199 Halloween † rose
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[何かを抱えているようにも見える横顔。>>+68 涼しい風を頬に浴び、何度も上にあがる満月を見上げ。]
……何かあった、のではなく。 何かを起こしたい?
[考え込む時間は邪魔をしたくないものの。 青年の思考を探るように尋ね。]
まさかと思いますが、あのサディストに恋でも?
[自身も枕にしたいと宣っておきながら。 酷い感想を抱いていた。
冗句のような口振りではあるが、瞳は笑っていない。]
(+77) 2014/10/29(Wed) 00時頃
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ええ、習慣や文化、伝統物や名産物。 風土の異なる国がこの世には沢山ありますよね。
私も――… 巡ってみたいものだ
[>>+76この姿なら回れるかもしれない。 しかし、始まりには必ず終わりがある。 吸血鬼の身となれば、簡単に旅など叶うまい。 家一軒動かすのも、相当の労力ではあった]
おや、本当ですか。 ムラサキ…というのが名前の一部でした。
もしかしたら、君の身近な人かも知れません 世界は狭いといいますし
[東洋に関わらず過ごしているうち、 時代は流れているのだという感覚は薄い。]
(+78) 2014/10/29(Wed) 00時頃
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…私はこの地に住まう者ではないので。
[>>+79帰さない、なんてもし言われたら。
そんなことは決してない気がするのだ 彼の街を脅かす化物なのだから
今も尚、彼の平穏を脅かしている。 平穏なる日常を、彼から取り上げている。 充分「異質」だ。
それ以上の何を求めて、――赦されるというのだろう。]
[繋いだ片手を両手にし、酒場から流れて来る音楽に合わせ、 ゆったりとした歩調で、リードを取ろう。 その服装は動きにくくないですか、と時折窺いを立て。]
(+83) 2014/10/29(Wed) 00時頃
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…違う、 では、何かに巻き込まれていたい?
[>>+81彼は、「現状」に苦悩していなさそうに見える。 平穏に断絶した空間に囚われているというのに、だ。] ……怪物に良いも慝いも無い、とは思いますが。 慝い人物では無いというのは、間違いないと思います。
[それも、祭が去れば。 そういえば、キリシマはこの地に元々住まう者。 ならばハロウィンが終わっても、 青年が滞在し続ける限り、会う機会はあるのだろう。 街を出て行く算段も、匿う匿われるという約も知らない身。]
(+84) 2014/10/29(Wed) 00時頃
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……そうですね。
君は普段から旅をしながら仕事をされてるのですか? それとも、単なる物見遊山?
[>>+85巡れるところは、数が限られる。 確かにその通りだろうと。ニンゲンの寿命は短い。
線香花火が落ちる程度、瞬きを数回する程度の長さ。 うっかり百年寝てたら、目覚めた時には大体死んでいる。]
………巻き込まれても、いい?
[>>+87その返答は意外なもの。 恋というパワーがあれば、受け入れてしまえるというのか。 下にココロがあるから、支える土台がデカい?]
(+89) 2014/10/29(Wed) 00時半頃
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なら、愛は……
[育ててしまった感情は。 真ん中に収まっているから、外気に守られる。
ココロは、閉じ込められたまま。 下にココロが落ちていれば、他の存在にも触れていられる
ドナルドに委ねているのは、恋じゃない。 最早、愛情と為ってしまった。 毀そうとしても中心に或るから毀せず、彼が死んでも尚――
会えなくなっても、尚。 私から、消えてくれない]
(+90) 2014/10/29(Wed) 00時半頃
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君は、赦すんですね。 ココロを預けたいヒトが、どんな存在であっても。 どんな面倒事を起こしても。
[彼の答えを聞き、羨ましいと思ってしまった。 それでも悲観的に為らずに居れるのは、 彼が魅力的な存在であるということだ。
憶いは枯れねども、ドナルドの命は限りあるもの。 倖せが此処にあるのだから、それで充分ではないか 線香花火の落ちるまでの間、彼が息災ならば其れで。]
そろそろ戻りましょうか? ……少し、風がつめたくなって来ましたし。
[霊体なのだから、その感覚は薄い。 けれど、彼の「巻き込まれたい」人物が、 若しキリシマならば、帰してやらねばと思う。
―――ニンゲンの儚さなんて、100年存在すれば知れる事*]
(+91) 2014/10/29(Wed) 00時半頃
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― 薬店前へ ―
[明之進との散歩の後、薬店へと戻る。 キリシマとドナルドの会話>>@17>>@18が、 ドアの奥から聞こえて来る]
………。 [キリシマの見解は最もだった。
化物であるのだから、ヒトを求め愛するのは狂っている。 逆もまた然り。]
……明之進さん、先に家へ戻ると伝えてくれる?
