人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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【人】 奏者 セシル

 ん? ああ、ラドルフ君。

[はた、と進行方向と別のほうから掛けられた声に、そちらを振り向き、会釈して]

 ええ。とはいえまた、出発の準備をしていたりしますけれど。
 というか……教会で好き勝手にオルガンを弾いているのなんて、おれくらいでしょう?

[やっぱり、という言葉に、やっぱりあの時外に居たのは彼だったんだろう、と思うのを口にするでもないが、伺いのかたちをとって首をかしげた]

(302) 2010/07/02(Fri) 13時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[くしゃり。
 何時もの明るい笑顔は悲しみで歪んでいく。
 引き摺られるように、女の心がくしゃり。
 音を立てて、歪んでいく。]

 いや、 だ、 だっ、 ――… だって。

[声は自身でも可笑しくなるくらい、震えた。
 ふるふる、と首を左右に振って]

 ……そんなの、おか――

[其処まで言って、双眸を伏せた。
 すぅ、と一つ、震える息を吸って]

 ……どうして?

[努めて、本人は冷静な声を吐き出した心算だが。
 誰に向けるでも無い、やり場のない怒りが
 少し、言葉に滲んでしまう。]

(303) 2010/07/02(Fri) 14時頃

漂白工 ピッパは、頬を撫ぜていた手をそっと、編まれた赤毛に滑らせた。

2010/07/02(Fri) 14時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

うん、…あんなに綺麗な音は、君くらいだから。

[こくりと頷き、二つの進路は合流する。

セシルの弾く音色は優しくて、けれどもその奥には悲痛な色を秘めているようにも思えるから。
…だから、どんな音楽よりも美しいと思えるのだろう。]

また、すぐ行くんだ?
忙しいんだね、セシルは。
[それだけみんなに必要とされている。
それが何だか眩しく思えて、隣を歩くことすら気まずくなる。
彼に比べて…自分は、特別なことなど何一つできなくて、なんの役にも立たず、それほど必要とされる価値も無いんだから。]

(304) 2010/07/02(Fri) 14時頃

【見】 牧人 リンダ

[ぎゅうっと指先が白くなるほど。
 手を握り締めて。

 痩せこけて、筋張った手が、かたかたと小さく揺れながら]


 そんなの……判んない、よぉ……。
 でも、病気だって気づいた時には、
 もう手遅れだったの……。

(@64) 2010/07/02(Fri) 14時頃

牧人 リンダは、漂白工 ピッパの指が髪へと伸びると、編んでいた髪はするりと解けて。緩く波打ちながら背中へと流れ落ちる。

2010/07/02(Fri) 14時頃


【人】 漂白工 ピッパ

[言葉は遅れて耳へ届く。
 其れは何処か、現実を否定したい気持ちがあるから。

 かたかたと、筋張った手から伝う震え。
 先程の遣り取りを、思い出す。]

 ……わかんないって、
 そんな、の

 ……そんな―――、の

(305) 2010/07/02(Fri) 14時頃

【人】 奏者 セシル

 そういう褒め方をしてくれるのも、ラドルフ君くらいです。

[ありがとうございます、と照れのいろが混じった笑みを浮かべながら、少しだけ低い位置にある頭をぽんと撫で]

 好きなことをさせて貰っていますから。
 家計の足しくらいは、自分で稼いで来ませんと。

 場所は違っても、ラドルフ君も、毎日お忙しいでしょう……?

