人狼議事


132 lapis ad die post cras

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【人】 消防隊長 トルドヴィン

["蜜"を含んでからというもの、妙に躯が熱い。
彼の躯に酔っている所為もあるけれど… 己は未だ、蜜の誘淫効果が効いている事実に気づいていなかった。
戸惑う彼を上目に見つめ、満足そうに笑みを浮かべ。

手の中の愛らしい屹立を上下に扱き、透明の雫を親指へ絡ませ鈴口を刺激する。

嫌だという拒絶の言葉さえ、脳の芯まで熱を帯びた思考の元では愛の囁きのように感じられ]

 ……ティソ 脱がせて。

[顎先を持ち上げ、彼へ襟元を差し出すような仕草。
首筋だけでなくもっと舐めて欲しい、欲望のままに要望を口にして。

己の片手で半端に肉茎を扱いた後、内腿から膝裏へ触れるようにして彼の宇宙服、片脚だけ脱がせてしまおうと試みるだろう*]

(75) presage 2013/08/03(Sat) 04時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

― ポッド内部 ―

[小さな喘ぎのひとつひとつに煽られる。
たどたどしく上肢を舐める所作の擽ったさに喉奥を鳴らし。
片脚のみ、着衣を脱がしたその瞬間、ヒューマンにはあるはずの無い尾の存在に、腰まで伝うたてがみの存在に気づいて双眸を瞬かせた。

胸の尖りから滴る妖艶な蜜も、ヒトには存在しないもの。]

 ほう、ではこれは…、只の"ミルク"では無い訳、ですね。
 貴方の事をすっかりヒュムだと思っておりましたよ。

[先を強請る言葉を耳にしつつも、焦らすように此方は落ち着いたまま。彼の躯を抱いたまま一度床へと身をずらし、彼を座席に座らせて。

自分はその足許へ膝を折り、欲望の捌け口を探して戸惑う肉茎の側面へ口付けたまま、薄氷色を見上げ]

 此方は、どうなっているのでしょう。
 …繋がる為の唇が、あれば良いのですが。

[異星人であれば排泄穴は存在しなかったり、男女の別れなく膣が存在したりするという。
ぴくりと熱く撓る茎を甘く食みつつ、指先は茎の付け根から後方へ、確かめるように滑らせていき]

(84) presage 2013/08/03(Sat) 16時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

―新天地―

[海に入ったティソはまさに"水を得た魚"のようだった。
彼の母星にも海は存在したのだろうか?
ふと疑念が過ぎる。

未だ肌に淫猥な香の残る宇宙服を脱いで、己もまた海の中へ。
水面に潜り込んだ彼を引き上げ、抱き締めたまま海底を蹴って泳ぐ。]

 ティソの母星にも、海はあったのですかね?
 なんだかとても、楽しそうで… 慣れ親しんだ感が。

 色……?

[そこで改めて周囲を見遣る。
エメラルドグリーンの眩い海。
"好きだ"と言って貰えた事が嬉しくて、緩く眉根を下げて微笑み睫毛を伏せる。
瞼を伏せたまま、彼の頬目掛けて唇を寄せ、舌先で舐めてみる。きっと海水で濡れているのだろう。]

 ふふ、……しょっぱいな。

(85) presage 2013/08/03(Sat) 16時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

presage 2013/08/03(Sat) 16時頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[逸る心が己にも存在するのだけれど
彼を焦らしてもっと、と求めさせたい、乱してしまいたい…

欲張りな思考のまま、肉茎の側面をくちづけ微細な刺激のみを与える始末。

性質の悪さは相変わらずの模様。
それでも流石に彼の発する甘い香に、
その味にじわじわと理性は侵されて]

 ティソが何者であろうと、どのような身体であれど…
 貴方への気持ちは、変わりませんよ。

(103) presage 2013/08/03(Sat) 22時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[たとえ誰に止められようとも、加速する愛しさを制止する術を持たず。

チュ、と小さな音を震わせ肉茎の側面を撫でながら双珠から更に奥へと滑らせた指が、熱い唇に食まれた瞬間、息を呑んだ。

小さな、それでいてしっとりと潤んで己を誘う唇を見つけ、ゆっくりと中指を根元まで飲み込ませていこうと]

 ……ここで、私を受け入れてくれますか…?

