人狼議事


303 突然キャラソンを歌い出す村4

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【人】 歌舞伎座 キランディ

>バッドED2「明けない極夜へ」

・状態1解放
・真名を呼ぶ手段を持たない
・Fearless!を結成出来ない
・キランディの好感度が一定値以下

 キランディを乗っ取った「悪魔」を退治しようとするも、強大な力の前に止める術の無いヨーランダ。ついに「悪魔」の願いは叶ってしまい、街全ての人の魂を吸い、眠りについた静かな世界に二人だけになってしまった。

 それでも満たされない事実に絶望する悪魔の隙を突き、ヨーランダはとどめを刺す。死に消えて楽になる事が、唯一の救いになってしまった事に泣き嗤いながら消える悪魔。

 穏やかな笑みを浮かべ、永い眠りについて動かないキランディとヨーランダのセリフで終了。黒画面にスタッフロールが流れる。

 展開の大筋とヨーランダのセリフのせいでデビルマンEDとも呼ばれる。

(275) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

>バッドED3「荒野を超えず」

・状態1,2は問わない
・自傷イベント5回目以降の会話の際、追加される選択肢「……あなたは誰?」/ 「……もしかして今、怒ってますか?」(状態2の場合)を選択

 勇敢と無謀を履き違えてはならない。無知は純粋であるのかもしれないが、愚鈍でもあるのかもしれない。
世には触れてはならないものが存在する。いつか立ち向かうべきものは、少なくとも今では無かった。

 彼の様子の違いに漸く気づいたヨーランダは、ついにそれが何なのか知りもしないまま、危険を疑う事も無くその扉を開けてしまった。

 正体を現したキランディは、天使の顔を崩して冷徹に嗤った。ヨーランダへ祝福が降りて、彼女は二度と目が覚めないような、深い眠りへと堕ちていく。

 いわゆる選択肢ミス死亡ED。固有スチルは手に入る。

※ 荒野の誘惑…新約聖書に書かれているエピソードの1つ。洗礼を受けた後、神の子は荒野に40日間留まり、悪魔の誘惑を受けた。

(276) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

>(メリー)バッドED 「毒麦のたとえ」

・状態2解放
・自傷イベント3回以下
・(神気・信仰・愛の合計が300未満で追加シーン発生)

 「悪魔」が自身の感情でもあると認め、「悪魔」を消化し取り込んだキランディ。
ただ、自信の感情と認めた為、脆弱な人間を救うための存在としての自分にも致命的な脆弱性(孤独である(記憶がない)存在でありながら孤独を苦痛とする器官が存在すること)があると知り、あまりの設定のハードモードと悪趣味さに「主は人間を救う気は無く、そも全てが間違えていた」と判断。
キランディは、自らの意志で堕天する。

 主が作り出したこの世のすべてが間違いであるように、
愛した人間たちが、彼の遊び道具で終わらないように。
全てを間違いである悪とした上で、主からの救済を与えよう。
彼のゲームの終わりに待つのが彼にとっての望まぬものにする為に、彼は、全ての人々を破滅の道に導く者になった。

 それを止めようとしたヨーランダにキランディは彼女と決別、戦闘へ。(ここで伶が残っていた場合、怪異と化すかの選択肢が発生する。) 彼女の救いの手を取る事も無く斃れたキランディは、代わりに意味深な言葉を最期に残す。

(277) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 神気・信仰・愛の合計が300以上の場合はここでスタッフロールが流れる。それに満たない場合はシーンが追加される。むしろメリーバッドEDはここから。

