56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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ヴェスパタインは本屋 ベネットに投票した。
ミッシェルは本屋 ベネットに投票した。
ヤニクは本屋 ベネットに投票した。
ペラジーは本屋 ベネットに投票した。
ベネットは記者 イアンに投票した。
フィリップは本屋 ベネットに投票した。
バーナバスは本屋 ベネットに投票した。
ムパムピスは本屋 ベネットに投票した。
ソフィアは本屋 ベネットに投票した。
オスカーは本屋 ベネットに投票した。
イアンは本屋 ベネットに投票した。
ローズマリーは本屋 ベネットに投票した。
ベネットは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
フィリップが無残な姿で発見された。
ムパムピスが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ヴェスパタイン、ミッシェル、ヤニク、ペラジー、バーナバス、ソフィア、オスカー、イアン、ローズマリーの9名。
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 00時半頃
[魂は廻る。廻る――]
(#0) 2011/07/02(Sat) 00時半頃
― XXX年後 赤国・某所 ―
買い物籠を提げた女:
『ねえ聞いた?
いよいよ隣国との戦が始まるって』
赤ん坊を抱いた女:
『聞いた、聞いたわよ。いやあね、怖い。
ウチの国が勝てますように。そう、お祈りしておきましょう』
買い物籠を提げた女:
『そうねぇ。
負けたら何をされるか分かったものじゃぁないもの。
…と、隣国の話をしたせいか、何だか信じられないような話を思い出したわ。
ほら、ずっと昔、ウチと隣の緑国は一体だったとか…』
赤ん坊を抱いた女:
『ああ、赤も緑も一つの国から生まれたってねぇ。
たしか、そのもとの国の名前は、の…のる、ど……あら、何だったかしら??』
(#1) 2011/07/02(Sat) 00時半頃
― XXX年後 緑国・某所 ―
半ズボンの子供:
『せんそーだぁ!
赤の国のやつらなんて、みんな退治されちゃえ!!』
ソバカスの子供:
『へー、どうしてそう思うの?』
半ズボンの子供:
『え? えーっと、
そうだ、悪い奴らだからに決まってるだろ!
良い子にしてないと、オレを喰いに、悪い赤のヤツラがやってくるって、
とーちゃんがいっつも言う!!』
ソバカスの子供:
『…ぷっ、なにそれ、あはは――**』
(#2) 2011/07/02(Sat) 00時半頃
/*
ベネットさん、ムパムピスさん、フィリップさん、お疲れさまです。
墓下(XXX年後の世界)スタート時点では
・現代的すぎない文明
・赤の国と緑の国がバトる気配
設定あるのは漠然としたこんなんだけなので、
ここから、舞台も話展開も思いのままに作っていって下さいね。
(#3) 2011/07/02(Sat) 00時半頃
/*
ところで。
新しい君たちのコト、…教えてほしいな[上目遣い]
↓墓下メモ用↓
■名前
■自己紹介
□現在地
後から墓入りする方ほどログ把握が厳しくなると思われますので
要点をメモにまとめてあると、親切かと
(#4) 2011/07/02(Sat) 00時半頃
/*
さあ、さいころころーん!
▼ペラジー[[who]]
▲ヴェスパタイン[[who]] 予備バーナバス[[who]]オスカー[[who]]バーナバス[[who]]
(#5) 2011/07/02(Sat) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 01時頃
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[そして男は―――女騎士の身体が、容易く弾かれるのを捉え。
敵兵を力づくで振り払い、白馬を向ける。 呼応するようにこちらに向け突き進んでくる黒馬。>>2:179]
――――っ、うおあああああっっ!!!
