161 【BL】ゆるふわほも寮【突発RP村】
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[彼の背後から抱き付き、肩口に額を押しつけ、顔を見られぬよう最後まで言葉を紡いだ。
―言った。言えた。言ってしまった。
羞恥と、確かな満足感と達成感。そして、大部分を占める、もし突き放されたら、迷惑がられたら……独りよがりなものだったら。彼が離れていくかもしれないという不安。
ずっとそのまま、トレイルに抱き付いていたい。顔は真っ赤だし、どんな顔をして彼と言葉を交わせばいいのか分からない。 それに、いつも抱きしめられている彼を抱きしめている僅かな優越感。自分より幾分か大きな背中。鍛えとんやなあ、なんて思ったり。気付かれぬよう背中にキスを落とした。
ふいに、手が解かれトレイルがこちらに向き直る。
―今、こっち向く!?
顔を見られぬよう、なにか無いかとベッドの上を見回すと小さなクッションがひとつ。それを手に取り、両手で抱きしめ顔半分を隠した。 その間、僅か3分の1秒。 トレイルの顔を盗み見ると、耳まで真っ赤な顔に浮かべられた少し不機嫌そうな顔。かわいい、と思ったのは心の奥に大事に仕舞っておこう。いつかこのことを笑って話せる時が来た時にまで、取っておこうか。]
(170) かの 2014/02/02(Sun) 11時半頃
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[自分はどんな顔をしていたのだろう。幸せそうに微笑んでいたか。だが、目線のあわなかった彼には永遠に知られることはないのだろう。]
手? …………っん
[急にそう言われて自身の手を取られこてん、と首を傾げる。取られていない方の手は未だクッションを持って顔半分を隠したまま。 口元へ引かれればキスが降ってきて、僅かな甘い痺れ。と漏れ出た吐息。
―不意打ち、や。ずるい。ずっこい。
クッションを手から落としてしまい。顔が露わになる。恥ずかしさやら、嬉しさやら。微笑まれた顔、告げられた言葉。 しあわせ、で。幸せすぎて。自分がどんな顔をしているのか分からない。一つだけ、顔が熱くてたまらない。片手で顔を隠したが遅かっただろう。]
(171) かの 2014/02/02(Sun) 11時半頃
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俺のぜんぶ、トレイルにやる。 足りひんなんて、そんなこと。 トレイルこそほんまに俺でええん?ぜったい、絶対離れへんから。離さんといて。
[頬に触れた手に、愛おしそうに摺り寄せる。 おずおずと両手で頬に触れた彼の手を包み込む。]
トレイルの傍で、ずっとおる。 めっちゃ、嬉しいねんけど……っ
トレイル、俺も、好きやで。
[静かに涙を毀し、これ以上ないくらいの笑みでそう言った。 振ってきたキスに応え、まるで結婚式みたいだと、小さく笑った。]
(172) かの 2014/02/02(Sun) 11時半頃
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―スマブラ・対イアン戦後半― [前半の好調とは一転、後半戦は辛くも五分五分の勝負となった。お互いに殴り、守り、こけ、自滅する…基礎技術が幾分か高い分、イアンの方が推しているようにさえ見える。]
くそッ、小賢しい真似を…!
[しかし、この勝負は負けられない。 どんな手を使っても、勝つ…!]
…追い詰めたと思ったか? だからお前はアホなのだァーー!
[不敵にニヤリと、笑い、攻撃をしかけてきた相手にカウンターで技を打ち込む。 それに呼応するように、空から流星群のごとく降るフェイジャン―所謂インゲン豆、ブラジルにおける主要食材である―が、無慈悲にもイアンのキャラを打ち付ける。 残されたイアンには大量のダメージ。 残り時間、前半含めのスコア、全て把握済み……この勝負、逃げ切れる!
最終スコアは…84 画面には勝利を称えられるサンドラの姿が。 ――見よ、東方は赤く燃えている。]
(@39) esnsn018 2014/02/02(Sun) 17時半頃
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ーvsトレイル(後半) よし、よしっこれならいける…!
[コーヒー砲を撃っては叩き撃っては叩き、なんとかトレイルを追い詰めていく。 時折見当違いの方向に飛んだり走ったり踊ったり落ちたり忙しいが、実力は五分五分…いや寧ろ自分の方が少し強い。 調子に乗り過ぎて以下略だが、今回は自分の勝利を確信した。]
もらったああ!
