24 明日の夜明け
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……あ、ぁああ……嫌、……!!
[保健室を出て、伝説の樹の傍まで駆けて。 結局アイリスとラルフ、ズリエルとは話すことのないまま、 無事を確認して戻ろうとした時だった。 マーゴが、空から、降ってきたのは――]
…………っ、ぁ。
[地面に広がる赤。白い肌を染める、あか。 倒れ付す彼女を見た瞬間、縫い止められたように足が止まる。 目の前が霞むように頭が痛む。止めて、と何かが叫ぶ。 人形に連れて行かれるときにも、動けなくて]
(38) 2010/08/08(Sun) 03時頃
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[遠く、ズリエルの声>>1が聞こえ、緩慢な仕草で振り返る]
アイリス、ラルフ、くん……。
[ふらふらと、そちらに近寄っていく。 その場にはテッドやサイモン達の姿もあっただろうか。 ソフィアのときと同じように、少しの間そっと触れて]
……ふたり、いっしょだね。
[誰にも聞こえないだろう呟きを、そっと零す。 涙は出ない。感情は表情から抜け落ちた。 立ち上がりもう一度マーゴの、メアリーの所へ行こうとするのに、 やはり身体は動かせなくて、唇を噛む。 瞳に浮かぶのは恐怖とない交ぜになった、様々な感情たち]
(39) 2010/08/08(Sun) 03時頃
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―屋上へ―
[トン、トン、トン。 いつの間にか制服に戻った姿で、階段を上っていた。 軽快さのない、無理矢理足を動かすような足取りで、 それでも視線は先だけを見つめて、一歩一歩踏み出していく]
[生徒会室の前を通り過ぎる。 そこにカルヴィナがいると、知ることはないまま]
[屋上の扉をゆっくりと開いていく。 暗い闇に差す青い月光の下、床の上には自分の楽器ケースと ――フライパンや、オタマが、あっただろうか]
[ただそれを、抱えて強く抱きしめて。座り込んだ**]
(40) 2010/08/08(Sun) 03時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 04時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 04時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 08時頃
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―屋上―
[渦巻きの浮かぶ、星の瞬かない空を、見上げていた]
[途中ルーカスが訪れた。 それでもそちらを向かなかったのは、気付かなかったから ――ではなく、ただ、逃げていただけだったのだろう。 それから少し経ってから、やっと立ち上がる。 楽器ケースと一緒にフライパン等も抱え、屋上を後にして]
[生徒会室のドアに、手をかける。 そのドアの向こうには、カルヴィナの姿があるのだろうか]
(52) 2010/08/08(Sun) 11時頃
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―生徒会室―
[ドアに手を掛けた時、アヴェマリアの歌が聴こえた。 それはあの日常の午後に響いた、カルヴィナの声だと分かる。 少しだけ躊躇ったものの、開けて中に一歩踏み入れて]
どうもしないよ?
[月光に照らされる表情は、きっと感情を浮かべていない]
…………。
[溶かしに? その問いには答えず、歩み寄っていく。 そうしてあの日座ったソファの端に座ろうとするだろう]
(57) 2010/08/08(Sun) 11時半頃
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双生児 ホリーは、もう歌わないの、と問いかけて。
2010/08/08(Sun) 11時半頃
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[淡々と問いかけるカルヴィナに。 こちらも感情の見せない声で、答えた]
――そうかもしれない、ね。
[どこか寂しげに微笑み、彼女に視線を向けて]
(60) 2010/08/08(Sun) 11時半頃
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……アヴェマリアで、いい?
