251 【誰歓RP】鬼渡し
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ー現世/隠村ー
[ごん。 鈍い音を立てて、後頭部が地面に激突した。]
いっ……!……たあ……。
……え?ここは……。
[ずきずき痛む頭を押さえながら体を起こす。辺りをきょろきょろ見回すと、そこは神社の境内らしかった。しかし今までのような不気味さは何処にもなく。 空の色は濃い藍になろうとしている、薄暗さは単に夜が近付いているからのようだ。 ぼんやり空を眺めていると、今までにあったことが思い出されてきた。]
(+6) 2016/07/23(Sat) 12時半頃
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……あー、そっか私……。
[帰ってこれたんだ。 辰次おじちゃんが鬼になって、さくちゃんが鬼になって、さくちゃんに鬼を渡されて……。]
……っ、そうだおじちゃん!さくちゃん!
[脳裏に彼らの姿が浮かんで、慌てて立ち上がる。 彼らはもう鬼を渡したんだから、こっちに帰ってきているはずだ。会いに行かなくちゃ。
このときの私は、さくちゃんがまだ帰ってきていないことを知らない。 そして鬼を渡したもうひとり、綾瀬明日香のことも頭から抜け落ちている。 親しい相手の姿を思い浮かべながら、まずは外に出るべく鳥居に向かって歩き出した。]
(+7) 2016/07/23(Sat) 12時半頃
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[鳥居を潜る前に、突然消えた人たちを探しているらしい村の人たちに見つけられた。 小さい村のこと、見知った顔に迎えられてほっと息を吐く。 何人かは辰次に知らせてくる!と駆け出していった。]
辰次おじちゃん……!よかった、帰ってたんだ。
[先に帰ったはずの叔父の名前に、とりあえず安堵。]
そうだ、あとさくちゃんも!さくちゃんも帰ってきてますよね?
[私に鬼を渡して、現世に帰ったはずの少女。もし会えるのならば一番に会いに行きたかったのだけれど。 村人たちは口を揃えて、「櫻子はまだ帰ってきていない」と言った。]
(+10) 2016/07/23(Sat) 17時頃
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……え?いやそんなはずは、だってあの子は私に……。
[と、そのとき。 鳥居の外から騒々しい足音が聞こえてきた。]
おじちゃん!
[鬼面を被っていたときとは違う、私の知っている彼の姿。ほんの少しだけ視界が緩んだ。]
他のみんな……晶くんと智花ちゃんと、……あの半裸の男の人は、まだ鬼渡しの最中だと思う。 その、……私があの半裸の彼に鬼を渡して、それで……。
[言いながら、胸がちくりと痛んだ。 結局私は何も止められないまま、鬼を渡して帰ってきてしまった。心優しい二人と、私を助けようとしてくれた彼を。 でも、それよりも今は気になることがある。]
(+11) 2016/07/23(Sat) 17時頃
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さくちゃん、まだ帰ってきてないの?
[彼女は私に鬼を渡したのだから、私より先に帰ってきているはずだ。 それなのに、叔父の口ぶり>>+9は、まるで彼女が帰ってきていないかのようで、不安は募る。]
ひっ……!お、鬼……!
……………、あれ?
[まるで自分の子どもを呼ぶかのような叔父の仕草の先を目で追うと、そこにいたのは小さな少女ーー綾瀬明日香だった。 自分たちを追い詰めた元凶を前にびくりと体が強張る。 しかし彼女はなにもしてこない。それどころか何処か遠慮がちで、まるで普通の女の子みたいだ。 これはどういうことだろう。説明を求めて叔父の方を見た。]
(+12) 2016/07/23(Sat) 17時頃
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うん。さくちゃんから渡されたの。だから先に帰ってると思ったんだけど……。
[話しながら、叔父の顔から血の気が引いていくのが分かった。彼が今、何を考えているのかも。]
そんなこと、言わないでよ。そりゃ、他のみんなのことも心配だけど……。
私は嬉しかったよ、おじちゃんが生きててくれて。
[置いてきたみんなのことが心配なのは私も一緒だ。 けれど、生きて帰ってきて最初に叔父に会えて涙が出そうになるほど嬉しかったのも本当のこと。自分を卑下する言葉は聞きたくなかった。]
(+19) 2016/07/23(Sat) 23時頃
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……少なくとも、私はさくちゃんの顔から鬼面が剥がれて体が消えるのをこの目で見たよ。真正面から。
[話しながら不安は募る。ただでさえ鬼渡し自体がイレギュラーな存在なのに、そこでさらに法則から外れることがあるなんて。]
……綾瀬明日香?って、あの?
[叔父の紹介に、傍らの小さな少女を見やって。]
うん、そうだよ。さっきまで鬼渡しに参加してた。
あと残ってるのは、……私の従弟の晶くんと近所に住んでる智花ちゃんと、あとおさかなくん……じゃないや、刑部くんの三人。
……の、はずなんだけど。さくちゃんもいれたら四人、ってことになるのかな。
[真っ直ぐな眼差しに少したじろぎそうになったけど、どうにか目を合わせたまま彼女の問い>>18に答えた。]
(+20) 2016/07/23(Sat) 23時頃
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……じゃあ、さくちゃんは帰ってこれるの?
よかった……。
[少女の言葉にほっと一息。下手したらへなへなとへたり込んでしまいそうだ。 さくちゃんとは、話したいことがたくさんあるのだ。このまま離れ離れなんて冗談じゃない。 元気を取り戻したらしい、いつもの笑顔を見上げて。>>+24]
ねえ、さっきさ。鬼渡しが始まってすぐのときに。 私に走れ!って言ってくれたでしょ。>>1:68
あれがあったから走り出せたんだよ、私。
[右も左も分からない状態で、背中を叩いてくれた大きな手。 自分の知らない場所で、自分の知らない感情に苛まれて。感情がぐちゃぐちゃだった自分。もしあの一声がなかったら、走り出せずに私が二番目の鬼になっていたかもしれない。 そのことを思い出しながら頭に乗っかる手には素直に撫でられておいた。]**
(+26) 2016/07/24(Sun) 00時頃
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