233 逢魔時の喫茶店
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……………………………!!!!!!!
[カウンターにいる店主が視界に入るが、別の何かに目を奪われて挨拶の言葉を口にすることもできない。>>*3
あれはなんだ。あれはなんだ。あれはなんだ。>>57
見てはいけないものだと、理性ではない頭のどこかが直観的にそう判断したのかとっさに目をそらしてしまったのでよくは見えなかったが。
あれは。あれは。おとぎ話に聞く、悪魔ではないか。]
―――
[バタンと大きな音を立てて、扉を閉じて。 腰が抜けてまともに歩けはしないのだが、震える脚を引きずるようにじりじりと後退していく。 助けを求めようにも、辺りに人の気配は、まったくない。]
(60) sumizome 2015/08/13(Thu) 22時頃
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[がくがく震えてまともに動かない膝でも何とかその場を離れようとしていたのに、肩に感じるひんやり冷たい温度にびくりと体を震わせて。
同時に親しいものが呼ぶ愛称で呼ばれ]
は?え?? 何?
[かくかくと不自然な動きで後ろをなんとか振り返れば、人の体を目にするよりも早く視界に入るのは、白い翼。 お前が、珍しい?いや確かに夜にくるのなんて初めてだしそれは間違ってないけどどうして。 どう見ても鳥のそれには見えない翼を背負う知り合いなど、いない。 異形の何かに続けざまに出くわして、完全に腰を抜かしてしまった。肩をつかまれているので目の高さがほんの少し下がっただけだが手を離されればそのまま崩れ落ちるのは肩をつかむ手からもわかるだろう。]
……
[勢いをつけすぎたのか一度は閉めた扉が反動で開いて、店の中に見知った猿の姿>>65に気づいたけど、それで何かを察することなどできる頭の状態ではなかった。やはり見間違いでないらしい。 角とか、鉤爪とか、金の瞳とか。 現実に見てはいけない何かが見える。見えてしまった。]
(66) sumizome 2015/08/13(Thu) 22時半頃
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は?え?ホレーショ―??? なんで?え?ホレーショ―?あれ?ホ、ホレ?!
[もはや混乱の極みに至った頭では扉から顔を出した喫茶店の店主の顔>>*14を見たところで平静に戻ることができるわけもなく。
もはや判断能力というか思考能力が正常動作していない頭では喫茶店の中へとエスコートをされても拒むことも考えられなかった。 逃げようにも腰が抜けてしまって自分の足でなんとかなんて無理だし、されるがまま。]
(68) sumizome 2015/08/13(Thu) 22時半頃
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― トワイライトのカウンターで ―
……………
[茫然自失、まともな思考能力などないままホレーショ―に運搬されてトワイライトのカウンター席へ。
見たことのなかったバーとしての店内の様子に、自分の店以外で飲むときにするように酒の品ぞろえをみたいな、とかそんないつもの思考能力はどこかにお散歩に行って帰ってこない。
そんな小さな変化よりも、この店の中の昼との違いにしか目がいかない。 さっき悪魔のような外見がいたのは…]
…ブロー…リン君、だね…
[先ほど店の入り口から見えた席を見れば今はいくらか大人しい外見になった知人らしき姿。
らしき、というのは普段の彼そのままではなく、概ね見知った姿に、角と尻尾と思しき異形の残滓が残っているから。]
(69) sumizome 2015/08/13(Thu) 23時半頃
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…あく、ま……この、こと?
[いつかケイがブローリンのことを悪魔、と呼んだのを思い出して、唐突にこのことだったのかとぼんやりと理解する。 この話はホレーショ―は知らないところの話だったけど、そんなことに気を配る余裕はなかった。
まだ開店の鈍い頭で、さっき白い翼の主にも名前を呼ばれたことを思い出す。 ブローリンと、ホレーショ―、それにケイも知っている。 そして翼の主も自分を知っている。となれば]
…そういう店、なのかな?
