人狼議事


105 Ww―Chu・Ni/Subjection―wW

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記者 イアンは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 01時頃


【人】 記者 イアン


……は、…  ッ……


[上空で胸を抑え、荒い呼吸を整える。
霞む視界の中、少年は少女の最期を捉えた。

>>3:120崩れ落ち、天へと指先を伸ばしたまま、消滅していく。
彼女が身に付けていた最後の指輪は、
消滅後、彼女亡き屋上に―――かん、と音を立てて落ちた。]


ホリー、……クレイドル

[彼女の理想と、力は完全に消え去った。

何処か安堵したように、深く息を吐き。
再び屋上へと舞い戻った少年が、足を着こうとした瞬間――――]

(6) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

【人】 記者 イアン

                 [どくん    ――――…]

(7) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

【人】 記者 イアン

うッ……ぐぁあ、ああ……ッ!!!


[背にあった白い羽の粒子はふっと消え
屋上の床へとその身は転がった。

>>4>>5更なる強大な力の気配が
負傷しきった少年の身体を苦しめていたのだ。]

(8) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

【人】 記者 イアン


…っだめ、だ……

まだ、終わってない……――ッ


[>>2遠くで聞こえる崩壊、破壊の地響き。
脅威が再び何処かで牙を剥いたのだという事を
少年は、静かに理解していた。]

(9) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

【人】 記者 イアン

[何か、何かまだ残っていないのか。


上手く、身体に力が入らない。
それでも少年は、襲い来るであろう“敵”と
―――例え絶望的でも、戦う事を諦めてはいなかった。]


おい、死ぬなよ……

まだ俺は、お前の名前さえ……ッ知らねーんだから


[同じように、床に打ち付けられた妖精を目にし
少年は小さい身体を庇うように手を伸ばして
自分の胸の中へと、優しく抱え込んだ。]

(10) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

【人】 記者 イアン

[痛む身体に顔を顰めつつも、辺りを見回すと

>>6ホリー・クレイドルが残した指輪が落ちていた。
最後に残したという事は、特別なそれである事は間違いない。]



……く、ッ……


[しかし、少年がそれを使う事は
“光属性”である身が許さないだろう。

最後の望みが断たれたかのように
少年の意識は、遠のいていき―――ぐらりと、再び地へ身を倒した**]

(11) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 18時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 22時半頃


【人】 記者 イアン


適所適材ってのが、あんだろ。
俺なら――…ッ、……いけるさ。

[>>14屈み込んできた安藤の顔でさえ
本当は、掠れて上手く視界に映せないくらいだった。

しかし、少年は彼に頷いてみせ
最後の戦いの場所へと―――転送される。]

(32) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

― 街だった場所にて ―


は、ぁ…… ――…っ
                 ッ、かは……


し、いな……お前……

[>>16少年を迎えたのは、よく見知った顔
―――いや、その姿はもう知る彼のものではなかったが。]

(33) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

[安藤と、椎名のやり取りが遠くに聞こえる。
すぐ傍にいる筈なのに―――意識が朦朧としていた。

先程の戦いで消費した体力は
少年の予想を超えていたようだ。]


……ぐ、っ……

[犠牲、家庭、所有物、選ばれる――
そんな単語がぐるぐると頭の中をめぐり

次の瞬間には>>28>>31
互いの力がぶつかり合う音が響いた。]

(35) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

ぐぁぁあッ――…!

[>>34目を覚まさせるような、閃光と轟音。
しかしそれとは反対に、少年の身体は重いまま。]


は、心配してくれてんの?
そりゃ、ありがと……よ――― ッぐぁ

[>>38何とか聞こえた後輩の声に
軽口を返そうとするも、少年の身体は
>>36強い衝撃、瓦礫で弾き飛ばされ―――]

(40) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

[遠く、遠く。


爆風や瓦礫の力で宙に浮いた少年の身体は
弧を描くように、スローモーションで舞っていく。

それでも必死に胸を押さえるようにしているのは
手の中の妖精を守ろうとしている為か――――]



[少年の意識は、深く深く―――下に潜っていく]

(45) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[気付けば、こぽこぽと空気が洩れる
それは冷たい、水の中にいるような世界。
視界だけは蒼く、澄み切ったその場所で、少年は悲痛な顔をして]


ごめん、俺―――…

お前を守ってやりたいのに…… 


お前に、頼ってばっかりだ
情けねえよ―――…ッ

 

(48) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[開いた両手の中から、妖精が顔を出した。]



 『……シンヤ、私は』



 『―――貴方から生まれたの。』



[一言、一言しっかりと伝わるように、妖精は言の葉を紡ぐ。]

(49) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン


 『だから、貴方の傍にいるのも
       貴方の力になるのも
       貴方を守ってあげるのも――私の役目。




                   貴方の為に、貴方と共に。』
 

(50) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン


いや……でも俺、お前の名前も知らないぜ?

