129 【DOCOKANO-town】
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>>@6>>@7>>@8 [そしてクリスマスを見やる。 彼女の置いた回復薬も、彼女が少しく置いた距離も、 ――それから、彼女がゆるく否定を重ねた動作も、 よっぽど、人間らしく見えた。]
―― ねえ、クリスマスちゃん
本当に、本当に、 頼み通しになっちゃうけど 公園にいる人たちに……伝言、頼める か しら
あの――……
[>>60>>61いつの間にかまた人が増えて、 または誰か減っているかもしれない。]
(+28) 2013/07/09(Tue) 12時半頃
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白 の、力になれなかった、ごめんなさい って それ から、
[持ち上がりきらない眼差しは 地面を斑に染めた赤から赤へと移るように這い]
……観戦モードで、も 力に、なれることを探す、わ 戦ってた時、は、イベントに、引きずられてばかり、だったけど いま、は 違うもの
陣営 ―― ごとじゃなく、て みんな帰れるようなもの ないかって 探してみる ……うまく、いくか、そんなものあるのか、判らないけど [言葉を言いきれないのは、表層化したプレイヤ自身だ。 捕食者の顔、なんてものはとうに消え失せ言葉でさえもジャニスとプレイヤの間を彷徨う。
自身に言い聞かすように言葉を紡ぎ、それをもって伝言に出来ないか、と視線を向けた**]
(+29) 2013/07/09(Tue) 12時半頃
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[>>+32首傾げながら聞かれた言葉に適切な解を持たない。 通常の、ゲームであれば観戦モードに移れば状態の変化は消えている。 ロクヨンのリアルさに、歪な感覚をしょい込むことはあれど微かなことらしい。
けれど通常の、がつく経験談がこの状況で どれほど適用できるのか。 だからこそ、答えはない。
>>+33謝ることではない、と言われれば微かに首をふるった。 うまく出来ないのはいつものこと。 うまくできる兄の背中を追うのも常の事。 言葉へ否定を重ねることは出来ず、微かに生じた挙動も 強く瞼を降ろすことで気付かれないよう打ち消した。]
(+43) 2013/07/09(Tue) 23時頃
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[そうしてクリスマスに伝言を頼んだ後の事。 クリスマス語>>@11に変換される言伝を聞き ほんのりと胸が暖かくなる。
――それがどこまで、通じるのか、分からないけど。 >>@12ホーム、との言葉にきょとんとした。 クリスマスにもホームがあることを、今更知って。
頼んでばかりだった一連を思い返し、 微かに、オスカーを思い起こしながら手を振る。]
ありがと、……
…… なにか、お返しできれば いいんだけど
[記憶の湧き上がった刹那のこと。 反応するのが遅れて。 そう返したのは、クリスマスが消えてしまった後になった。 金の名残か、夜空の中に煌めきの残滓を眺めながら口にし]
(+44) 2013/07/09(Tue) 23時頃
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[公園へ残る面々を、見るとはなしに眺めた。 白いマスクの姿はどうにも不審者然としていて、 それでもナユタや沙耶と話す姿は、白らしくある。
結局、信じられないままだった。 浮かび上がる寺院での姿と音楽講堂での姿。 紅、白 両方の陣営を口にしたマスク姿を、 そのどちらであるとも判別し切れなかった。]
――……
[僅かに唇をとがらせて思考に陥りかけた時に 傍らより問いかけの言葉が聞こえて。 地面に座り込んだまま、瞬きを重ねた]
(+45) 2013/07/09(Tue) 23時頃
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あ、 え、っと
これからの、こと よネ
[口調は意識して“ジャニス”的に。 黒目の小さな眼は、突然振られて彷徨った。 >>+34「せめてなにか」、と傍らの彼女が呟いたのを聞いている。 観戦モードで目覚めた時の自分とは 違う、その思いの発露を、]
―― ミルフィ、ちゃんは
どうしたら、いいと 思う ? ……かしら
(+46) 2013/07/09(Tue) 23時頃
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ジャニスは、思索は様々な方向に手を伸ばして、結局聞き返すような形に
2013/07/09(Tue) 23時頃
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[ところどころ耳に入る、もう一人の脱落者の名。 恐らくミルフィと同じようなタイミングで落ちたのだろうと、 どこのステージが消えたのだろうか、と
思う一瞬、ぱちり――音が聞こえる。 蛍光灯の風前のともしびのような、最期の悲鳴のような、音が。 ぱちり、――もう一たび重なった灯は天瞬と同時に。 刹那の瞬きと共に消えて、掴みとるに能わない。]
(+48) 2013/07/09(Tue) 23時頃
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この、状態で 出来ること って ……やっぱりそう、浮かばない わ よね
[視界では突如現れた明之進がものすごい勢いで>>171ナユタに迫りながらも 十面相のように表情を変えてるのを見 よくもこうまで素直に感情が出るものだと瞬きを重ねた。 少し思うところがあるかとは思ったけれど。 やっぱり、自身とは違いそう。]