[まだ理解が及ばないことの方が圧倒的に多いが、頭が回らないが故か、常識的には納得し得ないそんな結論も、すとんと落ちてきて、納得してしまった。]
…ジンをロックで。
[差し出されたアルコールのメニューを見て目についた酒を頼む。アルコールであれば大概飲む。 そしてこれまで酒をいくら飲んでも酔って醜態をさらしたことはない。 酩酊の向こう側は、まだ知らない。]
(70) sumizome 2015/08/13(Thu) 23時半頃
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…事前に説明を………できるわけもないね。 なんとなくだけど事情は分かった…かな。
あのカードは、この夜のトワイライトへのお誘いだったわけか。
[肯定の言葉>>*20を聞けば噛みしめるようにつぶやいて、ようやく少しの平静を取り戻すのに成功する。 この店の事情を知ったところで、異形の隣人たちと酒を飲みかわしたいかといえば、普通に考えればそうでもないのだが。 けれどすでに数人の知人たちがどうやら隣人なのだと知ったそのあとでは話が違う。
何も言わないことで示された銘柄を肯定し、出されたロックグラスに口をつけると少量を口に含んだ。 コーヒーとは違ってこちらはどうやら普通に用意するらしい、そんなことを考えられるくらいには思考能力も戻ってきた。
混乱した頭を整理しながらロックグラスを小刻みに傾けながらオリーブの乗ったクラッカーをつまみに飲み進めていく。 一気に飲み干さないのは、どんな飲み方をしても酔い方が変わったことがないから。どうせ差がないのなら一気に飲み干してしまうのはもったいない。]
(92) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時頃
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…?ん。ブローリン君の。 彼がああだということは、君もきっとただの猿ではないのだろうね。
[カウンターにやってきた、見慣れた猿の姿>>73にそんなことを考えるだけの余裕は戻った。ゆらゆら揺れて何かのポーズをとる姿に手を振ってみたり。
よく考えれば普通の猿の振る舞いではなかったんじゃないかとかそんなことを考えられるのも今だからだよなとか、いろいろ考えていると。 いまだ猿が彼自身であることは、もちろん知らない。]
…それは?
[そして猿君が透明な瓶をもってふらふら戻ってきた。 ラベルのないその瓶の中身は…やはり酒だろうか。 何をもってきてくれたのかは知らないが、どうやら人ならざるモノたちの世界とつながっているらしいこの店で、ラベルがない酒と思しきものを見れば。]
ホレーショ―、グラスをもらえるかな?
[未知の味、知らない味を試すのは、好きだから。 好奇心に誘われるがままに替えのグラスを店主に求めた。]
(93) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時頃
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ん?くれるのか。ありがとう。
[さっきは見えなかったラベルにはどうやら人は飲んでも大丈夫らしいと、そんな手書きの文字が見えたのでそこは一安心。 いや、まだ何が供されるのか詳細は知らないのだが、ケイが教えてくれなかった隠し味を思い出すと、もしかして向こう側の何かなんじゃないかとそんな気がして、若干の不安はあったのだった。
いまだ正体>>55を知らぬまま、けれどケイの作ったものなら大丈夫だろうと信頼して]
ありがとう。それじゃもらおうかな。
[おそらく期待しているのであろう、そんな見上げる眼差しに応えて、赤い液体が満たされたグラスを手にとり]
――――
[グラスを傾け、ごくりと一口飲み込んだ。]
(99) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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――ドクン―
[喉を流れるとろみのある液体。 その粘度に違わず絡みつくような甘味で口内が満たされる。]
(100) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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――――ドクン―
[体が、 熱い。 胸の鼓動が急速に高まる。 おそらく、頬も上気しているだろう。]
(101) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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――――――ドクン―
[また一口、ゆっくりと赤色を喉の奥に流し込む。 また一段階、心音が早くなる。 ひどく鋭敏になった感覚がそれをはっきりと知覚する。
概ねいつも柔和な笑みを浮かべる目が、作られた形を失って代わりにとろんと蕩けた形になる。]
(102) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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――――――ドクン―ドクン―
[異変は確かに感じつつも、赤色を傾ける手は止めない。
だってこの感覚は。
これが酔うということだと分かったから。
いくら飲んでも異常なアルコール耐性で飲んだ端から分解されてしまうらしくて。 これまで手に入る限りのアルコールで試してみたが得ることのできなかった感覚を確かに感じる。
人の世の酒で酔わなかった男が、向こう側の酒で初めて酔った。]
………もっと…
[体が欲するがままにグラスを傾け。 なくなれば次を求める。
体の火照りの原因が、酔っている、それだけではないことなど気づかぬまま。]
(103) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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なるほどね。昼のやる気のなさはそういうことか。
…お呼ばれはありがたいけどこれは嬉しい…かな? いや、秘密を教えてもらえるのはありがたいだけど。
君も、本当は違う姿があったりするのかな?
