82 謝肉祭の聖なる贄
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ヨーランダに1人が投票した。
フランシスカに2人が投票した。
サイラスに1人が投票した。
バーナバスに5人が投票した。
バーナバスは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイラスが無残な姿で発見された。
サイラスは鱗魚人のようだ。バーナバスは鱗魚人のようだ。
現在の生存者は、ホレーショー、ヴェスパタイン、ヨーランダ、フランシスカ、ハワード、エリアス、クラリッサの7名。
[娘は主となった大神をどのように思っているのだろうか。
避けられぬ死の宿命(さだめ)から逃れる為に、自ら死の顎に飛び込んだこの娘は。
恋人のようにか。
守り神のようにか。
だが、銀灰の大神にとって娘は恋人ではなく、庇護すべき者でもない。
少なくとも、今はまだ。]
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 00時半頃
夜は獣の時間。
大神達が獲物を喰らいやすいよう篝火は消され、村人達は屋内に隠れて一夜を過ごす。
餌として解き放たれたプロスフォラの贄たちは、星空の下でどんな一夜を過ごしたのか。
夜明けには既に、一人が密かに始末されている。
(#0) 2012/03/17(Sat) 00時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 00時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 00時半頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 01時頃
|
[>>132己はそこへ 含まれぬ そう思っていたからか 聞こえた言葉に 目を開き その時ばかりは尖りは消える
伸びる手の 有りか無かは わからねど 空の杯 受け取って こつり静かに 降ろし置く 伸びる指には 片手添え ちろと覗いた 赤い舌
視線の先は 知っている 2つ合わさる贄のもと 言葉をこぼすことはなく 少しく濡れた舌這わす 指がすぐに戻るなら 追うことはせずに]
[それでもすぐに 夜の来る 祭りの初日の おしまいは どの贄の血の 花が咲く]
(0) 2012/03/17(Sat) 01時頃
|
|
[譬え誰に咎められようと。 否、咎められる人間も居なかったのかもしれないが――。 あれからおおかみは、瞳閉ざした金糸の贄を、頑なに離そうとしなかった。
それは、宵の帳降りてからも。 火の灯り一つもない、星明りしか無い闇が来てからも、そうだった。]
(1) 2012/03/17(Sat) 01時頃
|
|
>>2:129 [クラリッサを抱いていたのはそれほど長い間ではないだろう。 顔伏せて娘をそっと捥ぎ離す。 ややあって、冷たく鎧った白い貌上げて、]
金髪の男はもう役には立たぬだろう。 代わりに汝が輩に奉仕せよ。
[贄たちのまぐわいを見物している輩たちを示して促した。 そして祭は真なる宴である夜へと移り――]
(2) 2012/03/17(Sat) 01時頃
|
|
[贄の返事はどうだったか 我慢もそう長く続かない故に、注挿は徐々に早くなり 二人の大神たちと、一人の贄の前で共に果てた
贄の視線が、焼くようだったのが印象的で 経験の多い贄にはそれが今夜何を引き起こすか 想像は容易かった]
(3) 2012/03/17(Sat) 01時頃
|
|
[明かりが落とされ、金糸の贄が今宵の犠牲となる 星空の下、解放されたらすることは、ただ一つ
すなわち邪魔な贄を減らすことにある
落ちた帽子を拾って被せるとき 久しぶりの参加のその贄に耳打ちして 夜は贄が集まる場所があるんだよ、と誘導しておいた 黒髪の若い贄には別の場所を耳打ちしたので きっと平和な一夜を過ごせただろう]
(4) 2012/03/17(Sat) 01時頃
|
|
[言いつけ通り来るその贄へ、笑顔のままで迎えた言葉]
残念だったね、君。 今年も休んで来年出ていれば、もしかしたら 贄として選ばれたかもしれないのに。
[毎度の宴で行われる、贄同士の、ささやかな終末 初めて参加した宴でそのことを身をもって知り それ以降回避すべきやり方を学んできたからこその 最年長 最もそれは名誉なことではないのだが
手にしたのは、ごく一般的な鉈 どこの家庭にもあるようなそれで 油断していただろう贄へ襲いかかり 大神とは違う意味で血しぶきを浴びた 真っ白な布が星空の下で赤黒い色へ変色する]
(5) 2012/03/17(Sat) 01時頃
|
|
[これで、何人目だろう 毎回のことなのでもう脳味噌は麻痺しきっていた 何よりも、自分が煮えにならないとならない 他の贄なんて、どうでもいいのだ
明日は、食べてもらえますように
赤い化粧のまま宴が行われている方へ視線を流し 強く強く願った]
(6) 2012/03/17(Sat) 01時頃
|
[灰青の雨水に弄ばれて、若い肉を喰らって得た精の半ばは散らされたか。
それでも変わらぬ鷹揚さで、しょうのない奴よと苦笑いするのみ。
ころりと口の中で転がすのは、先ほどの目玉。
開きっぱなしの赤黒い瞳孔は、自らの片眼にもよく似ている。
あの狂乱の夜以来、月日が癒しても片側の視界は紅いまま。
それでも性懲りも無く機会を狙っているあたり、余程の阿呆なのだろう。]
|
>>2
[束の間の抱擁の後。 銀灰色の主からの命に。
次は金髪の青年なのだろうと。
しかし、それよりも。 今は主の命の方が大事である。]
はい、主様。
[それだけ答えて、寛ぐ大神様たちの元へと行った。**]
(7) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
|
|
――夜――
[人の視界遮る深い闇の中でも。 白金の毛並みは星明りを仄かに反射し、微かに光を帯びている。 それは人間の目では、遠くからでは認識できない白だろうけれど、 近くで見つめてくれる瞳は、きっと捉えてくれる、と思う。]
ねぇ。 ………
[此処は少し北の方の村外れ。 長髪の年長の贄が他の者を何処に誘導したかは知らないが、 今ここに他の誰の気配もないことは、佇んでいれば明らかだった。
白金の大神は、傍まで連れて抱き寄せていた金糸の主の顔を見つめる。 他に誰も居なければ、そのあおいろは今、自分だけのために開かれるのだと]
(8) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
|
[夜気に血の濃い香が満ちれば、
抑制がまたひとつ剥がれてゆく。]
|
─ 翌朝 ─ [漆黒の夜の中の宴は終わり、喰い切れぬ分を少々拝借したりもしたか。 朝焼けの中、心地良いねぐらを探しに歩めば、 未だ新しい血の香が鼻につく。]
…なんでぇ、勿体無い。 もうちょいからかってやろうと思ってたのにヨォ。
[人の手で潰されたらしき、帽子の男の骸、 好物は後ほどの楽しみにしたいというクセのせいで、こんなコトになるのは幾度もあったか。 指先で掬って舐め取る血は、既に冷え切っていて渋かった。
いずれ夜明けと共に屋外へ出てきた村人たちに、哀れな骸は見つけられ、砕いて畑に撒く機械へと放り込まれてしまうのが常。]
…生ゴミは嫌だとか言ってやがったっけなぁ…
[そんな言葉を思い出して顧みたのは、それなりに珍しいことだったかもしれない。]
(9) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
|
|
[>>4夜に贄の集う場所 それを教えたは 白い贄 女と見間違うような 白の贄 共にいたはずの 帽子の贄は その夜そこには 来なかった
夜に紛れる 黒檀は けれども焦げ色 ぎらついて 広場に漂う 血の気配 離れてしまえば 微かにのみ 嗅覚へ 血の香あればあるほどに 零れる吐息は熱くなる]
[ひそやかに 漏れる声音の甘やかさ 届く範囲は限られる]
(10) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
|
|
ねぇ、………今から、お前のこと、食べるから。
僕のこと、見てて。 最後まで………ううん、ずっと、見てて。
[半端な人の形だったものは、狼へと姿変える。 そして、抱き寄せていたそのひとを押し倒すような形で、 身体の上に、ふわりと乗りかかった。]
(11) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
|
[深い氷雪の下に秘められた活火山の如き気性は、酷く魅力的で好ましいと思う。
その熱に触れて身を焦がすのも、燃え尽きぬ程度なら構わぬくらいに。]
お前さんが譲っちまうなんて、珍しいもんさなぁ。
おチビさんの勇気に免じてとか言う奴、かい?