(+55) 2013/07/09(Tue) 23時半頃
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うん、赤の様子と アタシ――……オスカーくん、を、探してみようかな、て思うの
[少しく顰めた眉は自分の選択に自信のないことを表している]
オスカー、くん 不思議なこと、言ってたのやっぱり気になって
普通のCOM なら、観戦モードにもいない、だろうけど ……普通の、COMてわかるなら、それでも いい、 し
(+56) 2013/07/09(Tue) 23時半頃
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[COMのホームが会話に上がり、ゆっくり頷く。 幕開けとなったホテル乱戦の主役を務めた魔法執事を脳裏に描き]
本当に、……ほんとうに、 それで どうにかなるのかは 分からないけど
オスカーくんから仕掛けてきた時に、 ――……死んじゃう、時もだけど 台詞がちょっと気に、なって
[望月の彩る城址公園で、ほんの少しだけ考えたこと。 それがオスカーの台詞と共に蘇る。]
(+62) 2013/07/10(Wed) 00時頃
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分からない、 けど やらなきゃ分からないまま、だし ネ
[>>1:513オスカーも状況の被害者 だとJMSに言われた言葉がよぎる。 本当に、被害者だとしたら――なんて過るのは空想癖が過ぎるのか。]
――だから、 探してみる わ もう……戦わない、戦えないから 危なくは ないし 一人でも、きっと探せる わ
[二手に分かれた方が探すのに効率がいいだろう とか ――あまり動かない脚を見せたくない だとか 言ったり言わなかったりの情報もある。
それでも同行する意思があるのなら、強くは引き下がらないことだが。]
(+63) 2013/07/10(Wed) 00時頃
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[なんだか無理に言葉を通しちゃった気もしつつ 観戦モードでは痛みや傷はないみたいだと 自分で言った手前、 痛みが残ってそうな彼女の不安を煽るだろうか、と 理由の一つの方は口にしない。]
あの、 ね なにか 見つけても、見つけられなくても
また、 すぐ会いに来る わ
……ここでまた会おう ネ
[口調はやっぱりジャニスとプレイヤの中間。 彼女の気持ちを掬い取れて、いない、気がする。 この性質はプレイヤ由来だった。]
(+67) 2013/07/10(Wed) 00時半頃
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[JMS,ライトニングと集まりつつある公園へ しばし視線を流しながらも ここがナユタのホームだと ――もう、負けないだろう思うからこそ、待ち合わせ場所にしたのもあって 目元に力を入れたまま、ランダム移動を確定した。>>#06]
また ね
(+68) 2013/07/10(Wed) 00時半頃
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―― → 床彼大学1号棟屋上庭園 ――
[降り立ったのは、夜のステージ。 照明もない、月明かりだけが照らす庭園で 小さな水の流れが月光を千々に反射させていた。
そんな中に膝をつくようにして出現し、そわりと辺りを見渡す。]
――…… ステージ名、で、何度かみたけど やっぱり ここ
[今や観戦モードとなった存在を知らず、蟲の鳴き声がする。 仄かな明かりだけがあるそこに立ち]
来たこと ある ……なぁ
(+73) 2013/07/10(Wed) 01時頃
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[居場所も見えない涼やかな音を聞く。
社交的な兄が、人から勧められたと この場所に連れてきてくれたのだ。 人付き合いの苦手な自分と異なり、 家に友人を連れてくることも兄には多かった。 けれど彼らとは挨拶以外は殆ど声を交わしたこともない。
ただ一度、何でも人並み以上にこなす兄が 「俺よりダーツうまいやつがいる」と口にした時に 半信半疑で覗きに行ったことが、あった、くらいだ。 その時さえも何を話すべきかわからずすぐに帰った。]
(+74) 2013/07/10(Wed) 01時頃
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――どれくらい、 時間立って、るの
もう 帰ってるかな
[思い浮かべるのは、一度この場所に連れてきてくれた兄の姿。 あの時なんと言っていたのかは細かく覚えてない、けれど。 出かけ間際の声だけは忘れられるべくもなく、耳に残っている。
どうせ いつもの嘘 ―― だと、そう思ったけれど 心は全く晴れずに。はれずに、そうしてOKボタンを押した。 緑の文字を目に入れたのがひどく昔の気がする]
……―― 方法、見つけ、ないと 、ネ
(+75) 2013/07/10(Wed) 01時頃
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ジャニスは、語尾に付け加えたジャニス口調がちょっと浮いた
2013/07/10(Wed) 01時頃
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[支えもなく立ち上がるのはちょっと難しかったので ウッドデッキの方へ膝立ちで這い寄って、ようやく起立。 体重をデッキに掛けつつ、思案モード。 いつものように少し唇尖らせて オスカーの言葉を、覚えている限りの彼の言葉を口にする。]
僕は 負けたことしかない ……から 夢なら 勝てる?