[こちらが本業という言葉>>*21と、客達の様子になんだか納得。 それからもしかしてこの店主も向こう側の世界の姿があるのだろうかと気になって聞いてみる。
お誘いいただいたこと自体は嬉しいのだが、こんな異界というか異形というか、そういうのも失礼なのだが、人外の皆様とお近づきになれたことが嬉しいかといえば微妙なところもあり。 知らないなら知らないままでもよかった気もする。]
…あぁ。大丈夫。………
[すっかり酔いは回り出しているのは自覚があるが、少なくともこれまでに自分の店で客の酔い方を観察していた経験上、まだこの程度の酔い方なら問題ないだろう。 酔いは感じるが、この程度では理性の向こう側などまだまだ遠い。]
(109) sumizome 2015/08/14(Fri) 14時頃
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[グラスを空にするたびにブローリンの猿に注がれ>>104、またそれを飲み干して。お礼のつもりで頭を撫でたり]
…んー。君も飲むかぁ?
[ボトルを抱えた猿を引き寄せ自分が飲むグラスを差し出してみたり。蕩けた目をした顔を猿に近づけて]
ありがとなぁー。
[そんなことを言いながら猿の頬にキスをしてみたり。]
(110) sumizome 2015/08/14(Fri) 14時頃
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おー。トレイル君夜も働いてるんだな? そうだねー。今日はいつもと逆だ。場所も立場も。なぁ?
[酔っぱらって何割増しかフランクな態度で奥のスタッフルームから姿を見せたトレイル>>*25に挨拶を返す。 以前に比べてどことなくそっけないのは夜の営業を意識しているのか、なんなのか。誰かの視線を意識しているなんて知らないし、今のこの男にそのような思慮はない。]
はーい。のんびりさせてもらうよー。
[何度目かの赤色が満たされたグラスを揺らしからりと音を立ててお仕事にかかるトレイルを眺めてみたり。]
(113) sumizome 2015/08/14(Fri) 17時頃
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んー。逃げられちゃったねぇ。 キスはダメかー。そうかー。
[それなりに懐かれているのかと思っていたけど、キスは嫌がられてしまった。小さな手で押し退けられれば素直に解放する。 唇をぺろりと舐めればうっすら感じる柘榴の味。]
んんーそっか、飲まないか。お猿だもんね。飲まないか。
[お酒のお誘いも断られてしまった。 けれどもそんなことは気にした様子もなく、上機嫌でにこにこしている。]
(114) sumizome 2015/08/14(Fri) 17時頃
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そうだねー。夜営業のみでしかも普通には入れないんじゃ怪しい店だ。怪しい店だからそう思われても仕方ないけどね。 現に不審な店だし。すごいね。お客さんたち。
[不審に思われると言われても、実態を知ってしまえば昼に開いていようが夜だけの営業であろうがどちらでも変わらないのではないか。普通の人間はそう思った。]
んーーー…それは、まぁ。 これ、普通のお酒じゃないでしょ? 僕どんなお酒飲んでも酔ったことないのに今はすっかりだし。その怪しい世界のでしょ? これはねー。通わざるを得ないよねー。ここに来ないと飲めないだろうし。
[酔いの程度はまだまだ浅い。 この先を見たいのは確かな思いなのだが、いきなりもっと強い酒を飲んで体が大丈夫なのかは不安がある。 少しずつ慣らしていったほうがいいだろう。]
…そう。人でも化け物でもない、と。 まぁいいや。店主がどうだろうとあんまり関係ないし。 お酒飲めれば僕はそれで。
[少なくともとって食われるとかそんな自分の身が危ないことがなければ別にどちらでもいい気がして。 自分で聞いておきながらその辺はいい加減なのだった。]
(151) sumizome 2015/08/15(Sat) 19時頃
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………へーーーーふふふ…
[何の意味もないお礼のキスだったが、どうやら彼とお猿君にとっては違ったようで。 キスしたお猿君を追った先で微妙な表情をしている店主>>*31を見れば。
そんな表情を山ほど見てきた男はおおよそを察したのだった。 まぁそっちの邪魔をする気はない。]
(152) sumizome 2015/08/15(Sat) 19時頃
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あー。ケイ君。こんばんわー。
[厨房から顔を出してこちらの様子を見て驚くケイ>>*41を見てにこにこしながら手をふりふり。]
そうなの?ロックだめなんだ。おいしいのに。 ケイ君のお酒なんでしょ?おいしいお酒作るんだねー。
[確か人間が飲んでも大丈夫と書いてあったのを見た覚えがあるので危機感皆無。 体の火照りはただの酔いだと思っているのでなおのこと。]
(153) sumizome 2015/08/15(Sat) 19時頃
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デキあがってる? だいじょーぶ。まだそんなに酔ってない!
