179 仮想現実人狼―Avalon―
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もし、本当に消滅するとしたら――。 ――大切な兄さんを奪った、この世界へ。
復讐するくらい、許せよ。
[そう言って、「シロガネ」は。 その戦いを、黙って眺めることにした。]
(+20) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[髪の向こうにあるグレッグの双眸はよく見えない。 目に宿る感情がどのようなものかも読み取ることは出来ないけれど それは彼も同じかもしれないと思う。
グレッグの言葉>>65を聞き、息を吐き出す。]
グレッグがいらなくても。 俺はお間ががいるんだよ!
[ありえねー、なんて言われる言動に至った理由。 ――チアキの我儘でしかないそれを吐き出して]
(67) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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クシャミは、チアキに話の続きを促した。
2014/06/06(Fri) 03時頃
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―回想―
おおおおおぉぉぉぉぉ!!!
[まだロールをこじらせてない頃だ。 平原エリアの中、雄叫びを上げながら、掴んだ芋虫を近くの木に叩き付け、その力の流れのままメイスを薙ぐように奮う。 剣や槍や魔法を扱う中世ファンタジーには似つかわしくない、粗暴な戦いかた。 乱雑に毛皮を纏い、顔を仮面で覆いながら力づくで戦い、時に四足歩行となって駆け、手近に落ちている石を拾っては投げつける。 剣のような洗練さはない。思いきり鈍器を叩き付ける。 弓のような技巧はない。遠距離だって力づくだ。 肉をさばいて調理などしない。生きてるまま生食いだ。
明日は海岸にいこうか。蟹がいるらしい。殻ごと食べよう。 その次は森にいこうか。芋虫はクリーミーだ。 胃袋の能力値も強くなった。そろそろあの錯乱キノコを食っても大丈夫――アンサー。無理でした。 酒でもつくるか。その辺の草をつかってつくって―――青汁酒だとっ!?果実が必要だ。]
(68) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[色物の日々はそんな感じであった。 なかなか人が近づいてはこないが、そこそこの人ともつながりを持ってはいたし、特に不満もなかった。 回復などされなくても、敵を喰らえば回復する。殴り倒すのは自分で大丈夫だ。 ソロで生きようとしていたわけではないが、プレイしていれば自然と、ソロでもどうにかできるようになっていったのは蛮族スタイルと組む人間が少なかった―――というだけではない。今思えば努力をしていなかったのだろう。一定の満足を自分の中で得ていたのだから努力する理由もなかったともいえた]
(69) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[そんな一定の満足を追える日々を過ごしていた時だ。 何も変哲はない。敵を見つけて戦って倒し。蛮族らしく勝利の雄叫びをあげたところで、猫耳フードのプレイヤーが近くにいたのを見遣る。 パーティープレイ推奨の場所だから、一人で来るものなどいないと思ったのが気づくのを遅らせたというのもあった。簡単な挨拶 もう目の前はボス部屋だ。一緒にいくか?と誘ったのは野良の流れ。 即席で組むのも慣れている。]
(70) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[その時のボスはでかく、だが頭上に核があるゴーレムであった。 魔法を互いに使えぬのだから長期戦になるのは当然のことであった。承知のうえでしばらく戦った後]
空を駆けれるか?
[ふとした思い付きに、浮かぶほうも悪いが、乗るほうも悪いだろう。どっちが悪かったのかは知らない。ただ掴む。というスキルを味方につかい、投げるというスキルを味方につかい。本来ならばありえぬ高さへと飛翔をさせた]
一撃で仕留めろよ!!!
[高く飛翔する猫耳に囮になるように突っ込んでいった。 互いを信じ、委ね。役目を果たす。その時ぴたりと嵌った気がしたのだ。 あちらはどう思ったかわからない。だがギルドに誘われて、そのままギルドへと加入して相棒として過ごすことになっていった]
(71) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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―宿・広間―
ぐがっっっ!!
