人狼議事


105 Ww―Chu・Ni/Subjection―wW

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視点:


シメオン双生児 ホリーに投票した。
タバサ双生児 ホリーに投票した。
イアン双生児 ホリーに投票した。
ホリー掃除夫 ラルフに投票した。
ラルフ双生児 ホリーに投票した。

ホリーは村人の手により処刑された。


タバサ! 今日がお前の命日だ!


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
タバサが無残な姿で発見された。


現在の生存者は、シメオン、イアン、ラルフの3名


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 01時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 01時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 01時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

あ……

[手を伸ばそうとした先で、ホリーと名乗った少女は崩れ落ちていった。本当の名前が何なのかとか、そんな事はわからないままで]

―――終わった、のか……?

[校庭と、上空の魔法陣。直にあれも消えて、再び平穏が戻ってくるのだろうか。

高崎の方を見て、その場に座り込んだ]

(0) 2012/11/11(Sun) 01時頃

【人】 教え子 シメオン

― 道路 ―

[術の主の力が完全に消え去った所為か。
 燃え盛っていた綿が消滅し、
 飛び火した建物だけがその場に取り残された]

 ……俺は壊すぜ、この世界を。

[ガシャン、と音がして地対空ミサイルMIM-104の
 巨大なトレーラーが交差点四方に展開する]

(1) 2012/11/11(Sun) 01時頃

【人】 教え子 シメオン

 これで終わりだと思うなよ――。

[それらを高層ビル群に向けて一斉に発射する。


 ――ただ一つ、>>2:30一本の電波塔だけは除いて。


 辺り一帯に影を落とすもの、
 天に向かってそびえるものを排除するように
 縫いぐるみの時と比ではない規模の
 崩壊が彼方此方で繰り広げられた。

 それは、一つ去った脅威への安堵を打ち消すように
 盛大に掲げられた狼煙のようなものでもあった]

(2) 2012/11/11(Sun) 01時半頃

【人】 教え子 シメオン

― ラストメール ―

宛先:grant_your_desire@lost_heaven.ne.hv

本文:

 カミサマ。
 あんたの力、俺に寄越せ。

(3) 2012/11/11(Sun) 01時半頃

シメオンは、その文章を送信すると、携帯電話をばきりと折り捨てた。

2012/11/11(Sun) 01時半頃


【人】 教え子 シメオン

 っ、……ふ、ふふ、ぁはははははは――ッ!!!!


[右目を襲った激痛に、顔面に爪を立てる。
 眼帯の紐が切れ、眼窩から溢れ出す血が頬を濡らす]

 これが最後の代償なら。
 持ってけ、好きなだけ絞り尽くせ。
 今から俺があんただ、カミサマ。

[左腕の包帯にもやがて赤い斑点が滲み出す。
 すぐにそれは白い布地を真っ赤に染め、
 肘から滴るほどの血が流れ出した。

 しかし、出血を気にする事もなく少年は嗤う]

(4) 2012/11/11(Sun) 01時半頃

【人】 教え子 シメオン

[足元と開襟シャツに血溜まりを作りながら。
 ひとしきり嗤い、痛みも切り捨てたところで
 右目を押さえていた手を外す]

 まずはあんた達からだ。
 高崎センパイ、安藤センパイ。

 ホリー・クレイドルを倒したその力。
 見せてもらおうじゃないか。

[血で染まった右顔面。
 べっとりと張り付いた金髪が紅く透ける。
 右目を縦に抉る裂傷。
 イエローアンバーの瞳がぎらりと光った。
 薄く嗤う口には牙が覗き、爪は鋭く尖って。

 その姿はきっともう、人ではない――**]

(5) 2012/11/11(Sun) 01時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 01時半頃


【人】 記者 イアン


……は、…  ッ……


[上空で胸を抑え、荒い呼吸を整える。
霞む視界の中、少年は少女の最期を捉えた。

>>3:120崩れ落ち、天へと指先を伸ばしたまま、消滅していく。
彼女が身に付けていた最後の指輪は、
消滅後、彼女亡き屋上に―――かん、と音を立てて落ちた。]


ホリー、……クレイドル

[彼女の理想と、力は完全に消え去った。

何処か安堵したように、深く息を吐き。
再び屋上へと舞い戻った少年が、足を着こうとした瞬間――――]

(6) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

【人】 記者 イアン

                 [どくん    ――――…]

(7) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

【人】 記者 イアン

うッ……ぐぁあ、ああ……ッ!!!


