283 突然キャラソンを歌い出す村2
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アーサーは、ザーゴにアンコールした。
2018/09/20(Thu) 14時頃
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―夜:墓地―
[人気の薄い墓地を、猫が歩く。早朝のように地面を見てではない。今度は墓石を眺め探るように、だ。]
……お、あったあった。
[ひとつの墓石に近づいていく。墓石の前にはビールの缶と、供え物としておつまみが供えられていた。…運の良いことにカルパスとかいうあの謎肉だ。]
[猫の傍に、男の姿が現れる。 人に化け損なった姿ではない、きちんとした人の姿だ。]
[…セイカはよほど「丈夫」な娘だったのだろう。九度生まれ変わるという猫よりも、よっぽど生命力に満ちていた。
取り憑いた際にほんの少しだけその生命力を受け取ったお陰で、まともな人に化けれるだけの力は戻った。人の目に映ろうと思えば見せることも出来るだろう。]
(29) 2018/09/20(Thu) 15時半頃
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[それでもまだ、妖力は満たない。猫に繋がっていなければ、と一人で化け歩き回るだけの力も無い。
まるでチープな幽霊という無様な姿ではなくなっただけで、猫と首輪と手綱を共有する、今時に着物姿のおかしな男の姿なのは変わらない。]
死者に口無しだ。 怪異になってから文句いってくれよな。
[男はそう口にして、ビールとカルパスを袂に仕舞う。おもんへの土産だ。…流石にあの状態のレンから、カルパスまでたかるのは躊躇われたせいである。]
(30) 2018/09/20(Thu) 15時半頃
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[これを渡せば、後は家探しだ。 目印の鳥居が見つからないのは、もしかしたら壊れたせいかもしれない。随分古いものだったし自然に壊れたか、それとも悪戯か。 そうだというなら、掘り当てるしかない。 人の姿もある程度は取り戻した。墓場を掘るのも容易になったので、近いうちに自分の埋まった土は見つかるだろう。
―――そうすれば、たまに来る人に薄目を開けるだけの、寝る日々に戻るだけだ。]
…………
[それだというのに。家の道筋は出来たというのに。
この心に空いた小さな穴のような感覚は、 一体何だというだろう。]
(31) 2018/09/20(Thu) 16時半頃
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[気づけば、霧がふわりと立ち込めてきた。>>12 霞む霧の奥、墓の出口に九尾塚の町灯りがぼやけて移る。 墓石の並ぶ道。その墓石のひとつに、何故か供えられていたエレキギターを勝手に手に取ると、静かに弦を弾き始めた。
ピアノの音が霧に紛れて何処かから流れてくる……]
♪ 華やいだ舞台 帳が下りていく 割れる歓声 僕は黙ったまま
ステージライトの熱に浮かされて やけた網膜 君の輪郭が残っている
(32) 2018/09/20(Thu) 16時半頃
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♪ 席を立つ準備は出来たのに 君の痕だけが居残ったまま
思い出の君と僕の声 重なるんだハーモニー どうして どうして どうして
(台詞IN)「どうして?」
(33) 2018/09/20(Thu) 16時半頃
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♪ 終わりのブザー さあ眠ろうか 瞼の裏の裏 眩しい光 カーテンコールさえ無くっていい 耳の奥の奥 君が歌っている
どうかどうか 手を振ってくれ どうかどうか 何も言わないでくれ
[そのまま続けようと、息を吸ったその瞬間、 酷い金切りのような騒音が響いた。 咄嗟にギターを放って、耳を塞ぐ。]
この世の恐怖を固めたような音。 殺気とその強大な力を誇示するような圧。 あまりに圧に、かちりと奥歯の奥が鳴りそうだった。]
(34) 2018/09/20(Thu) 16時半頃
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な、何だ? 今の…!