[明之進とはドナルドも面識がありそうな。 それなら積もる話もあるかも知れないし、それに――]
[告げるだけ告げて踵を返し、男は夜の街を歩く。]
(+92) 2014/10/29(Wed) 00時半頃
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[ それに、 ]
………。
[ 彼の返答を訊いてしまったら、私は。 ]
[ ―――… 永遠を求めてしまいそうで、 ]
(+94) 2014/10/29(Wed) 01時頃
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[それが恐ろしい、 満足を与えてくれる体温が、声が、眼差しが。 今ひと時の時間で満足できなくなった時が、恐ろしい。
石畳を駆ける。 自分の足音しか響いていない筈なのに、大きく響いて聞こえて。
あんなに暖かかった筈の闇が、周囲を包む暗さが怖くて。 いやだ、いやだと、首を横に振った。
ドナルドの家の灯りはついたまま。 一度招かれた家になら、入れる。それに今は吸血鬼じゃないから そんな節制など関係ないのだけれど。
玄関に座り込み、顔を覆った。 視界を隠した先もまた、昏く**]
(+95) 2014/10/29(Wed) 01時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/29(Wed) 01時頃
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― ドナルドの家・玄関前 ―
[時折、パーティー帰りの集団やカップルの声が届く “明日もハロウィンならいいのに” “来年が待ち遠しい” “明日からまた仕事だ、嫌だなぁ”
己にとっては一度きりじゃないとしても。 彼等にとっては、「今」しか今日はない]
(+105) 2014/10/29(Wed) 14時頃
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………違う
[自分にとっても、「今」だけ。 今日は今しかない。 いずれ醒めてしまう夢なのだ。 ――何時かは畢ってしまうものなのだ。
夢は、必ず醒めるもの。 物語には、必ずエンドマークが打たれる。
……その時、笑って手を振れたらいい。 奇妙な非日常の一コマとして ハロウィンの夢から醒めた彼の… 新たに築かれてゆく正しき日常が どうか、実りあるものになりますようにと。
願いを篭めて、棺桶で眠るのだ]
(+106) 2014/10/29(Wed) 14時頃
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[昼間より静かな住宅街。 雑踏と呼ぶには静かな環境に、また足音が。>>+104
祈るように両手の指を組みたいのに、 近付いてくる日常の恐ろしさに、顔を覆ったまま]
………ドナルド?
[闇の中で届いた声は、鼓膜を落ち着かせるもの。 触れる指は温かで、ゆるりと吐く息は安堵に満ちる
私という魔物を優しく隠してくれる筈の暗闇は 今は、とても恐ろしい。
緋色を隠していた手を下ろし、彼を見詰めた。]
………ドナルド。
[同じ高さで交わる視線に、掛けられた言葉に。 眉根を寄せ、ごめんなさいとちいさく謝罪を]
(+107) 2014/10/29(Wed) 14時頃
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――考えてたんだ。 明日、11月が来たら――、 11月の0時に為ってしまったら… 君は、私を探してくれるのかなって
[家に戻ると告げた私が消えていたら。 彼は、日常が来たらと諦めるのか。
もう一度、口を開き。]
寂しい思いをさせて、ごめんなさい。
[穏やかに告げ、ドナルドに縋り付く。 頬を擦り寄せ、ゆるゆると呼気を吐き出し。]
(+108) 2014/10/29(Wed) 14時頃
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……あのね、行きたい所があるんです。 私はヴァンパイアだけど、今はそうじゃないから
[今だけしか行けない場所。 日光の下、大蒜料理のレストラン。 銀製の矛で貫かれること
どれも違う。]
……此の街に…教会は、ありますか?