[夕闇の色した視線と翡翠の視線が絡み合う。 戦場の中、ぽっかりと空いた空間にて、2つの刃が空中で交差し、
鳴り響いたのは、鉄が穿たれる鈍い、音]
(0) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 01時頃
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――回想・礼拝堂――
[ムパスピスの真心>>2:99には、まだ実感が沸かぬまま 自分中心にしか物事を考えられない、幼いままの心 それでも、神父の言葉は、じんわりと身体に沁み渡る]
ありがとう、ございます……
[貰った礼拝堂の鍵を、きゅ、と胸に抱いた
祈りしか出来ない自分 戦が始まってしまえば、前線に出る事も出来ない
狼の咆哮が、身体の奥底に響いた気がした 弓の矢尻が、身体の中心を貫いた気がした
父親が作った騎士団 共に戦い高め合う為の騎士団 それは、ローズマリーにとっても、誇りなのだから]
(1) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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[一瞬、しん、と。静まった世界に。
―――ガイル・カノッサの身体が、揺れる]
(2) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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絶望は、致しませんわ それこそ、騎士達に対する侮辱ですもの
ありがとうございます、神父様 少し、心がすっきり致しましたわ…
[それから、神父を見送ると、もう少し祈っていただろう
歪みを抱える心は、まだ上手く抑えられない 愛も、憎しみも、ただ見据えるしか無い 昨晩の食堂での出来事は、心にくすぶり続けている 今更引けなくなった、というのも、正しいのかもしれない
神父が、致命傷を負った事も 彼を慕っていた少年が巻き添えとなった事も ベネットが、イアンを庇って倒れた事も
そうやって、血が流れてゆく]
(3) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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[それでも討ち倒すには叶わず、]
『ぐ、ああっ……、 総員、一時、退却だ……!』
[打たれた肩を抑え、黒の将は呻く。 その声に従い、退却していく敵軍の姿が皆の眼に入っただろうか]
……待て、深追いするな! 緑騎士団、一時退却!!
[乱戦で相当の数の兵が倒され、味方へのダメージも大きい。 声を張り上げ、緑の狩人たちに退却の命令を下した]
(4) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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[見間違いじゃないかと、思った。
ようやく決まった赤騎士副団長が、穏やかに笑っていた青年が、倒れたのが。だから、確認する為に、前線へと駆ける]
……イアンさんっ、オスカー!!!!!
(5) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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[ヴェスパタインの一撃により、相手の躯は大きく揺れた。 しかし下された命令は撤退命令。>>4]
え…?
[女は戸惑いながらも上官の命令に逆らうことは出来ず、愛馬を呼び出し跨った。女は未だ、人違いとは気が付かずに今はヴェスパタインの後を追う。]
(6) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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神父殿、フィリップ君…。 せめて、安らかに。
[神父とフィリップの目を閉じ、自分に出来る祈りをささげた。]
せめて、安らかに。 う、く、んく、はぁ…。
[とうに涙は流れている。 それとは別に、井戸の奥底から水が湧き上がるように、心に噴出していく何かがあった。]
(7) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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[離れた場所で、副団長と幼馴染が戦っていたことは気付いていなかったが、撤退命令>>4が聞こえれば小隊と、その近くにいる兵士たちに聞こえるように叫ぶ。]
深追い無用!体力を温存し、次の戦いに備えろ!
追いかけてくる馬鹿どもに牽制するだけで良い! 矢の無駄打ちはするな!
[味方が退却するに合わせて、後退する。
敵も先に退却を始めていた為追いかけてくる敵は殆ど居なかったが、戦場で気を抜くことはしない。]
(8) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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[その知らせが入ったとき、両参謀に緊張が走った]
何ッ…ファーレンハイト殿が……?! (これからだと言うのに…なんと、運命は非情な… 団長、副団長…どうか無事で――)
――レッドフィールド殿は無事なのか? …決して深追いさせるでないぞ! 将を討ちたいは、もっともじゃがな――!
(9) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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[オスカーの声>>2:175は、耳に入っていたか 定かではないが、雪崩れるように馬から降りて。
横たわるベネットに駆け寄った。 一瞬、此処が戦場だと言うことも忘れて。
あの、強い意志が宿った瞳を見たかった。]
(10) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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―赤国 前線の町―
[隣の緑国との関係が険悪になって、はや数年。 今では戦争状態に陥りかねないくらいに、 両国の関係は冷え切っている。
赤国も、今は開戦の準備を水面下で進めている。 ――私の所属する部隊も例外ではなく、 進攻の際に拠点とする土地の候補をいくつか調査する、 重大な任務を帯びることとなった。
