 あんたは、おれが人間じゃあないと言ったら
 厭か。 だめか。

[ゆるく、首を捻る、視界の隅。
うん、まあ、此処から、人間でないものが見えるのだが。]

(+33) 2015/08/07(Fri) 21時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 良くない。

 ……… 夢に見るくらい、なんだろ。
 おれは、気になる。

[勿論、酒場で居合わせたわけじゃあない。
ただ、はぐらかされそうな口振り>>+29
眠気ばかり含んでいた声に、熱が籠もる。

良くない、おれは、良くないのだ。]

(+34) 2015/08/07(Fri) 21時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 うん。

[落としていた視線が、持ち上がる。
リツ>>+30の、ことばが、耳に届いて。
拙いようないらえ、喜色に、想定以上に柔らかく溢した。]

 はは、 ………うれしいねえ。
 夢みたいだ。

 …… ん? 夢か? ……夢じゃないか。

[現と夢を取り違えるのも、一瞬。
目許から滲むように、笑う、昼と違う面で。
そういう面を、させられているわけで。]

 昼は、ねむい。

[真面目に、言う。]

(+35) 2015/08/07(Fri) 21時頃

【墓】 地下軌道 エフ

[夢に糧を求めるおれみたいな生物が
現で食うものと言えば、文字通り、詩めいた、夢>>*13

人間、信頼のおける店員>>*13のアドバイスに
うん、と、素直に頷く、素直な生き物なので。]

 ……… 攫って来たからには、責任は取る。
 うん、そうだな、こう言うか、 …任せろ。

[ぼんやりと、響く、任せろ、にも熱は籠もった。
人間の客が少ないからこその歓迎にせよ
確かにこの店は、悪戯好きが多いから。]

(+38) 2015/08/07(Fri) 22時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 アマノ。

[店員、――もう一人の、人外>>*17の。
呼ぶ声は、昼よりも柔らかい、この状況の所為でもある。]

 まだ。

 ……… でも、ゆっくり、話して良いと、思う。

[リツの順応力、あとは、任せろと口にしたからには。
気遣う彼の声も、今のそれは分かり易い。

静かに会話を交わす最中
蛇の、オーダーの返事>>*16が届いて
任せた――― と、こちらは、目配せて、笑う。
おれの舌には馴染むが、リツの舌には如何馴染むか。
運ばれるコーヒーを心待ちにしながらも、目は傍らに。]

(+40) 2015/08/07(Fri) 22時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 …… 探してくれ。
 おれが先に見付けたら、四勝一敗だねえ。

[リツ>>+36の指に落とした視線。
それでも傍らは近いから、彼の表情も、それとなく。
夢も、ハンデも、カウントする。ズルじゃあない。]

 リツ。

[呼ばれた名前に応えて
引き寄せた指は、カウンター上、重ねるかたち。
齎された間は判決にも近い。
存在する心臓が穏やかじゃないリズムだ。]

 ………… 良かった。

[そして、いらえに、一気にほどけた。]

(+41) 2015/08/07(Fri) 22時頃

【墓】 地下軌道 エフ

[良かった、良かった、三度繰り返した。

―――… あ、>>+37と漏れたおとを、引き寄せる。
重ねた指を繋いで、笑う、良かった、と。
滑り落とした視線は、漸く彼を見ることが出来て
薄暗い照明に映る目。潤んだ装いに、瞬く。]

 勝手に覗いたもんで
 こんなことを言うのは、おれでもずるいと思うが…

 溜め込んで、夢にまで見るなら、おれが。
 ……… 聞く。

[握られた指先から、力が籠もる、熱が籠もる。
おれも、同じくらいの力で返して
大丈夫だから、そう言うくらいは、許せ。]

(+43) 2015/08/07(Fri) 22時頃

【墓】 地下軌道 エフ

[おれの緊張が緩んだところで、コーヒーが運ばれた。

同じようで、異なる、カップの中身。
間違えるな、とトレイル>>*25が言うのだから
中身はそれぞれ異なるのだろうと想像出来た。

此方に渡されたカップを、空いた指が引き寄せる。
濃い、深い匂いが、湯気>>*19から漂った。]