|
[――その日はそれ以降、クラリッサを近づけることはなかった。
闇の一夜のあいだに、彼女が他の贄の手で死に至る可能性を考えなかった訳ではない。 しかし、それもまた試しであり、]
(12) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
|
|
[狼としての躰もまた、この背高く筋肉もついた贄より、小さくて細いもの。 だから、おおかみが彼の上に乗る姿は、押さえつけるというよりは 本当にただ乗りかかっているだけに等しかったのかもしれない。
鋭い牙は、陽が落ちる前に噛みつき傷をつけていた その首筋にもう一度、喰らいつく。 皮を破り、筋を引き裂く。その痕を、血を拭うようにざらりと舐め取る。 その後牙は、首許から降りて胸板に向かい、同じように食んでいく。
贄たるそのひとの身体が動くなら、体重を掛けて抑えることにはなるけれど。 その様も、きっといとおしげにしがみつくさまを思わせるものだったろう。]
(13) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
|
……ふん。
[小馬鹿にしたように鼻を鳴らす。
険含んで横目で眺めやる、その目付きも今は濃艶。]
|
[―――…擦れた声が、聞きたくて。 喉元と胸の奥だけは、その命が尽きるまで 牙を立てないままでいた。]
(14) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
|
|
[ 「あなたのものである」 。
さいごにその言葉を聞いた時。 おおかみの目から、また涙がひとつ、ふたつ、零れていた。]
(15) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
|
[手の内で散らさせた精。風の精気そのものであるそれがついた手を口元へ運び、美味そうに舐めとっていれば。
若い贄の血肉を僅かばかり食らうより、遥かにその毛色は元の色に近付いて、薄墨色か薄鼠色くらいまでは濃くなったか]
|
[血の香りが濃い弟を迎える家族は何を思うか 今更怯えもしなくなっていただろうか。 念入りに赤を落とし、真っ白な布で翌朝も宴に向かう姿を見て 大神の呪い、とまで呟かれた言葉は 出かけてゆく贄の耳には幸い入らなかった]
(16) 2012/03/17(Sat) 01時半頃
|
[そういうつれない態度も、構いたくて仕方なくなる。
クク…と小さく忍び笑うと、
隙間風のように密やかに傍へ擦り寄って、流した視線の目元を舐めに行く。]
|
(…………ああ、ずっと、ずっと
お前は、僕のもの、なんだ )
[それから程なくして、白金の大神は、そのまま寄り添うように 血塗れた男の身体の上で、静かに眠りに落ちた**]
(17) 2012/03/17(Sat) 02時頃
|
あれがあまりに惨めたらしい顔をするゆえ、よ。
[うすら色づいた唇を歪める。]
|
― 昨日 ―
[褐色の贄が目を見開く様子は、余興に交わらせている贄たちへと顔を向けながらも見ていたか、クックッと笑いを零した。 指に舌を伸ばしてくれば、それに絡めるように指を動かして。
余興に絡み合わせていた贄たちが果てるまでは、その舌と口内を指で弄ったか。
それが終われば、指を抜き取り。 夜が更ければ、村の民たちが立ち去るのを贄たちへ向ける以上に冷たい色を浮かべた瞳で眺めて]
(18) 2012/03/17(Sat) 02時頃
|
[近寄れば、邪険に突き放そうと手を払う。
――それでも、舌先は軽く触れるを許してしまう。]
ヨーランダは、いつもの顔で、祭壇の側に佇んでいる**
2012/03/17(Sat) 02時頃
[怒りにきっと睨み据える眼は、火の吹くよう。
血の昇った白い膚はぬめるような照りを帯びる。]
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 02時頃
|
― 朝 ―
[夜の間はどうしていたか。 茶の同胞の膝を借りたままでいたか、そこから下りて立っていたか、それとも一旦縄張りへと帰っていたか。
いずれにせよ、朝には祭壇に立っている姿を、村の民も生き残っている贄も、他の大神たちも見るだろう]
(19) 2012/03/17(Sat) 02時頃
|
|
[その毛色は昨夜よりも濃くなって。 外見も幾分若返って見えたかもしれない]
(20) 2012/03/17(Sat) 02時頃
|
|
[夜を明かし 男は一度 家へ行く 再び長兄の 手を借りて 身を清めてから飾りつける] [その家の最後の贄が 生きて帰った その事が 兄弟にどう思わせたかは知らないが 昨日と同じの薄布を纏い広場に向かい立つ]
[贄の数は2つ減り 残る贄の顔を知る じりと焦げ付く眼むけ 一瞬後に目を伏せた]
(21) 2012/03/17(Sat) 02時頃
|
[肌は舌よりも幾分冷たく、滲む薫香は虫誘う花のよう。
突き放そうと出された手に払われて、つれないねぇと笑うのみ。
銀灰色の長い髪をさらりと指でなぞった。**]
………贄を食らうより、こちらの方が効率が良さそうな。
[己の手を目の前に掲げ、その肌の色艶を見て。
一旦、獣の姿に戻り己の毛並みを確認して。
再び人の姿に戻れば、その外見は人間で言うならば50代半ば〜後半くらいになっているだろうか。
金糸の贄を連れて何処かへ行く白金を見送った後。茶と銀灰の同胞が戯れあうのを眺めて。
同胞と本格的にまぐわったなら、本来の姿に戻れるだろうか――などと考えていた]
|
[祭壇側に佇んで 真白を纏う贄の姿 昨晩 場所には いなかった それだけ思って視線逸らし]
…… 、色が
[色だけでなく 様相も どこか若くも見えること 灰青の神に眼むけ 不思議気に眉寄せた それからちらと 眼差し向けるは 大柄に 昨日の金の贄までも その胃に納めたのだろうかと]
(22) 2012/03/17(Sat) 02時半頃
|
|
[昨日の、灰白色から灰青色への変貌はそれほど目立つものではなかったが。 薄墨色まで濃くなっている今は、遠巻きに見ているだけの村人にも違いが判るだろう。 その顔立ちも、人間で言えば60代後半くらいだった昨日と違い、50代後半くらいまでは若返って見えるか。
贄たちが集まってくれば、彼らへ蒼を帯びた銀の瞳を向け。 昨日余興を見せた片割れと褐色の2人の贄が他の大神から指示を受けないようであれば、椅子と酌を要求しただろう]
(23) 2012/03/17(Sat) 02時半頃
|
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 02時半頃
|
[長髪の贄が間近へやってきたならば、その身に血の匂いは残っていただろうか。 人間には感じ取れない程度の微かな匂いでも、大神の嗅覚には感じ取れるかもしれず。 感じ取れたならば、それを示唆するように「どうせならば、私の前で血の余興を繰り広げればよいものを」などと囁いただろう**]
(24) 2012/03/17(Sat) 03時頃
|
|
ー朝ー
[前夜はあれから。 灰青色と茶色の大神様たちの酌はできただろうか。
長髪の青年から贄の休む場所を聞きそびれ。 かといって、か弱い女の身であれば。 主以外に身体を許せる訳でもないので。 他に身を守る術を思いつかず。 ひとり、自宅に戻りひっそり床についた。
村人たちはわざわざ銀灰色の主の不況を買う愚行はしないだろう。 する者がいるならば、贄を潰して蹴落としたい同じ贄か。
身支度を整え、早朝祭壇に戻り。 帽子の青年の末期を知って、より強く確信する。]
(25) 2012/03/17(Sat) 07時頃
|
|
[祭壇に戻れば、残る贄は亜麻色の娘と、白と黒の二人の男。 昨夜喰われた男の縁者が持ってきた、深い色帯びた煎じ薬の瓶を弄びつつ、対照的な色合いの二人を見比べる。]
…そいつもまた一興、さなぁ。
[闇討ちではなく…どうせなら御前で、などと同胞が囁くを耳にし、 それでも、万が一おかしな気を起こされては困る、と、 用意させるのは白木の木刀。 大神を傷つけることは叶わず、一撃で致命傷にはなりにくく、それでも人を殺すことは決して不可能ではない。]
(26) 2012/03/17(Sat) 07時頃
|
|
コイツでおおっぴらにやりあうのもまた良し、 それ以外の方法で競うも良し。
まぁ、途中でこっちの方が旨そうだと思えば、勝敗関係なく喰らうけどなぁ。
[所詮、退屈しのぎの意味しか無いのだけれど。]
取り敢えずヨ。 一杯…どうだい?