 彼の言葉から、僅かにこの世界の在り方に疑問を感じたヨーランダ。彼女の中で育った疑念はいつしか彼女をも堕天使へと変えていく。

 記憶の中に残った彼の面影は、沸いた疑念への答え欲しさからか妄想へと挿げ変わる。ヨーランダはキランディの幻影と共に、人々を惑わす道へ導いていく――…

(278) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

※ 毒麦のたとえ… 聖書にあるたとえ。

「天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。人々が眠っている間に敵がきて、麦の中に毒麦をまいて立ち去った。
芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。
僕たちがきて、家の主人に言った、『ご主人様、畑におまきになったのは、良い種ではありませんでしたか。どうして毒麦がはえてきたのですか』。
主人は言った、『それは敵のしわざだ』。すると僕たちが言った『では行って、それを抜き集めましょうか』。
彼は言った、『いや、毒麦を集めようとして、麦も一緒に抜くかも知れない。収穫まで、両方とも育つままにしておけ。収穫の時になったら、刈る者に、まず毒麦を集めて束にして焼き、麦の方は集めて倉に入れてくれ、と言いつけよう』」

 種を撒く人は「神の子」、畑は「世界」、毒麦は「悪い者の子たち」を、それをまいた敵は「悪魔」の事。収穫の時は「世の終わり」を、刈る者は「神の天使たち」を指す。毒麦とされた「悪い者たち」は炉の火に焼かれ、泣き叫んだり歯噛みをしたりする。

(279) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 ― 回想>>7:7>>310>> ―

[意識を取り戻す。]

[目を覚まして場所が違うなんてもう何度目かわかったものではなく。この頃にはそこが何処かを意識するより「何を襲ってしまったか」を確認するべきだという事を、身体が勝手に覚えていた。]

[胃の痛みとエーテルの不足で、霞みかけた目で足元を追う。幸いそこにはまだ何も無かった。代わりにぼた、と己の羽からタールが落ちる。
ああ、汚してしまった。床が地面じゃないから多分子羊達の建物だったろうに。そこに、後悔とか申し訳なさも乗せられずただの端的な事実確認が呆けた頭に過る]

[視界をのろのろと上にあげた。
窓の向こうに、ベッドに沈む少女の姿>>310
いつか、友人たちと笑いあっていた女子高生だ。]

(335) bou 2020/01/25(Sat) 22時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[咄嗟にベランダの手すりにかけていた足を動かして、飛ぶより前に地に堕ちようとした。
ここは高層だったが、それで自分の身はどうなろうといい。そうしなればこの後どうなるかは、もう既に判っていた。

出来るだけ遠くに行かなければならない。
意識があるうちに。

エーテルがまともに取れなくなってボロボロになっている身体に漸くの糧と、自己への誇りを与えてくれた子だ。>>1:422
彼女は間違いなく、苦難の道を歩いている己への救いの一つだったのだ。]

[ごぼ、と水音が上がる。胃に痛みが走る。

意識が保てなくなる。足掻くように顰めた紫の目が最後に映したのは、彼女の寝顔。

記憶も碌に無い虚ろな自分をずっと覚えておくといってくれた、あの時の見送った顔>>1:401を瞼の裏に、解けるようにして意識は消えた*]

(336) bou 2020/01/25(Sat) 22時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

 ― 礼拝堂 >>7:287

[黒い幼子が彼女と一つになった後。ヨーランダの7つの翼はやがて、淡い光の粒となって消えていった。その光を見送りながら、吐き疲れて掠れた声をヨーランダに掛ける。]


 ………小鳥、

[天使へと駆け寄った彼女は、身を起こす余力も無い天使の下へ膝をつく。こちらは吐きだしたタール溜まりに転がったままの身だ。「汚れるよ」と声は掛けたが、既に足元を黒く濡らしている彼女>>7:256は気にしないようだった。]

(420) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[『あの日、私に声を掛けてくださったのはキラさんだったんですね』…こちらへ心配そうな目を向けてヨーランダはそう言った。悪魔と一つになったせいか。彼女は思い出したのだろう。>>7:261]


