人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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【人】 修道士 ムパムピス

―う…あぁぁぁ…ッ…!!

[不意に刃が脇腹を抉り、灼けるような痛みに声が出る。
そこが、先ほど自分が吸血鬼を傷つけたのと同じ場所であるとは気付かない。
痛みで意識を持って行かれそうになるのを懸命に堪えた。]

(47) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 修道士 ムパムピス


「そら。約束だ。」
 
「飲むがいい。」

[刃が抜かれ、苦しげに息を吐くと、
吸血鬼は自らの手を切り裂いた所だった。>>40
鮮やかだが、どこか昏い血の赤が逞しい腕に不吉な色を添えていた。]

(48) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

…そっか。

[ラルフの死に、寂しげに笑んで言葉を返す。
 手にしたレイピアが僅かに重く感じられた]

……なら、あとはジェフリーだけだな。

[彼が此処に向かっていることは知らない。
 だが彼もまた、主の殲滅の対象となるのだろうと]

(49) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 13時半頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 13時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

── 大広間 ──

[最後の舞台、最後の刻へと向かう前に、ヒューは生ける者たちが去って静寂の落ちた大広間に炎がこれ以上、燃え広がらないよう手を打っておく。
 竜牙兵はこういった役には立たないし、左手はいまだ使い物にならないままだ。
 それでもヒューは一人で黙々と作業に勤しんだ。

 少しだけ、ひとりの時間が欲しかった。]

(50) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ここでだ。

[許しを請い憐れみを誘うような濡れた眼に
微笑みとともに命じる。]

 オレと二人きりになりたいというわけでもないだろう?

 ―――餌のことなど気にするな。
 そら、もったいないだろうが。

[重ねて言い、赤の滴る腕を揺らして誘う。]

(51) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[聖なる武器に身体を灼かれて自分が闇の眷属と化したのだと自覚してから、変容した感覚のあれこれも理解しはじめている。
 闇に馴染み、人を狩るために与えられた力であると。
 この先、人の血を糧に生きてゆくのだと。

 いま、吸血の衝動が押さえられているのは、ひとえにヒューにとって血が「クラリッサ復活のために捧げられるべきものである」であるからに過ぎない。
 その目的のためなら、自らの渇きなど棚上げにできた。


 不眠の努力にも似て、その抑圧は錯乱の可能性を秘めた危ういものであったが、張りつめた弦は今はまだ一途に清冽な音を響かせる。]

(52) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[クラリッサを甦らせるために、血と命を奉納した、そのことに悔いはない。
 ヘクターに騙されているとも思わない。
 彼は自分の傷を癒すのに、ヒューの血を使わなかった。


 クラリッサを「娘」と呼び、想う、その一点において彼は同志。
 裏切られることはないと信ずる。]

(53) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 呪いを振りまく、だと?

[さらに言葉を並べる修道士へは
嘲りの笑みとともに、剣を横に払う。

胸に刻まれる、横一文字の赤い線。
先の傷と合わせれば、まるで十字架のよう。

薄く裂かれた肌から、ぷつりぷつりと赤い珠が浮かぶ。]

 下らんことを言うな。

(54) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[わずかに闇の蠢く気配に振り返れば、いつの間にかラルフの傍らに亡骸が増えていた。
 銀の髪の魔導士、それと、眼鏡の学者。

 いずれも生かしては返さぬと決めた相手。
 今、こうしてそれが叶ってもクラリッサの居ない寂寥は消えず。]


  …まだ終わってはいない。


[信仰厚き修道士は先代が連れ去り、守護を誓った金髪の剣士はそれを追った。
 残るは──、

 わずかに目を細める。]

(55) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 食事をし、仲間を増やしているだけだ。
 貴様らとて、していることだろう。

[とすり、と剣を突き下ろして修道士の左腿を薄く抉り、]

 ――― これは、趣味だがな。

[愉悦に目を細めた**]

(56) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【墓】 掃除夫 ラルフ

―回想:地下聖堂―

[エリアスの姿>>4:+0を見れば、ふと視線を落とす。]

 そうですか、貴方も……。

[寂しげな笑顔を浮かべながら、新たなる客人に軽く会釈を。
二人の言葉>>+2>>+3を聞けば、物憂げに視線を彷徨わせた。]

 こうして、ここに居るからには……。
 僕も、神の御元に招かざる立場という事なのでしょうね。

[疑いがあったとはいえ、無抵抗の女性を手にかけ。
そうして、追われる身となって生を終えた。
最後に相対したのは愛する主を失い復讐鬼となった男であったが。
不思議と、その男の生き様を羨ましくも思うのだった。]

(+9) 2012/05/03(Thu) 14時頃

【墓】 掃除夫 ラルフ

[死にたくなかった…という言葉を聞けば>>4:+4
切なげに目を細める。
だが、アヴァロン伯の言葉>>4:+5には、僅かに顔を青ざめさせた。]

 闇に属する者としての生とは……。

[それはつまり。
自分達が対峙してきた、吸血鬼と同等の存在になるという事。
心の中で、恐怖と反発とがせめぎ合う。

だが、鏡に映る友人――ドナルドの姿を目にすれば……。]

 …………新たなる、生……?

