254 東京村U
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キルロイは、みょんこに話の続きを促した。
2016/10/02(Sun) 00時半頃
キルロイは、ゴロウに話の続きを促した。
2016/10/02(Sun) 00時半頃
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そ、そうっすよね。踊ります、よね。アイドルだし。
[踊ったり、ナイフで刺したり、ということからすれば自分の夢の中に出てくる『彼女』とは違うと思い、安堵の表情を見せる。]
(146) 2016/10/02(Sun) 00時半頃
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う、うん……ちょっと、怖いことあって。 全然、寝れなかった。
そんなに顔色、悪く見えるかな? やばいなぁ、これから人と会うのに……
[すこしでも温めて血色をよくしようと、頬に手をあてた]
(147) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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わ、笑わないでよ…… 今ちょっと、余裕ないし、 怖いの嫌だって、前言ったじゃん。
[腕をとったまま、すこしでもカラスから離れようと歩く]
えっ、ちょっとまって…… 間違いなくなんかあるって、 それこそ首つっこまないほうがよくない? もう警察が調べて、なにもなかったんでしょ?
["山岸"の言葉(>>145)に、ムッとした顔をする]
……心配しちゃ悪い? だって、こんな話できる人……他にあんまいないし。
(148) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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― 朝:ホテルの一室 ―
え……何してるんですか出目さん。 なんか、落としちゃったとか?
[別にいいやと寝るのをあきらめ、徹夜を決め込んだ入間は、隣のベッドの出目がベッドの下をのぞき込む様子を、不思議そうに見ている。]
(149) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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[つい、ため息が出る。髪の毛をくしゃっとかきあげるようにして、八つ当たりしようもなく憤って、小さく唸った。 結局従兄に昨晩連絡がついていない。 家に帰れているなり、どこか寝床を確保したなりできていれば、連絡の一言くらい寄越してくれていそうな従兄だ。 ついうっかりとか忘れていたとか、そういうことはなさそうで、だからこそ、今、とてつもなく心配をしていた。
また、家族が、親類が、消えてしまった。]
(150) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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アイドルと、何かあったのか?
[先程まで震えていた少年が、今度は安堵の表情を見せる。 その変化のキーがアイドルだと言うことは容易に思い至った。 そんな風に問いかけてから、洗面台の蛇口を捻る。 冷たく透き通る水を手ですくい、自らの顔に浴びせた]
(151) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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おう……なんだ。怖い事? ……なんかあったか。
[自分が首を突っ込むような話でもないか、と思いつつもふと少女の漏らす言葉が気になって>>147聞き返した]
事情はよく分からねーけど。相談できる人間とかいねーのか、近くに。 いや……愚問だな。
[聞ける相手がいないから悩んでいるのだろう。もしくは…知っている限りの人間に相談できるような事案ではないか、だ]
(152) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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それこそ警察に話して何とかなるなら、話した方がいいだろうしな。ストーカーとかなんかも、逮捕前提で動くなら、意外と警察も対応早いらしいぞ。結局は検挙の実績作りたいわけだしな、奴らも。
……気になるのはな。ただ単に個人的な性分だっていうだけさ。 まあ、心配してくれるっていうんなら、ありがとよ。
(153) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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[早く、誰かしら一人でもいいから連絡がついてほしい一心で賭け続けている電話も、メッセージも、すべて空振りだ。]
もぉやだぁ……
[小さくそう涙声でいって、入間は膝を抱えて、顔を伏せた。 出目に部屋を出ようと言われればついていくだろうし、残っていてと言われれば大人しく部屋にもいるだろう。**]
(154) 2016/10/02(Sun) 01時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/10/02(Sun) 01時頃
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え、あ、はい。 何か、自分も嫌なこと思い出しちゃって。
[震えが収まった手で蛇口を締める。 バスタブはもう少しでお湯が溢れそうにまで達していて。。]
(155) 2016/10/02(Sun) 01時半頃
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うん、ちょっと……じゃなくて、 すごくややこしくて、うまく言えないんだけど……。
[相談できる人間(>>152)、の言葉には首をはっきりと横に振る]
いないよ、そんなやつ。 周りには誰も…… あたしの話なんて……
(156) 2016/10/02(Sun) 01時半頃
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信じてくれるかは、先生次第ですけど。 自分の姉ちゃん、アイドルだったんすよね。『IKB32』にも、ちょっといたんですけど。
[バスタブからあがる湯気が温かく。気が抜けたかのような声で語り始める。]
(157) 2016/10/02(Sun) 01時半頃
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1人ね、心当たりあるんだけど、昨日あったばっかりでさ。 まぁ、それはあんたもだけど……。
その人、すっごい頭いいけど、忙しそうだったから、 まずは自分で調べて考えなきゃって。
誰だと思う?ホラー作家のすっごい有名な人。 そう、木露先生! どう?あんたも名前ぐらい知ってるよね?
昨日あの後、取材されて、名刺までもらっちゃったんだよ。 ヤヘイに感謝だよね。どう、すごいでしょ?
[ジリヤの頭の中では、木露は偉大な作家先生ということになっているようだ]
(158) 2016/10/02(Sun) 01時半頃
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……性分かぁ。(>>153) 前も思ったけど、強いよね、あんた。 すごいっていうか、正直……うらやましい。
……その強さが、あたしにあったらなぁ。
[実感を込めてそういうと、深いため息をひとつ]
わかった、もう言わないよ。 代わりに、約束しよ? 無理しない。怪我しない。死んじゃわない。 絶対だよ?