 ありがとう。

[一言告げる、トレイルにも、厨房の奥にも。
一口啜れば、血の匂いと、神秘的なそれの味。
わりと脳味噌に、がつんとクる味だ。]

 うまい。 ……そっち、は、

[何、と、問い掛けかけて、これ>>+42だ。]

(+45) 2015/08/07(Fri) 22時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 ケイのコーヒーは、 ………凄い。

[凄い、以外に、俺は形容することばが理解らない。
店内のどこかから笑い声も聞こえて
はは、と、おれも重ねる、柔らかめに。]

 な。 驚くだろ。

[そして、豆の種類>>*25の説明を求めて
蛇の趣向に、ははあ、と、感嘆、おれも間抜けた。]

 ……… 本当にこの店は、ずるいもんだねえ。
 

(+46) 2015/08/07(Fri) 22時頃

【墓】 地下軌道 エフ

[次に運ばれるのは、所望した雲の糸>>*20

現にかたちのないものを求めるおれに
飯を提供出来るだけでも、大概、なのだ。
独特の匂いに、味付けはともかく、目に色鮮やか。]

 おれのお気に入り。
 …… なんだが、リツは、止めておくか。

[人間が口にすれば、噎せるで済まない気も、した。
備え付けのフォークを、カップの次に取って
店長>>*22に、目配せ、忙しそうに働いている。]

 店長は、酒も…… 美味い、らしい。
 あんた、飲むのか。

[酒は、しかし、あまり飲まないので。
リツに嗜好を尋ねながら
フォークがくるり、繭を解いた。]

(+47) 2015/08/07(Fri) 22時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

[アマノとの会話を気にする、リツの様子に
視線を一度、店員に、ゆるく、滑らせた。
自分の正体を自ら口にするなら良しとしても
人外には人外の事情がある、彼もまた然り、かも知れない。

それに、アマノ自身が見せた気遣い>>*29を
無碍にしないよう、おれは繭を崩すのだ。]

 はは。

[コーヒーを飲む、前後のはなし。
眠気の晴れた声がわらう。
対抗心を覗かせる可愛げと、単純な、嬉しさで。]

 あんたに、また、見付けられたら
 …… そうだな、あんたもズル、して良いな。

[ハンデを一点請け負っている獏は
夢のなか、自分のフィールドだから、視線を流す。
傍らと視線の高さに差があれど、掬うように。]

(+51) 2015/08/07(Fri) 23時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

[心音は、また、ゆるやかに、眠る前の多幸感めいた。

視線の先の、リツ>>+49の目は、潤んでいて
やはり、と、確かめて、繋いだ指を解いた。
互いの体温を残した人差し指で
零れるまでは行き付いてなさそうな、目尻に触れたくて。]

 …… 泣いてないか。

[触れて、涙は堪えられているのだと
濡れた感触のない頬にも、触れてみて、知った。]

 責任くらい、 ……任せろ、うん。
 ちゃんと、おやすみまで、送るしねえ。
 家まで送るのも、責任を取る、だよな。

[人間の男女関係で主に適用される流れ、だ。]

(+53) 2015/08/08(Sat) 00時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 ……… 夜。

[夜みたいだろう、と、ケイのコーヒー>>+50を称した。
匂いはそれぞれ、獏の鼻でも分かるくらいには
異なっていて、それもまた、趣向を凝らして楽しい。]

 あんたは、ひとだが
 夜も、此処まで走ってくれば、良いな。

 ……… 歓迎してる。 皆、おれも。

[店長も、店主も、運ばれたコーヒーも。
とつりと漏らして、二口目、口に運んだ。
血の匂いは苦い、苦いから苦手ではなかった。]

 笑う。 あんたのかおを見てるのは、楽しい。
 吸血鬼は、 …… 知ってるか、血を吸う。

[ざっくりとした。]

(+54) 2015/08/08(Sat) 00時頃

【墓】 地下軌道 エフ

[雲の糸、色彩は鮮やかだが
かたちはどことなくファンシーも匂わせる。
おれのフォークがそれを崩しても、ファンシー。]

