人狼議事


246 朱桜散華

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【人】 喧嘩屋 辰次

─ 長の家 ─

 よーっと、ちょいと休ませてなー。

[長の家の門を潜り、休憩場所になっている離れに顔を出す]

 なんか、食うもんある?
 ほれ、ウチは揃って手伝い出てるから、家帰ってもなんにもねぇんよ。

[軽い口調で問えば、ちょっと待ってな、と世話役の女中が奥へと入る]

 ……え?
 さっさと嫁をもらえばいいだろーにって?
 あーあー、はいはい、わかってますよーって。
 そのうちなー、そのうち。

[そこに降ってきた最近お決まりのお小言に、ひょい、と肩を竦めた]

(8) 2016/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

 (っつーか、最近ほんと、こーゆー話題多いよなあ)

[適当に受け流しつつ、思うのは里の年寄り連中の世話焼きの事。
やれ、どこぞの娘は気立てがいいとか、ここの家なら良縁だとかと何かにつけて言われるようになって。
両親までそこに乗っかって、早く孫を抱かせろなどと言いだす始末。
それでいて、年寄り扱いすると怒るのだから、勝手なものだ、というのが青年の主張であるのは、余談]

 (……そーいや、この話、出始めてからだっけかー)

[二つ年上の、昔は姉、と呼んでいた相手に避けられるようになったのは。
こちらから何かしたわけでもないのに、視線が合えば露骨に逸らされて。
理由がはっきりわからなかった頃は面白くなかった。
大雑把に把握した今も、色んな意味で面白くはないが。
そも、自分が何かしたならともかく、というのが先に立ち、こちらから声をかける事も少なくなっていた]

(9) 2016/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

 ……あ、いらん事思いだした。

[休憩にきたはずなのに、なんだか一気に気が滅入った。
はー、ともらした大げさなため息は、周囲に何を思わせたか。
ともあれ、用意してもらった茶と握り飯で一息いれた後、ふと、馬小屋の方へ視線を向ける。

”おにご”と呼ばれる子は、今日もそこにいるんだろうか、とふと思う。
長や両親はあの子供に自分が接するのをよく思ってはいないのだが、何となく気になって声をかけに行くのは常の事で]

 ……さて、んじゃ、俺戻るわー。

[軽い口調で休憩所を離れた後、遠回りをして馬小屋を覗いていく]

(10) 2016/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

 ……よ、置壱。
 今日は、なんもなかったかぁ?

[ひょい、と顔を出して軽く声をかける。
言葉の不自由な子から直接の答えを得る事はできないが、怪我をしているかどうかは見ればわかるもの。

今日は子供たちにも構われなかったのか、何事もなかった、と悟ればひとつ息を吐き。
その後はぽふ、と頭を撫でて立ち去るのが常の事。

それを相手がどう思っているかは、確かめる術もないけれど。
害意を持っていない事が伝わればいい、とは思っていた。**]

(11) 2016/04/21(Thu) 01時半頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2016/04/21(Thu) 01時半頃


【人】 喧嘩屋 辰次

[青年が置壱を構うのと、子に関わるのを両親が厭う理由はある意味では表裏一体。
彼の子が生まれたその後に、巽の家に生まれた子は身体が弱く生まれて三月もせぬ内に天に召された。

両親は”おにごに命をとられた”と嘆いていた。
そうでもしないとやり切れなかったのだろう……というのは、最近になって思うようになった事。
ただ、その頃は嘆くばかりの両親に顧みられない事への反発もあり、逆に皆が厭う子を気にかけるようになっていた]

 ……ふつーに接してやれば、ふつーにいい子なんになぁ。
 そりゃま、見た目は厳ついけど。

[それでも、根は素直なんだろう、と思えるのは、大人しく撫でられる辺りから感じていて。
そんなぼやきを風に散らしつつ作業場に戻り、できる限りの手伝いをしてから打ち合わせを終えた父と共に家へ帰って、そして]

(38) 2016/04/21(Thu) 22時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

─ 祭り前日 ─

 ……うへぇ……なに、これ。

[明けて翌日、朝餉の後。
それじゃあまた準備の手伝いに、と出向こうとしたら、分厚い上に古びた書物を渡された。
聞けば、宮司の家に伝わる伝承をまとめたものだとかなんとか]

 ……読んどけ、って?

[一応、読み書きは一通り習ってはいる、が。
それにしてもこれは骨が折れそう……などと思っていると、いつになく真面目な声で名を呼ばれた]

 ウチの務め?
 あー……宮司を補佐する、語り部……だっけ?
 いや、それはわかってるけど。

[いずれは務めを継ぐのだから、そろそろ頭に叩き込め、との言葉と共に押し付けられる書物。
それが、力仕事に奔走する青年を少し休ませるための方便とは気づかぬまま。
最初の数項だけでいいから、諳んじられるようになれ、と言いつけられて、はあ、と大きく息を吐いた]

(39) 2016/04/21(Thu) 22時半頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2016/04/21(Thu) 22時半頃


【人】 喧嘩屋 辰次

─ 祭り前日 ─

 …………あきた。

[書物を押し付けられ、家の中で読んでいたのは短い時間。
早くも挫折した青年は、いつになくぐったりとしていた]

 ……あー……気晴らしに、外、歩くわ。
 籠もってるより、外の方が読み進められるかもだし。

[そんな理屈をつけ、ふらりと家を出る。
祭り前日、準備も大体大詰めか。
通りを歩けば感じる賑わいに、慣れぬ本読みで感じた疲れが少し和らぐような心地がした]

(40) 2016/04/21(Thu) 22時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[しばらく宛てなく歩いた後、昔から休憩場所に使っていた古木へと向かう。
村外れの丘にも近いこの場所からは、桜の様子もよく見えた]

 ってぇ、と。

[木の下に腰を下ろし、幹に寄りかかって書物をめくる]

 ……今まで、気にしてなかった事も多いけど。
 結構、大事だったんだなぁ……。

[伝承は知ってはいても、仔細は知らぬ。
初めて触れたその知識に引き込まれてか、しばらくの間、場には静寂がふわりと満ちた。**]

(43) 2016/04/21(Thu) 23時半頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2016/04/21(Thu) 23時半頃


【人】 喧嘩屋 辰次

 ……お?

