251 【誰歓RP】鬼渡し
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狼
墓
少
霊
全
アヤワスカは看板娘 櫻子に投票した。
櫻子は隠れん坊 アヤワスカに投票した。
ソフィアは看板娘 櫻子に投票した。
みょんこは看板娘 櫻子に投票した。
ナナオは看板娘 櫻子に投票した。
辰次は看板娘 櫻子に投票した。
ケイイチは看板娘 櫻子に投票した。
櫻子を処刑するには畏れ多かったので、取りやめた。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
アヤワスカが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、櫻子、ソフィア、みょんこ、ナナオ、辰次、ケイイチの6名。
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っつー…。 これ後で腫れてくる奴だ、最悪。 [足首をさすって患部を確かめる。 何だか後ろの方から声が聞こえる。>>2:100>>2:105 随分と悲痛そうな。]
…にしても視界が狭くてだめら。まだるっこしい。
[そう言うと鬼面をぐいっと、顔の横の方へと避ける。その鬼面がどうして己についてるのか、寸分も疑う素振りも見せず。]
(0) 2016/07/20(Wed) 00時半頃
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[まだ止まぬ己を呼ぶ声>>2:101>>2:107にようやく返事を返す。]
大丈夫、大丈夫。 安心しろって。
ちゃあんと鬼渡してやるっけさ。
[にたり、と不気味に吊り上げる口とシンと冷え切ったまなざしと。 普段の辰次では絶対にしない表情だった。]
(1) 2016/07/20(Wed) 00時半頃
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ん?鬼は渡した方がいいのか? 時が来るまで俺が持ってた方がいいのか?
[普段の辰次を知る者は目が違う、と言うだろう。 間の抜けた、毒気のない目つきと違い。 獲物を求める、鋭き目つき。]
え?あ、そう…?んだな。 皆に渡した方がいい?
[何だか頭で囁くし、自分もそうした方が一番いいと思えるから。誰のものかもわからぬ助言に易々と耳を貸すことにした。]
(2) 2016/07/20(Wed) 00時半頃
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とりあえず、櫻子[[who]]でどうだろっか。 俺は一人にしか渡せねぇんだろ?
[誰かに確認するような口ぶりで、周りを介さぬまま一人喋る。 誰かから何か問われれば返事もしたかもしれない。]
(3) 2016/07/20(Wed) 00時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 00時半頃
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[ぱた、と上げていた手を地面に下ろし。 代わりに、神社の砂利を握りしめ、立ち上がる。 痛い、けど、気にならない。]
……ちくしょう。
[吐き捨てるように呟いて。]
(4) 2016/07/20(Wed) 00時半頃
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このっ、バカアホドジマヌケ中年!!!!
[ぎっと辰次を睨みつけた。]
真っ先に捕まっちゃいやがって!! あんなとこで転ぶなんてどんなマヌケだ、ボケェ!!!!
[悔しさと怒りと。 涙は怒りで噛み殺す。 悔し紛れに石を地面に投げつけた。]
(5) 2016/07/20(Wed) 00時半頃
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……俺はっ、捕まってなんかやんねえからな! コケた辰おじが悪い!!!
[それは辰次を置いていくことも辞さない、ということだけど。 多分、元の叔父の性格からして、わざと捕まるとか、わざと誰かを陥れて生け贄にして助けだすなんて、望まないだろうから。
まだ考えは纏まってないけど、逃げるつもりに変わりない。]
(6) 2016/07/20(Wed) 00時半頃
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櫻子ちゃん、行くよ!
[きっとショックだろうから、櫻子に声をかけて離れようと促す。]
マイマイ兄さんもしっかり逃げなよ!
[ご丁寧に、隠れている所とは反対方向に声をかけ。 邪魔が入らなければ、社務所方面へと向かおうとするだろう**]
(7) 2016/07/20(Wed) 00時半頃
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[新たな依り代に鬼が乗り移る、その瞬間を目の当りにしてしまった。
まだ皆が固まっている間に、慶一はその場を抜け出すべく動き出す。 途中、左手に辰次の残した形見(?)のカタツムリを、右手に辰次が蹴り飛ばした木の棒を、ちゃっかりと拾い上げていった。
晶が律儀に別の方を向いて投げた激励が聞こえてきて、ちょっと喉の奥がツンとする。]
(8) 2016/07/20(Wed) 00時半頃
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全員で刻限まで逃げ切る作戦だったのに。
[それが叶わなくなった今、 そして、明日香と違い、全員が直接知る辰次という男が鬼になった今、 皆の生存戦略はどう変化するだろう。 辰次の言動は鬼によって、さらに変化してゆくだろうか。
観測調査は第2段階といったところだけれど、]
(9) 2016/07/20(Wed) 00時半頃
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それよりも、まず、このカタツムリの同定だ!
[前方にあった手水舎の後ろに回り込んだ。 現実逃避ではなく、慶一にとっては何よりも現実優先である。**]
(10) 2016/07/20(Wed) 01時頃
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ー社務所ー
[……そうして、どれ程の時が経っただろう? まだ智花ちゃんは私の近くにいただろうか。不安と焦燥が、時間の流れを何倍にも引き伸ばして私に伝えてくる。もっとも、本当の時間なんてここでは分からないのだけど。
脳裏に出て行った叔父の背中が過る。 そして、絹を裂くような悲痛なあの子の叫び声も。]
……ねえ、智花ちゃん。さっきあんなこと言っといてなんだけどさ。 やっぱり私もちょっと見てくるよ。辰次おじちゃんと……さくちゃんのこと、心配だから。
[智花ちゃんが傍にいればそう声をかけて。ついていくと言われれば勿論断らない。 ……約束、したんだ。明日一緒に遊ぶって。 そしたらそのときには、私はいつもの“みょんちゃん”でいなきゃいけない。 さくちゃんと智花ちゃんと晶くんと、……辰次おじちゃんも、混ぜてあげてもいいかもしれない。 だから、今。 助けに行かなくちゃ。 そう決意して、社務所を出た。]**
(11) 2016/07/20(Wed) 01時頃
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[明日香が消えた後、何故か鬼面は辰次の顔にあった。>>2:109 何故かなんて考えなくてもわかるはずなのに、櫻子にはすぐには理解出来ない。]
辰っちゃん。
[名を呼ぶと辰次は返事をしてくれた。>>1 それなのに、鬼面をずらして見せてくれた顔は、見たことがないような表情を浮かべていた。]
辰っちゃん、何を言ってるの?