[瓶の中身をくいと煽って、ぷはりと吐く息はクラクラと甘い香。 とろり陶酔に蕩けた視線で、二人にも呑めと差し出した。]
(27) 2012/03/17(Sat) 07時頃
|
|
おう、昨夜は楽しかったぜ。
[乙女の姿を認めて、ひらりと半ば獣の片手を振る。 酌をしに来た娘の尻くらいは揉んだだろうが、 噛み傷でもつけたのが見つかって面倒な奴を怒らせてはかなわんと、案外紳士的に扱ったりもした。
それでも中途で思い立ったように、闇に紛れて行方をくらませていたりとかして。]
(28) 2012/03/17(Sat) 07時頃
|
おぅ、その顔さぁ…
そういう目で見られると、実に燃える…ねぇ。
[睨みつける眼の奥に揺れるものを受け止めて、破顔する。
長い髪を掴んで腕の中へ引き寄せようとするのは、咬み付かれるのも覚悟の上でだ。
許されるのならばその背中を尾の付け根までするりと撫で、
甘い彼の香に煽られた熱を衣越し押し付ける。]
てめぇが滾るから釣られちまったじゃねぇか。
…責任取れ、よ。
[低い声で告げると同時に、首筋を甘く咬んだ。]
|
>>28
[青年二人を戦わす余興を提案した茶色の大神様に。 酌をしに行き、言葉をかけられれば。 ただ、はにかむように無言でいる以外できず。 身体に触れられれば、わずかに身構えるが。
それを超えそうな事があれば。 いつでも、自死できるようにと自宅から持ってきたそれを。 肌身離さずにいるように細心の注意を払う。]
(29) 2012/03/17(Sat) 07時半頃
|
クラリッサは、茶色の大神様にお酌をしながら、成り行きを見守る。**
2012/03/17(Sat) 07時半頃
|
[祭壇の側で涼しい顔をしていたが 茶の大神が残した贄の亡骸を発見した村人は また、この贄のしたことと知るだろう]
……はい、申し訳無い事にございます。 次は気をつけます故。
[灰青から更に色濃くなっていた大神が酌を求め それに答える
側に寄ると人間にはわからないだろうが 血の匂いは感じられたか 特に動揺する事もなく、艶を増した笑顔を向けた]
(30) 2012/03/17(Sat) 08時半頃
|
|
[同じく呼ばれた黒髪の贄はどう反応したか
具体的な指示が無ければ 体力的に椅子よりはと先に酒瓶に手を伸ばし 手の中の杯を満たした**]
金色の贄は、美味しかったですか?
(31) 2012/03/17(Sat) 08時半頃
|
|
木刀か……生温くはないか?
[先の囁きは、どうせ殺すならば己に血を見せろ――という意味で言っていたつもりで。 茶の同胞が贄たちを争わせる提案をするのに、少々物足りなさそうな表情を浮かべるが。止める事も他の得物を用意させる事もせず。
白と黒の贄たちが、椅子になりに来るも、余興に争って見せるも、成り行きに任せて薄笑いを浮かべているだろう**]
(32) 2012/03/17(Sat) 08時半頃
|
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 08時半頃
|
[茶色の大神の提案に困ったような顔をした]
武術の心得はありませぬゆえ 大神さまを楽しませられないかもしれません
[その経験から実際は全くない訳ではないが 舞うことに長けた贄とは 単純に体力差がありそうだ
それでも差し出されたら 手は木刀を取らないわけにはゆかない これが最後にする事かと、どこか悟り ならば見せる舞いは最高の物へしなくては
そうして決意滲ませる顔は肴になるだろうか**]
(33) 2012/03/17(Sat) 08時半頃
|
|
一撃で勝負が決まっちゃ詰まらねぇ。 追い詰められた人間の執念って奴を、俺ァ見たいね。
[喰われる為に殺し合う。そのなんと無益で滑稽なことか。 差し出す薬酒は、大神すら酔い痴れさせるなら、人の身で呑めばどれほどの事か。 神経を敏感にし気分高揚させるそれは、贄の血肉にも妙なる風味を与えるだろう。]
(34) 2012/03/17(Sat) 08時半頃
|
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 09時頃
|
[用意させた木剣は、良く磨かれた鋭いもの。 手足落としたり刺し貫くには強度は足りぬが、強く当たれば肌の表面くらいは裂けて血を吸い紅く染まる。
染まれば染まるほど強度は鈍り、最後は棒切れ同然になるだろうが。]
(35) 2012/03/17(Sat) 09時頃
|
|
―朝― [明けて、朝。
いずこで休んだか、銀灰の髪なびかせて現れた大神は、纏う気配を一変させていた。 近寄り難い冷気はそのままに、匂い立つような艶が加わった。 白い膚にほんのりと光輝を纏い、銀灰の髪と膚から立ち昇る香は、間近に寄れば人にも分かるほど、複雑で濃厚な甘さに変じている。
昨日と同じく、祭壇に端然と座するが、それはどこかギリギリの緊張感を孕み、嵐の前の静けさを予感させた。]
(36) 2012/03/17(Sat) 09時頃
|
[はらり掬われる長い髪、首を振って振り払おうとするが、掴んで引かれてはどうにもならぬ。
心ならずも、姿勢崩した身体は戯れの主に寄りかかることになった。
牙剥き、伸ばした爪で前腕に長い血の筋を作ってやる前に、尾骶に輩の熱い塊、布越しに押し付けられ、一瞬動きが鈍る。
図らずも――餓えに苛まれるからだには強すぎる刺激。
それでも、首筋咬まれる寸前、首の毛に気配を感じたところで振り解いて逃げ出し。
ギリと歯噛みし牙鳴らして、怒りを露にする。]
知るか。
さかるなら雨師殿とでも睦んでいろ。
[ガチガチと牙鳴りさせ]
……こんなことならあの折に喰いちぎってやれば良かったわ。
[嘯くが、怒りで朱に染まった頬は、狂乱の夜に数限りない悦楽の紅潮を浮かべたそれを思わせるもので……]
|
[茶の輩が木刀で殺し合う余興を言い出した瞬間、じろりと睨み付けるが。 それは反対の意ではないらしく、成り行きそのものには口を出さない。 黙って自分専用に酒を用意させ、酌を断り手酌で飲み始めた。
泰然としていながら、婀娜やかな所作、 居住まい変え崩した足の、黒袴から覗く白い足首が何とはなしに艶めかしく。]
(37) 2012/03/17(Sat) 10時頃
|
|
>>29
――クラリッサ。
[娘の方は見ずに、名を呼ぶ。]
同胞を喜ばせるは汝のつとめぞ。 もそっと良い顔をしろ。
[冷たく抑制した声、輩に身体を触られて身を強張らせるへ向けたものだろうか。]
(38) 2012/03/17(Sat) 10時頃
|
|
[娘の身体を損ない、犯す以外のどんな戯れも止め立てする気は毛頭ない。 銀灰の大神を願って、それに耐えられるかどうかもまた試し、
敢えて輩に許可を求められれば、前の条件以外は全て「許す」と一言だけ述べるだろう。]
(39) 2012/03/17(Sat) 10時頃
|
|
[贄同士の闘いが始まれば、胡座して酒を啜りながら見物する。 気怠く、しかし破れた膚から流れる血を魅入られたように目で追いながら。*]
(40) 2012/03/17(Sat) 10時頃
|
[そして、時折零れる吐息には、紛れもない情欲を漂わせながら。**]
|
[>>23椅子と酌とを 望む声 酌は昨日行って >>31白の贄も 酌望むなら 男は静かに膝着いた]
失礼いたします 座り心地、保証はできませぬが
