202 月刊少女忍崎くん
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栗栖のために買ったやつだからな。
[>>115 と、念押しに真顔で応じる。]
鷹野が礼に、と言っていた。
[何の礼だかは聞いていないが、 そう依頼主の名前を付け加えて、 まだあたたかいパックを渡す。]
(125) 2014/11/14(Fri) 23時半頃
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特にやましいこともないからな
[>>114 堂々、についての忍崎からの返答に、鉄板向こうの元クラスメイトからは、「お前…」という視線が来はしたが、先ほど注意された手前か今度は手が出ることはなかった。]
?
[栗栖からも鷹野の名前が出るのに、 軽く首を傾げる。]
(一応、手伝いを頼んだぶんは、 礼をするようにしているつもりなんだが……)
[或いは、他から見れば足りてないように見えるのだろうか。 だとすれば、少し考える必要があるのかもしれなかった。]
(130) 2014/11/15(Sat) 00時頃
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[怪訝そうな表情から納得したらしき頷きを見せる栗栖に、 そうだ。というようにもう一度頷く。]
どういたしまして。
鷹野ならあっちで写真を撮ってるから、 なんなら戻りがけにでも 直接言ってやってくれ
[>>128 礼を受け取ってから、 屋台道の向こう側を視線で示し]
(138) 2014/11/15(Sat) 00時頃
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……!!
[>>129 栗栖がたこやきを保の口に運ぶのに、 ぴくっ!と一瞬、動きを止めた。]
(139) 2014/11/15(Sat) 00時頃
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[ソースの掛かったたこやきが、 保の口の中に消える。]
………
[それを 怖い、とよく評される真顔で、 がん見しながら微動だにしないまま見守り──]
(140) 2014/11/15(Sat) 00時頃
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(使える……!)
[真剣に考えていたのは、当然、漫画のことだった。]
(141) 2014/11/15(Sat) 00時頃
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[>>134 保が、はっとしてこちらを向くのに、通じ合えるものがある人間にしか理由が見えない笑みをふっ…ともらした。]
ああ。…大丈夫だ。
[ばっちり焼き付けたからな。の意味だが、 本人と保以外からどうみえたかは知れない。]
(147) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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[>>148 は。と意識を戻すと、今度は栗栖から 柄悪く睨みかえされていた。]
(!?)…?
[喧嘩を売っているのか。と、そういわれる理由がわからず 眉を寄せ──たせいで余計に自分まで怖い顔になっている。 という自覚は忍崎にはない。]
…… (喧嘩……?)
[そのまま栗栖の顔を凝視しかえすのは、 理由が本気でわからなかったためだ。 目の辺りに黒い影が入りそうな顔の栗栖と長身の忍崎の対峙に、う、うわっ と鉄板側向こうで声がした。]
(150) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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(じっと見るものではなかった…か?)
[事前の行動を思い返すに、見ていたことが悪かった。ということだろうか。とそう思い至る。]
(…… ……)
[そういえば、保はともかくとして 忘れていたが栗栖とて女子だ。 とてもそうは見えなかったが、恥ずかしい。とか見られていては やりにくい。とか、そういうことなのかもしれない。]
(151) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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[考えている間に、表情の険が取れた>>149。]
(…ああ…)
[それは、(過激すぎではあるが)みないで!と強がろうとして、 強がりきれなかったように忍崎の目には見えた。]
いや……
[ふ。と、栗栖に向けた表情がゆるむ。]
(153) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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今のは俺が悪かった。 [言って、保と栗栖のほうから、 ふい。と体ごと横を向く。]
もう見ないから、続けててくれ。
[言って、たこ焼き屋台の前から、 移動しようと足を踏み出す。]
(154) 2014/11/15(Sat) 00時半頃
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