269 疲労村@修羅場、お疲れ様です。
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[このボロアパート(というと失礼だろうが事実である)に住み始めたのは、もう3年ほども前、大学に進学するために予備校に行きたかった掘須 豊(ホリス ユタカ)青年は、手始めに予備校に通うための拠点が欲しかったのである。
大学には1回落ちて浪人した。親には迷惑を掛けたと思う。 一人暮らしもしてみたかった。金はなかった。
行きついた先が───、このアパートだ。 掘須の母であり、ここの大家の姉である人が綿貫に話をしてくれて、堀須青年はこのボロアパートで青春の一人暮らしをスタートさせることになった。当初の目論見では大学進学を機に抜け出す予定でいたものだが、大学が存外近かったこと(第一志望ならば遠かったものを…)何より家賃の安さに押された形で、ずるずると居ついてしまっていた。
住めば案外慣れるもので、住み心地もそう悪くはなかったのだ。この台風が来るまでは、だが。]
(58) 2017/08/29(Tue) 16時半頃
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はーーー。 もう、ダメ かねえ……。
[アパートを見上げれば、心なしかぎしぎしと風に軋んでいるような気がする。建物自体が風で吹き飛ぶことはないにせよ、下手すると屋根くらい持っていかれるのではないか。
堀須の部屋は1階の隅である。このまま排水溝が詰まって水に浸かってしまえば、無事では済まない───そんな、自己防衛を兼ねた作業をここまで頑張っては来たけれど、もういっそ部屋の中のものを上にでも上げる算段を考えた方が早いかもしれない。 既に辺りは、もう小さな池みたいだ。>>11]
(59) 2017/08/29(Tue) 16時半頃
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[ぼちゃ ぼちゃ。ぐしゃん。 水と空気の奏でる不快な音をお供に、玄関へと引き上げる。途中、ばしゃばしゃっと何かの物が水の上を転げていく音がした。あれは……どこからか飛んできた、ブルーシートだっただろうか。 それもすぐに、風と水の幕の向こうに見えなくなってしまったけど。
何となくそれを見送ってから、玄関へと向かう。 見ればちょうど、二つの人影があった。綿貫叔父ともう一人、あれは。]
(60) 2017/08/29(Tue) 17時頃
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おじさん。と、霧島さん。………ッス。
[微妙な短い挨拶の声を掛けて、小さく頭を下げておく。 世話になっている大家のおじと、ちょっと暗そうなアパートの住人のうちの一人だ。会えば挨拶を交わすものの、取りたてて親しいわけでもない。
ただ、ひとつ。 叔母のミサキの前でやたら小さくなっているのを見たことがあり、堀須自身はそのようなことがないものの、何となく分かる…と、妙な同情めいた感情を抱いたことがある。]
(61) 2017/08/29(Tue) 17時頃
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凄いっすね。……雨。
[履いていった靴はおろか、足元は膝辺りまで雨や水しぶきでべしょ濡れだ。心なしか薄暗い玄関で雨合羽のフードを後ろにやれば、髪もまたべしょ濡れだった。やれやれだ。]
あれ……?陽菜子ちゃん。 帰ってなかったんだ。
[程なく玄関口にタオル星人の顔が見えれば、意外そうに語尾が上がった。時折アパートに遊びに来るヒナコとは綿貫経由での親戚。とうことになるのだが、それを抜きにしても可愛い。妹みたいだと、堀須はこっそり夢想している。]
(62) 2017/08/29(Tue) 17時頃
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俺にもくれる? それ。
[白いタオルを一枚、礼を言って受け取り頭の上に乗せる。 濡れた肌に乾いた感触が心地良い。
がしがしと頭を拭いて、ざっくりと掻き揚げた。 気持ち悪いビニール合羽を脱いで、上がり框に腰かけて足を拭う。一息ついた目の前に、───ぽつ。と何かが落ちてきた。]
あーーーー………
[見上げれば、玄関の天井に染みが広がり雫が落ち*始めていた。*]
