44 【game〜ドコカノ町】
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奏者 セシルは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/02/28(Mon) 23時頃
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―1901号室前―
>>245
『 あ…… 』
[ 逃げるように駆けて行く青年に看護婦は小さく声をあげて、 その手が落としていった紙袋を拾い上げた ]
[ 色の無い指先が手にしたカルテの上に、その落とし物を乗せる。 カルテに書かれていた名前は――* ]
(@30) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 00時頃
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―???―
>>310>>313 [ 融けていく意識の中、 その問いを彼女は笑顔で否定した。]
一緒じゃ……
[ 一緒じゃないの? 問い返そうとたけれど、 彼女は共にあるという。わからない。 まだ感覚は残っている、感じる、掌の柔らかな感触 あるいはそれも、幻なのかもしれない けれど ]
……『わたし』の、
[ 触れた手が、こころ を問う。 淀んだ澱の下の 一番奥底に封じ込めた、 諦めの中で願うことを止めた、希望だった何か ]
(@31) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 02時頃
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[ 一滴だけだった涙が、溢れた。 頬を伝い砕けて散る、それはその願いにも似て――。 でも、覗きこむ彼女は、届くのだと扉を示す ]
――………、
[ ずっと言葉に出来なかったこと ] [ 殺し続けてきた想いの中から、掬いあげたのはとても単純で、 でもそれを望むことが何より苦しかった願い ]
(@32) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 02時頃
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……生きたい。
(@33) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 02時頃
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[ 消えたはずの『わたし』のセカイの裡に どうして まだ彼女は在るのだろう。
それは、とても不思議で けれどあたたかな感触で ]
………『ここ』にいて。
[ 重ねた掌の温度は、もう感じないのに* ]
(@34) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/03/01(Tue) 02時頃
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[ 解ける意識の中、声が聞こえた。 小さく頷く、口唇は少しだけ笑みを描く。 想いが叶うなんて、信じてはいないのに ]
[ でも彼女が確かに『ここ』にいることを、感じられたから ]
―――……りがとう、
[ そして白い部屋は ] [ ゆっくりとその容を変えていく ]
[ 『現実』の彼女がいるのは慌しい喧騒の中―――*集中治療室* ]
(@35) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 02時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/03/01(Tue) 02時半頃
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―数日後・個室―
[ まだ生きている ]
[ そのことに漸く気づけたのは、窓のない部屋から個室に移った後だった。朦朧とする意識も、胸の鼓動も、まだひどく頼りないものだったけれど ]
[ 寝台の上から、首を動かす。 白いカーテンの隙間から見える青、遠い町並み。 頭の中でパズルのピースのようにはめてみる。 遊園地、水族館、雨降り池……]
[ 『彼女』の場所には行けなかった。 どんなところだったのだろう、もっとたくさんの場所に行きたかった。町は遠すぎて近づけない。『彼ら』を通してこの町に触れるのは、嬉しかったから。
そして――、 ]
(@36) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 18時半頃
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[ 彼の場所は、どんな所だったのだろう ]
(@37) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 18時半頃
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[ 重い目蓋を伏せる、 この痛みも埋めてしまわなければ ]
[ 胸を押さえ込んだ。我慢するのは、慣れている。 優しい夜は、もういないけれど『ここ』に彼女もあるのだから。
部屋の扉が開く気配。 目蓋は熱くて、少し滲んでいる気がしたから、 眠ったふりをして ]
『 ――工藤さん? そういえば、知らせておこうと思ったことが…… 』
[ いつもの看護婦さんの声がする* ]
(@38) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 18時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/03/01(Tue) 18時半頃
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―数日後・個室― [ 寝たふりをしようとしてたのに、 思わず体が動いてしまった。看護婦さんは穏やかな、顔。]
『 工藤さんがICUに入ってる間、 病室にお見舞いに来て、そのまま帰っちゃった子がいたの 』
[ 『わたし』と同年代の男の子だったこと。 お見舞いらしきカフェテラスのドーナツを落としてったこと。 もしかしたら、誤解してるかもしれない こと。 ついでにさらっと、かっこいい子じゃない、と付け加えられた。 そんなことは知らない。『彼』だということ以外、わからない ]
