311 【RP】妖怪温泉『百夜の湯』
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貴様…黙っていれば数々の無礼、 ここがこのキランディの城と知ってのことだろうな…!? 今日と言う今日はその羽根むしり取ってくれるぞ…!
[などと双眸をぎらつかせ、従者たちを動員して バイ●ハザードもびっくりの 盛大な鬼ごっこに興じたのが懐かしい。
いやあ、あの頃は若かった。 といっても当時も数百歳ですけどね。
結局向こうには逃げ切られたかどうだったか。 もし捕まえたとしてもおとなげない真似はせず、 少々きつめにお灸を据える程度だっただろうけれど。]
(73) 2021/02/28(Sun) 18時半頃
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……ん?
[ふと、何となく。 視線を感じたような気がしたが>>57 気のせいかと首を傾げる。
自室に引き籠っているせいで 昨今は自分以外の妖怪に会う機会もめっきりない。 偶々こんな所に顔見知りが居るなんてこと、 そうそうないだろう、まさかね。**]
(74) 2021/02/28(Sun) 18時半頃
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−足湯−
はわわ…(>>54) チンケな小物が、足湯を独占しているのであります!
[情緒ある花見中に遭いたくない物怪ランキング堂々一位に挙がりそうな、酔ったサラリーマン風の高貴な大妖は声を上げたものの、トラブルを起こしては怒った女将の逆鱗に触れる恐れなしとも言えず。]
… まあ構わぬのであります。
[そう言いながら、 入った足湯の中で仁王立ちしている。**]
(75) 2021/02/28(Sun) 19時半頃
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あ、す、すいません! 独占するつもりはないです!!>>75
[謝罪が先に出たのは人の世で染みついた以下略。
このままご一緒してもいいですかと聞く前に OKな方向に完結したようなので (態度も含めて)大きな妖だなと思いつつ 引き続き湯に浸る事にした。]
その脳、本物ですか。 日焼けしたりしません?
[思わず魅入ってしまう外見だ。 ちらちら見るのも失礼だろうと思って 気になった事を正面からぶつけてみた。]
(76) 2021/02/28(Sun) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2021/02/28(Sun) 21時頃
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喰ってみるで…ありますか?
[その問い(>>76)に直接は答えず、にやりと目玉だけが笑う。]
… 貴殿、見ぬ顔でありますな。 そんなチンケな新参者に善き事を教えて進ぜよう。
[ざぶ。ざぶ…と足湯の中を行ったり来たりしながら。 まるで子供のようだなと言ったら祟られるのでご注意頂きたい。]
この宿は豚鍋が名物であります。[嘘]
白味噌を下地としておりましてな。 生姜の効いた出し汁にくぐらせた、やわらかい豚肉は絶品であります!
(77) 2021/02/28(Sun) 22時頃
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たべ……!?
[そんな他人様の脳を食べるなんて。>>77 昔は内臓が未発達だったから血を主食にしてたけど、 基本キョンシーは内臓食べない製物だし。 ……猿の脳味噌は珍味だって聞くけど。
あたふたと両手を宙にうろつかせて、]
…………。
[表情筋も口もついてないのに 不思議と目玉だけでもなんとなく分かる。 めっちゃ今、揶揄われた。]
(78) 2021/02/28(Sun) 22時頃
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[むぅ、と少し尖った口は、 しかし続く上から目線の教えで緩んだ。]
白味噌って甘いんですよね。 甘い豚肉っておいしいんですか?
[主人と来た時は仰々しいものばかり出たから 鍋もあるなんて知らなかった。 目の前にあるかのような説明に、思わず喉が鳴る。]
偉そうだなって思ってたけどいい人ですね! 親切にありがとうございます!!