緑国も同様に、着々と戦力を蓄えているのだろう。 開戦を前に不安はよぎるものの、 国と民を守るため、自らを奮い立たせねばならなかった]
(+0) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 01時半頃
ソフィアは、戦場を見つめている――**
2011/07/02(Sat) 01時半頃
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―砦:地下牢近く―
[やがて、女性が呼んだ看護士たちが駆けつけたが。>>7 その時にはもう……]
『……………。』
[看護士が脈を取るが、既に二人とも手遅れであるのは明白で。涙を零しながら、彼らは召された魂への祈りを捧げた]
『……何故。一体誰が……』
[ぽつりと漏らされた、独り言。 まだ犯人がいるかもしれない。]
(11) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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―廃墟の砦― [緑の制服に身を包んだ女性兵士は、廃墟の合間で身動きが取れずにいた。 今や隣国、赤国とはいつ戦争になってもおかしくない状況。 両国の間にある廃墟の調査を命じられてきたものの、脆くなっていた足場が崩れ、落下したのだった]
ついてないな。
[石壁の合間から見える空を見上げてぼやく。 恐らく、足は折れてはいないが酷く腫れていて足場の悪い廃墟を脱するのが難しい状態だった。 ヒビ位は入っているのかもしれないが、幸か不幸か人目につかない場所だったため、痛みが引くのを待つことにしたのだった]
(+1) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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[名を呼ばれ、誰かが駆けつける音がする>>5 それは、随分と遠くの出来事のような気がして。
倒れた彼の身体を守るように、剣を振るっていた**]
(12) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/07/02(Sat) 01時半頃
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[軍人になったのは―― 家族や友人、身近な人達を守りたかったから。
少人数の部隊、仲間達と一緒に、歴史で学んだ土地、 この国の祖になった公国が築いた砦のある一帯へと、 ひっそりと向かう]
……でも、この任務が終わっても、 またすぐに忙しくなりそうですよね。 次は実際に拠点を築く工程に移るわけですから。
[今は、砦の一帯は両国に挟まれて領有権が定まらず、 宙に浮いた状態になっている。
戦場になる可能性が高いこの地帯で、 なるべく有利な地形を確保しようというのが、 戦略上の意図であるらしかった]
帰ったら少しは休暇もらえるんでしょうかねぇ。
(+2) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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[調査といっても、此方の方の任務の内容は、調査の前の前の段階で、赤国がすでに入り込んでいないかを確認するものだった。 だから、砦の近くの村の出身であり、土地勘のある彼女一人だけで訪れていたのだった。 その可能性は低いと踏んでの人数でもあったわけで、実際彼女が廃墟を一通り見ていた時は、兵士どころか人の姿も見かけなかった。]
昔はこっそり遊びに来たものだけど。 僕も年かな
[痛む足を擦り、盛大に溜息をついた。 先ほど確認して危険はなかったのだ、焦る必要もないだろう。 と、思っていたら、人の足音が聞こえた。 控えめなその足音を訝しげに思い、息を顰めて伺う]
(+3) 2011/07/02(Sat) 02時頃
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―廃墟の砦―
[物資の中継点となる河川などの調査を経つつ、 ようやく砦の付近に辿り着いた。 平原を避けて、近くの森にキャンプを張る]
では、私とシャノンさんで砦の調査にあたります。
[調査する土地は数ヶ所あり、組分けをして任務にあたる。 少し年上の隊員とともに、廃墟と化した砦に踏み込んだ。
砦の建造物自体は、老朽化して利用できそうにない。 瓦礫を避けながら砦内を歩いていると、 からから……と、小石が隙間に転げ落ちた]
(+4) 2011/07/02(Sat) 02時頃
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ムパムピスは、足音を忍ばせながら、周囲を窺う。
2011/07/02(Sat) 02時頃
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あ……
[背に矢が刺さった青年。 その矢は、真っ直ぐに心臓の位置を貫いていて。 近づかなくても、命が失われているのがわかったけれども。]
………イアンさん。
[守るように動いたって、守るべき“彼”は既にいないのに。>>12 それはあまりに…たまに見た、彼が振るう剣とは違って頼りなげに見えて]
…………、
(13) 2011/07/02(Sat) 02時頃
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[隙間から伺った姿―――それは、赤の制服だった。 間の悪いと思うと同時に、携行していたハンドガンを握る。]
………
[未だ両国間で戦争が起こっている訳ではない。 それでも関係がよろしくないのは事実であって、 負傷して動けない状態で見つかるのは恐ろしかった。 ころんっと落ちてきた小石があたり、身じろぐ。
ジャリ…
持っていたハンドガンと石畳が音をたてた。 しまった、という顔をする]
(+5) 2011/07/02(Sat) 02時頃
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赤騎士団団長!しっかりなさって下さい!!!!
倒れた方は、私たちが助けますから!!!!!
[もう助けられないことなんて、わかってる。 しかし。戦場では、倒れた友を置いて、先に進まなければならない時がある。騎士達が前へ進めるよう、倒れた者を救うために、衛生兵は存在する。だからそれは、意地のようなものだった]
ベネットさんを…砦まで、運びます…!
[例え命が失われていても。このまま血と土のにおいの戦場に置いていくのは、いたたまれなかった**]
(14) 2011/07/02(Sat) 02時頃
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