185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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[>>13聞いて固まる]
私、と?デート?
[何とか口を動かして]
え、えっと、私? 間違いとかじゃなくて
[その瞳は真剣に見えて、断るつもりもないのだけど 何故今なのか、何故私なのか、ぐるぐると固まった]
(16) 2014/07/19(Sat) 01時頃
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あ、あー! そういうデート、ね
[動揺してしまった自分が恥ずかしく、顔が赤くなる]
私で良ければ、相談にはいつでも乗るよ
[優しいか、経験豊富かはちょっと不安だったりもする けど、何より彼女自身にも興味はあって]
何処か外かぁ 湯来島さんは行きたい所、ある?
[彼女の好みはどんな所か、少し想像つかなくて]
(18) 2014/07/19(Sat) 01時頃
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いえいえ、こっちが勘違いと言うかなんというか
[手をバタバタと振って見せ]
甘味処ね うん、全然いいよ!
[女の子らしい選択肢だな、なんて少しにやりとしてしまう]
それじゃあ私がそっちに迎えに行こうか 朝から、でよかったかな?
[学校とかは大丈夫だっただろうか、 何て少し首を傾げて]
(22) 2014/07/19(Sat) 01時半頃
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ああ、やっぱり あまり心配は掛けないようにね?
[何となく理解してくすりと笑えば]
あの公園の噴水だね 大丈夫だよー
[木佐さんにバレても私から何とか言えば …大丈夫、だろう、多分]
気をつけて行くんだよ?
[そう声を掛けておこう]
(25) 2014/07/19(Sat) 01時半頃
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[楽しそうな様子に思わず顔を綻ばせて]
うん、また明日ね
[背中に声を掛けて
木佐さんの方は何とかしてみよう そんなことを思いながら]
…さすがに、作業着はまずいよなぁ
[一度部屋に引き返し、しばしバタバタと箪笥を漁るのだ]
(28) 2014/07/19(Sat) 02時頃
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―翌朝・花三好公園―
[出る直前、湯来島さんの部屋の前で木佐さんが何かしていたけれどささっと抜けてアパートを飛び出した]
うわー、まずいまずい!
[今どき誰が着るのかと言う白いワンピース 麦わら帽子をちょこんと乗せて]
着慣れない物着るよりは 作業着の方がよかったかなぁ
[噴水へ近づけば湯来島さんの姿]
待たせてごめん!
[ちょっと遠くからそう声を掛けつつ 彼女に駆け寄る]
(31) 2014/07/19(Sat) 02時頃
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そ、そう? まぁいつもの格好と比べたら何でもね [なんて言いながらも嬉しそうに頭を掻いた] 湯来島さんも素敵だよ [うんうんと頷いて これってデートっぽいな、何て]
行きましょうかー
[雨降らなくてよかったね、何て声を掛けながら 案内されるがままに着いて行く]
(33) 2014/07/19(Sat) 02時半頃
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私も一人っ子だからね …うん、どちらかと言えば湯来島さんの方がお姉さんっぽい
[気にしてないよとふふりと笑って]
素敵なお店だね 甘い物は好きなんだけど、あまりこういう所は来なくて
[珍しそうにきょろきょろとした後 促されるまま、『とらや』に足を踏み入れる]
何かオススメあれば、一緒にそれもらおうかな?
[なんて問いかけて]
(36) 2014/07/19(Sat) 02時半頃
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[案内されれば席に着いて、 問いかけに饒舌に答える彼女に驚きながらも]
ふむふむ、確かにどれも美味しそうだね
すいませーん!これとこれとこれとこれ 全部1個づつお願いします
[彼女を見ていると自分も嬉しくなってきて とりあえず名前の上がった4つを注文する]
足りなければまた頼めばいいし とりあえず分けあって食べましょうか
[にこにこと楽しそうに 注文と、彼女の言葉を待つことにして]
(39) 2014/07/19(Sat) 03時頃
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いいお店知れてよかったな
[彼女の話を聞きながら相槌をうてば 注文した品がやってきて、勧められればぱくりと一口]
ん、美味しい!
[と、顔を綻ばせた所で固まった 真面目な表情を見れば、それは真剣な質問なんだろう お茶を一口]
今はいないね
[あまり深刻そうにならないように、にこりとそう返して]
それが、相談の内容かな?気になる人でも?