 うまい。
 食ったら、起きる。

[視線を受けながら食べると言うのは
地味に落ち着かないもので、繭を口に運ぶフォークが
もさ、もさ、噛み、飲み込む、咽喉が上下して。]

 甘め ………

[一瞬声が揺れたのは、気付かなくとも良いはなしで
忙しそうな店長を呼び止めて、オーダーを促した。
甘めのカクテル、シャンディ・ガフとか、その辺り。]

(+56) 2015/08/08(Sat) 00時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 00時頃


【墓】 地下軌道 エフ

 
 ……… はは、あんたはズル、しないか。

[おれは歩くし、おれはズルをするけれど。
―――…けど>>+55で締められたことばに
リツの気質を知って、またひとつ、笑みが漏れた。

視線は、表情を顎の方向から掬って
落ち着かない様子を見て取って、目尻も和らぐ。
なんだかとても、表情ひとつ取り溢さないように
しているのを、隠さない、おれは素直なので。]

(+58) 2015/08/08(Sat) 00時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

[目尻に涙は触れてない。
リツが言う、泣いていない、言う通り>>+57

夢を盗み見る獏でも
彼の心情を盗み見ることは出来ないので
笑う口元を留めて、眉尻を下げる、情けない面。]

 でも、 …… 泣きそうだな、あんた。

[ぐりぐり、親指を伸ばして、柔らかく頬を擦った。
涙が零れていたら、きっとこの辺り
滴が筋を作っていた筈で――― そんな、見当。]

 あんたがおやすみするまで送り届けないと
 会いに行けないからねえ。
 

(+62) 2015/08/08(Sat) 01時頃

【墓】 地下軌道 エフ

[昼間飲む、店長の淹れるコーヒーも、良い。
ケイの淹れるコーヒーも、良い、夜の色をしている。
味音痴の自覚は俺にゃあないが
この味を気に入っている、その感覚があれば十分だ。]

 吸い込まれたら、ねむくなるな。

[ふわ、と、反射的に欠伸が漏れた。
まだ、繭を口に運ぶ前のはなし。]

 変わった客が多い、 ……… だったか。
 良い店だろう、悪くない、おれも、好きだねえ。

 …… うん?

[リツ>>+59の噎せるおとに、瞬く。
寝言の多いおれにも、自覚はないのだ。]

 いや、無い……… と、思う。
 そういうシーンに出くわしたことは、あるが。

(+63) 2015/08/08(Sat) 01時頃

【墓】 地下軌道 エフ

[本来の姿であれば
ずんぐりむっくり草食よろしく、口から直に食べる。

―――が、今の姿は、これだ。
大のおっさんが、ふわふわ繭を、口に運ぶ。
咀嚼を続けて、竜の血を絡めて、二口、三口。
見る見るうちに、皿はソースごときれいになって。]

 起きる、眠くなくなる。
 べつに、羽根が生えるとかそういうのは無い。

[腹に納めれば、幾らか空腹感が消えて
眼鏡の奥は、眠気まなこではない、ただの半目。
食後のコーヒーを飲めば、更に目覚めに良い。]

(+65) 2015/08/08(Sat) 01時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 聞いた限りは、甘いはずだからねえ。

[眠たげにもったりした喋りが、いくらか滑らかに。
カクテルを求める際も
大分目が覚めて、差し出されたゴールドカラー>>*30
きっと甘い筈だから、視線だけ、視線だけ。]

 ……… 俺は飲めないからな。
 

(+66) 2015/08/08(Sat) 01時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 穴が空いたら、困る。

[>>+61困る、困るな、止めよう。
横顔を注視していた視線を幾らかずらして
でも、指>>+64は離れないから、頬を擦るのは止めない。
そちらは、困る、と言われていないから。]

 あんたが、そういう顔するから。

[表情については、ただ、ことばに出来る範囲。
視界の端、だって、あんたは泣きそうだ。
唇を震わせて、眉を寄せて、ただ涙が零れていない。
そう見えてしまえば、眉も下がる。]

