18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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「――生きる奴と死ぬ奴の目方は、一体誰が決めるんだろうな――」
[遠い日の親友の言葉が脳裏に浮かぶ、得物が曲刀でない事に不安を感じつつも、金属の塊であるソレで殴打するだけでも十分に致命傷にはなるはずだと思い、こちらに向かってくる漆黒の風の喉元を狙い――
鈍色の銀の塊を振るった]
(2) werewolf 2010/07/08(Thu) 03時半頃
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[ドナルドとの闘いを思い出し、最期の抵抗を想像して鞘の一撃を繰り出した際にも黒狼の動きには注視した――
けれど、予期した反撃は無くそれどころか驚く程にすんなりと喉元へ一撃は決まる]
――!?
[首の骨を折られたフランシスカはそのまま崩れるように倒れたか、駆け抜けたまま弾かれた曲刀を手にする]
――死ぬ気、だッたのカ。 バカ……なんとでも言い繕う事なンて出来たダロ……
[まだ息があるならばこれ以上苦しみを味わわぬようにとフランシスカの胸を曲刀で刺し貫く]
――無抵抗の女を殺したッて、意味、ないダロ――
[欠けた月を見上げて悲しげに呟いた]
(7) werewolf 2010/07/08(Thu) 16時頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
werewolf 2010/07/08(Thu) 21時半頃
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[フランシスカの胸を貫いた白銀の剣を鞘に収める、泣きじゃくるタバサとそれを支えるヘクターの脇を無言で通り過ぎる。
集会所の入口、ガストンとヨーランダを目にすれば苦笑を浮かべて]
――これで、良かッたンだよナ?
[自らの行いは本当に正しいのか分からず二人に問う、そしてフランシスカだったものを一度振り返り]
誰が決めル? 人間とそれ以外の命の目方を誰が決めル?
俺ハ……弱い存在ダ。 精々、目の前の人達を救える程度の、その程度の存在ダ。
……フランシスカは悪くナイ、悪くはないケド――
――ゴメンヨ。
[俯いて集会所の中へと戻って行く]
(10) werewolf 2010/07/09(Fri) 02時頃
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[独り押し黙ったまま部屋へと入る、月光の差し込む窓辺に座り空を見上げていればヨーランダが手当てに来てテキパキと準備を整えていた]
(人狼は倒した―― 血の望むままに? いや、俺の意志でだと信じたい。 俺の敵、だけど人狼に対して涙する人が居る限り、やっぱり今までの敵と変わらない――)
[と黙ったまま煩悶をしていればガストンの薬液を背に塗られ、その痛みに歯を食いしばる]
――しみるなァ……
[呟くその台詞は肉体的にか、精神的にか]
……なァ、ヨーランダ。 今夜はずッと俺の側に居てくれないカ? 君と一緒に居たいンダ。
[背中越しにかけられる優しい声に振り返る事なく告げる]
(17) werewolf 2010/07/09(Fri) 21時頃
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さすらい人 ヤニクは、コミットの影響かだいぶ伸びたよなーと思った。
werewolf 2010/07/09(Fri) 23時半頃
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……ありがとウ。 ヨーランダは優しいよネ、仮にも俺は君の事最初は疑ッてたのにサ。
[自重気味に笑いながらベッドへと己の身を移して、ヨーランダを見つめる]
……俺、これからどうしたら良いかが分からないンダ。
……確か、テッド、だッケ。 逃がしたヤツ、アイツが魔法使いだ、とか言ッてたよネ。
……俺にも秘密があるンダ。 さッき、怪我を見て貰ッた時に感じたと思うンだケド、怪我が大分早く良くなッてるダロ?
……俺ハ、吸血鬼の血を引いてるンダ。 だからと言ッてヨーランダの血が吸いたい訳じゃないヨ?
(39) werewolf 2010/07/10(Sat) 04時頃
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だから、多分明日か明後日には背中の傷も癒えると思ウ。
まァ、それはおいといて、ダ。
人狼と吸血鬼、この存在は相反する存在ダ。 ドナルドにも多分最後には分かッてたンじゃないかと思ウ。 俺ニ、吸血鬼の血が流れてる事はネ。
……ガストンも、ヨーランダも、さッき弱くないと言ってくれたケド。 実際、俺はこれからどうしたら良いか分からないンダ。
このまま、血の命令に従ッて、人狼を狩り続けるべきなのカ。 それとも、大切な誰かだけを守るべきなのか、ネ。
[そこまで言うとヨーランダの瞳を真顔でじっと見つめた]
……君にとって、俺はどんな存在なのカ、それだけ聞きたイ、そうすればきッと答えが出せる気がするカラ。
(40) werewolf 2010/07/10(Sat) 04時頃
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[ヨーランダの言葉を聞いて目を閉じ顔を上げて暫くなにかを考えるかのように黙り込み、ため息と共に彼女の顔を見る]
――フゥ、そッか。 なら、自分がすべき事は決まったヨ。
さッ、もう遅いし休もうカ。 ……一緒に寝ル?