["トさん"と、懐いてくれた『ティソ』を思い出した。
彼女の身体は確かに女性であったし、その名残りであるとすれば存在してもおかしくはない。

濡れた蜜を掻き分けるように人差指も挿し入れながら、限界を堪える屹立を煽るように先端までをねっとりと舐め上げてゆき。

透明な蜜が溢れ始めれば、胸の尖りから溢れるミルクを指で掬い、射精を促すよう、掌全体で茎を扱いていくだろう。]

(104) presage 2013/08/03(Sat) 23時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 …勿論です。

[化物になろうが、彼は自分だけの愛しい人だと。

『何かした』だろうの言葉に一瞬、秘唇への刺激を止める。
この"ヴァギナ"は、常に彼の躯に存在するものではなく
突如現れたものなのか。
そこでふと、思い至る仮説が有り。]

 私を受け入れる為に、……
 存在してくれたのかもしれませんね…

[それはまるで、彼からの愛の証のように思えた。
勿論、セックスの形に拘る心算はないけれど。
胸の奥が熱くなる。
愛されているという実感が、確かにあった。

卑猥な水音を立てて媚肉を掻き混ぜ、
ひくついた屹立を舐めながら上下に扱いていった。]

(114) presage 2013/08/04(Sun) 00時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[上擦りを帯びた声と吐息、痙攣する腰、震える喉元。
絶頂に達した彼の表情を余すところなく堪能し、視線を絡ませながらびゅくびゅくと吐き出される白濁を啜り上げる。]

 少し、きついかもしれませんね。色々な意味で。
 痛かったら、…言ってください。

[狭い空間での体勢も、濡れた蜜で己を誘う唇での性交も。
そのどちらも彼にとっては、辛いものかも知れず。

淫らな唇から指を引き抜き、蜜を舐め取る。
両手で膝裏を持ち上げ、尖りを甘く噛みながら、暴走してしまいそうな欲塊を大気へ晒す。

絶頂へ達したばかり、小さく震えているであろう秘唇へと肉傘を押し当て、
吸い付くような感触に息を呑んで―― 

腰を、遠慮なく詰めていく。]

 ―――…っ、……ん…、

[理性が焼き切れた瞬間でもあった。]

(116) presage 2013/08/04(Sun) 00時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[肩へ抱えた彼の脚、その先端へと口付けて。
"痛みを与えたくない"等と考えていられたのは僅かの間のみ
直ぐに熟れた媚肉の虜となり、ただ快楽を、彼を求めることしか出来なくなっていた。]

 ……っ、ティ、……、
 いやらしい躯ですね、
 ……私をこんな風にするなんて…、

[蠢く媚肉を掻き分け幾度も、幾度も腰を穿つ。
絶頂の雫のように白濁を零す胸の尖りを噛む所作から、
蜜をもっとと求めるように強く吸い付く所作へと変化させ。

くぐもった淫らな水音と互いの吐息、
そこへと甲高く伝う彼の嬌声に、鼓膜さえもが犯されていく感覚に、酔い痴れる*]

(127) presage 2013/08/04(Sun) 01時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

presage 2013/08/04(Sun) 01時頃


トルドヴィンは、ライジにサムズアップ。

presage 2013/08/04(Sun) 01時半頃


トルドヴィンは、キリシマ、おやすみなさい。良い夢を。

presage 2013/08/05(Mon) 00時半頃


トルドヴィンは、なすさ…、ジャックおやすみなさい。良い夢を。

presage 2013/08/05(Mon) 01時頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

―ポッド内部―

 ……これの所為、かと。
 甘くて、舐めると躯が火照ってきますし。

[「これ」と彼の尖りをちろりと舐める。
触れずとも昂ぶりを灯す肉茎は、甘い白濁の誘淫により限界まで張り詰め、うまれて間もないティソの桃色の媚肉を擦り上げた。

痛みを与えたくない、壊したくないなどと彼を気遣う思いが働いていたのは僅かの間のみ、熟れた果実のような蕩ける内壁に締め付けられる度達してしまいそうになり。

もっと、一秒でも長く彼を味わいたい。
彼の中でひとつに溶けてしまいたい。

苦悶に満ちた眼差しで、快楽に浮かされる表情を見つめ]

 ―――…ティ…、声を、聞かせて…、
 もっと私の名を、……っ 、

["悦い"と言われた箇所を執拗に突き上げる。
摘んだ尖りから溢れる白蜜を彼の口腔へ口移し、自らも嚥下した。]

(151) presage 2013/08/05(Mon) 02時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[己に応え必死に名を呼んでくれる健気な声が、背筋と首筋へ伝う甘い痛みがぞくりと腰を疼かせる。

既に柔らかさを取り戻していたかもしれぬ彼の茎を、やんわりと扱いて絶頂へと導いた。]