 はは。
 獏の添い寝か、そりゃあ正攻法だねえ、良いな。

[リツの我が儘に、洩れる笑み声は
伝承に触れられた感覚で、つい、眉の角度も緩んだ。
なんだ、そんなの、叶えてやるに決まっている**]

(+67) 2015/08/08(Sat) 01時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 01時半頃


【墓】 地下軌道 エフ

[ソースまで、全て繭に絡めて、口に納めきった。
作り手の姿は、見えない。
厨房で忙しく働いているのだろうと、首を捻って
趣向を凝らしたコーヒーと、雲の糸。
――希少品だとおれでも理解る。]

 ……な、ケイが作ったんだろう。
 礼。 美味かった、ッて。

[直接言う機会があれば、直接。
近くに居たのは、店員か、店長か。
捕まえたところで声をかける、つもりで。]

(+74) 2015/08/08(Sat) 10時頃

【墓】 地下軌道 エフ

[伝えたところで、目がリツ>>+69を見た。
きれいに食べたと言うか
意地汚く食べたと言うか

うん、と、素直に、頷く。食い尽くした。]

 腹が減ってた。

 あんたの夢も、食べなかったから。

[理由のひとつに。]

 ……起きても走れるようにはならないからね。

(+75) 2015/08/08(Sat) 10時頃

【墓】 地下軌道 エフ

[走れないし、羽根も生えない。
――期待されているのか、起きた視線が揺らいだ。
地味な、目玉の動揺。

逃げるみたく、ゴールド>>+70を覗く。
炭酸は目に爽やかで、きれいで、甘そうで。]

 苦手。

[起きた口で、告げる、きっぱり。
貘は素直な生き物なので、取り繕いもしない。]

 リツは。
 ……本と、走ることと、コーヒーと。
 甘いのが好きか。

[指折り数えられる程度の、好き。
知らないから、つい、尋ねてしまう。]

(+76) 2015/08/08(Sat) 10時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 あんたは、苦くなくても好きだな。

[頬を撫でる指は、ついぞ涙には触れなかった。
掌の腹で、最後にリツの頬>>+71をひとつ撫で。

手を、離す、撫ですぎた。]

 あの夢でも、そんな顔、してたかねえ。
 辛そうな顔。

 あんたがそういう顔をしてると
 悲しい、………違うか、寂しい。

[目を伏せた横顔。
覗き込む姿勢は、起きてものんびりとした。]

(+77) 2015/08/08(Sat) 10時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 貘。

[応える、頷く、確かに。]

 貘が添い寝をすると、夢を見ない。
 人間は、そう言うな。
 ………俺みたいなのは、傍から食べるから。

 正攻法だと、あんたもそうなるんだが。
 …… 食べないように気を付ける。

[夢の話である。
添い寝、食べないように、自分に言い含めるよう
頷いた視界の端、光の蝶。]

(+80) 2015/08/08(Sat) 10時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 ブローリンも
 あんたが此処に来て、嬉しいッてさ。

[本人が直接告げたわけではないが
光の群れ、こんな趣向。

それ以外に如何捉えろって言うんだ**]

(+81) 2015/08/08(Sat) 10時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 10時半頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 21時半頃


【墓】 地下軌道 エフ

[尋ね返すおと>>+82に、首を傾ぐ、横斜め下。
やはり掬うように眺めてしまって
指を離した表情が、まだ、苦し気な、ような。

肘を突き、手の甲に頬を乗せて
んん、と、唸るのは、思考を捻るおとだ。]

 あんたが、どんな風にしてても
 好きだな。 ………ッて、意味だが、うん。

[苦い表情でも、笑う表情でも、恥ずかしがる表情でも。
これなら伝わるか、と、首を傾ぐ角度を深めた。

――― それから、眉の角度を心持ち上げて
何で、の、意味も、自分から探し出す。
おれの口は、今日随分と働いていると、思う。]

(+94) 2015/08/08(Sat) 22時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 ……… そういう表情させてるのは
 俺じゃないしな。