[さらっと失礼な事を言いつつ 片方の目を輝かせる私は これも嘘だなんて知る由もなかった。]
(79) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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[我ら借りぐらしの民は、居住環境などによって体格に差が出ることも珍しくはない。吾輩の集落は、比較的大きな者が多いが、いつぞや ……かれこれ10年くらい前に人に見つかり映画になっていた少女らの集落は、かなり小柄な者が多かったようだ。]
そういえば、彼女らは無事に安住の地を見つけられたのだろうか……。
[同胞の行く末が気になって、仲間たちと映画館に忍び込み、観たものだ。 その後、息災であればよいのだが。]
(80) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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随分のんびりしてしまったな
[ 誰かが訪ねてくることがあれば会話もしただろうし 顔見知りが居たなら酒を酌み交わす約束なども したかもしれないが。 兎にも角にも、夕日のお目見え前には 庭を後にしただろう。
夕食前にはひとっ風呂と行きたいが、 他の客のことも考えて (――抜け羽根がめっちゃ浮くので)
なるべく人気のなさそうな方へと向かうことにした。
(81) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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その際、見知った顔?>>57とすれ違っても 気づくことはなかっただろう。小童に見えたとて、 己よりずっと年重の在る存在であった、ということも この場所にはよくあること故。
――過去悪戯されたいたとしても、
ハッハッハッハッ この我に悪戯をしかけるとは 見上げた小童よ ヨイヨイ 許す、 なれど、次はもっと驚くものを、仕掛けるがヨイ。
とか言ってたはずだ。茶飯事故、顔と名を一致させて 叱ることなどはありはしないだろう。*]
(82) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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[悪戯妖精というのは生まれ落ちた瞬間からこの在り様で 「学習」はするが「大人」にはならない。 つまり生涯現役である。イエイ。
そのためキランディの屋敷で遊んでいた頃も 当然若気の至りや子供の悪戯ではない。 悪戯はライフワークかつアイデンティティである。
つまり本気になられた吸血鬼に 従者まで動員されて追いかけられたら>>73 どうなったかと言うと━━]
(83) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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[目をぎらつかせたキランディに 青年の形をしていたガーディは振り返って バッ、と両手で口を押さえ。]
ひゃっはー! おーこったおこ〜った! 色男が台無しだぜ〜ははははは!
[ケタケタ笑いながら逃げ出したのだった。]
(84) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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[普段は静かに悪戯をするばかりなので こちらを認識してくれる相手だと どうしてもテンションが上がってしまうのである。
とはいえ吸血鬼vs悪戯妖精は格が違いすぎる。 屋敷に住まう妖精ならば逃げ切れたかもしれないが あっさりお縄になったのであった。
この時は機嫌が良かったのかどうなのか とりあえず消滅は免れたのだが 吸血鬼の屋敷で吸血鬼と追いかけっこは 分が悪すぎるなとちゃんと学んだ。
なお反省はしていない。]
(85) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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[ちなみに。 我らの今の居住地は、大都会のビルの屋上。緑が豊富な良いところだ。 あれはたしか4年前。借りぐらししていた家の土地が売却され、引っ越しを余儀なくされたのだった。 さてどこへ移り住もうかと考えながら、ひとときの癒しを求めて、この地に骨を休めにきたのだが。その時に、とある妖に聞いたのだ。
「某アイドルグループが、大都会のビルの屋上で生態系を築いているらしい」
まさかそんな事ができるものかと思いながらも、興味を持ち、仲間たちと共に天井裏からテレビを見て、惚れた! なんという素晴らしい地だ、と!]
(86) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[あの場所は、ヒトだけではなく、テレビカメラにも注意しなくてはならんのだが。 なに、吾輩たちの姿は、滅多なことでは光学機器に映らんのだ。 よしんば映ったところで、映像ミスとされるか、小動物と思われるかだ。映画の少女のケースは、相当にレアなのだ。 ……尤も、気を付けるに越したことはないがな**]
(87) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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むほほ…(>>79) 左様。だがしかし甘いだけではありませんでしてな。 生姜の風味こそが豚を引き立て…
[じゅる…脳漿が垂れそうだ。]
むっほっほ… 偉そうなのではないのであります。偉いのであります。
[そう言いながら、じゃぶじゃぶと往来する足がせわしなくなっていく。世の中には、嘘から出たまこと。という言葉もあるのであった。*]
(88) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[……という経緯があったわけだが とりあえず吸血鬼には会わないに限る。
なるべく気配がない方へと足を伸ばしていれば 目の前から特徴的な容貌のものが近づいてくる。>>82]
(おおう……何が正解だ?)
