人狼議事


43 朱隠し

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【人】 楽士 ウト

[翳される鏡を一瞥するも、アヤカシの目には小汚い其れにしか見えず。
 ふん、と鼻を一つ鳴らして]

 ほう。アヤカシを見たと申すか。
 ……で、その藤之助とやらをなんとする?

 法師にでも頼んで、払う心算か?

(24) 2011/02/14(Mon) 12時頃

【人】 楽士 ウト

 人の心とは移ろうものじゃ。
 そなたの兄はこの村に居る事が苦で有ったのやもしれぬ。

 ……それにもし神隠しに遭っていたとして、
 連れ帰る事なぞそなたには叶わぬだろう。

 人の子よ。
 そなたは、何を望む……?

[肩を落とす少年へ掛けるは、問い。
 まるで禅問答のような言葉に、少年はなんと応えるか。
 アヤカシは面の下、その心の裡まで射抜く様に見詰める]

(25) 2011/02/14(Mon) 12時半頃

【人】 楽士 ウト

[言葉に詰まる男へと、狐の面は一瞥後。
 ふん、ともう一つ鼻を鳴らす]

 なんじゃ、そなた。
 己が為したい事も判らぬのか。

[つまらぬ、と。
 面の下呟く声は、低く]

(31) 2011/02/14(Mon) 12時半頃

【人】 楽士 ウト

[肩を落とした少年が、しっかりと此方を睨み据えるのには、
 いたく気に入ったようで。
 面の下、にぃと蛇のように細まる赤い瞳]

 ならば。
 そなたは願いつづけるが良い。兄が戻る事を。

 山の神は猫のように気まぐれよ。
 そなたの強い望みを気に入れば、気まぐれにその願いをかなえるやもしれぬ。

[くつくつと。
 笑う声が風に溶ける。

 りん、と。一つ鈴の音を鳴らして、アヤカシの姿もまた、風へと溶ける]

(32) 2011/02/14(Mon) 12時半頃

【人】 楽士 ウト


 [りん――…]
 

(163) 2011/02/15(Tue) 12時半頃

【人】 楽士 ウト

[祭囃子に紛れて鈴の音一つ、屋台の群れの中に響く。
 狐の面を被ったアヤカシが目に映るもの。
 それはくるくると回る、赤い風車で]

 ……欲しい。
 親父、負けてはくれぬか?

[店の主とどうやら値段について交渉している模様]

(164) 2011/02/15(Tue) 12時半頃

【人】 楽士 ウト

 おお、華月斎か。
 なに、この風車が欲しいのだが……親父が負けてくれぬのよ。
 あいにく持ち合わせがちと足らんでな。

[ちゃり、と。
 懐から取り出した金は、微々たるもので。
 狐の面のアヤカシはしょんぼりと肩を落とした]

(166) 2011/02/15(Tue) 12時半頃

【人】 楽士 ウト

[耳元に齎された囁きに、こくこくと大きく頷く。
 面を被っていても、その喜びようが判るほどに]

 まことか?
 では、頼む。

 赤い奴が良いぞ。くるくると良く回る、愛らしいのを頼む。

(168) 2011/02/15(Tue) 13時頃

【人】 楽士 ウト

 飛ぶのは面倒じゃの。
 境内の裏で良い。早ぅ作ってくれ。

[弾む声で応え、華月斎の袖を引く。
 歩く度にりんとなる鈴も、今ばかりは楽しげにその音を響かせているだろう]

(170) 2011/02/15(Tue) 13時頃

【人】 楽士 ウト

[わくわくとした面持ちでその手腕を覗き見る。
 またたく間に出来上がる赤い風車を差し出されれば、
 まるで幼子の様にぱちぱちと拍手を贈った]

 感謝する。
 これじゃこれじゃ、俺の欲しかった風車。

[受け取り、風羽へとふぅと息を吹きかけて。
 からから回る風車に、にぃ…と眸を細めた]

(174) 2011/02/15(Tue) 13時半頃

【人】 楽士 ウト

 他にもか?
 うぅむ。
 今は思いつかぬ。また何ぞあれば華月斎に頼もう。

 そなたは面白いうえに手先も器用で、良い奴じゃの。

[からから笑うと、
 回る風車の赤い花を眸を細めて見やる。

 もし此処に蝶が止まれば、それこそ本当に華のようだなどと思いながら]