 ――――ごめん。

 呑み込まないと、満たしてみせると……
 そう選んだのは私だから……私がやるべきだったのにな

[それはこの天使も同じことだった。「悪魔」を吐き出し、皆の歌に呼び起こされた今の身なら、興味の喪失からの物忘れからも解放されている。
伏せてしまいそうになる視線を、逸らさないように意識して、天使は記憶を探るように ぽつりぽつりと言葉を落としていった]

 ――君が、あの時の子だったのか…………

 ………君と分け合ったものだったのに

 ごめんよ
 私はあの子を、救えなかった
 

(421) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[今なら思い出せる。
10年前の小さな背も、泣いていた顔も。
その美しかった、魂の色も。

瞼の裏に居る小さな彼女は今。大きくなって、皆の絆に寄り添われて、此処に居る。]


 …ああ、大人になったなあ…
 君はもう、あの時泣いていた
 小さな子供じゃないんだな…

 …………何時までも前を向かないあの時の君に、
 私は何処かで自分の姿を重ねていたんだろう…

 だから、君が何時までも小さな子供だと思っていた…
 自分の限界は判るものだから…

[どうあれあの時、天使は彼女を見限った。
「幼子だから」と。「脆い人間だ」だからと。
――泣いてる彼女を、理解できないまま。]

(423) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


 …こういう気持ちを、分け合うためには。
 ただ、君の手を取ってあげればよかったのかな…

 …………あー…、こういうのは…後悔とか
 そういう気持ちだったかなぁ………

 ………ちょっとこういうのも…久々過ぎて
 ぴんと来なくて…

 ……あーあ………いや、情けないな…
 ―――情けない。

[彼女を10年抱えたままだったのだ。
流石に慣れた感覚が、空っぽの胃は違和感だと告げる。

痛みも無い。感情が摩耗する感覚も無い。
なのに続く、喪失感にも似た感覚。]

[天使の抱えたその感情を反映したかのように。どこからか、美しいストリングスから始まる歌がBGMとしてフェードインし始める――――…♪]

(424) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


 
 「本当の自分隠さないで」
 はてな そもそんなのあったっけな 
 いつも君は怒るけどさ
 さてな 興味持つ意味あるんだろか
 

(425) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



[―――そうだ。
今感じるこれは、間違いなく喪失感で、後悔だ。]

[何も持たないと思っている者からは
何も奪えやしないから、

此の後悔を、傷跡を私に渡していく為に
君を失う必要があったのだろう。]

 

(426) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 失った箱の中身 入れるものが無いから   
 座礁した意識を眠るように閉じてた
 

(427) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



[結果は如何だ。

君は誇っていい。
君の勝ちだ。

悪魔によって、私は破滅した。]

 

(428) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 打ち上げられたstrander
 箱舟に乗ってたのはただ一人
 過ぎ去っていった潮騒を まだ まだ見送ってた
 首が痛くて下を向いた
 鳩のない空に雲がかかる
 

(429) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



[君があんなに嘆いていた孤独を捨てて。
きっと私は、孤独の生き物を辞めるしか無い。]


[それが私にとっての楽であったとしても、
辞めた先に待つのが苦難の道であろうとも、
捨てるしか無い。]

 

(430) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 持たざる者と思ってた
 何も奪われるものなんて無いならさ
 いつも君は怒っていた
 今は空白を大事に抱えていよう

 絡まった撚り糸 手を曳いたのは誰だ
 座礁した意識を呼ぶように泣いてた
 

(431) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



[君を救えなかった。
私一人では。]


[此の傷跡だけで、
こんなにも、こんなにも、]

 

(432) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 編み上げられたstrander
 迷宮に居たのも知らなかった
 間違いだとした諦観を 今 今導いてた
 180°裏返した
 何もない空に虹が掛かる


 いっっ゛……お゛ああ、痛いし…気持ち悪いなぁ…

 あ〜………、…は、
 なんか…色々 、頭に浮かんで 忙しいなあ…、

[痛みに顔を顰めつつ、
        ・・・
息の抜けるような笑い声が小さく上がった]