[誰かと会話しているような辰次>>2を恐ろしいものを見る目で見つめてしまう。 辰次を見つめる目から零れるのは何だろう。 わからない。わかりたくもない。]
(12) 2016/07/20(Wed) 01時頃
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[そうしていると、晶の声が聞こえてくる。 何故か視界がぼやけて辰次の姿が良く見えなくなってきたから、櫻子は促されるまま晶についていく。 今は、あの恐ろしい辰次の姿を見て居たくない。
晶が慶一にも声をかけていた。 まさか、カタツムリの同定をもちゃっかり行おうとしているとは知らず。 しかしきっと慶一ならば逃げ果せるだろうと今は晶と社務所に向かい、 そうして会うだろう。 社務所を出たばかりの実代子と。]
みょんちゃん!
[その姿を見つけると櫻子は実代子に飛び付いた。 そうして、しばらくその胸で泣くのだ。 怖い、見たことがないような辰次の姿を思い出して。]**
(13) 2016/07/20(Wed) 01時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 01時頃
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[ ここで待っている、そういった実代お姉さんに私は頷いて、握られた手が離れないように一緒にそこに座っていることにした カチ、カチカチ カチ いったい何回時計の針が動くのを見ていたかな 出て行ったきり辰次さんは帰ってこない、 櫻子ちゃんがどうなったのかも、私にはわからない
ねぇ、実代お姉さん── そう、声をかけようとした時。先に向こうから声がかかる ]
私も…私も行く! 足手まといにならないように、頑張るから
[ 離さないで、そういう様に繋いだ手に力を込める。さっきから胸騒ぎが止まらなくて。気を抜けば不安で視界が歪みそうになるのを必死で堪える 泣いちゃダメ。泣くには、まだ早いんだから
一度大きく息を吐いて、前を進む実代お姉さんに続いて私も社務所を後にした ]
(14) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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櫻子ちゃん…!!
[ 社務所を出て直ぐに櫻子ちゃんたちがいた。だけど、そこに辰次さんの姿はない ]
大丈夫?怪我はない……? …辰次…さんは──?
[ ざわり、ざわりと胸騒ぎは大きくなって、不安に飲まれ尋ねる私の声はかすれてしまっていただろう ]**
(15) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 01時半頃
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ハハ、ッククク……。
実代子は社務所。 智花も社務所。 晶と櫻子も……あれは社務所の方に行くんらかね。 おさかなくんはどこらか……まぁいいや。
[綾瀬明日香の時と違うのは、このウツワが成人男性のものであるということ、それから村の人間のものであるということ。
誰がどこに隠れているか。その記憶は皮肉にも今は彼らを捕まえるのに役立つ。
そしてもう一つ。 村の人間から信頼を得ている人間だと言うこと。]
いーち、にーぃ……。
[数を数える気持ちは可笑しく高揚する。 それが余りに面白くて、楽しいもんだから数を数える辰次の声は時折笑いが零れて、あたりに不気味に響いた。]
(16) 2016/07/20(Wed) 06時半頃
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寂しい気持ちが増えた気がする。
寂しくて寂しくて。
誰かを抱きしめずにはいられない。
同時にそれは嬉しいことでもある。
もう我慢しなくてもいいんだ。
誰かに甘えてもいいんだ。
なぁ、早く。
捕まってくれよ。
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マヌケらて。
[思い出す、晶の悔しさと怒りが混じった言葉>>5のその必死さがおかしくて、肩を揺らして笑う。 次に開くのは同じ口から出たのかと思うほど低く揚揚のない声。訛りもそこにはなかった。]
確かにこの男は間抜けであったな。 他人など助けず、自分だけが逃げていればいいものを。
男の愚行が結局この中の誰かが残らなければならない 斯様な事態を招いたしな。 .
(17) 2016/07/20(Wed) 06時半頃
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─社務所─
[社務所前には、ちょうど出てきたところという具合の実代子>>11と智花>>15]
みぃんなして俺の出迎えか? 泣けるねぇ。いい子いい子してやるっけ。
おいで?
[にたり、いびつに歪んだ口がと見開いた瞳が尋常ならざる辰次の様子を物語る。]
(18) 2016/07/20(Wed) 06時半頃
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[皆に対峙して、話しながら打算する。一番捕まえられそうなのは?一番逃げてくれなさそうなのは?
もしくは。 一番楽しませてくれそうなのは?]
ん?
[ごそ、手を休めようと突っ込んだケツポケットに何か当たる。右には車の鍵と渡し賃と。左には煙草の箱とライターと。]
……邪魔っけらっけ。 いらね……。
[煙草へと落とす視線は色がなく、つまらないものを見るような目つきでそれらを放り投げれば誰か拾ってくれただろうか。 拾えば隙が出る、それを承知で。]
(19) 2016/07/20(Wed) 07時頃
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いい子いい子して欲しい。
頑張ったね、って。
そんな陳腐な言葉でいいんだ。
それが欲しくて、欲しくて。
.
[鬼の正体はウツワとなっても測りかねるが、少なくとも辰次の場合。
胸のうちに抱えていた病んだ心を助長させた。
寂しい、甘えたい。そういう不安定な精神に鬼は巣食った。
さて、それは次に手招きをされた櫻子の場合、いかであるか。]
.
喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 07時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 08時頃
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[振り返らずに走る。 とにかく逃げることだけを考えて。 前が見にくそうな櫻子の手を引いて。>>13]
っは、はあ、
[社務所のすぐ前、実代子と智花の姿が見えた所で止まった。 引き結んでいた口を開いて息を吐く。 櫻子が実代子に飛びつく横で、息を整え。]
実代子姉ちゃん……どうしよ、辰おじ捕まった……
[年上の従姉に会ったことで、歳相応な弱気を垣間見せた。 それは、智花の問いの答えにもなっていただろう。>>15]
どうしたら……でも、捕まりたくは、なくて……
(20) 2016/07/20(Wed) 08時半頃
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[どうしよう、どうしたらいい。
そんな弱気を見せるものの、悩んでいる暇も与えてはくれないらしい。声が聞こえてはっと振り返る。>>18
よく見知った叔父なのに、喋り方も声も同じなのに、 辰次であって辰次ではない。 ぎゅっと拳を握りしめる。]
……二手、分かれよう。 姉ちゃんたちは左、俺らは右で……。
[二組に分かれて同時に逃げれば、どっちを追うかで隙が出来ると踏んで、小声で提案する。櫻子がまだ実代子に掴まったままだったから、自然に組み合わせは決まった。こっそり、智花の服の袖を軽く引いて。]
……っ、ポイ捨てすんじゃねえ!