(176) 2011/02/15(Tue) 13時半頃

【人】 楽士 ウト

 面白い。
 人の子のように、俺達とは違う理・感情でお前は生きておる様に見える。

[やがて蝶が赤い花に留まれば、ますます嬉しそうに弾む声。
 蝶がとどまる赤い花を帯に差し、大事そうに手で包みながら]

 元は人であった藤よりも、そなたの方が人に近い。
 なんとも不思議な事じゃ。

[くすくすと笑う。それはとても楽しげに]

(179) 2011/02/15(Tue) 14時頃

【人】 楽士 ウト

 おお、じいではないか。
 如何した?

[蝶の留まる風車を手にし、掛けられた声へと振り返る。
 その手にはまだ鼻緒の切れた履物があるだろうか。
 まだそこにあるのならば、ちらりとそれへ狐の面の下の赫を向けるだろう]

(180) 2011/02/15(Tue) 14時頃

【人】 楽士 ウト

 これはまた、偉くぷっつり切れたものじゃ。

[からからと笑い、貸してみよと手を出した]

 邪魔?
 何を邪魔な事があろうか。じいも此方に来て混ざれ。

(182) 2011/02/15(Tue) 14時頃

【人】 楽士 ウト

[定吉の視線には気付かずに、
 からからとアヤカシは笑う。己が心の侭に]

 しかたがないのう。

[笑う妖老から受け取り、手ぬぐいを鼻緒の代わりに結い付ける。
 華月斎の手腕ほど見事には行かぬも、履いて歩く分には申し分ないほどに確り結わえた其れを返し]

 ほれ。
 駄賃は飴で良いぞ。狐の姿をしたやつな。

(188) 2011/02/15(Tue) 14時頃

【人】 楽士 ウト

 俺の面に良く似た愛らしい奴で頼むぞ。

 ……ん? 何ぞ良い匂いがする。

[伸ばされる手に素直に撫でられる。
 ふと、風上の方から鼻腔を擽る甘い香り。
 すんと鼻を鳴らし、其方の方へ]

(196) 2011/02/15(Tue) 14時半頃

【人】 楽士 ウト

[覗き見る人影は見つけたものの、
 さして害はないだろうと想い、そのままに。

 藤之助の方へ振り返り、風車を見せて]

 華月斎に作ってもらったのじゃ。
 俺の眸の色と同じで愛らしかろう?

[くつくつと笑う。幼子のような声で]

(202) 2011/02/15(Tue) 15時頃

【人】 楽士 ウト

 さて、俺は此れをもっと回して来よう。
 高い所ならば、風も良く吹こうて。

[よいしょと立ち上がると、りん――と、鈴の音一つ鳴らして。
 謂い終わるが早いが、其の姿は風となって*搔き消えた*]

(203) 2011/02/15(Tue) 15時頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 15時頃


【人】 楽士 ウト

― 鳥居の上 ―

[空に近ければ近いほど、風は強く吹く。
 アヤカシは朱塗りの鳥居の上に座ると、帯に差した風車を手に取り、風へと翳す]

 …………。

[からからと、回る風車。
 遠い昔に、飴を作る坊が持っていたのと同じそれと重なり、
 懐かしさに眸を伏せる]

(258) 2011/02/15(Tue) 19時半頃

【人】 楽士 ウト

 あいつ、元気にしとるじゃろうか。
 里ではほんに泣いてばかりだったからな。
 今も泣いとらんと良いが……。

[風車に重なる泣き顔に、面の下で苦く笑う]

(259) 2011/02/15(Tue) 19時半頃

【人】 楽士 ウト

[泣いてばかりでは有ったけれど、
 それでもたまには笑った顔も見せてくれたのだ。

 細い目を更に細くして。
 糸の様じゃとからかって怒らせ、そして笑い有った。
 そんな僅かな思い出が胸によぎる]

 …………あいつ。
 もう一度、逢いたい、な。

[ゆっくりと狐の面を外し、ぽつりと呟く]

