4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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[出来あがったその落書きを眺め、 こつ、こつ、こつ、筆の柄の先で机を打ちつけること、{5}分――
そして絵筆を置き、考え込む素振りも霧散させる。]
出かけてくる。 後は、頼むね。
[それだけ片腕に言い残すと、静かに滑り出て行く。**]
(@40) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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司祭 ブルーノは、長老の孫 マーゴらの情報に神経を尖らせた。
2010/03/18(Thu) 23時半頃
薬屋 サイラスは、『道』の事務所の扉を不機嫌な顔でノックした。
2010/03/18(Thu) 23時半頃
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―街中『道』事務所―
[一息入れようとしたところで、部下がサイラスの訪問を告げる。ここではなく客間へとお通ししろと命じる。 連れの数も聞き、一人と聞いたら彼と連れに武器を預かるよう言っておけと告げるのも忘れない。 事務所周辺に『烏』を含めた誰の手のものも近寄らせないようにと素早く手配]
来ないかと思ったぞ……やれやれ。
[今日もろくなことを企んでませんねという部下の顔に、まあなと笑顔で応じて相手の出方を待った]
(331) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 23時半頃
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―『道』事務所―
[武器を差し出せと言われれば、不機嫌な顔でしぶしぶ応じるだろうか。 持ちたい仲間には拳銃を持たせているが、サイラス自身は滅多に拳銃を持たない。その代わりナイフを数本躊躇い無く差し出した]
失礼致します。 ブルーノ卿にお尋ねしたい事があって参りました。 ……大した用事では無いのですが。
[ブルーノの姿を見止めれば、一度睨みつけてから憮然とした口調で言うだろうか。 ――不機嫌なのは事実だが、何割かはハッタリである、かもしれない]
(332) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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[1人戻ってきた部下から。]
うーん?『月』と『零』が? …あのお嬢さんやっぱ出てくんのかなー…。
[指を顎に当ててリズムを刻む。]
……あの、サーカスんとこ。 あそこも出てくんのかな。 名前覚えてねぇ、けど。
[けれど、あそこは別に嫌いじゃない。 嫌いになれる要因も好きになれる要因もそんなにない。 接触もないし。]
後はー……うん、あんまり分からん。
[やっぱり眠いのかまた欠伸。]
(333) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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―『街』事務所客間―
[部下の一人が開けたドアから憮然としたサイラスが入ってくる。その表情に頓着した様子はなく、満面の笑顔で愛想良く自ら出迎えるが、その際の部下の「武器は預けてきました」という合図も確認する。サイラスの部下はドアの向こう側に留められた]
おお、サイラス君。よく来てくれた! 見ない内に随分と立派、本当に立派になったようだな! ああ、お茶を…いや、もう夜も遅い。酒の方がいいかな。
[もうサイラス坊やとは呼べぬなぁと言いつつ、ドアを閉めようとした部下にお茶を用意するように指示を出しかけたが、サイラスに希望を聞き、望む方の指示をさせてからソファーへと誘った]
(334) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 23時半頃
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[アジトへ戻る際。]
あれ…って…。
[葬儀の時に見た姿。 ボスの後妻となればいろいろ仕事が多かったろうが。]
………、ふーん。
[少し離れたところを集団で歩いて行く。]
(335) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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―『蘭』執務室― (>>327) [外から戻り、女は『道』からの書状に目を細めた]
あら あら……――
[お歳を召すとご自分のお持ち物が解らなくなるのかしらね。
女も、今回の一件で『贅』が残れるとは思っていない。 だが『贅』が潰されたとて。 その後処理を決めるのは、断じてあの男ではない]
"未だ『贅』はヨアヒム殿の所有である故、 畏れながらご提案には応じ兼ねます"
[そのような主旨の書状を、丁寧に認めて返す。 理と分を弁えよ――とまでは、言わないが]
(336) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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どちらでも構いません。ですが……そうですね、それではお茶をお願いします。
[酒、といいかけてやめた。 下手によっていらない事を喋ってしまうとも限らない。――この翁相手に特に隠せるようなカードなど、今の所存在しないのもまた事実なのだが]
単刀直入にお伺いします。 『湖』に資金その他援助を行ったという報告を私の同士より得たのですが、これは真でしょうか?