[画面の端にトレイルを追いやり、これで終わりだと大技を叩き込もうと飛び上がった瞬間。 にやりと笑ったトレイル>>@39にほんの一瞬気を取られ]
なん……だと……
[気が付けば、フェイジャンにぼっこぼこにされているキャラクター。 今立て直して攻撃しても追いつけるかどうか。 そしてーー
総合スコア61。二連敗である。]
(173) assa0023 2014/02/02(Sun) 20時半頃
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−未来の話−
[あの2ヶ月と冬休みの、長いようで短い期間を経た後。 3階のメンバーの間では変化が多くみられた。
自分も、その一人である。
学校では学年の差異がある為、寮では残る恥ずかしさの為。 表面ではあまり変わらないように見えても。少しずつ、愛しい人と共にいようとする姿は。きっと周りからは知られている事だろう。
それをからかう者がいるなら、制裁が入ったかもしれない。 誰からか、とは。言わないけど。]
(174) ゆか 2014/02/02(Sun) 21時半頃
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[そして季節は巡り、秋の色づく季節。先輩達は卒業する。]
(175) ゆか 2014/02/02(Sun) 21時半頃
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[一度は考えた事。努力をして、飛び級すれば。 自分も。彼と共に卒業できるのでは、と。 いつか、それを話した事もあった。 だけど
彼は笑っただろうか。よく覚えていない。
「待っているから」
その言葉だけが、今でも残ってる。
元々二人で暮らすには狭い部屋も。 一人になった今は。とても、広く感じる。]
(176) ゆか 2014/02/02(Sun) 21時半頃
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[ベッドも、広くて。切ない。 眠れずに部屋を出れば、チアキの姿。 彼が物音に驚いた表情を見せたのも一瞬で、気付けは苦笑を浮かべながら。
「オスカーも、眠れへんのやな。」
そう言っただろう。此方は、頷くしかない。 話し声につられてススムも姿を現したのなら。誰からか、一緒に寝ようかと提案があがり。 どの部屋にいくか話し合う事もなく、3人で娯楽室で寝る事にして。
誰が真ん中にいくか、それだけは口論になったかもしれないが。]
(177) ゆか 2014/02/02(Sun) 21時半頃
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[学年がひとつ上がり、また新しい入寮生を迎えて。 たとえ階が別になったとしても、3階で過ごした者達は。あれからも変わらず接していたように思う。
特にチアキとは似た境遇にあるからか、よくお互いの報告などをしていただろう。 事情を知らない者達からは、あの二人あんなに仲が良かったか?とよからぬ噂が回ったかもしれないが。特に気にする事はない。寧ろそのほうが言い寄る者もおらず気楽なものだ。
他はどうあれ、自分は電話はしなかった。声を聞くと、傍にいない切なさに押しつぶされそうになるから。 時折届く彼からの手紙に口付けて。綴る。
またいつか会う日を、想い描きながら。]
(178) ゆか 2014/02/02(Sun) 21時半頃
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―いつか― [卒業後、高校からは少し離れた大学へと進んだ。 携帯もメールも、そのつもりになれば頻繁に交わすことは出来るはずだけれど。
ひとつ、ひとつ、手ずから薄紙に文字をしたためる。
飛び級すれば同じように卒業できるのに、と呟いた彼の横顔を今でも覚えている。]
ええ、待っているから。
[そう言って自分は笑った。 他ではしない、二人だけの時に少し崩れる口調。 未来を焦るオスカーのいじらしさが愛しくて、それだけで満たされた。
だから、機械ごしの音声でも文字でもなく。 自分の手から生み出す文字で、彼へと思いをつづる。
手紙の最後。 悪戯心で故郷の文字で書き添えた。 意味を知った時の顔を想像して、一人微笑む。]
(179) 唐花 2014/02/02(Sun) 22時頃
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『夕暮れは雲のはたてに物ぞ思ふ あまつそらなる人を恋ふとて』
[いつか、また会う日を待っている。*]
(180) 唐花 2014/02/02(Sun) 22時頃
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― すこし、あとのおはなし ―
[あの幸せな、夢のような日から早数か月。本当に夢だったのではないかと、何度も夜に飛び起きてはトレイルが横で寝ていることに安心しまた眠るというのが常だった。 彼は、そのことに気付いていただろうか。一度覚えてしまったぬくもりは、決して消えることは無い。
