人狼議事


199 Halloween † rose

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【墓】 小悪党 ドナルド


 —— 俺と幸せに、なってくれませんか。

[種族も違う、生活も、何もかもが違っても
求める先に救いはあるのではないか。
男はそう信じて、顔をニコラエへ近づける。
唇が触れる、後少しの距離はまだ埋めぬまま]

 ニコラエ。

[愛しいその名を、呼んで]

(+134) 2014/10/29(Wed) 22時半頃

【墓】 小悪党 ドナルド

[年甲斐も無く、と言葉にされれば笑みを零した>>+135
自らよりも遥かに長い歳月を生きてきただろう彼に、可愛らしいとすら思ってしまう。

伸ばされた指先が目元に触れ、温度差を埋めていく。
ステンドグラス越しの柔らかな光が、ニコラエの頬に降りる緋色を映し出す。
きっとこれは、二人、同じ色。]

 ——…… ああ、

[唇からこぼれ落ちた言葉も全て刻み込み>>+136
色違いの目を逸らさぬまま、]

(+141) 2014/10/29(Wed) 23時半頃

【墓】 小悪党 ドナルド

[肩に添えた手が震えるのは、彼の望みを知るから>>+137
その望みが、男と同じだから。
知りたいと願ってくれた、全てを話してくれた。

何度も巡るハロウィンで出会った、本物のヴァンパイアは
誰よりも優しくて、誰よりも綺麗で]

 何もかも全部、持ってけよ。
 そのかわり全部、貰っちまうから、

[とうにこの想いはニコラエの手の中にあって、寄り添いたいと願っていたから。
彼の想いも、何もかも全て、同じように手の中に入れられるのなら。]

 —— 愛して、いるよ。

[唇が重ねられるその寸前に。
目を閉じて緋色を想う。
全てはその色に塗りつぶされて、ただ只管に求められ、求むままに
誓いを立てた口付けは一度で止むことはなく*]

(+142) 2014/10/29(Wed) 23時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/10/29(Wed) 23時半頃


【墓】 小悪党 ドナルド

 
 ……お前以外に、やるヤツなんかいねぇよ。

[彼で自らを売るのなら、男も自らで彼を買おう>>+145
それ以上に欲しいものはない。
それ以外は何もいらない。
まるで初めて知ったかのような愛おしさとその衝動のままに、抱き寄せる腕は強く、強く]

 っ は いいぜ、いくらでも
 俺も、貰うから、——……

[優しく、時に激しく。
柔らかい唇を何度も味わい、何度もなぞり。
何度も、求めてもきっと足りない。
満ち足りているのに、その欲は尽きること無く。

もう一つ知る。
吸血鬼も人間も、ひどく欲しがりなのだと*]

(+155) 2014/10/30(Thu) 00時半頃

【墓】 小悪党 ドナルド

—— 朝・教会 ——

[ステンドグラスに陽が射し込む。
夜の白い光とは逆に、色鮮やかなそれが床に色を落とし、ダンスフロアに仕立てていく。]

 ……元気だな、全く。

[散々教会で楽しんで、夜を明かし。
ぼやく言葉にはそれでも、愛おしさが滲み。
手を引かれ>>+148、ステップを踏む。
緩やかであっても実にたどたどしいそれは、ダンスに慣れ親しんでいないことがはっきりとわかるもの。]

 う、 お、——

[足元に気を取られていて気がつかなかった、ニコラエの相貌に浮かぶ微笑み。
余裕はなく、しかし、その表情を見てもいたくて]

 ……ダンス、練習しときゃよかった。

[そう呟いて両目を細めた。]

(+156) 2014/10/30(Thu) 00時半頃

【墓】 小悪党 ドナルド

[30といくつかの男は、自らの感覚では若くないのだが
どうにも彼の前ではそれすら霞んでしまうらしい。
それでもねだられて、否と言えるわけがない。]

 あ、 ぐ、ッおお

[軽やかなステップの合間に、不格好な靴音とくぐもった声が響く。
教会を覗き見た子どもに、その声が聞こえなくて本当に良かったと思う>>+160

床を滑るようにターンする、ニコラエの髪が揺れるその動きを目で追った。誘えなかった理由を、視線だけで促して]

 ……あ、

[その真意に、辿り着く。
拾い上げたガラスの靴は、ベッドサイドに飾られたまま。

ふらりと腕の中に収まる身体を受け止めて、彼の問いを聞いた>>+161。それはどちらを選んでも、別れを選ぶこと。
ハロウィンを繰り返す中で、目を逸らすこともできたけれど
ずっと、どこかで考えていたこと。]

(+168) 2014/10/30(Thu) 02時頃

【墓】 小悪党 ドナルド

[幸せなことに、男の手にはたくさんのものがある。
生まれ育った地や顔馴染みの友人、教え子たち。
世話になった人も数知れず。
——そして、腕の中で休む彼も。

一度目を閉じ、また開く。
そして息を、ゆっくりと吐いた。
その答えは、]


 —— ひ ッ!

[口を開いた途端に尻尾を掴まれ>>+162、言葉が吹き飛んでしまう。]

(+169) 2014/10/30(Thu) 02時頃

【墓】 小悪党 ドナルド


 や、やめろって、
 かっこつかねえ、ああもう、

[不意打ちで跳ねた鼓動を押さえながらも、もう一度大きく息を吐き。]

 ……少しだけ、時間がほしい。
 半年とはいわない、春が来るまで。

[雪が積もり、やがて解け、花が綻び始める頃。
教え子たちは学び舎を巣立つ。
それは、10年そうして見送り続けた教師としてのけじめでもあり、この街を見つめ直す時間でもあり。]

(+170) 2014/10/30(Thu) 02時頃

【墓】 小悪党 ドナルド


 雪が解けたら、迎えに行くよ。
 —— ガラスの靴を持って。

[ハロウィンの時間を飛び越え、巡る季節を永遠に過ごす。
それは共に在ることを願う想い**]

(+171) 2014/10/30(Thu) 02時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/10/30(Thu) 02時頃


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