[辰次だった証を捨てられたような気がして怒鳴る。>>19 でも今は、拾う余裕はない。少なくとも晶には。**]
(21) 2016/07/20(Wed) 08時半頃
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[ 私の投げた問いは晶くんの実代お姉さんへの言葉で答えが出た。辰次さんはW捕まったW その意味を頭が処理するよりも先に、声が聞こえた>>3:18。優しくて温かい声がおいでと呼ぶ。とっさに動いた足は、辰次さんの口元、瞳を見て固まる そこにいたのは、私の見たことのない辰次さん 捨てられたタバコが、彼が変わってしまったことを言葉よりもはっきりと語っている気がした ]
二手…そうだね、固まってるより安全だよね
櫻子ちゃん、実代お姉さん。気をつけてね
[ 引かれた袖に一瞬目を落として、晶くんに向き直る。足手まといにならない様にしないと ]
晶くん、行こう!!
[ 落ちたタバコを横目に見て、晶くんへ声をかける。茂った木々が姿を隠してくれることを願って、視線はまっすぐ拝殿裏の鎮守の森の方へ ]**
(22) 2016/07/20(Wed) 10時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 10時半頃
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[後で数を数える声が聞こえる。>>16 晶と繋いだ手を力が籠る。 辰次から逃げていた時は力強く引いてくれていた手。>>20 しかし、従姉である実代子にあった時に漏れた声で、晶が気を張っていたことを知った。 それに、実代子の横から智花も声をかけてくれ>>15 それで少し落ち着いて実代子の胸から顔を上げた。]
辰っちゃんは……。
[櫻子は智花の問いには答えられなかった。 代わりに晶が答えてくれて、そして間もなく声が聞こえてきた。]
(23) 2016/07/20(Wed) 13時頃
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[何やら耳打ちをする甥。>>21 大方逃げる相談でもしているんだろう。この男がそうであったように。このウツワは人の弱い思考が、感情が、手に取るようにわかる。]
難儀なもんだな。 頼りになる大人が頼りにならんくて。
[自虐と取るには嘲笑が勝る表情で。 いつでも走り出せるようにと屈伸を何度か。
先に動き出したのは晶と智花か。 同時に走り出したろうか、実代子と櫻子の方も一度見る。
櫻子の惑う瞳と目が合ったか。 その視線に穏やかな笑みを返すと 刹那…──
踵で勢いよく地面を蹴って 鎮守の森の方を追いかけた。]
(24) 2016/07/20(Wed) 13時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 13時半頃
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[智花ちゃんの手を握ったまま、ついていくという彼女と一緒に社務所を出てすぐ。 飛び込んできたのは見知った姿だった。>>13 反射的に抱き留める。 さくちゃんは泣いていた。まるで何かに怯える子どもみたいに。]
さくちゃん!……さくちゃん?どうしたの、何があったの?
[助けに行ったはずの辰次おじちゃんは? 湧いてきた疑問は代わりに智花ちゃんが口にしてくれた。>>15 途切れたさくちゃんの言葉は従弟が続けてくれた。]
……捕まったって……辰次おじちゃんが?
[さあっ……と。体内の血の気が引いていく感覚。 叔父が捕まったと告げる従弟の表情は泣きそうで、悔しそうで。>>20とても嘘などついているようには見えない。 そして、……それを裏付けてくれる存在がやってきた。>>18]
(25) 2016/07/20(Wed) 16時半頃
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……辰次……おじちゃんなの?本当に?
[姿形も声の色も、見知った彼の姿と同じ。 けれど、違う。獲物をいたぶるような瞳。吊り上がった口角。 ーー取り憑かれているのだと、一目でわかった。]
……どうしよう、逃げないと。さくちゃん、走れる?
[まるでゴミを捨てるかのように、地面に転がったタバコを見て。胸を引き絞られるような痛みに襲われた。 考えている暇はない。智花ちゃんと手を離して、今度はさくちゃんの手を握った。 拝殿裏の方に行く素振りを見せる二人に、逆方向……社務所に来たときの道程を見据えた。]
(26) 2016/07/20(Wed) 16時半頃
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――社務所――
[実代子の胸で泣いていたその時、辰次が現れた。>>18 皆気付いたのだろう、辰次に視線が集まる。 櫻子の視線も同じように辰次に引き寄せられて。]
目が合った。 その時、辰次が穏やかに微笑んだように見えた。>>24]
辰っちゃん!!
[思わずそう声をかけるも、時すでに遅し。 鎮守の森の方へと向かう晶と智花、そしてそれを追いかけるように辰次が走り去っていく。]
(27) 2016/07/20(Wed) 18時頃
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うるせえっ。
[頼りになる大人が頼りにならない。>>24 内心辰次に頼っていたこと、そして脱落した辰次を馬鹿にされたような気がして、短く言い返す。
背後は振り向かず、智花と共に鎮守の森を目指す。 振り返る動作も惜しいので確認はしないが、追ってくる足音が背後から聞こえる。]
おっつかれる、隠れるとこ、目くらまし……
[成人男性に本気で走られれば、長くは持たないだろう。 森の奥へは範囲外で行けないかもしれないが、木々や暗さで身が隠れるのを期待する。なるべく身体を低くして、茂みに隠れながら走った。*]
(28) 2016/07/20(Wed) 18時半頃
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[辰次が走り去った後に残る数々。>>19 実代子もそれを見たのだろう。 実代子に手を握られれば頷く。 視線で拝殿の方に戻るのだと伝わる。 今はここにいることは得策ではない。]
みょんちゃん、行こう…!
