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>>77
そっか……。 オスカーはヴェスと「同じ」なのかな? それで、大分意味が違うけど……。
[病による死は予想できたけれど 更に殺害される人物が現れるのは予想外だった様子で瞬く。 葬儀の準備の為に屋敷に途中で足を止めさせるのも悪いので自分も共に屋敷へ歩き始めた。]
(79) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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受付 アイリスは、ベンチの上にごろりと横になって空を見つめている
2010/07/08(Thu) 23時頃
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─…死んだら、それまで…なんだ。
[桶にたまった水を流して、もう一度汲み直し。
そういえばこのスカート、裾縫い直さなきゃなぁ、などとぼんやり思いながら溜まっていく水をただ見つめていて。]
(80) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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>>76
私は通りがかり。 3人は葬儀の準備だね……。
そっちはどうしたの? 「ひとり」、で……。
[訝しげに問いかけてくる彼に簡素に返答を返す。]
(81) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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― アレヴィ家 ―
ん。
[てきぱきと用意される道具を受け取り、言われるまま手を清めていれば、作業着を差し出され。 幾度と無く響いた怒声を、聞き飽きただろう水場を指差されれば、頷き]
……少し、妙な感じだ。
[いつもは、この家に来る時は、自分が面倒を見る側で。 用意されるのが、何だか可笑しく、着慣れぬ衣服をしげしげ見つめながら、少し笑い。
ミッシェルが出て行けば着替えをするものの。 肩がずり落ちて長すぎる袖を、ぱたぱたと目の前で振ってみて、何だかな、という表情。 ウエストは紐で締め上げたものの、ズボンもぶかぶかで、いたたまれない]
(82) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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[しかし洗い終わるまでの格好だし と。 折り曲げてもずり落ちてきてしまうズボンに、不規則な布擦れを訴えさせながら、示されたほうへ向かうと]
おい、 ?
[水面を見つめたまま、ぼうっとしているミッシェルの横から。 溢れそうな水を止めようと、手を伸ばした]
(83) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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――
[ラドルフの言葉を聞き、虚空に視線を移す。 長い時間を掛けて、男は呟いた]
あの娘は、最期まで祈りを欠かさなかった。 けれど僕は――
[く、と唇を歪める]
そういうことなのかもしれないな?
僕は死んだのか……よく分からなくなる。 第二の生を受けたのではないか。 そんな気すらしてくる。
(+6) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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─…あ、セシ兄? って、あ。
[声をかけられると、ようやく気付いたようにはっとして。 伸ばされた手に止められると、ごめん、と謝ってセシルの方を見て、その格好に思わずふふ、と笑みを零して。]
やっぱりおっきかったね。
[そんなことを言って、首をかしげ。 着てたのちょうだい?と手を伸ばした。]
(84) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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>>79 そう、らしいわね……。
[二人を手にかけたのは己で。 同じ――、でも同時に同じでも無くて――。
ヴェスパタインに向けられたのと、オスカーに向けられたもの。その根底に在るものは、同じかも知れないけれど。
サイラスと、ヴェスパタインの名前に浮かぶ情景。]
そう、アイリスさんが――…。 [気付いたように、墓場でヴェスを探していたアイリスと出会い、直ぐに別れた事。アイリスに僅かに不安を感じた事をサイラスに告げる。]
(85) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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そう、か。
[ラルフが逝った事を耳にすると少し目を伏せて。 何か手伝える事はあるかと尋ねようとしたが。]
―――…っ、オスカーが?
