139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】
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―― 道中 ―― [今日、こうしている間にも誰かの潔白を証明するような報せがないということは、やはり朝顔さんか明が月詠の術を行使していたのだろう。待てよ?]
(もし明が月詠できるのだとしたら、崇り神はそれを恐れて堕天したんじゃ…?)
[そう考えるといきなり明が堕天したのも合点がいく。だとするともう一つ浮かんでくる可能性は…]
(…明がその力を使えることを知っていた神が崇り神…)
[女は自分の行き着いた答えに、胸のあたりをきゅっと押さえながら尚も足を進めた]
(105) 2013/08/14(Wed) 17時半頃
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しかし、明は俺にこれを残してくれた。 明の神格に俺の気配が混じっているみたいでな。
清冽な湧水のように透き通り、 慈雨の如き月光の輝きを孕む水晶。
まるで水面に映る月のようだ
[大事そうに袂から出して、ウトに見せるのは明の水晶。 受け取る資格が自分にあるのかは解らないが]
蕭蕭たる気持ちはあれど、清められたような気がしたよ。
[煌く水晶を胸に収めながら、莞爾とした笑みを見せ。 もはや広まっているであろうが、 念のため明が落ちたことを無数の小さなくちなわ、 つまり蛇に覚えさせ、辺りに報せるよう放った]
(106) 2013/08/14(Wed) 17時半頃
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――現在:兄妹の屋敷――
[夜半の外出から戻ったのは、今日も明け方だったろうか。 来客を告げられ、眠い目を擦りつつ身支度を整える]
(日向ちゃん……ではないわよね。 玄関でお待たせしてるってことは……どなたかしら)
[検討もつかない、と首を傾げ。 いつかの約束通りに、ウトが琴を聴きにきてくれたのか。 だったら尚更部屋に通すはずだろう、等々。
恐る恐る顔を出し、玄関先に佇む姿を見つければ>>94]
……置壱さま?
[あまりにも予想外の人がいたことに対して。 ほんとに何で? と、柱の陰から変な顔]
(107) 2013/08/14(Wed) 17時半頃
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―― 朧邸 ―― [こんなにも早くまたここを訪れる機会が来るとは思いもしなかった。
門前に立ち深呼吸をひとつして中に声をかけようとすると、思いがけず目的の人物が出てくる。 今日は先日までの挙動不審っぷりは発揮せず、静かに一礼して挨拶をして。 共に行くか?と誘われれば、勿論と頷き傍らに立つだろう。
歩きながらその横顔を盗み見れば、心なしかその眼差しは寂しげな色を孕んでいた]
(108) 2013/08/14(Wed) 17時半頃
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―― 明邸 ―― [主の消えた邸は、火が消えたように静かだった。 もともと自分の邸とは違い、静謐をたたえ穏やかな気の流れる場所ではあったが、今は物寂しさと采女たちの悲しみで埋め尽くされているようだ。
姿は残らない、>>102と過去に馳せる朧の横顔を見つめて、そうだった、と自分の友が堕ちた日のことを思い出す。
鏡に手を当てる朧の背中が、泣いているようだった]
(109) 2013/08/14(Wed) 18時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 18時頃
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[古くからの大切な友人を失くす気持ちは、女も同じだったから。 朧の明へむける言葉一つ一つが心に深く沈みこむ。
最初で最後になってしまったな、>>103と唇に淡い笑みを浮かべる朧の姿が苦しくて。 どうかそんな顔をしないで欲しい、と。
女には此方を振り返る朧の着物を、おずおずと掴むことしか出来なかったけれども]
(110) 2013/08/14(Wed) 18時頃
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─丘の樹のふもと─
[声を掛けられる>>97まで背後の気配には気付かなかった。 よく分からない耳鳴りで風と音がしんでいたから。 裡に戻ってくる世界。感覚。 この声音は雪客か。羽根蛇を撫でていた手で頬を拭った。 情けなさすぎて──こんな顔は見せられない。 白蛇を左袖のなかへと戻し、背を向けたまま立ち上がる]