[辰次は、晶たちはどこに向かったのだろうか。 晶ならば、きっと逃げ果せてくれる。 だから今は自分たちも逃げなければ。
拝殿方向に実代子と逃げる直前、櫻子は辰次の落としたそれらを見た。]
(後で拾いに来るから…!)
[今は、辰次はオニになってるだけ。 きっとすぐに戻る。 その時に、返してあげなくちゃ…。 その思いを視線に込めて。]
(29) 2016/07/20(Wed) 19時頃
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─→鎮守の森─ [地面を蹴ると地面との接地面から神経を伝わる痛覚。
捻った足首は違和感を痛みと言う形で訴え続ける。 これでは全力疾走は難しそうだ。]
ふん…。 所詮次までの繋ぎ。消耗品にすぎぬ。
[これで興ざめにはさせぬ、と笑みは絶やさぬまま。 足に気を取られて姿を見失ってしまったが ガサガサと動く茂みが居場所を告げる。 辰次はそう思い込む。]
なあ、晶。 昨日言ってたろ、ジジババニャン。 俺まんずよぅ知っとるっけ、一緒に話そうや。
[実代子から聞いた話だとは言わないけど>>0:43まだ辰次の振りでもしてくれたら出てきてくれるんじゃなかろうかと。]
(30) 2016/07/20(Wed) 19時半頃
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まぁいいか。
止まらない、寂しいのが止まらないから。
早く誰か捕まえないと。
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―鎮守の森―
[ある程度距離が取れたかと、茂みに隠れながら息を潜め。 じっと、オニの姿を見つめる。>>30 どうやら見失ってくれているようだが、油断大敵。 智花に、口元に人指し指を当ててしー、のポーズ。
ジジババニャンの話題に、 ふざけんなと叫びそうになるのを耐えた。 俺は辰おじと雑談したかったんだ、お前とじゃない。 辰おじを利用すんな、と心の中で文句を言う。 我慢しろ、我慢と自分に言い聞かせ。
足元に落ちていた木の枝を拾い、なるべく遠くへ投げた。 枝は地面に落ち、石に当たって、微かに音を立てる。**]
(31) 2016/07/20(Wed) 20時頃
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[鬼の面を正面から被り直して顔を隠す。]
なぁ、俺さぁ…。 親父が死んでから寂しくて寂しくて……。
寂しくて 寂しくて さみしくて さみしくテ サミシクテ サミシクテサミシクテ……──── しょうがないんらっけ。 俺のこと慰めてくれや。
[そう言えば相手は出てきてくれたろうか。
いずれにせよ、辰次の求める通りにならないとわかると 他を狙うのみ、と踵を返して拝殿の方へと向かった。]
(32) 2016/07/20(Wed) 20時頃
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[さくちゃんの手を握ったまま、走る、走る。 どれくらい走っただろう。先ほどまでいた拝殿が見えてきた。色褪せた鈴緒に、ひび割れた賽銭箱。石でできた灯籠の元まできて、やっと息を吐いた。]
……っ、はあ……。
[こんなに全速力で走ったのはいつぶりだろうか。 深く息を吸って、呼吸を整える。にたり、と笑った叔父の表情が、瞼の裏に残っていた。]
(33) 2016/07/20(Wed) 20時半頃
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……ねえ、さくちゃん。 辰次おじちゃん、どうして捕まっちゃったの?
[何処か抜けていて子供っぽい部分もあるけれど、優しくて頼りになる叔父。脳裏で笑う彼の顔が、先ほど目の当たりにした不気味な鬼の顔に塗りつぶされていく。激情が胸の中を焼き尽くそうとしている。頭を振って、さくちゃんの顔を覗き込む。]
……辰次おじちゃんは、さくちゃんを助けに行ったんだよ、ね?
[私の視線は、彼女にはどう映っただろうか。 さくちゃんのことを責めたいわけじゃない。さくちゃんは何も悪くない。自分の中の良くないものを出さないように、心の中で呟く。 その行為にはどれだけ意味があっただろうか。]
(34) 2016/07/20(Wed) 20時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 20時半頃
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――拝殿――
[櫻子も実代子と走った。 走って走って、そうして徐々に辰次から離れていく。 逃げていく。 あの恐ろしい笑みを浮かべたオニから。
そうして、無事に逃げ果せたと思ったのに。 目の前の実代子はそれを許してはくれない。>>34]
辰っちゃんは…。
[言葉に詰まる。 あの時、オニを目の前にして自分が声をあげなければ。 自分の足で逃げていれば。 オニを引き付けるために向かった辰次を引き留めていれば。
オニに捕まる前に辰次も思った もし が櫻子の脳裏を過る。]
(35) 2016/07/20(Wed) 20時半頃
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[櫻子の脳裏を過る もし はすべて、櫻子が何かを成していれば防げたはずだ。 実代子には責めるつもりはないのだろう。 けれど、目の前でオニに捕まった辰次を、歪な笑みを浮かべる辰次を、見てしまった櫻子には、その視線は糾弾のように感じられた。]
実代子ちゃんには、わからない――!
[櫻子の口から悲鳴が漏れる。 この世界に来てから何度叫んだだろう。 それでも、声は枯れる事なく異世界に響き渡る。]
(36) 2016/07/20(Wed) 21時頃
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── 鎮守の森 ──
[ 晶くんと同じ様に私も背を低くして走った、飛び出た枝が服や髪に引っかかるのも気にせずに ]
(こわい…──)
[ この知らない空間が。帰れないかもしれないっていう、不安が。変わってしまった辰次さんが──
今までふざけて怒られたってこわいと思ったことは一度だってなかったのに。晶くんへ話しかける声>>3:30さえも、背筋が凍るほど恐怖を感じさせるものだった
茂みから辰次さん…ううん、鬼の様子を見てみたら、私たちのことを見失ったみたい。どうしようかと晶くんへ視線を向ければ、立てられた人差し指>>3:31 小さく頷いてわかったと告げる。それから投げられる枝を目で追って、鬼のお面をかぶり直した辰次さんへ視線は吸い寄せられる ]
(37) 2016/07/20(Wed) 21時頃
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[ 寂しく さみしくて、サミシクテ
これは本当の辰次さんの気持ちなのかな 私にそれを知るすべはない。だけどその声は私の心を揺らすのには十分だった 大丈夫だよ、そう伸ばしそうになる手を口ものに持って行って、声が出ない様に抑えることで必死に押しとどめる せっかく隠れてるんだから 私が勝手に動いて晶くんまで危険な目に合わせるわけにはいかない
ほんの少し前に差し出した小指。ごつごつとした感触と温かい体温が伝わっていたそこは、森を抜ける風で冷たく感じた ]**
(38) 2016/07/20(Wed) 21時頃
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みょんちゃんは、自分で進路を決めて、自分で仕事を決めて、都会に出て行った。 みょんちゃんは、自分のやりたい事をちゃんと持って、自分でその道を切り開いた!
