256 【突発RP村】胡蝶の夢
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[そうよね。と、小さく目を伏せることで意識する。 人狼であれば、もう終わる。>>84]
……。
[確認の問いかけに、言葉は発さずに とん、とアイリスの背を、軽く叩いた。 それが、答えだと。*]
(86) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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ローズマリーは、ケヴィンに真摯な視線を向ける。
2016/11/17(Thu) 23時頃
ローズマリーは、メルヤの言葉が頭を過ぎり、わずかに唇を噛んだ。
2016/11/17(Thu) 23時頃
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[ローズマリーからの答え>>86に 微か考えるような、迷うような様子をみせ]
……そうか。
[彼女へと視線向けるまま]
確認したい。 キミは占い師ではないのだろう。
[答えの証明を求めた彼女は答えを知らないと察せられる。]
キミにトレイルの事を教えたのは、誰だ。
(87) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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ローズマリーは、アイリスを抱いた腕を、やがて緩めようと。
2016/11/17(Thu) 23時頃
ケヴィンは、ローズマリーの真摯な眸を静かに見つめる。
2016/11/17(Thu) 23時頃
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[占い師、その響きはあまり耳慣れなかったけれど>>87 その力を持っていたのであろう人物と 二人で囁きあった時を思い出す。
内緒話はもう終わり。 きっと、彼女もケヴィンにならば、 話していいと言ってくれるだろうから。]
―――オーレリアよ。
[アイリスに聞かれても、きっと困らないだろうと思う。 もう消えた命を、奪うことは、できない。]
(88) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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ヴェスパタインの遺体には喰われたような様子はない。 もし、キミの思う者が人狼なら、 一夜に、オーレリアとヴェスパタインの二人を わざわざ別の方法で殺めたことになる。
[口にするのは違和感。]
ローズマリー、 キミが手をよごす必要は、ないかもしれない。
(89) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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……? なんで?
[>>81ローズさんが、おかしなことを言っている。 視界がぐらつく中、それだけは分かる。 梳かれる髪の感覚も、いつものように心地良くて好きなのに、 どうしてこんなに噛み合わないのだろう。
いのちがないと、いのちができないなら。 じゃあ、私は? 土塊から産まれた私は?]
わたし、は、
[もう一度、強く抱き締められて、 疑問は巡るけど、言葉は出せなくなった。]
(90) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[>>82次に聞こえた大きな声が鼓膜を刺激する。 ローズさんは何を考えているのだろう。
考えてもわからない。 考えてもわからないけど、でも。 このぬくもりはとても名残惜しい。
>>86背を叩かれるまま、わけもわからず。 死の恐怖なんて想像もつかない頭のまま。*]
(91) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[オーレリアの名がローズマリーから綴られる。 己ではなく、彼女が先に襲われた理由へと繋がる。]
そう、か。 教えてくれてありがとう、ローズマリー。
[礼の言葉を向けて]
それを知りえそうな者は――… その子でなく、ジェフではなかったか?
[確認するような響きで彼女に言い、 己が人狼と疑う者が彼であることを伝える。]
(92) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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……え?
[返されたのは否定、の言葉だった。 アイリスから身体を離し、ケヴィンの方へと向き直る。]
……どういう、こと?
[ケヴィンの言いたいことが今ひとつわからずに]
ヴェスパタインさんが人狼で、 ……この子が、―――
[人狼を滅してくれたのか、と けれど信じたくなくて。
自信がなく、ケヴィンに話の続きを促すような視線を向けた。]
(93) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[あと一息で死ねる。 そう思ったのに、朝の挨拶にて手は緩む。>>83]
ジェフさん、おはようございます。 ……わたし、死のうと思うんです。
[爽やかな朝の挨拶とは、流石にいかず、 陰鬱な表情で朝を告げた。 短剣を返して欲しいと、ジェフに手を伸ばし、 はたと気がつく。]
ころして、くれませんか。
[“自警団”に頼むのは、酷かもしれない。 しかし、人を助けるのが仕事だというのなら、 これもまた、仕事の一部といってもいいだろう。
血のにじむ首を少し傾けて、頼む。]
(94) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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……だめなの?