……いや、迷惑とかは思ってない。あんがとな。 まあ、今ちっと見せられるような顔してねーから。 少し……。
[困ってはいるかも知らんが、という言葉は形にならない。 できることがあれば。ちからになりたい。 告げられた言葉を咀嚼する。それはおれがいつも思っていること。 神としての存在意義。伝達と移動を司るおれの。 だから、雪客がそう思う気持ちは──とてもよく分かるのだ。 右袖で目元を拭った。 振り向けないから彼女の異状にはまだ気付いていないけれど]
(111) 2013/08/14(Wed) 18時頃
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[背を向けたまま、雪客に手を差し出す]
手を。くれないか。 ……あたたかいものが欲しい。
悲しみ以外を、おれにくれ。
[雪客にとっては不明瞭かもしれない頼みを**]
(112) 2013/08/14(Wed) 18時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 18時頃
飛脚 甚六は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 18時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 18時頃
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[名を呼ばれ振り返ると、呼び出し相手である志乃が変な顔をしてこちらを伺い見ている。]
てっきり兄もついてくるかと思ったが…… へえへえ。
[もっとも、過保護な兄が屋敷にいたのなら、面会は出来なかったかもなあとも思いつつ。 距離を保ったまま、へらりと笑った。]
あんたに聞きたいことがあってな。 高天原からは今、下界の様子を見ることはできない。 だが、音の神なら何かしらを聞いたり出来るのかと思ってさ。
[以前の時はそういう神がいた。 下界の様子を伺い見れる神が。 だが、その神の行方はいつの間にか聞かなくなり、もはや名すら覚えていない。]
(113) 2013/08/14(Wed) 18時頃
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[その手を振り払われなければ、暫くそうさせてもらっていただろう。やがて朧が苦々しげに告げる言葉に、僅かに驚いて]
朧さんの水に、濁り・・・? ちょ、ちょっとまってね! あの、明くんはやっぱり月詠ができたの?
[この明の部屋と鏡を見れば何となく察しはついていたのだが、やはり確信が持てなくて。そうだ、と答えが返ってくるならば、女は足元ががらがらと音を立てて崩れていく心地がした]
(祟り神) (襲われた月詠の使い手) (朧さんの水の変調)
[道中考えていたことも相まって、女は自分の導きだした答えに嫌々と頭を振り、違う違う!と否定する。 けれど一度感じた疑惑は、和紙に落ちた墨の様にじわじわと広がっていき。耐えられなくなった女は思い切って朧に打ち明けようとする。が、はたと今日出会った時からの彼の神様の様子を思い返して。
今目の前でもう還らぬ友人にこんなにも心を痛めている男が。 自分の咎だと責め続けるであろう彼が。
――――――祟り神なわけがない]
(114) 2013/08/14(Wed) 18時半頃
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朧さんの水が濁ってしまった原因は、残念ながら見当もつきません。・・・明くんの術にどう作用したかも、もう、確認できないし・・・
でもね、その水晶を朧さんの元へ寄越したってことは、明くんは朧さんのことを咎めてなんていないと思うの。
[自分の言葉は気休めにしかならないと、分かっているけれど。そう伝えずには居られなかった。
朧の放つ蛇が皆行ってしまったのを見送れば、朧は邸を出るだろうか。ならばいっしょに出て行って、門のところで]
・・・朧さん。 明くんの代わりになんかなれないけれど、 私でよかったらいつでも話し相手になる、から。 遠慮なく、呼びつけてね。
[慰めの気持ちに不純なものは交えずに]
それから、私貴方のこと、信じてますから。
[にっこりと、いつもの火女の笑顔で見送っただろう]
(115) 2013/08/14(Wed) 18時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 18時半頃
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―― 朧と別れる前 ――
あっ そうだ! 私志乃ちゃんのとこにお琴を聴きに行く約束してたんだ!