[探り出した結論。
眉が、妙に、神妙に、うねっているのが自分でも分かる。
こういう表情ばかりしたいわけでも、ないんだが。]

 うん。 納得するのか、そうか。
 ひとのなりは出来ている心算なんだが
 眠いのだけは、如何にもならなくてねえ。

 ……… はは。

[リツ>>+83の真摯なことばに
覚えていてほしいと、改めて欲を覚えて
笑うおとが殊更甘くなってしまった。]

(+96) 2015/08/08(Sat) 22時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 人間じゃない。

 …… いつか、直接聞けば、良い。
 拒まないとは、思う。 うん。

[改めた自己紹介の機会を奪うのも本望ではなくて
おれの口は、それを促すことばを吐いてから
辛口の酒>>+85を注文する声に、瞬く。
眠気を帯びない、ぱち、ぱち、半目の瞬き。]

 飲む。

[飲める、では、なくて。
コーヒーをベースにしたカクテル>>*32は
店長の趣向と蛇の趣向を、凝らしたもの。
ひどく濃いコーヒーが混ざった酒は、辛い、苦い。
一口飲んで、瞬いて、二口飲んで、飲み干した。]

(+97) 2015/08/08(Sat) 22時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 …… 苦いな。

[美味いな、と、同義だ。
咽喉を焼くアルコールに、砂糖の甘さはなかった。
クリームの白が混ざり合う層ですら。

それから、配膳を自らこなす厨房の蛇>>*38
文字通り、蛇、手も足もない、蛇。]

 楽しんでる。
 …… のは、いつもだけどねえ、今日は特に。

 ケイも、有難う、料理が美味い。

[運ばれたグラタンは、ところで
熱くないのか――― と、獏ですら、思う。
苦い酒に、人間の舌にも馴染むグラタン。
夏の暑さも忘れられる熱に、一通り、舌鼓を打った。]

(+98) 2015/08/08(Sat) 22時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 道案内か、任せろ。

[攫うでも、導くでも、手荒な真似をしなければ
ほぼ同じ意味だと、おれは片付けた。

蛇に頷き、店長に目配せ
アマノに手を挙げ、トレイルに礼を。
顎を引き、何時でもポケットに納めている財布から
酒と、料理と、サービス分……… も込みで。
昼代はわりと店長にまけられている現在。
他称大目に、カウンターに添えても罰は当たらない。

服を引く指>>+88と、眠たげな声が重なった。
昼間のおれみたいな顔をしているリツに。]

 送る。

[席を、立つ。]

(+99) 2015/08/08(Sat) 22時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 23時頃


【墓】 地下軌道 エフ

[自覚して、爆弾をばら撒くような
高等手段など、獏に備わっていない。

薄明りに赤く染まった顔色>>+100には。]


 伝わったか。


[すっ呆けているわけではない。
至極、真面目に、
伝わったならこの言葉が正解なのだ、と、学習した。]

(+103) 2015/08/08(Sat) 23時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 ……… 百面相。

[寄せていた眉間と、眉尻の角度が緩む。
ぐるぐる、カフェ・コレットが描いた渦みたいに
表情を変化させる横顔を眺めて、指摘した。

 ―――この表情をさせているのは、自分。

自意識過剰でも、流石になく、自覚して
ふ、と、鼻先から洩れる笑みも、甘いので。]

 あんたが謝るのは、違う。
 俺が勝手に、狡いと思っただけだからなあ。

[伸ばされかけた、指先>>+101
視線を伸ばしてから、手を差し伸べた。攫う心算だ。]

(+104) 2015/08/08(Sat) 23時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

[ケイが店長を促したので
会計は、店長の住まうカウンター。

客の出入りは、その間も続いていて
本日も夜の営業は盛況しているようだった。
払う金額は、昼の分、コーヒーを一杯含めた分。

サービス分とか、お礼とか、昼時のツケとか
おれが口にしなければ如何とでも伝わりかねない。
―― 多い、と拒まれさえしなければ
その金額を支払ってしまって、席を離れた。]

 隠しているのも
 楽なことばかりじゃあ、ないからな。

[多分、きっと、喜ぶ>>+102
勝手ながら、おれはそう、頷いた。]

(+107) 2015/08/09(Sun) 00時頃

【墓】 地下軌道 エフ

 
 うん。
 …… 気、使ってくれたのか?