[彼が歩を緩めるなら、不思議そうに首を傾ぐけれど。
変わりなければ、ただ衒いも無く、労わるいろを向けるだけで]

(306) 2010/07/02(Fri) 14時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[―――、無いよ。
 否定の言葉が喉元まで出掛かって、飲み込んだ。
 其れを何よりも口にしたいのは。]

 ……。

[目の前の、震える小さな手の持ち主なのだから。
 その震えを少しでも和らげようと。
 もう一方の掌をリンダの後頭部へ添えて、
 強引に胸元へ抱き込んだ。]

 何時。
 ……何時から、

 黙ってたの。
 

(307) 2010/07/02(Fri) 14時頃

【見】 牧人 リンダ

 ……なんであたしなんだろう?って、たくさんたくさん思ったよ。
 死ぬのはやだって、いっぱいいっぱい……泣いたよ。

 死にたくないよ。死ぬの、怖いよ……。

[ぽろぽろと涙を零しながら、無理に笑みを浮かべて]

 でもそれ以上に……ピッパちゃんと一緒にいられなくなるのが、悲しい、の。

(@65) 2010/07/02(Fri) 14時頃

【見】 牧人 リンダ

[ピッパの胸元に抱きこまれると、
 決壊したダムの様に泣きじゃくる。

 ぎゅっと。
 まるでしがみつくように震える手を彼女の背中へと回して]

 二週間、前……ぐらい、から……。

(@66) 2010/07/02(Fri) 14時頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ごめん。
 全然……気付けなく、て。

[泣きじゃくるリンダをあやすように頭を優しく撫ぜる

 二週間も。 この子はきっと馬鹿だから。
 私にしたみたいに、他の人へ極力悟られないように
 明るく努めてきたんだろう。

 そう考えた女は、下唇をきゅ、と噛んだ。]

 ……。
 酷い事って、

[ぱ、と唇を解き紡ぐ言葉。]

 酷い事を言う、って
 この、事?
 

(308) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[本当はそれほど必要では無いことを、給金を恵む口実としてお情けでさせてもらっている。
そう思い込んでいることは口には出さず、ただ小さく首を横に振った。]

たまたま手が空いているのが僕だから、させてもらってるだけ。
僕じゃなくても、他の人にだって出来ることだし。

[たとえ自分が居なくなっても、他の者達が代わりに掃除をするのだろう。
僕には仕事が必要だけど、仕事にはきっと、僕は必要じゃない。


あ、酒屋さんに用事あったんだ。
…買い置き、無くなっちゃったから。
[そろそろ辿り付く酒屋の店先で、立ち止まる。]

(309) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【見】 牧人 リンダ

[腕の中で、ふるふると首を振る。

 ピッパちゃんは悪くないよって。
 何度も何度もそれを繰り返しながら]

 ……ソフィアちゃんがね、教えてくれたの。
 今の侭じゃ、ピッパちゃんをあたしが傷付けちゃうって。

 だから酷い事いっぱい言って、いやな子になるの。
 そしたら、あたしがいなくなっても。
 ピッパちゃん、悲しいって思わなくなるでしょ……?

「ぐし…と、涙を手の甲で拭って]

(@67) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【見】 牧人 リンダ

 ピッパちゃんの、ばか……。
 ピッパちゃんなんて、大嫌いなんだから。

 だから……、

[ぎゅっと。背中に回した手が、彼女のシャツを握りこむ]

(@68) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【見】 牧人 リンダ



 あたしが死んでも……悲しまないで――


 

(@69) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【人】 漂白工 ピッパ



     ――― …… ばか。
 
 

(310) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[声は大きく無いが、明らかに叱責と解る強い芯が在る。
 涙を拭う手の甲を、くい、と両手で握った。
 す、とリンダの瞳を見つめる真っ直ぐな女の瞳。]

 酷くなんか無い。
 黙ってる方が、酷いよ。
 ……そんな事も解らないの?

[じわ、と目元に滲む雫]

 それよりも何よりも―――、
 辛いのは、リンダだよ?