(63) 2017/08/29(Tue) 17時頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2017/08/29(Tue) 17時頃
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[ハア。と、また玄関先でため息をひとつ。 髪から垂れてくる雫を、片手で拭った。 長靴は、脱いでしまったので裸足のままだ。
屋根のある屋内から、外を見る。
けぶるような雨の奥に、アパートを囲む石壁がぼんやりと見えた。倒れないだろうか……いや、まさか……まさかな……と、悪い想像をしている間に、濡れ鼠の大人が一人増えた>>61。]
… ああ … どうも……
[一階住まいの渡貫の親戚の青年だ。3年くらい前から顔を見るようになった。確か、大学生だったように思われる。]
(64) 2017/08/29(Tue) 21時半頃
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… すごいね……
[>>62 世間話の声につられて、条件反射のように相槌ともつかないような声を零す。 はあぁ。と、長めに息を吐いて、肩につくぐらいでまとめてある髪をぎゅっと絞った。]
……おつかれさま
[うん……。と、同じく外帰りと見える堀須に、常からどことなく疲労感を漂わせている31歳独身男は、あまり元気づけられそうにはない陰鬱なねぎらいの言葉をかけた。]
(65) 2017/08/29(Tue) 21時半頃
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[そのうちに奥からタオル星人の陽菜子が見えれば、 首だけをそちらに動かした>>56。]
……
[まず、立往生にならずに済んだことに 意味もなく数度首を縦に振った。]
ああ…… 偉いね。ヒナコ……さん お手伝い
助かる…… お借りします
[堀須の横から手を伸ばして、積まれてるタオルから 一枚を、そ……っと借りていく。後で洗って返す心算だ。]
(66) 2017/08/29(Tue) 22時頃
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[受け取ったタオルでまず顔を拭う。雨で体温を奪われたせいか、ふかふかのタオルはやたら温かく感じられた。思わず目を閉じる。]
……。 天国かな……
[大げさな、実感を込めて呟く。 乾いたもののありがたみと、届けてくれた陽奈子への感謝が胸をじわじわ満たした。]
生き返る……
[うん……と弱く頷いた。霧島から陽奈子への態度に、親戚連ほどの気安さはないが、ランドセルを背負っていたときから知っている相手でもある。
ただ、小学生の頃のようにちゃん付けで気安く呼ぶのは最近は憚られて、口調があまり安定しないことはあった。]
(67) 2017/08/29(Tue) 22時頃
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[そうして暫く天国(タオル)に顔を埋めて、また行動を停止していたが、雨合羽を脱がねばと顔を上げたところで、 あーーーー…、と堀須が声を発した>>63。 つられるようにして、視線の先にある天井を見る。]
……… あー…………
[一段トーンの低い声が、堀須のそれに重なった。 屋内にまで雨の侵入が始まってしまっている。]
(68) 2017/08/29(Tue) 22時半頃
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とりあえずバケツ……っすかね。
[天井を見上げて、何となくその場に問い掛けてみる。 似たような音を重ねてくれた霧島と、大家である叔父とヒナコにまで一時視線は彷徨ったが。]
(69) 2017/08/29(Tue) 22時半頃
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バケツに雑巾入れときゃいいかなあ。 あ、持ってきますよ。俺。
[足は拭いた。疲れてはいるものの、疲労の色の濃い年長連中よりは動くべきだろうとの判断くらいは働いた。]
………っこいせ。
[その割には年寄りじみた声を発して、堀須は覇気のない動きでポリバケツを取りに、廊下の奥の共用掃除具入れへとのそりと向かった。]
(70) 2017/08/29(Tue) 22時半頃
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……そと、やっぱりすごい?
