人狼議事


75 サプリカント王国の双子

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【人】 掃除夫 ラルフ

―城敷地内・バルコニー下―

[ベンチから、バルコニーのよく見える位置に動いていた。
暑くて動くのを嫌った主をここまで動かした従者が
どれだけ苦労したかは推して知れよう。

マイクのスイッチが入り、キィンとした音に眉を寄せたものの、
女王の姿と声、そして二人の王女の姿に暫し茫然として見上げるだけだった]

 は、噂はあくまで噂…か。

[呟く。
それほどまでに見上げた先の王女は完璧な美しさ。
麗しき双子を納めた視界は、女王の声途切れても動くことは*なかった*]

(21) 2012/01/09(Mon) 14時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/01/09(Mon) 14時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/01/09(Mon) 16時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/01/10(Tue) 05時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―回想・バルコニー下にて―

[スーツの袖口を、引かれる。
上着の裾を、引っ張られる。
肩を、そっと叩かれる。
しかし、バルコニーを見上げたまま天鵞絨はぴくりとも動かない。
小さなリスザルが器用に手を叩いた様子も、視界に入っていない様子。
背後でため息が落ちた]

 『…ま、…ルフ様、ラルフ様…!』

 …?!あ?なんだ?

 『終わりました』

 え?

 『だから、ほら、女王様も王女様方も、もう』

[従者の示す先、バルコニーには誰もいない。周囲の人々も三々五々]

(82) 2012/01/10(Tue) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[はっとして瞬いて、次いでむっとした顔をした]

 なぜすぐに言わないんだ。

 『ずっと服を引っ張ったり肩を叩いたりしていたのですが』

 なぜ口で言わない。

 『…周囲に感づかれない方がよろしいかと思いまして』

 ……………。

[こほん。咳払い一つ]

(83) 2012/01/10(Tue) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 次は対談か。
 …じゃあ、ボクは行くよ。
 おまえはホテルに戻るなりなんなりしていろ。
 戻るときに連絡をするから、電話は持っておけ。

 『え?あっ、招待状はお持ちですよね?
  はい、行ってらっしゃいませ』

[どうも、調子がおかしい。大丈夫か?
そんな従者の視線を背に受けながら城の中へと向かう]

(あそこに転がってた女達がみんなつまらないものに思える)

[城の入口で招待状を見せながら思うのは、
国の東にある観光ビーチの光景。
時折目についたシルエットを呼んで弄んだりしていたが、
今はもう日焼けの色など眼中にない]

(84) 2012/01/10(Tue) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―そして城内―

[案内に続いて城の中を進む。
目を閉じれば青と白緑のドレス。
姉王女の赤い花、妹王女の天青、大きなあれは…パールだっただろうか。
そして、双子の二人の凛とした顔。

裡に抱える邪な考えはおくびにも出さず。
通路から見える調度品に目をやり価値の高いものに気づいた時は、
僅かに薄笑みを浮かべた]

 (これだけのものをこんな風に置けるとは、さすがは王家だ)

[王女に見惚れて最初の思惑を忘れたわけでは―ないらしい]

(85) 2012/01/10(Tue) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―応接間―

[応接間。見回して、招待者の少なさに一瞬足を止め一つ息をつく。

ひとまず自分以外の二人を見た。
一人は柔らかそうな生成りの髪。そういえば姉王女の付き人も似たような色だった。
一見しただけでは自分より上なのか下なのか判断がつかなかった。

もう一人は、はっきりとした金髪で。
たぶん、若いのだと思う。学生だろうか。
木立瑠璃の中に緊張を見て取った。
数年前までは自分も同じ立場だったが、もう少し場慣れしていた筈だ]

 あ、ああ。ボクはラルフ・グレーアム。
 よろしく。

[ふと目が合って名前だけの挨拶を交わした>>40
出自やなにやらはきっと女王達の前でするだろうから。
抑揚の少ない口調ながらも表情は明るい。
―繕ったものではあるけれど、そこにぎこちなさはないはずだ]