明日は卒業式だ。明日を過ぎれば、もう彼と毎日会うことも、一緒に寝ることも、朝落としてくれるキスも。声を聞くことさえ出来ないのか。
―胸が、苦しい。自分はトレイルに会うまでどうやって生きてきたのだろう。いつからこんなに寂しがり屋になってしまったか。 明日は笑って見送ろう、とオスカーと約束したのに前日の今でさえ、泣いてしまいそうだ。
泣いたらあかん、トレイルに心配かける。
そう思っても今にも溢れそうなそれは止まらない。彼の居ないところで思いっきり泣いてしまえば少しは楽になるのだろうかと、部屋をふらふら出て、玄関から外へ。誰かに呼び止められても返事はそこそこ。足が止まることは無かった。
(181) かの 2014/02/02(Sun) 22時頃
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思いっきり、声を上げて泣いた。誰に見られていようと関係なかった。トレイルにさえ見られていなければそれでいいのだ。 2分くらい、そこでそうしていただろう。 目は真っ赤に腫れているだろうが、気持ちは幾分かすっきりした。これで、笑って見送れる。トレイルに心配をかけてしまわない。
後の涙は明日の夜に取っておこう。今日はめいいっぱい甘えよう。
―いとしいひと。どうか、また会う時まで。変わりない貴方で。
手首のキスマークに、そっと自分の唇を重ねた。]
(182) かの 2014/02/02(Sun) 22時頃
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―スマブラ・対イアン戦後―
[勝った…!思わずそう漏らす。 トレイルは今にも踊りだしそうなほどイキイキとした様子だ。 その気持ちを隠しもせず、二連敗に打ちのめされているイアンに近づくと]
いや〜、イアン君も良い線いってたと思うよ? んで、お願いなんだけどさぁ、…ちょっと耳貸せ。
[ぐいっと頭を引き寄せて、悪い顔。]
…来週、寮上級生でちょーっとお外で宴会があってね? 抜け出す手伝いしてほしいんだけど、いいよな。 主にアキの目欺く、って意味で。
[イアンにだけ届く声でそう早口に告げると、さっと顔を離す。 じゃ、頼んだぞーなんてバシバシ肩を叩き、さもご機嫌といった感じで離れていく。 トウホウフハイは王者の風〜なんて口ずさみながら。 …どうやたアキがイアンにしたお願いは、全く知らない様子であった。]
(@40) esnsn018 2014/02/02(Sun) 22時半頃
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ー少しだけ後の話ー ……まじかよ
[学内にある掲示板。 自分の生徒番号と名前の書かれた紙を見て呆然と呟いた。 ぼんやりと見つめたまま携帯を取り出し、写真を撮る。 くるっと回れ右をして、駆け出した。]
……ぁ、シメオン!!
[学内を走り回って、もしかしたら教師に見つかって叱られたかもしれないが、止まらずに探し続けた。 シメオンを見つけたのはどこだったろう。 腕を掴んで何も言わないまま、いつか見つけた“サボるのに丁度いい場所”に連れて行く。]
(183) assa0023 2014/02/02(Sun) 22時半頃
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[握ったままの携帯を突きつけ、先程撮ったばかりの画像を見せる。 自分の名が載っている、“合格者通知”と書かれた紙を。]
…っは、…っお前の時間をオレにくれ 少しでもいい、お前が嫌になるまででいい だからっ…オレに、お前の時間を下さい
[息を荒いままのそれは、きちんとシメオンに伝わっただろうか。 返事がどんなものでも、きっと。]
一緒に、卒業しような
[きゅ、と指先を握りながらそう言って、笑った。]
(184) assa0023 2014/02/02(Sun) 22時半頃
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記者 イアンは、メモをはがした。
assa0023 2014/02/02(Sun) 23時頃
友愛組合 チアキは、メモをはがした。
かの 2014/02/02(Sun) 23時頃
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―卒業式後― ―― チアキ、お前ってほんとバカだよなあ…。
[卒業式が終わってから、301室でのこと。 忘れ物を取りに来た、そういって訪れた元自室で泣き腫らした目のチアキをみつけて呟く。 つかつかと近づき、しゃがみ込むチアキに合わせて膝をついた。]
何、俺のいないとこで泣いてんの。
…寂しいの、一人だけだと思いやがって。 泣いてもらえないのも、辛いって、わかんないかな。 バカ、…ばかちあき。
[怒ってるような口調とは裏腹に、震える体を抱きしめる仕草はひどく優しげで。告げるトレイルの語尾も、小さく、揺れる。 本当は忘れ物なんてどうでもよかった。 ただ、チアキに会いたいだけだった。 コイツと離れて、俺は本当に生きていけるんだろうか。 何度も何度も思ったこと。だけど チアキがこんなにも思ってくれているなら、寂しくたって、きっと不可能なことじゃない。 二人でなら、生きてける。]
