308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[ するとあの子がこちらに視線を寄越して、 操作の説明をしようとするもんだから!]
いいわ、おばあちゃんがやるから。 あなたは前を向いて運転なさい。
[ なんて、少し強い口調で言ったはいいけど、 実のところ、まだこれの操作には慣れないのね。
時折、ジャーディンが便利な使い方を教えてくれるけど、 せいぜいインターネットで何かを調べたり、 メッセージを送ったり、電話をするくらいね。
ずいぶん流行っていると聞いて、 あの子の手伝いの元登録したSNSも、 結局ほとんど使わず放っているもの。]
(128) 2020/10/20(Tue) 22時半頃
|
|
[ それにね、いくら操作を覚えたって、 今みたいにとっさに活用するというのが、 わたしみたいな年寄りには難しいのね。
あの子が文字を大きくしてくれた画面と睨めっこ。 ようやくメニュー表を見つけたあたりで、 車はお店に到着してしまったみたい。
アイスクリームショップの中には若者たちと、 まだ小さな子供を連れた家族連ればかり。 ジャーディンは少し気恥ずかしそうだった。]
(129) 2020/10/20(Tue) 22時半頃
|
|
[ 迷わずチョコレートを選んだあの子に続いて、 わたしが咄嗟に選んだのはバニラフレーバーだった。
そのとき、ジャーディンが笑ったの。 結局いつもそればっかり 思わず吹き出しちゃったって風に自然にね。
ああほら、無邪気な顔しちゃって。 やっぱりまだまだ子どもなのよね。]
(130) 2020/10/20(Tue) 22時半頃
|
|
[ どうしてかしら。 それが無性にうれしかったの。**]
(131) 2020/10/20(Tue) 22時半頃
|
|
[東から昇った日は、乾いた大豆を穏やかに照らす。 その先では晒された土が静かな風に撫でられていた。 休んだ地は、やがてトウモロコシの寝床になるだろう。]
……ん。ああ、すまない。 風が気持ちいいなと思ってね。
[すっかり空になった大皿は、 鉄製のフライパンたちと共に流しに入れられている。 どうしたのと問うシーシャを見上げ、首を横に振った。]
次もお願いするものはあまり変わらないはずだ。 何かあれば連絡するし、君もそのように。
……ふ、ふ。 そうだね。何かなくとも連絡しよう。
[ひょろりと長い身体がトラックのドアを潜る。 高い床を苦にもしない長い足は便利そうだと思ったが、 ぶつけた頭頂部を見る限り、一長一短かもしれない。]
(132) 2020/10/20(Tue) 22時半頃
|
|
昼になれば車通りも増える。 気をつけて帰るんだよ。
[幼子に言い聞かせるような言葉に、 今度はこちらが苦笑される番だった。 肩を竦めてから、邪魔にならないよう後ろへ下がる。]
それじゃあ、また半月後に。
[緩く振り合った手を最後に、 固められた土の上に薄らとタイヤの後を残して、 荷の欠けたトラックは広い道路へ飛び出して行った。]
(133) 2020/10/20(Tue) 22時半頃
|
|
[空の先、青色にその影が見えなくなるまで見送った後、 両手を伸ばして肺深く息を吸う。
緑と、土と、肥料の匂いがする。 見上げた空はどこまでも青く、 時折白い雲が追いかけっこをするように通り過ぎた。]
うん。うん。
[ひとり満足そうに頷くと、身体を反転させる。]
(134) 2020/10/20(Tue) 22時半頃
|
|
さて、今日はこの後ドロシーが来るんだったな。
[今日は週三回の内の一回だ。 ハウスキーパーのドロシーは近くの街から来てくれる。 胸元のスマートフォンを取り出して確認すると、 あまり時間は残されていないようだった。
店を迂回して裏手に移動する。 そこには隠れるようにして建つ、小さな家があった。]
洗い物の前に多少は部屋を何とかしておかねば。 また、あのよく通る声で叱られてしまう。
[ぶつぶつと呟きながら、家の奥へと消えていく。]
(135) 2020/10/20(Tue) 23時頃
|
|
[店には鍵はかかっていない。 扉を潜ると、カウンターの中央に
『御用の方はこちらまで マスター』
と書かれたメモと共に電話番号が添えられてあった。 ドアのベルに耳を澄ますより、ずっと効率的だろう? 今日もまた、穏やかで不用心な一日が始まる。]**
(136) 2020/10/20(Tue) 23時頃
|
|
[ 夕食をかきこみ、洗い物をして。 猫がいると汚れ物を残せない。 手早く洗い物を済ませたくて食事を質素にしてるところも ある。
