78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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…………おい。
[視線が、何もない空間に向けられていたから、その言葉は誰に向けられた者かは伝わらない]
……おい、お前だ、そこの小僧。
お前の、その『匂い』はどうした。
[苛々と言うべきか、実に怪訝そうな表情で。 ヴェラが振り向いた相手は、銀髪を靡かせた、光一だった]
(590) 2012/01/30(Mon) 17時半頃
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その黎《クロ》と死の匂いはどうしたと言っている。
(592) 2012/01/30(Mon) 17時半頃
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[何故か、と言う理由は思い至らない。 だが、女にはハッキリと。黎《クロ》と死の匂いを、光一から感じ取っていたのだ。 暫くは訝しげな視線を送っていたが、やがて面白そうに口端を釣りあげ]
……面白い。
その素養、芽生えもせず摘まれるには惜しい。 あの夫婦なら、少しは良い方法を知っているだろう。
[笑みを隠さないまま、再び無機質な漆黒の仮面を女は被る。 そして、光一の腕を取り、彼を図書館の外へと連れて行こうとするだろう]
オスカー。 お前も一緒に来ると良い。
素敵な場所に招待してやろう。
(594) 2012/01/30(Mon) 17時半頃
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[くんくんと腕を引く少年の匂いを嗅ぐ少女を止める事は別にしない]
誘拐罪とは失礼だな。 私にいたいけな少年を拉致監禁する趣味でもあると思ったか?
[暫しの別れと言うには、随分とあっさりとした物。 傍ら、連れて行く気は無いらしい良平はどの様な反応を見せただろうか]
心配するな。
廻り遭えと命じられているのならば世界の果てまで逃げようが廻り遭う。 それが運命≪Lachisis≫の常識だ。
[去り際にそんな言葉を告げるだけ告げて。 光一の腕を引いた仮面の女は、図書館から出て行こうとする**]
(596) 2012/01/30(Mon) 18時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/01/30(Mon) 18時頃
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― イェル=ゥラ自治区 図書館外 ―
[図書館の外。どうやら生身の人間に戻った死体が累々と散らかっているだけだ。 横たわる物言わぬ生身の死体を前に、女から見ればまだまだ子供でしかない少年二人はどの様な反応を見せるか]
まず、誰の邪魔も入らない所に行くぞ。 邪魔の入らない、静かな場所に。
……の、前に。 オスカー。
(608) 2012/01/30(Mon) 22時頃
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[胸に置いた左腕で、握り拳を作る。 一瞬、拳の中から、恐ろしくも濃密な漆黒の霧が]
[ パァン ]
[一転。漆黒は同じ黒ながらも清涼な黒鋼の光として弾ける。 そこに現れたのは、例の黒鋼のガントレット]
壊すなよ? 私そのものだ。恭しく丁重に扱え。
[無造作に一対のガントレットを投げ渡す。 ただひとつだけ。 甲の部分にはめ込まれた、透明な宝玉だけが存在しない事に気付くだろう]
(609) 2012/01/30(Mon) 22時頃
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私の魂のごく一部を形にした物だ。
言っておくが。 力は何もないぞ。
[飽くまでガントレットは、ただ壊れないだけ。 先程、少年と同化した時の様な力の向上は期待するな、と]
さて、道すがら聴かせて貰おうか。
小僧、コウイチとか言ったか。 さっきの意味の解らない発言はどういう事だ?
[意味の解らない発言。 勿論、初見では事情の分からない反応>>598なのだが。 それを説明しろ、と苦しい要求を突き付ける]
(619) 2012/01/30(Mon) 22時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/01/30(Mon) 23時半頃
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うん。不可能ではない。
[応えながら>>625。 丁度良い、裏路地の中でも開けた場所が]
魂からその身を異質物質に変じさせる。 有り体に言えば、それが私やあの娘の力だ。
尤も。 一部だけを削るのは、疲労が激しい。 出力も弱い。 普通は誰もやらん。
[逆に言えば、幻想ノ刃≪パンタシア≫のあの少女。 それに、もう一人の青年の方も、同じ芸当は可能である事を示唆しているが。
立ち止まり、辺りを見回し、頷く]
(642) 2012/01/30(Mon) 23時半頃
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……は? 堕天使?
