7 百合心中
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ん……っ。
[到着したとマーゴから肩を揺らされれば起きたく無いといった様子で彼女の腰にしがみつくけれど、結局は数分で目を覚まし、欠伸交りにトランクから食料品の搬出を始める。]
(115) 2010/03/30(Tue) 14時半頃
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悪い魔女は、わたしだけに効く魔法を使ってくれるの、ね。
[悪戯っぽく笑みキスをもう一度落とすグロリアに、女も悪戯っぽく、くすり微笑。]
そう、ね。 白い花に侵されて、白い花と化して死ぬ恐怖に怯えていたあの頃と違って……。 此処には永遠の時間が――あなたと一緒に居られる時間があるもの、ね。
[壁に背を凭れ座るようにする彼女に誘われれば、広げられた腕の中へ――…。]
す、て、き……。 ここは百合の濃い馨より、あなたの馨に包まれてる……。
[広げられた彼女の腕に、身体が包まれれば。 彼女を上目で見詰めて、嬉しそうに囁く。]
(+89) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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>>107 参考…になるかな。 ふふ、目の見える君が、見えない私を参考にする事はないと思うけれど。 私は、良くも悪くも開き直っただけだしな。
[曲の事を聞かれると懐かしそうに、寂しそうに。 微笑みを向ける。]
うん。 思い入れのある曲なんだ。 私が書いた曲だし…な。 ふふ。
(116) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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歌い手 コリーンは、受付 アイリス を投票先に選びました。
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悪い魔女だから、お姫様にしかその魔法は掛からないんだ。
[腕の中に愛しい温もりが飛び込んでくれば、ぎゅっと抱きしめる。 見上げて囁く彼女の眸を見つめ返して]
だから今は、貴女と共に在る幸せを喜んでいたいんだ。 本音を言えばずっと……抱きあって――シていたい気分…。
[ぼそりと最後に付け加えて。]
私も…貴女の香りに包まれているよ。 何の香りだろう。ムスクとも違うし……。 ジンジャーっぽい香りから、だんだんと甘くなっていく、そんな香りが……する。
(+90) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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長老の孫 マーゴは、楽器職人 モニカが起きたくない、というような仕草を見せた時も、そっと髪を撫ぜた。
2010/03/30(Tue) 15時頃
良家の娘 グロリアは、あ、しまった。ブループールオムと勘違いしてた…かも。
2010/03/30(Tue) 15時頃
楽器職人 モニカは、長老の孫 マーゴを見上げてまばたいた。
2010/03/30(Tue) 15時頃
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いえ……たぶんその、開き直るっていうのが、私に出来ていないところだと思います。 羨ましい、です。
え……! コリーンさんが作った曲なんですか? 後で……フルコーラスで、聞かせてもらってもいいですか? どこか切なくて……とってもきれい。 [コリーン本人も、何をしていても綺麗な人だなと見つめ……、しかし車のエンジン音を聞いて、慌てて立ち上がった**]
(117) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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っと……。
ちょっと、バスルームをかりるね。
[搬出を終えて食事をすると言われれば、流石に精臭を漂わせたままテーブルにつくのは嫌で断りをいれてバスルームに向かう。
服を脱げば簡素に髪を洗った後、湯を浸したボディウォッシャーにボディーソープをつけ体を洗い始める。]
(118) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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私も、本音を言えば――…永遠にあなたと抱き合い…… 愛し合っていたい……気分。
[最後にぼそりと告げられた言葉に、女も本音を漏らして。 でも、此処の場所の事も知りたいとの好奇心もあって。
くすり、そんなに望んでくれて、嬉しいと彼女の耳元に囁く。]
甘い馨に……? [自らの馨をくん、と嗅げば確かに――…普段つけている香水をつけなくなってから久しい事もあるけど、仄かにこの白亜の城に漂うような甘やかな馨がするような――…。]
大丈夫、かしら……。 Liliumは――…白い花と化す前に甘い花の馨が香って……。身体が白く動かなくなって、崩れ去るように白い花となるようだけど……。
[身体は自由に動くし、白く石化するような個所も無い様に感じる。 グロリアからも甘やかな馨がしないか、確認するように再び彼女の胸に顔を埋めて深呼吸しようと――…]
(+91) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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―バスルーム前―
ええ、どうぞ。
[モニカに頷いて、 タオルを2つほど持ってバスルームの前へ。 中に向けて呼びかける]
モニカさん、タオル、置いておくのよ?
(119) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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ずっと貴女だけを抱きしめて、こうしていたい、よ?