[聞くまでもないかもしれない、 こんな天候故に見回りに行くのも、 このアパートの築年数を思えば 心配だってするのだろう。 特におじさんはそう。
たくさんタオルを抱えている故に、 前はほとんど見えないが、 どうやらおじさんの他に、 掘須や霧島の声も交じっているようだ。>>63>>67]
おつかれさま。 うん、タオルはつかってほしい。
[最初にタオルを受け取った堀須には、そう伝えた。]
(71) 2017/08/29(Tue) 22時半頃
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ボリスは、掃除用具入れをごそごそ*している*
2017/08/29(Tue) 22時半頃
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……びしょぬれだ。
[ひとつひとつタオルを持っていかれるうちに ひょこりと目許まで顔を出せた。 ずぶ濡れ具合は3人とも、酷い有様だ。]
あー………。
[ぴちょん。 頭に掛かる雫で、漸く雨漏りに気が付く。 雨が染み出してきてるのだろうか。 取りあえずバケツやら洗面器やら 探しに行った方がいいのかもしれない。]
(72) 2017/08/29(Tue) 22時半頃
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[そう考えていた矢先、 その役目は掘須が請け負ったようだ。 水気を取り去ると廊下の奥へと向かうのだろう。]
……玄関ぐちゃぐちゃにすると 美咲さん、おこりそう。
[おばさんにあたる美咲さんは、 悪く言えば神経質なのかもしれない。 逆に言えばそれだけ細かな所に気が付く、 ひとの機微に通じる人なのだとも思える。
玄関先は人目によく触れる故に、 余計気にしてるのかもしれないが。]
(73) 2017/08/29(Tue) 22時半頃
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[…ぽたん。と、間をおいて雫が床に落ちていく。] >>69
あー…。あーー…だねえ…………
[バケツ。そうか、確かに。確かにそうだ。と、そうは思ったが、すぐには身体が反応しなかった。]
(74) 2017/08/29(Tue) 23時頃
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あーー… あー…… ありがとう……
[よろしく……の意味を含めて、 堀須の背中に声をかける。 天井を見上げたままハア。と息を吐いた。]
……あー…… あー…
これ、部屋の中も点検 ……
……されます……?
[対処療法なら構わないが、住人の各部屋の様子も確認した方がいいかもしれない。そのあたりは、渡貫の判断になるだろうか。ちらりとそちらを見やった。]
(75) 2017/08/29(Tue) 23時頃
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[しかし一時的にはバケツでいいとしても屋根に上がって修理はいずれしないとならなくなるだろうか。 以前は、大家である渡貫が手ずからやっていたけれど。]
……
[どうしますか。と今言いだしていいのかを迷って沈黙を選んだ。身体能力的に、自分が屋根に上って、という助力もあまりできそうに感じられないというのもあった。顔を拭いてから、のろのろと雨合羽を上半身だけ脱いで、首筋にタオルをあて、]
…… うッ……
[>>73 陽奈子がぽつりと美咲の名前を呟くのに、 小さく呻いて動きを止めた。確かにだった。]
(76) 2017/08/29(Tue) 23時半頃
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[そろ……と、改めて自分の足元に視線を向ける。 すでに長靴の足裏にひっついた泥で、普段はきれいに清掃されている床はまだら模様になっていた。]
…… ああ、……うん……
[怒られるかもな……と、判断を下して息を吐いた。 腰から下の雨合羽からタオルで水滴を拭き取る。]
あとで…… うん、 …… あとでね……
[雑巾がけとか。乾いてくれたら掃き掃除とか。なにがしか手伝うので許されたいと思いつつ、はっきりした単語は出てこなかった。]
(77) 2017/08/29(Tue) 23時半頃
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[多分これはおばさんが帰ってくる前に片付けないと 何かしら言われてしまうんだろうと思った。 アパートにあがった床の辺りも仕方なしという処。
前におじさんと美咲おばさんが、 床が湿ったままだと傷むから〜とか、 築年数を考えて、とか、話してたのを思い出す。]
……霧島のおにいちゃんも、 風邪、ひかないようにね。
[面と向かって話したのは久方ぶりかもしれない。 まだ小さかった頃からを知られていると、 こんな時なんて呼ぶのが最適なんだろう、と 同じような事を考えて居た気がする。 前に話したときは「陽菜子ちゃん」だった気がするけれど、]
(78) 2017/08/29(Tue) 23時半頃
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……豊おにいちゃん、ばけつ、あった?