[実代子を見て叫ぶ。 憧れのお姉さんで、高校卒業と共に憧れの都会に行ったお姉さん。 一人でだって生きていける強い人。]
私知ってるもの。 おじ様もおば様も、みょんちゃんには辛く当たるけど、本当はすごく心配してる。 辰っちゃんも晶も、村のみんな、みょんちゃんを心配してる。 そしてそれ以上にみょんちゃんに期待してる!
[村から都会に向かう姿は目立ち、色々と言われた事もあっただろう。 それでもこのご時世、女の身一つで働いている実代子をみんなが見守っていることを知っている。 過去があるから皆口に出来ないだけで。]
(39) 2016/07/20(Wed) 21時頃
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私にはそんな事出来ない!
[辰次は頼れと言った>>2:75。甘えろと言った>>2:82。 頑張ると言ったけれど、期待に応えようと言う事を聞いて育った櫻子にはまだ、実代子に甘える事が出来なかった。]
私がオニになれば良かった…。 だったら辰っちゃんはきっとオニにならずに、皆が助かる方法を探してくれたのに…。
[時間稼ぎだろうが何だろうが。 それでも、その方が何倍も助かる確率は高かっただろう。 それに。]
実代子ちゃんは、村に戻らないと。 おじ様もおば様も、それに晶くんも智花ちゃんもみんな、みょんちゃんの事待ってるよ。
[冷静ではないのだろう。 今、辰次から逃げたとしても村に帰る方法は何一つ見つかっていないのに、ここで実代子を逃がせば何とかなると櫻子は思った。]
(40) 2016/07/20(Wed) 21時頃
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それに、辰っちゃんに恩返ししないと。
[助けてくれた辰っちゃんを置いて逃げているから、実代子の視線がこんなに突き刺さるのだ。]
私、辰っちゃんを呼んでくる。
[脳裏には辰次の恐ろしい笑みが浮かんでいるが、このままではいられない。 皆が逃げるにしても、囮は必要だ。 今度は、櫻子が囮になる番だ。]
(何か目立つもの…)
[思い出したのは辰次が落とした物ら。>>19 曇天でうす暗いこの世界に、きっと辰次の方から火を灯せばすぐに見つけてくれるだろう。 櫻子はじりじりと実代子から距離を取る。 そうして実代子と別れようと。 せっかく晶が二手に分かれようと提案してくれたのに。>>21]*
(41) 2016/07/20(Wed) 21時頃
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− 手水舎 −
[木の棒は柱に立てかけておき、カタツムリを眺める。]
おおお左巻き。 殻色が濃いが、黒変種はわりとあるからな… とりあえず、確保して後ほど、精密調査だ。
しかし、1匹いたということは、探せば他にもいるという仮説のもと、僕は頑張るぞ。
[採集したカタツムリを、手水舎にぶら下がっていた手拭いに包んで、これまた備品の柄杓におさめ、手拭いの余りで封をして、そのまま柄杓はハーフパンツのベルトループに、刀のように差す。 半裸のみならず、ますます奇矯な恰好になっているが、当人は気にしない。]
(42) 2016/07/20(Wed) 21時頃
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カタツムリは中間宿主になっていることがあります。 触った後は、よく手を洗いましょう。
[教育的指導をつぶやきながら、手水舎で手を洗う。]
(43) 2016/07/20(Wed) 21時頃
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[どうやら鬼は本殿裏の広い鎮守の森へ誰かを追って行ったようだ。 少なくとも視界の中に動きはない。]
愁嘆場になって鬼渡しの連鎖が発生する可能性もあったけど、 晶少年が逃げろと指示を出していたからな。
辰次さんが奪われた瞬間にそれができるとは、さしづめ、群れを率いる若きリーダーの誕生といったところだ。
僕は素晴らしい瞬間に立ち会ったぞ。
(44) 2016/07/20(Wed) 21時頃
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[ふとみると、柄杓はまだ1ダースほどもあった。]
♪だれかさんが だれかさんが だれかさんがみつけた
[有名な童謡を口ずさみながら、周囲の土を手水舎の水でいくらか湿らせて柄杓に詰めてゆく。 ひとまずアイデアを形にすると、試しにひとつ、木の幹を狙って柄杓を振り抜いた。 泥玉が放たれて、命中するとパシンと砕けて飛び散る。]
いい出来。
(45) 2016/07/20(Wed) 21時半頃
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これなら、女子供にも扱えるでしょう。
[残った柄杓にも泥玉を詰めて並べておく。 うまく鬼の顔にぶつけられれば目つぶしになるか。 石を混ぜていないのは、ダメージを与えるのが目的ではないからである。]
(46) 2016/07/20(Wed) 21時半頃
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[枝が効を奏したかかはわからないが、とにかく辰次の姿が遠のいて、は、と息を吐き出した。心臓がばくばくとうるさい。>>32]
ああ……くそっ。 辰おじのばか……
[姿が見えなくなってから、ぼそりと呟いた。 寂しい、寂しい。>>32
その声が本物にしか聞こえなかったから、どきどきする心臓がちょっと切ないのだ。]
(47) 2016/07/20(Wed) 21時半頃
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[カツン>>31 枝のような軽いものが鳴る音。それから茂みが鳴る音。 そろり、歩み寄って距離を詰めてから 静かに腕を振りあげる。]
そこ…かっ!!