[言い淀むコリーンの様子に、ひやりと背中が冷えた気がした。 ペラジー>>81に問われ、答えようとしたが。 彼女の口から零れた言葉>>79に目を細める。]
ヴェスと「同じ」…? おい、どういう意味だよそれ。
[ヴェスの死を未だ知らぬ男。 面々から回答はあったか。 どちらにせよ、男は共に屋敷に行く事はせず。 顔を顰めて駆け出した。]
(86) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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…そっか。
[隣に腰掛け、見上げるステンドグラスはまばゆい極彩色。]
死んだら、何もかも終わって無くなっちゃうんだって思ってたけど、 案外…違うんだね。
(+7) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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―道すがら―
[グロリアの屋敷に向かっていると、 サイラスとペラジーが何があったとたずねてきた。]
ヴェスは死んだだよ。 そして、ラルフも死んだだよ。
[答えられる部分は答えた。]
オスカーも、だっぺが…。
(87) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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>>86 ヴェスと同じく首元をさっくり? 病気で滅びようとしている村で人を殺して回ってる奴が居るといるみたい。
自警団員も少なくなってるし、あまりやる気も感じられないから病死する前に殺されたくないなら気をつけてね。
[かけ出してゆく彼に暢気手を振って見送った]
(88) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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……鍛えてる筋肉が違うんだ。
[笑われれば、少しむくれたような表情で目を逸らし。 所々に赤がうつった程度の服を、差し出された手に載せれば]
…… 、
[空いた手は、一緒に渡されていたタオルを手にし。 ろくに乾かされていない髪を、わしわし拭いた]
(89) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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墓堀 ギリアンは、コリーン、サイラス、ペラの話を聴きながら、目的地へ。
2010/07/08(Thu) 23時半頃
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お義父さん体おっきかったから。 セシ兄が着てぶっかぶかなのは当たり前じゃない。
って、わっ!?
[珍しく子供みたいな顔を見せるセシルに首を傾げながら、笑って服を受け取ると。 急にタオルで髪を拭かれ、驚いて声をあげ。 タオルごしに恨めしげな視線を向けた。]
ちょ、もっと優しく拭いてくれてもいいんじゃないの?
(90) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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>>85 >>87
ほっといても死んじゃうのに、なんでワザワザ殺すのかな。 確実に殺したいかのように……。 恨みかな? それとも殺人が好きとかそんな人が居て、この機会を利用してるのかな。
どう、思う?
[道すがら3人の横顔を覗き見るようにして問う。 思い出すのは、今不安げに揺れる翠とは対照的な血のような紅を見せた彼女だった。]
(91) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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[ペラジー>>88の言葉に、眸が昏く翳るも。 顔を顰め駆け出すサイラスには]
アイリスさん、を探してあげて。
[強く、声を掛けて見送った]
(92) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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そうだな……
何の罰だ? こうして滅びを突き付けられて。
その後は?
[大きな手で顔を覆う。大きく、息を吐いた]
――ふ。 僕らはずっとこのままか?
(+8) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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――……ここ、は。
[ゆっくりと、意識が覚醒していくのを感じる。 開いた視界に映るのは、いつも通りな村の風景。]
いや、いつもどおり、ではないか。
[異様なまでに静まり返った景色。 全てが止まったかのように、何一つ物音もない。]
――……。
[無言で、喉元に手を遣る。]
そうか。死ぬってのは、こんなもんか。
[ふと、空を見上げる。 雲は動くことなく空に浮かんでいた。]
(+9) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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っの、馬鹿どこにいんだよ―――!
[言われなくても、とコリーン>>92へ返し、挨拶もそこそこに駆け出すと、手当たり次第に妹が居そうな場所を当たっていく。 コリーンの話>>85も気がかりだが、ペラジーの話>>88が耳について離れない。 一番あってほしくない事ばかりが頭の中を回る。
ここでもない、ここも違う、と幾つか巡った頃。]
は…、… はぁ… は…っ
―――――ッ!?おい!