[霧に混じるのは強力な妖気。 ―――覚えはないが、心当たりはある。 今、この街には最高位の怪異――『首無し』が居る。]
………、
[怯えの混じった、忌々しげな目で空の先を見て。 木々で眠っていた鴉たちが喚き散らすように鳴く中、 男は墓場をあとにした。**]
(35) 2018/09/20(Thu) 16時半頃
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[墓場を出た後も、霧はより深くなっている。 こちらとしては、姿が隠せて都合が良い。何せ人に化けられたとはいえ、その姿は猫と首輪と手綱で繋いだ不審者だ。
通る街並みを眺めながら、学校近辺へと歩いて向かう。 どこかから壮大な音楽が流れてくる。そう、ドキュメント番組の挿入歌か、エンディングにでも流れそうな壮大な奴である。
すれ違う人からマイクを受け取り、 男は芯のある強い声で、歌いだす――]
(50) 2018/09/20(Thu) 20時半頃
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♪ いつの時代からだろう 人が闇を 恐れぬのは
家々の灯り 煌々と 人の時代(みらい)を 照らすが如く
Ever Light Never blind 遥かな路往く 若人たち
Ever Light Never blind この星の数だけ 希望がある…
(51) 2018/09/20(Thu) 20時半頃
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― 夜:九尾塚学園近隣・ラーメン屋台 ―
[プァプァプァ〜〜〜〜↑プァプァ↓ プァプァプァ↑プァ↓プァプァ→〜〜〜〜〜〜〜]
[時代の変わった街並みを歩き終え。間抜けな音と提灯の灯りを目印に、男は霧の中からやってきた。 暖簾をくぐり、出した顔は半透明でもないまともな人の顔をした姿。…首輪が猫へと繋がれているし、肩には猫が載っているが。 おもんの姿を見て、口元に思わず手を当てるような素振りをして良いのける。]
うわ…ほんとに店主やってやがる……
[怪異の客ならまだしも、人間の客もいるかもしれないと一応人間にも見えるようには化けている。 虚空に話しかける店主に肝を冷やして、最後の客が逃げるというのもかわいそうだ。不審者相手でもそう変わらないかもしれないし、既に逃げられている>>27とは思いもしない。]
(52) 2018/09/20(Thu) 20時半頃
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うっさいな、 こっちだってそんなん言われても嬉しくないわ
[顰めた顔と、話す声は変わらぬ男の声だ。]
伊吹の身体借りた時に、 少ぉ…しだけ、力を分けてもらったんでね。 いつまでも猫だと不便だからな、助かったよ。
…にしても、とんでもないな、あいつ。 生命力の化け物だ。あんなの。
[席に着き、猫を膝の上に置いた。 猫は膝の上で丸くなっている。]
えー…肉乗ってるのどれだ…、 ……じゃあチャーシュー。
[ラーメンはカップ麺でしか碌に知らない。メニューをじと、と眺めてから雑に決めた。]
(55) 2018/09/20(Thu) 21時頃
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[ノミじゃないと反射的に反応しつつ、良かったと言われれば、ふん、とひとつ鼻を鳴らす]
あいつが居なきゃ、 今頃こんなとこで飯食ってなんかないかもだ。
うまいもの食わせてやるといいさ。 [レンの事といい、体育祭のことといい。セイカは頑張ってこちらに応じてくれたのだから。 おもんへそう言いながら、男はその慣れた手つきを眺めていた。 何か胡散臭い仕草でもあればからかってやろうと思っていたのだが、謎の慣れた手つきにそんな隙も無く。ただ感心して眺めているようになってしまうのが癪でもあったし、こいつ一体何なんだ…と呆れたように思ってしまう。]
………どうも、
[目の前の置かれたラーメンと、おもんの顔を見比べて。箸をぱきんと割る。チャーシューを半分に切るとそれを片手に乗せて猫へと差し出した。猫がそれを咥えたのを確認してから、自分も麺をすする―――]
(57) 2018/09/20(Thu) 22時頃
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………………… この麺、スープに良く絡んでる…、
[そう語ってはいるが、この男はラーメンを碌に知らない。ラーメンといえば、酔っ払いが差し出した一本の即席麺の味でしかほぼ知らないのだ。
未知であるはずのラーメン。………なのになんだろう。この語らずを得ない感慨は。この妙な郷愁は。]
[次はスープだ。れんげに掬い、一口飲む。]
………後を引くようで、それでも残り過ぎない… むしろ次が欲しくなるタイミングで消えていく…
[そう、ちょうどいい塩気なのだ。 猫になってからというもの、貰えるものは主に残飯だった。それこそから揚げや、さばの味噌煮のようなものは奇跡のような機会であった。 目の前のこれも、同じように奇跡であった。 残飯でもなんでもない。一人のために用意された一品。]
(58) 2018/09/20(Thu) 22時半頃
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………、うまい、
[喉から腹へ、暖かい感覚が身体の内を通る。 ここで気づく。懐かしい感覚はここにあった。猫の身ではなかなか味わえない、この塩気のある暖かい飲み物が喉に通る、というここに感慨を感じていたのだ。
今日一日のとんでもない疲れに、身体がこの塩気を、麺を、具を、スープを求めている。 箸が、れんげが、 止まらない。止まらない。止められない―――]
(59) 2018/09/20(Thu) 22時半頃
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♪ おおきくなりゃんせ 歌:みんなたちのソング合唱団
ゆうやけこやけのうらやまに おっかあよぶこえきこえてさ
はしってかえろ かえりみち ぼうやをまつまつ おっかあへ
おまえのおっとうは りっぱなおとこだったのよ
こんもりおわんへ のるこめに みそしるおわんに まじないかけて
おおきくなりゃんせ なりゃんせと おおきくなりゃんせ なりゃんせと
(60) 2018/09/20(Thu) 22時半頃
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――――はっ!!?!?
