224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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――――それは、吹雪の夜だった。
(#0) 2015/05/23(Sat) 00時頃
ここはロシア北部にある、小さな村。
名前は……村人たちは「この村」と呼んでいた。
ツンドラ地域特有の、凍った夜。
白夜の続く夏が終わり、雪に閉ざされる冬の夜。
この村で唯一の娯楽である祭りが開催されようとしていた。
―――忍び寄る足音には、まだ誰も、気付いていない。
(#1) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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[窓を叩くは、雪混じりの風。 節くれた指先は精緻な細工物に最後の仕上げを施すところ。
またこの季節が巡って来た。 祭りになればこのランタンが常闇に沈んだ街を照らすのだ。]
(1) 2015/05/23(Sat) 06時半頃
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ヴェスパタインは、疲れたように眉間を揉んだ。**
2015/05/23(Sat) 06時半頃
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[雪が吹く外を眺め、伸びをひとつ。]
お祭り、お祭りっとぉ。 やー、潤いだねえ。外はずっと潤ってるけど心は渇いちまうよ。 やっぱりこういう楽しみがないとねえ。
[やがて来る"潤い"への期待に、目が細まる**]
(2) 2015/05/23(Sat) 10時半頃
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いやぁ……何も変わりゃあしないね。ここは。
[ 「『先生』の元ではやってけない。」
そのような理由からこの村を飛び出して早くも三年。 三日坊主にしては続いた巣立ちも、気紛れが先行して辿り着いた先にため息。
帰巣本能なんて持っているつもりはないのだが、頬を吹き抜ける雪んこ混じりの風に眉尻を下げる。]
今年もあの人が作ったランタンが、ちらちら雪降る空に色付くのは確かに気持ちは潤うかもしれない、けれども。
────刺激に欠ける。
[外遊びを知った男は、ため息混じりに呟きニヒルに笑う。 吐き捨てた白い息が空へと溶けいる頃には再び歩き出せば、三年振りの帰郷の続きと一杯洒落込むのだ。]**
(3) 2015/05/23(Sat) 20時頃
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……はぁ。
[悴んだ手に息を吹きかける。 じんわりとした温もりに指先がじん、と痺れて。 そしてそれはすぐに寒さ故のそれに変わる。
雪がしんしんと降り積もり、どこか寂しい気持ちになる。 でも祭りはもうすぐ。 祭りが始まればランタンの灯りが鮮やかに暗闇に浮かんで。 こんな寂しい気持ちもどこかへと吹き飛ぶのだ。]
楽しみ、だけど。 その前に仕事しなきゃ。
[狩ってきた兎を捌く。 お祭りにはご馳走がつきもの。 だから猟師たる自分の仕事は多い**]
(4) 2015/05/23(Sat) 21時頃
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まあまあ、冷えるわねぇ。
[ほう、とため息を一つ。 凍りつくような銀世界でも、仕事は変わらない。 慣れてあかぎれさえしなくなった分厚い手の皮で窓をなぞれば、指先が線を描き、向こう側を見せた。
そこも、銀だけが写っているけれど。]
もう少しで楽しいことがあるもの。 そうね、浮かれる前に、お祈りにいかなくちゃ。
[小さな村だが、教会はある。 信心深い女は日々の仕事の前と寝る前は、必ず祈りを捧げて過ごしていた。]
(5) 2015/05/23(Sat) 22時頃
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[ぱん、と綺麗になった布地を干して、洗濯の仕事は完了だ。 さてさて、なんて独り事を言いながら、]
雪がおとなしい今のうちに、配っちゃわないと。
[本日の受付は終了している。 今度は配達の仕事だ。 先日頼まれた衣服を大きなカバンに入れて、お得意様のところへ届けに店を出た。**]
(6) 2015/05/23(Sat) 23時頃
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[わずか地平線にほんの少しだけ顔をだしてすぐ沈んでしまう、この時期の太陽。
祭りの始まりは、太陽と暫しの別れを告げる時。 行く日も続く長い長い夜を、太陽がまた目覚めるのを待ち続ける為の祭りだ。
そうでもせねば、この長い闇には耐えられぬ。 眠りに就いた太陽の代わりに、街を照らす灯りは大切なもの。
木々と鳥たちの姿を刻んだ枠に、分厚い硝子を嵌め込む。]
(7) 2015/05/23(Sat) 23時半頃
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[そういえばこの村を離れて以後、まともに連絡を取り合った人は少なかったような気がする。
もしかしたら忘れられているかもしれない。 上っ面だけの心配を頭の片隅に侍らせては一人笑った。
真っ直ぐ自宅に帰るのは些か背中が痒くなる思いだ。 だから方向転換して向かった先は、昔はよく通った場所>>7だった。]
や。先生、いる?
[作業中かもしれないから、ノックは控えめに一度、二度。 扉越しでは聞こえないかもしれなくても、態々声をかけるのは、左胸に過る気まずさを払拭するため。
突然彼が手掛けた作品を褒め称えて、伝授して欲しいと頼み込んだことを今もどのように思っているのか。 それは推し量れることではないけれど、静かに落ちる雪が靴先に溶ける様子に懐かしさを感じた。]
(8) 2015/05/24(Sun) 00時頃
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……ああ、開いてる。
いま大事なところだ。邪魔をせんでくれよ……?