(86) 2012/01/10(Tue) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 え?ああ…見取り図、ですか。
 それはありがたい。頂きます。

[ハンスから見取り図を受け取って、小さく首をかしげた。
滞在は長い時間ではないはずだ。果たして使う機会はあるのだろうか、と]

(87) 2012/01/10(Tue) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[そして、女王と王女達が姿を見せる。
目の前に広がるのは下から見上げていたのとは違う輝き。
宝石でもドレスでもなく、まとった雰囲気に眩しそうに目を細め、
襟元を正して恭しく一礼した。

女王の声に、次いで名乗る王女達の声に耳を向ける。
名乗る表情からは視線を外さず、目が合えば口元に柔らかな笑みを見せた]

 私は、ラルフ・グレーアムです。
 サプリカントの東の地、エルメアから参りました。
 実家は昔から商いをしており、曽祖父は先々代の女王陛下と
 親しくさせていただいていたと聞いております。

 本日は私のような若輩者に麗しき凛花の如き女王陛下と
 王女様がたと相見える機会を頂き、ありがとうございます。
 畏れ多くも大変嬉しく思っております。

[述べる口上は無難ではあるが、態度は場慣れしている様子。
外向けのスイッチが入った今は普段の抑揚のなさもない。
浮かべる表情は柔らかではあるが、端々に余裕が垣間見える]

(88) 2012/01/10(Tue) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 ――……?

[こちらを見る妹王女>>80と視線があったなら]

 さすが、王女様。
 すばらしいパールを身につけていらっしゃる。
 私の家では交易で宝石を扱ったりいたしますが、
 それほどのものはお目にかかったことがない。

 …そして、そのすばらしさをも従えてしまうほどの美麗さ。

[そして、姉王女の方を一度見てから、
再び妹王女を見て、小さくため息をついて]

 お二人はまさに、サプリカントの宝。

[胸元に手を当て、感無量とでも言うように首を振った]

(89) 2012/01/10(Tue) 20時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/01/10(Tue) 20時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ


 まさか、世辞と思っていらっしゃるわけではありませんよね?

 シルヴァーナ様とミッシェル様の前ではいかなる宝石もただの添え物に過ぎません。
 …こんなあからさまな言葉、お世辞には使えませんよ。

[>>91妹王女にお上手、と言われて肩をすくめる。
そして首をかしげて伺うように見た]

 目利き…ですか?
 多少ならば、というところですが、まだまだ修行中です。
 私程度の歳では経験が足りません。

[苦笑して首を振った]

(96) 2012/01/10(Tue) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[曽祖父のいきさつは、小さい頃に聞いたことがあっただけで、
何度か書簡を交わしていたことしかわかっていない。
父親の記憶では、どれも直筆のものだったらしいけれど。

頷く女王を見て、本当だったのかと思った。
ふつり、裡に沸いたのは―]

 ええ、出会いは一期一会。
 そのどれもが私にとっては大切なものですが…
 今この一瞬よりも尊いものなどございません。

 これがよいご縁となれば、私の曽祖父も
 この空の向こうで喜んでくれることでしょう。

[照れたように笑う姉王女>>92に、そう言って窓の外を見た。
午前中は思わず吐息を零してしまうほどだった空の色が、
くすんでいるように見えて、おや?という表情になった]

(101) 2012/01/10(Tue) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[世辞ではないのは、本当だ。
しかし、くすぐったそうに笑う妹王女>>102を見ると、
もう少しくすぐってみたくなるのが男の本音…。
そしてそれは、姉王女に対しても思うことではあったけれど]

 ええ、まあ。
 もう教育は一通り受けたはずなのに、
 それでも学ばなければいけないことが多くて、大変ですよ。
 
 求める気持ちに終わりなんてありませんからね。
 美しいもの、すばらしいものは…どれだけ見ても飽きない。

[そう言ってくすりと笑った]