……あたしも気を付けるから。
(159) 2016/10/02(Sun) 01時半頃
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[Labeilleの看板が出ている店の前にたどり着いた]
あ、ここ、ここ。 なんだ、もうちょっと歩いてもよかったのに。
[ポーチから、ネイビーブルーのスマートフォンを取り出す]
あのさ、もしよかったら、交換しよ? 携帯の番号と、あとメアド。 いつかけてくれてもいいから。
(160) 2016/10/02(Sun) 01時半頃
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[スマートフォンを操作しながら、できるかぎり自然な口ぶりで、一番言いづらいことを口にした]
あたしね……ジリヤっていうの。雪野瀬 ジリヤ。 まぁ……覚えなくていいけど。
(161) 2016/10/02(Sun) 02時頃
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[連絡先の交換を終え、山岸と別れると、大急ぎで本郷の元へ駆けより、車の中へ。『解放治療カルテ』がいるであろう新宿のスタジオへ向かう。
その車内で、交換したばかりの山岸のアドレスへ、2通のメールを送った]
(162) 2016/10/02(Sun) 02時頃
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時折、自分も見るんですよね、夢で。 歌を歌うのは先生と一緒なんすけど、自分の場合はどっか吸い込まれちゃいそうな。何か、自分の意識が遠くに行っちゃうような…………そんな、感覚で……………
[一二三はフラッと立ち上がる。その表情は生気を失ったかのよう。]
(163) 2016/10/02(Sun) 02時頃
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へ? ああ。なんでもないない。 ベッド下の隙間ってさ、なんか不安になるんだよねぇ。 何かが入り込んでたら怖いなって、突然思っちゃって。はは。
[恥ずかしい姿はしっかり見られていたらしい。 当然のことながら、ベッド下には誰もいるはずもない。]
とりあえず、みんなで集まろっか。 あっちの部屋に電話してみるね。
[入間澪音は、随分と消耗しているようだ。 クラスメイトと会わせれば、少しは元気になるだろうか? ベッドから手を伸ばし、スマートフォンを手に取る。 コンセントに繋がったLightningケーブルを抜き、木露流衣へとコールする。]
(164) 2016/10/02(Sun) 02時頃
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[朝から今に至るまで、あの、「彼方」からの着信が、また届く様子はなかった。だからこそ、悪夢を見た後の経過のように、異常も不安も、遠ざかっていく一方だった。
遠ざかっていく一方だった。
ただこの瞬間の、ただ青年の主観においては]
(165) 2016/10/02(Sun) 02時頃
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『すっごい変なこと聞くけど、笑わないでね? ドッペルゲンガーって、本当にあると思う?
あたし、見ちゃったんだ。どうしよう? あたしのドッペルゲンガー、人を殺しちゃったかも。
どうしたらいいかな?』
(166) 2016/10/02(Sun) 02時頃
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『ごめん、今のやっぱなし。
忘れて。またね。』
(167) 2016/10/02(Sun) 02時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/02(Sun) 02時頃
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アイドル、だった……。
[『IKB32』の名前ぐらいは知っている、がメンバーの名前がわかるほどは精通していない。 知っていることといえば、歌番組で心霊的な映像が写ったとか霊の声が入っていたとか、そんな噂話ばかりである]
夢……吸い寄せられる……。 そのお姉さんは……って、おい、大丈夫か?
[鏡に一二三の顔が映る。 慌てて振り返り、その肩に手を伸ばした]
(168) 2016/10/02(Sun) 02時頃
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『たすけて』って声が聞こえるんスよォ、あの日、『姉ちゃん』もそんな声が聞こえたって。
[一二三はぼんやりとした目をしながら、洗面台に置いてある剃刀に手をかける。]
(169) 2016/10/02(Sun) 02時頃
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[『たすけて』という声が聞こえる、と一二三が言った。 確か噂でもそんな声が……。 いや、そんな事は後だ。 明らかに一二三の様子がおかしい。
おい、聞こえてるか?
[伸ばした手で、肩を強く叩く。 二度。 三度]
(170) 2016/10/02(Sun) 02時半頃
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― 昼頃 新宿・某スタジオ ―
[演奏の合間を見計らって、ジリヤが『解放治療カルテ』メンバーの元へ小走りに駆けよってゆく。いまこの瞬間は、まだメディアによく映る空色のワンピースで着飾った、アイドルとしてのジリヤだった]
ごめんなさい!大変、おそくなってしまって! キャンディ・ノヴァの雪野瀬ジリヤです。 今日は、お声をかけていただいて、とっても嬉しいです! ありがとうございます! 『解放治療カルテ』の曲、どれも大好きで、 いつもよく聞いています。 あたしの憧れです。
あの、これ、つまらないものですが、みなさんで是非。
[すらすらと言葉を発しながら、表参道で買ってきたスイーツをテキパキと皿にとりわけてゆく]
(171) 2016/10/02(Sun) 02時半頃
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『たす けて』
(172) 2016/10/02(Sun) 02時半頃
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[肩を押されて、ぐらりと体勢を崩しながらも、握りしめた剃刀を自分の腕に向かって振りかざす――――]
(173) 2016/10/02(Sun) 02時半頃
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[躊躇なく、一二三を殴り飛ばす。 続けて、その頭を湯の中へと沈めた。 数秒経過してから、引き上げる]
(174) 2016/10/02(Sun) 02時半頃
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大丈夫か?
[掴み上げた頭、その前面に付いた瞳を覗き込みながら問いかけた]
(175) 2016/10/02(Sun) 02時半頃
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