[勢いよく降ろした腕は空を切って茂みに潜る。
そのことに盛大に舌打ちして悪態をつく。]
(48) 2016/07/20(Wed) 21時半頃
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[ひっそりと吹き抜ける風>>38が、小指に絡みついて遊んでいく。 まるであの時の冷たさを思い出させるように。 彼女を傷付けてはいけない、と忠告めいた冷たさで。]
(49) 2016/07/20(Wed) 21時半頃
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[この逡巡は誰のもの。 否、そんなことはどうでもいい。]
ならばよかろう。 逃げ惑う童は一人ではなかろうて。
[そう吐いて、来た方向へ引き返した。]
(50) 2016/07/20(Wed) 21時半頃
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[実代子は引き留めてくれただろうか。 もしかしたら、その言葉を待っているのかもしれない。 けれど、もし引き留めてくれなかったとしても、 櫻子は走り出す。 社務所前、辰次が残した物を取りに。]
ライター、あった…!
[煙草と、車の鍵と渡し賃。 車の鍵はここに車がないし、渡し賃なんて縁起の悪いものは手にしたくない。 だから、ライターと煙草を手に取る。
そして、左手に煙草、右手にライターを持って、カチカチと火を付けようとライターを弄る。]
(51) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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[最近のライターは子供が簡単に使えないように重くなっているらしい。 焦りと不慣れな手つきでライターに火を灯そうとする。 そうして、煙草にも火を灯せば、辺りには煙草の煙が漂うだろう。 辰次が好んだ銘柄だ。 例えオニとなっても、その身が好んだ匂いは忘れえぬはずだ。]
辰っちゃん、どこにいるの!
[煙草を吸わぬ櫻子に、煙草の火がどの程度持つのかわからない。 それに、それを辰次に向けるつもりはないのだ。 辰次を傷付けるつもりはないのだから。]
(52) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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――オニさんこちら!
[そうして思い出した。 あの時もこうして辰次はオニを呼んでいた。>>1:64]
手の鳴る方へ!
[大きな声を出せば、煙草など必要なかったのかもしれない。 それでも、ただのオニではなく、このオニが辰次である証明をしたかったのかもしれなかった。]*
(53) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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智花ちゃん。 俺……俺さ。
[地面に座り込んで、あぐらをかく。 櫻子の叫びは、遠かったせいで聞こえなかった。>>36]
ちょっとだけ、いけないこと考えた。 誰かを差し出して、辰おじ、助けられないか、って……
[やはり縁の薄いカタツムリ兄貴の顔がよぎったのは秘密だ。]
でもさ、……無理だよね。 そんな風に誰かを犠牲にするのなんて…… 想像したら、怖くて。 俺、そんなこと出来そうにないや……
[自分には辰次は助けられない。 誰かを差し出したり、まして自分を差し出すのも無理で。 結局、何もかもから逃げることしか出来なさそうで。]
(54) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 22時頃
櫻子は、辰次の煙草を見て顔を顰めた。
2016/07/20(Wed) 22時頃
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─→拝殿─
[社務所から本殿の時へ向かった時同様。 櫻子はどこにいるかすぐにわかる。>>36>>40]
恩返し…かぁ。 いい心掛けだっけ。
やーっぱり、櫻子は優しいなあ。
[晶や智花がしたように茂みに身を隠して実代子と離れたのを見計らってから、辰次は櫻子に声を掛けようと社務所の方へ追う。]
(55) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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[ 遠のく鬼の足音を聞いて、ほっと息が漏れる。緊張が解けて冷や汗が肌を伝った
地面にあぐらをかく晶くんの横にしゃがめば、晶くんが話し始める ]
うん、いけないこと…だね でも考えちゃうことでもあると思うよ
私たちみんな、辰次さんのこと大好きだもの 明るく笑って、私たちを元気付けてほしい
[ なんども聞いた笑い声が、頭の中で再生される。何か悩んでいても笑い飛ばして大丈夫だって言ってくれるその声が、私はとっても好きだったんだ ]
私も、怖いよ それにきっと…そんな事して戻ったって 辰次さんが知ったら、悲しむと思う
[ 自分を助けるために他の誰かが犠牲にされたなんてあとで知ったら、私だって嫌な気持ちになっちゃうもの ]
(56) 2016/07/20(Wed) 22時頃
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[櫻子の声がした。>>53 あれは鬼と遊ぶ呪文だ。]
そういや、初対面の明日香さんのことも助けようとしたくらいの人だし。
[再び、木の枝を手にすると、先程と同じく、右に左に不規則に曲がりながら、そっと移動を開始した。]
(57) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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今は、逃げて逃げて……それだけしかできないけど それでも、いつかは…みんなで帰る方法 見つけたいなぁ
[ そんなの、全然わからない。ただの願望だけど ただ暗く気持ちが落ち込むよりは、なにか希望をもっていたくて。みんなが助かる方法がきっとどこかにあるんだって、そう…自分に言い聞かせるんだ
その時の私にはまだ、櫻子ちゃんの声>>53は届いていない ]**
(58) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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うん。喜ばない、と、俺も思う。 でも、そんな辰おじ、助けられないんだな。
結局、どうしようもねーのかな。 情けねーや。
[はあ、と溜息をついて下を向いた。>>56>>58 きっと情けない顔をしているから、見られたくなくて。]
皆で帰る方法、か……
[あればいい。だけど、爺さんの友達もずっとここに居た。 そんな方法、あるのだろうか。 どうしても弱気になってしまう。]
なんでこんなことになったんだろなあ……
[嘆いても仕方ないことをぼやいた。*]
(59) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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[煙草に火をつけようとする彼女>>52があの時の自分のように鬼を呼ぶ。>>53その鬼は今は自分だ、とすんなり理解できるが、それがいけないことだとは思わない。]
煙草はな、吸いながらでないと うめこと火はつかねぇぞ。
[背後からそう言うと触れぬように、櫻子の指から煙草を取ると、鬼の面を少しずらして灯して吹かす。 それをまた同じように返すと]
で、何で煙草つけようとすんだ?
(60) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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――社務所――
[この世界の時の流れはどうなっているのだろうか。 オニを呼んだものの、辰次を目の前にして冷静を保っていられる自信はない。 明日香ちゃんがオニだった時とは違う。 相手は成人をとっくに過ぎた男がオニとなっているのだ。 ライターの火にフィルターを炙るも火が付かない。 ただ焦げていくだけ。 焦燥に駆られていたその時、声は背後から聞こえた。>>60]
(61) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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[手の中の煙草が抜き取られる。 ぽかんとそれを目で追って。 再び戻ってきた煙草に、辰次の顔と煙草を交互に見る。]
――辰っちゃん!
