282 【恋愛RP村】星降る夜に、ワルツの音を
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――喫茶店――
[ホットケーキを6つに分ける 幼い頃には、それぞれのおやつを3等分して、交換したこともあったっけ 彼女がそれを決まりごとにしていたことは知らずとも、幼い頃からの動作が変わっていないことは、変わっていないことが伝わってきてほっとさせた
けれど、続いた言葉に顔を向ける]
そうか 花乃ももう18歳だもんな
[自分が遅くに気付いたことに花乃はもう気付いているらしい あの頃の自分は14歳で 花乃に同じ失敗をして欲しくないと思ったが、 自分はいつも気付くのが遅い]
(4) 2018/08/31(Fri) 00時頃
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[頭を撫でられて怒ったりする訳はない いつまでも、花乃ちゃん、ではないのだと気付く]
さあ、どうだろうな
[5年前の話をする前に、気付かされたことに苦く笑う わからないから可能性を逃して欲しくないと思ったことも、荘介のエゴだ だから、そうだなと重ねて]
大人になった花乃の綺麗な格好を見てみたかったんだよ
[やり過ごそうとされたのを、過去系で答える もう無理強いはしないと言うように]
(5) 2018/08/31(Fri) 00時半頃
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[そうして、腰を据えて話そうとしたのに 返ってきた言葉に目を瞬いた>>1:276]
それで、あまり一緒に遊ばなくなったのか?
[尋ねたのは、3人で遊ばなくなった理由 気を遣ってくれているのだと思っていた 百合江からは、花乃も祝福してくれたと聞いていたから]
…ごめん
[もしそうなら、百合江にも、花乃にも、申し訳ないことをしたと、今日三度目の謝罪 その謝罪で誰かが慰められることはないとわかっていても言わずにはいれなかった]
(6) 2018/08/31(Fri) 00時半頃
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[幼馴染の距離が離れて、百合江とも別れて、一人ずつで過ごすことが増えた数年 恋愛だけがすべてではないとわかっていても、 好きな人――それは花乃にとっては友人でも構わないようだが――と一緒に行きたいと思うようになったのが、もし誰かに手を取って貰えなかったことが原因ならと思ったのに
短い言葉>>1:276に花乃がそれを気にしていたかどうかもわからない
距離を詰めようと時間を取ったのに]
(10) 2018/08/31(Fri) 00時半頃
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[やっぱりここにいるのは、小さな頃の花乃ちゃん、ではない 大人になった聖花乃で]
――悪い、やっぱり仕事戻る お客も来たし
[ちょうど訪れた客を理由に席を立つ いらっしゃいませとそちらに向かい、花乃を置いて行く
逃げたのだと言われればその通り そうして、その日はいつにもまして仕事をしたのだった]**
(11) 2018/08/31(Fri) 00時半頃
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―前日:喫茶店―
[仕事に戻る前に聞いたのは、当時の花乃の考え あの時、荘介たちは14歳だったのだから、花乃は13歳 その頃に、そこまで考えていたのなら]
――そっか 花乃は俺よりしっかりしてたんだな ずっと子どもだと思ってたけど
[花乃がバイトを開始し再会した時も、幼馴染に戻れるかもしれないと思った荘介の方が浅はかだった また気軽に話せるようになったと思って、 気が緩んだのだ 深入りするつもりはなかったのに]
(68) 2018/08/31(Fri) 19時頃
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[話を切り上げようとしたのも、花乃が眩しかったこともあるだろう]
わかってるよ
[誤解する程おめでたい訳ではないつもりで、花乃の声にそう返す>>29]
花乃ならいい相手が見つかるさ
[花乃の着飾った姿を見たいと言う気持ちに嘘はないけれど、それは見たいと言う自身の希望であることがわかったために、言葉を飲み込む 花乃自身が望むものが手に入ればいいと願いながら、仕事に戻って行った]*
(69) 2018/08/31(Fri) 19時頃
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――前日:掲示板――
[そうして、仕事が終わった後、スマホを弄る
新は別に喫茶店のバイトではない しかし、イケメンが飲んでたり食べてたりするものは総じてうまそうに見えるのも本当 マスターは別に宣伝などいらないと言っていたが]
協力してくれるって言ったし、いいよな
(70) 2018/08/31(Fri) 19時半頃
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――星戴祭2日前:喫茶店――
[そうして、次の日]
いらっしゃいませ
[今日も今日とてバイトに精を出す 大学には通っていない 一人暮らしを開始したのは、両親が離婚したからだ 幼い頃から両親とも仕事仕事で、一人っ子である荘介は家でひとりでいることが多かった そのため、性別は違えど、幼馴染として長く、百合江や花乃と遊ぶことも多かった
その両親が荘介が高校を卒業を気に離婚することとなった 予兆は十分にあったし、結婚したからと言ってずっと一緒にいられる訳がないことは理解している 大学に行く学費は出すと言われたが、興味がなかったので、――進学をやめて気に入りの喫茶店でバイトをすることとしたのだった]
(71) 2018/08/31(Fri) 19時半頃
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[5年前、きっかけは星戴祭だった 男女ペアになって踊るその星戴祭で、百合江と一緒に踊りたくて そして、付き合い始めれば、花乃のことに気付かないくらい毎日が楽しくて 目先の楽しさに努力を怠り、失った
両親の子である自分には誰かを大事にすることに向いていないのだと諦める振りをしながら またあの日々を失うのが怖くて足踏みをしている 花乃はあの頃からちゃんと考えていたのに]
(72) 2018/08/31(Fri) 19時半頃
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[それに気付いた昨日、 そして同時に、百合江が売店で働いていると聞いた昨日、 会いに行くべきかと悩んだ昨日――そのために夜遅くまで起きていた―― 結局結論が出ないまま、店が開店して――]
百合江?