[カルヴィナに小さく頷いて、楽器ケースを開ける。 そうしてフルートを組み立てたなら立ち上がり、構えて]
わたし、カルヴィナの歌う声、好きだよ。
[いつかと同じようなことを言って。吹き始めるだろう。 窓から差す青い光が、銀の楽器を煌めかせた]
(62) 2010/08/08(Sun) 11時半頃
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[心地よく流れるアルトの声。 曲が途中、余韻の残るそのままに、問われて]
[僅かな沈黙が流れ。そして]
……わたしは、あるよ。願ったこと。
[いつもの笑みを浮かべ、カルヴィナを見つめた。 しそうになったの?と感情の見えにくい声で]
(74) 2010/08/08(Sun) 12時半頃
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[返された答えに、一瞬きょとんとしてしまい]
好きな、ひと……。
[ゆっくりと、鸚鵡返しに。 誰なの、という疑問は言わないまでも、伝わってしまうか。 一度顔を伏せてからフルートを丁寧に閉まって。 戸棚から何故かある白い皿を取り出すと、 テーブルの上にあった、こあらのお菓子の封を開けていく]
人の感情を動かせたら、怖いね。
[可愛らしい絵柄のひとつひとつを眺める。 しかしそこには、眉毛こあらの姿はなかった]
(81) 2010/08/08(Sun) 12時半頃
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どこもおかしくないよ。 ただちょっと、驚いただけ。ふふ。 話してくれて嬉しい。
[笑みを浮かべるカルヴィナに、こちらも返す]
エゴとか、矛盾だらけかもしれない。 わたしには、あまりよく分からないけど。
好きな人には、自分を想って欲しい。 幸せになって欲しい。傷付かないで欲しい。生きていて欲しい。
そういうもの、なんでしょう?
[こあらのお菓子をひとつ、差し出す。 自分も口に運べば、ほろ苦いチョコの味が広がるだろう]
(89) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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双生児 ホリーは、小僧 カルヴィンに、掴み所のない微笑を浮かべたまま。
2010/08/08(Sun) 13時頃
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>>91
ふふ。会長のこと、だったんだね。
[どこかで感付いていたのかもしれない。 僅かに目を瞬かせただけで、また口に菓子を運んで]
でも、会長がわたしを好きだとは、思わないけど。 なんで? どうしてそんなこと……。
[本当に分からない、というように首を傾げた]
(93) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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[カルヴィナの言葉に、分からないと眉を寄せて]
生きて返して欲しいって……。 駄目だよ、カルヴィナ。まだ、何も分からない。
あきらめないで。
[どこか必死な声で、彼女を見つめて]
それに、わたしは緑に関係があるなんて、言ってないよ? わたしはカルヴィナの見たものを
……ぜんぶ、信じているわけじゃないから。
[ふっと視線を逸らし、立ち上がり窓辺へと近寄って。 暗闇に浮かぶ、冴え冴えとした青い月を掴もうとするように、 ガラスに手を付き、握り締めた]
(103) 2010/08/08(Sun) 13時半頃
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双生児 ホリーは、若者 テッドに話の続きを促した。
2010/08/08(Sun) 13時半頃
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[そうして窓辺から、カルヴィナを振り返り]
足、大丈夫? あとで保健室で、包帯巻きかえよう。
[隣を通り過ぎて、荷物を抱え、ドアの前まで進んで]
わたし、屋上に行ってるね。 ありがと。いろいろ、話してくれて。
乙女の勘は、よく分からないけど。
[いつもの微笑とともに手を振る。 そうして生徒会室を出たなら、屋上へと戻るだろう。 最後の呟きは誰にも聞かれる事は、ないまま**]
(106) 2010/08/08(Sun) 13時半頃
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双生児 ホリーは、屋上の給水タンクの上まで登っていく**
2010/08/08(Sun) 13時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 14時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 19時半頃
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―屋上―
[給水タンクの天井まで、備え付けられた梯子を上って。 ひたすらにじっと、月以外のなにも浮かばない空を仰いでいた。 考えることは抱えきれないほどにあった。 それなのに感情ばかりが溢れだしてしまい、どうしようもなくて、 まわした腕でつよく、つよく、膝を抱えていた]
[そしてそこに聞こえてきた、ひどく苦しげな声>>125。 緩慢な仕草でタンクの端までにじり寄り、見下ろす。 腰を下ろし何かに耐えるサイモンに気付けば、驚いたように]
え、大丈夫……っ
[そういう自分が端から落ちそうになった]
(132) 2010/08/08(Sun) 20時半頃
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双生児 ホリーは、1か6なら落下した{1}
2010/08/08(Sun) 20時半頃
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………!?