冗談も大概にしろ。 記憶とは即ち力の源泉だ。
死神にせよ堕天使にせよ、記憶があるのに力が薄れる? そもそもが論理破綻してる。
[俯き気味に笑みを浮かべているのは良いが>>641。 まるで、"本物"を知っているかの様な口振りで突き付ける。 精一杯の曖昧さも誤魔化しも通用しない]
嘘を言っているのか。 そうでなければ、妄想……
…………。
(648) 2012/01/30(Mon) 23時半頃
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……妄想………だと……?
[間違えようも無く、妄想。 それは、ごく当然の事実であるのに]
いや、まさか。 しかし……
[仮面の下の表情は窺えないが。 しかし、真剣で、そして深刻な声色が、光一に注がれ]
(649) 2012/01/30(Mon) 23時半頃
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――そうかっ! ≪L.O.S.T≫なのか!!
(650) 2012/01/30(Mon) 23時半頃
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≪L.O.S.T≫ならば話が早い!
嗚呼、運命≪Lachisis≫。 運命とはこれほどに安っぽい物だったか。
遥か昔に死に絶えた。 ≪L.O.S.T≫の使い手までもが現れる。
[興奮した様な。それとも、愕然としているのか。 仮面の下からは、手放しの賞賛の様な言葉が向けられる]
――――逸材だ。
(652) 2012/01/31(Tue) 00時頃
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古の神の技術、≪L.O.S.T≫。
Longs...Obtain...Storm...Tyche...
繋げて読めば、『憧れを得る星命の渦』だ。
[眉を寄せる二人>>660.>>667の反応に構う様子はなく。 しかし、上機嫌、そして饒舌な様子で、仮面の下からは言葉が溢れる]
(675) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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星命《テュケー》とは、人の命そのもの。
人の体内で消費される極微細な星命《テュケー》は、星命力《テュケイリア》に変換される。 そして、その星命力《テュケイリア》が生命力《ミライ》を紡ぐからこそ、人は生きられる。
つまり、寿命が無くなると言う事は、星命《テュケー》が尽きると同義。 この辺りは、詳しい学者なら知っている範疇だ。
(676) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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………だが想いは人を成長させる。
大人になりたい。 格好よくありたい。 可愛い娘にもてたい。
お前達思春期のガキなら一度はもった想いだろう?
それらは、心から星命《テュケー》に変えて願うと、星命力《テュケイリア》となり、己の望む生命力《ミライ》を形作る。 しかし、大抵は、余りにも弱い力で、効果など皆無だが。
(677) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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だが、普通の人間を凌駕する程の強い願望を籠めていたら?
妄想の様な夢物語でさえも。 まるで、妄執の様に、妄念の様に、強く。 そう、人一人が持てる星命《テュケー》をすぐに使い果たす程強い願望があれば?
星命力《テュケイリア》として変換された強烈な未来は星をも動かす力に。 そう、星動力《イリア・コトン》と成る。
星動力《イリア・コトン》は新たなる星命《テュケー》を宿し、また新たなる星命力《テュケイリア》で星動力《イリア・コトン》を生み出す。
(678) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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そう。ただの人間の魂が、星命流動《テュケイ・ストーム》が巻き起こすのだ。
終わりの無い力の円環。 星をも動かす妄想の力がやがては妄念を真実とする。
それは最早、"進化"以外の呼び名を持たない!
故にこそ、常人には決して扱えない!
(680) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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遥か過去に使い手の絶えた、失われし神の技術≪-L.O.S.T-≫だ!
[常人よりも強く、願望に近い強さを孕んだ、彼等の"妄想"が。 本人すら知らない星命流動《テュケイ・ストーム》を引き起こし。 彼等は、"本物"へと近づく、種を手にしていたのだ。
そして、それは、勿論。 光一と共に、同じ"妄想"を、同じ程の強さで持つ。
堕天使を願った者《良平》もまた――]
(682) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/01/31(Tue) 00時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/01/31(Tue) 01時頃
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[説明を受けて、脳に理解が追い付いていない様子のオスカー>>689と対象に。 当の本人の反応には、呆れ一周して感嘆する]
≪L.O.S.T≫は飽くまで切欠にすぎん。
だからこそだ。 これからお前達を、私の知人の元に連れて行く。
効率の良い成長の仕方もそこで学べるだろう。
[然し、向かうその知人の元では。 とてもそんな状況では無かった>>659>>666事等、知る由もない]
(702) 2012/01/31(Tue) 01時頃
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さて。 想定外の事でまた時間を食ってしまったな。
[改めて、辺りを見回す。 微かに開けた、自治区の裏路地。 万に一つも、一般人に姿を目撃されることは、今の状況からしてもあり得ないだろう]
この辺で良いな。
[両の拳を合わせ、何やらを始めようとする、その時>>637]
(716) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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『『『 ドォォォォ ――ン ッ !! 』』』
[大地が揺らぐ。 隕石《ニガヨモギ》の破壊に耐えかねた様に。 世界が――痛みに泣き叫ぶ]
……行くぞ。
[仮面越しからは、その表情は窺えず。 押し殺したように、厳しい呟き]
(718) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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壊(カ)ァァァァアアアアア!!!!!