(@41) esnsn018 2014/02/02(Sun) 23時頃
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まだ、きちんと予定決まってなかったから言ってなかったけどさ。 夏休み、旅行しよう、二人で。
[唐突に、口にした数か月後の話。 行先に告げたのは、遠い遠い地。 6年間、口にすることもなかった故郷の名前。]
ちょっと遠いけど、チアキとなら道中も退屈しないと思う。 俺の可愛い妹と弟たちに会わせてやるよ。 …それから、母さんと父さんにも、顔見せてほしい。
[抱きしめていたのを緩め、向かい合う。 拭う先からあふれ出る涙が手を濡らすのさえ、愛おしい。 自分の目元が熱くなるのも気にせず、ただ幸せそうに笑って]
大切な人だって、ちゃんと紹介したいから。 …愛してる、ずっと。
[それはきっとプロポーズの言葉。 この思いが生涯離れることが無いように願いを込めて、そう言葉を送った。]
(@42) esnsn018 2014/02/02(Sun) 23時頃
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ー寮長様に負けましたー [くそぉ…と床に手をついて少々大袈裟に悔しがっていると、あからさまに嬉しそうなトレイルに引き寄せられ]
え?まぁそれ位な… あっ…いやー…いやぁどうだろうそれは
[お願いの内容に、二つ返事で了承しようとして、明之進のお願い>>157を思い出す。 どうするオレ!!と頭の中でカードを広げた。]
…うす、“抜け出す”手伝い、ですね、はい
[ようは抜け出せればいい。抜け出せれば。 その後バレたって知らん、と遠い目をして頷いた。 きっとバレるだろうが、オレのせいじゃない。]
行かない方がいいと思うんですよねぇ…
[ぽつりと呟いたそれは、楽しそうなトレイルに届いたかどうか。]
(185) assa0023 2014/02/02(Sun) 23時頃
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― しばらくして ―
[長い様でとても短く感じた冬休みを経て、3階のメンバーには変化が見られた。 シメオンとイアンもその内の一人である。
それから更に月日は流れて、夏期休暇が終わったばかりの9月半ば。先輩達が卒業する季節が巡って来た。 ざわめく生徒達の間を涼しい風が通り過ぎて行く。風が代われば季節もうつろう。だけども、夏の余韻も急には失せず昼日中の日差しは濃い陰を落とした。 自分達も次の学年へと進んで行く。
この頃、何処かチアキが淋し気に見えたのは気のせいだったか。何時もの様に笑顔を振りまいていたけれども、数日もすれば同室のトレイル先輩が居なくなるのできっと淋しいのだろう。 少しずつではあるけれど、冬休みの間に仲良くなったチアキとは交流が増えつつある。以前よりは苦手だと思う事も少なくなった。 もしも彼が淋しいと思うなら慰めてあげたいと思える程には。そんな事を考えながらシメオンは廊下を歩いていた。]
(186) hal8000 2014/02/02(Sun) 23時半頃
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[すると、誰かが廊下を走る音がシメオンの耳に入った。次いで、自分の名を呼ぶ聞き慣れた声も鼓膜を揺する。 シメオンは振り返り、]
イアン……。
[彼の名前を呟いた。騒がしいイアンに呆れた表情を浮かべて用件を訊く。けれどもイアンは何も答えずシメオンの腕を掴んで、いつか案内された事のある"人の目を盗むにはとっておきの場所"へと連れられた。]
(187) hal8000 2014/02/02(Sun) 23時半頃
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[イアンに腕を引っ張られて人気のない場所にふたりきりになる。日陰には蔓薔薇が咲くのどかな場所だが授業をサボるのには丁度良い。そう教えたのは、目の前の彼だっただろうか。 改めて用件を尋ねようとして、その前にイアンに携帯を突き出される。携帯画面に映った、イアンの名前が書かれた合格者通知をシメオンは見る。
つまり、再びイアンと同級生になれるという事。 思わずシメオンは言葉をなくしながらも小さくはにかんだ。たった一言だけども今日まで頑張ってきたイアンへと「おめでとう」の言葉を伝える。
そして、イアンから気持ちを告げられる。]
…イアン。馬鹿だな、お前は。
[お前の時間をオレにくれ、と言われてシメオンは大きく目を開いた。 そして呆れた風に、馬鹿だな。と呟いた。]
(188) hal8000 2014/02/02(Sun) 23時半頃