[枠を鑞付けしつつ、振り向かずにドアからの声へ答える。 聞き間違いでなければ、久しぶりに聞く声だ。]
今まで何処をほっつき歩いてたんだ? 随分と長いお出かけだったなぁ…、本当に。
[気紛れに来て、気紛れに去って。 此の期に及んでまだ先生と呼ぶとか、嫌味の一つも出ても仕方は無い。]
ま、生きては居たようだな。
(9) 2015/05/24(Sun) 00時半頃
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[予想通りお取り込み中のようだ。 扉は空いているようだが中に踏み入れるのには躊躇したが、冬にしては軽装過ぎる格好にそう長く我慢は出来そうにない。
結局、なるべく音を立てないように忍び足で声の主の場所へと向かう。]
まぁ…先生のための御使いついでにちょっと、ね。
[椅子やら何か勝手知ったる様子で腰掛けるなりすれば、曖昧に誤魔化す。 お咎めがないことに幾分か肩の力を抜きながら、緻密な作業を行う姿を眺める。]
先生こそ、よくぞご無事で。 扉なんか開けっ放しで危なかしいったらないね。 物でも失くしてその度に買うことになるのも大変だってのにさ。
……それも祭りに?
[ほとんどつぶやきに近い声色だ。 聞き流されていても構わないそんな内容。 視線は先生と呼ぶ男性から辺りに移ろわせる。]
(10) 2015/05/24(Sun) 01時頃
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こんな小さな集落だ。 悪さなんかすりゃぁ、すぐにでもバレるさ。
[知り合いばかりの小さな村社会だから、噂の速度も早い。 ケチなこそ泥なんかしたところで、逃げられるわけもなくすぐにバレるだろうから、割には合わないだろう。
そんな感じでの多寡を括った不用心]
ああ、今年は……コレさ。 [錫で出来た白樺の葉を一つ一つバランス良く飾る。 端に並べた朝告鳥を載せるのはまだ。一番最後。]
(11) 2015/05/24(Sun) 01時頃
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[間違いない。 それがこの村ならではの習慣だとも、ここ数年で思い知った身からすれば少々苦い思いではある。]
それにしても…。 夜には似つかわしくない装飾に見える。
祭りならいつまでも続けばいいと思うけどね。 起きたらおじゃん、なんて素っ気ないじゃないか。
[あしらわれた装飾に埋められていくパーツを眺めながらごちり。 それでも視線は知らず知らず作品へと寄せられるのだから、唇を曲げる。]
…祭りの日がいつかは知らないけど、そろそろ、か。 多分暫くはいるつもりだけど、ね。
(12) 2015/05/24(Sun) 01時半頃
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髪飾りでも土産に持ってこれば良かった。 それじゃあ効率が悪そうだ。
[一言余計なのはいつものこと。 口数が多いのと同じく。
ひさかたの邂逅であっても切り口は軽やかに。 作品の行程はいかなるものだっただろう。
忙しそうならそれを最後に背を向けるし、雪だけでなく話が降り積もるようなら暫く居座ることにするが、さて。]**
(13) 2015/05/24(Sun) 01時半頃
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「部屋の中から外を覗けば、太陽は地平線に僅かに顔を出してすぐ沈んでしまって昼であるはずなのに夜のようなの。暖炉はパチパチと鳴って燃えているわ。貴女の好きだったこの歌をふと思い出しました。 お元気ですか。 わたしはとても元気!退屈な毎日の特別な一日が、どんなに私を喜ばせたでしょう。私はいま貴女に、どの言葉を選べば胸のときめきが伝えられるかと迷ってる。」
(14) 2015/05/24(Sun) 05時頃
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「だって、待ちに待ったお祭りよ!眠らない季節は過ぎた、暫くのあいだ太陽とはお別れ。今度は、長い長い夜のはじまりだわ!ではまた。そろそろ、わたしも出掛けなくっちゃ。ほんとうにほんと、面白いのよ。年に一回だけの楽しみだもの。また、かきます。
最愛のAへ」
(15) 2015/05/24(Sun) 05時頃
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お針子 ジリヤがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お針子 ジリヤは村を出ました)
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/24(Sun) 05時頃
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― 家の外へと ―
[「最愛のAへ、親愛なるジリヤより。」そう、締め括って筆を置く。書き終えた手紙は、封筒に。 椅子から立ち上がり籠を手に取った。 赤いスカーフを頭巾のように巻けば、銀世界へ勢い良く飛び出した。]
(16) 2015/05/24(Sun) 05時頃
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[弾む息は白く染まる。]
花は風と 楽しげに 風は鳥と 舞いあそぶ 寒い冬の日にも きみは花や鳥のように いつも明るい微笑みを 見せてくれたね
[ふわり、ふわり。口ずさむ歌と踊るように舞いながら落ちてゆく、雪。 わたしの足取りもまた軽やかだった。]
(17) 2015/05/24(Sun) 05時頃
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