片付けまで終わると、ようやく床に座りPCを開いた。 猫を迎えてから買ったこのこたつテーブルはなかなか 使い勝手がいい。]
あ、明日だっけ。
[ 毎月定期便にしているキャットフードと猫砂の発送 通知だ。そして、猫用バースデーケーキ。]
(137) 2020/10/20(Tue) 23時頃
|
|
ーー 日常 < 学校にて > ーー
[ぼんやり。
授業中の黒板の文字を写し終わって。 ノートの下に隠していた、白紙の進路希望の用紙をそっと引き出した。
今度は、窓の外を眺める。 枯れ葉が風に揺られて飛んでいった。 窓の外に、答えがある訳じゃないのに…]
「フローラ・ムーア。外に何かありますか?」
[急に。 頭の上から、"あの声"がして心臓が飛びはねる。]
あ…何もないです…。ごめんなさい。
[顔を真っ赤になって、顔を伏せた。 耳も真っ赤にして聞こえてくるのは、クラスメイトのくすくすという笑い声たち。]
(138) 2020/10/20(Tue) 23時頃
|
|
[ちらり、瞳をあげれば。
スラリと伸びた背。 かき上げるとさらさらと落ちゆくブラウンの髪。 眼鏡から覗く色素の薄いグレーの瞳。 男性とは思えない極め細やかな白い肌。 長く伸びる腕の先には、………シルバーリング。
歴史の先生。 普段は落ち着いているのに、自分の好きな分野になると、まるで少年の様に瞳がキラキラ輝き、それはもう楽しそうに語る。
ペンを持ち上げて、そして置いた。
本当に"なりたいもの"は書けないよ。先生**]
(139) 2020/10/20(Tue) 23時頃
|
|
[ 近寄ってきた猫を抱き寄せ、膝に乗せる。]
もう1歳なんだねえ。今日もかわいいねえ。
[ 顎をもにもにと揉むと猫は得意そうな顔をしながら ぐるぐる喉を鳴らした。 健やかでいつもかわいい。]
へへへ、今日も元気だねえ。
[ そう言いながらスマートフォンのインカメラを起動する。 スマートフォンはしばし喉を鳴らす猫の動画を撮影した。 PCはPCで買い物などがしやすいのだが、SNSへの投稿は もっぱらスマートフォンだ。]
今日もすこやか、と。
[ 動画にコメントをつけて投稿した。 *]
(140) 2020/10/20(Tue) 23時頃
|
|
さて、と。
[仕事が終われば自由時間だ。 お店のアカウントから個人のアカウントに切り替えてSNSに再度ログインしていた。
登録名はヴィオラ。
経営している店“ヨーランダ”を別の言語で読めばヴィオランテ。 しかし、ヴィオランテでは花獣と勘違いしてしまう。 であれば、ヴィオラで良いだろうと。]
(141) 2020/10/20(Tue) 23時頃
|
|
――ある日――
[そして、その日はやってきた。]
(142) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
――――沙良っ!
[結局、ほかの友達に呼ばれてるだとかで 俺が沙良を捕まえられたのは夕方ごろ。 「秋君〜」と甘い声がする。 俺よりも何周りも小さい手がオレンジの空を泳いで なんだか遠い遠い子供の頃を思い出すような夕空。
大学の赤レンガの上、沙良が笑う場所だけ より強く陽ざしが煌めいている気がする。
……そういえば、俺が沙良のこと好きになったのって 沙良が迷子になったのを 進と一緒に見つけ出した時なんだよなあ。
あの時の笑顔が本当にかわいくって、 守ってやんなきゃって思って…… そんで今までずるずると来ちまった。]
(143) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
待たせた? 呼び出して悪い。
「ううん、大丈夫だよ。 久々に秋君と一緒に帰りたいなって思ってたんだあ」
そりゃよかった
[へらへらとどこか上滑りの笑い声をあげながら、 夕暮れの下を、バス停までの短い道を、歩いていく。 唇を噛んでにっと笑うと、「これ!」と 彼女に小さな箱を差し出した。]
(144) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
誕生日プレゼント! おめでとう、沙良
「……! ありがとう。秋君。毎年嬉しいな」
[なんだろう、と彼女が開けると、 そこには小ぶりな腕時計が入っている。
あーうん。口の悪い彼女とかにあげたら 速攻でメル●リとかで売られそうだなって思うんだけど 沙良ならそんなことしないって信じてる。 それにそこそこ可愛いし!値段張ったし!]