[背にあった白い羽の粒子はふっと消え
屋上の床へとその身は転がった。

>>4>>5更なる強大な力の気配が
負傷しきった少年の身体を苦しめていたのだ。]

(8) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

【人】 記者 イアン


…っだめ、だ……

まだ、終わってない……――ッ


[>>2遠くで聞こえる崩壊、破壊の地響き。
脅威が再び何処かで牙を剥いたのだという事を
少年は、静かに理解していた。]

(9) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

【人】 記者 イアン

[何か、何かまだ残っていないのか。


上手く、身体に力が入らない。
それでも少年は、襲い来るであろう“敵”と
―――例え絶望的でも、戦う事を諦めてはいなかった。]


おい、死ぬなよ……

まだ俺は、お前の名前さえ……ッ知らねーんだから


[同じように、床に打ち付けられた妖精を目にし
少年は小さい身体を庇うように手を伸ばして
自分の胸の中へと、優しく抱え込んだ。]

(10) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

【人】 記者 イアン

[痛む身体に顔を顰めつつも、辺りを見回すと

>>6ホリー・クレイドルが残した指輪が落ちていた。
最後に残したという事は、特別なそれである事は間違いない。]



……く、ッ……


[しかし、少年がそれを使う事は
“光属性”である身が許さないだろう。

最後の望みが断たれたかのように
少年の意識は、遠のいていき―――ぐらりと、再び地へ身を倒した**]

(11) 2012/11/11(Sun) 18時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 18時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 19時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

……まだ、終わってない、か。

[ゆっくりと身を起こし、遠くから上がる爆発と倒壊音。それを聴き付けた]

さっきの市街地…… 田原と椎名がいた辺りだ。
ミサイルの音みたいだな……

[そういって、ホリーが消えた場所に落ちていた指輪を拾う。と、また携帯が鳴り響いた]

僕だ……しばらく一人にしてくれ、と頼んだはずだが?それとも……

《失礼いたしました、『使者(アポストル)』。ですが、緊急事態です。》
《――絶対座標At3256'09― Hr7489'98》
《該当区域に、多数の戦術兵装反応を確認しました》

《評議会は第二種敵対勢力と判断、全会一致で殲滅による対処を推奨しています―――》
《なお、当該任務の遂行に際し、当案件は要綱第64条第2項の緊急案件と判断されました。》
《貴殿にはBクラス権限が与えられていますが、これに加えこの案件が完遂されるまでの間、暫定的Aクラス権限に基づく提案を評議会に諮る権利が存在します》

(12) 2012/11/11(Sun) 20時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……わかった。まだ日も浅いところ、随分気を聴かせてくれて感謝する。なんとか善処するよ。

こちらは僕の他に、味方が一人だけいる。
――そうだな、ここから市街地の該当座標まで、合図したら転送してくれ。
それと、この指輪…… さっきの敵対者が落としていった。多分魔力的な、闇の力とかそういう感じの何かある……と思う。

僕には使えないから、解析してほしい。
こっちにはこれと真逆の属性を持っている奴がいるから、何か使えるかもしれない……

《提案は承諾されました。合図の後貴殿と周辺区域の生体反応を絶対座標At3256'09― Hr7489'98に転送。同時に、証拠品を回収いたします》

頼んだ。

[そこまで言って、携帯の電源を切る。高崎の元に、屈みこんだ]

(13) 2012/11/11(Sun) 20時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 20時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―――悪いな、お前ばっかり前で戦わせて。いけるか?

[そう尋ねて、大丈夫そうなら合図をし、椎名と田原のいた辺りに転送を要請する。無理そうなら、自分一人でも先に向かった**]

(14) 2012/11/11(Sun) 20時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 21時半頃


【人】 教え子 シメオン

― 街だった場所 ―

[廃墟、瓦礫、ひび割れたアスファルト。
 黒煙を吐き出す炎、禍々しく曇った空。

 煙を吸い込んだ雲が炎を照り返し、
 地獄にも似た彩りを周囲に与えていた。

 その中で、一際炎の光が際立たせる色がある。

 金髪、血に濡れた肌、イエローアンバーの瞳]


 ……来たか。


[にィ――と猫のような笑みで転送されてきた気配を迎える]

(15) 2012/11/11(Sun) 21時半頃

【人】 教え子 シメオン

 地上の地獄へようこそ、センパイ。

[煤けた開襟シャツは灰色に近く、
 染み込んだ血は紅から黒へと酸化し色を変えていた。
 ゆらり、と背後で三つ又に分かれた闇色の尻尾が踊る]

 ホリー・クレイドルを倒したんなら。
 俺はあんた達の敵。

 ってまあ、言わなくても解ってるんでしょうケド。

 心配しなくても田原さんなら天国へ行きましたよ。
 こんな薄汚い地上にいるよりゃよっぽどマシでしょう。

[くく、と笑みを漏らす]

(16) 2012/11/11(Sun) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 街だった場所 ―

―――……

[徐に転送された場所は、もう街ではなかった。地上は炎が黒煙を上げて噴き上がっており、空はその煙と黒雲でくすぶっている]

……これがお前の仕業か、椎名。

[目の前に、その姿はいる。猫のようだ、と思った。丁寧に三股の尻尾までついている]

その格好の趣味についてまずは尋ねたいところだが、それどころじゃないな……

お前もホリーと同じ思想の持ち主ってわけか?