[「みんなたちのソングです。」…そうラジオが告げる言葉で我に返る。子供達が歌う謎のわらべ歌から開放されて、戻ったBGMは、ラジオからかかる歌謡曲。なつかしのラーメン。
思わず辺りを見渡した。膝の上ではチャーシューを口に、猫が遠い目でどこかを見つめている。猫は猫で思うところがあったのかもしれない。]
きゅ…九尾って こんな力もあるものなのか…?
[サービスに乗った卵を箸で割って、またその欠片を猫にあげてから、あまりのうまさに怪異の力を疑いつつ。
だが、箸は止まらない。 まさしく、いつかの教師の二の舞であった。]
(61) 2018/09/20(Thu) 22時半頃
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[赤いちょうちんに、男と猫の顔が照らされる。 お互い、目の前の飯にまっしぐらだ。] [湯気と霧の向こうにいい笑顔が見える。 ふ、と口角を上げた。いい笑いが移っていく――…]
[冷めちまう、とラーメンの続きが促される。 そうだ。まだ残っている。 無言で頷いて箸を進める。暖かさに鼻がゆるむ。 麺を啜る音に混じって、鼻をすする。 これは暖かな湯気のせい。
決して、この郷愁と包む空気の暖かさ、 そこから来る何かのせいなんかじゃない――。
促されたラーメンはやがて空になった。 満腹ポイントを充実させて、男は満足気なため息をついた。
片手で軽く目元を拭ってもうひとつ鼻をすする。 そうこれも湯気のせい。決して別の意味なんかじゃない。]
(73) 2018/09/21(Fri) 00時頃
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[どんぶりを置いて。 目の前の九尾、いや、一本の尾の怪異へ、男は口を開く。]
…昔のはなし、か。
――おもん。 僕の名前だけど。
……明之進。 それがちゃんとした本名だ。
もうお前は寝るんだろ。 これだけうまいもの奢られたし。 それなら、ちゃんと教えてやっても良い。
[それは、かつての生き様と無様が詰まっている名前。 だからこそ今は、碌に聞きたくも無かった名前。 ……かつて呼んでもらいたくて、 呼んでもらえなかった名前だ。]
(74) 2018/09/21(Fri) 00時頃
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…はは、めっずらし。 お前が言うには、初めて悪くないな。 そーだろ。僕も気に入ってはいるんだ。
[無様に死んで、回りまわって。 久しぶりに聞いたその響きに、 男は初めて見目の歳相応の笑みをこぼす。]
そりゃどーも。ありがたいね。 …ありがたいよ。
(89) 2018/09/21(Fri) 01時頃
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(BGMフェードイン)
♪ こんなとこに辿り着くなんて あの頃の僕は 思っても居なかったな
戻れるならばそりゃ戻るだろう こんな僕なんか 絶縁して忘れてしまえってな
無様な生き様 焼け落ちた夢 何も出来ないと 腐れた土の上
転んで倒れた 終わりの夕景 そこからの景色は 案外悪くなくてさ
嗚呼何でだろな 手に入れても居ないのに 嗚呼今酷くも 輝いている
(90) 2018/09/21(Fri) 01時頃
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[また湯気が悪さをしそうになったから、 話題を変えようと、袂に手を入れる。]
そうだ、これ。言ってた酒と肴だ。 店なんだから、ぬるいとかはなんとかしろ。 あと、そこいら中に撒くなよ。
[袂から出てきたのは、墓場の供え物から拾ってきた ビールとカルパスだ。 いつか話した酒の話を思い出しながら、 食事の席だ、「何を」とは言わない。]
(91) 2018/09/21(Fri) 01時頃
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お前の飲む量じゃ足りないかもだけどな。
うっさいよ。 僕のけじめだ。けちつけんな。
[指で摘んで言う言葉に、ふっと笑いながら 呆れた目を送り、ばかだと言われれば文句を言う。 そこに嫌悪だの嫉妬だの不の感情は混ざっていなかった。 ただの軽口に対する軽口だ。]
[そう軽口をたたいている間に、新たな客が来た。>>92 見覚えのある顔。チア服の娘だ。 きちんと化けた男の姿は、 こころにも見る事は出来るだろう。 ただ、猫と首輪と手綱で繋がれた、着物の変人ではあるし、 あろう事かその繋いだ先の猫は見覚えのある猫だが。]
(98) 2018/09/21(Fri) 01時頃
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[席を譲るように端によって、 先ほどそっと寄せられたティッシュで鼻をかむ。 暖かいラーメンで鼻が出るなんて人類共通の生理現象だ。]
あー…えー、と。 うちの猫、と会った事が?
