187 【腐女子の】夏にゃこ【新刊です】
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− 庭の木の枝の上 −
[ダイはいつ出てくるかな、と見張っているさなか、煙水晶めいた視線を感じた。>>0:150 しなやかな身体つきの小柄なコ。 その物憂げな仕草の中に燻るものを感じ取って、本能に直結する欲がそそられる。]
…青い蕾に、わたしの烙印をおしてしまおうか。
[両手を伸ばしてエアもみもみ。 今は遠くから予告編。]
(35) 2014/07/24(Thu) 19時半頃
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[と、床下から何やら這い出るものを発見した。 ギリースーツをまとった狙撃兵──ならぬ、埃まみれのダイであった。>>0:154
戦利品を引きずって運んで来るもよう。>>14]
見つけたんだね。 独り占めにしないで持ってきてくれるなんて、ダイはなんて気前がいいんだろう。
[と、鷹揚に出迎えたら、キウイを咥えたままのドヤ顔が迫って来た。]
酔うと絡むタチかい?
(36) 2014/07/24(Thu) 19時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/07/24(Thu) 20時頃
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[キウイの枝を抱え込みながら、迸る汁やら蜘蛛の巣やらにデコレーションされて、得体の知れない物体となりかけているダイを見やる。 このまま蟻にたかられるのはちょっとイヤだ。]
んっふ、 ダイはそれ、どうするつもり?
(48) 2014/07/24(Thu) 22時半頃
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ダイはお風呂好き? 池に飛び込んだりとかは?
[流し目してみた。>>52]
(57) 2014/07/24(Thu) 23時頃
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[ダイが池に沈む図を想像した。 長毛種って濡れると変身するものですね。]
溺れたら人工呼吸してあげるよ、 わたしを呼ぶといい。
[軽い口調ながら助けを約束し、顎の下で手を重ねて、まったりとお見送りモード。>>58]
ちゃんと家まで戻れるか、見ててあげよう。 お土産に、このキウイの一枝をどうぞ。
[くるんと輪になった若枝をダイミの首にくぐらせた。 簡単に抜けられるサイズなのでご安心。]
(61) 2014/07/24(Thu) 23時半頃
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[自分も水煙管よろしく、キウイの短い枝を咥えたまま、次にどこに行こうかと思い巡らせる。]
あの艶やかな闇の申し子はお暇かな。
[先程、視線をくれた若い貴公子>>0:150を想念して、木の枝から飛び降りる。**]
(72) 2014/07/25(Fri) 00時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/07/25(Fri) 00時半頃
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− リビング、出窓 −
[影のごとくしなやかに再び室内へ。
カサカサと揺れている猫ちぐらを横目に、出窓へとジャンプ。 庭で戯れるヤニクとジョーを眺めた。 開いている窓の外から夏の風とともに届く声に、想像の翼を遊ばせる。
しばしは、キウイの枝をうっとり噛みながら覗き見モード。**]
(89) 2014/07/25(Fri) 19時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/07/25(Fri) 19時頃
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[ガラスの外を眺めていたら、室内でも何やら騒動が起きていた。 両生類もどきと化したダイが猫ちぐらに突っ込んでゆくのが見える。
ちぐらの入り口から突き出た尻がぴこぴこして、これまた物の怪じみた様相。]
ふふ、 猫まんじゅうだね。
[ひょいと床に降り立って、ちぐらの傍らへ。 餡子(?)が はみ出してきたら攫っていこうか、なんてことを企んでいた。]
(99) 2014/07/25(Fri) 22時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/07/25(Fri) 22時頃
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[猫ちぐらの中からは、三種三猫の声。 次第にまったりとした風情になってきたのはキウイ効果か。]
おや、 わたしにもお楽しみをおくれ。
[猫ちぐらの口から長いしっぽを参戦させて、巻き付いたものを引っ張り出そうとしてみる。]
(103) 2014/07/25(Fri) 22時半頃
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[尾の先にかかる圧を感じ、くるりと巻き付ける。 するすると引き戻せば、見事に黒の若猫が釣れていた。>>104]
これは上々。
わたしのキウイの匂いをさせているね。 さあ、おいで。
君をもっと見ていたい。
[くてりとした相手に有無を言わせぬ勢いで、小柄な黒猫の首筋を咥えて──キャサリンズ・アイではもちろんお姫様抱っこで──ソファのクッションの上へ拉致する試み。]
(106) 2014/07/25(Fri) 23時半頃
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[クッションの上にオスカーを下ろして、天蓋のように──あるいは逃げ道を塞ぐように脇に手を突いて覗き込む。]
ああ、ご機嫌よう。 オスカー。 いつにもまして潤んだ目だね。
[ふわついたあどけなさを尻尾の先で撫でさする。]
もう少しわたしに付き合ってくれるかな、モン・プチ。 君の毛並みはまるで摺墨のシルクのようだ。
(109) 2014/07/26(Sat) 00時頃
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[オスカーのレアな素直さを鷹揚に歓迎して、そっと顔を寄せた。]
照れる君も可愛い。
ありのまま、感じるままでいて──
[キウイのもたらす甘い夢を操るように誘う。]
(113) 2014/07/26(Sat) 00時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/07/26(Sat) 00時半頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/07/26(Sat) 23時半頃
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