……田原を犠牲にしてもやりたい事が、これなんてな。

[ふう、と溜息をつく]

(17) 2012/11/11(Sun) 22時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 22時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 22時頃


【人】 教え子 シメオン

 他に誰がいるっていうんです。

[笑みが深くなる]

 趣味?
 なぁんだ、この期に及んでそんな事が気になるんですか。
 案外、心に余裕があるんですね、安藤センパイ。

[続けられた言葉には可笑しそうに破顔した]

 あははっ、“犠牲”ときましたか。
 やっぱり俺を敵にする人ってそういう言葉選びをする。

 犠牲って、何です?
 出会ってほんの数日の上級生の1人、
 相容れないからぶっ壊した。
 それが犠牲って言うなら、俺はセカイを壊す前に
 日本語の勉強しなおさなくっちゃいけないっすね!

(18) 2012/11/11(Sun) 22時頃

【人】 教え子 シメオン

 ……ホリー・クレイドルとは利害は一致してましたよ。
 ただ、あちらさんの方には俺には理解の及ばない
 理念みたいなモンがあったみたいですけどね。

 俺は別にヒトを裁きたいとか、
 そんな御託はどーでもイイんです。
 ただ単に、壊したいだけっすから。

 ま、でも、結果的には俺は彼女の理念を実現しますよ。
 俺に勝てない奴はこのセカイに生き残れない。
 俺に勝てる奴がいれば、
 そいつはきっと“選ばれた人間”だ。

 センパイ達が俺に勝てば、“選ばれた人間”が出来上がる。
 俺と戦う時点であんた達は彼女の思惑の上なんですよ。

(19) 2012/11/11(Sun) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

――いや、どうも気になって仕方がない。
そう言えば、お前… 猫はどうしたんだ……

[そこまで言って、いや、と首を振った]

―――犠牲じゃないなら、田原から仕掛けてでも来たか……

いや、過ぎた事をどうこうは言わないさ……

ただ。

お前に必要なのは日本語の勉強じゃないな…
俺から見るとお前には別の単位が足りてない。

(20) 2012/11/11(Sun) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―――そうかよ。壊したいだけ……

[目に映る風景を、ぐるりと眺める]

人間にはそれぞれ自分の壊せるものがある。
たとえば自分の持ち物だったり、たとえば家庭だったり……

自分が気に入らないから、それだけで壊せる範囲がある。まあ、自制の効いた人間ならそういう事は普段しないもんなんだが……

お前はそれだな。子供に分の過ぎた力を持たせるとどうなるか… いい見本だよ。

(21) 2012/11/11(Sun) 22時頃

【人】 教え子 シメオン

 ふぅん?
 あの子猫なら、最初から死んでましたよ。

[さらっとそんな事をのたまった]

 助けたなんて大ウソ。
 アレは俺のネガイゴトの実験台になって死んだ。
 それをちょっと治して
 動けるようにしてやってただけですよ。
 やっぱ見抜けないっすよねぇ。
 俺だって最初は生き返ったと信じてましたもん。

[愉快な出来事を思い返すかのように尻尾が高く揺れた]

 足りない単位が何か知りませんけど。
 別に学校も社会ももうどうだって良いんで、
 何が足りなかろうと補習は結構っすよ。
 嗚呼、でもあんたが俺を何てレッテル付けするのか
 ちょっとばかし興味がない事もないですね。

(22) 2012/11/11(Sun) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

まあ、とにかく。
高崎はともかく、俺は人の上に立つ選ばれた人間って柄では、ないかな。

だからこそ、『彼ら(ゼム)』に選ばれたんだと……思う。だから、“選ばれた人間”になっては、いけないんだ。
―――多分。

[そこまで言って、椎名の方をじっと見た]

心配しなくとも、お前を俺達が倒せば、それで終わるさ。

(23) 2012/11/11(Sun) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

 家庭ってやっぱ所有物なんだ?
 あっは、そりゃ根本的に相容れないわけだ。

[すぅっと瞳孔を細めて安藤を見る]

 俺、ずーっと気になる単語があったんっすよ。
 子供って“生まれる”しかないんですよねェ。
 日本語でも英語でも子供は受動態でしか表現されない。

 やっぱ、コドモって家庭の所有物なんですかねェ?

 俺にはそれがどーにも理解できなくてね。
 何で所有するために自我を持つナマモノを
 わざわざ生むのか。
 気に入らなければ捨てりゃ良いのに、
 世間体だとか法律だとか邪魔臭いモン作って、
 今のオトナは嫌いな所有物の後始末も満足にできやしない。

(24) 2012/11/11(Sun) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2012/11/11(Sun) 22時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

