291 Fate/Goddamned Omen
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あぁあああああ っ !!
[マスター>>0:495の戦闘開始を告げる言葉に。 赤子のような叫びが上がった。
赤く熱受けた砂が舞い上がる。 火の粉が着物の袖をひらめかせる。
幼子の小さなその手には似つかわしくないほどに大きな、炎剣。]
(25) 2019/02/10(Sun) 12時頃
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うううううぅ、にげ にげ ぅ !
[狂戦士らしく曇った頭。 火を、火事を司る神霊としての荒ぶる炎。
けれど、マスター>>0:502の声はちゃんと届いている。
守ると約束──契約したのだから。 敵対したはずの相手>>1>>2に、殺意も悪意もなかったからでもある。]
(26) 2019/02/10(Sun) 12時頃
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[マスターが目晦ましの白煙をあげるに合わせ。 炎剣を地面へと叩きつける。
炎熱に焼ける地面の通行が困難になる様に。 追っ手の足を止められるように。]
う、 うぅ はし はしる ぅ ?
[歩くのさえ覚束ない、慣れない足。 ふらつく身体を無理矢理に、魔力を炎として放出して。 半ば吹き飛ばされるように、マスターに続く。]
(27) 2019/02/10(Sun) 12時頃
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[そこに迫ったのは、小汚い大きな麻袋ふたつ>>6。]
うあ、ああっ!
[パクリと口開けるそれへ炎剣をもう一度振るう。 まともな型も何もない。
ただ勢い、力任せに。 ぐるんと自分自身の身体さえも振り回され回転しながら。 その片方に、炎の熱を叩きつける。]
(28) 2019/02/10(Sun) 12時頃
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[ 炎 さえもくわれるのか。
幼子は知らない。 もう1つの麻袋は、コマのようにくるりと回った身体。 再びの魔力放出で動かして避けて、逃げる。
逃げる、と言われたから。]
(29) 2019/02/10(Sun) 12時頃
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[魔力放出を更に二度、三度。 効率悪く目立ち過ぎるならば。 炎熱耐性を得たマスターにくっついた。]
ぅぁ ……? う、う、だれか?
あ、ぁぅ だれか?
[なにかが追ってくる気配。 知らない冷たさを、追う気配>>8を。 言語化できないまま幼子は、裾引くような気配に首を傾ける。**]
(30) 2019/02/10(Sun) 12時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/02/10(Sun) 12時頃
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[違う方向に手を引かれる。]
ぁ ぅ ?
[言語化できない、見えない。 絡みつくように、引くナニカではなく。 実際に手>>47を握られて、手を引かれる。
握り返さない小さい手は震える。
例え先程のように焼くことが無くとも。 前を、マスターの方を向きながら怯えが過る。]
(84) 2019/02/10(Sun) 20時頃
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[手を引かれば無駄に炎が上がる事もない。 砂漠に僅かあった岩場に辿り着けば。 マスター>>54が休む傍ら、幼子は岩場の影から周囲を見張る。
幼く見えようとも神霊。 更に燃費を気に掛けるなどできない狂戦士だ。 振れてしまった事も含め、無理はないかと。 ちらり、通信始めるのに眉を下げる。]
う、わたし、かぐちゃん。 のっかのなかま、わかる、よ。
[ホロが映し出されれば、とことこ近づいて。 興味深そうにじぃっと眺めながら頷いた。]
(85) 2019/02/10(Sun) 20時頃
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[報告と現状整理が始まれば。 幼子は悪魔が近づいてこないかとまた見張る。 幸い、焼き鳥になりたい近くに悪魔はいないらしい。]
…… ぅ ?
うー。 たたいて おとす?
[途中急にマスター>>57が顔を上げれば。
幼子も釣られるように空を見上げるも。 考えて、出てくるのは実に単純なバーサーカー思考。]
(86) 2019/02/10(Sun) 20時頃
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…… のっか 。
[通信が終わったらしい。 弱弱しい声>>59が耳に入る。]
わたし、ころすためにいる。
かかさま ころした。 かみを ころした。 せかいもころす。
のっか、も せかい も まもる。
[と、と、と。 ふらり、転びそうな足取りでマスターへと近づいた。]
(87) 2019/02/10(Sun) 20時頃
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なかま さがす いうなら。 みてこい、いうなら。 わたしも、さがす。
[元気のない様な増谷何をしたらいいのか分からない。]
ぅぅ。 のっか、わからない、ように。 あばれる いうなら、あばれる !