「わあ、腕時計……!ありがとー。嬉しいな」
[……それに!沙良も笑ってくれたし! (愛想笑いの可能性については考えねえ!)]
(145) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
そ、そんでさ……。 俺ぇ……
「えへへ。見てみて秋君。似合う?」
……めっちゃ似合う。具体的には猫に鈴くらい似合う。
[ありがと、と彼女が笑う。 ゆるやかに目を細めて、亜麻色の髪が風に揺れる様は 化粧をしているのに昔と変わらない。 昔通りの間延びした声で、 あのねえ、と気恥ずかしげに甘く笑う。かわいい。]
「秋君に一番に言いたいことがあって……」
えっ、何、何?! 俺に言いたいこと?!
「そう。――――あのね。 ずっと、ずっと迷ってたんだけど……」
(146) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
[ふわ、と風が吹く。 橙色の空から陽ざしが差し込む。
沙良はとても、とても、愛らしく笑った。 俺に初めて見せるような笑みだった。]
「進君に告白したの。
……それで、付き合おうって」
[ その瞬間、世界が止まった。 ]
(147) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
[それはもう、 スマホゲーの長いローディング時間のように。 あるいは前世代のゲームを起動した時のように。
長い長いローディング時間の後、 やってきたのは、嫌な汗と、ひきつった笑顔だった。 ……あー、やばい。じわじわくる。 失恋ってこんな感じなんだ。 思ったより性質悪い。なにより、]
「まさか、 オッケーっていってもらえると思わないでしょ? 進君まじめだし……。 『いいの』って言われたのが、 よくわからなかったけど
秋君には一番最初に言いたかったんだ。 こんなこと言えるの、秋君だけだよ」
(148) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
[俺を見る沙良の笑顔が、 これまで見たどの笑顔より幸せそうなのが、 何より堪える。]
(149) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
そ、そーだったんだあ?! よ、よ、よかったなあ 昔から沙良、進のこと好きだもんなあ…… へへ、へへへ。てか進も水くさ。俺に言えよ。
[小さい頃先に見つけてやったの俺じゃんか、とか。 ほかにも色々プレゼントしたり 手伝ったじゃんか、とか。
そういうなっさけない未練を、 目の前の笑顔が消し飛ばしていく。 女の子って無慈悲なんだ。]
……俺ぇ、応援するよ。沙良。
[そんな一言を勇者に吐かせるくらいに。]
(150) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
[気づけばバス停が近くまで来ていて、 俺が乗るバスの姿も車の列の向こうに見えた。 すっかり翳ってしまった帰路の中、 俺は大好きな子に精いっぱいの笑顔を向けて]
じゃあ、また明日っ!!
「う、うん! また明日ね、秋君!」 [――――逃げるようにバスに飛び乗った。 空を掻く沙良の手から逃れるように 空いた座席の隅に身を押し込める。
揺れるバスの中でよーやく涙が追い付いてきて、 そこで俺は現実逃避のように思っちまったんだ。]
(151) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
[「明日」なんて、滅んじまえばいいんだって。 ]**
(152) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
[夕飯の後2人でケーキを食べる前。 家から遠い洋菓子屋まで一人で出かけたと 僕が言った時の、兄貴の驚いた顔といったら。]
「……えーくんが近所のスーパーと コンビニ以外で外出たの、何ヶ月ぶり…?」
……ケーキ、要らないなら僕が食べるよ。
「わあああ!待って待って! ごめん、びっくりしたんだって!」
[皿を取り上げた僕の目の前で、 兄貴は本当に申し訳なさそうに両手を合わせて、 テーブルにぶつけそうなほど、頭を勢いよく下げた。]
(153) 2020/10/21(Wed) 00時頃
|
|
[……数秒の後。ちら、と、様子を見る上目。 僕はそんな兄貴の様子に堪えきれず吹き出した。]
冗談に決まってるだろ。 コミュ障が全く知らない土地まで なんのために1人で行ったと思ってんの。
[さあどうぞとケーキを差し出せば、 兄貴はそれは嬉しそうにフォークを構える。
いちごの乗ったショートケーキ。 切り分けたケーキの兄貴の分に乗っている 誕生日のチョコプレートには <ヨスガくん お誕生日おめでとう> …と、可愛い丸文字で書かれている。
(店員に頼む時はどもって何度も言い直したりして。 ケーキのプレートが好きな兄貴のためにと、 ここ十年間分くらいの勇気を消費した。) ]
(154) 2020/10/21(Wed) 00時頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る