……いつもいつも、僕を傷めつけやがって [言葉が直接的になる程に、眉が寄る。]
いっつも…… 僕を、――殺し、やがって ?
[うろ覚えの、乱戦の中での言葉。 それでもただのCOMが叫ぶには、血がにじむ、もので]
(+78) 2013/07/10(Wed) 01時半頃
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[そういう風に、しか、思えなかった。 同じホテルで抱きしめたクリスマスの体は暖かった。 もしかしたら、オスカーも、暖かったの、だろうか。]
もしかしたら、中に 中に、ヒトがいたりして
なんて考え過ぎ ――かしら
…… いつか、どこかで、負けて消えた人が ――そのまま ゲームの中に、ずっと閉じ込め ……なんて
考え、すぎてるの かしら
[COMとして幾度も殺されてきたかのような言葉は それをすべて記憶しているかのような、諦念の表情は ただの懸念――可能性として、 あの場でミルフィに伝えるにしても悪趣味だった。]
(+80) 2013/07/10(Wed) 01時半頃
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[>>0:#18負けた場合をアナウンスする声も、どれほど時間が 経っているのか分からない中でさえ、おどろおどろしく脳裏によみがえる。 被害者だと、そういった声がリフレインして消えた。
そうでなくても。 そうでなくとも、と別の可能性を探る。 枝分かれの可能性を探す道は、眼前に浮かんだ懸念から無理矢理 顔を逸らすようで。]
―― そうじゃ、なくても やっぱり、 一番 答えに近いの、は あの子みたいに、思う の
[可能性を探る道は、細く狭い。 眩んだ夜の世界の闇雲に手を伸ばしているようで、 けれど、それくらいに、情報は少ない。]
(+82) 2013/07/10(Wed) 01時半頃
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[灯りを探すように上を見上げる。 屋上庭園――上る月が遠くに映り ほのかに、柔らかな光を投げかける月の、その遠さを見る。 月はある。 けれど、手を伸ばした先の光は本当に月光なのか 確かな、ものなのかを判別することはできない。]
…… ……
クリスマス ちゃんも、 ヒトみたいよね
[仄かな金色を脳裏に描き、ステージリストを呼び出した。 選ぶのは 一番クリスマスのイメージに近い、床彼サンタ・ワールド**]
(+83) 2013/07/10(Wed) 01時半頃
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―― → 床彼サンタ・ワールド ――
[夜のわびさび感じる庭園よりの移動は 騒々しい色遣いに迎えられる。 名前の通りクリスマスをイメージしている、遊園地へと降りて 馬鹿の一つ覚えのようによろけた。 今度は転ばない。
いつだってクリスマス な 遊園地。 クリスマスの飾りつけを為された大きなモミの木のした ロングコートが一人でたつ。 ――ちなみに、このステージにはオスカーはいない。]
―― ジャニスにも わたしにも あんまり似合わない ねェ
[感覚のない足を触りながら 周りを見てひとこと]
(+84) 2013/07/10(Wed) 15時半頃
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[それでも この姿であるから 遊園地の華々しい雰囲気をはしゃいだり、楽しんだり、 そんな奔放な挙動が許されている、気がして。 ミルフィちゃんと来てたら はしゃいだかな、なんて 現実であれば兄を引き合いだすところで考えたりもした。]
[クリスマス風味に味付けされたアトラクションを横目に とりあえず人の気配がある方へと 不連続な足音もなく 進む]
(+85) 2013/07/10(Wed) 15時半頃
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―― 床彼サンタ・ワールド/救護室方面 ――
[見えたのは ステージに似合いの金ぴかの彼女の姿と 最後に見た時よりも、明度の落ちた装備を纏う後姿、と。
どちらにも見つからないように (少なくとも一人にとっては意味のない努力だった もとより気づかれるはずがない) 足を止め、息を止めた。]
――…… ?