 ティ、―――愛してる…… 、

[視界が白に眩む。
最奥を穿ち、彼の奥深い部分を白濁で穢した。

肩で大きく呼吸を続け、両腕でその細い躯を抱き締める。
濡れた眦に気づいて、幾度も睫毛の上へと口付け―― 暫しそうして彼との繋がりを手放す事は出来なかった。


腕の中の宝物を何時までも優しく愛で続けるだろう――…*]

(152) presage 2013/08/05(Mon) 02時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

―新天地 >>85

[ティソをもっと知りたくて、更なる思考が加速する。

あの、寄生種『ティソ』の行く末についてだ。
生に強い執着を持つ"彼"が誰にも寄生せず死亡したとは思えず、若しかすれば、ポッドで脱出した仲間の誰かに寄生したのではないか。

そんな思考も過ぎっていて。]

 ティソ。
 ……躯が大丈夫なようであれば、
 そろそろ行きましょうか。

[頬へキスしながら、問い掛けた。
「何処へ?」と聞かれれば「パラディソの仲間の処へ」と答えるだろう。

勿論、それも探しもののひとつではあるけれど
いま一番、自分が探したいのは寄生種『ティソ』だった。]

(153) presage 2013/08/05(Mon) 02時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[ティソの腰を抱いて海から上がり、身を清め着替えてから、通信機の調整を行う。

一番近い宇宙開発センターを基点に仲間の場所、ひいては『ティソの場所』を探した。

受け入れ予定だった研究所からの情報だろう、金色の草原に玖休、クリスマス、アシモフの位置を。
簡易ステーションからライジとジェームスの、キリシマとジャックの拠点情報を入手し。

最初に目指したのは近くの簡易ステーション。
バギーを借りて、ティソと共に草原を目指す。

その途中、不意に小道からふらり倒れ込んできた人物が。
慌ててハンドルを切り]

(154) presage 2013/08/05(Mon) 02時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

presage 2013/08/05(Mon) 03時頃


トルドヴィンは、ティソにむぎゅうした。

presage 2013/08/05(Mon) 15時頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[停車し、倒れた男へ掛け寄った。
ぶつかってはいないだろうか、外傷の有無を目視するが、大丈夫なようだった。]

 ―――…、……?
 何故、私、を……、

[もう一度、腕の中へ抱き上げた男の顔をじっと見つめた。
見覚えがあったのは顔ではなく――… そう、頭部の円盤状の装飾だ。
水を求められ、一度車へ戻った。不思議そうな様子のティソへ「少し待っていてくれ」と伝え飲料水を手に、男の元へ。

木陰で水を与え『此方には、誰と?』の真意に漸く気づく]

 貴方は…『ティソ』ですね。パラディソに乗っていた。
 ―――此方にはティソと降りましたよ。

[避けられてしまわねば、頭部の飾りにそっと触れようと。
触れたまま、男の双眸を真っ直ぐに見つめる。今度は『男』自身に語り掛ける]

 『貴方』は、何故ティソを受け入れたのです?
 ……強引に、寄生されたのですか?

(166) presage 2013/08/05(Mon) 15時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[見知らぬ人物に"懐かしい"と告げられる。
不思議な感覚を得るまま、男の言葉へ相槌を送った。
円盤部にそっと触れる。こうしているとただの装飾にしか見えない。]

 そう、でしたか……。

[八並の話を聞く限り、『ティソ』は『ティソ』で随分と苦労をしたのだろう。
それが新たな進化を齎したか、単純に相性の問題か。
こうして『ティソ』と自分自身を分離して考えられるという八並に、真っ直ぐに向き直り]

 『ティソ』を、私に譲っては頂けませんか?
 この寄生種は、私のかけがえのない記憶を所持している。

 ……その記憶を、ティソに移そうとは思いませんが、
 せめて、私がそれを覚えていたい。
 『ティソ』の存在を、受け入れたいと思っているのです。

[それが、どういった弊害を生むのかは解らない。
トルドヴィンとしての自分の意識が喰われてしまうかもしれない。
けれど、共に在りたいと思う心がより強く]

(169) presage 2013/08/05(Mon) 16時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

―木陰―

[触れていた円盤から耳が見えた。
この装飾が"生きて"いることを、改めて自覚する。
八並の目と寄生種の関係に気づいたのは、その言葉を耳にしてから暫く経っての事だった。]

 ……光、を…。

[欠けたものを、『ティソ』が補っているのか。
つまり、『ティソ』を自分に寄生させれば、この青年は再び盲いてしまう可能性が高い。
現状、共存関係が上手くいっている所に水を差す形となってしまうのだ。

青年は、涙を堪えているようだった。]

(209) presage 2013/08/06(Tue) 01時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 ……ええ、私は。
 当時、寄生される事を厭っておりました。
 『ティソ』の生死に関わる事柄だったのに、見て見ぬふりをしていた。

 今更虫の良い話なのは承知の上です。
 それに、……貴方から『光』を奪う心算も無い…、

[けれど。諦める事が出来ず、言葉を詰まらせ。
聞いているのかは解らないけれど。
触れた円盤を、そっと撫でて語り掛けた。

涙しているのは八並なのに、『ティソ』が泣いているような気がして]

 『ティソ』、貴方はそれで良いのですか…?
 これで、幸福ですか?