(118) 2012/01/10(Tue) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 おや、そんな風に頬を染められる様も、お美しい。

[照れる姉王女>>104にも、やっぱりくすりと笑って言葉をかけた。
やはり、女性…としか思えない]

 ふふ、いくら本当のこととはいえ、あまり困らせてしまっても
 申し訳ありませんね。
 
[照れているのだろうことは、見て取れる。
そこがまた―……。

しかし、どこか引っかかる。
いや、引っかかっていることを明確に自覚しているわけではなかったが、
なんとなく、くすぶっているような違和感のような、なにか]

 (……?)

[けれど、今はそれを突き詰めても仕方ないと、深くは考えず]

(120) 2012/01/11(Wed) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[そして、再び窓の外へと視線を向けた。
思わず賛辞を零した程の色だった空が、今にも泣き出しそうになっていた]

 あ、ああ。そうか。

[ディーンが言っていた学校の名前がずっと頭に引っかかっていた。
不意にそれがなぜだかわかってくすくすと笑った。

ペンブルックシアにある王立学院。
高等学院時代のライバルが行った場所だった筈だ。
そう思うとディーンを見る目が少し意地悪くなった気がした。
―…もっとも、彼にには迷惑な話だろうけれど

と、窓の外に雨粒を見る。
それはあっという間に景色を白く煙らせる程になってしまった。
女王の声にそちらを振り返って、予定外の滞在許可に頭を下げた]

 (ファントム、グロリア…やはりお加減が良くないのだろうか。

[笑顔を残して去っていく女王の背を、黙って見送って黙礼した]

(121) 2012/01/11(Wed) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[さて。
雨が降ったところで従者に迎えに来させればいいので
大きな問題ではなかったが。
滞在許可が出ている状態で辞するのもおかしな話だし、願ってもないことだ。
そんなことを窓の外を見ながら考えていた]

 …え?雨、ですか?

[ふいに問われて>>130瞬いた]

 そうですね、風情があるのは嫌いじゃありませんが…
 ここまで酷い雨は。

[一度、窓の外へ視線を移し、また戻し肩をすくめ首を振る。
しかし、ふ、と笑みをうかべ]
 
 ああ、けれど…おかげで美しい方に触れられる時間が、少し増えた。
 ならば、そういう雨も嫌いじゃありません。

[本音を素直に混ぜて、にこりとした]

(145) 2012/01/11(Wed) 01時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/01/11(Wed) 01時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/01/11(Wed) 01時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ


 商売的には、積荷を木箱に入れていた時代はともかく、
 いまではあまり影響するものではありませんが…
 それでもデリケートなものを扱うときは、嫌がる人は少なくありませんね。
 こんな風に酷い雨だと、船の入港が遅れたりすることもありますし。

 …好かれては、いないでしょうね。

[そして、外を見て声を伴わぬため息をついた妹王女の様子に]

 ミッシェル様は…雨はお嫌いですか。

[なんとなく浮かぬ様子に、そう、*問い返した*]

(146) 2012/01/11(Wed) 02時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/01/11(Wed) 02時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[いずれ宰相になる人間だから。
聞こえた妹王女の言葉>>151に視線を窓の外から声の主に移し]

 だから、どうだというのです。
 美しいものを美しいと言ってはいけないのでしょうか。

[はっきりと口にしてから、あ、と口を押さえて一度目を伏せた]

 …いや、失礼致しました。
 この国の慣わしを失念しておりました。

 実は私も「弟」なのですよ。
 家督は兄が継ぎ、私はその最良の片腕となるように、育てられました。
 どうも、似てるなと思って、つい近しい気分になってしまった。

 どうかご容赦ください。

[そう言って深く、頭を下げた]

(155) 2012/01/11(Wed) 15時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 好き…だった?