[そう言って掌にふっと息を吹きかけると、ぼっと火の球が浮かび上がりやがて鼠の形を成した。 そのまま、女がこれから向かってもいいか言伝を託すと火鼠は元気よく走り去っていく]
朧さんも、いかがです、? 志乃ちゃんのお琴、とっても素敵なんよぉ
[ぎこちなく誘って見れば、朧はどうするだろうか。 誘いに乗るならば共に向かい、乗らなければその場で別れるだろう]
(116) 2013/08/14(Wed) 18時半頃
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―― 深夜:双頭烏 高天原のどこかで ―― [祟り神の手掛かりを探しに闇を飛ぶ異形は、自らに向けて跳んでくる姿>>61に気付き木のほうへ、そして枝に止まる 尋ねられた言葉に返す術を異形は持ち合わせていない、ただじっとそれを睨み付け祟り神かどうか判断しようと。 やがて、濁った鳴き声を一つ残してどこかへ去って行く……鳥の影の爛々とした瞳が四つあったことに、甚六は気付いただろうか*]
(117) 2013/08/14(Wed) 18時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時頃
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[酒宴の前、さりげなく自らの能力を伏せた明を思い出す。 が、もう隠しても仕方ないだろう、明はいないのだから。 月を詠めたのかとの確認に、そうだ、と頷いた]
ウトが何を考えているのかは、解る気がするぞ。 そう考えるのも無理はない。
[まるで吹き荒れる感情を映す窓のように めまぐるしく変化する彼女の瞳の色を見て取ると 何かを察したかのように頷く。 そこに非難の色は一切含まれておらず、柔らかな声音だ]
(118) 2013/08/14(Wed) 19時頃
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[さて屋敷を去ろうとした刹那、 声を掛けられて、ひたりと視線をウトに据える。 やがて告げられた言葉に、軽く目を見開いて]
水晶が手元にある以上、明は咎めていない、か。
[じっと手の中に視線をやり、今の言葉を反芻する。 どうやらウトは信じてくれたのだろうか。 先ほどの思い込みを内心で詫びて、純粋な喜びに身を浸した]
……そう気遣ってくれるウトの気持ちが嬉しいぞ。 こんなに多様な我々神だ、誰かの代わりの神など居まい。
また、ウトが話を聞いてくれ。――――あ……りがとう。
[火女の真っ直ぐな気性に微笑する。 そして、馴れない言葉遣いに一度口篭り、 それでも、自分なりの感謝を、彼女へと伝えたのだった]
(119) 2013/08/14(Wed) 19時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時頃
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[>>111迷惑じゃないと、礼を言われ、涙が出そうになる。今辛いの誰でもない彼なのに。 やはり、泣いて居られたのかと黙って彼を待った。目を拭う姿に、この人を、こんなに弱ってる彼を一人には出来ないと強く思った。 しばらく待つと、返ってきた彼の言葉に>>112。そのまま彼の左手に自分の手を伸ばし、見えた白い布。これは、彼の求む”あたたかいもの”ではないかもしれない。自分は渡せないのか。すると、続く”悲しみ以外”という言葉に。]
(自分の悲観など、どうでも良い。 彼にあげよう”悲しみ以外”の……)
[愛を。全身全霊を掛けて。 そして、両の手でそっと彼の左手を取る。それでは足りないと、布越しでは彼の冷たい体を温めることは出来ないかもしれないと思い、彼の大きな背中を抱き締めた。 こんな異質な体では望むものはあげられないかもしれない。でも、誰よりも自分よりも彼を想うこの気持ちなら、きっと”あたたかい”。女は、彼を抱き締める腕に力を込めた。 彼は自分より大きいのでしがみつく形になったかもしれない。そんなことどうだっていい。彼が癒されるなら、何でもしよう。そう思った。]
(120) 2013/08/14(Wed) 19時頃
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琴、か。
[ウトの誘いに、暫し瞑目して考える。 音曲に耳を委ねるのは、生来好きなほうだ。 明が潔白を証明したこともあり、手掛かりがあるかもしれず。 それらを複合して、一度彼女を見ておくのも悪くないなと考え]
志乃はそれほどの琴の巧者なのか。 正直に言えば、興味はある。邪魔ではないのか?
