56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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―廃墟の砦― [緑の制服に身を包んだ女性兵士は、廃墟の合間で身動きが取れずにいた。 今や隣国、赤国とはいつ戦争になってもおかしくない状況。 両国の間にある廃墟の調査を命じられてきたものの、脆くなっていた足場が崩れ、落下したのだった]
ついてないな。
[石壁の合間から見える空を見上げてぼやく。 恐らく、足は折れてはいないが酷く腫れていて足場の悪い廃墟を脱するのが難しい状態だった。 ヒビ位は入っているのかもしれないが、幸か不幸か人目につかない場所だったため、痛みが引くのを待つことにしたのだった]
(+1) 2011/07/02(Sat) 01時半頃
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[調査といっても、此方の方の任務の内容は、調査の前の前の段階で、赤国がすでに入り込んでいないかを確認するものだった。 だから、砦の近くの村の出身であり、土地勘のある彼女一人だけで訪れていたのだった。 その可能性は低いと踏んでの人数でもあったわけで、実際彼女が廃墟を一通り見ていた時は、兵士どころか人の姿も見かけなかった。]
昔はこっそり遊びに来たものだけど。 僕も年かな
[痛む足を擦り、盛大に溜息をついた。 先ほど確認して危険はなかったのだ、焦る必要もないだろう。 と、思っていたら、人の足音が聞こえた。 控えめなその足音を訝しげに思い、息を顰めて伺う]
(+3) 2011/07/02(Sat) 02時頃
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[隙間から伺った姿―――それは、赤の制服だった。 間の悪いと思うと同時に、携行していたハンドガンを握る。]
………
[未だ両国間で戦争が起こっている訳ではない。 それでも関係がよろしくないのは事実であって、 負傷して動けない状態で見つかるのは恐ろしかった。 ころんっと落ちてきた小石があたり、身じろぐ。
ジャリ…
持っていたハンドガンと石畳が音をたてた。 しまった、という顔をする]
(+5) 2011/07/02(Sat) 02時頃
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[あっさりと臙脂の制服の男に見つかり、間髪を置かずハンドガンを構えた]
僕に近づくな!
[青年に向けていた拳銃を、ゆっくりと自分のこめかみに宛てた]
捕虜にはならないよ。
[戦争が始まるという噂通り、始まってこそいないまでも情報戦やこうした拠点調査は進んでいた。 情報をとるために捕縛される可能性は低くない。 緑の瞳が青年をきつく睨む]
(+7) 2011/07/02(Sat) 02時半頃
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[拳銃を構える腕が、重い]
…さあね。 平気だ、すぐに誰かが探しにく…
[そう言いさしたところで、ぐらりと身体が揺らいだ。 傷口の感染による高熱。 無理に動いたことで、その体調の悪さが露見する。]
……っ
[一度は踏みとどまるも、無理に立ち上がろうとして。
その場に崩れ落ちて、意識を失った**]
(+9) 2011/07/02(Sat) 02時半頃
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ー赤国軍 廃墟周辺キャンプー [手当てが早かったお陰で、一日は高熱で意識なく寝込んだものの、敗血症も起こさず翌日には熱は引いた。 意識を取り戻し、薄らと目を開いたのは、見知らぬ場所だった。]
…どこ
[徐々に記憶が鮮明になるにつれ、慌てて周囲を見回した。 拳銃を探すが、武器らしい武器は全てとりあげられていた。 外には人の気配]
手当てされている…
[足に巻かれた包帯を見て、ぽつりと呟いた。 自分が聞かされていた残虐非道の赤国軍にそぐわぬ人道的な行動に、戸惑った表情を浮かべた。]((
(+24) 2011/07/02(Sat) 13時頃
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[天幕へと入ってきた青年の姿に、顔を上げた。 青年の穏やかな表情とは対照的に、あからさまに警戒の色を浮かべて。 もしも害意があるならば、とうに拘束等されていたのだろうと思えば、今すぐどうこうされはしないだろう、と予測はついた。 しかし、彼女が教え込まれた赤国軍の知識が、違和感こそ感じておれど、警戒を解くことを許さなかった。]
……手当をしてくれたことには、感謝する。 ありがとう。
[緊張を帯びた声。]
僕をどうするつもりだ?