 怖かったら怖いって、泣きなよ。
 死にたくないなら、死にたくないって喚きなよ。
 私にもっと、もっと、もっと――

[きつく手を握りしめる言葉は、
 最後、うまく音に、成りきらずに。
 く、と俯いて涙を堪える薄桃。]

(311) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【人】 奏者 セシル

 ……うーん。出来ていることを、そう卑下することはないと思うのですけれど。
 誰に出来ることでも、今やっているのは貴方なのですし……。

[ミッシェルと似たようなことを言う青年に、少しだけ困ったように見つめ。
良い言葉が見つからないまま、いたずらにその髪を混ぜる]

 おれも酒屋に用が……と言うか、ラドルフ君も良く飲むんでしょうか。

[なら少し、訊いてみても良いでしょうか、と用事を済ませるなら邪魔はせず、店先で首をかしげた]

(312) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

─屋敷─

[グロリアの執事が淹れてくれたお茶は格別に美味しく、多少の居心地の悪さも気にはならなかった。
慣れない敬語はどうしても不自然さがあるが、それでも楽しい時間を過ごして。]

あ…もうこんな時間なんだ。
あんまり長居しちゃ悪いよ…です、よね。
私、そろそろ帰ろうかな。 と、思います。

[こんな話し方で良い?とグロリアの執事に視線を向けると、溜息混じりながら苦労は認めてくれたようで。
ランプの代金を持ってくるから待っていなさい、と言われ大人しく席に着き直し、執事が居なくなるのを見計らってグロリアに話しかけた。]

…やっぱり難しいよ、グロリア。

(313) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【見】 牧人 リンダ

 だって……だって……ぇ。

[真っ直ぐな瞳に射抜かれて、心を覆う鎧が一つ一つ外れて行く]

 しにたく、ない…よ……。
 しにたくなんか、ないよ―――……。

 ピッパちゃんのそばに、ずっとずっと居たい、よ。

[俯く薄桃が、彼女の顔を隠すのをいやいや…と首を振って]


 ピッパちゃんと一緒じゃなくなるの、やだ、よぉ……。

(@70) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[へんにゃりとした表情でぼやくと、彼女はどんな返答をしただろうか。
苦笑したかもしれないし、気を遣われたかもしれない。

そのどちらに対しても、まぁいいや。と言って]

グロリアと一緒だから楽しいけどね。
あ、そうだ。グロリアにお願いがあるんだ。
あのね?
その、グロリアのこと、リアって呼んでも良い?
グロリアってなんか呼びにくくって。

あ、もちろんおじーちゃん達が居るところでは今まで通りグロリアって呼ぶよ?
その、イヤならやめる、けど。

[そう言うと、ダメ?と聞いて。
根が面倒くさがりだから出来るだけ短く呼びたい、という理由もあるが、なんだか堅苦しいのが苦手でもあるのでそうお願いをした。
そうしている間に執事が戻ってきて、ランプの代金と小さな包みを渡されて。
お茶菓子を包んだから家で食べなさいと言われればまた、「おじーちゃんありがとう!」とお礼を言って敬語を使えと叱られたりしつつ、屋敷を後にした。]

─ →大通り ─

(314) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 私だって。

[俯いたままの薄桃がぶる、ぶる、と震えている。
 伝う心に、良策なんて何一つ無い。
 助けるなんていう軽口すらも、叩けない。
 こんな時何も、女は言葉を持って、居ない。
 そんな自分が酷く情けなくて、恨めしくて。]

(315) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 私だって、……っ

[ぱ、と上げた表情はリンダに次ぐ、
 見るに耐えない程の、くしゃくしゃな顔。]

 私だって、ヤだよ!
 なんでリンダが死ななきゃなんないんだよ!