[上機嫌なニコニコ顔を向けていたらケイにOKをもらった>>*42のでまた赤い酒のグラスを傾ける。]
…人外料理、ってはっきり言われちゃうと……うん。 でも興味はある、かな?
[未知の料理を食べてみたいという気はもちろんするのだが、人外と言い切られてしまうとまだ理性が顔を出す。
このチップももしかして普通の食べ物じゃないかと若干心配になりながらぼりぼり食べる。味は普通な気がする。]
(157) sumizome 2015/08/15(Sat) 20時半頃
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揚げ肉かい?食べ………食べ…えぇと…
[どうだ、と言って出された>>*44何かのカツ。 人外料理と明言されたそれは見た目は丸くてハムカツのように見える。成形されたように見えるその形からはその正体を窺うことはできそうにない。
濃い赤色に刻んだ緑…緑色は多分何かの葉。赤い色だけではソースのベースまでは判らない。
要するに見た目だけでは何かがまったくもって想像できない。 人外料理なんて当然初めてだし、何が食材になるのか知るわけがないのだから当たり前、なんて色々考えていると]
…お猿君はおいしそう…うん。むしろ不安。
[おそらくただの猿ではないお猿君がおいしそうに食べていても>>156、それで安心はできない。逆。]
(158) sumizome 2015/08/15(Sat) 20時半頃
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………………ケイ君、これ…な…
[『何の肉だろう?』、そう尋ねようかと思ったけれども、聞いてしまったら食べられなくなるかも、という不安が頭をよぎる。
聞いてから食べるか。 食べてから聞くか。
悩んだ結果。]
(159) sumizome 2015/08/15(Sat) 20時半頃
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[聞くのを止めてカツの一切れにフォークを差した。 一口大に切って断面を見るとまた決意が鈍りそうで、そのまま噛り付く。
最初に下に感じるのは何かのハーブだろうか。これはおそらくソースの緑色だと思うのだが、やっぱり食べたことのないハーブのような気がする。 ソースそのものは酸味を感じるけどそれほど強くはない。]
…ん…
[触感はもう完全に独特。あまり筋肉の繊維を感じないのでレバーなんかの内臓系だろうか。 食べれないこともないが癖が強い。]
……ん
[確かめるようにもう一口。それから]
…ケイ君、これ、なんだろう?
[眉根を寄せて怪訝そうな顔で食べる前より増した疑問をそのまま口にする。 食べてから聞いたのは、吉と出るか凶とでるか。]
(160) sumizome 2015/08/15(Sat) 20時半頃
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……………ワームって…虫の幼虫…小さいの?
[“ワーム”と言われて思い当たるのはごく普通の芋虫だった。 人外料理って聞いたけどまさかの普通のゲテモノ料理だったのかと驚き口元を押さえる。]
…味以前の問題、かな…
[なんでこんなにしれっと普通に聞けるんだろうと不信の目でケイを見る。]
(167) sumizome 2015/08/15(Sat) 21時半頃
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虫じゃないワームって…? あぁ、そんな生き物がいるのか…
[わたわたしてるケイの様子>>*47に、悪気はなかったようだと思って安堵。 人外料理と言って普通の芋虫料理を出されたら今後夜のトワイライトで料理を頼む気が無くなっていた気がする。]
ちりゅう…?地面を這う? ドラゴンって羽はあってこうがしっとした後ろ足で立つのだけじゃないんだ。はぁ。
栄養…それは確かにありそうだね。ドラゴンだもんね。 …うん。毒があったら困る。とても困るので毒はないものにしてほしいかな…
あぁ…勘違いでごめんね。分かった。大丈夫。
[もってきてくれた牛乳を飲んで心を落ち着かせて。 誤解でびっくりして酔いが醒めた気がする。]
(178) sumizome 2015/08/15(Sat) 22時半頃
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[正体がわかったカツをもう一度目の前にもってきてまじまじと観察。 正体がドラゴンの一種らしいことは分かったけれど、未知の生物であることは変わっていないので、知ったことで何が変わったわけでもない。それから]
…うん。えっと…もうちょっとカルチャーギャップの少ないものからお願いしたい、かな。
[ワームのカツをもう一口。 やっぱりドラゴンだと分かって味が変わるわけではないが、さっきよりは安心して食べられた。味は変わらないが少し安心して食べられた。]
(179) sumizome 2015/08/15(Sat) 22時半頃
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いや、代金は………君の気がそれで済むならそれでも。 たださっきのカツ分だけにしよう。他はちゃんと払うからね。
[こういうときは言う通りにしておくほうがいいと思っているのでケイの提案>>*48は部分的に受け入れた。 人外料理、というのに慣れるためにお願いした結果出てきたのは]
…僕みたいなおじさんにパフェか。
[意外なチョイスに苦笑が漏れてしまった。こういうのって若い女の子に出すものじゃないかなとか思ってしまったのを]
…コホン…ありがとう。もらうよ。
[小さな咳払いでごまかすとバニラアイスの上にかけられた粉がキラキラ光を反射するのをじっと見てからスプーンですくって口元へ。 味に大きな変化は…ない?]