[自身の持つ道徳心は拭いきれず。
かといって、新たなる生を受けた仲間を否定する事も出来ず。
どうしていいかわからず、ただ呆然と鏡を眺めるのだった。]

(+10) 2012/05/03(Thu) 14時頃

【墓】 掃除夫 ラルフ

―現在:地下聖堂―

 …………あぁ、貴方まで……。

[レオナルドの姿>>+7を見れば、悲しげに目を伏せる。
右手で顔を覆って俯く様を見れば、視線を外し。
かける言葉も見つからず、深く、息を吐くのだった。]

 他の皆は、無事なのでしょうか…。
 誰か一人でも、無事で居てくれれば……。

[一縷の望みをもって、再び大鏡へと目を向けるのだった。**]

(+11) 2012/05/03(Thu) 14時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[予想通りの言葉に、唇を噛む]

…っ。
誰がアンタなんかと…っ

[ふたりきりに、という言葉に
 反発する様に言い返したが
 
 誘うように差し出された紅に
 息を吸い、黙り込む]

(57) 2012/05/03(Thu) 14時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

…、…。……

[男が腕をゆらすたび、
 ゆっくりと滴り落ちる鮮血。
 
 ――くらりと眩暈がする様な気がして
 その甘い匂いのする腕に、指をかけた]

(58) 2012/05/03(Thu) 14時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[聖堂に収められたるは吸血鬼の灰。
朽ちることなき其れは女が蘇るに必要なモノ。

どちらか選べぬ様子のラルフを見遣り
少しだけ困ったような笑みを浮かべる]


闇に生きるか
このまま朽ち果てるか
選ぶのは貴方自身

――…けれど時間は限られる
余り時間が経ち過ぎては蘇る術は失われるかと

(+12) 2012/05/03(Thu) 14時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

ジェフリー様…
[ドナルドの告げる名前に、心が酷く痛む。
自分が連れて行かれる時、最後に見た彼の姿は、こちらを見て、追い掛けようとしているものだった。>>16

[責任感の強いジェフリー。
死者の名誉すら尊重しようとしていた誇り高い男が命を優先し、逃げ延びてくれるとも思えない。]

(ついていくと言ったのは、
   守ってくれると言われたからではありません。)

(ここで、死なせたくなかったから。)

(…私なら、いつ神の御許に呼ばれようとも覚悟はできているから。)

(だから逃げて…下さい。彼らを倒す為にも…)


[嘲る言葉と共に胸に新たな傷がつく>>54
吸血鬼は、自分という生贄の羊を手に入れ、明らかに楽しんでいるのが伝わってくる。
それでも、痛みと恐怖を抑え込み、信じる神に金の髪の剣士の無事を願った。]

(59) 2012/05/03(Thu) 14時半頃

ムパムピスは、ヘクターに話の続きを促した。

2012/05/03(Thu) 14時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

……っは、…、…

[喉を上る吐息が、その腕を擽る。

 確かめるように舌を這わせ、
 流れる赤をざらりと舐め上げる。]
 
……っ、ん、……――ッ、…

[ぐらぐらと頭が回った。

 立っていられなくなり
 よろける足を踏みしめる。

 とん、と男の胸に腕に覆いかぶさる頭がぶつかり、
 縋りつくようにして夢中で傷口を辿る]

(60) 2012/05/03(Thu) 14時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

― 3階・画廊 ―

[3階まで上がりきったところで、息をつく。
最初こそ勢い良く駆け上がったものの、
ヒューとの戦闘で痛めた肩が響いて
額にはじんわりと脂汗が浮いている

レオナルドから貰った薬――
頭には浮かんでいるが果たして今飲むべきなのだろうか。

連続しての服用は副作用が強すぎて出来ないというなら
もっと状態が悪くなった時に飲むほうがいいのだろうか。

だが――

こうしているうちにも間に合わないかもしれない。

決断をすると、青いほうの薬の封を切って飲み干して、
更に上を目指す]