[斜面になった端から、足を滑らせる。 手で掴もうとするが咄嗟には間に合わなくて、そのまま]
[タンクの上から、落ちていく]
(136) 2010/08/08(Sun) 20時半頃
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双生児 ホリーは、下の柔らかな感触に、思わず硬直。
2010/08/08(Sun) 20時半頃
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ご、ごめん大丈夫……って、大丈夫じゃない!?
[慌てて上から退いて、テッドに怪我がないか確認しようと。 自分は何をやっているのかと小1時間問い詰めたくなってきた]
……元々怪我してたのに、ごめん。
[先程よりかなり青褪めた様子で、目を伏せて]
(139) 2010/08/08(Sun) 21時頃
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……そっか。助けてくれて、ありがと。
[ただ頷いて、礼を。そうしてサイモンの様子も伺って]
保健室で手当てしたほうが、いいよね。 かれ……サイレン……サイモンくんも、調子が悪そう。
どうする?
[座ったままのテッドに、もしかして立てない?とも]
(142) 2010/08/08(Sun) 21時頃
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>>143>>147>>152
うん、そうだね。 サイモンくん、保健室のベッドで寝た方がいいよ?
わたしは大丈夫だから。
[そしてテッドが携帯を見て、微妙な反応をしているのが 気になったのか、少し身を乗り出してみたり]
誰かから、メール? 待ち合わせとかあるなら、とりあえず降りようか。
(154) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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双生児 ホリーは、テッドにならって立ち上がり、サイモンに手を差し伸べる。テッドが大丈夫なのかどうか、こっそり心配げに見つつ。
2010/08/08(Sun) 22時頃
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[答えてくれたテッド >>157に、頷いて]
マーゴちゃん……、ここに、居たんだよね。
[サイモンの言葉 >>158にそれを思い出したのか。 フライパンのあった場所をそっと眺めてから、ドアへと踏み出す。 そうして1階まで何事もなく到着するだろうか。 サイモンやテッドがふらつくようなら支えたかもしれない]
(160) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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[1階に着くまでにテッドがふらつくことはなく。 無理しているのだろうか、と思いつつも、 きっとそれ以上手を貸しはしなかっただろう]
うん、わたしはどうもないしね。 サイモンくんは責任持って、保健室まで連行する。
行ってらっしゃい。
[ひらひらと、いつものように笑顔で手を振った]
(166) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 22時半頃
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[保健室へ向かう途中、走ってくるメアリーに気付いて>>169]
メーちゃん!
[思わず片腕で抱きしめてから]
ん、こっちは、わたしだけで大丈夫だよ。 サイモンくんは重くないし歩けるみたいだし。
なにか取りに来たんでしょう?
[それでも彼女が着いてくるなら、拒まないつもりで]
(174) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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>>181
うん。メーちゃんこそ、気をつけて。
[保健室までサイモンを支えるのを手伝ってもらい、 彼女が階段を上っていくのを踊り場まで見送りにきて]
さて、大丈夫かな。彼氏くんは。
[そうして、保健室へと戻っていくか]
(190) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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>>193
大丈夫大丈夫。わたしが月を見ててあげる。
[ベッドにごろんしているサイモンの傍らで ごそごそと薬品棚を探ってから、そう返しただろう]
わたしもごろんしてみるかー。
[隣のベッドに仰向けに倒れてみた。試しに]
(196) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 23時半頃
双生児 ホリーは、始末屋 ズリエルに話の続きを促した。
2010/08/08(Sun) 23時半頃
双生児 ホリーは、良家の息子 ルーカスドアの向こうに気配を感じて首傾げ。
2010/08/08(Sun) 23時半頃
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―保健室―
[ベッドに寝転がりながら、月を眺めていた]
……え?
[ぼんやりと霞むように見えたそれに、目を擦る。 あまりに少しずつの変化に気のせいかと。 しかし、それは違った。確実に、世界の色は赤へと――]
サイモンくんっ、あの時間が来る!!