[身を守るために相手を殺すのがいけないのなら、じゃあ“罪”ってなんだろう。
難しい話はよくわからない。]
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アイリス、アイリス。 あなたは、……。
[人狼では、ない?――思考が巡れど、 明確な答えを出すことは、不可能だった。
言葉少なな彼女を、もう一度撫でて>>90 間違えるところだったのかもしれないと 恐ろしくなる。]
そう、です。
[ジェフの名に頷く。>>92 あの時、ジェフにオーレリアの名は伝えなかったけれど、その前に会話をしていたことは話していた。だから、彼はその意味を察せる立場にあったと、思う。*]
(95) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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ヴェスパタインは人間だ。 人狼ではない。
――…彼を視て、確かめた。
[短く、ローズマリーにそれを知らせる。]
(96) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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……ばかなことを言うな。
[ハンカチを差し出して、傷口に押さえるように促す。>>94]
これは俺が預かる。 落ち着け。
[短剣も返さぬまま、それだけ告げて、部屋を一回り見渡して、ほかに危険なものがないことを確認する。 そっとまた厨房に戻るとお湯を沸かして紅茶を入れる。 パンがあればそれも皿に載せて、また食堂に戻る。
湯を沸かすのには時間がかかる。戻ったときにメルヤはまだそこにいただろうか。
テーブルに紅茶とパンを置いて]
少し食べて落ち着くといい。 ……俺は階段の血の主を探す。
妙なことはするなよ。
(97) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[そう、とローズマリーからの答え>>95に わかった、と頷きを向け]
ローズマリー、 あとは俺に任せろ。
全てを一人で負おうとせずとも良い。
[決意は固まる。 全てを終わらせるために、 己が疑う相手――ジェフを屠らんと、 彼を探し、足を踏み出した。]
(98) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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―――…っ
[短く息を呑む。>>96 花を愛でていた綺麗なアイリスの手すら、 人狼ではなく、人を殺してしまっているのだ、と。
最早、ケヴィンを疑うことはなくなっていた。 彼の言葉が確かならば、人狼はまだ生きている。
ジェフの名を出した、ケヴィン。 彼を、疑っていることは察せられる。]
……そんな。
[自警団。 その肩書きは、信頼に足るものだと思っていた。 むしろ、その肩書きだけで、
―――信じて、しまっていた?]
(99) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[“狩”まではまだ時間がある。 それに、トレイルの死を悼む彼女を殺す気にはなれなかった。
いずれ食べてしまうことになろうとも、今、彼女と自分は気持ちが近いから。 殺して彼の元に送る、なんて、信仰心の薄い自分にはない。
メルヤを数秒、じっと見つめてから短剣を持って食堂を出た。*]
(100) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[―――大きな躯体が見えた。
人を愛し、人を赦し、人を守ろうとした女は 誰かに守られることに、慣れていなくて。>>98]
……っ、ぅ
[涙が零れ落ちる。 顔を手で覆って、その場にへたりこんだ。]
アイリス、ごめんなさい。 でも貴女が、もし人狼なら、その時は
迷わず私を殺して、ね。*
(101) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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人殺しには変わらんだろう?
理由があれば、許されるなんて、“勝った”者の理屈だろう?
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[背に、微かな声と衣擦れの音が触れる。 案じる思いはあれど、 今はこれ以上犠牲を増やさぬために、 己の命を賭してでも人狼を仕留めねばと思う。
森で狩りをする時のような、 危険と隣り合わせの緊張感はあれど 役目の為に己の命があるのだと言い聞かせ 多くを望まぬように生きてきたせいか 死ぬかもしれないという恐怖は、薄い。
ジェフの姿を探しながら、 二階の廊下を抜け、階段をおりてゆく。]
(102) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[本当に馬鹿なことなのでしょうか。>>97 ハンカチを差し出されれば、大人しくそれを首に当てがう。]
わたしは、落ち着いています。
[ねぇ、そうでしょ?相棒。 心の中で拳を突き出してみるけれど、 フィストバンプは果たされない。
取り上げられてしまった短刀に名残惜しさを感じつつも、大人しくその場に居座った。 10分ほどだろうか、ジェフは皿とカップと共に現れる。]
(103) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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……いただきます。
[見詰められて、居心地の悪さを感じる。 食べろ、と言われているようで。>>100
深夜に死んだ誰か。 連れ去られた誰かを探しに行くというジェフをそのまま見送る。
テーブルまで、移動するつもりは、毛頭なかった。*]
(104) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[廊下に出て、まず現場を見ようと階段に向かう。 血の海がここにもある。
と上から降りてくるケヴィン>>102が目に入る。]
……ケヴィン。 これは誰――の血か、わかるか?