[>>95 猫はこころへ向けて鳴き声ひとつあげる。 こうなっては他人面もし辛い。 (何せ首輪でつながっている。) 男はこころへと初対面のフリで話しかけた]
(99) 2018/09/21(Fri) 01時頃
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>>96
色んな奴、って そういえば、おも、………うら?しま。
[気になる言葉に、思わず会話に混じることにする。 「おもん」と言いかけて、浦島と呼ばれていたのに気がつく。 咄嗟に直したが、不自然さは出た。]
ちょっと前にとんでもない音がしたけど。 聞いたか?
[霧の夜に響いた、あの金切り声のような騒音だ。]
(101) 2018/09/21(Fri) 01時半頃
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あー、うん。そう、飼い主だ。 うちの猫、脱走癖があってね… あ、はは、ありがとう。
[>>103 思わず乾いた笑いになった。何せ数時間前までこの身体に居た身だ。厄介な一週間を過ごしたせいで、可愛い等とは特に思ったことが無い。]
[首をテクニシャンの手つきで撫でられる。 人に化けられるようになったとはいえ、まだ繋がった身。感覚は共有されてしまう。喉を撫でられた事で背にかけてぞわっと得も言えぬ、だが不快ではない感覚が駆け上がって思わず男は仰け反った。] !?!? え゛っ!!ほ、ん゛んっ、!!!
[咄嗟に誤魔化す為の咳が迫真のものになってしまった。]
(110) 2018/09/21(Fri) 01時半頃
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やっぱあれ、『首無し』か…
[今この街に居る首無しは、あの教師しか 男は知らない。目の前のおもんもそうだろう。]
あんな事して、一体何の目的なんだろうな。 この霧じゃあ何するにも好都合だろうけど。
[特に教師の名は上げず、そう考えるように口を開く]
(117) 2018/09/21(Fri) 02時頃
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アーサーは、こころに話の続きを促した。
2018/09/21(Fri) 02時頃
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[>>102 なっちゃん、と名前が出るのに、少し眉根を寄せる。
あいつが「首無し」を見た? …「首無し」は見られるのを嫌うのでは無かったか…?
そこまで考えて、僅かに首を振る。 知ったことか。あいつがどうなろうとどうでもいい。 そう言った。そう思った。
…心に空いた僅かな穴が疼くような。 形容しがたい感覚に、そっと手を握る。]
(122) 2018/09/21(Fri) 02時頃
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>>123
ぐっえ゛、い゛っ、
[食い込んだ指。共有される拘束感。 思わず蛙のような濁った声を上げる]
まって、はな、離して離して 絞まって、
ねこねこねこ、ねこが
[飼い主として猫を心配する様にも見えなくも無いが、 慌てる様はひどく無様であった。]
(127) 2018/09/21(Fri) 02時頃
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女連れ?
[>>121 おもんの言葉を反復して首をかしげる。 あの男が、屋根なんてルートで女を連れる…? 疑問が沸くが、少なくとも人間との付き合いではないのは確実だ。…心の隅、嫌な予感がじわりと沸く。]
[スマートフォンを握っては、 頭を抱えたりするこころの様に今度こそ眉根を寄せる。]
…連絡、とれないのかい? [>>126「魔女。」 ―――ふいに思い出す。 あの男はナツミに何と言っていた?>>2:98]
(133) 2018/09/21(Fri) 02時半頃
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―――首無し、「ナツミを迎えに行く」って、
[思わず席を立った。 倒れたいすが、がたん、と音を上げて地面に転がる。
どうして忘れていたんだ。 誰が伝えてやるものかと、記憶の端に追い込んだ自分の迂闊さに握る力が強くなる。]
(135) 2018/09/21(Fri) 02時半頃
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