[腹の底から唸る如き気合が発せられる。 仮面の女の両の拳からは、混沌《カオス》の闇。 総てが混在する、破壊の意志が、ヴェラの両の拳を渦巻き、混沌《カオス》のガントレットを形成して]
[ ビ キ ィ ィ イ !!! ]
[両の拳が、在り得ない破砕音を伴い打ち合わされる。 ビキビキと。両の拳に打ち砕かれた、『空間』に罅が入る。
瞬く間に広がるその罅が、人一人を通せる程の大きさにまで広がるのは、すぐ]
(727) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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何か異常でもあったか。 あいつらの元に正しく繋がって居ない。
どうやら、三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》にでも繋がった様だが。
[だが、想定の場所とは違う場所に、空間の罅は繋がって居る。 イェル=ゥラ、砂漠地帯、そして東方の国境だ]
お前達は先に行け。 ほら、とっとと。
[頭を振り、二人の少年を押し込む。 空間の罅を通り、その場から、オスカーと光一の姿が消える。 それを確認するまで、仮面の女は決して先に行こうとはしなかった]
(728) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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― イェル=ゥラ自治区 ―
[割れた空間の中に二人の少年が飛び込むのを見送り]
……それで良い。
[ パシンッ ]
[仮面の女は、その空間の罅を、閉じた]
(794) 2012/01/31(Tue) 03時半頃
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≪L.O.S.T≫――。 数万年振りに懐かしい物を見たが、余計な存在だった。 もうこれ以上、実行を先延ばしには出来ない。
[虚空(そら)高くを仰ぐヴェラは、仮面を外す。 より明瞭に、より大きく、この零に還すべき世界の虚空(そら)を視る為に]
運命≪Lachisis≫は総ての予想を覆す加速を具現する。
もう、私が勝手を許される時間も如何程か。
(795) 2012/01/31(Tue) 03時半頃
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……どう思う? 私の太陽《サイモン》
(796) 2012/01/31(Tue) 03時半頃
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私は総てを破壊し、総てを還る。
運命の停滞に意味は無し。 ただ、大いなる再生の破戒を齎す為。 世界に、安ら静謐なる死を授けるが我が使命。
それが再生者《リヴァイバー》、この私。
螺旋を駆け抜ける者≪ Vera Trophospira ≫。
(797) 2012/01/31(Tue) 03時半頃
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[両の拳に、破壊と混沌のガントレットが着装される。 そこに、派手な金属音も、破砕音も無い。 寧ろ、世界に音が消え去った様に、静謐な空間を作り出している]
総てに死と破壊を授けるこの私を。
もし、破壊する者がいたとするならば。
………………いや。
[打ち合わされる破壊のガントレットからは、破砕音ひとつ成らず。 開かれる、新しい空間の罅。
その罅の向こうには。 漏れる灼熱だけで大地を融解させる、太陽《サイモン》があった]
(799) 2012/01/31(Tue) 03時半頃
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今往こう。 お前を還しに**
(800) 2012/01/31(Tue) 03時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/01/31(Tue) 04時頃
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―― 太陽《サイモン》静止軌道上 ――
[太陽《サイモン》はこの上なく輝いていた。 それは、背後でほぼ完全に砕かれた月の残骸の更に向こう。 天に轟く、五色の火柱>>724。 そして、創造主《サイモン》をその神棺《カンオケ》から引き剥がさんとする恒星の熱量>>631]
こんな所で何をしている?
破滅凶星ニガヨモギ。クラリスと言うべきか? その男《サイモン》を世界から引き剥がし、何をするつもりだか。
存在に理解が苦しむのは、以前と同じ様だな。
[燃える少女の様な風貌をして、その実気性も荒い恒星。 この世界の生命体の形を取ったクラリスの前に。 仮面の女は、超高熱も、太陽に生じる超重力も、その全てに何の影響も受けずに、平然と太陽の静止軌道に屹立する]
(861) 2012/01/31(Tue) 20時半頃
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