[下手な小細工を使うほどの脳は無い。 なるべく感情を籠らせない声で――事務的な響きととられることを願いながら、問いかけた]
(337) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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―スラム街―
欠片でもつかめれば、上出来です。
[少年達を背にしたまま呟き、手を振った。 またねーと呑気な声に小さな苦笑を浮かべ、繁華街のざわめきの中へ。
ストリートオルガンの音がどこからか聞こえる街角に立ち止まり、 風船を配っている道化から、一つ受け取った]
もらうのは、どうも慣れませんね。
[向こうから部下がやってくるのをみて、建物の壁に寄りかかった]
(338) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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―回想 ベンチにて― (>>335) [部下からの連絡などに目を通している頃か。 歳若い集団がはしゃぎながら遠くを行き過ぎるのを見た]
「母様」
ええ……―― ご挨拶を と思うけれど お友達とご一緒のようだから 水を差してしまうのも宜しくないかしら
[目が合えば、母子共に会釈の一つはしただろうか]
(339) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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ああ、『湖』の連中のことかね。 ボスが死んで以来、組織が真っ当な機能を果たさなくなっているようでな。 特に彼らのような零細、末端に至ってはなんでもその日その日を生きていくのもやっととかで、大層困っているらしい。 ははは、彼らのチームを見ていると嘗ての自分を思い出してしまったよ。
[寡婦やヨアヒムが自分勝手でちゃんとしていないからという意味も兼ねて、実情とまるで違う話をぬけぬけとしながらすっ呆ける]
それよりもボスの臨終に間に合わせることができず、本当に済まなかった。 身体の具合が良くない事は知らせで聞いていたのだが、なかなか現地を離れることができなくてな。
[まるで目の前のサイラスが後継かのような、彼に対しての丁寧なお詫びの言葉。深々と頭を下げたその老人の表情までは彼からは見えなかったが]
(340) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 00時頃
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[母子ともども、こちらに気付いたらしく。]
あー…。
[特にこちらは会釈することもなく。 離れていく姿をみれば、そのまま見送った。]
……アイツ、参加すんのか? 平和ボケした顔しやがって…ムカつく。
[溜息をついた。]
(341) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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……『湖』が? 零細?
[露骨に眉をしかめる。確かに末端の派閥である事は間違いないだろうし、収入もそんなに得られているとは思わないが――何だか、あの青年がそれを理由に協力を申し出る図を思い浮かべる事が出来なかったのだ。 口ぶりから、ブルーノはひょっとして『蘭』にあまり良い感情を抱いていないのではないかと、ふとそんな事を考えた。彼の女性に対する理解を考えれば、真っ当な事だろうか]
ああ、いえ。それぞれ御事情もありますでしょう。特に『道』は大きな派閥です。ご自由に動かれる事がどれだけ難しいかは、理解しているつもりです――
[ブルーノの突然の謝罪には、頭をお上げ下さい、と当惑と疑念が入り混じった声音で呻いた]
(342) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 00時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 00時頃
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[一通りシマを見回った後は、段取り通り、チームの影響下にある病院へと行く準備をする。 そこでエンブレムを一旦見届け人に預ける手はずになっていたはずだ。]
さて…では、行きますよ。 情報収集は街に残る構成員に任せますから、些細なことでも報告するように。
[雑務室の構成員にそう命じると、普段一人で出歩くことが多いので忘れられがちだが、側近の少女と少年に荷物を預ける。]
誰が勝っても。 『華』は勝者を讃え、付き従うのみですわ。
[街の中の病院につき、個室を宿舎代わりに宛がわれれば、そこは自身のアパートよりも少し広くて落ち着かない。 ソファに腰をおろし、窓から街を見下ろした**]
(@41) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 00時頃
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[戸惑いを隠さない青年に対して、心底申し訳なさそうな顔を作る]
そうか、本当にすまないね。 誰もがキミほどの理解力と礼儀正しさ、ボスへの思いを持ち続けてくれてさえいれば儂などインドで楽隠居を決め込めたというのにな。
東洋の諺で言えば"帯に短し襷に長し"だったかな。 まあ中々全てを兼ね備えた人間などいないということだね。
[身代が大きくなり過ぎるのも良し悪しだと愚痴を零し、その後も暫くはボスの思い出話を語りつつ、もし青年が応じてくれるなら暫くすれば部下が二人分のお茶を運んでくることだろう]