[声を掛けて、また一口 今度はしっかり顔を綻ばせて]
(44) 2014/07/19(Sat) 03時頃
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[謝る彼女に気にしないで、と笑って] 人を好きになることねー
[少しスプーンを咥えて思案顔]
気が付くとその人のことばかり考えていたり 離れていてもその人のことが気になったり 夜、目を閉じればその人のことを想ってしまったり
最初はそんなものじゃないかな?
[自身には久しくない感覚だけれど]
考えているだけで、幸せだったり、苦しかったり
[ケーキをぱくりと]
(47) 2014/07/19(Sat) 03時半頃
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ふふ、わかりづらいよね、こんなんじゃ
[口で説明するのも難しいものだなと 少し頭を抱えて]
(48) 2014/07/19(Sat) 03時半頃
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そうだねー 自分でも気づきにくいものかも、ね
[無い、と言い切らなかった彼女 続く問いに少し悩みつつ]
とりあえず、ぶつかってみるかな? 面と向かって話してみて、初めて気がつくこともあるし
話してみてもっとこうしていたいとか、傍にいたい そう思える人なら、それはもう恋、なんじゃないかなぁ
[真っ直ぐ湯来島さんの目を見つめてそう答え どうだろう、なんて首を傾げてみせる]
(50) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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普段があんな格好だしね それに私が、長い間バイオリンに恋しちゃってたから
[白玉の行方を何気なく目で追って]
私だって、湯来島さんのために頑張っちゃいますけどね? …白玉差し出されたら、イチコロだけど
[真顔は気にせずぱくりと食いつけば 幸せそうに顔を綻ばせる]
あまりお力になれたかわからないけど 大丈夫かな?
[もぐもぐと白玉を頬張りながらそう訊ねて]
(52) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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[笑みには笑みで返そう]
そう、それならよかった!
[何となく、彼女の音が変わった気がして それが嬉しい自分もいたり]
?
[大きめな声の後、じっと見つめられれば見つめ返す]
(57) 2014/07/19(Sat) 04時半頃
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んー、木佐さんに嘘を付いたのはひとまず置いておいて
[出されたプロットを眺める]
実際、小説家にはなりたいの? こういうのは気持ちが大事だよー
私だって、高校在学中からこの道に入ったんだから
[苦し紛れという割にはよく出来たプロットで 進んではいないけど、特に3つ目が気になったりもした]
嘘ついたことは謝ったほうがいいかもだけど 素人目には、頑張れば行けると思うけどな? あまり無責任なことは言えないけど…
[真剣に取り組めば、もっといい物が書けるとすれば 才能がないようには見えなくて]
(58) 2014/07/19(Sat) 04時半頃
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夢なんて、唐突に見つかるものだから 例え嘘からでもね
[私も高校までは、楽器なんて触ったこともなかったなんて 見つめる瞳にまたにこりと、ケーキをぱくり]
石とネットでも十分 楽しいことがあるならさ
私なんか機械はからっきしで
[白玉を食べる様子を少し眺め]
ん、私も楽しいよ もっと積極的に、声掛けてればよかったなぁ
[合わせてふふりと笑って]
(107) 2014/07/20(Sun) 00時半頃
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[楽しい時間は早い 帰路を進みながら二人で話しをして]
こちらこそありがとう いいお店だったな
[じっと見つめる彼女に顔を合わせ]
ふふ、そうだね またデート、しよっか
[デートと言うとやはり照れはあるけれど また彼女と出かけたいと素直に思って、花橘荘へと歩いた]
(108) 2014/07/20(Sun) 00時半頃
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―庭―
[戻ってきて日が沈んだ頃か 庭に出て、静かになったアパートを外から眺めた]
[寂しさやら申し訳なさやら、複雑な表情で花橘荘を見上げれば 片手にはバイオリン、演奏することはないけれど 何かを伝えるように弾く動作を繰り返して]
[しばらくそうしていた]
(123) 2014/07/20(Sun) 01時半頃
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―2階廊下―
[庭でしばらく時間を潰した後 部屋へと戻る中、やはりアパート内は静かなようで バイオリンケースを片手にふらふらと]
どうしてなんでしょうね?
[なんて首を傾げてみても答えは帰らず 何気なく人の声を求めて、いるであろうその部屋 201号室の前で立ち止まる
――トントン、とまた控えめに]
エリーさん、いらっしゃいます?