[そう一度聞いてから、了承を得てウトについて行く事にした]
(121) 2013/08/14(Wed) 19時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時頃
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―― 水鏡の前 ――
……
……へぇ。
(122) 2013/08/14(Wed) 19時頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時頃
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[まさか大好きな男神と大好きな友人の大好きな琴の演奏を聴ける日がくるなんて!とまさに地に足がつかない心地で朧の隣を歩く。 しかし何よりも嬉しかったのは]
(朧さんから、ありがとうって言われちゃった…!)
[ともするとにやけそうになる頬を引き締めて。けれど自然と熱くなってしまうことは、女にはどうしようもなかった]
―― → 兄妹の邸へ ――
(123) 2013/08/14(Wed) 19時頃
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[雷門が堕とされた時は、ふーん程度で、あまり関わりもないので何も感じなかった。 投票の時もイマイチちゃんとわかってなくて、適当に投票した。 投票で追放されたのは朝顔さんだと聞いた。直接の面識は無かったけれど、高天原では有名人だったので名前くらいは知っていた。 集落に降りてくれば、落ち込む人、喜ぶ人、朝顔さんと関わりがあるだろう人をチラチラ見かけた。 そこで実感した。神様一柱を、存在を高天原から消すことを。住んでる所から無理矢理追い出される。あの小さな札のせいで] いい加減な気持ちで投じていいものじゃなかったんだ。あの札は
[近くの壁に思い切り頭を打ちつける。祟り神がわかるわけでは無いけれど、少なくとも後悔のない投票をしようと思う。そして今自分にできることをしようと心に決めた]
(124) 2013/08/14(Wed) 19時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時頃
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[闇を身体に纏わせその中からひそりと烏に水鏡を覗かせた。 やがて告げられる。自分の名前の札が一つ、記し主は、雪客だと。]
……どう取れば、いいのやら。
[彼女の子供であるおしどりの着物姿で困ったように笑った。]
(125) 2013/08/14(Wed) 19時頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時半頃
機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時半頃
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― 昨夜 回想:華月邸 ― [>>88日課の散歩にでていたのか、日向は後から戻ってきた。 部屋へ入るよう言えば、いきなり抱きついてきたその様子は、 いつもとは違っており。 >>31いつぞや、どこぞの神々に心無い事を言われた時のようで そんな様を笑うことなく、ただ黙って、 優しく背を撫でてやる。]
――……ヒナ。 これ、雪客さんが作ってくれたそうや。
[そう言って、巾着を手渡し。 涙を零す彼女の頬をそっと指先で拭った。 一緒に寝たい、という申し出には苦笑しながらも頷いた。 余程、何かがあったのだろう。 >>89けれど無理に尋ねようとはせず、 彼女が話すまで待つが、何があったのかは 結局わからぬままに翌朝を迎えた。]
(126) 2013/08/14(Wed) 19時半頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時半頃
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だって、ねぇ……。
[烏が伝えたのはもう一つ、"思いやりの意味を知る神">>40そう闇神のことを彼女は記していたと]
……。
[それは想像でしか無いが祟り神に憑かれた神は、きっと苦しむか憎悪に心を蝕まれているだろう それが、何故、大した関わりも無い自分をこんな風に言うのだ。 雪客は潔白、そういうことか――だとしてもおかしい。その神名と行動が矛盾している、札へ名を記すのは追放の為なのだから]
(127) 2013/08/14(Wed) 19時半頃
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―― 道中 ―― [会話が途切れた折、まさか朝顔さんと明が崇り神だったなどということは?と僅かな可能性も頭をよぎったが、この晴れない雲海がそうでないことを証明していた。
やがて。 明が詠めることを知っていたとすれば、崇り神は古い神様なのかもしれない、というところに女の推理は行きつく。 とすると必然的に浮かび上がってくるのは昔馴染みの神ばかりで]
(もし、自分の大好きな神々が崇り神に憑かれてしまっていたら…どうしよ)
[その可能性は全く持って考えていなかった。というよりも考えたくなくて押しやっていただけかもしれない。 もしもの時に備えて、その可能性にも答えを出さねばとため息をひとつ吐いたのだった]
(128) 2013/08/14(Wed) 19時半頃
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[結局彼女が潔白か祟り憑きか、結論は出せず只一番に気になる存在となった。 これについては一度問い質す必要がある、そう考えながら闇へ消えた*]
(129) 2013/08/14(Wed) 19時半頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時半頃
朧は、亀吉に話の続きを促した。
2013/08/14(Wed) 19時半頃
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[隣を歩くウトの表情を見ると、何やら考え込んでいるようだ]
…………。
[暫し、あえて黙って歩いていたが、 そういえば、と顔を隣に向けて質問する]
俺は志乃をよく知らぬ。 一体どんな感じの娘なのだ?