(343) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 00時頃
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ああ、ええ――まあ、お褒め頂きありがとうございます。 ですが、ブルーノ卿も御隠居を決め込む御年でもないでしょうに。
[褒められる事は悪い事ではない、が。 事務所の外に待たせた仲間と、老人のあまりにも分かりやすい態度が気になった。 先代の思い出話が始まれば適当に相槌を合わせて――運ばれて来た紅茶をしばらく啜った処で、様子を見つつ口火を切るだろうか]
……今回は、『湖』の援助の件についてお聞きしたかっただけ、ですので。 あの、外に同士を待たせておりますから……
(344) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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[腰を浮かしかけた相手に対して、まあまあと手で制す。時間はとらせないからと言えばもう少しつきあってくれるだろうか]
せっかちさは儂の特権だと思っておったのだがねぇ…ああ、じゃあ3つだけ。いや2つだけでいいから付き合ってくれ。
キミはボスの"血"とボスの"遺した物"、それぞれどう考えておるのかな。 あの寡婦、そう言えば……ああ、なんと言ったかな。名前はえー、あー、
[お茶を運んだ後ドアの脇の壁際に控えていた部下が、主に眼で問いかけられてパピヨンの名前を出す]
そうそう。その寡婦が"あんな通達"(>>0:38)を出してきてから随分経つ。キミも読んだだろう。 それを我々が複雑な思いを抱えつつ一様に飲んだのは、組織はボスの遺した物だと解釈したからだ。
ただあの御婦人は少し勘違いをなさっていないかとな。その辺、キミの意見を知りたいのだよ。なにせずっとこの街にいたのだから。
(345) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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―繁華街―
[何の報告かと思えば、夜に出かけるとはどこへと逆に問われた]
それくらい、言わずともわかっていると思ったのですけどね。
[部下へ向けたのは描いた以上でも以下でもない、表情。 無表情な笑みにびくりとしたらしいがそこは側近、すみませんと軽く頭を下げる]
放置していた花籠の件、取引があるそうです、今夜。 お邪魔して、せめて身元だけでも教えていただこうかと思いましてね。
もっとも彼が買っていた相手ですから、どの程度かは察しがつきますが。
[手にした風船の紐をくいくい、と引っ張りながら告げる。 側近はそれなら一度戻って準備をすべきです、と事務所へ戻るように促す]
美味しい珈琲が飲みたいのですがね。
[不満そうに通りのカフェを見ながら仕方ないと先に立って*歩き出した*]
(346) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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―カフェ―
[パティが詫びたのを聞き]
「失礼致しました―― 嗜めたかった訳では有りません」
[肩をすくめた彼女に、少女からの詫び。 マーゴも座ったままで会釈をする。 オーダーを取りに来た店員には]
「紅茶をふたつ」
[と、少女が注文をして、パティは何を注文しただろうか]
男性同士は拳で判り合う――事でも有るのでしょうか…
[勿論そんな事は微塵も思っては居なかったけれど、 怪訝そうに尋ねたパティにはそう取り繕って]
(347) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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(わたくしには―― 【湖】のトップはおそるるに足らず――と思っておりますけれど… ――実際どうなのでしょう)
[パフォーマンス、と言うパティにはひとつ頷いて。 作り笑いには「…まあ…」と以外そうな声を上げる]
作っているように見えてしまいましたか…? ――これは、失礼を。
[謝罪しながら、やんわりと微笑んだまま]
…あまり外に出る事が有りませんの。
[それ故に、表情も少ないのだと言いたいらしい。 家の中には忠実な使用人ばかりなのだから、 表情には頓着しない――むしろ、冷徹な方が 長としての威厳も保てると云うもの――]
(348) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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ボスの血? ――ああ……
[成程、女嫌いも徹底すると見事なものだ。 大体の内容の予想はついたが、黙って話を聞いていた。――上手く行けば、これは援助が出るかもしれない。『道』から援助を受けられるのは、正直、大きな話だ。だがおそらくその代償として、この男は――いや、考えすぎかもしれないが]
パピヨン様が、勘違い? ……ですが、パピヨン様はまごう事なきボスの血を受け継いだご子息のお母様です。そして彼女は、ボスに一番近い場所に居られたお方だ。 彼女が勘違いをなされているとは、私は思えませんね。
[曖昧に笑って、今度こそ席を立とうとする。 ――保留だ。まだこの件に対して結論を出すのは早い]
(349) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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――…抱けないと、ほんとうに…?