なるほど? そうか、俺はてっきりお前があのネコを吸収でもしたのかと……

それはいいとして。なんだ?問答でもしたいのか?哲学か?
法律があるのはな… 人間が単なるナマモノじゃないからだ。

社会を作って、気に入らない他人と折衝してでもその中で生きていくのが人間だからだよ。

まあ、親が子作りの時に生まれてくる子供の事なんて考えてるわけないだろうがそこはそれとして……
なんだ?随分思うところがありそうだな。

ゆっくり聞いてやってもいいが…… 
あいにくと、補修はお断りみたいだからな。

(25) 2012/11/11(Sun) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

 もう既にゼムだか何だかに“選ばれてる”癖に、
 “選ばれちゃいけない”?
 俺にはワケが解りませんね。

 二君にまみえず、って?
 そーいうトコまで封建制が浸透しちゃってんですか。

[小難しい問答はやめだやめだと手を振る]

 倒してはい、オシマイ……なら俺と仲間っすね!
 壊した後の事なんて俺だって
 これっぽっちも考えちゃいませんもん。

[尻尾が地面を軽やかに打つ。
 ゆらりと右手を上げると、
 横転していた一台の車ががしゃんと起き上がった]

(26) 2012/11/11(Sun) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

 そーっすよ。
 子供の事なんざ考えてないなら、
 ハナから所有物扱いするなっつーんです。

 ま、そんな事ァもうどーでも良いんです。
 だって俺はもう誰の子供でもありゃしないんだから。

 何てったって、ニンゲンやめちゃいましたもんね!!

(27) 2012/11/11(Sun) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

 Have a nice death!!

[その一声と同時に、車のエンジンが唸りを上げる。
 猛スピードで無人の鉄の塊が安藤めがけて走り出した。

 タイヤの片方が瓦礫に乗り上げ勢いで宙に浮く。
 映画のスタント宜しく、ロケットのように
 車がゆるい放物線を描いて突進していく]

(28) 2012/11/11(Sun) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

俺を選んだのは、神とかそういう感じのじゃなく、同じ人間だからだよ……
いや、これも理屈をこね回してるだけかもしれないな。……やめよう。

[首を振って、ポケットから二つ折れの携帯電話を取り出した]

―――そうか、人間やめちゃったのか。宣言しちゃったか……
なら、俺の考えは当たってたな。

(29) 2012/11/11(Sun) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―――椎名、お前には人生の単位が足りてない!!

(30) 2012/11/11(Sun) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

お前は、人生落第だッ――――!!!

[その言葉と共に、突っ込んでくる鉄の塊となった車を見据えて、携帯に向けて語りかける]


……“転送”しろ!!

《受諾されました――“モノリス”転送します》

[その言葉と共に、暴走する車と自分の間に天から光が落ちる。

瞬間―――文字の記された黒い石板のような超重量の物体が、アスファルトを潰して車のボンネットに、落とされた]

(31) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン


適所適材ってのが、あんだろ。
俺なら――…ッ、……いけるさ。

[>>14屈み込んできた安藤の顔でさえ
本当は、掠れて上手く視界に映せないくらいだった。

しかし、少年は彼に頷いてみせ
最後の戦いの場所へと―――転送される。]

(32) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

― 街だった場所にて ―


は、ぁ…… ――…っ
                 ッ、かは……


し、いな……お前……

[>>16少年を迎えたのは、よく見知った顔
―――いや、その姿はもう知る彼のものではなかったが。]

(33) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

 人生なんざこっちから退学願いさ――!!

[そう宣言し返して、耳をぺたっと伏せると
 空高く音爆弾を放り投げる]

 あんたの手札は見せてもらってるんですよ。
 “通話”さえできなきゃあんたはただのでくの棒だ!!

[空中で派手な閃光と轟音が鳴り響いた]

(34) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

[安藤と、椎名のやり取りが遠くに聞こえる。
すぐ傍にいる筈なのに―――意識が朦朧としていた。

先程の戦いで消費した体力は
少年の予想を超えていたようだ。]


……ぐ、っ……

[犠牲、家庭、所有物、選ばれる――
そんな単語がぐるぐると頭の中をめぐり

次の瞬間には>>28>>31
互いの力がぶつかり合う音が響いた。]

(35) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

[初打の車が潰されたのを見ながら、
 轟音の中ですかさずRPGを13挺を出現させる]

 瓦礫の中でおねんねするが良い!!

[それらが一斉に発射された。
 数の多いそれは明確に照準は目標へ向いてはいない。
 が、瓦礫を吹き飛ばし天然の地雷の如く
 車もろともひび割れたアスファルトに向かって火を噴いた。

 それと同時に、瓦礫を蹴って爆発の被害の及ばない
 中空へと飛び上がる]

(36) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

音響閃光手榴弾(フラッシュバン)――!?

[咄嗟に伏せようとするが、一瞬遅れた。携帯が使えなければ他は普通の人間と変わりがない。周囲に閃光と轟音が鳴り響いた]

―――――ぐ、うわぁっ…!!

[圧倒的な音と光が脳を揺さぶる。意識が飛びそうだ――いや、軽く飛んだかもしれない。地面に倒れ込む。手をついて立ち上がろうとした]

(37) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

 どうしたんですか、高崎センパイ。
 もしかして手負いのまま来ちゃった?