[訪れた客の顔を見て驚いた]
(73) 2018/08/31(Fri) 19時半頃
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そっか、バイト始めたんだっけ
[昨日新に聞いたばかりの話を思い出す]
アイスコーヒーな ちょっと待って
[注文を確認して奥へと通す コーヒーが自慢のここは、作り置きなどは用意していないため、百合江には少し待ってもらうことになる]
…久し振り
[その間、少し悩んでそんな言葉を投げる 卒業してから半年足らず 久し振りと言う訳ではないのかもしれないが、顔をちゃんと見て話すのは久し振りの気がして]
(74) 2018/08/31(Fri) 19時半頃
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なんか不思議だな 俺も、学園には良く出前に行ってたんだけど あんまり会わなかったな
[百合江がバイトしているのが夏季休暇だけとは知らず>>0:18]
それがこんなところで会うなんて思わなかった
[驚いたままを伝えた]*
(75) 2018/08/31(Fri) 20時頃
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――喫茶店――
[『荘ちゃん!?』 聞こえた声には驚きが滲んでいて、 お互いに驚いた様子に、つい笑ってしまう]
ああ 百合江は進学するって聞いてたから、まさか会うとは思わなかった
[百合江について、新から聞いた話を伝えると]
クラスも同じにならなかったしな
[ゆっくり話すことが少なかった理由を、同じクラスにならなかったためと言いかけて]
(82) 2018/08/31(Fri) 22時頃
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[百合江の顔を見れば、お互いわかってるような顔をしているのに気付く]
似合うだろ? この黒いシャツとか、結構気に入ってるんだ 髪は、客商売には向いてないから切れって言われるんだけど 卒業してまで身嗜みについて怒られるとは思わなかった
[学生時代よりは伸びた髪を一房引っ張りながら言う 学生時代にも注意されたそれを思い出したのは、目の前にいたのが百合江だったからだろう 卒業して半年経つのに、お互いもう制服姿でもないのに、思い出されるのは自然とあの時のこと]
(84) 2018/08/31(Fri) 22時頃
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そうだ あの時も、今頃だったな
[百合江の独り言に、まるで今気付いたかのように言うけれど]
こんな時期だから、かもしれないな
[別れても、幼馴染に戻れなくても、ご近所さんには変わらない 実際に、お互いの家族の状況は気が付けば耳に入る距離にいた それでも、ゆっくり話す機会がなかったのは、自分から接点を持とうとしなかったからだ]
(91) 2018/08/31(Fri) 22時頃
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百合江は? 星戴祭に参加するの?
[だが、すぐに口火を切ることは出来ずにそんなことを尋ねてみた]*
(95) 2018/08/31(Fri) 22時頃
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――喫茶店――
ああ、夏休みだけなのか 俺、今、職員室に出前も行ってるんだ 売店でコーヒー飲んだりは出来ないのか? …バイトならまずいか あの売店のおばちゃんは元気?
[卒業前にもいた売店の販売員をしていた人について尋ねたり 会って何を話そうかと思い悩んでいたのが嘘のように、会話は止まらない
だが、夏休みの間だけのバイトと聞けば こうして顔を合わせる機会が貴重であると知れた]
(113) 2018/08/31(Fri) 23時頃
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髭はダメか? 俺は結構気に入ってるんだけど この喫茶店の雰囲気と相まって渋くない?