[微かに捉えた声>>45にふ、と文字から視線を上げる。
目に入ったのは、視線逸らして立つ姿]

 ……いんや、別に。

[短い謝罪に、ふる、と首を横に振って]

 ま、巽の家の務めだし……祭りの準備は、ガキの頃から好きでやってっからな。

[社交辞令とわかるそれに返すのは、偽りない言葉。
やるべき事、とごく自然に認識しているからこそ出てくるもの]

(64) 2016/04/22(Fri) 10時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[柄でもない、と言われたなら、軽口のひとつも返したやも知れないが。
それはなく、じゃあ、という言葉におう、と短く返して再び書物をめくる]

 『……咲かずの桜は、封じの桜。
  贄の血得し時、封は解ける。

  桜咲かすは、巫女の『依り代』。
  人の身に在りて人ならざるもの。
  戻る叶わぬ、魔の眷属。』

[小さく読み上げるのは、目についた一説。
親から子へと語られる伝承ではあまり触れられていない部分に、ほんの僅かに眉を寄せるも]

 ……あー……だから、桜の下での喧嘩や騒動は絶対だめだ、ってなってんのかねぇ。

[そこから結びつくのは、その程度の事]

(65) 2016/04/22(Fri) 10時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

 んー……。

[短く唸った後、一度書を閉じ膝の上において。
軽く、身体を伸ばした後、立ち上がる]

 ……長、手ぇ空いてっかな。

[読み進める内に意を読み解けない箇所が増えて来て。
ただ、言葉だけ覚えればいいものでもなかろう、と思い、立ち上がる。
とはいえ、親に聞くのも何やら憚られるから、自然、問いを投げるべきは絞られて。
書物片手に向かうは丘の方。**]

(66) 2016/04/22(Fri) 10時頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2016/04/22(Fri) 10時頃


【人】 喧嘩屋 辰次

─ 村外れの丘 ─

 雷門小父、ちょっといいかー?

[丘の一画、神楽舞台にほど近い場所で祭事の確認をしていた長を見つけ、声をかける。
伝承の暗記はどうした、と聞かれ、きゅ、と眉を寄せた]

 それで引っかかったから、ちょいと教えてほしくて来たんじゃねーかよ。
 んでも、忙しいならまた後でいーぜ?

[祭事の準備も大詰め、宮司としての務めにもそろそろかからねばならぬであろうから、一応は遠慮してみたが。
やれ仕方ないな、という呆れたため息と共に、長はこちらに歩み寄って来た]

 わりぃな、これから忙しくなんのに。

[時間を割いてくれた事に短く謝罪を告げれば、気にするな、との応えが返り。
それからしばし、引っかかった数か所について、問うて聞くというのを繰り返した]

(91) 2016/04/22(Fri) 22時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

 ……なあ、雷門小父。

[書物を挟んだやり取りが一段落した所で、桜を見やりながら問いかける]

 この祭りって、いつまで続くんだろうな。

[そんな疑問を口にしたのは、昨日の香月とのやり取りを思い返してのもの]

 んー……何となく気になってさ。
 巫女さんが起きないように鎮めにゃならんってのは、まあ、これ読んだのもあって、大体わかったけどさ。
 いつまで続けりゃ、気ぃ、晴れるんかなって。

[問うたところで、答えの得ようのない、問い。
案の定というか、それに返されたのは、わからんな、という言葉]

 ……だよなぁ……。

(92) 2016/04/22(Fri) 22時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[それでも、続けて行くことに意味があるのだと。
巫女の御霊を鎮め、平穏を保つ事は、かつて巫女が同化した『魔』をも封ずる事に繋がるのだと。
そんな事を言いながら、桜を見やった長の表情が、不意に険しさを帯びる]

 ……雷門小父? どした?

[突然の事を訝り問えば、何か感じなかったか、という問いが返される]

 ……はあ?
 いんや、全然。

 ってーか、昔から言ってんじゃん、俺、そーゆーのにはとんと縁がねぇんだって。

[宮司の一族やその縁戚は、時に不思議な力を持って生まれる事もあるという。
しかし青年は生来そう言ったものとは無縁だった。
この言葉に長は残念そうな面持ちで眉を下げた後、何の前触れもなくぽふ、とこちらの頭に手を置いた]

(93) 2016/04/22(Fri) 22時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

 ……何だよ小父。
 俺、撫でられて喜ぶ歳じゃあねーぞ?

[突然の事に文句を言えば、すまんすまん、と笑い声が返される。
それに、ったく、と文句を言いつつ、青年も桜を見やるが。

そこに立つ木に感じるのは、いつもと同じ、どこか物寂しいと思える雰囲気のみ。*]

(94) 2016/04/22(Fri) 22時半頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2016/04/22(Fri) 22時半頃


【人】 喧嘩屋 辰次

─ 村外れの丘 ─

[一先ず、祭事の準備に戻るという長の許を辞し。
仕事はないか、と一通り聞き歩くも、力勝負は大体片付いた、と返された]

 ……結局、これ読み続けるしかねぇってか。

[それはそれで気が滅入るのだが、仕方ない、と。
そんな風に思いつつ、何となく桜の木の方へとふらり、歩みを進めた。*]

(96) 2016/04/22(Fri) 23時頃

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