[結わずに置いた 黒檀の 肩から流れ 地に落ちるを 四足歩行の格好から 言葉少なに 眺めては 重みに耐える かのように 肩肘緊張走らせる]
…… ん
(41) 2012/03/17(Sat) 10時半頃
|
|
[昨日舐った あの指は 舌に空いた 小さな穴に 気付いたか 触れる度に 眉根寄せ 体の緊張走るのは その実 腰の揺らめくを 隠しかけての 事もある
いまだ治らぬ 舌の傷 静かに舌を動かして 歯に触れるのも 疼き有る けれど あれには 程遠い]
[椅子の形の 格好から 戦う余興の 旨きけば 微かに不安の 面をあぐ 木刀握る腕ならば 今の行動 響こうか それでも 唇開いては]
喰われるため――喜ばせるため ある身です 剣舞の覚えなくとも、尽力いたします
[祭りの最後も 有り得るならば せめて華々しく 血を見せる それもさもありなん 焦げ色の くすぶる奥は 血を見るを 望むかのように 燃え始め]
(42) 2012/03/17(Sat) 10時半頃
|
|
[椅子の形から 体動かし 灰青の 大神の前を辞した後
礼をして 鬨の声に変える様 薬酒の杯を捧げ持つ 穿つ穴にも染み渡る は―― と短く息を吐き
白の贄に眼差し送る 強い酒精に酔うたよう 潤み始める焦げ色は それでも贄の眼みて ゆると口端上げて笑む そこに見ゆる感情は 見るものにより 色変わる]
[歩む足取り 千鳥と言わねど ゆっくりと 酒に弱そな 白贄の 足取り如何に あったろう]
(43) 2012/03/17(Sat) 12時半頃
|
|
[>>35持ち寄られた木剣 白く磨かれ 芯のある 恭しい動作もて それを受け取り 手を這わす 愛撫にもにて 丁寧に 先端尖る 刃の先まで
それで打つ感触は もしくは打たれる感触は どんなに肉を打つものか 打たれば肉質 軟くなるのか 考えるごとに 焦げ色の 熱はどんより重くなる 酒の回りか 扇情か 両手持つ 木刀の 切っ先の先 白贄に 向ける視線も熱のある]
(44) 2012/03/17(Sat) 13時頃
|
|
―― 男 これで 最後か
[短く聞くは 祭りの機会 後のなきこと 白贄は 煽り立つのか 知らないが
続けて口を 開くのは]
あれには あと一度 残っていたな
[あれとは何か 言わぬでも 白には伝わる事だろう 黒の唇 隙間から 赤い舌の蠢いて 熱のある息 零して剣の 振るうは上段 力こめ]
(45) 2012/03/17(Sat) 13時頃
|
|
――翌朝――
[目覚めた大神は、白金に纏わりついた贄の血色を、丁寧に舐る。 舌のどうしても届かない頭や項には、黒ずんだ紅色を残したまま、 おおかみは狼の形から再び、耳と尾持つ人の形へと。]
(46) 2012/03/17(Sat) 15時頃
|
|
[アクアマリンの主の身体、他の大神に渡す心算はなかったが。 喰い残しを拝借に来た茶色が来たのが、白金の目覚めぬ前であったならば、それが阻まれることはおそらく無かっただろう。
そして本当は、人の手に渡ることもまた、望んではおらず。
けれどかれの全てを一度に喰らいきれない程に、小さな身体。 躯を棲家まで運んでいくことは、おおかみの力では 出来ない訳ではなかったけれど――]
(47) 2012/03/17(Sat) 15時頃
|
|
………うー?
[青年の身体の上には、血肉と共に食い破られていた白い布地。 懐から零れ落ちたものだろうか、白の布地の中に 在ったそれに、漸く白金は気づく。]
何だろ、これ。………、
[それが薬ともお守りとも>>2:47、若い大神にはよく解らなかったが。 けれどかれの一部として、自然に手に取って 己の衣の懐に収めたのだった。]
(48) 2012/03/17(Sat) 15時頃
|
|
[それから、広場の方角を眺める。]
……行かなきゃ。
[瞼を閉じた躯の、その口許をもう一度ぺろりと舐めて。 白金は、その場を後にした。]
(49) 2012/03/17(Sat) 15時半頃
|
|
[かくして遅起きの白金は、遅ればせに、再び祭壇に姿見せる。 どこかぼんやりとした瞳、ほんの少しだけ艶のある髪。 朝帰りのような気怠さを帯びているように見えたとしたら その認識もあながち間違いとは言い切れないだろう。]
うー……何。
仕合い……ううん、舞、なの?
[今まさに贄同士の剣戟始まろうか、というところに顔見せた 白金は、きょとり瞬きながらも、とりあえずは祭壇の端に座す。
白金自ら命を下していた、帽子の贄の姿も其処にない事。 また何処か若返ったように墨色を帯びた大神の姿。 この場の血の匂いに混ざり伝わる薬酒の匂、そして濃い香。 それらにも気づきはしたが、今は、呟きは零れない**]
(50) 2012/03/17(Sat) 15時半頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 15時半頃
[直向きにかのひとを求め、一夜を明かした白金の大神。
おチビさんのだの惨めたらしい顔だのと噂されていたことは
その耳には届いてはいなかった。
ふたりめの贄を喰らえど、身体の回復は少々といった程度。
その毛並の艶も、ほんとうに、ほんの少しだけ増した、という程度。]
|
>>39
[銀灰色の主から。 茶色の大神様への身構えたのを。 咎められれば。]
……はい。
[と答える以外はなく。 顔を向けることなく、声色の冷たさから。
自分は恐れにとらわれすぎていたのではないかと。 己の内を省みる。]
(51) 2012/03/17(Sat) 18時半頃
|
[けれど、漂う香にも薬っぽい匂いにも、それなりに確りとした心持を
気怠そうな様子の中にも保っている白金の髪は、
実際以上の艶を帯びているように見えるかもしれない。]
|
[茶の提案と木剣の用意がされるまでは。褐色の贄を椅子とし、白の贄に酌をさせ。 その間に、戯れに褐色の口や白の肌を指で弄り、時折舌や頬に爪を立てたりなどしたか。
木剣が用意されたなら、椅子から立ち。 断られなければ昨日のように茶の同胞に膝を借り、断られたなら近くに立ったままで余興を眺めるだろう]
(52) 2012/03/17(Sat) 19時頃
|
白金のは、昨夜喰った。
銀灰のも、その娘が在る。
……あれらのどちらかは、私が貰っても良いだろうか?
[どちらも其々に旨そうな贄たちが、木剣を打ち合わせ始めたなら。
その余興を眺めながら、同胞たちにそう問いかけた。
全てを一人で平らげる事もできるが。
他に食べる事を望む同胞がいるなら、分け合う事は別段構わない]
|
[茶色の大神様の命により。 白木の木刀を手にする漆黒の青年と長髪の青年。 彼らの姿を見てみれば。内から滲む強い意志。
茶色の大神様はこの戦いで肉体的な優劣とは別の。 内側より湧き起こるその強さを見極めたいのだろうか。
贄を食す毎に輝きを増していく大神様たちは。 贄のもつそんなようなものを糧にしているのだろうか。
果たして、自分はそれだけのものがあるのか。 それを主に示せるのだろうか。 いや、示すしかないのだろうと思い直す。]
(53) 2012/03/17(Sat) 19時頃
|
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 19時頃
のぅ、雨水の。
話し合いで決めるなど、つまらんと思わねぇか?