[左肩に痛みの灼熱が奔る。 ぶちりぶちりと音が聞こえ、惨たらしささえもリアルに血が溢れ肉が割け血が溢れる。 だが勢いは止まらず、込めた力は、人狼の腹>>62を貫いてもいた よろめくクシャをみながらも一瞬力が抜けかけるが、意識を白むような脳に喝をいれ]
…痛くなど…ない!!……システムなど…認めるか!!!
[痛覚フィルターも、死したものは消えるのもだ。クエストの報酬と失敗も、何もかも否定するように吼える。 思い切りメイスを引き抜く動作。同時に牙に引っかかってり、裂かれる寸前だった左腕がもげてクシャの口の中にそのままもっていかれる]
(72) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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おまえも…システムになど負けるな!!私の相棒だろうが!!!
[血肉の欲求にも、縛られた役割にも。そんな一致することなく、歪なまま終わるようなものが悲しい]
……今回は私の勝ちだ。これが終われば、私のほうが強かったとギルドに報告にいくぞ
[失血で霞む視界はクシャしか既に移さず他の声も聞こえない。ただ否定の先にある欲する未来を口にして、引き抜いた動作と同時に背筋を反らして思い切り振りかぶり、胴体めがけてメイスをフルスイングした]
(73) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[その細い首筋を撫で、ぎゅ、と抱きしめる。 きっと、否、確実に自分よりも痛く苦しかっただろう。]
……すみません。
[彼に対する様々な感情をこめて、謝罪の言葉を零した。
いつもしていたように、胸に顔を押し付けるように抱きしめている為、きっとトニーには表情は見えていないはずだ。 その髪に顔を埋め、目を閉じる。
仔狼のような姿をしているが、少年らしい――いつもと同じトニーの匂いだ。]
すみません。 パーフェクトな胸がなくなってしまったので、感触が。
[今度は常と同じ調子でもう一度謝罪の言葉を繰り返し、微笑む。]
(+21) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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――…仲間、選んだんじゃないのかよ。 なんで今更、そういう事言うかな。
[消えるのはいや、なんて。 そう思われるのは嬉しいはずなのに。 他を優先しながら、そんな事を言うグレッグに 心は複雑ないろあいとなってまとまらない。]
言い逃げは許さない。 ―――― いくな。
[後ろに引こうとする気配に、 利き手が、グレッグの手首へと伸ばされる。]
(74) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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[そんなチアキの様子>>67を見て、くすくすとシロガネは笑う。黙って様子を見るつもりだったのに、つい独り言をいいながら。 どうもシロガネは、独り言が多いようだ。]
その想いに、僕とマユミの分も加えておいてくれ。
(+22) 2014/06/06(Fri) 03時頃
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全く、兄妹揃って惚れてしまいそうだよ。チアキ。 そう思わないか、マユミ。
[楽しそうにくつくつと笑いながら、シロガネは額に手を当てた。]
(+23) 2014/06/06(Fri) 03時半頃
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[どう、答えればいいのかわからず 引こうと思った身体が 手首を掴まれて止まる。]
ーーー選んでねーよ、なにも 俺がーーー選ぶだなんて…………
[クシャミが保留にしてた答え 生きる方を選択しても 付き合えるかわからない、 と言ったのは確か昨日。] [命令形で言葉が降って、 後ろに引こうとした、身体が止まる。]
ーー…………
[自己価値が低いから 自分の気持ちの優先順位も低い。 だから、俺は止まって、そのまま唇を噛む]
(75) 2014/06/06(Fri) 03時半頃
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[相変わらず、虚ろに眼を向けてばかりいるマユミに。]
……本当に。 兄妹揃って、愚かよな。
[やれやれと、溜め息をつきながらそう呟いた。 相変わらず自己評価の低い兄をみながら。>>75
トニーを殺したのは、シロガネであると。 そうして生まれたはずの、シロガネだというのに。 まだ、マユミは自分を責め続けている。 というよりは、逃げているのだろう。 このまま一生、現実から逃げ続けてしまうのだろうか。 変な所で似ている兄妹だった。
そうなったら、僕がマユミとして生きることになるのか。 料理なんて出来る気がしないと――、先が思いやられた。]
(+24) 2014/06/06(Fri) 03時半頃