[にこやかにいつも見せている笑顔の仮面を被りおどけた口調でヨーランダを誘う、彼女がもし乗ってくるなら多少は驚くだろうか――
――そして、翌朝ヨーランダが目覚めるよりも早く姿を消していた]
(53) werewolf 2010/07/10(Sat) 12時頃
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― 早朝・図書館外 ―
[図書館側の木の影に潜み、人を待つ誰よりも早くやってきた人物はある日に自らを説教したあの女性]
おはよウ、司書サン、昨夜は誰を殺してきたのカナ?
[眉を顰て何事か問うケイト、瞳の色を自ら羽織る襤褸切れと化したコートと同じ色に変化させる、途端に態度の変わる女]
人狼を見分けられるようになッてネ――処刑しに来たヨ。
[ザワザワと木々が騒ぎ目の前には茶色がかった人狼の姿、爪と白銀の煌めきは一瞬、即座に人狼の胴と首は離れていた]
……大切な誰かを守る為に俺は闘い続けル、側に居るだけが守ることじゃないサ、ここにはたまに立ち寄れば……
[滲む視界に驚き、涙を拭う]
――ハワード、やッぱ俺には父様の愛は良く分からナイ、愛する人が出来ても、それだけは理解出来ないヨ。
[サァっと風が吹く、次の瞬間には赤い剣士も消えていた]
(54) werewolf 2010/07/10(Sat) 12時頃
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さすらい人 ヤニクは、水商売 タバサに手を振り返した。
werewolf 2010/07/10(Sat) 12時頃
さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
werewolf 2010/07/10(Sat) 12時半頃
さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
werewolf 2010/07/10(Sat) 12時半頃
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- Epilogue the after -
[小さな村で起こった人狼騒ぎの後、各地の人狼を屠り続けた。 ある時は『あの日』のように容疑者に数えられ、またある時は騒ぎになる前に屠る。
人狼とは言え人を襲う衝動以外は普通の人と同じ、待つ者も居れば、その死を嘆く者も居る、人を襲う前の人狼を殺せば当然ただの殺人者呼ばわりされる事は目に見えているので総ては隠密に事を済ませた]
――ヤレヤレ、人狼ッてのは際限ないネ、何匹倒したのかもう覚えてもいないヨ。
「ま、お前も大分人間離れしたもんな。」
[不意に聞こえてくる懐かしい声に驚き声の主を振り返る、そこには死んだはずのラルフの姿]
「よ、元気そうだな、俺の仕事まで取ってくれてさ。」
[ニヤリと不敵に笑うラルフに口をパクパクと動かすだけで声が出ない]
「なんだ?俺の後ろになんか居んのか?」
[等と軽口を叩き後ろを振り返るラルフ]
(55) werewolf 2010/07/10(Sat) 13時頃
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「ああ!なるほど、お前が言いたいのはアレだろ?」
『なんで死んだはずのお前が生きてるんだ』
[綺麗に声がハモった、昔から妙に気が合うヤツなのだ、それを言い当てた本人は笑い転げている、そんなラルフに苛立つように目を向ける]
「クックッ……はいはい、教えてやるよ。 俺はさ、『フランケンシュタイン』にされたワケ。」
[フランケンシュタイン、人の死体を使って作る人工生命、人の姿を持ちながらにして人ではない存在]
「ま、お前が俺の死体と別れてすぐな、ゲイルってそりゃもう美人博士に拾ってもらって、人狼を殺し続けてる。 紫煙の隻眼を殺すために、な。」
いあ、ドナルドなら俺が殺したヨ? ッて言うか俺が死にかけた時に出てきたお前はなンだヨ。
「は?紫煙の隻眼を殺した?お前が死にかけた?なにそれ、勝手になにしてんのお前」
[なんの事はない、走馬灯等は自分の記憶が勝手に作り出す幻想なのだ、つまりあれはただの夢――]
(56) werewolf 2010/07/10(Sat) 13時頃
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[人ならざる力を持ったラルフと殴り合いの喧嘩をした後(仇は自分で討ちたかったのに勝手に討たれたのが気に食わなかったらしい)今までの経緯を全て話した、ラルフはただ黙って聞いていたが話終わると一発頭を殴られた]
「――お前ね、カッコ悪すぎ、男と女の価値観は違うんだよ。 大切な人を守って欲しいって、そりゃ人狼からだけじゃないだろうよ。 村に残ってほしいってそういうニュアンスって事ぐらい気付けよ、そんなだからお前はモテないんだよ、マヌケ。
話の限りじゃ一年近くほっといてるんだろ、帰ってやれよ、彼女のとこに。
人狼退治なら後は任せとけ、こう見えて俺も不死身になったからな。」
[ラルフに諭されぽかんとしたまま彼を見ていると、またも尋常でない力で思い切りデコピンをされる]
「いつまでもツルんでる訳にはいかないだろ、ほれ、行け。 俺もゲイル博士んとこ戻らないと行けないしな、誰かさんが仕事取ってくれたおかげで楽は出来たよ。
あとは彼女を支えてやんな。」
[それだけ言い残すとラルフは去って行った、言葉の裏にある感情、そういうものはどうすれば分かるのかコツを聞けば良かったか等と思いながら『あの村』へと急ぐのだった]
(57) werewolf 2010/07/10(Sat) 13時頃
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― 一年後 ―
[真夏の陽射しを避ける様に深紅のコートについているフードを被り、懐かしい村を歩く]
変わッてないなァ。 やァ、ボリス、良い砥石はあるカイ?
