32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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―side 『十三番目《thirteenth》』―
力は使いよう、だからね。
[へんなやつ。 そう言われても"店番"はにっこり笑うだけ。]
やあ、はじめまして。こんにちは。 『ベネット』はちょっと留守なんだ。
[片手の上には捲れる白紙の魔術書を手にしたまま。 風《ソフィア》を愛想良く迎え入れた。]
(357) 2010/09/16(Thu) 23時半頃
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[しかし、変わらず召喚される異形に、忌々しく舌打ちをした。]
ちっ…きりがない…。召喚者を先に叩かなければ、魔力の無駄うちだな。 発動せよ!凍結の魔眼!!
[次に発する魔眼は、時そのものを強制的に凍結させる魔眼。 異形の召喚も止まるが、異形を倒すことも出来ない。 召喚者を探そうかとしたところで、街道から声が聞こえた>>353]
あの声は…カリュクス?
[もう一度舌打ちをして、そちらの方へと走り出した。]
(358) 2010/09/16(Thu) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/16(Thu) 23時半頃
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かりゅく…っ この力、ッ骨董……!!! ぐっ う…っっ
[いきなり動きを止めた部下>>353 に驚きつつもその犯人を理解し声を荒げようとした。 力を使った直後だったためもう一度法則を無視するほどの体力はなく異形の衝撃を防ぐことはできなかった。]
(359) 2010/09/16(Thu) 23時半頃
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……!
[入店を”許可”され、入ってきたのは可憐な少女。 ベネの知り合いだろうか、と伺っていると識別コードを呼ばれて眉が寄った。]
おまえ、…だれだ。 おれ、おまえ、しらない。 [怪訝そうな顔で少女を見詰める。 トニーが造られたのはそう記憶に新しい事では無いが、 その器《アニマ》の脆さと、実験中の”トラブル”によりポッドの中で眠る事の方が多かった。 一方的に知られる事はあれど、トニーが知るのは極少数の人物のみ。 研究所《ドック》出身ながらも、ミッシェルと面識が無かったのはこの為である。]
(360) 2010/09/16(Thu) 23時半頃
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[会う必要があるか、夢見の預言者《Yolanda》に。 どうなっているのかは知らないが。]
あの塔にいるんだろ、多分。 船つけたときにそのまま顔見とけば良かったか。
[時計塔を見上げた。 歴史は刻みつづける。
破壊か―――。]
はぁ___...。 船もそろそろ来るだろ。 ここは離れたほうがいい、ずらかるか。
[時計塔へと歩き出す。]
(361) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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カリュクス!!
[街道に出て、視界に入るのは身動きを止められた少女。 そして、襲い掛かる異形の姿。>>353]
ちっ…あの小僧、暴走しているのか!? まともに使いこなせない力を……
[二本の剣をそれぞれ投げる。 一方は、テッドを包む球体へ。 しかし、それはあっけなく弾き飛ばされてしまった。 もう一方は、少女達に襲い掛かる異形に向けて。 それは間に合ったのか、否か、もしくは必要なかったか]
(362) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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そもそも“あたし”は誰……?
[ぽつり。呟く。 “父”に作られた、父自身。 それは“知識”としてある。 間違いない。
けれど“あたし”は―― この人格は、誰のもの?
浮き上がる、疑問]
――“神”を探す前に、“神”を教えてもらう必要があるようね。
[浮かんだ不安を払うように首を振り、再び薬剤の爆風を利用して風に乗る――]
(363) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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[ チカラを 護る<<殺す>>ためのチカラを。
主に与えられた二つの文字が鈍く輝き 祝福<<ライン>>を辿って恩恵<<チカラ>>を引き出した。]
――……!
[強い波動で、銀糸がふわりと拡がる。 両腕でしっかり主を抱き締めたままに、]
――断絶黄菊<<マリーゴールド・ソロー>>――
[弾けた黄の波長が、周囲の異形を砕き崩した。]
(364) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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―時計台《グランド・クロノス》頂上―
――……ん。騒がしいね。
[テッドの呼び出した"異形"。 それは、そう遠くない此方にも向かっていた。
見下ろせば、見えるのは大きく口を開ける"人では無いモノ"と。]
おや。
[研究所<<ドッグ>>に行く前、出会った"お嬢さん"。 暫く時間は経っていたが、考え事でもしていたのか まだ時計塔から見える場所>>356に。]
(365) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時頃
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ああ、いいよ。待たせてもらうから。 それに、十三番目《あなた》とАнтоний君の顔をちゃんと見ておきたいと思ったんだし、ね。
お茶か何かいただけるととても嬉しいんだけど。 [愛想よく迎える店番に微笑んで、ソファに腰をおろす 怪訝そうに見詰めるトニーには]
ふふ。 あたしはソフィア。『ベネット』の………そうね、友達って言ったら彼に怒られるかな。
(366) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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―side 『ベネット』―
『何も期待しては居ない。』
[『ベネット』は冷淡に哂う。 ぼこぼこと絶え間なく泡立つ足元では、奇怪なる異形に似たモノが這い出そうとのたうつ。]
『容易い、が――。 只でさえ空間の歪んだこの地《グランド・クロノス》 時間の法則すら乱れるぞ。
そして、其れは破滅の兆し《トルメンタ・アルシオン》となる。
構わぬか? 構わぬなら、やってやろう。 その度胸に敬意を表しボランティアでな。』
[それは中立の『ベネット』にしては破格の対応。 伸ばされる手には手をさし伸ばさない。 無関心の中の好意。]
(367) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時頃
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[ぐずり… 大時計の壁に手を闇ごと埋め込む。 闇《混沌》は”何者をも拒絶”するその空間をを無理矢理に押し開く。
ビギィぃ バギ ミジミジ…
あたり一面の時空は軋み。 悲鳴を上げながら引き裂ける。]
(368) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時頃
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………
[時計塔の空間がこじ開けられる気配に、少女はわずかに顔を歪めた]
(369) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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