[「ナイト様」 ホテルで別れるとき、薄い唇から飛び出したのはそんな軽口だった。 けれど今の姿は、白と濃青に金色が映えた姿とは程遠い。 >>344押しのける、挙動なんて更に。]
(+86) 2013/07/10(Wed) 16時半頃
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[少しく眉を下げた。 暗黒騎士―― とやらに近づいた姿に 何か言葉をかけられるわけではない。 「紳士的」にカテゴライズした相手の、 紳士から離れた仕草を見てもそれは同じだ。
告げたいことがないわけじゃない。 別れ後にオスカー見つけた事 や 今また尚、オスカーを探そうとしていることや、 そんな小さな、けれど伝えそびれた事実なんかを 開きかけた口の中に閉じ込めた。]
(+87) 2013/07/10(Wed) 16時半頃
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[口を噤んでしまえば 小さな言葉のなりそこないもなくなった。
ゆるやかに開かれていた掌を握りしめる。 押しのけられたクリスマスを心配する気持ちもあったのは確かだけれど いくら見えはしないだろうと思えども 彼の前にいくのは憚られた。 無音で開き直すステージ情報。 ランダムジャンプを押す>>#011]
(+88) 2013/07/10(Wed) 17時頃
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ジャニスは、西洋墓地に着地した**
2013/07/10(Wed) 17時頃
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―― →西洋墓地 ――
[片足でなんとか着地。 体幹の傾いでも、近くの墓に手をついて転ぶのは阻止する。]
、と、……っと
ウン、大分慣れた ―― なんでこんなに、足が動かないのか、分からない、けど
[落ち際に理由があった、可能性を 整理された斑模様の脳内から取り出すことが出来る。 >>+27ミルフィに話したことを思い浮かべ、それなら。 脳がきちんと死を認識すれば、この体も消える、可能性はあるのだろう。 思い出しきらない何かが これ以上氾濫しないことを祈った。]
(+89) 2013/07/10(Wed) 19時頃
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[噤んだ唇は紅の下で白く染まる。 傍から見れば変わらず紅い唇で、細く息を逃がした。]
―― 探さなきゃ
[動かない脚での捜索。 80以上で見つけられるだろうけど――59(0..100)x1]
(+90) 2013/07/10(Wed) 19時頃
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ジャニスは、しばらくは、墓の間をさまよう幽鬼のような変態の姿が散見できた**
2013/07/10(Wed) 19時頃
ジャニスは、あともう一つぐらい回ったら 一度帰ってみようかしら なんて考えながら**
2013/07/10(Wed) 19時頃
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―― 西洋墓地 ――
[思いっきり墓石に手をつきながら移動していた足を止める。 観戦モードとはいえ、無理やりの移動が疲労を溜めてきたのもある。 ちょっと、流石に不敬か などと過ったのもある。]
ううー……ん 探してもいない、ねェ
[目指す影も見つからない。 墓地だからこそ、もしかしたら なんて捜索始めは思ったけど。 それもやっぱり楽天的にすぎたか。
後にしてきた公園で 戦闘が本格的に始まっていたなど知らずに 幽鬼のような存在の透明感のまま息をついた。]
(+100) 2013/07/10(Wed) 23時半頃
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[もう少し頑張ってみようと、 唇を少しく尖らせて意志を新たにしたところ
ステージに誰かが来たのだと知れた。 歪なシルエットは少々遠くにある。 その歪さの所以を知るには、けれど、近づかなくてもよかった。]
―― フィリップ、くんと……
[マスクの彼の、話す声が聞こえた。]
ダーラ、ちゃ ん?
[空白の理由は、ちゃん付けで本当にいいのだろうか などとこの期に及んで思ってしまったからだ。]
(+104) 2013/07/10(Wed) 23時半頃
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[ジャニスタイムでは女王サマと呼んだけれど、 今の彼女はどうやら、ひどく体力が削れているらしい。 そして、確か彼女は紅であったように記憶されている。
公園に、集ったマスク姿の色が揺れる。 白か紅か――ダーラを連れてきたその姿からは窺い知ることは出来なかった。]
……また、嘘、ついてたの、かしら [口に出すのは音楽講堂での、やり取り]
また、じゃないか 分かんないなァ ……―― 判ん、ない なア
(+107) 2013/07/11(Thu) 00時頃
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