[そう声を掛けた]
(124) 2014/07/20(Sun) 03時頃
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よかった、いらっしゃいましたか こんばんは、エリーさん
[出てくれば安心したように 大体いるであろうことは、わかっていたのだけれど]
人の姿や声が少ないと、ちょっと寂しいもので 少し、お話しません?
[少し辺りを見回す仕草をして 手を合わせてお願いします、とポーズを取った]
(126) 2014/07/20(Sun) 03時頃
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ふむ、そこまで考えていなかったですね
[どうしようかと少し思案して]
押しかけて上がり込むのも悪いので よければ私の部屋で、どうです?
大したもてなしは、できそうもないですが…
[普段人を呼ぶこともないので若干不安だけれど あまりない機会なので、そう訊ねてみよう]
(128) 2014/07/20(Sun) 03時半頃
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大丈夫ですよー
[そう言えば連れ立って、204号室へ]
それでは、どうぞ
[部屋の大半は、作業机と図面台で埋まり 部屋の隅には木材がごそりと積まれ 後はテレビと古めのパソコン、それくらいの部屋]
(130) 2014/07/20(Sun) 03時半頃
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何にもない部屋ですけど 麦茶とクッキーくらいはあるので!
[小さめのテーブルを引っ張り出せば その側にクッションを置いてどうぞと促して 麦茶と市販のクッキーを並べた]
突然ごめんなさい ちょっと静かすぎるのが苦手なもので
[いつもならそのようなこともないけれど、 今回は色々と特別で]
あまり人を招くこともないのですが
[照れて頭を掻いてみせた]
(131) 2014/07/20(Sun) 03時半頃
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女の子らしい部屋ではないですが
[部屋の様子を見ても平然としている彼を見て 少し胸を撫で下ろす]
[対面に座って話しを聞けば]
静かすぎるとなんとも落ち着かずで 私も木の香りが好きなんですよね
[照れた彼にふふと笑って]
そうですね、実はノープランでお誘いしちゃいましたが 以前お話聞いた時に、弾けるって言いましたよね?
[そう言って、隣に置いておいた小さめのバイオリンを出して]
軽く聴かせていただいてもいいですか?
[なんて、無茶ぶりだろうか]
(134) 2014/07/20(Sun) 04時頃
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私も演奏出来なくはないんですけど どうにもそちらの才能はないようで
[演奏において大事な表現力が足りないらしい 演奏が始まれば、ただ静かに目を閉じて]
[ゆったりと、静かに響く音を楽しむように 終わるまで静かに、そうしていた]
(137) 2014/07/20(Sun) 04時半頃
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…お上手ですね 練習してなくてそこまでとは
[終わればそう口にして、ぱちぱちと拍手なんかして 素直に今まで聞いてきた中のものと、遜色ないと思えた]
そのバイオリン、師匠に作ってもらったもので 私の音、がするんだそうです
[自分ではよくわからないんですけど、と首を傾げて見せた]
人に弾いてもらえばわかるかな、なんて思ったんですけど ただエリーさんの演奏が上手いだけな気がしますね
[そう言って、少し寂しそうに笑ってみせた]
(138) 2014/07/20(Sun) 04時半頃
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堅い、ですか
[人にこうして音の感想をもらうこともなく 師匠も多くを語ってくれる人ではないので]
貴重な感想、ありがとうございます 自分から音を出す…
[ふんふんと頷いて思案顔]
特別な音色ですか なんだか照れちゃいますね
(142) 2014/07/20(Sun) 05時半頃
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[そう言って受け取れば大事に仕舞いこんで]
こちらこそ、急に呼んでこんなお願いしてしまって なんだか少しだけ、自分の音がわかった気がします 本当に、ありがとう
[何だかこちらも照れてしまって 言いながら麦茶を飲み始めた]
呼んでよかったです いい演奏と感想も聞けて、寂しさもなくなって
(143) 2014/07/20(Sun) 05時半頃
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音楽なんで、その人の感覚って大事ですし
[頷きながら話を聞く]
素晴らしいバイオリン、ですか 私もそのような物作れるように頑張ります
[随分と時間を過ごしてしまったようだ 空になったお皿を見れば]
おっと、長い間捕まえてしまって よろしければまた、演奏聴かせてください
エリーさん 今日は本当にありがとう
[そう言って深々とお辞儀]
(145) 2014/07/20(Sun) 05時半頃
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