[道すがらの慰みに、そんなことを聞きつつ 兄妹の屋敷の前まで辿り着くだろうか]
(130) 2013/08/14(Wed) 19時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 20時頃
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[その昔、境界の神なんていうのをやっていた時期があった。 団子の美味しさを知っり、こんなことしてる場合じゃないと最高神に直談判しにいったわけだが、最近の若い神は〜とグチグチ文句を言われたのを憶えている。 ただ、最後には願いを聞き入れてくれた最高神様に大好きといって接吻したのはいい思い出だ。 それからわたしは「団子の神」になったわけだが…]
最高神様も、案外と抜けてる所があるんだなぁ。 [返上したはずの境界の神として力の一部が自分に残っていたと知ったのは、集落に降りてきて追放されたのが朝顔さまと知った時だ。 自宅にいる時に、存在を2つ感じた。一つは朝顔さんだろう。面識は無かったけれど、思い浮かんだ顔は見覚えがあった。 もう一つは、なんだかモヤモヤしててわからなかった。ただ、良く無い感じがしたのは憶えてる。
いきなり2つの存在を感じて酷く混乱してしまった。 面識のない朝顔さんに恋でもしてるのではないかと考えたり、とにかく慌てた]
(131) 2013/08/14(Wed) 20時頃
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― 華月邸:亀吉と ― [>>96己に恋をしているから、のくだりには つい煙を多く吸い込みすぎて、咳払いを一つ。 続く言葉に戯れとはわかるも、]
へえ。 有り難う。 僕の事も、ヒナの事も、よう見てくれてるみたいで。
[>>88昨夜の日向の様子を思い出し 片眉が僅か跳ね上がるが、闇神には見えぬだろう。 言葉は常と変わらずおっとりとしたもの。 此方にしなだれかかる亀吉の 宵闇に浮かぶ白銀色の髪が眼を奪う。]
(132) 2013/08/14(Wed) 20時頃
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[一時的にでも、と。 何処までも食い下がる亀吉の様子に くつくつと喉の奥で哂いながら、]
――……ええよ? 騒動が続く限り、ずうっと、とは約束はでけへんけど 一時的に、ならば。
[それは亀吉の方も心得ているのだろう。 此方を祟り神と思えば躊躇いなく投じる、 というのは紛うこと無き本心だろう。]
さあ。 それは、反故にすればわかるんとちゃうかな。
[日向に投じれば何をするのか、 そんな手の内を明かすつもりはない。]
(133) 2013/08/14(Wed) 20時頃
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[闇が、彼の背後で蠢く 蠢く。 それに融け行きながら、名前を呼ばれ。 微笑を携え頷いた。]
――……いつでも呼ぼう、闇神 亀吉。
[残していく、艶やかな笑みが宵闇に浮かぶ華のようで 瞼の裏に鮮やかなまでに焼き付いた。]
……高天原に棲む妖は、 人でなく、神を惑わす――か。
[残った部屋で、独り語散。 煙をほうと吐きだした。]
(134) 2013/08/14(Wed) 20時頃
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