―――………、
[ 黙りこんでいたら、ちゃんと連絡を取った方がいいわよ、と言われたけれど。でも、そんな方法はわからないし、何より―― ]
(@39) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 21時頃
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[ 会うのは怖かった ]
(@40) sen-jyu 2011/03/01(Tue) 21時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/03/01(Tue) 21時頃
セシルは、あ……
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 00時半頃
セシルは、そうか2発言生きてた半吉[[omikuji]]
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 01時頃
セシルは、ナユタじぃっとみた。じぃ。
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 01時半頃
セシルは、志乃に解放されてたら何か降って来た。ぽてり
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 01時半頃
セシルは、って、解放だと解釈によってはえろいことに……!介抱介抱。
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 01時半頃
セシルは、志乃つよい はくしゅ
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 02時半頃
セシルは、志乃おやすみ ナユタ[[who]]抱き枕もそっと添い寝させつつ
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 02時半頃
セシルは、Σ ………
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 02時半頃
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―19階・個室― [ ぼんやりと考える、いつものことだけれど。 ろくに動かない体で、出来ることといったらそれくらい、 意識を空に放って遠くへ飛んでゆく。そんな子供じみた空想。
けれど、今は―― たとえばあのメインストリートを自分の足で歩く。
一人でしかなかった空想の隣に、人影が出来た。 見上げるけれど、顔はわからない、知らないのだから。
薬局の前、ケロみちゃんの名前をいい加減に言うのを、いちいち訂正したり。カフェテラスで自分の分のドーナツを食べられちゃったり、そんな光景 ]
………ばかみたい。
[ ありえない ]
(@41) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 05時半頃
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[ 現実にかえれば、そんな空想は苦しい。 あの時触れたくちびるを抑える、今も胸の奥がじわりとうずく。でも『リアル』を過ごしていれば、そんなことすぐに忘れるに決まってる。
夢から覚めて。 魔法は解けて。
外の世界の――同じ顔の人たちは、みんなみんな忙しい。 ――どうして、『わたし』は生きたいと願ったのだろう。 ]
…………、
[ その願いの先に何があったのだろう。 ぼんやりと扉を見つめていれば―― ]
『 工藤さん?』
[ いつもの看護婦さんの声がした ]
(@42) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 05時半頃
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『 先日の彼、来たわよ 』
[ そこから先は慌しすぎた。 ぱちり、瞬きしてる間に、看護婦さんがベッドの角度を少しあげて、乱れた髪を直してくれた。どうしよう、困る、いやだ。見られたくない。
管に繋がる体、一番嫌なのは、あれ。 カテーテルの先につながった、あれ。
とりあえず、みたいな形で隠してくれたけど、 でも問題なのはそれだけじゃない。心の準備も出来ていないし、なにより――何よりやっぱり、会うのは怖い ]
[ ―――会ってしまったら、諦めるのが辛くなる ]
(@43) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 05時半頃
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[ そして最後の扉が開かれた時 ]
[ その白い部屋に、溶け込むように少女は在る。 白い寝台の上、少しだけ身を起こして。 睫毛の影の落ちる重たげな眼差しは――外を見るふりをして、窓の方を向いていた。白いカーテン越しに差し込む日差しが、日に触れぬ肌を一層透かす。細すぎる腕に、白い寝着は痛々しく、その布を余らせて。
ガラスに映るその表情に滲むのは、 怯えと戸惑い――管のない片手が、ぎゅっと胸元を握る ]
…………、
[ 幾度幾度も思考の中で繰り返した名前。 呼べる気もしないのに、どうすればいいのだろう。 どうすればいいのかわからないのに――泣きそうなほど嬉しくて、 くちびるを*かみ締めた* ]
(@44) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 05時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 05時半頃
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[ びくり ]
………ッ、
[ 唐突に発せられた病室にはいささか大きい声に、 驚いて反射的にそちらをむいてしまった。 大きい声出さないでよ、と、言いかけて慌てて下を向く。]
(@45) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 14時半頃
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[ 間違いようもない『彼』だ。 とりあえず背が高いのと、女の子連れだということはわかった。 俯きながら、言葉に困っているとその子が傍らにきた ]
みやさかさん。 ……志乃の、うしろ?