[マリア像と忌ま忌ましき十字が聳える場所 祈りを捧げる礼拝堂。
例えば、朝までそこに佇んで。 ステンドグラスが日光を通し、集めてしまっても 彼と過ごしている間に、灰に為るのなら それでも構わない、とすら思うのだ。
もう、「良い出会い」なんて探さずに済む**]
(+109) 2014/10/29(Wed) 14時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/29(Wed) 14時頃
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[>>+113探してくれるなら、いつか会えるのだろうか。
見つけられた時に空腹で無ければ良い。 私はジェレミーのように飢えに態勢はないのだから きっとドナルドの血を髄まで啜ってしまう。 ねぇ、 それとも――]
…私も、今日も明日も、君に見つけて欲しいと祈るだろうね
[烏滸がましいと理解及ぶところであっても、 彼に会いたいから。 こうして、当たり前のように傍にいてくれることが、 何よりも尊く、充足足るものであり]
(+116) 2014/10/29(Wed) 21時頃
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流石に教会も閉まっている頃でしょうから。
[貸切>>+114の響きは惡くない。 隣で過ごせるのなら、部屋でも裏路地でも 教会でも、何処でもよかった。 探しているのかも知れない、自分が居ていい場所を。 教会は、最も不釣り合いな場ではあったが]
夜のデートも楽しいですよね、ふふ。 [なるべく明日のことを考えないように、 きつく、きつく指を絡めて何食わぬ顔で笑う。 楽しい思い出で埋め尽くしてしまいたい。 自分が居なくなった後の街が、味気なくなるように。 ドナルドの倖せを願っている癖に、真逆を望んでしまう
千年ちょっと生きてても、こんなへそ曲がりなのだ。 あと千年生きたら、どれだけ歪むのだろう。]
(+117) 2014/10/29(Wed) 21時頃
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― 教会 ―
あぁ……。
[>>+115想像していたものとそう遠くない。 白い外観に悪魔の嫌がる装飾ばかり。 神の像は、血の一滴も垂らすことなく 訪れてはいけない、訪れることはない、訪れたくない禁忌の場所]
ええ、フルムーンですからね。 満月の夜は、欠けた時よりも明るく感じる。
[高い穹窿を見上げ、厳かさすら匂わせる神の催事場。 列為す長椅子に座る者は誰ひとりいない。 ステンドグラスを通して七色と果てた光が床を椅子の上を彩る。
ヴァージンロードの緋色があれば尚よかった。 残念だが、夜の無人礼拝堂にそんな期待をしてはいけない]
(+118) 2014/10/29(Wed) 21時頃
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ええ、初めてです。 ……アレルギーは出ないな
[吊り下げられた聖人と、磔刑の形を眼前に於いても、 吸血鬼ではない今の身体には、なんの変化も起こらず]
神など信じていない。救済なんてない、 ……そんな私でも、祈ればなにかに通じるのかな。
[ドナルドの手をやんわりと離し、祭壇の前で片膝をつく。 四方に散らばったムーンライト。 取り分け一番明るい場所で両手を組み、眼瞼を伏せた
祈らなければ。 明日にはハロウィンが畢っていることを。 線香花火の散る間に、愛しい彼が多幸であってくれと。]
(+121) 2014/10/29(Wed) 21時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/29(Wed) 21時頃
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……通じるといいな。 君が一緒に祈ってくれるなら、どんな大業も為せそう、
[>>+125ドナルドの肩押しがあれば、何を願っても叶いそうだ。 だから、眼を伏せたまま頭に浮かばせようと。
何を祈ればいいか、なんて。 わかりきっているし、願おうとしている。 けれど、拒絶してしまう我儘な悪しきココロが在った。]
………
[譬えば、彼がこの先誰の手を取るのだろうとか その時彼は、今のように笑っているのだろうか、とか。 想像が出来ない。 だって、路上でも薬店でも、己に見せる飾り気ない笑顔を 他人に向けていないのだから。]
(+128) 2014/10/29(Wed) 21時半頃
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[悩んでいるうちに、物音立たずとも ドナルドが動いた>>+126のを察して。
ひとりならば、願えるものもあるかも知れない。 彼と二人では、無理なのかも。 だって、どう頑張っても無理だ。
その手で、その唇で、他人を愛してほしいなどと。
誓う方がいいと告げる声が響き、膝を浮かせる。 像の方を見上げ、視線を交わらせないドナルドの横顔。 真っ直ぐに先を見据える緋色を、見詰めていたが]
……誓う?
[次に会う時は今よりもっと良い男になってるだとか、 伝説の教師を目指すとか。
そんなことを誓われたら笑ってしまいかねない。 だって、今でも充分彼は素敵だし、いい先生だと思うから。]
(+129) 2014/10/29(Wed) 22時頃
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……――― 、
[だから、何故口づけを突如願われたか分からず。>>+127 心なしか目許が緋く見えるドナルドに、首を傾げさせ。
いいよ、とあっさり望んでしまいそうになる口を閉ざし、 その意味を、暫し無言で考える。
そういえば教会は、式を挙げる場所でもあった筈だ。 死後の嘆きと、誕生の喜びと、永遠の愛を誓う場所。]
………… 私を、倖せにしてくれると? 神の前で約束?