 駄目じゃないですかぁ。

 連戦はよっぽどレベル高くない限り死亡フラグっすよ。

[最初の一言>>35以降会話もままならぬ様子>>35を見て]

 そんなんじゃ彼女ががっかりするじゃないですか。
 彼女の顔を立ててあげるためにも、
 俺ちょっとは苦戦しなきゃ駄目でしょ?

(38) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

くそっ……!!

[乱射されるRPGから身をかわすように、ビルの瓦礫の影に体を隠すように転がり込んだ。音が収まって、通話が再度可能になるのを待つしかない]

内耳に埋め込んでとか、そういうハイテクっぽいのなかったのか……なかったんだろうなあ…

[少し離れたとっころにいる高崎>>35に、椎名が話しかけている>>36]

高崎……!!  お前、しっかりしろよッ……

(39) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

ぐぁぁあッ――…!

[>>34目を覚まさせるような、閃光と轟音。
しかしそれとは反対に、少年の身体は重いまま。]


は、心配してくれてんの?
そりゃ、ありがと……よ――― ッぐぁ

[>>38何とか聞こえた後輩の声に
軽口を返そうとするも、少年の身体は
>>36強い衝撃、瓦礫で弾き飛ばされ―――]

(40) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

 お次はこいつっすよ。

[中空で身を捻り、倒壊しかけの家屋の屋上に立つ。
 ぱちん、と指を鳴らすと上空に航空機が現れる
 それも勿論、無人で]

 電子妨害装置《ノイズ・ジャミング》――!!

[愛称、プラウラー《徘徊する者》。
 妨害電波を発しながら戦場の上を
 大きな弧を描いて旋回し始める]

(41) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

[派手な爆煙が弾幕となって彼等が何処へ隠れたかは
 目視する事ができない。
 バックに航空機――EA-6を侍らせながら、
 田原の時に使わず仕舞いだった4挺のヘカーテを
 くるりと宙に浮かせた]

 ……もぐら叩きですかぁ?
 まさかこれで終わりとか言わないで下さいよね、マジで!

[挑発するように、ひらと手を振ると
 あてずっぽうに高破壊力のライフルが瓦礫に穴を空けた]

(42) 2012/11/11(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

ッ…やっぱり、そうしかけてくると思ってた、絶対な……

[音声の方はなんとかなるだろうが、電波となると確かに厄介だ。『向こう』でも電波異常は確認しているはずだから何かしら手は打ってくるだろうが]

……これだけ撃ったら、煙幕で目視できないか?

[熱の検知ができるならそうしているはずだ。
逆に、この状況なら気取られないのではないか。

安藤を置いてでも、後ろに回り込む事を――回り込んだ後の事はそれで考えるとして―――今いる瓦礫の辺りにライフルが撃たれたのを機に、その場を退避して、様子をうかがいつつ走る]

(43) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

[4発の風穴が瓦礫を崩すと、ライフルを打ち捨てる]

 4つ数えたんでいきますよ。
 100数えるのは幼稚園までで十分ですよねェ?

[2階相当の高さから軽々と地面に着地する。
 EA-6はそのまま中空で旋回を続ける。
 あれをどうにかしようと目論むならば
 あれが射線上に入る所へ移動するかと踏んで。

 わざと開けた道の上を通らせながら、
 耳を済ませた――81(0..100)x1%の確率で
 耳が何者かの足音を捉えるだろう]

(44) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

シメオンは、※Action! fortune:1〜81ならば獲物を見つけた猫がその背へと踊りかかるだろう。

2012/11/11(Sun) 23時半頃


シメオンは、ラルフを探しながら、高崎に動きがない事を訝る。

2012/11/11(Sun) 23時半頃


【人】 記者 イアン

[遠く、遠く。


爆風や瓦礫の力で宙に浮いた少年の身体は
弧を描くように、スローモーションで舞っていく。

それでも必死に胸を押さえるようにしているのは
手の中の妖精を守ろうとしている為か――――]



[少年の意識は、深く深く―――下に潜っていく]

(45) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……気付かれたか!?

[煙の向こうの物音に、走りながらも神経を集中させる14(0..100)x1。上のヘリ、あれが何とかならない事には、後は『彼ら(ゼム)』の対処を待つしかない。歯がゆい所だが―――]

(46) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……はっ!?