[雨漏りが一か所であれば良いのだけど。 ひとつふたつでは足りなくなる可能性も 無きにしも非ずだ。>>70]
……おじさん達、 着替えた方がいいんじゃないかな……。 着替え、あったと思うから。
[使用済みのタオルを適当に 上がり框の上に引いた。 所謂バスマットの役割くらいは 果たしてくれるだろう、と。]
(79) 2017/08/29(Tue) 23時半頃
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[おじさんもタオルを使い終わる事には すっかり抱えられる程度にタオルも減っていた。 先程はタオルに埋もれて見えなかったが、 陽菜子が着ているTシャツには 「働いたら負け」とプリントアウトされた文字が伺えるだろう。]
こんなので良かったら、 まだあったから。
[自分のシャツを指さしてどうかな? と尋ねては見る。勿論だが悪意はない。 確かまだ「粛清」とか「地底人」とかあったはずだ。 ちょっと前のお盆の集まりの時に、 誰かが置いてったものだとは記憶していたのだけど。]
(80) 2017/08/30(Wed) 00時頃
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[アパートの中に電気はついていない。まだ停電の最中なのか、洗濯機は回せないな……と、ぼんやりと思った。脱いだ雨合羽はその辺に放置というわけにはいかず部屋に持っていくつもりで腕にひっかけておく。]
ああ 、ん、 んん。 うん。そうだね……
[>>78 おにいちゃん。という呼称に、やや背中がむずがゆくなる。30過ぎの身に、陽奈子くらいの年頃の子にそう呼ばれるのは、どうも少々照れくさくあった。顔をどこへともなしに回すようにそらす。]
うん……風邪もね。気を付けないと…… 体力がもう、 おじさんだからね……
[実際に衰えは感じる。20代のころのように徹夜したりの無理がきかなくなっている実感があった。]
(81) 2017/08/30(Wed) 00時頃
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[堀須は首尾よくバケツを取って戻ったなら それをうっかり蹴飛ばさないようにしながら、 壁に手をついて不安定な姿勢を支えつつ 水気を吸ったタオルで軽く裸足の足を拭いた。
それから陽奈子がひいてくれたタオルの上に 遠慮がちに足を乗せる。幸い、おかげで廊下に踏み出した足は床に足形をつけるようなことにはならなかった。] >>79
だよねえ…… このままは…… ……っくぶ っ
[陽奈子がいうとおり、このまま中を歩き回るわけにはいかない。出かけたくしゃみを口内に押しとどめようとして、ヘンに頬が膨らんだ。]
(82) 2017/08/30(Wed) 00時半頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2017/08/30(Wed) 00時半頃
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[実際、体温が奪われつつある。じわじわ体力が削られるのも、いいとはいえなかった。]
着替え、ああ、じゃあできたら……
[提案にありがたくあずからせてもらおうかと 抱えていたタオルから解放された陽奈子を見る。]
……
[>>80「働いたら負け」と堂々と書かれた ゆるいTシャツに無言になった。]
…… うん。にあってるんじゃないかな……
[とりあえず、陽奈子のゆるい雰囲気には。年頃の女子への評価として、正しいのかはよくわからなかったが、疲れもありよくわからないままだったのでブレーキも踏めずに口を滑らせた。]
(83) 2017/08/30(Wed) 00時半頃
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ええと…… じゃあ 失礼して お借り、しようかな…… あまり着替えを多くもってないものだから。
[あまり服にまで給料を回せていないため、この外出用のシャツでさえ数枚を着まわしているものだ。 なので洗濯機が回せない状況で、あまり数があるわけではない服を何枚も濡らしてダメにするのは避けたくもあった。
いったい誰がもちこんだセンスなのか、陽奈子から 「粛清」と書かれたTシャツを借りられたなら、 霧島は一旦、着替えに自分の部屋に戻ることにした*。]
(84) 2017/08/30(Wed) 01時頃
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おじさん……そう、だっけ?
[昔、割れないシャボン玉の作り方を 霧島に聞きに行ったことがあった。 それ以来、陽菜子にとっては あの時からの印象の方が強いのだ。 それにおじさん呼びも、笠おじさんと 並べてしまうのはちょっと違う気がした。>>81]
それなら、なおのこと。 かぜを引かないようにしなくちゃ。
[あっち。と指を差した。 バスタオルで体を拭き切ったあとは 早めに着替えたらどうかと。 変な言葉入りの所謂ダサTとかいうのに着替えるか、 まだマシなものに着替えるかは、ゆだねる心算だ。]
(85) 2017/08/30(Wed) 01時頃
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着心地、よかった。
[綿素材の通気性の良いシャツは 肌触りも抜群だった。にまり。と 微笑を浮かべるだけを霧島に返し、 部屋へと戻って行くを見送った。>>83>>84]
笠おじさんはどうする……?
[どうするかを訊ねたら、 自分の役目も一応は終わりである。]
(86) 2017/08/30(Wed) 01時頃
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……あとね。
おなかがすいた。
[その声は強請るような、そうでないような。 庇護を求める、ひな鳥の如くであったとか*]
(87) 2017/08/30(Wed) 01時頃
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