[その言葉には、ごくごく稀有な事に、くすりと笑ってみせた。 表情には出なかったが、傍の少女もさぞや驚いた事だろう]
(350) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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[情報共有の申し出を受けて貰えれば]
…感謝致しますわ。
[またしても小さな会釈をして。 手の内を吐露する]
「【零】は【烏】と連絡を取ります。 《ZerO》に参加するかは―― そこで決める事になるかと思います」
[少女は淡々と、感情も籠らない口調で呟いた。 良く通る声はパティの耳を捉えただろう]
「情報は―― 今のところ、こちらも変わりません」
[まだ、【道】と【烏】の接触は知らないが、 街に出れば諜報を専門とする部下が知らせて来るだろう]
(351) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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そうかそうか。
[上機嫌で頷く。ただサイラスがどんな返事をしたとしてもそんな顔でそんな返事をしたのではないかと疑いたくなるぐらい、心のない返事だった。その不気味さに危惧を抱いたとすればもう一つの話を促すだろうし、観察したまま黙っていたのならこちらから続けて話を続けるだろう]
もう一つの話は実に簡単だ。 この部屋は内側から閂をかけられる仕組みになっていてな、それをかけると
――外に音が漏れない仕組みになっているんじゃよ。
[言うと同時に、お茶を運んだまま室内に控えていた部下がサイラスに飛び掛る。警戒して返り討ちにして打ち倒すなり、油断をしていれば組み伏せられることができるかも知れない]
(352) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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(上に立つチャンス―― …今回のお茶は十二分な成果でしたわ…)
[その"一言"が欲しかった]
[「様子見」のくだりも、【烏】との遣り取りで決める、 と情報を提示したところ。 パティの杞憂もひとつは晴れただろうか]
「――【零】は―― ボスに忠誠を誓う者を歓迎致します」
[双子の片割れの言葉に、またしても。 今度ははっきりとマーゴは頷いた]
「参加なさるのですね―― 諒解致しました。 情報を、ありがとうございます…」
[そう言ったところで、タイミング良く店員がお茶を持って来た]
(353) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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―繁華街→事務所―
[カフェの前を通り、中に女性2人を見れば立ち止まる。 もし視線が合えば帽子を取って軽く一礼でもするだろう。
いずれにしてもその後は事務所、へ]
(354) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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―『贅』のアジト―
[毛が濃い手を握り拳を握って机を叩いた。
それは悔しさからくるもので、何度も何度も叩いているうちにテーブルの上に置かれていた高いワインが床に落ちて染みを広げた。]
くそー…、バカにしやがっテ…。
[いろいろな派閥に出した遣いは。
ろくな返事を持ち帰ることもなく。
また、そもそも戻っても来ない。]
くくく…、やはり、ワシが動くしかナイねェ。
フヒヒ……、何が死体を出さないだ。
あの女もフザけたこと抜かしやがって。
[筆を取り文書をしたためていく。
落ちたワインの代わりとなるボトルを持ち出し栓を抜いた。]
(#9) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
長老の孫 マーゴは、エンブレムの刺繍の入ったハンカチで口元を覆った。
2010/03/19(Fri) 00時半頃
[それをグラスに並々と注いで、太い指でグラスを握った。
1人で乾杯をするような素振りを見せると低い声で静かに笑い始めた。
その声を部屋の外から聞いていたのは。
ボスの側近であった1人の幹部。
ヨアヒムを監視されるように命令されており、その任務についていた。]
『―――――…。』
[その場を去ろうとしたとき、物音が1つ。]
『――――…(しまっ…)』
誰ダ!!!
[その短い指が引き金へとかかり。
銃声が夜の街へ響いたのは、皆が耳にしただろう。]
(#10) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
長老の孫 マーゴは、道化師 ネイサンに気が付いて、会釈を返した。
2010/03/19(Fri) 00時半頃
[男が握った銃口から紫煙が昇る。
不機嫌そうに死体を覗き込むと、さらに不機嫌そうに手を打った。
部下である人間がその死体を運び出していく。]
つまりは、コレもワシを器と認めてない、と。
フヒヒ、そういうコトだネ。
フヒヒ。
フヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!
[男の下品な笑い声が部屋に響き渡った。]
(#11) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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