[思わず目が潤む。]
だって煙草なんて吸った事ないんだもの。
[目の前の辰次は、煙草の火一つ付けられない櫻子を見かねて出てきてくれたのだ。 近くで見たその顔は櫻子が良く知る辰次のもので。]
(62) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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良かった辰っちゃん。 元に戻ったのね。
[あんな怖い笑みを浮かべていたのはきっと自分の気のせいだったのだ。]
辰っちゃんにあげようと思ったの。 煙草好きでしょう? 鬼渡しはもう終わりにして――みんなで、帰ろう?
[それは懇願。 しかし、それでも辰次に触れられないのは、どこかで知っていたからだろう。 辰次がオニであることを。]*
(63) 2016/07/20(Wed) 22時半頃
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ケイイチは、櫻子との距離は縮まっているかもしれない。
2016/07/20(Wed) 22時半頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/20(Wed) 22時半頃
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[風が煙草の匂いを運んでくる。 正しく風下から目標に近づいているようだ。]
ニコチンは嫌いだ。 猛毒だぞ。
[口をへのじに曲げながら、物陰から様子を伺う。]
(64) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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うん…帰る、方法
[ 口にすれば口にするだけ、理想が遠のく気がして。目にたまる水分を瞬きで無理やり散らす 晶くんは下を向いてるから、私の散らした水もきっとばれないはず
なんでこんなことになったのか
そんなぼやきに返す答えなんてあるはずなくて。「なんでだろうね」なんて、私も問いで返す ]
ねぇ、晶くん 帰ったらみんなで辰次さんの用意した よく冷えたスイカ食べよう それと、花火もしよう
あと、街の話を櫻子ちゃんにいっぱい聞かせてあげるの
[ 当たり前に来ると思っていた現実。なのに、今行ってみると、まるで夢物語のように聞こえて それでも下を向くことはしない。周りをしっかり見ておかないと、危ないから ]*
(65) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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煙草、やめてくれよ。
[鬼の面の下で鋭い目つきを下げて櫻子を捉える。]
本当は別に吸いたくて吸ってるわけじゃねぇ。 こんなもんとっくのとうにやめたんだ。
[余計なことを言わないために、口に押し込んでただけなんだから。]
でもな、もう必要ねんだよ。こんなもん。 止まらねぇンだよ。 寂しい気持ちが。情けねぇと思われっかもしんねっけど…。
でも、もう我慢したくねんだ。 もう寂しいのも辛いのも。
(66) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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[「元に戻った」そういう櫻子の何と愚かなことよ。 この少女は決して自分に触れない、否触れられないのだ。 信じたい、その痛いほどの気持ちが愛おしくて
滑稽でたまらない。]
(67) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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[辰次の顔はすぐに鬼面に隠されてしまった。 けれど続いた台詞は、ひどく人間らしく、辰次らしくて、泣き笑いみたいな顔になった。]
そうよ。 皆体に悪いからやめなさいって言ってたのに、ようやくやめるのね。 亡くなられた七尾のおじい様も安心されるわ。
[死ぬ間際まで心配していた。 なのに、葬儀の間も辰次は忙しなく働いていて。]
情けなくない。 きっと辰っちゃん、ちょっと疲れたのよ。 ずっと忙しかったもの。
[泣いたのだろうか。 櫻子はその姿を見ていないけれど、誰かが辰次を泣かせてあげていたのだろうか。]
(68) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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[にこり、静かに微笑む。]
だからさ……。
[ああ、駄目だ。抑えきれない。
端正に整えた弓なりが歪んで吊り上がる。] 抱きしめても…いっかね?
[もうすぐ願いが叶うと思うと頬が緩むのを抑えられない。]
(69) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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[目を細めてみたけれど、ちょうど、間に拝殿があって、向こう側がよく見えない。 背を屈めてスルスルと拝殿まで行くと、膝をついて拝殿の床下に潜り込んだ。
そこは静かでひんやりとしている。]
いい環境だね。
[そのまま匍匐前進で這ってゆく。
上半身裸だが、地面に腹這いになることを少しも厭いはしない。 まさしくフィールド研究者たる所以。]
(70) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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あー……うん。
[スイカに花火。夏まっさかり。>>65 本当に出来るか、いつもの明日が来るかはわからないけど、さすがに智花が自分を元気づけようとしてくれているのが伝わってきて、ようやく顔をあげた。]
かき氷も食べたいなあ。 アイスもいいんだけど、あっついときは氷だよな。 辰おじにはホースで水かけてやろう。
[から元気を撒いて。 ふと、オニの行方が気になった。]
実代子姉ちゃんたち、大丈夫かな? あっちも逃げきってるといいんだけど。 あと、いきなりこっちにもバーンと出てきたり……は、しないよな?
[周囲をいまさら見回した。]
(71) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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[私の視線がさくちゃんの目にどう映っていたのか。すぐに分かった。 目が合った、彼女の瞳は何処か泣き出しそうな色をしていて。 彼女の口からこぼれてきたのは、悲痛な声。]
なっ……!
[それは、極限状態が引き出した彼女の本音だったのだろうか。張り詰めていた彼女の糸を、私が切ってしまったのだろうか? 彼女が引いた言葉の矢が、私に突き刺さる。]
……知ったような口、聞かないでよ……。
[堪えていたものが、ついに吹き出してしまった。 都会に夢を見ていた自分。田舎が嫌で、この村で一番死んでいくのが嫌で、都会に逃げた自分。都会に飲み込まれて、惨めに逃げ帰ってきた自分。 自分で自分のことが嫌いで仕方ないのに、そんな私のことを、さくちゃんは慕ってくれて、きらきらした真っ直ぐな瞳で突き刺してくる。今だって。 刺された傷はじくじくと広がって、痛みを増す。 こんなことで言い争いをしている場合じゃないって、分かっているはずなのに。]
(72) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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|
[人目につかないよう、あまり端までは出ない。 低い位置に制限された視界に、立ち会う者の膝から下がかろうじて見えた。]
近い、 近いぞ。 二人の間合いが。
[エドワード・ホールあるいは西出和彦のパーソナルスペース論理を思い出しながら、重ねた手の上に顎を乗せた。]
(73) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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我慢しなくていいよ。 ちょっとだけ、そう、ちょっとだけ休憩しよう?