だってお前は、ある日突然俺の目の前に現れて…
学校まで着いて来るくらいに、いつも一緒に居て……



   それからだよ。

    “普通”だった俺の生活が、少し、変わったのは。
 

(52) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン


[何気なく続く会話。

しかし、ずっとそうしてもいられない事を、妖精は悟っていた。]
 

(53) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン



       『これが、最期だから 
 



 
                      ……ね、シンヤ』

   

(54) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン






            『 私の名前を、呼んで 』


 


  

(55) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[こぽり、と口から大きい空気の泡が洩れた。

妖精の声に導かれるように
少年は自分の心の一番深い所へと、手を伸ばした。

―――ああ、何故忘れていたのだろう。]


……お前は

              お前の、名前は


[雨の日《rainy》に現れた、長く、白い髪をした彼女。
名が無いと、濡れた薄蒼の眸は言った。

それならば、と、俺は―――]

(57) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン







――――――   …レイ



   

(58) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

             [パキィ――――    ッ…ン]

(59) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

[>>51何かが割れるような音は
実体の少年を目の前にした椎名の耳にも届いただろう。


その野性的な動きで以て
完全に爪に捉えた筈の少年の身体は、そこには無く。

彼の右手は虚しく空を割いた。]

(61) 2012/11/12(Mon) 00時頃

イアンは、シメオンの目の前から、消えた。

2012/11/12(Mon) 00時頃


【人】 記者 イアン

[>>64椎名の右手に、光の矢が突き刺さった。



安藤へと、その右手が振り下ろされぬよう。
上空には、再び光の羽を背負った少年が手を掲げていた。]

(66) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

[ゴォ―――ゥ……]


             [開いた左眸には、矢張り炎が灯る。
              決意と覚悟と、強い意志が宿った眸。]





………悪いな、時間稼ぎは俺の専門だってのに。
ちーっと寝すぎちまったみてーだ。


[空高く佇むその姿は、先程までの傷が癒えたよう。
しかし実際は、妖精と一体化した事により
一時的に彼を支えているだけであった。

                  ―――つまりは、時間制限付き。]

(69) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

[>>67光の矢は、右手を貫き血飛沫を伴った。
咆哮と共に此方を見上げる少年を、目に焼き付けながら



少年は、眸を閉じた。

―――ニ機の戦闘機が向かう先
     攻撃射程範囲。全てをその耳で聞き取り、瞬時に動く。]


………――

[少年の動きは、最早目では追えない。
光速となり、光となった少年は背後から襲い来る弾の雨を
目を閉じたままに掻い潜っていく―――]

(72) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

【人】 記者 イアン

[弾は少年の身体どころか、
光の翼を掠める事もなかった。


音だけが響く、暗闇の世界で

>>68とん、―――と高く跳躍する音を見つけた。]


――――ああああッ!!!


[ぐん、と少年は身体の向きを変え
跳躍により滞空している椎名の身体へと向かう。
サブマシンガンが、此方を狙っていた。]

(74) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

イアンは、シメオンとは、目が合ったかどうか。

2012/11/12(Mon) 00時半頃


【人】 記者 イアン

      [――――パァ     ア……]



………サンキュー、安藤


[>>73自分の身体に、光が降り注いでいるのが分かる。
こんな状況にも関わらず、とても温かく、穏やかな気持ちだ。

>>76化け猫が繰り出す、怒濤の攻撃。
戦闘機が自分を仕留めようと唸る、射撃音。

それは、何処か悲しい音色に聞こえ
少年はふと、目を細めた。]

(78) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

【人】 記者 イアン

[身体が化け猫へと向かう最中。

少年の身体が、ビキ――ビキィ…と音を立てる。
光の翼は段々と薄れていき、動きも僅かに鈍っていく。]


………ッ

[>>77椎名と、目があった。
口角が上がったその表情が、ゆっくりと再生される。]

(82) 2012/11/12(Mon) 01時頃

【人】 記者 イアン



終わらせようぜ、椎名。





“世界”は、誰かの手で簡単に変えられて良いモンじゃない。
元通り―――…そう、いつもの日常に、戻るんだ。


[“Angel Halo”の聖なる力が――少年に力を与えていく
消えかけようとした翼は、もう一度大きく羽ばたき
二対の大きな剣のような形に変形する。

少年は真っ直ぐ、真っ直ぐに。
>>79深い闇の中に閉じこもろうとする彼に、手を伸ばす]

(84) 2012/11/12(Mon) 01時頃

【人】 記者 イアン






   そん時はまた―――しいくんって呼んでやるよ。




   

(85) 2012/11/12(Mon) 01時頃

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