[誰が死んだのか、と聞こうとして、一瞬、間ができる。 致死量だとわかるほどの血だが、正確に話して悪いことはない。]
(105) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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許されなくてもいいと思うけど。
でも何もしないで死ぬのって、想像できないな。
お父さんがニワトリの首を絞める時も、嘴で手を突つかれてたし。
[私に分かることといえばせいぜいそれくらい。
勝った者がどうとか、そもそも勝ちとはなんなのか、はて。
頭の螺子が不足している。]
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[粉ひきが願っていたのはささやかな幸せ。 何気ない優しい村での日常の中にそれはあった。 けれど墓守が運命を狂わせる。 女難の相と言い当てた占い師は したり顔でもしているだろうか。
階段に残る血が足を止めさせる。 ジェフの声>>105が聞こえたのと同時だった。]
――…知っているのだろう? オーレリアのもだ、と。
[彼の視点は、きっと自警団のそれ。 そう思いながら、敵意と殺意の灯る眸を向け身構える。]
(106) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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……そうか。
[許されなくてもいい、に“自警団”の彼は驚いて、ただ頷く。]
それじゃあトレイルはローズマリーをきっと、殺そうとしたんだな。
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[ローズさんに、いつまで抱かれていただろう。 やがて>>101崩れ落ちた彼女に困惑して、 頭を撫で返してあげようと手を伸ばして、血で汚してしまうことに気付いてやめる。]
私は、殺さないよ。 ローズさんも子供、一緒に作ろう?
[過ちを過ちと、認識することもなく繰り返して。 人数のすっかり減ってしまった孤児院で、それが唯一の希望だと信じて縋る。
仲間に今、確信的な殺意が向かっていることも分からずに。*]
(107) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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……?
[話が見えずにいる。
トレイルさんが殺されたことは知っていたが、手をかけた人のことは知らずにいたから。
ローズさんが、人狼を殺した。
それが本当なら、ローズさんは私をどうするつもりだったのか?
意図の分からない言葉の数々を思い起こして。
考えようとして、やめる。]
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……いや。 私が今日会ったのはメルヤという修道女だけだからな。
オーレリアか。
その遺体は、どうした?
[目が据わっている、ように見えた。>>106 この特殊な状況と、オーレリアの死が彼をそうさせたのだろうか。
自分が人狼と疑われているとは露も思わず――というか、もしそうでもどうでもいいのだ。
人を食う自分は、いずれ人の“愚かな感情”に殺されるのだろうと覚悟していたから。
食べもしないのに命を奪う、その下劣であさましい行為に、]
(108) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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[頭の上まで動く気配は止まったけれど>>107 アイリスの言葉に、またじわりと涙があふれる。]
……アイリスは、やっぱりアイリスね。
[子どもを作るならば、ちゃんとした手順を踏まなければ。]
この悲しい惨劇が終わったら、 あなたに教えてあげる。ほんとうの子どものつくり方。 ただ、女同士ではできないのだけれどね。
[弱く笑った。 世の中には、貧しさゆえに親に売られた子どもが沢山いる。]
こどもをつくれないならば、 養子をもらえばいいじゃない。
[せめてこの子と、未来をつなげたいと願うことは 罪から目を逸らすことなのでしょうか。 女は、誰よりも何よりも、自分自身を、許したかった**]
(109) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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――…ハナを探しに行ったのなら、 オーレリアに会っていたはずだ。
彼女は、昨夜、此処に居たんだから。
[メルヤやヴェスパタインを案じて、 けれど動けぬということはあれど、 案じる者を置いて部屋に戻る、なんてことは オーレリアならしないだろうから。*]
(110) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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