[また膝の上に来た同朋にニヤリと笑み向けて。]
我等は獣。狩る生き物ぞ。
夜の帳が下り、闇に落ちてから共に駆け、
どちらが先に仕留めるか、それでは不都合….かね?
|
[遅ればせながら祭壇に現れた白金の大神様の姿を見つけ。 気怠い様子を確認すれば。 昨日の事をふと思い出しこう声をかけてみる。]
膝枕はいかがでしょうか。
[礼を欠かさぬ程度の労わりを込めて。**]
(54) 2012/03/17(Sat) 19時半頃
|
それでは、疾き風たるキミに有利だろう?
共に喰らうのでも、私は構わないのだが。最初の贄には一番に牙を立てたのだから、今度は私にそれを譲ってはくれまいか?
[膝を借りている同胞の提案に、フッと笑みを向けた]
…………うん。
おじーさまと、茶色さまに、まかせる……。
[灰白もとい薄墨の主の問い掛けや、
それに対する茶色の主の提案聞こえれば、ぼんやりとした声を返す。
満ちた心は、激しいいろに彩られた贄を強く求めては居ないのだった。]
|
[気怠いままの白金は、娘から掛けられた声に>>54 はっとしたように耳を立てて、瞬いて。 けれどすぐに、気を緩めたように目を細めた。]
うん、お願い……。
もう、今日はそんな具合悪くはないんだけど。 ありがと。気の利く、いいコだね。
[昨日とは違い、今の白金は必要以上に身構えてはいない。 銀灰の主から命を受けた娘と意識していても それなりに緩んだ、そして堂々とした心持で。 ぽふりと、その膝に頭を預けた。]
(55) 2012/03/17(Sat) 20時頃
|
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 20時頃
|
[帽子の主の姿が見えない理由。 聞かずとも、経験からある程度は察せられる。 蹴落とし合う程の激しさのいろを、贄に求めていたとはいえ いざ潰されれば、微妙にわびしいものも感じないでは無かったようで]
……あのコ、さいごにも、顔隠していたのかねぇ。
[自ら帽子を脱いだ彼にあの時垣間見た、覚悟思わせるいろ。 その先に現れるだろう、さらに濃いいろに対する期待は、 確かにあの時白金の中にあった。
ああ、けれどその濃いいろは。 白金自身があおいろに囚われていた時に 彼の方に視線を向ければ、見えたのだろうか。]
(56) 2012/03/17(Sat) 20時半頃
|
|
[そして今、身体のうちにあおいろを収めた白金は。 白の贄と黒の贄の剣舞を、それでも穏やかな瞳で眺める姿勢でいる**]
(57) 2012/03/17(Sat) 20時半頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 20時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 20時半頃
ふぅん?
俺にゃ勝てねぇと、自ら認めちまう訳ぇ?
つまんねぇなぁ、あんた。
獲物喰えるかどうかなんざ、別にどうでも良いんさ。
あいつらがあんだけ本気で、魂でぶつかってくるんだ。
そこを俺等がのうのうと談合で予定調和とか、かっこ悪りぃなぁ…なんてな。
ま、あんたがそんだけ真剣に欲しいもんがあるなら、譲ってやってもかまわねぇが…
そこまでのもんだったら力尽くで奪って欲しいもんだねぇ。
……別にあの娘が欲しいと言うなら、くれてやっても構わぬぞ?
[ぼそり呟き、酒器を傾け杯に酒を注ぐ。]
…来いよ、雨水の。
俺を力尽くで屈服させられりゃぁ、今日の贄は譲ってやらぁ。
[強い酒精と媚薬めいた薬酒が全身に回り、
足元も怪しいくらいだというのに、
そんな風に挑発するのは、彼なりの矜恃とかそういつものか。]
主が是が非でも欲しいと、我の前に頭を垂れるのであればな。
[くいと呷った唇は酒に濡れ、]
それに。
別に我はあれらを要らぬとは申しておらぬ。
[ふうと息吐く唇は嘲弄の笑みを刻む。]
速さでの勝負で、風に勝てる筈がないからな。
格好悪いと言われようと、それは事実。試すまでもない。
[東風からの挑発するような言葉に、肩を竦めてそう応じ。
けれど、すぐにその表情には挑発しかえすような笑みが浮かぶ]
もっとも……それ以外でならば、囲碁でも将棋でも詩でも剣でも閨でも、負ける気はせぬが。
|
[立てた膝に片肘を乗せ、酒盃を干す。 贄たち同士の死闘に興を得たか、くくく、と楽しそうに喉を鳴らした。]
(58) 2012/03/17(Sat) 21時頃
|
|
[しばらくは姿色濃くなった同胞に膝を貸してゆるりと剣舞を見ていたが、 幾つか囁き交わすうち、彼を膝から突き落としてゆるりと立ち上がる。
秘薬に酔ったか足元おぼつかぬ様子だというのに、 グルと喉鳴らして身構えた。
ぞわりと生え揃う剛毛が、威嚇するように逆立った。]
(59) 2012/03/17(Sat) 21時頃
|
銀灰の。
ならば、キミも交ざるか?
[娘の主となった同胞には、そう声をかけてから。
再び東風へと視線を向け]
ああ。
ではついでに、その「雨水」という呼び名も改めてもらおうか。
いちいち訂正するのは面倒だった故に放置していたが。私は雨水でもあるが、雨水そのものではないからな。
|
>>59 [輩のあいだで持ち上がった揉め事の気配。 酒盃手にして、茶の輩の方へちらりと流し目くれた。 今は薄墨となった輩と睨み合うを面白がる気色。]
(60) 2012/03/17(Sat) 21時頃
|
ホレーショーは、こいや、と挑発するよう。
2012/03/17(Sat) 21時半頃
[少しの間、考え込む振りをしたが]
……いや。
止めておこう。
確かにあの褐色の贄は喰いたいが、
いやしきやからよ、強欲よと誹られるのも嫌なのでな。
[如何にも楽しそうに片頬を歪めた。]
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 21時半頃
|
[茶の同胞に膝を借りていた同胞に落とされる前に、その膝から降りるのは間に合ったか。
立ち上がり、同胞に向き直るその足取りにあやうい要素はない。 秘薬には手を出しておらず。血に酔うことはあっても、酒には酔うことのない性質だ]
やれやれ。 同胞と争う事はあまり好まぬのだが……致し方あるまい。
[そう言いながらも、その顔に浮かぶのは愉しそうな笑みか。
同胞との争いは好まないが、負けることはそれ以上に好まない。 相手が年若いものであれば、尚更に負けられぬ――という自尊心もある。 もっとも、それが互いの属性上、どう考えても勝ち目がない勝負ならば、最初から受けないが。
こちらを挑発してくる同胞に応じるように。 雷雲の色に随分と近づいた毛並みの獣へとその身を転じる]
(61) 2012/03/17(Sat) 21時半頃
|
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 22時頃
そもそも主らはあれらのどちらが欲しいのだ。
それも決めておらぬのか?