[これ以上幸福を貰ったら、死んでしまいそうだ。 ぽっくりと、あっさりと。]
(+130) 2014/10/29(Wed) 22時頃
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[赤いというよりは茹で蛸のよう。>>+133 目尻も頬も赤い。 その色は己の最も求む色合いだ。 動揺滲む表情も、悪戯心を唆る、好ましい貌。 どれもこれも、愛しくてくるしい。]
初めてじゃなかったら、 歳甲斐もなく嫉妬してしまいそうだ
、 ―― しようか
[ドナルドがなにかをくれるなら、 同じ重さのものを。
なにかを明かしてくれるなら、 同じ重さの提示を。
君が誓ってくれるのなら、 ―――]
(+135) 2014/10/29(Wed) 22時半頃
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[色づいた目許に指を伸ばし、微笑んで。 倖せを誘う、誓詞に眼を細めさせ>>+134 自然と白い顔に赤みが注す。 ステンドグラスの赤が原因ではない 心臓がこんなにも、揺さぶられているのだから
対面させられれば、唇が震えてしまう。 愛しくて、その先に希望を見てしまって、]
Sigur ca da. 勿論、という意味だよ。
[ Te iubesc din toata inima. ]
私、は……
(+136) 2014/10/29(Wed) 22時半頃
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私は、 … 君が欲しいんだ、ドナルド、……、
[何が一番倖せであるか、 そこに彼が居てくれること。
思わず笑気を誘わてしまう、 やんちゃな笑顔を向けてくれること。
冷め切ったこの躯に、 暖かさを与えてくれるということ。
彼が生きているということ。 私を見ている、ということ。]
―――…君が居てくれれば、 それだけで、倖せなのに それ以上のなにを、私にくれるというの
[それ以上はもう、口に出せず。 直ぐ近くに感じる呼気を預かるように眼を伏せ。 そっと彼の背に腕を回し、熱を求めるように唇を寄せた]
(+137) 2014/10/29(Wed) 22時半頃
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[改まった物言い>>+127>>+134は、ひとつであっても粗暴に見えて ふたつなら一層増す彼の瞳には、全然似合わない。
でもね、誰よりも優しいひとだから、 誰よりも、私を包み込んでくれるひとだから。
だから、彼の温度も、重ねてくれる心も、合わさる唇も]
――神様にも、だれにも、……――あげないよ。 私で、君を売ってくれる?
ひとかけらも、殘さず、私のものに。 ひとかけらも、殘さないで。私を
[>>+142強欲で傲慢な念を言葉にしてしまえば。 神の前で誓ってしまえば。 私は、彼から何もかもを取り上げたくなるのだ
暖かな唇が紡ぐ愛の言葉と、倖せを運ぶ口づけに 全てを捨てたくなってしまう。]
(+145) 2014/10/29(Wed) 23時半頃
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[捨てた分だけ、彼が占めればそれが一番いい。 なくしてしまった分、彼が埋めてくれたら]
……ん、 もっと ドナルド、……もっと、君がほしい
[誓いの口づけは一度が相応しいというのに。 貪欲に欲して、唇を自ら合わせる。
これでは、聖なる場を侮辱しているだけな気もするが、 神様なんていないなら、知ったことか。
願いなんて叶わないでいい。 神への宣誓など不要で、私への誓いがあれば、それでいいから]
ねぇ、もっと――…
(+146) 2014/10/29(Wed) 23時半頃
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― 朝・礼拝堂 ―
[そうして宵が明けるまで礼拝堂を玩具にして。]
ドナルド、 ……踊ろう?
[朝日が降りても、眠気など訪れない。 0時がすぎても、私は消えない。
ドナルドの手を取り、誘うのは緩やかな舞踏。 鳥の囀りしかバックミュージックは無いけれど 神も恐れない顔で、微笑んでいた*]
(+148) 2014/10/29(Wed) 23時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/30(Thu) 00時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/30(Thu) 00時頃
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[不意に届いたのは、>>*0>>*1クシャミと己を呼ぶ声 彼の話しぶりでは、ブローチはまだ ジェレミーの手元にあるようだ。
クシャミへの報酬というよりも、 魔界でもそれなりに重宝されている逸品で、 主と使い魔の仲直りが叶えばいい、 そんな気持ちでいたが、一体どういう事だろう]
聞こえているよ、ジェレミー。 だが、……私の声は君に届かないのだね
[魔女を探しているのだろう。 ――魔女を探し出して、喰らうつもりなのか。 そうして街を離れる気でいるのか]
(+150) 2014/10/30(Thu) 00時半頃
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君は私の倖せばかりを祈ってくれるけど 君には倖せになる権利はないというの?
[街を去らねばならない理由、それはたったひとつ。 魔女を殺さねばならないと、思っているからだろう。
自死を望む魔女。 狼に肉を食わせたいと思う魔女。
私と“気が合う”のだからベネットの気持ちは もしかしたら、こうなんじゃないかって、]
―――…… 「ありがとう」が欲しいんじゃないの?
[菓子を貰ったら、ヒトはそれを言うだろう。 ミートパイを食べた彼も、そう言った。
もしもこの「繰り返し」が、ジェレミーへの贈り物だとしたら*]
(+154) 2014/10/30(Thu) 00時半頃
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