[悪戯をしても鷹揚だったこの国の妖>>82 しかし当時と今の己は形が違う。
知らないふりをして完全に無視するか 日本の流儀に則って会釈をするべきか。 しかし気配をまじめに探れば━━……]
(89) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[迷った挙句、なるべく浮かぬようにと すれ違いざまにぺこりと会釈をした。
そのまま話しかけられれば会話をするし 何もなければすれ違って━━
足を止めて、振り返る。]
(90) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[もし、その時見えた背中が無防備だったら……]
(91) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[少年の茶色の瞳が緑に輝く。
妖精とはいえ全く大した魔法は使えない。 ただその発動の速さや気配のなさは 齢を重ねた偉大な存在に劣らないこともある。
指先をくるんと一回転させれば ヤツデに生える数多の羽のうち 頭頂に近い羽だけがくるりんとまあるくなったろうか。 うまくいけば突然のイメチェンである。
気がつくのは誰かに指摘された時か あるいは風呂に入る前か…… ━━もちろん、悪戯はうまくいかないこともあるし 洗えば戻るので証拠隠滅も完璧だ。**]
(92) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[甘いといえば砂糖の甘さを連想するけれど どうやら似て異なるものらしい。>88
味噌と生姜。砂糖醤油みたいなものだろうか。 あれも、初めて食べた時は目が零れそうだった。]
脳漿さんは偉いんですね。
[見た事のない外見だけど、 この界隈、見た目で判断すると 私のようなモノはぷちっと潰されるって ご主人が言っていたので。
頭部のくびれに帯で括られている根付が 歩く度に揺れるのを見ながら頷いておいた。 そんなに歩いて落ちちゃわないかな。]
(93) 2021/02/28(Sun) 23時半頃
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[携帯がメールの着信を告げる。 異界なのに電波ってどうなってるんだろう。]
あ。
[そこに待ち合わせ相手の名前があれば 私の命に関わる一大事なので。 待ってましたとばかりに波立つ足湯から出ると 脳漿の妖とお別れしたのだった。*]
(94) 2021/02/28(Sun) 23時半頃
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ウム、こりゃご丁寧に。
[ 相手の思惑や迷いまでは知らぬまま 会釈をされたので会釈を返した>>90
足を止めたことには気づいたとて
ウムウム、景観も立派な宿であるからな 足を止めて眺めたくもなろう、重畳である。
などとすっとぼけておったよ我。 なにせこうみえて我まじめっちゃ疲労困憊、精疲力尽。
素早さにはこちらも自信があるが、 危険はないと油断し信用しきってる宿の中ゆえ 気配を察知することは出来なかった事だろう。 なので ]
(95) 2021/02/28(Sun) 23時半頃
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[ 鮮やかなロールをキメてるふぁんきーな天狗が 誕生したとかなんとか>>91>>92
すれ違うものに、くすくす笑われたとしても よもや自分の頭頂の羽根のことだとは気づかぬまま。
――ようやっと気づいたのは風呂で、しゃんぷー しようと思ったときだったとさ。 ]
ほほう? ハッハッハッハッ どこぞの悪戯坊にしてやられたか 我に気配を感じさせんとはまこと、天晴よ
[ 少々自分でもウケてしまったので 洗うのが勿体なくなってしまったが、 なに風呂上がりにもう一度せっとすればよいのだ。* ]
(96) 2021/02/28(Sun) 23時半頃
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……どうしてこうなってしまったのかしらね。
[心底不思議そうに、つぶやいた言葉は 誰の耳に届くこともなく掻き消えていった。]
(97) 2021/02/28(Sun) 23時半頃
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信徒 オーレリアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(信徒 オーレリアは村を出ました)
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[―――――ふわり。
風に吹かれた花弁のようにその身を翻したそれが 唐突に姿を現したのは朱塗の門の外。
生成り色の短冊型の紙に黒と赫の模様を浮き上がらせながら ぞろぞろと這い上がるように見る間に数を増殖させ 包帯を巻きつけたマミーのような人の形を象って…
……現れた順に再びただの生成りに戻った紙が枯葉のように はらはらと解けて剥がれ落ちてゆく。 虚空を包み込んだ筈の人の形の空間に残るのは 元の虚空でも、木乃伊でもなくて
ただの人間にしか見えない女の形をしたものが、ひとつ。
常連の来訪を告げるみたいに所持していた木の鈴が カランと控えめに小さく鳴った。]
(98) 2021/03/01(Mon) 00時頃
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