(260) 2011/02/15(Tue) 19時半頃

【人】 楽士 ウト

 ……でも。
 もう俺の事等覚えていないだろうな。

[あの里で交した言葉も、触れた温もりも。
 きっと忘却の彼方だろう事が、アヤカシの胸をちくちくと苛んで。

 …………りん。

 どこか物悲しげな、鈴の音が一つ。響く]

(264) 2011/02/15(Tue) 19時半頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 22時半頃


楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/15(Tue) 23時半頃


【人】 楽士 ウト

― 鳥居の上 ―

[からり、からり――。
 回る風車を手に、風が吹く方へと赫い眸を向ける。

 赫い眸には爛々と灯が燈り、
 二つの世界を繋ぐ門が開くのを感じ取る]

 さてさて。
 現と幽世の境界が溶ける頃合いよ。

[りん――…。
 風に乗り、その音色は何処までも響く]

(320) 2011/02/15(Tue) 23時半頃

【人】 楽士 ウト

[ふと、下を見下ろせば。
 何時かの少年の姿が見えた。

 どうやら酷く落ち込んだ様子で、怪我でもしたのか足を引きずる様が痛々しい]

 おい、お前。

[思わず声を掛けてしまったのは、どうしてなのか。
 アヤカシにも判らないけれど。
 狐の面を被り直し、その背に声を掛けた]

(327) 2011/02/16(Wed) 00時半頃

【人】 楽士 ウト

[幼さを残す顔に似合わぬ暗い笑みに、僅かに首を傾ぐ]

 人浚いと謂われれば、そうかも知れぬ。
 だけど俺は、手を差し伸べるだけだ。

 其れを取るかどうかは、人の子しだいよ。

[それよりも、と。
 ごそごそと胸元を漁る。取り出したのは二つ重なり合った小さな貝殻]

 これ、使え。
 足、痛そうだ。

[軟膏を収めた貝殻を、ぽんと投げる]

(331) 2011/02/16(Wed) 00時半頃

【人】 楽士 ウト

 定吉……?
 あいつは……。

[一度は彼も手を取ったのだ。
 だけどそれ以上に彼には大事なものが有ったのだろう。

 家に帰りたいと泣く子供を無理に引きとめる事も出来ず、
 手放した時の事を思い出す]

 人は心変わりをする。
 大切なものほど、失ってから気づく。そう謂う事だろう。

[狐の面をしているため、その表情は判らない。
 だけど、声は僅かに沈んだ色を含んでいた]

 触れられるさ。
 そんな事はどうでも良い。塗っておけ。
 一刻もあれば其の程度の傷なら治る。

(336) 2011/02/16(Wed) 01時頃

【人】 楽士 ウト

 なら、それでいい。
 お前の中の兄を大事にせよ。

[にぃ、と。面の下で笑う。
 其の負け惜しみにも似た威勢の良さが、心地よく。
 また愛らしかった]

 なに、握り飯の礼だ。気にするな。
 ……美味かったからな。

(338) 2011/02/16(Wed) 01時頃

【人】 楽士 ウト

 俺は貰った恩は必ず返す。
 それにあの握り飯は美味かった。

 ……味よりもなにもよりも想いが籠っていたからな。

[ぷっと笑いだすのを見れば、きょとんと首を傾いで]

 ……なぜ笑うのだ?
 俺、可笑しな事を謂ったか?

(342) 2011/02/16(Wed) 01時半頃

【人】 楽士 ウト

 俺がそうしたいから、そうしているだけだ。
 お前たち人の子には、それが奇異にみえるのかも知れぬが。

 好んで嫌われたいと思うもの等おらぬよ。
 それは人の子も、同じだろう?

[相好を崩す人の子に、くすりと笑う]

 俺は凄いアヤカシだからな。
 想いの質ぐらいは、喰らえばわかる。

[えへんと胸を張る。
 その姿は、どうにも本人のいう凄いとはかけ離れていたけれど]

(352) 2011/02/16(Wed) 02時頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/16(Wed) 02時頃


【人】 楽士 ウト

[暫くそうして少年と話をすれど、
 少年が戻らねばならない刻限を、沈む夕日が告げる]

 また転ばぬように、気を付けて帰れよ。

[からかうようにそう声をかけて、
 小さくなっていく背中を石段の上から見下ろしていた]

(365) 2011/02/16(Wed) 02時半頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/16(Wed) 03時頃


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