(210) presage 2013/08/06(Tue) 01時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[『ティソ』がティソに寄生していた頃の自分は、ティソを上から見下ろすかの如く構えていたようにも思えた。
時に従順で愛らしく、時に生意気で子供ぽさの残るティソ。
自分は、彼に惹かれていた瞬間が確かに在ったのだ。

この円盤が、愛らしく耳を震わせる生命体がその証であるのなら、彼を受け入れる事で彼も『愛したい』―――…

そう、感じ]

 『ティソ』……、

[八並の言葉は右から左へ凪いでいく。
淋しそうな鳴声こそが、答えのような気がして… 八並を真っ直ぐに見据え]

(212) presage 2013/08/06(Tue) 02時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 貴方には、申し訳無いと思っています。
 出来うる限りの礼は尽くす、心算です。 ですが……

[意を、決した。
"ヒトを傷付ける事が怖いから自分を騙す"のはもう、止めたのだ。

円盤に触れていた指を表に返す。
この手を取り、ついて来て欲しいとの意を]

 『ティソ』……、おいで。
 私と、ティソと共に、―――…生きて、欲しい。

(213) presage 2013/08/06(Tue) 02時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[力強い鳴き声が界隈へ伝い、咄嗟に八並の背へ腕を回した。
八並の頭部から剥がれた『ティソ』の長い牙を、じっと見つめる。

アレが頭部に突き刺さり、脳を共有する―――
以前ならば間違いなく「おぞましい」と感じていただろう。
けれど、今は。]

 ……『ティソ』、ありがとう。
 少し、待っていてくださいね。

[彼を片手に乗せたまま、反対の手で透過スクリーンを起動し。
宇宙開発センターの所長へ文字通信を送り、センターの紹介状を発行して貰い]

 ……償いになるのかは解りませんが、―――…、

[八並を木の幹へ寄り掛かるように横たえ、その手に紹介状入りの電子チップを握らせる。
界隈一の医療技術を誇る宇宙センターで、手術費用はトルドヴィン持ちで目の手術を受ける事が出来るだろう。]

(216) presage 2013/08/06(Tue) 03時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[気を失う八並へ一方的に別れを告げ、『ティソ』と共に車へ戻る。

助手席のティソは疲れて眠っていただろうか。その唇へそっとくちづけを落とし]

 私は、私ではなくなるのですかね…、『ティソ』。

 いいえ、きっと…、貴方とティソと溶けて混ざり
 新たな私になるだけ。……そう、信じています。

[掌のティソを掲げるように、自分の頭部へ導いた。

ラッシード、ティソ、八並。間にジェームスを挟んでいた事は気づいていないが、彼らのように、頭部へ寄生してくれと、瞼を瞑って『ティソ』を誘い]

(217) presage 2013/08/06(Tue) 03時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[ほんの少しだけ、怖かった。
ティソや『ティソ』を、パラディソの皆を忘れてしまったら…

けれど、『ティソ』は既に自分の一部同然だった。
頭部に、ふわりと軽い感触が伝い――ほんの少しばかり、ずきりと痛みが走ったのは、一瞬の事。

『ティソ』のこと。
ラッシードのこと。
ティソのこと。
八並のこと。

それから、ジェームスの腕に寄生した事実。
(腕だった所為か、彼らの動向や思考は残っていなかった)

走馬灯のように情報が流れ込んで来る。]

(220) presage 2013/08/06(Tue) 03時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[閉ざした瞼を持ち上げる。

隣には、眠る愛しいティソが居た。

頭部に、特に違和感も感じなくて不安になり
円盤を探す。中央から僅かにそれた右側に、『彼』は居た。]


 「『ティソ』、居ますか?」


   『居ルヨ デモ少シ 眠ラセテ』



[意思の疎通が叶い、ほっと安堵する。
眠るティソの肩へ腕を回して、強く彼を抱き締めた。

嬉しくて、眦に熱いものが込み上げる。
涙脆いところも、如何やら共有してしまったようだ。]

(221) presage 2013/08/06(Tue) 03時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[ぽろり、眦から溢れた雫が肌を伝いティソの頬を僅かに濡らした。

己の腕の中でちょうど目覚めてしまったティソが、驚いたように此方を見遣る。]

 ……お待たせしました、ティソ。
 ああ、これは…、 嬉しくて、出てしまったのですよ。

[彼に落ちた雫を拭いながら、涙の理由を語り。

彼には、『ティソ』を如何説明したら解り易いのだろうか。
モナリザやエスペラントのように、ケーブルを接続して情報共有する事が出来たら良いのに、等とらしくない思考が横切った矢先、鼻腔がむずむずし]

 ―――…っ、…ックシュン!

