人狼議事


105 Ww―Chu・Ni/Subjection―wW

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【人】 教え子 シメオン

― 私立七転学園高等部2-B教室 ―

 『……ぃなくん、椎名君!!』

[ざわめきの中、自分を呼ぶ聞き慣れない声がする。
 薄っすらと目を開けると、床が見えた。
 途端、がくがくと揺さぶられて視界が揺れる]

 ちょ……って、此処……は?
 俺、どうなって……――。

[胸が貫かれて、それで。
 それで――何故、教室の床に転がっているのだろう?]

 『いきなり胸を押さえて倒れるから心配したのよ!!』

[血相を変えて、でもほっとした様子の教師。
 こちらを覗き込む生徒達の視線。

 嗚呼、そうか――戻って来てしまったのか]

(12) namba 2012/11/13(Tue) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

 大丈夫です、ちょっと貧血みたいで……。

[体育は欠席、包帯常備、遂には授業中に気を失って倒れる。
 何とキャラ付けの濃い転校生だろう。

 倒れていた椅子に手を掛け立ち上がると、
 制服の埃を払って机を戻し着席した]

 『念の為保健室に行った方が良いんじゃない……?』

 いいえ、本当に平気ですから。
 嗚呼、でも……。

[不健康そうに目の下に隈を浮かべながら微笑んだ]

 点滴、打った方が良いかもしれませんね。
 帰りにお医者さん行って来ます。

[我が身を顧みるようになったという点だけは、
 確実に転校前よりも成長していたのだった――**]

(13) namba 2012/11/13(Tue) 00時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

namba 2012/11/13(Tue) 00時半頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

namba 2012/11/13(Tue) 01時頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

namba 2012/11/13(Tue) 01時頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

namba 2012/11/13(Tue) 01時頃


【人】 教え子 シメオン

― 最終限の頃 ―

[あの日と同じ、最終限の体育。
 倒れた事もあって早退を公認され、
 下校する足でそのまま病院に向かった。
 自分が壊した建物の一つだと判ると少し顔を歪める]

 点滴受けるだけなら、大丈夫だよな。

[眼帯と包帯の下に隠している傷跡。
 少しだけ気にしながら、待合の札を取る。
 ただ点滴を打ってもらうだけにしても、
 医者の待合というのは得てして、長い]

 ただの夢だったのかな……。
 それとも。

[本当にあった事なのだろうか。
 通り過ぎてきた平穏過ぎるほど平穏な街からは、
 あの時間の片鱗すらも感じ取る事はできない]

(21) namba 2012/11/13(Tue) 22時頃

【人】 教え子 シメオン

[携帯電話の受信ボックスは空だった。
 やはり夢だったのだろうと思う]

 田原さんに、高崎センパイに安藤センパイ、か。
 何処まで、本当だったんだろうなぁ……。

[社会科準備室へ行った事は。
 校門で話した事は。

 ただ、一つだけ確かな事がある。
 “夢”の中で聞いた最後の言葉]

 ……しいくん、って呼ばれたら。
 信じるっきゃねえけど。

[なんて少しだけ、笑ってみるのだった]

(22) namba 2012/11/13(Tue) 22時頃

シメオンは、病院の受け付けで名前を呼ばれるのをぼんやりと待っていた――**

namba 2012/11/13(Tue) 22時頃


【人】 教え子 シメオン

― 待合室 ―

 わ……。

[ぼんやりしていたら、突然背後から話しかけられて。
 振り返るとそこには彼女がいた]

 田原さんか、びっくりさせないでよ。
 怪我っていうか、ちょっと貧血。
 そう言う田原さんこそ何で病院なんかに?
 まだ学校終わってないんじゃ。

[まず放課後の出来事は確かなのだと再確認する。

 一度殺した相手がこうも気軽に声を掛ける事は
 ないのではないか、いやどうなんだ。
 戸惑いから、まじまじと相手を見てしまった]

(32) namba 2012/11/13(Tue) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

[胸や脚ではなかった事に何故かほっとした。
 が、現実的に考えれば]

 頭打って倒れたって、結構ヤバいと思うんだけど……。
 ぶつけたショックで記憶が飛んじゃってる、とか。
 見たところ元気そうではあるけど。

[変に思われてしまったかと、少し視線を逸らす。
 聞こえてきた呟きにぎょっとした]

 田原さん。
 もしかして何か変な夢でも、見た……?

[極々小さく、返す。
 よくよく考えれば自分も倒れたのだった。
 変な共通点を発見して少し気まずくなる]

(35) namba 2012/11/13(Tue) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

[ひく、と口許が引きつった]

 (マジかよ……――)

[思わず両手で顔を覆いたくなったが、
 そんな事をしてしまうと色々確定してしまいそうで]

 へ、へぇ……それはまた豪快な夢だね。
 夢で、良かったじゃん。
 そんな事現実であったら堪ったもんじゃないよ。

[半分くらいは自分がしたかもしれないだなんて、
 こんな公共の場で言えない、言えるはずがない。
 諸悪の根源の一つは、それを夢に封印する事にしたようだ。

 電源を切り忘れた携帯電話がマナーモードで震える>>36]

 飛鳥さん……?

(38) namba 2012/11/13(Tue) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

[その内容を見て、更に絶句するのである。
 それはあの朝校門で一緒にいた面々で。

 あれが本当でなければ、呼ばれる脈絡の解らない誘い]

 俺、転校から学校生活やり直してぇ……――。

[顔を覆わずにはいられなかった。

 こうしてきっと、少年の高校生活は続いていく。
 切り離しがたい黒歴史を16才の秋に刻み込んで――**]

(40) namba 2012/11/14(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

[やり直してるし、という言葉は更に少年にとどめを刺した。
 嗚呼、きっとこれはもう確定的だと。
 背中をさすってくれる手を感じながら、
 これだけは言わなければと口を開いた]

 その、田原さん……。
 変な奴って思うかもしれないけど。

 ……ごめん。
 あと、ありがとう。

[変わるとしても、あった事は覆せない。
 それが中二病の掟。
 人目憚らぬ所業はいずれ自分に返ってくると、
 高1の身空で悟ったのだった]

 こんな俺でも楽しかったって言ってくれるなら、さ。

(44) namba 2012/11/14(Wed) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン


 良かったら。
 俺と、友達になってよ。

[友達になれたかもしれないと夢の中で呟いた本音のまま、
 ぽつりとそう切り出した**]

(45) namba 2012/11/14(Wed) 00時半頃

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