[されて嬉しい事を少ない経験から、考えて。 そろそろと手を伸ばしかけ、躊躇して手を止める。 結局、中途半端に手を浮かす形で、強く言う。*]
(88) 2019/02/10(Sun) 20時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/02/10(Sun) 20時頃
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[逃げない決断したマスターをじぃと見ていた。 世界を殺すことになる少女>>115をまっすぐに見ていた。]
のっか、ますたー。 わるいこ、わたし。 のっか、わるくない。
のっか、せかい、まもる。
[望まずに殺す事になるのだとしても。 ただ母を殺して父に憎まれた自分とは違う。 世界を守る為のいい事なのだからと、思い通りに出てこない言葉で何とか伝えようとしていると不意に──。]
(127) 2019/02/10(Sun) 22時頃
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…… っ ひゃ !?
[抱きしめられた。]
(129) 2019/02/10(Sun) 22時頃
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[知らない。知らない。 母に抱かれた事さえなかった。 幼子は熱い炎の身体よりも温かいそれを知らない。]
うぅう …… ?
[焼けてしまうと泣きそうな声をあげる。 それでも、その与えられる事の無かった温もりを突き放せずにいた。]
(130) 2019/02/10(Sun) 22時頃
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のっか ……。
[温もりが離れれば。 彼女に大事ないと分かれば。 嬉しいような、悲しいような情けない顔をする。]
わたし、あばれない。 わから、わからない、う …… やる。 なかまさがす。
(なにかあったらちゃんとおはなしもする それに、ますたーまもるのもおいてく)
[口で話すよりも伝えやすい念話の確認もして。 はじめてのお使い>>117にこくこく頷くと。 おもむろに、自分の手へと、血が出るほどに強く噛みついた。]
(131) 2019/02/10(Sun) 22時頃
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[流れた血は一瞬で燃え上がる。
ほむすびのけっしょう 【 宝具 火産霊乃血生 】 自動発動。
その血は炎である。 その身は炎である。 父に斬り殺された血から四肢からは無数の神が生み出された。 サーヴァントである今は神が生まれる事はない。
その血は四肢は独立した生ける炎となる。
倒されるか魔力が消えるまでその炎は消えない。 そして、失われた血(魔力)、四肢は"回復することが無い"。 ]
(132) 2019/02/10(Sun) 22時頃
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う、のっか。 ひ、のっかまもる。
わたし、はなれてもまもる。
[ゆらりと幼子の傍らに火の玉ひとつ。 マスターを守る様に、すぅっと移動した。 削ったのは僅かな血だが、マスターのいう事は聞くし、弱い悪魔に対してならば十分に戦えるはずだ。
それを確認すると、にこりとして、お使いに出かけるだろう。*]
(133) 2019/02/10(Sun) 22時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/02/10(Sun) 22時頃
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[マスターと離れて暫し。 目立たないようにと、よたつく足で砂漠を歩く。]
…… ぅぅぅ 。
[幼子が、不意に低い唸るような声を出す。 袖引く気配は変わらずあったが。 それに加え、湧き上がってくるような、奇妙な気配>>94。
サーヴァントの気配に似て、違う。 どちらかといえば掴み焼き殺したあの怪鳥に近いような。]
(143) 2019/02/10(Sun) 22時半頃
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ぅぅぅっ。 なに、 なに なにいるぅぅ !