 なんで……
 一緒に 話もッ……できなっ  く、

[ぐ、と涙で言葉が上手く纏まらない様はまるで子供のよう。
 指先で何度も目元を拭うのに、溢れ出すものは止まらない。]

(316) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【人】 漂白工 ピッパ








[くしゃくしゃで。
 まるで覆い被さるように、もう一度。

 両腕を大きく広げて
 ひぃん、と小さな泣き声を併せて

 リンダを抱きしめようとする、情けない顔。]

(317) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

さて、今からどうしよっかな。

ソフィのところで足りないもの買い足しもしたいし、イリスのとこで葡萄分けてもらうのも良いし…

そういえば、染料用の薬も買わないといけなかったっけ。

[通りを歩きながら、やらなきゃいけないこと・やりたいことを頭の中で整理して。

あぁ、面倒くさい。と内心溜息をついた]

(318) 2010/07/02(Fri) 14時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/02(Fri) 15時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[髪を撫でられると、どうすればいいのかよく判らないといった顔になる。ただ、なんとなく背筋がきゅうと硬くなって。

撫でてもらった記憶、甘えた記憶は思い出の中に薄い。
いろんな大きな無骨な手に無理やり押さえ付けられながら、乱暴に髪を掴まれたことと、いつも訳が分からなくなってしまうことと、
決まってその人たちが帰った後だけ、妙に優しく抱きしめて撫でてくれて、甘いものをくれる母親と…]

…うん。
最近、寝苦しいから…呑まないと寝れなくて。

[葡萄カスから作る安く粗悪な蒸留酒と、甘い香りで夢の中へ誘ってくれる香煙草と…。
そんなものに逃避する事ばかり、あの母親に酷く似てしまった。]

(319) 2010/07/02(Fri) 15時頃

【見】 牧人 リンダ

[涙を流す目元へと指を伸ばす。
 溢れるそれを拭いながら]

 あたし……明日があるなら。
 他に何もいらない……。

 ピッパちゃんと過ごせる明日が、毎日来るのなら、
 それだけでよかったの、に。

(@71) 2010/07/02(Fri) 15時頃

【見】 牧人 リンダ

[両腕の中に包み込まれれば、その温もりを忘れないと言う様に、
 そっと身を寄せる。

 彼女の儚い心も。
 優しい気持ちも。

 薄桃色の髪や、抱きしめてくれる腕。
 くしゃくしゃの顔もなにもかも、]

 ………

[好きと。
 言えなくて。

 唇だけがその二文字を紡いで、ぎゅうっとしがみついた]

(@72) 2010/07/02(Fri) 15時頃

【人】 奏者 セシル

 ……。むしろ、眠りが浅くなってしまいませんか。余計なお世話とは思いますけれど。

[酒は飲めないわけではないけれど、そう強くもないから好んで呑むわけでもない。
あるじが居れば、バッカスの刻印された品はあるかと尋ねつつ]

 触れられるのが、嫌でなければ。子守唄でも歌って、背を撫でて差し上げたいところですね。

[髪に触れれば、困惑したような表情を浮かべるから。
困っているだけなのか、嫌悪の域まで達しているものなのか、分からないからあまり真剣には言わない。
ただ、酒を飲む人間に尋ねてみたかった問いは、恐らく彼には問わないほうが良いかな、とその背を見て思うのだった]

(320) 2010/07/02(Fri) 15時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/07/02(Fri) 15時頃


【人】 酒屋 ゴドウィン

[店内でさしあたり今日の食事をどうするか考えていたが、店先で聞こえてきた話し声に外に顔を出した。]

 どうした。
 そんな所で話すより、中に入って話したらどうだ?

[2人にそう声をかけるが、さっさと店の中に戻ってしまう。
会話に割って入る事はあまりない。 話しかけられれば別だが……]

(321) 2010/07/02(Fri) 15時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…そう、ですね。気をつけます。

[心配げな視線から目を逸らすように俯く。]

触れられるのは…嫌じゃないけど……
[拒否したり泣き叫んだりしてはいけないから。
いい子で我慢しているうちに、嫌とは何なのか分からなくなってしまった。
大体みんな、我慢すればその後はやさしい。]

いつもの、ある?
…今日は小さい瓶でいいから。
[ポケットの小銭を包帯をまいた指で探りながら、店の人にそう声をかけた。]

(322) 2010/07/02(Fri) 15時半頃

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