[自分の髭を触りながら参ったなと、でもどこか楽しげに 学生の頃の話、今の話 他愛無い話も、乗ってくれて付き合ってくれて そうだ、百合江となら何を話しても楽しくて ――そんな百合江と星戴祭で踊るのは俺なんだぞ、と言う子供じみた独占欲もあった それで、百合江を星戴祭に誘って 一緒に踊れてそれだけで満足して…]
(114) 2018/08/31(Fri) 23時半頃
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[一瞬過る無言の時間 別れる間際にも増えた、お互いが何を考えているのか探り合うような そう感じていたのは荘介だけだったかもしれないが、その後に言われる言葉が怖くて
『私たちって、何なのかな?』>>0:195
百合江に、言わせてしまった そしてそれに、答えたことがなかった]
(115) 2018/08/31(Fri) 23時半頃
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[そしてまた
『……… 誰かと踊るの?』>>110
聞きたくて、聞けなかった言葉を、口にする強さを持つのは、女性特有なのか、それとも聖家の血筋なのか 昨日は花乃に気付かされて そうして悩んでいる間に、尋ねられたのは、自分も聞きたかったこと]
いや、俺も、露店の販売員で参加する予定
[口をついたのは、現在の、当日の予定]
(117) 2018/08/31(Fri) 23時半頃
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……って、そうじゃなくて
[首を横に振る 先程から漂い始めたコーヒーの匂いがはっきりしてくる 注文したアイスコーヒーが出来上がるのが間近である様子に背を押されるように]
あの時
[いつ、とは明言しないまま]
好きだって言えなくてごめん
[独占欲じみていた気持ち、照れや気恥ずかしさ、 そして、両親を見て知った、先の見えない付き合いに感じていたやるせなさ 後から考えればわかる理由も何もかも全部言わなかった]
俺が、星戴祭に誘ったのに
[一歩踏み出したのは自分だったのに]
(126) 2018/08/31(Fri) 23時半頃
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[花乃の言葉が脳裏を過る>>1:274]
一緒にいたの、すごく楽しかった ずっと、一緒にいたいと思っていたくらいには
[5年前のそれほど長くなかった恋人同士だった期間はとても楽しかった それは本当だと告げる]
だから、星戴祭では踊らないよ
[あの時以来、星戴祭に出る気が起きなかったのはけして百合江のせいではない ただ、あの時以上に、誰かの手を引く気にはなれなかっただけだ 今も]
(128) 2018/08/31(Fri) 23時半頃
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[花乃の言っていた気持ちがわかる気がする 星戴祭のダンスパーティーで踊ること自体は問題ない 花乃の手を引いて踊ることも 人数合わせに駆り出されて参加することも、頼まれれば断らないだろう
だが、そうした意味で誰かを誘うつもりはないのだと、言った]*
(129) 2018/08/31(Fri) 23時半頃
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[百合江にとっては突然だったかもしれない過去の告白 百合江の声を>>154、続く言葉を>>155、黙って聞き]
俺が言わせなかっただけだから
[百合江も気にしていたと知り、首を横に振る]
あの時、あのままでも十分楽しかったから …それ以上、変わる気が、変える気がなかったんだと思う
[それが一番中途半端で、結局壊してしまったのだけど]
(163) 2018/09/01(Sat) 01時半頃
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だから謝らないでくれ 楽しかったんだから …あんな俺と、付き合ってくれてありがとう
[謝り合戦になってしまいそうな互いに、そう告げる 謝って終わりにしたくない 後悔していたあの日々を、今日の再会で、いい思い出にしたいから]
(164) 2018/09/01(Sat) 01時半頃
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だからだよ
[繰り返す]
卒業して、星戴祭への参加は必須じゃない 星戴祭に参加するからって、恋人がいなきゃ参加出来ないものでもない
[踊りたい相手が出来たら、考えなくもないけれど]
――そっか また、一緒か
[返ってきた答えに、笑う 5年前は、恥ずかしくて言葉に出来なかった けれど今は、…大人になった分、冷静に判断出来る、出来てしまうから]
(165) 2018/09/01(Sat) 01時半頃
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そうそう、今夜、俺、時計塔に入ってみようと思うんだ
[話題を変える まだ、一歩踏み込むには、足りない気がして]
知ってるだろ? ダンスパーティーでの運命の相手に出会わせてくれるんだって 百合江は入ったことある?
[当然知ってるだろうその噂を口にして]
会えるかわからないけど 俺も行ってみようかと思って
[自身の腰を叩く そこに時計塔の鍵を持っている それを示すように]
(166) 2018/09/01(Sat) 01時半頃
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俺が鍵持ってること、内緒な?
[そう言いながらも、薄っすらと笑って]
また会いに行くよ 売店だよな
[売店がテントを得て露店を出すことはまだ知らず、そう確認すると、出来上がったアイスコーヒーを差し出した]
(168) 2018/09/01(Sat) 01時半頃
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ここのコーヒー濃いめだから
[ミルクは?シロップは?と好みを確認して手渡すと] 俺がブラック苦手なの、内緒にしててな
[ひっそりと付け加えた 一緒に帰ってた時から、好んでいたコーヒー 背伸びしてブラックを飲んでいたけれど、実は牛乳を多めに足して飲むのが好きなことは、誰よりも一緒の飲む機会が多かった百合江にはばれていたと思う
大人になって、髪を伸ばして、髭を生やしても、変わらない味覚は、まだ他の誰にもばれていないだろうから]
(174) 2018/09/01(Sat) 02時頃
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