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[あれから、イアンに好きだと告げられてシメオンが離れないで欲しいと思いを告げてお互いの唇を合わせて抱きしめ合った夜から2人の関係は変わっただろう。 誰かに見せつける様な激しい愛ではないけれども、密やかに。日陰でふたり愛を囁くこともあっただろうか。 彼に思いを告げられわだかまりは解消したものだと思っていた。けれども、そんな事はなく日々を過して行くうちに不安は積もって行った。見えない未来に、将来へと。 卒業して行く先輩の様にいつか自分達も此処を出て行く事への不安だったり、いつかイアンが自分を好きではなくなってしまうのではないか。
お前の時間をオレにくれ。 少しでもいい、お前が嫌になるまででいい]
お前の時間を僕にくれ、なんて僕の台詞だよ。……。
(189) hal8000 2014/02/02(Sun) 23時半頃
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僕の時間はくれてやる。 だから、お前の時間を僕にくれ。
ああ、一緒に卒業しような。
好きだよ、イアン。
[何時まで一緒にいられるかは分からないけれども。お前が自分の視界が届かない所に行ってしまうまでは暫くこのまま。 ぎゅっと掴まれた指を愛し気に見て相手の名前を呼んだ。**]
(190) hal8000 2014/02/02(Sun) 23時半頃
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― 卒業式後 ―
[トレイルと別れるまで泣かなかった自分を褒めてやりたい。ちゃんと笑えていたかは分からない、でも、安心して卒業してくれたかな、と思う。独りよがりかもしれない。でも、自分が最後に出来る精一杯のことなのだ。 いつも二人でねていたベッドの上に座る。布団に僅かながら残っている彼の匂いを嗅ぐと、知らず知らず涙が溢れてきた。 ここまで我慢して、我慢して。一度流れ始めた涙は、止まりそうになかった。
程なくして扉に足音が近付き、開いた。オスカーだろうかとぼたぼた涙を溢しながらそちらを見ると、先程まで涙を見せまいと虚勢を張っていた。彼の姿があった。]
だ…って、だって。とれいるにしんぱいかけたらあかんと、おもって…っ
ないたら、心配かけるおもたもん、だから、 [涙で喉がつまりしゃくりを上げる。上手く喋れない。聞きたいこと、言いたいこと。言い訳したいことは沢山あるのに。
(191) かの 2014/02/03(Mon) 00時頃
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暖かい身体に包まれれば背中へと腕を回した。離れたくない、離したくない。そんなことばかり考えてしまう。トレイルは行かなきゃいけないのに。自分が居ないところへ。 トレイルが居なくても頑張ると決意したばかりなのに揺らいでしまう自分は、なんて自分勝手なのだろう。。…トレイルと正反対の事を考えている、なんて知りもしなかった。
がんばらな、あかんのに。]
[トレイルの口から紡がれた信じられない言葉に耳を疑う。]
りょこう?ふたりで?
[夏休み、丁度一年後くらいか。彼の言った地名は自分には分からず、こてん、と少し首を傾げただろう。
ああ、その言葉を聞けただけで、俺は。 妹へのプレゼント、と悲しく笑いながら結局渡さぬままだったそれ。 複雑なのだろうと、思ってはいた。いつか話を聞きたいと。 …連れて行って、くれるという。]
(192) かの 2014/02/03(Mon) 00時頃
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とれいる、おれ、すっごい幸せ。ありがとお。だいすき。 道中、良かったら俺の昔の話、聞いてほしい。トレイルには話さなって、ずっと思っとった。
[見つめあい、そう告げる。いままで話せなかったこと、沢山ある。伝えなくちゃいけない。 トレイルが幸せそうに笑うとつられて、泣き笑いのようなそんな顔をしていたと思う。]
うん、うん。紹介、してほしい。なに言われてもトレイルの傍離れへんから。
あいして、います。
[満面の笑みで幸せそうに笑った。送られるとは思っていなかった、誓いの言葉。 一文字ずつ噛みしめながら応える。 おでこをこつん、と合わせこの絆が永遠でありますようにと。]
(193) かの 2014/02/03(Mon) 00時頃
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[額を通して感じるぬくもり。]
[いつか傷ついた心は、それでも誰かを求めて。]
[たったひとりへと、たどりつく。]
[言葉はなく。どちらともなくキスを交わせば。
――どこに居たって、ずっと一緒だ、 きっと、これからも。 ]
(@43) esnsn018 2014/02/03(Mon) 00時頃
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−数年後の話−
[あれから何年がたっただろう。 一通の手紙を眺めた後、そっと鞄にしまって。
向かうは 。彼はそこにいる。]
… 先輩。迎えに来ましたよ。
[ふわりと笑えば、彼も微笑んだか。 **]
(194) ゆか 2014/02/03(Mon) 00時頃
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