(433) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 何時ぶりだっけな、こんなの
 主(かれ)と 喧嘩した時とか、どうだったっけか…

 いやあ…覚えてないな、


 こんなの、知らなかったかもなあ、

 

(434) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



[――― 一人で留まる事が、耐え難いのだから。]

 

(435) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 失ったもので描いたスタートライン
 君の痛みで歩き方を思い出した
 

(436) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 打ち上げられたstrander
 箱舟に乗ってたのはただ一人
 過ぎ去っていった潮騒を ただ ただ見送ってた
 君が笑うから上を向いた
 鳩のない空に響き渡る、


[重たい腕を何とか上げて、
天使はヨーランダへと、汚れた手を差し出した。]


 …… 彼女は、そこにまだ居るかい?

 

(438) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[汚れた手を、ヨーランダが取る。
冬の気温で冷えた手でも、
それでもそこにはきちんと人の熱があった。

――消えた面影を探すかのように、
天使は僅かに指を動かしてその滑らかな手を撫でる。]



 ―――――ごめん。
 ごめんな。

[届いているかは判らないが。
十年重ねたその罪へ、天使は苦みが舌に残したまま告げた]

(439) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



 編み上げられたstrander
 迷宮に居たのも知らなかった
 間違いだとした諦観を 今 今導いてた
 180°裏返した
 何もない空に虹が掛かる
 

(440) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


[―――きっと遠い、遠い旅になるのだろう。

それでも歩かねばならない。
自分は人間を愛しているし、愛したいと…そう、
それだけの願いは自分にもあったのだと、
気付けたのだから。]


[口に残る苦み。ぽっかりと空いた腹の中。
汚れた手に残る暖かさを、空のような身に刻みつける。

疵のように感じるそれらが、如何か。
いつまでも指標になるように。]
 

(441) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃

【人】 歌舞伎座 キランディ


[そうして、謝罪を終えた頃、
天使はヨーランダの手を離した。]

[―――さて、まず何をしなくてはいけなかっただろう。

エーテルが切れた身で、眠気に襲われているのもあるのだろうが、数千年、自ら歩む事も無く歩いていく人の背を見送り続けるだけだった身だ。そんな自分を変えると決めたものの、どうにも呆けて考えがまとまらない]

[とりあえず、迷惑を押し付けた友に
謝ったり奢ったりしなきゃいけないだろうし、]

(442) bou 2020/01/26(Sun) 05時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ

[……それからそうだ。

虚無のような、何一つ感じる事も出来なかった意識の中でも
それ>>7:121だけは輝いて見えた。>>7:131>>7:133

何時かの幼いヨーランダの魂のようには、
美しく綺麗では無かったかもしれないけれど。
傷だらけで、不格好で。
だけどそれでも其処に立って、しっかりと輝いていた。

――この強さを人間が持ち得るなら、「あまりに脆くて未熟」>>2:103だなんて、言えない程に。

今は「次会ったら」>>6:17で、
「叶った」>>6:44のだから、
彼女の約束に答えないといけない。

もうちょっと何とかする、とはいったもののまだボロボロで、今にも寝落ちしそうな身だったが、無関係に殴られる羽目になる子はもうこの身に居ないのだ。
だから身辺整理はついたとして、そこの約束は反故にしたつもりはない、と言い張りたい。相手がどう思うかは別として。]

(443) bou 2020/01/26(Sun) 05時頃

【人】 歌舞伎座 キランディ



[酷い眠気に寝息のような呼吸をあげながら、
天使は瞼の裏に遠い旅路の先の春を描く。

いつか、彼女が夢見た世界>>6:43になった時。
そこに人を愛し、人に寄り添い、人を助ける自分が
どんな形であれ、存在出来ている事を。*]
 

(444) bou 2020/01/26(Sun) 05時頃

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