[舌の嗜好。

苦味とアルコールの熱は
口の中に、心地よく残っている。
一緒に飲めたら>>+102と告げる、理由に
指先を攫い、引き寄せがてら、尋ねた。

―――しかしながら、財布を出す指>>+105
おれの指で制すのだ。
覚束ない指を、空いた、もう片方の指で。]

 今日は、おれが払うから。
 また、来たときに、あんたが払えば良いな。
 ……… これからも、また、来るんだから。

(+108) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

[これからも、また>>*42

蛇のことばを借りて
リツが口にした、二杯か、それ以上の
アルコールの仕方を利用して、有耶無耶を、求めた。

彼の、頷く仕草まで覚束ないから
おれはまた、昼間のように
眠気を湛えたみたいな足取りを、合わせて。]


 ご馳走様。
 ……… また、来る。

[店の、店員に、店長に、告げてから
約束通りに、家まで攫うから、店を出た。]

(+109) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

[からん、と、ドアベルは昼と同じ、響き。

夜風は夏の空気を含んでいて
頬を撫でるそれが、心地よかった。
店の前はまだ、相変わらず、世界から隔絶された空気。
ぽつ、ぽつ、点る明かりを頼りに
繋いだ、リツの指を引き寄せながら、送り獏。]

 原因が、あんたでも。
 おれにこういう顔をさせたいわけじゃあ……
 ふああ、 無い、んだよな?

[紛れた空腹感が、リツ>>+106を見ていると蘇るので。
外に出た途端に欠伸を漏らすのだ。おれは。]

(+111) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

[>>+110首を捻ったのは
長年に渡る、いままでの現と夢の行き来を思い出す為。
寝て、寝て、起きて、寝る、繰り返しの記憶。]

 おれが、大変だと言ったら………
 流石に、なんだ、叱られる覚悟は、する。

[正直に、答えた。]

 それは、あんたも同じだ。
 ……… 好きなもの、飲めたか。

[俺の目にも甘く映ったカクテルの連続。
店長の耳打ち>>*43を思い出して、ふ、と、息を吐いた。
酔えるくらい美味いものを提供されたのだろうから。]

(+114) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

[金額の受け渡しは
獏にしては強引に、店長>>*43の苦笑いに、負けない。]

 少ないより、良い。

[次のサービスに行き付く、橋渡しに。
美味い飯も、美味い酒も、独特のコーヒーも
また、いつものように、期待しているから。
――― そんな、胸の内も、まあ多少。]

 心配ない、……… ちゃんと送り届ける、から。
 今日は、ありがとう。

 おやすみ。

[去り際には、何時ものように。]

(+115) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

――― 帰り道 ―――

[段々と、ぽつりぽつりとした明かりが
現実味を帯びて来て、星明りも落ちる、良い時刻。

擦れ違うひとは流石に、疎らなので
厭、と言われなければ離さない、指を繋いでの帰路。
身を寄せた者同士。傍らとの距離は、近い。
徒歩の速度もゆるいので、帰り付く頃には
ほんとうに、良い時刻になっている筈だ。]

 うん。
 …… だったら、あんたはやっぱり、謝らなくて良い。

[良い>>+112と言われた、表情。
リツが辿る帰路を進んで、横顔は、はは、笑う。]

(+116) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

【墓】 地下軌道 エフ

 

 あんた、着くまで、寝るなよ。


[足取りも時折覚束ないリツに
まさか、おれが、こんなことを言う日が来るとは。

獏なりの感慨を覚えながら
店を出る際の、アマノの様子を、思い出した。
小さく笑った表情>>*46は、眠気に淀むいつもなら兎も角
腹を満たして醒めていたおれならば、気付けたので。

――― まったく、いい店だ。
元は人外が、今はひとが、切り盛りする不思議な店。
きっと、また、訪れる、一緒>>+110に。]

(+117) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

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