[ 『チトセ』の志乃、そう言っていたことを覚えている。 どういうことだろう、よくはわからないけれど、とくん、と一度鼓動が脈打つのを感じた。 差し出されたブーケと、もうひとつ。あの、水族館のマンタくんに、よく似たぬいぐるみ。]
あ、ありがとう……
[ 眩しい笑顔、志乃とはやっぱり違うな、と思って。 でも、マンタくんを撫でたら、少し口元が綻んだ ]
(@46) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 14時半頃
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[ マンタくんに落としていた視線を、恐る恐る上げる。 あらがきてつた。あらがきさん?てつたくん? どう呼べばいいのかわからない。 見上げた影は大きい、そして『セシル』から見た『ナユタ』と違って、 なんだか、男の人なんだと強く意識してしまう。]
…………、
[ 意識したところで、思い出してしまった。 ほんのり、頬が熱くなったのが、わかる。 目があわせられない、すこし胸が苦しくて ]
(@47) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 14時半頃
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[ 名前、ああ、名前を聞かれていた。 名乗られたけれど上手く呼べそうにないから、 あの時は言えなかった自分の名前を口にする ]
名前は、 ………天音。
[ 天の音と書いて あまね。 そんな説明を加えて、何か言わなくちゃ、変に焦ってしまった。 何しにきたの?言いかけた口を慌てて防ぐ、 と 言うことが見つからなくて、やっぱり沈黙してしまう ]
(@48) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 14時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 14時半頃
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>>433>>434 [ 病室の前の花束が、手元に届いたのはいつのことだろう。 知らない名前の横に、知った顔――ネズミに顔というのも変だけど ]
……アシモフ。
[ あんなことに巻き込んだのに、 どうしてこんなところまで、来てくれるのだろう。 不思議なひとたち ]
[ アシモフの言ったことば、ひとつ 覚えていることがある。 『 実験用ラットは檻から出られない 』 意味のある言葉だったのか、諧謔じみた自己卑下だったのか、 わからないけれど――わたしの夢も『檻』だったのだろうか。]
[ 白い部屋にまた一つ増えた、春の色を見つめている* ]
(@49) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 15時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 15時頃
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>>441 [ 反射的に小さく頷いた。 だいじょうぶ?と問われると、頷いてしまう癖。 花瓶に触れる手を見て、あ、と思ったけれど ここで否定するのもおかしいし ]
……すみません、
[ 花を活ける程度のことも、人の手を借りなければ出来ない。 こんなところ見られたくなかったな、思って]
>>450 [ 音にされた『わたし』の名前、 どんな風に呼ばれたんだろう、些細なことが気になって 顔をあげようとしたら、目の前に置かれた紙袋 ]
(@50) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 19時頃
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[ 思わず、見上げた。 不意だったせいで、無防備だったこころが 締め付けられる。 見開いた瞳、そして眉根が寄った ]
――……食べ残し、 勝手に食べられてたから、嫌だっただけ。
[ マンタくんの上に乗ったドーナツ、 ここは、もう、あのカフェテラスじゃないのに。 意地悪なことしか、してないのに ]
なんで……
[ 寄った眉根は、こらえているから。 見上げているけど、相手の顔が赤いなんてわからない。 また視界が滲み始めてしまったから ]
(@51) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 19時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/03/02(Wed) 19時頃
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>>457 [ 重なる瞬き、じっと堪えながら。 でも、こころが寄るのが、とても怖くて 突き放すよう言葉を捜してしまう ]
……そんなに、 意地悪されたい の?
[ でもきっとこの表情は泣き出しそうで、 伸ばされる指先に、びくりとしてしまう。 寝台の上では、身を引けなかったけれど、でもきっとどこでも同じだっただろう。 ]
(@52) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 19時半頃
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[ 動けない ]
[ きっとそれは優しいだけの手じゃないのに、 触れて欲しい と思ってしまった ]
(@53) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 19時半頃
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……なんで、君が泣いてるの。
[ 髪に触れる手が近いから、 重い腕をのろのろと動かして持ち上げれば、 袖が落ちて、腕の細さがむき出しになる ]
[ それをいやだなと思ったけれど ]
(@54) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 19時半頃
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なんで……、
[ 蝋のような指先が、 彼の零れた涙を拭おうと、恐る恐る目尻に伸ばされて ]
(@55) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 19時半頃
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[ 触れるのは怖いと思うのに** ]
(@56) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 19時半頃
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>>462 [ 指先にじわりと沁みていく。 あたたかい、涙。傍らに腰掛けられると、近すぎて。 つい、目蓋を伏せてしまう ]
意地悪されてもいいなんて、 そんなの、おかしいよ……。
[ ぽつり ]
[ こころに抗いたくて、言葉を捜すのだけれど。 けれど――『生きたい』と願った言葉は ]
[ いなくなるはずの自分を留めたその願いは、 『そこ』にいるあなたに繋がっているから ]
(@57) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 20時半頃
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……ばかみたい。
わたしなんて、いつまたどうなるか、わからないのに。
ばかみたい。
[ 優しく抱き寄せられれば、 身体のじゃない苦しさを感じて、息が止まりそうになる。 目尻に触れた指先は落ちて、弱い力で肩に縋った。 ]
(@58) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 20時半頃
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[ 優しさが苦しいのに、 それでも腕の中にいて温度を感じられることが、 今はただ、嬉しくて。
滲む瞳のまま、くちびるはかすかに笑んでいた*]
(@59) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 20時半頃
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