[>>152 雨は好きだった。
不思議な言い方だと思ったが、深く聞く事はしなかった]

 雨上がりの空…嗚呼、なるほど。
 確かに…全て流しつくして清々しい気はしますね。

[そういえば。
ふと思い出した思い出。
自分に家督を継ぐ権利がないと知ったあの日も、雨だった。
家を飛び出して、悔しくて泣いた。
泣いて泣いて泣きつくして―最後に残ったの、は]

 (それも、ある意味清々しい、か)

 人も、空も……同じなのでしょうか。

[内心の苦笑は、知らぬうちに表情にも浮かんでいた]

(156) 2012/01/11(Wed) 15時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 私は散る花も、運命の儚さを感じてまた一興…と思いますが、
 そこは、女性の感覚とは違うのかもしれないですね。

[散る花が残念ならば、新しいのを持ってくればいい。
と、思う冷たい心は抑えて、濁すように言葉を返す]

 ええ、また、後ほど。

[応接間を出る姉王女>>148に恭しく一礼を返し、
妹王女の言葉>>154に、一度考えて頷いた]

 そうでした。
 滞在が伸びることは、使用人に伝えておかなければ。
 それでは、私も一度失礼いたします。

[胸に手を当てお辞儀をし、踵を返す。
通された時に入ってきた扉から廊下へ出て行く]

(157) 2012/01/11(Wed) 15時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/01/11(Wed) 15時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―廊下―

[応接間を辞する前。
生まれ方は選べぬ>>159と聞いて、目の前の妹王女を見た。
しかし、特段の感情は受け取れないように思えて、
自嘲気味に笑うだけだった]

 …強引にでも流してしまいたいもの、か。
 案外強引なことを言うもんだな。

[廊下を歩きながら呟く。
誰に会うかわからぬというのに、面から柔らかさは抜けていた。
もともと、笑顔なんて得意じゃないのだ]

 雨に流れず残ったものが…いいものとは限らない。

[くくっ、と口元を歪めてポケットを探る。
従者に連絡するために、携帯電話を取り出した]

(180) 2012/01/11(Wed) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[取り出した携帯電話は『圏外』を示していた。
眉を寄せ、電波の入りそうな場所を探して辺りを見回す。
応接を出る前に誰かに聞けばよかったかと思えど後の祭]

 ………ちっ

[携帯をポケットにしまって舌打ちをした]

(182) 2012/01/11(Wed) 22時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/01/11(Wed) 22時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[従者など待たせるだけ待たせておけばいい。
そう思いながらも廊下を歩いてしまうのは、
さすがにこの雨の中外で待たせたは悪いと思うのと、
かといって行き場がないというわけで。
結局携帯を握って、あちこちに向けていた]

 …えっ?
 ああ、シルヴァーナ様。

[不意に聞こえた声>>187に振り返り、礼をする。
振り返った表情が応接間で見せたようなものでなかったのは
もしかしたら見えたかもしれないが]

 迎えに来るはずの使用人へ連絡しようと、
 電波を…探しておりました。

[浮かべた苦笑の下は、もう外向けの顔。
近寄ってくる姿には、やはり女に見えるなと思いながら]

(190) 2012/01/11(Wed) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 (――……。)

[すぐ近くで立ち止まった姉王女を見て、瞬いた
背が…でかいな、と思ったのだったが、到底口には出来ない。
ヒールのせいだろうかと一度足下に目を向けた]

 いえ、すぐに連絡を取らねばならぬものでもありませんから。
 それに、王女様に案内いただくなんて畏れ多い。
 対談前にブローリンさんから頂いた見取り図もありますし―

[そう返したとき、ふと嫌な予感がして眉を寄せる。
しかしそれをすぐに打ち消して]

 そういえば…
 お城の庭は素晴らしいものだと聞き及んでおりました。
 帰る前に拝見させていただこうと思っていたのですが…

[この雨では、と残念そうに]

(199) 2012/01/11(Wed) 23時半頃

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