俺は今のところ黒いのだが、奴ら次第さ。
崖っぷちの白いのが、どこまでやれるか興味があってな。
|
― 贄たちのバトル開始前 ―
[褐色の贄を椅子に、白い贄の酌で酒を飲んでいたところに。 金糸の贄の味について、贄から問われれば、「知らぬ」と応じただろう]
それを問うならば、白金のにするがいい。 私はあれは口をつけていないからな。
(62) 2012/03/17(Sat) 22時頃
|
エリアスは、囁きをぼんやりと聞きながらも寛いでいたが、年上ふたりの勝負始まるのに気づいて流石にちら見した。
2012/03/17(Sat) 22時頃
|
[薄墨色の輩が戻り相対するのを確認すると、木剣持った贄たちの方へ目を戻した。 ふたりの争いに干渉する気は毛頭ないらしく、祭壇に座ったまま、悠然と独酌での飲酒を続けている。]
(63) 2012/03/17(Sat) 22時頃
|
[悪く言えば、吾関せずな状態で
ある意味暢気に囁きに耳を立てながら寛いでいた、のだったが]
私は、どちらかというと白い方だな。
褐色のも中々に旨そうだが、白いのは痛め付け甲斐がある。
[同胞相手と違い、人間や贄相手に愛でるという発想はない]
エリアスは、運んで来れず置いてきた遺体のことは気にしていた。
2012/03/17(Sat) 22時頃
|
[褐色の贄の鍛え上げられた肉体に、目で犯すようにねっとりと熱を帯びた視線を這わせる。]
(64) 2012/03/17(Sat) 22時頃
|
[陶然と呟く。]
あれはうつくしいからな…
[それより何より、美しいのは、あの焦げ色の瞳の奥から覗く魂のいろなのだが。]
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 22時頃
あのコのコワい目は………良いなって、思ってた。
[黒壇については、そんな感想を、
そのまなざしの先に居た娘の膝の感触を今思いながら、呟く。
少し間をおいて、白き長髪には、]
…………ああまでずっと、此処に居るの。
嫌いじゃない、けれど。
[「あの時は」そのまなざしの先に居た、ということ]
|
[大神が望む以上、何もしないことは死に当たる そう考える手は用意された木刀を握り 気付けに独特の匂いの酒を飲み干した
いつかの宴でもそれを飲んだことがあるような強い酩酊感 只でさえ酒気には弱い身体にそれはどんな効果を齎すか]
君は、うまく……いや、何でもないよ。
[思わず口にした言葉は濁してゆるく頭を振った]
(65) 2012/03/17(Sat) 22時半頃
|
|
[ただ、大神さまに食べられたいだけ。 其れだけを思い、黒髪の贄の視線を受ける]
そうだよ。これがさいご、だ。 君は、……僕が、こわい?
[その口調は酔いを感じさせないほどの落ち着きを見せるが 身体は熱く脈打ちはじめ、くらくらとしてきた]
残っていたけれど、選ばれたかどうか。
[ふらり、ふらりと黒髪へ歩み寄り 鉈より重いと感じるその木刀で 振り下ろされるそれを受けようと掲げた
大神たちが争い始めると其方に気を取られ 意識は黒髪の贄から離れてしまうかもしれない]
(66) 2012/03/17(Sat) 22時半頃
|
ああ、なるほど。
主はそういうのが好きだったな。
我は却って、今年もまた残されると知った時のあれの顔が見たいが……
[くく、と喉奥で嗤った。
今年残されればもう人の手で殺されて肥料とされると知っての上。]
|
>>54
[白金の大神様の寂しげなつぶやきに。 ふと声をかけてみたくなるが。 気の利いた言葉も思いつかず。 額に手を当てて物憂げな顔を静かに見つめた。]
(67) 2012/03/17(Sat) 22時半頃
|
|
[ふと目を移し、ちらと長髪の贄を見遣る。 残忍な愉悦とも言うべきものが、目のうちに光となって煌めく。
銀灰はあの贄を忘れてはいなかった。 少年の頃に彼の瞳を覗いて、当時は本人も知らなかったであろう性根に気付いてから、彼を選ぶという選択肢はなくなった。 里を訪れて、彼がまだ贄として祭壇の前に現れるを見るたび白い貌に浮かぶ、嗜虐的な嗤い。
彼はずっと昔、散々に玩びながら結局喰らわず去った大神が最後に囁いた言葉を覚えているだろうか――]
(68) 2012/03/17(Sat) 22時半頃
|
あの黒いのは、来年まで放っておけばその方が今より熟して旨くなりそう、というのもある。
まあ、生きているか否かは、あの黒いのと他の贄次第だが。
[生きている可能性は低いかもしれないが、白い贄のような例もある]
…………だよねぇ、おじーさまは。
[痛め付け甲斐があるなどと聞こえて、ついこぼしていた。]
|
ウオオオオン! [もとより粗野で喧嘩っ早いは此方の性根。 タンと床蹴って飛びかかり、足元へ噛み付こうとするが… やはり酩酊濃い身体は思うようには動かぬか、 狙いよりは、僅かに浅い。]
(69) 2012/03/17(Sat) 22時半頃
|
|
怖くない “同じ”は 怖くない [木刀を 振り下ろす前の 会話にて 端的に返すは 否定の言葉 理由も何も付け足さぬ
振った木剣 止められて 滑らす様に 降ろしきる 剣舞のようには いかぬのは これにも生き死に掛かる事 頭の芯で知るゆえに]
[幾撃打って打たれてか 贄の二つに赤の色 流るるならば 男には―― 赤銅彩る赤よりも 白贄流れる 紅の方が 甘くも赤くも 目に映る 黒贄の 赤さの劣る 舌覗く 薄く開いた口唇は 痛みの熱に喘ぐのと 白贄に咲く その赤に 扇情の色感じてか]
(70) 2012/03/17(Sat) 22時半頃
|
|
[>>66意識それるを見た後か 同じ方向視線投げ 無言のうちに切っ先を 地面に向けて降ろし持つ]
神の 傷を負うは
[熱の残る眼もて いささか唐突 口開く]
祭りの本意ではないだろう? 手だしされるを厭われるだろうが
[もしその牙が向くのなら 贄になるのを捨ててでも 神の身まもる 盾になれればいいのだろうか
年長の 白贄の意志尋ねる様]
(71) 2012/03/17(Sat) 22時半頃
|
|
[逆立つ獣の毛と、雷雲の色と。 ふたつ大きな大神を目にはすれど、別に止めるでもなく。 何処か暢気に、何処かその強さを遠くにおもうように。 耳だけは立てながら――咆哮に耳をびくりとさせながらも――瞳は其処から離したのだった。
白金の視線は、むかしからその姿見てきた長髪の贄と、 その舞を見たいと思っていた黒壇の贄のもとに]
(72) 2012/03/17(Sat) 23時頃
|
|
――ヴルルルル…
[同胞たちの囁きに、微かな唸りで応じながら。 鋭い角をもつ狼に似た、虎かライオンほどの体躯の獣は、姿勢を低くして構えた。
噛みつきにくる同胞の牙を難なく避けて一旦距離をおいてから。 助走をつけ、角から同胞へと突撃する。
もし、同胞がその突撃を回避すれば、他の何かに当たる前に素早く方向転換してまた距離をおき。 回避できずに角が刺されば、自らの意思で角を外して、爪と牙で襲いかかるだろう]
(73) 2012/03/17(Sat) 23時頃
|
|
──あうっ、……くうう……
[木刀同士の打ち合う音が響くか その身に太刀を受けて傷を作ればそれだけ 酔いもあって反応は鈍くなってゆく それでも視線は黒髪の瞳を捉えて 反撃の時を伺っていた]
僕は……
[何と答えようとしたのか 自分でもよくわからないまま 長い髪が揺れ
薄墨の大神が攻撃を受けそうなら 反射的に茶色の大神の前へ飛び出している
あの酒飲んでいなかったらきっと 凛として大神の邪魔をしなかっただろうに]
(74) 2012/03/17(Sat) 23時頃
|
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 23時頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/17(Sat) 23時頃
|
>>71
放っておけ。
[贄たちが手を止め話し合うを聞き、ぼそりと呟く。]
汝らが出張ったところでどうにもならぬぞ。 とばっちりで潰されるがオチだ。
どうせ他愛の無いじゃれ合いよ。 そのうちに終わる。
[酒器傾けるが、杯満たし切らぬうちに滴となって途切れ、空に。 不機嫌そうに、酒器を放り出した。]
(75) 2012/03/17(Sat) 23時頃
|
|
ガァッ!