[まだ、足の自由は利かない。 さしあたって身に危害がないならば、今逃げ出すのはあきらめざるを得ないが、さて。]
(+26) 2011/07/02(Sat) 14時頃
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[>>+30差し出された食事を素直に受け取り、青年の返答を聞く]
……律義だね、僕の分の食糧なぞ持ってきてないだろうに。
[開戦を控えていれば備蓄は重要であり、そう余剰をもってきているとは思えなかった。 つまり、誰かが自分の分を減らしたか、食いっぱぐれたか。 しかし、仲間のことを聞かれたらしばし思案する。 自分を、探しに来るだろうか。 よしんば来たとして、危険を侵してこの状況から救助しようとするか考えれば、沈黙するよりなかった。 返事をせぬまま食事に口をつければ、>>+29簡素ながら身なりのいい男が入ってきた。 運んだ青年には流石にわかったかもしれないが、彼女はお世辞にも胸は大きい方ではない。中世的な面差しも相まって性別は判然としないのかもしれない]
……お陰さまで。
[矢張り、警戒心を露わにした表情で、そうこたえた。]
(+31) 2011/07/02(Sat) 15時頃
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[こうして赤国の人間と接するのは、実のところ初めてだった。
自分の処遇は決まっていない。 それを念頭にいれつつも、彼女は戸惑っていた。
もっと、狼のように残忍な獣のような人間性の者たちだと聞かされてきた。 血も、涙も。、情もないのだと。 小さい頃など、悪いことをすると赤の兵士に連れていかれてしまうと脅されたものだ。
流石にそれは誇張だろう、そう理性は思考すれど、関係の悪化した両国間で刷り込みのように聞かされてきた話は否が応でも意識に植え付けられる。
しかし、少なくとも自分が対面している二人の青年は。 ―――自分の仲間たちと、緑国の者とそう変わったところなど、なかった
未だ、彼らのことを良く知るわけではなかったから油断はできなかったが、もしもこれが真実ならば。 ―――戦争の意義とは?]
(+33) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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[恐らく身分の高い者なのだろう、そう思いながら、黙々と食事を口に運ぶ。 相当空腹だった]
……。 フィリス・フィリップス。 あんたたちは?
[そうとだけ答えた。 自国の軍事情報を聞かれれば頑として口を噤んだだろうが、手当とさしあたり一食の恩があるのは確か。 素直に名を名乗った。]
(+35) 2011/07/02(Sat) 15時半頃
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[食べながら、訝しげな顔をした]
は? 赤国の公子さんが何でこんなところにいるんだよ。 面白い冗談だ。名乗りたくないなら、まぁ別にいいけど
[まさか本物がこんなところをうろついているとは、他国の彼女にはわからず、全く信じてない様子で笑った。]
高そうな服だし、一般兵じゃあないんだろうけど。 公子サマがこんな辺鄙なとこにいるなんて、誰も信じないよ、…自称ベネット。
[もとより快活な質らしく、少しばかり緊張のほぐれた顔で食事継続]
(+40) 2011/07/02(Sat) 16時頃
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フィリップは、ムパムピスとベネットの様子を気にしながら食事をしている**
2011/07/02(Sat) 16時頃
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[>>+41出身を問われ、僅かの思案の後、応える]
この近くの、アメルンって村。
[このような処にキャンプをしている位だ、周辺の地理は事前に調べてきていれば、聞き覚え位はあるかもしれないと思った。 つまり国境付近といってもいいが、廃墟の領有権が中に浮いたまま赤国との間に横たわっていたため、 その実感は薄かった。 開戦後、もしも廃墟が拠点となるようなことがあれば―――恐らく無事では済むまい。 それは恐らく此処に居る誰もが察せられること。 それとなく家族に勧めた疎開は、住み慣れた土地への愛着と、見知らぬ土地へ行く不安から拒否された。]
どうしてそんな事を、聞く?
(+45) 2011/07/02(Sat) 21時半頃
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[目の前の青年が大凡軍事と関係なさそうな質問をする事に不思議そうに問いかけた。 自分を油断させるためだろうか、とも考えたが、彼らの陣地にあって一人きりの自分はあまりにも無力だ。 情報を聞き出すのにそんな手間をかける必要はないし、洗脳してスパイに使おうという腹にも見えない >>+42>>+48の遣り取りを聞けば、目を瞬いた]
逃げ出すったってこんな辺鄙な処じゃなくてもいいのに、 ……物好き。
[呆れたように呟いた時、一瞬だけ自分が敵国となるかもしれない場所にいることを忘れていた]
(+46) 2011/07/02(Sat) 21時半頃
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[ムパムピスと名乗った青年の方を見て、肩を竦めた]
えーと、ムパ…なんだっけ? あんたたちも、大変だね。
[同情するように肩を竦めた]
(+47) 2011/07/02(Sat) 22時頃
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[>>+48無人口、という言葉に目を瞬いた。]
片田舎の村には違いないけどね。
[それだけ言って、それ以上は言及を避けた。 相手の知らなかった自国の領地に関する情報を漏らしてしまったことに気づいたからだ。 どう扱われるかは、未だ新兵といってもいい彼女には考え及ばなかったが、自分が失態をおかしたことだけは気づいた]
―――、 僕を連れてきたの、あんただったね。 ということは、これ、あんたの分だったのかな。 悪いね、なんで敵兵なんか助けちゃったわけ?