[熱に潤んだ瞳で見詰め、白い首筋へと顔を埋める。 吐息混じりに囁き、まだ咲いている紅い華に、唇を這わせるだろうか。]
ううん、花の香りじゃなくてなんだろう。 もっと甘い…頭の奥がしびれてしまいそうな香りがする。
貴女の香りなのかな、これが。 もっともっと貴女が欲しくなる、そんな香り……。
[大きく息を吸って。 愛しい人の香りに酔いしれる。
背中を撫でていた手は自然と服の中へ忍び込もうとしていて。 胸に顔を埋める彼女を見降ろし、もう一回…だめ?と、 声には出さずに唇の動きで強請るだろう。]
(+92) 2010/03/30(Tue) 15時半頃
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うん。ありがとう。
……。
[マルグリットに礼をいえば片手で義肢の連結を解く。
鏡に写る歪な人型。 その姿を見て自虐的に笑みを浮かべながら断面部分をゆっくり丁寧に拭き始める。
何時も拭いてくれていた人も今は居らず 体のバランスが崩れている現状では酷く手間取る作業だがマイペースにそれをこなしてゆく。]
(120) 2010/03/30(Tue) 15時半頃
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>>117 ううん…。 そうだな、簡単に割り切れる人間は、そうはいないのかもな? 私だって、結構な時間がかかったよ。 立ち直るのに…。
[歌の事を聞かれると申し訳なさそうに]
声量も、高域も出せないよ? それでも良ければ、ううん、せめてメロディーくらいでも引いてあげられれば……?
[車の音、ケイトが発ちあがった音に首をかしげるが]
…ああ、帰ってきたのかな。 良かった。
(121) 2010/03/30(Tue) 15時半頃
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ぁっ……ん。
[熱に潤んだグロリアの瞳を、女も濡れたような瞳で見詰め。 首筋に彼女が咲かせた紅い華に、その唇が這えば、溜まらず声が漏れる]
わたしの馨なのかしら――…
[花の馨じゃないと告げられれば、ほっと安堵する。
女が本来持っていた馨――…。 グロリアが頭の奥が痺れるように甘いと感じたその馨は、普段女がつけていた香水と交じり馴染んで、変化し薄められていたのだろう。]
(+93) 2010/03/30(Tue) 15時半頃
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きっと……香水をつけて居ないから、かも……?
あなたに、もっと欲しくなる馨と謂われると。 もう、香水なんてつけなくてもいい、かなって気分。
[表情を綻ばせて微笑む。 タバサの店に通っていた頃には、敢えてユニセックスな香水を好んでいたけれど。今は、彼女が欲しくなると謂ってくれた自身の馨が、とても誇らしく。
背を撫でていた手が服の中へと忍び込み、グロリアがもう一回と強請るように唇を動かせば。 女はそれに応じるように、彼女の耳朶を軽く唇で挟み――…*甘くいいよ、と囁くだろう*]
(+94) 2010/03/30(Tue) 15時半頃
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―バスルーム―
……、
…ね、へいき?
手伝いましょうか…?
[ごくごく遠慮がちに、バスルームのもモニカへそっと尋ねた。]
(122) 2010/03/30(Tue) 15時半頃
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きっと……貴女の香り。 じゃなきゃ、こんなに……私を狂わせたり、しない――…。
[噛みつくように首筋を吸い、新しい花を咲かせながら。 耳たぶを食む人を、うっとりと見上げる。]
前の香りも、好きだったけれど……、 今の貴女の香りが好き……。いつまでもこうしていたくなる、よ。
[服の中へ忍び込んだ指が、滑らかな素肌を撫でる。 いいよと、甘い声で許可をもらえば、 服をたくしあげ、その胸元に顔を寄せて。]
好い匂いがする……。 私の、大好きな……香り……ああ…っ。
[その甘やかな香りに誘われて、 貪る様に柔らかな身体を蹂躙していくだろう。**]
(+95) 2010/03/30(Tue) 16時頃
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>>122
ちょっとし辛いから 手伝ってくれると嬉しいかも……。
[マルグリットの助け船に乗るように彼女を招く。 バスルームでバスタブの縁に座る歪な人型。 ジュニアハイスクールの少女のように起伏の少ない体。 それとは対照的に「自分は成熟した大人」と主張するような陰部を隠す茂みが欠損した右側と合間りアンバランスな印象を与えた]
(123) 2010/03/30(Tue) 16時半頃
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楽器職人 モニカは、近づけば首筋、胸元、太股等に残る痕が解るだろうがそれを見られる事に対する羞恥心等は見せることはなかった×*
2010/03/30(Tue) 17時頃
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うん、それじゃあ、おじゃまします。
[長いワンピースの裾を上のほうで縛って上げて。 そっと扉を開けた。 歪な形、義肢が痛々しくも映る。 羽化しかけてそのまま時を止めたような―――。 少女然とした体に残る、噛痕や、傷や。 痛ましげに眉を寄せた。]
…いたくない?