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[掴んだ手はグレッグの頬を拭ったと同じ。 動きが止まればチアキの顔に微かな安堵が浮かぶ。]
選んでないのか。 ――…サミュエルとして選べないなら グレッグとして選べばよかったのに。 理想、だったんだろ。
[話し方や、髪型や。 グレッグの変化は感じながらもそう言い遣り]
……選んで欲しかった、なんて。 まあ、俺の我儘だってわかってるけど。 選ばれないまま殺されかけたんじゃ 納得いかねーじゃん。
(76) 2014/06/06(Fri) 03時半頃
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[トニーには、グレッグと話したこと――クリア報酬を差し出しても良いと考えていること>>3:210は、トニーへ言うつもりはない。 そもそもできるかどうかも分かっていない。]
僕はね、トニー。 貴方のことが大好きですよ。
[ところでこの耳と尻尾はグレッグが着ていた着ぐるみ装備を同じようなこと>>1:102になるのだろうかと、触わるのを我慢してじっと見つめていた。**]
(+25) 2014/06/06(Fri) 03時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 03時半頃
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理想の答えがーーーわからなかった。 ーー皆が、笑える答えがわからなかった……
[軽く身じろぎすると乾き始めた ワンダの血が粉になって剥がれ落ちる。 けれど、チアキの手はそのまま手首に縫い止められ 前髪で目元を隠した俺はチアキの安堵に気がつかない。]
……消滅、じゃ、ないから、って
[それでも、どちらか勝敗を決したら 片方が消滅したら もう、会えなくなるから唇を噛み 会えて…………嬉しかった。]
(77) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/06/06(Fri) 04時頃
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そんなのわかんなくて当然だろ。 このクエストにはそんなもん用意されてねぇんだから。 ――…皆が笑える、の、皆には、 ちゃあんとグレッグも入れとけよ。
[入れないんだろうなぁ、なんて思いながら グレッグの手、掴んだ利き手に一度、僅かに力を込めた。 けれど、すぐに、解こうと思えば解けるゆるさとなり]
消滅じゃないけど。 痛いのはイヤだってば。
(78) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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― 回想 ―
[初心者の頃は、よくカリュクスと組んでいた。 だがレベル差のおかげで楽をする事が多く、死に戻ってリセットする甘え癖、ようはふんばらない癖がついてしまい、心を鬼にされて一人で頑張れされたのが、ようやくソロでも何とかなれるレベルになったころだった。
一人でふらふらしている時に、たまたま勧誘のあったギルドに入り込み、全然知らないネットの友人を作る事の楽しさを知る。 その当時は中堅クラスだったギルドは、ごく普通のそれだった。
ギルドのメンバーと組む事も多かったが、気楽なソロで走り回るのもわりと好きで、その時もまた一人で駆け回っていた。]
(79) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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おー…、パンツだ。
[あれモンスターかな、人間かな、と、咆哮に悩んでいたのはボス戦前。 パーティ推奨の場所で、本来はギルマスと一緒に来ていたのだが、悪いリアル嫁に呼ばれたとログアウトされ一人放置されてしまい、ボス一人で行けっかなーと、手持ちのアイテムと相談していた時だった。
ブーメランパンツが華々しいなーとか、どうでもいい感想を思い浮かべながら、だがその相手がこちらに来ると、ちょっと慌てた。]
(80) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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ああごめん、なんかあんたすげーなーと思って。
え、一緒に? …正直助かる。双剣士ってほら紙防御だからさー。
[一緒に来てた奴が急用で落ちて、などいくつか雑談を取り交わした後で、PT申請を受理して仲間入りした。]
クシャミだ。よろしく! そっちはトルニトス?おう、よろしくなー。
[そういえば初めはきちんと名前で呼んでいた。]
(81) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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んでボス、どーする?