うーん。どうか、って言われても、ね。 人魚の涙?ってのは…なんだろう?
[いくつか材料を教えてもらったけど名前だけを聞いても何か分からずちょっと困惑。最後に聞こえた一つを聞いてみた。 こうして甘いものをしっかり食べるのはだいぶ久しぶりのはずなのだが、思っていたよりもスプーンが動く。食わず嫌いだったのか、それとも不思議な粉がかかっている差なのか。その理由はよくわからない。]
(199) sumizome 2015/08/16(Sun) 00時半頃
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いやいや。中々周囲の目が気になるものだよ? 50も過ぎてパフェって。
[何の疑問もないように言われて>>*61しまってもう苦笑を隠さずに答える。 そういえば悪魔だと知ったばかりの彼は甘いものが好きだったようだし、気にしすぎなのだろうというのは分かるのだが、それで気にしないことができるかといえばそう簡単でもない。]
………女性的魅力って…うん。 君は僕をどうしたいんだろう? というかホレーショ―に食べさせてたのかい?…ええと…
[女性的な魅力が上がってどうしたらいいのだろうか。 だいぶ本格的に彼のセンスがよく分からなくなり始めている。 ケイの視線を追ってホレーショ―の方を見る。 女性的な魅力…外見では分からない?ような。]
ってえぇ…効果あるのかい? んー。男客が増える…いや元から男だけだしなぁ。 女性フェロモンに惹かれるような客でもないし…
[先日の追悼会で自分の店を訪れていたケイの前、核心をそのままではないものの普段であれば伏せる部分が呟きに漏れた。]
(292) sumizome 2015/08/16(Sun) 22時半頃
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………あー、うん。ケイ君には言ってなかったよね。 うちの店、であってる。 ヤレるって言うのは…まぁそこも事実か。
[噂のゲイバー、なんて言われて>>*64何の噂だろうと思ったものの、その噂の内容はすぐに知れ。 噂は訂正したいところだけど対外的な言い訳をしたところで実態は変わらないので認めてしまって。
まぁうちの店の秘密なんてこの喫茶店の秘密に比べればなんてことはない。 そう考える辺り、早くもいろいろ基準が向こう寄りになり始めているのかもしれない。]
あー、この喫茶店にきている中にうちの店に来てる人がいるかはノーコメントで。
[ケイが言っている客が誰かまでははっきりしないのでそこは客商売の基本を守ってお口にチャック。 すでに出た名前に関しても肯定はしない。そういうことは当人の口以外から伝わるべきでないから。]
(309) sumizome 2015/08/17(Mon) 00時頃
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お守り………食べたけどね?体の中に残るのかな?
うん。ありがとう、 こっちのお店は特殊過ぎてお客離れとか心配する必要なさおうだけどね。料理も…おいしいし。
せっかくお招きいただいたんだ。 うちの店にお客が来ない日はこっち来ちゃおうかな。 ここに来ないと食べれないもの、いろいろ試したいから。 またよろしく。次は…もう少しだけパフェより上でも。
[にんまり笑うケイにつられて、客商売用のそれとは違う顔で、にっこりと笑った。**]
(311) sumizome 2015/08/17(Mon) 00時頃
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