[ティソに向けぬよう顔を背けてくしゃみを、ひとつ。
その瞬間、ずるりと己の影が伸び、人型を模した。]

(222) presage 2013/08/06(Tue) 04時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 ……ッ!?

[黒い影は間髪居れずに、ヒューマンの男の姿へ変化した。
緩いウェーブの金色の髪。翡翠色の眸。
頭部に、円盤状の装飾―――…]



『ああ、成程。』
「ティソも、くしゃみで変化してましたね」

[あちらのトルドヴィンも、状況を理解は出来ているようだった。
ちゃっかりと助手席を乗っ取り、その上にティソの躯を抱いている。

姿形も、意識も二分した、自分の姿。
"双子"は己にとって特別なものであるからか、
それとも単純に、]

(223) presage 2013/08/06(Tue) 04時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン




「『二人居ればティソをより愛する事が出来ますからね』」

(224) presage 2013/08/06(Tue) 04時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[涙の痕が消えていく。
自分が流したものなのか、『ティソ』が流したものなのか
境目も曖昧なくらい、綺麗に融合できている。

車を走らせながらティソへこれまでの説明を行う。
抱きかかえている影は何も語らず、ただ静かにティソの躯へ触れていた。

故に、常よりも安心して話を聞いてくれているのか――…寄生されていた事実への衝撃は薄そうだった。]

 良かった。
 記憶の抜け落ちた期間の話、ティソにとっては辛いだけかと思ってもいたのです。

 …けれど、あの期間のティソも貴方の一部…、ですしね。

[『ティソ』が耳を伸ばして喜んでいるのがわかる。
ハンドルを握ったまま、ほんの少し躯を斜めに倒して『ティソ』をティソに近づけた。]

 『きゅっぷる!』

[愛らしい鳴声に己も影も、思わず頬が綻んだ]

(236) presage 2013/08/06(Tue) 15時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

― 金色の草原を前に ―

[やがて、前方に光輝く草原を見止める。
空までも金色に染めてしまいそうな見事なグラデーションを
車を停めて、暫し見遣り… 視線はティソへと凪がれ]

 ティソ、私はパラディソに乗れて幸運でした。
 貴方に出会い、ひとを愛することの喜びを知った。

 もうきっと… 独りでは、生きられない。

[ティソの頬をそっと撫ぜる。
背後の影はティソを抱き締めたまま、
瞼を伏せて頬擦りした。]

(237) presage 2013/08/06(Tue) 15時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 「死が、我々を別つまで」
 『いいえ、死してもなお永遠に。』

 「『私と、生きてください。
   ―――…愛しています。』」

[同時に頬へくちづけ、まるで取りあうようにキスを重ね。
影と一瞬顔を見合わせ、
どちらからともなくくしゃみをひとつ。

ひとりの姿になってから改めて、
ティソへ深いくちづけを送る。

幸福の余韻を引き連れたままやがて
二人の姿は金色の草原へと溶けていくだろう―――…*]

(238) presage 2013/08/06(Tue) 15時頃

トルドヴィンは、血を吐いて倒れた。ひでぶ。

presage 2013/08/06(Tue) 15時半頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

― 記念日 ―

[心地良い疲れが充足感を与えてくれる。
己にとって何よりもの幸福の象徴が、
悪戯な微笑みで此方を覗き込んでいる。

未だ夢の中なのではと、ぼんやりとした思考を懸命に働かせた。
紡がれる言葉までもが夢のようだ。

恋しい。
―――…愛しい。

ただひとつの宝物へと、両腕を伸ばす。]

 ……私も、大好きですよ。
 あの頃よりも、もっとずっと。

 ……私を、愛してくれてありがとう。

 とても、―――…幸せ、です。

(271) presage 2013/08/07(Wed) 00時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン


[どれだけ時が経過しようとも

いかなる困難に見舞われようとも


変わらずに、貴方だけを愛している。]**

(272) presage 2013/08/07(Wed) 00時頃

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トルドヴィン
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