[やはり気付かれていた。完全な回避は間に合わない。人間は、猫のしなやかさには勝てない。

咄嗟に身をひねって、少しでもダメージを軽減しようとする]

(47) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[気付けば、こぽこぽと空気が洩れる
それは冷たい、水の中にいるような世界。
視界だけは蒼く、澄み切ったその場所で、少年は悲痛な顔をして]


ごめん、俺―――…

お前を守ってやりたいのに…… 


お前に、頼ってばっかりだ
情けねえよ―――…ッ

 

(48) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[開いた両手の中から、妖精が顔を出した。]



 『……シンヤ、私は』



 『―――貴方から生まれたの。』



[一言、一言しっかりと伝わるように、妖精は言の葉を紡ぐ。]

(49) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン


 『だから、貴方の傍にいるのも
       貴方の力になるのも
       貴方を守ってあげるのも――私の役目。




                   貴方の為に、貴方と共に。』
 

(50) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

 (本当に気配がねぇ……静か過ぎる)

[>>45動きがないならば耳で捉えられるわけもなく。
 嵐の前の静けさか、妙な感じを抱きながらも]

 見ィ付けた――。

[ぐん、と加速する。
 しなやかに駆ける歩幅は跳躍に近い。
 ぎら、と右手の爪を文字通り鉤爪のように長く伸ばし、
 その背中めがけて腕を振るった]

(51) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン


いや……でも俺、お前の名前も知らないぜ?

だってお前は、ある日突然俺の目の前に現れて…
学校まで着いて来るくらいに、いつも一緒に居て……



   それからだよ。

    “普通”だった俺の生活が、少し、変わったのは。
 

(52) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン


[何気なく続く会話。

しかし、ずっとそうしてもいられない事を、妖精は悟っていた。]
 

(53) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン



       『これが、最期だから 
 



 
                      ……ね、シンヤ』

   

(54) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン






            『 私の名前を、呼んで 』


 


  

(55) 2012/11/11(Sun) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

[脊椎を捉えるつもりだった一撃は、
 >>47すんでのところで背中に三筋の裂傷を残すに留まる。

 ざり、っと急ブレーキをかけたが
 勢い余って派手に空中宙返りをし
 相手の前方へと回り込む]

 ふふ、俺の神経の方が追い着いてないや。
 ……使い物にならない人を連れて来ちゃったのが
 間違いだったねェ。

 蜂の巣と八つ裂き、どっちが良い?

[爪に着いた血を舐めながら、
 左手でサブマシンガンをちらつかせた]

(56) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

[こぽり、と口から大きい空気の泡が洩れた。

妖精の声に導かれるように
少年は自分の心の一番深い所へと、手を伸ばした。

―――ああ、何故忘れていたのだろう。]


……お前は

              お前の、名前は


[雨の日《rainy》に現れた、長く、白い髪をした彼女。
名が無いと、濡れた薄蒼の眸は言った。

それならば、と、俺は―――]

(57) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン







――――――   …レイ



   

(58) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

             [パキィ――――    ッ…ン]

(59) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―――……!!

[身をひねるが、やはり間に合わない。
猫の爪でかすっただけなのに、ぐっさりといった]

うぐあぁっ……!!

[焼けるような痛みが背中に走り、思わず携帯を取り落とした。懸命に、倒れ込んでそれを守ろうとするが、手に取るだけの余裕もない]

《妨害電波感知。高周域除去フィルタ作動します》

(60) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

[>>51何かが割れるような音は
実体の少年を目の前にした椎名の耳にも届いただろう。


その野性的な動きで以て
完全に爪に捉えた筈の少年の身体は、そこには無く。

彼の右手は虚しく空を割いた。]

(61) 2012/11/12(Mon) 00時頃

イアンは、シメオンの目の前から、消えた。

2012/11/12(Mon) 00時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[携帯から漏れる声で、何らかの対処が為された事を知ったが、それを手に取るだけの間合いも与えられてはいない。ただ、上を見上げるのが精いっぱいだ]

……うぅっ……

[大きく息をついて、椎名を見上げる。似たようなタイプの能力なら、結局は物量の勝負になる。ホリーの時はだから高崎よりも自分が先んじたが―― 精一杯不敵に、椎名を見上げた]

どっちも、断ると言ったら?

(62) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[が、その言葉の答えを聴く事はなく―――

目の前に、何かが過ぎった]

(63) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

[倒れ込んだ安藤の手をだんっ、と踏み付ける]

 無駄無駄。
 それがあったってあいつがどうにかならないと、
 意味ないし、さァ。

 オーケイ、通話する喉を掻っ切ってやるよ。
 喉から血を噴き出しながら足掻く様、
 とっくり楽しんでやるぜ。

[肩を蹴り付け仰向けにさせると、
 喉笛目掛けて右手を振り下ろす]

(64) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―――――何が……?

(65) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

[>>64椎名の右手に、光の矢が突き刺さった。



安藤へと、その右手が振り下ろされぬよう。
上空には、再び光の羽を背負った少年が手を掲げていた。]

(66) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

[何かが割れるような音。
 それは耳ではなく直接――そう、
 ホリーとの会話の際と似た感覚で脳に響いた]

 そうこなくっちゃ。

[僅かに視線が逸れた隙に、
 とどめを刺そうとしていた安藤の身体が消えた。
 本能的に耳と尻尾の毛が逆立つ]

 ッ、――が、ァっ!!!