[一欠片の"悪魔"の気配>>95に気味悪がりながら。 足を早める、初めて普通に走ろうとして、べしゃりと転ぶ。 むくり。すぐに起き上がって走ろうとしてまた転ぶ。
何度も繰り返しながら、仲間の気配を探していれば。 知らず、水場の方へと近づいていただろうか。]
(145) 2019/02/10(Sun) 22時半頃
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[べちゃ と、顔面から砂へと突っ込んだのは何度目か。 懲りずにむくりと顔をあげる先。]
う、う っ 。 さーばんと。
[同じ存在を感じ取り、よたよたと些か慎重に歩み出す。
言われたように、目立たぬように。 けれど、気配を隠すなど器用な真似は出来ない。 だってバーサーカーだもの。 歩む足は遅いが、近づく気配は相手によぉく伝わるだろう。**]
(182) 2019/02/11(Mon) 01時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/02/11(Mon) 01時頃
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[水の気配のない灼熱の砂漠。 さらに熱を齎す、熱い幼子はさくりと砂を踏んだ。
方や英霊の気配を求め。 方や張り付いた悪魔の気配を追って。 進めば隠すものも少ない砂漠のこと。 すぐにお互いの姿>>188は視認できるようになっただろう。]
…… ぅぅぅ。
[怪鳥や張り付いてきている気配だけ奴に似た、悪魔の気配。 けれどもソレだけではないような。]
(209) 2019/02/11(Mon) 13時半頃
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[幼子にその違いを言語化できない。 けれど、この世界、の住人であろうとは理解する。]
う、うぁぁ。
わたし。たたかう ない。 さわがない。
[ぺたりと裸足の足を止め。 仲間は難しそうでも暴れないとの約束があるから。 ふるふる頭を振って、戦う気はないと意思表示。*]
(210) 2019/02/11(Mon) 13時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/02/11(Mon) 13時半頃
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…… う ?
[近づく途中に隠れた何か>>214。]
う う う ?
[生まれてすぐに殺された幼子が。 "幻想種"や人にに詳しいわけでもない。
マスターのような人とも。 焼いた悪魔とはまた違うような気がして。 心底不思議そうに幼子は左右交互に首を傾ける。]
(259) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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[張り付いた嫌な気配。 今も何も履かぬ足を引き、火の粉散る裾を引く。 幼子らしい単純さで無視をしているが。]
で でも ? ぅぅ? でもの のいど ?
ぁぅぅ。 わたし、かぐちゃん。ばーさーかー。
[ゆらゆら左右に揺らしていた首。 まるで知らない呼び方>>217に、首を傾けた形で止めた。]
(260) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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ぅ ぅ おそいかかるめだつ。 なるべく、しない。
やくそく。
…… ぁぅ、きたらやくころす。
[怪鳥のように攻撃して来たら仕方ないが。 そうでなければ、戦わないと、再度ふるふる首を振り。]
(261) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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ぅ かる ?
[浮かぶのは、何を言って>>226いるのだろう。 そう言いたげなものを顔に浮かべ。]
わたし みずばちがう。 わたし なかま、さがしてる。 さーばんと、こっちいたさがしてる。
[知らないか?と言いたげに。 幼子はじぃとまっすぐにその顔を見上げる。 目的の相手が去って行ってしまっているとはまだ知らぬ事。**]
(262) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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…… う ?
[ぱちり、と瞬く。 "また">>300の意味する所。 この世界を知らない存在に会っていたのだと。 幼い、狂化に曇った頭はすぐに結び付けられず。]
あくま? ひと? ぁぅぅ、あなた、でものい?
うっ、う! わたし、かぐ!
[こくこくこく、と。 真名秘匿などやはりまるで考えられない。 幼子は名を一部とはいえ理解され、少し嬉しそうに、頷いた。]
(350) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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[万が一、マスターのように愛称呼びをされたなら。 見かけの年相応に無邪気に笑って見せただろう。
喜び気もそぞろにならずとも。。 幼子がその観察するような視線>>317に、細まる目に。 気が付くことはないのだが。]
も ? も、も?
うー!さーばんと、なかま! なってくれるの、さがしてる。
["おまえも"そう問いかけられて、幼子は、はっ、とした顔をする。 漸く先程の"また"と一緒に意味を飲み込めれば。 一緒に居たとの答え>>322も続けて貰えた。]
(351) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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わたしも。さーばんと、ばーさーかー。 らいだーもくらす。
[問い>>323に、こくこく頷き。 幼子は理解できたとにこりと笑う。]
さーばんと、よばれたときに、どれかくらすになる。
わたし ころすためよばれた。 う、だから、ばーさーかー。 …… でもまもるの。
[触れるもの焼き殺す火の神に望まれるもの。 サーヴァントとなろうともそれに大きな変わりはない。 幼子の幼い思考なりにそう理解していたけれど。 マスターは、恐れず触れてくれた。」
(353) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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[……もうひとり。 触れてくれた人もいたけれど。
相容れないとよぉく分かっている。 だからこそ────。]
(354) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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