[村を出て居なかった石工 ボリスに声をかけ、彼とは似つかないボリス二世を目にして笑いを零す]
そうカ! ボリスも父親になッたンだネ、だからこの村に残ッたワケカ。
……あれカラ、何か不幸とかはないカイ?
[村人の多くは人狼の居た村を捨ててしまった事、タバサの家に男児が生まれた事等を聞かされ少し焦ったような表情を浮かべた]
そ、そッか、ありがとウ、ボリス。 ちょッと急ぎの用があるンダ、また後で寄るヨ。
[呆然としている石工を置いて集会所へと赴く]
(58) werewolf 2010/07/10(Sat) 14時頃
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[集会所は封鎖されていた、ここに来れば彼女に会える訳でもないのに、最後に彼女と言葉を交わした思い出の場所とも言えたからだろうか]
……封鎖、カ。 そりゃ、人が死んだ場所なンて、誰も使いたくはないよナ。
[陽射しの眩しさに目を細めながら集会所を見上げ、一度頭を下げる、そして足は自然と墓地へ]
(59) werewolf 2010/07/10(Sat) 14時頃
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[墓地にくれば目的の人に会えるとは思っては居なかったけれど、真新しい二つの墓石に山の様にみずみずしい白百合が供えられているのを見て笑いを漏らす]
アイリスと、ミッシェルの墓、カナ。
守ってあげられなくて、ゴメンヨ。 あの頃に、今程の……イヤ、今の力の一部でもあれば、二人を救う事だって出来たハズなのにナ……
[二人の墓の前に跪ずき、胸に十字を切る、吸血鬼の血を継いでいるのに十字を切るのは不思議な感覚だったけれど二人の安息を心から祈った。
そして暫くしてから立ち上がると、懐かしい灰色と深い海の様な蒼を携えた美しい人が目に入った。
フードを外し眩しそうに目を細めただ一言――]
――ただいま。
(60) werewolf 2010/07/10(Sat) 14時頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
werewolf 2010/07/10(Sat) 14時半頃
さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
werewolf 2010/07/10(Sat) 15時頃
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[すっと手を伸ばし、ヨーランダの頬に触れる、その温かさに懐かしさと愛おしさが溢れてくる]
ヨーランダ……あれカラ、変わり、ないカ? 俺は……君が許してくれるなラ、一生を賭けて君を守りたイ。 人狼からだけじゃなくテ、君を取り巻くすべてから、君を守り、共に歩んで行きたいンダ。
……好きだヨ、ヨーランダ、君を愛してル。
[彼女が人に触れられる事が苦手なのは分かっていた、もしすでにほかに相手が居たら等とも考えたがそれ以上に勝手に体が彼女を抱きしめていた]
(98) werewolf 2010/07/11(Sun) 03時半頃
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[どのくらいの間ヨーランダを抱きしめていたか、自らの中では一瞬だったようにも永遠に感じられるようにも思えた、ヨーランダからの返事を聞きコートが掴まれると嬉しそうに笑顔を浮かべて]
えッと……ありがとウ、ッてのは何か違うナ…… ……これから、よろしくネ、ヨーランダ。
[抱擁したまま彼女が拒まなければ唇を重ねて微笑むか]
あ、その前に俺、住む所と仕事探さないてナ…… ま、そッちは追い追いでも見つかるカナ。 ヨーランダ、今夜は寝かさないヨ?
[最後の一節は耳元に口を近づけて甘く囁く]
(103) werewolf 2010/07/11(Sun) 14時半頃
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