[普段の慢心が祟ったか、機敏に動けば酒精も回る。 ふらりと来たところに迫る角は避け切れず。
肩口深く穿たれて、滴り落ちる甘き血潮。 痛みに声あげれば取り押さえられてしまうは容易。]
(76) 2012/03/17(Sat) 23時頃
|
ヴェスパタインは、大神たちの間に割り込む贄を見て、おやおやというように片眉上げた。
2012/03/17(Sat) 23時頃
ホレーショーは、ヨーランダの身体をうっかり引っ掛けてしまったかも。
2012/03/17(Sat) 23時頃
|
[剣闘を眺めながらも。 膝を貸し、ただ静かに此処に居る娘>>67に、 何を問おうかと、ふいに考えた時に 額に手で触れられ、つい身じろぎした。]
う、くぅ……
………あのさぁ。 僕、そんなに疲れてるように見える?
[寂しい、とは言わずに、軽く眉を寄せてみて――]
(77) 2012/03/17(Sat) 23時頃
|
エリアスは、その黒壇の声と、白い贄の行方に、かなり瞬いた。
2012/03/17(Sat) 23時頃
|
[薄墨色までに色濃くなった大神様と茶色の大神様が。 不穏な空気を漂わせているのを感じたが。
銀灰色の主と白金の大神様の様子から。 贄ごときが気にしても意味がないと思ったのだが。]
(78) 2012/03/17(Sat) 23時頃
|
|
[視線逸らさず 見る贄の 攻撃の意思に 浮かぶのは 微かな愉悦 焦げ色ちりつき]
[木剣の手 とまれば 焦げ色は じいと大神に 向けられて ――強いがいいと 言ったのだ 弱いだなどとは 思わない それでも対するのが 同じなら]
[白贄の 赤のついた 白木の剣 からんと軽く 地に落ちた
神の赤が流るるは ――ああ] [焦げ色 瞬間地に堕ちて 指で自身の傷を拭う 血化粧のよに 赤を引き それで鼓舞する 贄の せい]
[駆けだす白贄追うように 黒檀軽く靡かせて 贄の宿命果たさずに 死すとも それも天命と]
(79) 2012/03/17(Sat) 23時頃
|
|
>>77
[白金の大神様の問いに。素直に答える。]
たくさん喰べられて、お疲れだったのかと思いました。
[最初の贄は大神様全員で分けたとはいえ。 2日続けて喰べたのであれば。 どれ程消化がよく滋養のあるものでも。 胃腸は疲れてしまうのだろうと何となく。]
(80) 2012/03/17(Sat) 23時半頃
|
[輩の血の匂い――その芳香にぞくりと身震いしそうになって]
|
[その額にあるものは、生来の己の角ではなく。 遥か昔に喪われた兄弟が消滅する間際に委ねられたそれを、己の額に生えていたそれを自ら引き抜いたあとに植え付けたもの。
完全に身体の一部となっている訳ではないので、必要があれば(喪われぬ状況なら)外すこともする。
喪われた兄弟の形見なので、人間やただの獣に触れられることは嫌悪するため。 武器とするのは、同胞との争いだけだが]
(81) 2012/03/17(Sat) 23時半頃
|
|
[>>75銀灰の 声を真に 理解すは 走る頭に 追いつかず
>>76 大柄の 茶の大神に 赤の咲く その赤さにそと 足をとめ 間合い間際に 立ち尽くす
白贄に意識のいかず 大神の 組み合う様に 気圧されるよに それを見た]
(82) 2012/03/17(Sat) 23時半頃
|
|
[流石に輩の血の香が流れれば、無関心ではいられず。 振り返ると、茶の輩の肩に深く傷穿たれたが目に入った。 何かに耐えるように顔顰め、きつく目を閉じる。 食い縛った歯の間から、ハ、と息が洩れた。]
(83) 2012/03/17(Sat) 23時半頃
|
|
>>76
[そんな角を突き刺すつもりだったのは、けれど肩ではなく腕のつもりだった。 想定外に相手がふらついた上に、白い贄が飛び出してきて。贄に角が降れるのを避けたら、危うく同胞の胸部に突き立てそうになったが。 とっさに致命傷を与えることは避け、肩に突き刺した]
(84) 2012/03/17(Sat) 23時半頃
|
[これほど酷く餓えに苛まれておらぬなら――あれが他の輩なら。
こんなことは無いのだが。]
|
え、あ。
[娘>>80からの答えに、一瞬、言葉を詰まらせた。 確かに、沢山食べた。文字通りに、食した。 ただそれだけ、と言えば他愛ないことかもしれないのに]
その、や、確かに……ううん、そんなんじゃない。 けど、僕、は……。
えっと………その話は、もう無し!
[思わず声を荒げ、頬を染めていた。 此処でおおかみが思い意図するところは消化のことではなく。 ついでに言えば、最初の贄のことは考えずに話しているのだが、 それが娘にちゃんと伝わるかどうかは、さて……]
(85) 2012/03/17(Sat) 23時半頃
|
|
………邪魔は入ったが。 私の勝ち、ということで良いのだろうか?
[角は抜いたか取り外したか。 抜かずに外し、同胞の肩に残っているなら、血は滲むだけで派手な出血はないだろうが。
とりあえず、酔っぱらった上に自分の攻撃を受けた同胞を地面に押さえつけると同時に。 邪魔をした挙げ句に同胞に巻き込まれた白い贄を足蹴にしただろうか]
(86) 2012/03/17(Sat) 23時半頃
|
エリアスは、血の匂いは察すれど、そちらには駆け出さない。贄のようには、駆けない。
2012/03/17(Sat) 23時半頃
|
[自分でもどうしてそんな行動をとったのか良くわからない
ただ、この大神が傷つけられるのは嫌で 大神の牙が穿つのは贄でないと、という ささやかで最大級の裏切りとも取れる我侭]
――くぅ、っ!
[茶色の大神の爪が引っかかればよろめいて 木刀とは違う傷を増やしその場に崩れた]
(87) 2012/03/17(Sat) 23時半頃
|
ヨーランダは、崩れた所で蹴られて、小さく悲鳴を上げた。
2012/03/17(Sat) 23時半頃
[すっかり薬酒に呑まれていることを自覚しても、祭りの最中だと言うのに後の祭り。]
くっ、そ…
[滴り落ちる血の香は、妙なる薬草の風味を帯びて。
いつかの味を知るものならば、その甘い香を思い出すかもしれぬ。]
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/18(Sun) 00時頃
|
あー、もう。わかったわかった。好きにしろい!
[威勢良く嗾けておいて、このザマだ。 バツの悪そうな顔で、ぷいとそっぽを向いた。]
(88) 2012/03/18(Sun) 00時頃
|
やれやれ……大丈夫かね?