[傍に跪いて髪を撫でる。 それから、えっと、と首を傾いで]
どうしたら、いいかしら?
(124) 2010/03/30(Tue) 17時頃
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―― 商業地区・喫茶店『眠れる森』 ――
―――っ、は……
[不意に息が、切れる。
どさり、と、リンダに覆い被さる様に、崩れ落ちる]
っ…――
[情報は得ていたけれど、実感するのは初めてだ。 Liliumの進行症状――身体が、動かなく、なる]
リ ンダ……
[それでもまだ、まだ唇は動く。 最期くらい。 誰か―ローズマリー―に、見守られて、 愛しい人―リンダ―の傍で、逝きたい。]
(125) 2010/03/30(Tue) 18時頃
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長老の孫 マーゴは、ふと、遠くから風が運ぶ花の香りに目を伏せて――
2010/03/30(Tue) 18時頃
長老の孫 マーゴは、受付 アイリス を投票先に選びました。
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罪も愛も花も穢れも、『生きて』いるから 重く深く感じられてたのね。
声も歌も日々の祈りも、『生きて』いたから その息吹は届いてたんだ、ね。
[弱く、わらう。 情けない笑みしか浮かべられない。 リンダに会える喜びと、 生を失う恐怖の狭間]
ねえ、聴いて。
世界の果てはもっと私に遠いモノだと、思っていたわ。 痛みから解放されたいと望んでいたのに……苦しくて…… これなら、もっと自分の物語を輝かせたくなる。
凍りつかせるならもう少し生きて、みたいって……思えたの。
[もう遅いね。と、やっぱり情けなく、笑った。]
(126) 2010/03/30(Tue) 18時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/30(Tue) 18時半頃
読書家 ケイトは、受付 アイリス を投票先に選びました。
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[コリーンの返答には、ぷるぷると首を振って] 私、そこまで音楽の違いが分かる人間じゃ、ありませんから。 むしろ、私なんかの為に歌ってもらうのが、申し訳ないくらいで……。 ただ、通して聴いてみたいなって、そう思っただけなんです。
[困った顔で言って、それからパタパタと駆けて行って。 荷物の運び込みを、顔を真っ赤にして手伝った]
(127) 2010/03/30(Tue) 18時半頃
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リンダと、
見たかったな…… 海。
[ロンドで食事し損ねたのはいつだったか。 数日前なのに随分遠い様に思う。]
ロンドで食事して。
でも見えるだけじゃつまらないから 素足で砂浜に行くの。
まだ早いかしら。 もう少し先のシーズンになったら、 波打ち際に足をつけて、リンダに水しぶきを掛けて。 そんな風に―――他愛の無い、幸せな時間。
(128) 2010/03/30(Tue) 18時半頃
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[同じく、だがゆっくりと首を振る]
私には何もお返しが出来ないから……。 せめて歌でも、と思っても声も出ない。
ただ感謝するだけでは、な…。
[出て行ったケイトと共にマーゴ達が戻ってくると]
お帰り。 無事でよかったよ。
[と、音のする方に微笑みを向けた。]
(129) 2010/03/30(Tue) 18時半頃
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リンダが、生きてたら…… 私が、こんな病にかからなければ……
私たち、とても 幸せな恋人ね。
[Liliumの所為で。引き裂かれた二人。]
次に始まる時には、何もかも捨てて、 貴女だけを想って生きると誓うわ。 こんな運命を選んだこと、 いつか貴女にも本当の意味が分かる。 二人で作った記憶の宝物は、壊れないの――
(130) 2010/03/30(Tue) 19時頃
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だから、ね、泣かないで。
愛してる。
今はどんなに離れてても、
いつも傍にいるのよ。
[ふ、と浮かべる幸せそうな表情、なのに 瞳の端に涙が浮かび]
あぁ、もう…… 私が泣いてたら、だめなのに……
(131) 2010/03/30(Tue) 19時頃
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>>124
たまに来る幻肢痛は辛いけど、他はなれてきたよ。
噛み痕は痛々しく見えるけれど、愛撫だしね……。 あまり、甘噛みされたことは無い?
[健常者が向けてくる痛まし気な同情のような視線にもなれてきた。 何処か悪戯っぽく笑って問いを返す。]
断面とか背中が拭きづらくて……拭いてくれると嬉しいな。
[前腕部が欠損した右腕や、膝関節から下がない右肢をゆっくり振って拭いて欲しい場所をアピールした]
(132) 2010/03/30(Tue) 19時半頃
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水商売 タバサは、受付 アイリス を投票先に選びました。
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ああ……。 緊急避妊薬が必要かも。
でも、それまで生きていられないかな。
[どこかぼんやりとした様子で呟き くすくすと陰を感じさせない様子で笑う]
(133) 2010/03/30(Tue) 19時半頃
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