[広場のベンチに横たわる妹の姿を見つけ、大きな声で呼びかけながら妹へと近寄った。]
(93) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 23時半頃
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[宙に向かって伸ばした手をわきわきと握ったり広げたり]
……やっぱ鈍くなってくるな。 まあ、当たり前か。
[少しずつ、握る力も押し広げる力も弱くなってきていた]
ここで動けなくなったら、鳥に食われたりとかすんのかな。
(94) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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受付 アイリスは、薬屋 サイラスの声に気づいて上半身を起こした。よっこらせ。
2010/07/08(Thu) 23時半頃
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………んなこと分かってる。
[事も無げにそう言って、首を傾げてみせるミッシェルに、更に不本意な表情を示す。 これで、20もとうに過ぎた大の男が、まるきり子供のような状態になっている不本意さを説明しようものなら。 更に、分からないというような表情をされるか、笑われるかだろうから。
無言で、わしわしわし、と手を緩めぬまま、髪を拭きあげてしまい]
優しくされたかったら、優しくしとけ。 丁寧に扱われてる髪だったら、おれだって相応に扱うさ。
[十分に湿気ったタオルを、ぽふりと畳んで、洗い物だろう横へ置いた]
(95) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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>>91 この村に、殺人が好きな人なんて居ないわ。
[強く、頭を振って] 殺されたヴェスパタインさんは、――。 ピッパさんのことを、呪われたと村で噂していたみたいね……。 その怨みであんな事をする、かしら?
[覗き見るようなその眼差しを、確りと見詰め返し。]
(96) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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どうなんだろうね… 善い行いをした人は、神の国に迎え入れられるのかな?
どうせ、僕は…行けないんだろうけどね。 [俯いて、薄い笑みは諦観。]
(+10) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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おま、…何…やって 、だよ…
[息を切らせ、肩を揺らしながら妹を見る。 むくりと起き上がった姿には心底ほっとした。 額の汗を拭うと、呼吸を整えながら。]
……おら。帰んぞ。
[簡素にそれだけ一言。]
(97) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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そう?
[変わらず不本意そうな表情のセシルを見てきょとんとするも、それ以上は言わず。 結局変わらぬ強さで髪を拭かれると、む〜…と見上げたものの、ありがとう、と礼は言って。]
─…丁寧に扱ったって、見て欲しい人に見てもらえなきゃ意味ないじゃない。
[そう、小さく呟いた。]
(98) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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[そのまま無言でセシルの服を洗い始め。
しばらくは水音しかさせていなかったが、不意に。]
ねぇ、セシ兄?
昼間聞いたこと、覚えてる?
[傍にいたい人、いて欲しい人は、いるかと聞いたことを。 顔は向けぬまま、そう問いかけて。]
セシ兄が、傍にいたい…居て欲しいって思う人は、誰?
(99) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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─…私が、傍にいてほしいのは…
傍に、いたいのは。
[問いかけたものの、返事をきくのは怖くて。
答えを待たずに、言葉を続けた。]
─…セシ兄、だよ。
(100) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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何って、ヴェス探しにきたんだよ。 …ひと足遅かったっぽいけどさ
[あらよっと、と勢いをつけてベンチから離れる。 とっとっ、とよろめいたような、サイラスの胸に倒れ込んだような。 よりかかり、彼の上着を掴んで背に腕を回した]
いい天気だからさ、空も見てたんだよ アイツもいるのかと思って。
(101) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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飾り職 ミッシェルは、水桶から視線を外さぬまま、洗う手も止めぬまま呟いて。
2010/07/08(Thu) 23時半頃
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>>96
そうだったら良いと思う。 殺人好きが居ないにしても同じ手段で殺されたヒトが居るのはかわりない……困った、ね。
ヴェスはそんな事を言ってたんだ。
[初耳なのか意外そうに瞬いた]
ピッパ? 彼女は……思い出を抱いて死を待ってるような人に見えるよ。 それが理由ならソフィアの方がまだ可能性がありそう。
他は……何かないのかな?
[見つめ返されれば逃れるように視線は地面に落ちる。 少ない情報で色々と考えながら不穏当な事を淡々と呟いた。]
(102) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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僕も罪深いってことか。
――それであの娘が救われたのなら、まだ救いがあるさ。
[自嘲の笑みを浮かべ、口角をつり上げる]
ここは教会だから…… 懺悔すればきいてくれるかも知れないな?
手遅れかも知れないが。
(+11) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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