(202) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
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―保健室―
[叫んだ直後、カーテンが意思を持ったかのようにサイモンを囲んでゆく。 逃げる事など考えもつかず、どうにか引き剥がそうとしている間に収まり唖然として。 状況を理解するのとほぼ同時、鋏>>221が向かってきて硬直する]
……い、や……っ。
[きらりと光を反射する刃。 口から漏れるのは声にならない悲鳴ばかり。足は動かない。 サイモンが保健室を飛び出せば、解放され力なく座り込んだ。 息が荒い。でも、こうしている場合ではない]
……追わなきゃ。
[今回はきっと、ポルターガイストだ。 保健室を飛び出した後、薬品瓶が後を追うのに気付かぬまま。 階段を駆け上がり2階に着くと左右を見渡した]
(226) 2010/08/09(Mon) 03時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 03時半頃
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――――!?
[立ち止まった瞬間、目の前の3-B教室のドアが開く。 その向こうに浮いているのは黒板消し、花瓶、そして、椅子。 避けなくては。そう思う。必死で身体を動かそうと――]
(229) 2010/08/09(Mon) 03時半頃
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双生児 ホリーは、偶数:避け 奇数:掠る {1}
2010/08/09(Mon) 03時半頃
双生児 ホリーは、12:腕 34:脚 56:顔 {2}
2010/08/09(Mon) 03時半頃
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こんな、の、どうやって。
[逃げろというのか、という悪態は飲み込むしかなかった。 黒板消しを間一髪避ければ、顔数センチで花瓶が割れる。 思わず腕で庇い目を瞑る。椅子が向かってくるのに気付けない]
…………っ、
[右太腿に感じる熱い痛み。 転びそうになるのを堪え、どうにか足を踏み出していく。 痛みはあるが進むことに支障はないようだった]
(230) 2010/08/09(Mon) 04時頃
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双生児 ホリーは、机の狙いは違ったようだが、そんなの気付く由もない。誰かいないだろうかと辺りを見回した。
2010/08/09(Mon) 04時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 04時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 04時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 09時半頃
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―2階廊下―
[理科室の方からの呼ばれ>>237、ぱっと振り返る。 そこにはフィリップと、彼に手を引かれるメアリーの姿]
……椅子っ、危ない!!
[ゆらりと獲物を変える椅子を掴もうと腕を伸ばす。 しかし届かない。フィリップが引き摺り下ろすのに息をついて]
グラウンドだね、分かった。 わたしはサイモンくんを連れて、後で行くから!
[傍に駆け寄り、一瞬だけメアリーの手に触れる。 彼女と目を合わせることは出来たなら微笑んだだろう。 複雑な色を感じ取られぬよう、努力した笑みで]
約束だから。ちゃんと逃げ切ってね。 フィリップくんも、写真撮る約束あるんだから。
(241) 2010/08/09(Mon) 10時頃
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[ちなみにタキシードはメーちゃんね、と付け足して。 走り去るふたりに手を振り、教室をひとつひとつ確認していく。 調子の悪そうだったサイモンを置いていくつもりは、毛頭ない]
……美術室……?
[誰かの話し声が聞こえた気がしたのか、そちらを向く。 後ろを振り向けば理科室の扉が揺れているのが見え、 そうあまり時間がないことは感じ取れただろう。 床に転がっていたモップの柄を握り締め、ドアにそっと張り付く]
(242) 2010/08/09(Mon) 10時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 10時頃
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―美術室前―
[扉の向こうから掛けられた、声。 状況にそぐわない穏やかなそれに、一瞬肩を震わせた]
……サイモン、くん? ホリーだよ。
[それでもサイモンの声だとは分かったから。 無意識にかモップを握る手に力を込めながら、答える]
校舎は危ないから、グラウンドに行こう。体調はどう……
[もしかしたら、また体調が悪くなったのかもしれない。 扉に指をかける。鍵は閉まってはいないだろうか。 そうでなければ、ドアはゆっくりと開き、...の瞳は彼を映すか]
(247) 2010/08/09(Mon) 13時頃
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