[獣のような咆哮を上げて、右手を翻す。
 突如現れた光源へと、振り返った]

 ……ふ、……ふふ……やっと来たかよ。
 待たせんじゃねェぞ。

[血飛沫を散らしながら、咆えた。
 光る羽の背後から2機の戦闘機が音速で曇天を切る]

(67) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

 掃射《エンゲージ》――!!!!

[バルカンが射線上の化け猫諸共に
 光の翼目掛けて弾の雨を降らせる。

 流れ弾が地面に着弾する寸前、
 高く跳躍しながらサブマシンガンのトリガーを引いた]

(68) 2012/11/12(Mon) 00時頃

シメオンは、流れ弾が一発、三つ又の尾の一つを吹き飛ばした。

2012/11/12(Mon) 00時頃


【人】 記者 イアン

[ゴォ―――ゥ……]


             [開いた左眸には、矢張り炎が灯る。
              決意と覚悟と、強い意志が宿った眸。]





………悪いな、時間稼ぎは俺の専門だってのに。
ちーっと寝すぎちまったみてーだ。


[空高く佇むその姿は、先程までの傷が癒えたよう。
しかし実際は、妖精と一体化した事により
一時的に彼を支えているだけであった。

                  ―――つまりは、時間制限付き。]

(69) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

遅いんだよ……!

[光の羽を背負った高崎が、宙に浮いている。

手にある携帯を負傷した右手でしっかりと握りしめて、立ち上がった]

《お待たせしました、『使者(アポストル)』。》

遅いぞ… けれどいいや。妨害電波対策に、随分時間がかかったみたいだけど…いけるか?

《問題ありません。通信精度オールクリア。》
《――補追して報告します。先ほど転送した証拠物件ですが、解析完了しました。聖気反応(アウラ)と対極の強い属性反応が観測されています》

……やっぱりそうか。
今戦っている方――あいつが、手に取れなかったんだ。多分、あの力と対極にあるものなんだと思う。

逆に言うと……それで、援護とかできないかな?

(70) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

《使者(アポストル)の要請を受諾》
《貴殿には暫定Aクラス権限の範囲内でこの脅威への対処手段を評議会に諮る権利が存在します》

……諮ってくれ。

《評議会に議案第0000476884号を提出》

《審議中…………》

(71) 2012/11/12(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

[>>67光の矢は、右手を貫き血飛沫を伴った。
咆哮と共に此方を見上げる少年を、目に焼き付けながら



少年は、眸を閉じた。

―――ニ機の戦闘機が向かう先
     攻撃射程範囲。全てをその耳で聞き取り、瞬時に動く。]


………――

[少年の動きは、最早目では追えない。
光速となり、光となった少年は背後から襲い来る弾の雨を
目を閉じたままに掻い潜っていく―――]

(72) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

《審議の結果、当案件は賛成多数により『可決』されました》

《対称捕捉中…………パターンA》
《対象者に静止衛星Mardukより“Angel Halo”照射を、提案します。》

――――なんだ、そういうのあるんじゃないか……
いざという時の切り札とかそういう感じなのか?
……やってくれ。

[その言葉と共に―――高崎に向けて、天から光が降り、包み込む。それは――――正しく、彼に力を与える“聖”なる力としか表現しようがないもの]

(73) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

【人】 記者 イアン

[弾は少年の身体どころか、
光の翼を掠める事もなかった。


音だけが響く、暗闇の世界で

>>68とん、―――と高く跳躍する音を見つけた。]


――――ああああッ!!!


[ぐん、と少年は身体の向きを変え
跳躍により滞空している椎名の身体へと向かう。
サブマシンガンが、此方を狙っていた。]

(74) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

イアンは、シメオンとは、目が合ったかどうか。

2012/11/12(Mon) 00時半頃


【人】 教え子 シメオン

 寝起きにしちゃあ随分と燃えてやがんじゃねえか。

[黒い煙を吐く炎とは違い、
 太陽のような光の残像に口許を歪める。
 可笑しくて可笑しくて、仕方ないというように。

 地上に、化け猫の姿はない。
 相手の姿が見えないと知るや
 すれ違った2機の戦闘機の1機の背に取り付こうと手を伸ばす。

 ぎし、と機体にめりこませた爪が血を滲ませる。
 千切れた尻尾からも紅い線がたなびかせ、
 滞空していた身体が音速に攫われていった]

(75) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

 見えねえなら、片っ端から撃つっきゃねえじゃねえかよォ!!

[大きく機首をひねりこませて逆落としに
 上空から第二射を浴びせようとする。

 失血と急激な高度の変化に意識がくらむ。
 急降下爆撃を仕掛ける戦闘機から、
 化け猫の身体がふっと空へ浮いた]

(76) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

[今度こそ、無防備にその身体は宙に舞う。
 眩しい、ただ、光の残像が目に焼き付いて眩しかった]

 ちらちら、光ってんじゃねーよ……。
 ……、……――。

[誰にも聞こえない呟きが、
 機体の放つ轟音にかき消されていった――]

(77) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

シメオンは、イアンと目が合った時、何が可笑しいのか少しだけ口角を上げた。

2012/11/12(Mon) 00時半頃


 眩しいな、チクショウ……――。
 ……あんたもこの光に眩んだのかい?