ご馳走様、美味しかった。
[食事を終えると、携帯食のブリキの食器を置いて、話題を逸らすように笑って茶化したあとに礼を言った。 そして、携帯食の品ぞろえは自軍と変わらないんだな、と思った。]
(+50) 2011/07/02(Sat) 23時頃
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[今後の扱いがどうであれ、負傷した傷口から感染した状態で放置されず、助けられたことは事実だ。 放置されれば、最悪敗血症を起こして死亡していた可能性は低くなかった。
そこからくる印象を差し引いても。
二人と話すのは、初対面のはずなのにどこか懐かしいような錯覚を覚えた。 特に、ムパムピスに対しては親しい人間に抱くような感情に近いものを覚える。 彼の穏やかな物腰がそうさせるのかもしれないが…
首を振る。 負傷して赤国の兵のキャンプに連れられ、疲れているせいに違いない。]
(+52) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[>>+51重ねて聞かれ、首を振る]
答えられない。 僕、これでも一応軍人だから。
[緑の軍服を摘まんで言った。 開戦間近と言われる相手国のキャンプで負傷して手当されて飯まで貰っている情けない体たらくなわけだが。 ヒトとモノの動きが重要なことくらいは、知っていた。 ベネットにその気がなくとも、彼からふとした拍子に話が漏れれば、どう扱われるかはわからない。]
この制服着て、友人に話をするみたいにはいかないよ。 でも、どうしてそんなことに興味があるの?
[公子というのは冗談にしても、良いところの子息だろうに、と思うと不思議だった]
(+54) 2011/07/02(Sat) 23時半頃
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[>>+53捕虜として街に、と聞いて、そうなるだろうな、と思案する。
脱走するとしたら、丁重に扱われている怪我人だと思わせておけるうちに隙を見て、か、移送中しかないだろう。 捕虜になる気はない。 そう言ったのは、自国の負担になりたくないというよりは、新米兵一人のために国が多くの犠牲を払うわけがなく、切り捨てられることが容易に想像できたからだ。 これは、酷いのではなく、指揮官として当然の判断だと思うから、彼女は自力で生き伸びるか、拷問尋問の末の死を避けるための最終手段としての自害しかない。 できれば、前者を取りたいわけで。
とか考えていたら>>+56予想もつかなかった言葉を聞いてばっと顔をあげて目を見開いた]
…はあぁ!? ベネット、本気で言ってるのか? 連れていくって、何処に…
[あまりにも驚きすぎて、矢継ぎ早に畳みかける。 一瞬後に冷静に考えれば、赤国に、ということで、そうなれば色々見てしまった自分が祖国に帰れる可能性は更に低くなる訳で。 だが、命には変えられない。色々な思考がぐるぐると一気に脳裏を駆け巡った。]
(+59) 2011/07/03(Sun) 00時頃
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[驚きが収まらないながらも、返事>>+57を聞けば、目を細めて首を傾げた]
…村人を盾にとって有利に戦争するために?
[ぽつりと呟いた声は、少し重かった。 ベネットが被害を抑えたいと願っている事は、聞かなければ彼女には解らない。 だから、やはり擦りこまれた先入観が、そんな風に言わせる]
(+60) 2011/07/03(Sun) 00時頃
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[>>+63 否定して、天幕を出て行こうとする男の背を見ていた]
そっか。……そっか。
[軍に入り、そんな戦術があると知った時、馬鹿なと思ったものだ。 同じように評した青年に、内心驚き。
同時に、彼女はこれから戦争が起こって自分が戦う相手が、わからなくなった。 同じように平和を望んでいるとしたら、何故戦争が起きるのか。 それはきっと政治的なものだとか、色々な思惑による巧みな誘導なのだろう、そうは理解しておれど。
困ったようにボブショートに切りそろえられた髪を掻き、ムパムピスを見た]
……どうすんの?
[だめ?と可愛らしく言った、恐らく上官の言葉に彼がどうするのか、最早見守るしかなかった]
(+65) 2011/07/03(Sun) 00時半頃
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