(61) 2012/05/03(Thu) 14時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 14時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[つくられたばかりの長い犬歯が現れ、
 どろりとした其れを
 更に啜り上げようと突き立てられた。

 もう、修道士の事は脳裏になかった。
 急激に満たされる飢え。

 常に己の中を染上げていた其れが
 ひとつずつ霧消していく。

 口中を塞ぐねっとりとした濃密な闇。
 ……甘く濃い、薔薇色の水。

 爛れ削られた腕の痛みが徐々に失せてゆき 
 ――ゆっくりと、元の膚のカタチを取り戻していく]

(62) 2012/05/03(Thu) 14時半頃

ドナルドは、ムパムピスに話の続きを促した。

2012/05/03(Thu) 14時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

違う…!
お前たちとは違う…ッ…

[ドナルドが獣のように男の血を啜る姿が見える>>60
吸血鬼の眷属とされた者の…呪いを受けた末路の姿。
見知った仲間の変貌ぶりに、直視できず目を背ける。]

――…ぐぁ…っ…

[左足に鋭い痛み。
悲鳴を堪えようとするが耐え切れずにくぐもった声が漏れた。]

(63) 2012/05/03(Thu) 15時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[エリアスを一度見詰め
女は自らの力が届いたか否か確かめるような素振りをみせ
ゆら、と立ち上がる。

ふと誰かに呼ばれたような気がして
聖堂の中央で仄暗い天井を見上げた**]

(+13) 2012/05/03(Thu) 15時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[ドナルドの指が腕に触れ
乾いた唇が傷口に触れる。
急き立てられるような吐息が、熱を錯覚させる。

 舌が這い、赤が啜られる。
 微かに耳を打つ水音。流出する、命。

凭れ掛かってきた頭を支え、
肩を抱くように手を回して、"子供"の思うままにさせる。
変わらぬ傲岸な表情の中、僅かに混ざるのは
幼子が乳を吸うのを見守る母のごとく、
満ち足りた微笑み。]

(64) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ……、――――。

[牙が食い込めば小さく眉を動かしたが、
止めるようなことはせず、求めるに任せる。

己の闇が子の体に満ち、
さらなる変異を、新たな力をもたらすさまを
静かに見守った。]

(65) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ――― 同じだろうが。

[修道士に視線を向けぬまま、
悲痛な声を、嘲笑ってやる。]

 命を、狩って、喰らう。
 子に、情を、注ぐ。
 ………変わらんさ。

[初めての血に酔い、夢中で啜る子の髪を撫で、
見せつけるように、修道士へと体を向ける。]

 ほら、見ろ。
 可愛いもんだろ?

(66) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 
 心配すんな。
 いずれ、貴様もこうなる。


[さらりと、宣告した**]

(67) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 捜査官 ジェフ

― 本館・屋上 ―

 ムパムピス!
 大丈夫か!

[その名を叫びながら、屋上へと姿をあらわした。
その視界に入るのは、
影と呼ばれる得体のしれない闇に身体を抑えこまれ
倒れ伏すムパムピスと、
その傍らで、一心不乱にヘクターの腕にくちづけている
ドナルドの姿]

 ドナ……ルド?

[掠れた声を発した。
目の前で行われている光景が
すぐには飲み込めなくて――]

(68) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[やがてその行為の意味を悟ると
剣を右上段に構え、ドナルドの首の付根をめがけて走りだした]

 この……野郎……!

[悪魔のような行為への嫌悪だったのか、
かつて人間だった彼が、魔物になってしまった同情ゆえか

恐らくどちらも正解なのだろう]

(69) 2012/05/03(Thu) 16時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 16時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[不意に、火の中の木材が乾いた音をたてて爆ぜ、ヒューの意識を闇の中から呼び戻す。]


 …誰も 戻れはしない。


[燃え残ったテーブルから飾花をとると、並んだ亡骸へと放った。
 清楚な白い百合の花から金の花粉が散る。]

(70) 2012/05/03(Thu) 16時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

……っ、…、…

[ぴちゃぴちゃと獣の様に舌を使い、
 こぼれおちた血液を愛おしそうに嘗め上げる。

 …髪を撫でる掌にぞくりと身を震わせ、
男が誰に声をかけているかに漸く気づいく。]

…ぁ、…。……

[荒い息に胸を波打たせ、のろのろと濡れた瞳を上げた。

──のぞきこむ男の眼に、
ひとつだけの昏い紅がとろりとした甘さをもってあわされた]

(71) 2012/05/03(Thu) 17時半頃

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