[どれだけ心を闇に溶かそうとも。
 忌々しい光は無遠慮にそれをこじ開けてしまう。
 光に透かされた闇は薄っぺらく、微笑んだ]


[どれだけ血が流れても、痛くはなかった。
 それが、命取りになった。

 痛みとは本来、脳へ危険を知らせるシグナル。
 それを切り捨ててしまった化け猫は、
 身体の限界を文字通り見捨てていたのだろう]


【人】 記者 イアン

      [――――パァ     ア……]



………サンキュー、安藤


[>>73自分の身体に、光が降り注いでいるのが分かる。
こんな状況にも関わらず、とても温かく、穏やかな気持ちだ。

>>76化け猫が繰り出す、怒濤の攻撃。
戦闘機が自分を仕留めようと唸る、射撃音。

それは、何処か悲しい音色に聞こえ
少年はふと、目を細めた。]

(78) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

[>>73、光が勢いを増す]

 ……そうやって。
 光って奴は勝手に闇を消しやがる。

[黒い毛並みも光を反射すれば白く光る。
 嗚呼、嫌だ。
 抗うように、少年は落下しながら深い闇の塊を纏う。

 真っ黒な殻の中に、閉じ込もるように]

(79) 2012/11/12(Mon) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

礼なら後で聞いてやる!

―――そのまま、ケリをつけちまえ!!

[下からでは、高崎も椎名も表情が分からない。
ただ……こうして決着をつけるしかないのだと思っているから。そう叫んだ]

(80) 2012/11/12(Mon) 01時頃

【人】 教え子 シメオン


  [制御を離れた戦闘機が、大地に叩き付けられて散った]
 

(81) 2012/11/12(Mon) 01時頃


 このまま、地獄まで大地を貫いていけりゃ良いのに。
 


【人】 記者 イアン

[身体が化け猫へと向かう最中。

少年の身体が、ビキ――ビキィ…と音を立てる。
光の翼は段々と薄れていき、動きも僅かに鈍っていく。]


………ッ

[>>77椎名と、目があった。
口角が上がったその表情が、ゆっくりと再生される。]

(82) 2012/11/12(Mon) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[そして――――

落ちる。椎名が、卵のような闇の塊を纏って。

その場所に、駆けていった]

(83) 2012/11/12(Mon) 01時頃

【人】 記者 イアン



終わらせようぜ、椎名。





“世界”は、誰かの手で簡単に変えられて良いモンじゃない。
元通り―――…そう、いつもの日常に、戻るんだ。


[“Angel Halo”の聖なる力が――少年に力を与えていく
消えかけようとした翼は、もう一度大きく羽ばたき
二対の大きな剣のような形に変形する。

少年は真っ直ぐ、真っ直ぐに。
>>79深い闇の中に閉じこもろうとする彼に、手を伸ばす]

(84) 2012/11/12(Mon) 01時頃

【人】 記者 イアン






   そん時はまた―――しいくんって呼んでやるよ。




   

(85) 2012/11/12(Mon) 01時頃

【人】 教え子 シメオン

 ……ブチ抜いてみせろよ。

[闇の塊の中で、空に手を伸ばした。
 真っ逆さまに堕ちながら]

 地面に着く前に。
 でねぇと……――。

[この闇ごと大地を抉り]

 地球の腹ン中に納まっちまうぜ……?

[それは、内側から世界を蝕むという宣言]

(86) 2012/11/12(Mon) 01時頃

【人】 記者 イアン

[に、と笑みながら少年は椎名の胸倉を掴んだ。



―――その直後
大きな光の剣が、二人を包み込むように空を割いて


                    眩しい程の光が、弾けた**]

(87) 2012/11/12(Mon) 01時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2012/11/12(Mon) 01時頃


【人】 教え子 シメオン

 甘ぇ、な……てめぇ、本当、甘ちゃんだ……――。

[空へ、何も無い空へと伸ばしたはずの手が。
 何かに触れたような気がした]

(88) 2012/11/12(Mon) 01時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/11/12(Mon) 01時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

………そうだな。
俺も、思うところがないでもないが…
やっぱり、元の世界の方がいい。

安心しな…… また化けて出てきたり、何かやらかしそうになっても、俺達がぶん殴るだけだからな……
今は眠れよ…椎名。

[高崎が、光の剣を振るう。
それを見て、ただそうとだけ、呟いた**]

(89) 2012/11/12(Mon) 01時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/11/12(Mon) 01時頃


【人】 教え子 シメオン

[拒絶の闇は光には敵わない。
 胸倉を掴まれる感覚と、闇を裂く光に
 視界が白一色で塗り込められるのを感じながら]


         何で、暴いちまうかなぁ……――。


[重力に逆らって一滴、涙が空へと散っていった――**]

(90) 2012/11/12(Mon) 01時頃

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