[角は東風の肩に刺さったままで取り外したか。それとも、己の額についたままで抜き取ったか。
もし東風の肩に刺さったままなら、その角が栓となって必要以上の血が流れるのを抑えただろうが。
額についたままで抜き取っていれば、穿たれた傷からは風の精気に満ちた血がとくとくと流れ出しているだろう。
どちらにせよ、東風や他の同胞に妨げられなければ、その傷を癒すべく唇を寄せて舐めるだろうか]
|
[ふと、顔を上げて見れば。 茶色の大神様は濃厚な血の香りを。 長髪の青年が薄墨色の大神様に蹴られ。 驚くばかり。]
(89) 2012/03/18(Sun) 00時頃
|
[ここまでは大して、鼻をつくものに対して
いちいち具合を悪くしたりなどすることはなかったのだが。
思わぬところで、娘の答えに平常を崩されたおおかみは
血香に交じる芳しさに、追い打ちのようにまた、気を揺さぶられていた。]
|
[いきなり立ち上がると、ふらり夢中にあるように傷ついた茶の輩のもとへと赴く。 熱に浮かされた如く忘我の眼、からだから立ち昇る香はねっとりと重く]
(90) 2012/03/18(Sun) 00時頃
|
|
[淀む目の色隠すよう 強く一度瞬いて >>86理由分からぬ 戦いの 勝敗つけるを耳に聞く >>88お互い合意の 勝敗に贄の掛けるは見当たらず 白贄の声聞きつつも 声が出るなら死んではいないと 眼差しちらとも向かずにいた]
[邪魔ならぬよう 薄墨の話も終わる頃合に ゆっくりと 茶の大神に近寄るか 肩の滴る傷口に 焦げ色暫し向けながら 大神つくる その姿 獣であるのか 人であるのか 黒い薄布 一つとり]
許されるなら―― 傷に触れても 良いでしょうか
[平坦の声 微かにそこに熱籠る]
(91) 2012/03/18(Sun) 00時頃
|
[角抜かれた傷からは、だらだらと赤が零れ落ちる。
舐められれば屈辱と気恥ずかしさと、クスリで鋭敏になった感覚のせいで、
思わず呻き声が色めいて聞こえるのもきっと不可抗力。]
フランシスカは、銀の姿見て 静かに下がる
2012/03/18(Sun) 00時頃
[駆け出さないのは、芳しさに近づかぬように意思したため。
そして、]
人間が、護ることなんてないくらい
僕らは ……弱くないのにね。
[贄たちには届かぬ呟きを、ひとり、零す。]
|
…おう、構わねぇよ。 まぁ、お前らが心配することじゃぁない。 ただの下らない男の意地の張り合いさぁ。
[半ば人身をとった姿で、黒檀の願いを聞き入れる。 人の身の分際で神の血に触れるとは、毒か薬かはわからねども。]
(92) 2012/03/18(Sun) 00時頃
|
|
ふむ、では好きにさせてもらおう。 ………………思った程の傷ではないな。この程度ならば、舐めておけばすぐに治るだろう。
[そっぽ向く同胞>>88にはフフッと人間や贄には向けない種類の笑いを零して。 そう言いながら、その肩の傷口に口を寄せて傷口を舐めようと。
同胞の精気が満ちた血を舐めれば、回復しきっていない衰えた身はもう少し回復をするだろうか。 ついでに、己の気もいくらか送り込んで、その傷の治癒力を促進させようかと]
(93) 2012/03/18(Sun) 00時頃
|
|
>>85
[頬を染めて声を荒げる白金の大神様に。 首を傾げつつ、話を切り上げるしかなく。]
畏まりました。
[ただ、穏やかに。そう答えた。]
(94) 2012/03/18(Sun) 00時頃
|
|
[薄墨の輩も、傍に控える贄も、全く目に入っていないかのように、倒れた茶の輩の前に跪く。 傷口より溢れる血を餓(かつ)えた眼で見詰め、恍惚と身を屈める。 そして、舌を突き出し、清泉の水を飲むように]
(95) 2012/03/18(Sun) 00時頃
|
|
[けれど銀灰の同胞と黒の贄が近付いてくれば、風の同胞から離れ。 先程も一蹴り居れていた白い贄がまだ倒れたままならば、それに近付きもう一蹴り入れるか]
(96) 2012/03/18(Sun) 00時頃
|
|
[その身に何が起きたかわからなかった]
ぼくは……ごめん、なさい。ごめんなさい。
[傷は痛むが、顔を上げて大神たちの方へ謝罪の言葉を漏らす 失血だけでない、蒼白した顔
もう一度蹴られたら、声は噛み殺して それでも薄墨の大神を見つめていた]
(97) 2012/03/18(Sun) 00時頃
|
|
[血の香に誘われて来た銀灰が渇望抑えきれず傷口を啜れば、 クスリに侵された神経は、それすらも酷く甘やかな刺激に塗り替えて。
食いしばった犬歯の隙間から漏れる声は嬌声に限りなく近い呻き。]
(98) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
[傷を負った当の茶の輩すら意識の外。
尖らせた舌を傷口に近付ける――]
|
私と同胞の邪魔をするとは……またしつけが必要か?
[白い贄に囁きかける声は、冷たい響きの中にある種の熱を含んでいたか。 その表情には、嗜虐的な笑みが浮かんでいたか。
ちらりと同胞たちへ視線を向け。 異論が無いようであれば、その白を最初の贄が括られた台座へと引き立てるだろう]
(99) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
|
[それは薄墨の神の 銀の神の 清めの終わったあとのこと 同じ神の 舌をもち 清めば赤も 傷跡も なくなることも あるかしらん]
失礼、いたします [理由語る大神の 自然の残る体から 瞳をみるよう 眼差し向けた 少しく口を噤んだら ぽつり零すは眼差し逸らし]
―― 心配よりもさきに かくも美しきかと思いました
[そと伸ばす指先に 触れるは傷か それとも既に治った肉体か どちらにしても 指は這う ほうと息を漏らしては 舌の代わりに 這う指の 感覚にとらわれる如くに 拒まれなければ 黒贄は 薄い黒布 傷跡に 巻きつくように 掛けておく]
不要なものであれば 捨て置いてください
(100) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
|
[一度鼻をひくつかせ。そして少しの間、声を押し留めてから。 首を傾げた娘からのこたえ>>94に、特に事情を話すでもなく、ただ鼻を鳴らした。 それから、また口を開く。]
………あと、もう、膝無くても大丈夫だから。おねーさん。
[白金は膝枕から頭を、上体を起こした。 そして血の香る方から少しだけ距離をおいた上で、其方に目を向ける。 年上ふたりの勝負にけりがついたことは、聞こえてきた声からも覚れること]
(101) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
|
[捨てられれども 焦げ色の 疼く色相変わらずに 肩口の赤思うように しばし そちらに向けられる]
(102) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
|
>>90>>95
[茶色の大神様の血の香りに誘われ。 本能の赴くままに立ち上がり。 流れ出る血を飲まんとする銀灰の主を見つめる。
胸の奥から湧き起こるのは。 種火のような小さな炎。]
(103) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
エリアスは、頭を起こす前に娘が立ち上がったとしても、そんなに咎めたりはしなかっただろう。
2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
申し訳ございません。
[耳に囁かれる声に、涙の滲む瞳で薄墨を見上げた 肩が震えるのは身体の痛みか 心の痛みか]
しつけて、頂けますか。
[その言葉にどこかうっとりとしたものがまじる。 あとは抵抗なく、赤い血だけが点々と道を作った]
(104) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
|
[――ぴちゃぴちゃ、
淫猥に舌動かして、派手に水音立てて血を啜る。 垂れかかる銀灰色の髪の間から覗く瞳は、恍惚と蕩けて水銀のごと輝く。
ハ、と熱い、血の香のする溜息を吐いた。]
(105) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
|
[薄墨の主>>99と視線合い、その言わんとするところ察すれば。 白金からは、否は返らない。]
(106) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
|
>>101
[白金の大神様から膝枕を外されて。]
では、何かありましたら。お声を。
[大神様たちの誰かから、声がかかれば。 すぐにそちらへ向かうつもりで。]
(107) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
|
[胸の内でのみ 呟く声を 誰が聞くと言うのだろう 静かに焦げ色 瞬いた 瞬いて それで終わりの感情は 誰に見えるというのだろう
ただ少しだけ 指先の 残る感覚 それのみが 何を思うたか 記憶する]
(108) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
|
十二分にしつけてから………私が満足すれば、喰ってやろう。
[台座へと白い贄を引き立てれば、その上にそれを転がして。 涙に潤む瞳で見上げられ、同胞による傷口に指を突き立てながら。 クックッと笑いを零してそう囁いた。]
(109) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る