[煙草を吸うために少しだけずらされた鬼面の下から、静かな微笑みが見えた。>>69]
辰っちゃん――?
[辰次の滅多にない弱音。 それが辰次の本心であれば、抱き締めてあげるべきなのだ。]
――…うん。
[頷く。 恩返しをすると言った。 これだけ辰次が苦しんでいるのに、それなのにどうして手の震えが止まらないのだろう。 辰次の方になかなか伸ばせぬ手を、理性で抑えつけて答えようとするも。
慶一の存在にはまだ気付かない。>>73]*
(74) 2016/07/20(Wed) 23時頃
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ケイイチは、櫻子の足を眺めながら、休眠中のカタツムリのように静かにしている。
2016/07/20(Wed) 23時頃
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[辰っちゃんを呼んでくる、と彼女は言った。それはあまりにも無謀な言葉。 彼女の瞳は覚悟を決めてしまった者の色をしていて。良い方向に向かうとは到底思えないそれに、仕向けてしまった理由の一つは間違いなく自分だ。
止めなきゃ、と思った。 もしさくちゃんと今の辰次おじちゃんが出会ったとして、それは私たちの知る彼ではないのだ。そんなことは彼女だって分かっているはずなのに。 離れていくさくちゃんの影。止めようとして伸ばした手は、しかし彼女の体を捉えることなく地に落ちる。]
(なんて声をかければいいんだろう)
[彼女を追い詰めてしまった、この私が。 伸ばしたその手で顔を覆った。]
(75) 2016/07/20(Wed) 23時半頃
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――少し前の拝殿――
[櫻子が投げた言葉に返ってきた実代子の言葉。>>72 でもそれは櫻子の言葉でもある。]
なら話して! 言ってよ…みょんちゃんの気持ちを聞かせて…。
[辰次は実代子が落ち込んでいると言っていた。>>0:71 小娘でしかない櫻子は、言ってくれないとわからないのだ。]
辰っちゃんも心配してた。 ね、早く優しい辰っちゃんに戻って貰わないと…。
[どうやって戻せばいいのかわからない。 明日香の時と同じく、鬼面を前にしたら怯えてしまうだろう。 それでも、辰次を必要としている人がここにもいるのだから。
そして、櫻子は社務所の方へと走り出す。 辰次に会うために。]*
(76) 2016/07/20(Wed) 23時半頃
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そうだなぁ…。 親父にもよう言われたっけね。
[亡くなった、と言う言葉には面の下で目を伏せて。>>68
更に言葉を重ねて>>74 この年端もいかぬ少女が今自分のことを慰めようよしている。それが有難くて、滑稽で。]
そうだなあ…疲れたかもなぁ。 気持ちだけ馬鹿に張り詰めて。
[捕らえた。 心も。
そしてこれから身体も。]
(77) 2016/07/20(Wed) 23時半頃
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[まだ火のついた煙草を櫻子に持たせるのはしっかりと抱きしめられるように。
寝間着にする薄い着物越しに少女の温かい身体に腕を回して上体を密着させる。風呂上がりの良い匂いが髪から香る。しっとりと濡れた髪は半乾き故か汗故か。
胸に、腕にすっぽり収まる少女の身体は小さくこわばり、心の臓は自分よりもずっと早く駆け巡る。 トクトクとなる鼓動に耳を寄せるように首元に顔をうずめ
そして囁く。]
捕まえた。
(78) 2016/07/20(Wed) 23時半頃
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[捕まった。
まだ躊躇していた手ごと。 震えた手は、しかし裏腹に煙草だけはしっかりと掴んでいた。 辰次はもういらないと言っていたけれど、
オニは、火を、怖がると思っていたから。]
(79) 2016/07/20(Wed) 23時半頃
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[一つ、境内の外へは出ぬ事
一つ、他者に大怪我を相手に負わせぬ事
ただし、転んだ時の擦り傷、掠り傷はその限りではない
一つ、捕まえる際に物は使わぬ事
以上が鬼渡しの禁忌よ
それ以外は何をしても許されよう]
[実代子は拝殿前。
晶と智花は鎮守の森。
おさかなくんは行方不明。]
[それが鬼がこのウツワで得たこと。
そして辰次の一連の言動はこのウツワに鬼がもたらしたこと。]
|
[そんな櫻子の僅かな知識など何の役にも立たなかったのだ。 抱き留められ、胸が早鐘の様に鳴る。 それは情ではなく、恐怖から。
ほら、耳元で囁きが聞こえた。>>78
ああ、オニが移ってしまう。]
(80) 2016/07/20(Wed) 23時半頃
|
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[気持ちを話してほしい、とさくちゃんは言った。 私の心の中で、色んなものがぐるぐると渦巻いている。 話してもいいのだろうか?惨めな自分のことを。 本当は分かっている。何をさらけ出したって、さくちゃんは私のことを笑ったりなんかしない。つまらない意地を張っているのは私の方だ。 なのに。]
……私は、さくちゃんが思ってるような、立派な人間なんかじゃないよ。
[彼女の瞳は見れないまま、そう呟いて。 自分の前から走り去る足音をただ聞いていた。]
(81) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/07/21(Thu) 00時頃
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隠れてるほうが安全だろうだけど…
[落ち着かなくてそわそわする。 残りの三人が気になるのもあるし、オニが突然現れたりしないかという怖さ。神出鬼没なんて言葉もあるくらいだし。
隠れていることもまた、精神的な戦いなのだと実感中。]
(82) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/21(Thu) 00時頃
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辰っちゃん――…。
[恐怖から名を呼んだのに。
次の刹那、辰次の腕の感触が消えた。 視界も失われる。
まるで、辰次が消え失せたように。 まるで、何かに覆われたように。]
(83) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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もう、寂しくないよ――…。
(84) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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[鬼面に覆われた櫻子の顔は外からは見えまい。 それでもその声は、どこか、弾んでいた。]*
(85) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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[きつく抱きしめたその腕は緩むことはなく、その態勢のまま 男の身体は粒子となっていく。 空気に溶けるように消えていった頃にはその抱きしめられている感触も消えるだろう。]
櫻子、勘弁。
[そう言う辰次の顔にもう鬼の面はなかった**]
(86) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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