[ギルマスと一緒の時は、陽動をするのが自分の役目、ではあるのだが。物理系×2だとゴリ押しのが早いかなーとか思っていた矢先の提案に、きょとんと瞬く。]
空を?
………そりゃー、空走れるなら走ってみたいけど
[と言った後に返って来た提案に、大いに笑った。]
ぶはははは、いーねそれ!やるやる!
[思えば占い師として出てきたときも、だいたいこんな感じだった。勢いとノリ重視。そのあたりはこちらも変わりがない。]
(82) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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おーっす、タイミングずれたらもっかいな!
[一度で合うとか思ってなかった。 だから、何回か試して、それで成功すればいいと思って、
空高く飛んだ。
それは奇妙な昂揚感に包まれれながら。]
おおっ!
[一撃でとの声に楽しげに応えながら、今度はこちらのスキルを使い、空を蹴り狙いをゴーレムの核に定めて――――。]
(83) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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あー おっもしろかった! あんな飛んだの初めてだ! いいね、またやりてー。
なぁフレンド登録していい? あとギルド入ってる?まだだったらウチこいよ!
[身が軽いのは若さ故か。 色物相手に躊躇せず、そんな風に誘った。
ようやく嫁から解放されて戻って来たギルマスが、驚いたり難色示したりしたのを説得したりとかしたのはまた別の話*]
(84) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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― 宿・広間 ―
ぐ、 ぁ………
[腹を突いた一撃に、食いちぎった腕がどさりと床に落ちた。 引き抜かれたメイスに、腹から一気に血が流れて落ちた。 穴の開いた腹の周辺に、焼けつくような熱が生まれてよろめき片膝をつく。
痛い痛い。ああやっぱり紙防御だとか思いながら、 片腕を失いながらも立ったままのトルニトスを下から見上げた。]
…………… はっ
[素早く立ち上がれそうな気はしたが、そうはしなかった。]
(85) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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あー… まけ たか
まけんの か おれ
[報告の事を言われると、極残念そうに。 それから、何度か瞬きながら、 いくつかの言葉をグレッグに落とした。 主に、わるいとか、そういう言葉を。]
(86) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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[渇き始めた血。 ワンダであったアバターもシロガネのように光となって消えるのだろう。 現実の彼を重ねてしまいそうだった。 きっとその瞬間をみたら、泣いてしまうと思う。 だって、ワンダは大事な友人で失いたくないと思っていたから。
泣く姿なんて誰にもみせたくないと思う。]
――……。
[悲しませてごめん、なんて、グレッグが謝るせいだ。 泣いたらまたそんな風に思わせそうで 謝られるのもいやで、その瞬間を見る事は出来ない。]
(87) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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…とるに、あのさ おれ
やりたいことが あって おれ 自分の 店が ほしくて
[フルスイングの構えをするトルニトスの事をぼんやり見ながら、口から出てくるのは親にしか伝えてなかった夢。]
(88) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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カフェ とか そういうの
バリアフリーの したら
もうちょっとおもて 出てくるかな って
車いすだから ねーちゃん
ずっと部屋に とじこもりで
[ごほりと咳き込むと、血の味がしたが、それを甘いと感じる事はなく、自分の物だからかシステムから放逐されようとしているのかは解らなかったが、それが少し嬉しかった。]
(89) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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それでも……”グレッグ”は …………それ、が欲しかった
[自分を勘定に入れないのを チアキの内心で見透かされているのも知らず ……剣を握り慣れた手の感触が一瞬強くなる 俺はそれに一度身をすくめたが 戻る様子に、微か顔を振って できた前髪の隙間からそっとチアキの様子を伺った。]
…………ごめん…………
[痛いのは、当然といえば当然で 俺は視線を掴まれている手に落として さらにその視界の先、膝の上布の下 淡く光り始めたのに気がつく。]
…………っ
[そのことに、俺は*息を飲んだ。*]
(90) 2014/06/06(Fri) 04時頃
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